JP2009500192A - ペットボトルのプリフォーム用支持装置 - Google Patents

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Abstract

ペットボトルのネック部を熱処理して結晶化する工程において、プリフォームを支持しながら工程進行方向に移送されるペットボトルプリフォーム用支持装置を開示する。本発明によれば、プリフォームPのベースリングPaを支持するとともにホルダー200とプリフォームP間の熱伝逹を遮断する断熱材のホルダースリーブ400がホルダー200の上端開口部202に設置された構造をなすので、断熱材のホルダースリーブ400によってプリフォームPとホルダー200間の熱伝逹が遮断され、プリフォームPのネック部が熱損失なしに早くて均一に適正温度に加熱されて満足に結晶化する。
【選択図】図5

Description

本発明はペットボトルのネック部を熱処理して結晶化する工程において、プリフォームを支持しながら工程進行方向に移送するペットボトルのプリフォーム用支持装置に関するものである。
周知のように、ペットボトルに飲料水または穀物などの保管材料を投入するとき、高温の投入用ノズルがネック部に接触するか近接する場合には、ネック部が変形する危険があるので、ネック部が耐熱処理されたペットボトルを利用しなければならない。
前記ペットボトルの製造において、ペットボトルプリフォームのネック部を一定時間のうち適切な温度に加熱してから冷却すれば、ネック部の粒子が結晶化して耐熱機能を有することになる。この際、ペットボトルプリフォームは、図1〜図4に示すような支持装置に挿入されて支持され、この支持装置は、別の移送手段によって回動しながら工程進行方向に移送される。よって、ペットボトルプリフォームは、図1〜図4に示すような支持装置に挿入されて支持された状態で、回動しながら工程進行方向に移送され、支持装置の外部に露出したペットボトルのネック部がヒーターによって高温熱処理された後、冷却コアチャックによって冷却成形される。
従来のペットボトルプリフォーム用支持装置は、図1〜図4に示すように、別の移送手段(図示せず)に連結される伝動部110、及び伝動部110の上方に位置するホルダー連結部120を備えたベースブロック100と;下端開口部201がベースブロック100のホルダー連結部120に固定される円筒管状のホルダー200と;ベースブロック100に設置され、プリフォームPのベースリングPaがホルダー200の上端開口部202から所定間隔離隔するように、ホルダー200に挿入されたプリフォームPを弾支するプリフォーム弾支部300とからなる構造をなす。
前記弾支装置300は、使用者の必要に応じて、その構造に少しずつ違いがあり得るが、通常、図1〜図4に示すようなものが一般的である。これによれば、前記弾支装置300は、ベースブロック100の第2収容孔100bに直線状に往復移動可能に内設されるナット310と;プリフォームPの底面が載せられて支持されるプリフォーム支持部321、及びプリフォーム支持部321の底面から突出してナット310に螺合される螺合部322を備えたプリフォーム支持棒320と;ベースブロック100の第2収容孔100bに内設され、ナット310、及びこれに締結されたプリフォーム支持棒320を上方に弾支するスプリング330とから構成される。このような場合、前記ベースブロック100には、図1〜図3に示すように、プリフォーム支持棒320の螺合部322を収容する第1収容孔100aと、ナット310とスプリング330が収容される第2収容孔100bとが形成されなければならない。ここで、未説明符号“340”はベースブロック100の第2収容孔100bに挿入されて固定され、ナット310の離脱を防止するストッパー、未説明符号“350”はナット310を取り囲むとともにベースブロック100の第2収容孔100bに内設され、ベースブロック100とナット310間の直接的な摩擦を防止するブッシュを示す。
前記ベースブロック100の伝動部110は、ベルト(図示せず)またはスプロケットなどの伝動手段を介して別の移送装置に連結され、前記ホルダー200の下端開口部201は、スクリューまたはボルトなどの締結部材11を介してベースブロック100のホルダー連結部120に固定される。ここで、未説明符号“200a”はホルダー200の内部に挿入されたプリフォームPが外部に露出して自然に冷却されるようにするための孔、未説明符号“200b”はホルダー固定用締結部材11が貫通するように挿入され、螺合される締結孔である。
その作動状態を説明すれば次のようである。
前記プリフォームPがホルダー200の上端開口部202を通じてホルダー200の内部に挿入されれば、プリフォームPの底面がプリフォーム支持部321のプリフォーム収容孔321aに収容されることにより、プリフォームPがプリフォーム支持部321に載せられることになる。この際、プリフォームPのベースリングPaは、ホルダー200の上端開口部202から所定間隔だけ離隔した状態を維持することになる。
このような状態で、前記ベースブロック100が別の移送手段によって回動しながら工程進行方向に移動することになり、ホルダー200に挿入されたプリフォームPが支持装置とともに回動しながら工程進行方向に移動することになる。このようにプリフォームPが移送される状態で、ホルダー200の上端開口部202の上部に露出したプリフォームPのネック部が高温熱処理される。
前記のような従来技術によれば、プリフォームPがプリフォーム弾支部300によって弾支され、プリフォームPのベースリングPaがホルダー200の上端開口部202から所定間隔だけ離隔した状態を維持することになるので、プリフォームPの高温熱処理が満足に達成される。ヒーター(図示せず)によって前記プリフォームPのネック部を加熱すれば、ホルダー200の上端開口部202がプリフォームPのネック部とともにヒーターに露出して加熱されるが、ヒーターに露出して加熱されるホルダー200の上端開口部202を除いた残りのホルダー200部分はヒーターに露出しない状態で大気中に露出して早く冷却されるので、ホルダー200は一定温度以上に加熱されない{プリフォームPのネック部を除いた残りの部分が熱処理された結晶化すれば、以後のブローイング工程の際に製品不良をもたらすので、ホルダー200は熱伝導率の高い金属材質で製造することが一般的である}。したがって、前記プリフォームPのネック部熱処理の際には、プリフォームPのネック部を除いた残りの部分が低温に維持されるホルダー200の孔200aによって自然に冷却されるので、一定温度以上に加熱されない。
また、ナット310とプリフォーム支持棒320がスプリング330によって弾支されるので、プリフォームPをホルダー200の内部に挿入するか、あるいはプリフォームPがホルダー200に挿入された状態で加熱処理されたプリフォームPのネック部を冷却するために冷却用コアチャック(図示せず)をプリフォームPのネック部に押し込んでも、スプリング330の緩衝によって、プリフォームPのベースリングPaがホルダー200の上端開口部202にぶつかって損傷する問題は発生しない。
また、前記ナット310とプリフォーム支持棒320の螺合部322が高さ調節可能に螺合されるので、多様な規格のプリフォームPを適切に支持することができる利点がある。
しかし、このような従来技術によるペットボトルプリフォーム用支持装置は、プリフォーム弾支部300を介してプリフォームPを弾支する方式を取っているので、その構造がかなり複雑であり、これにより製品費用の上昇と、補修及び維持が不利になる問題が起こされた。
また、前記ナット310がベースブロック100の第2収容孔100b内で回動しないようにするためには、ベースブロック100のホルダー連結部120に締結孔100cを形成し、ナット310に回転防止ノッチ310aを形成した後、スクリューまたはボルトなどの締結部材12によってナット310をベースブロック100に固定しなければならないし、プリフォーム支持棒320が回動してプリフォーム支持棒320の高さが変わらないようにするためには、プリフォーム支持部321に回転防止孔321bを形成し、スクリューまたはボルトなどの締結部材13によってプリフォーム支持棒320をホルダー200に固定しなければならない面倒さをもたらす。
さらに、前記ホルダー200の上端開口部202を通じて挿入されてプリフォーム弾支部300のプリフォーム支持部321に載せられたプリフォームPは、前後左右のいずれの方向にも支持されていなくて、プリフォームPがどうしても傾いてホルダー200の上端開口部202に接触するしかないので、プリフォームPとホルダー200間の接触部分を通じて熱損失が発生する。このように、高温熱処理されているプリフォームPと、低温状態を維持しているホルダー200間に接触が発生すれば、接触部位が熱損失によって充分に熱処理できなくて、製品不良をもたらす問題が発生する。
このような問題を解決するために、本出願人が先出願した大韓民国特許出願第2004−101849号のような“ペットボトルプリフォーム用支持装置”を提案した。
これによる支持装置は、ホルダーの上端開口部にラウンド処理された接触部が直・間接的に形成され、このホルダーの接触部にプリフォームのベースリングが直接載せられて支持される構造をなしている。
したがって、前記のような従来のプリフォーム弾支部300が不要になり、支持装置の構造が大きく簡素化し、支持装置の製品費用が格段に節減され、補修及び維持が有利になる。
しかし、このような支持装置は、プリフォームのベースリングが載せられて支持される部分をラウンド処理してホルダーとプリフォーム間の接触面積を最小化し、プリフォームのベースリングの非結晶化部が最小になるようにする方式を取ってはいるが、図1〜図4に示すようなプリフォーム弾支部300を備えた支持装置に比べ、ホルダーとプリフォーム間の接触面積が増大するしかなくて、プリフォームのネック部の結晶化においてはむしろ不利になる{同一の温度条件下でプリフォームPのネック部をより長時間加熱するか、あるいは同一の加熱時間条件下で熱損失を考慮して、プリフォームPのネック部の加熱温度を一層高めなければならない}。
したがって、本発明は前記のような問題を解消するためになされたもので、構造が単純でありながらも、プリフォームのネック部の結晶化が満足になるようにするペットボトルプリフォーム用支持装置を提供することにその目的がある。
前記のような目的を達成するための本発明は、伝動部及びホルダー連結部を含むベースブロックと;下端開口部がベースブロックのホルダー連結部に固定される円筒管状のホルダーとを含むペットボトルプリフォーム用支持装置において、前記ホルダーの上端開口部に設置され、プリフォームのベースリングを支持するとともに、ホルダーとプリフォーム間の熱伝逹を遮断する断熱材のホルダースリーブを含むことを特徴とする。
以上のような本発明によれば、プリフォームPのベースリングPaを支持するとともにホルダー200とプリフォームP間の熱伝逹を遮断する断熱材のホルダースリーブ400がホルダー200の上端開口部202に設置された構造をなすので、断熱材のホルダースリーブ400によってプリフォームPとホルダー200間の熱伝逹が遮断され、プリフォームPのネック部が熱損失なしに早くて均一に適正温度に加熱されて満足に結晶化し、さらにプリフォームPのベースリングPaがホルダースリーブ400に直接載せられて支持され、支持構造が大幅に簡素化する効果がある。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図5及び図6は本発明を示す図であって、従来技術を示す図1〜図4と同一部位には同一参照符号を付け、その説明は省略する。
図5及び図6によれば、本発明によるペットボトルプリフォーム用支持装置は、伝動部110及びホルダー連結部120を備えたベースブロック100と;下端開口部201がベースブロック100のホルダー連結部120に固定される円筒管状のホルダー200と;ホルダー200の上端開口部202に設置され、プリフォームPのベースリングPaを支持するとともにホルダー200とプリフォームP間の熱伝逹を遮断する断熱材のホルダースリーブ400とからなる構造をなす。
前記ホルダースリーブ400は、ペットボトルプリフォームPより耐熱性に優れるとともに、ホルダー200とプリフォームP間の熱伝逹を遮断することができる公知のいずれも適用可能である。本実施例の場合には、フッ素樹脂であるPTFE(PolyTetraFluoroEthylene;ポリ四フッ化エチレン、テフロン(登録商標)という商品名とも呼ばれる)材質のものをホルダースリーブ400に適用した。前記PTFEは、ほぼ完全な化学的非活性、耐熱性、及び優れた絶縁安全性を備えているだけでなく、非粘着性及び低摩擦係数などの特性を備えている。よって、PTFE材質のものをホルダースリーブ400に適用すれば、プリフォームPが摩擦なしに自然にホルダースリーブ400に挿入されるかあるいは抜けるので、プリフォームPがホルダースリーブ400と干渉して掻かれるか損傷することは発生しない。このような点を考慮すると、前記PTFEで製造されたものをホルダースリーブ400に適用することが好ましいと言える。
また、本実施例の場合には、ホルダー200の上端開口部202に挿入固定される挿入部410、及びプリフォームPのベースリングPaが載せられて支持される係止突条420でなるものをホルダースリーブ400に適用した。しかし、前記ホルダースリーブ400の模様及び形状は必要に応じて多様に変形することができることはもちろんである。一例として、前記ホルダースリーブ400を係止突条420部分なしに単純な管状にすることもできるが、このような場合には、ホルダースリーブ400がホルダー200の上端開口部202から上部に突出するようにして、ホルダースリーブ400に挿入されたプリフォームPのベースリングPaがホルダー200の上端開口部202と干渉しないようにしなければならない。
本発明による支持装置を利用したプリフォームのネック部結晶化作業について説明すれば次のようである。
まず、前記ホルダースリーブ400の挿入部420がプリフォーム200の上端開口部202に挿入固定された状態で、プリフォームPがホルダースリーブ400を通じてホルダー200の内部に挿入され、プリフォームPのベースリングPaがホルダースリーブ400の係止突条410に載せられる。
その後、前記ベースブロック100が別の移送手段によって工程進行方向に移動することになり、ホルダー200に挿入されたプリフォームPが支持装置とともに工程進行方向に移動することになる。このように、プリフォームPが移送される状態で、ホルダー200の上端開口部202の上部に露出したプリフォームPのネック部が別のヒーター(図示せず)によって熱処理される。
この際に、考慮すべき点は、前記ヒーターによってプリフォームPのネック部が加熱されても、断熱材のホルダースリーブ400によってプリフォームPとホルダー200間の熱伝逹が遮断された状態であるので、プリフォームPのネック部が熱損失なしに早くて均一に適正温度に加熱され、満足に結晶化するものである。実際に、前記大韓民国特許出願第2004−101849号による支持装置を用いる場合には、図1〜図4に示す支持装置に比べ、熱損失が大きいため、プリフォームPのネック部を満足に結晶化するためには、加熱温度を高めるか、加熱時間を増大しなければならない。一方、本発明による支持装置の場合には、ホルダースリーブ400によってプリフォームPとホルダー200間の熱伝逹が根本的に遮断された状態であるので、図1〜図4に示す支持装置に比べ、加熱温度を低めるか、あるいは加熱時間を短縮しても、プリフォームPネック部の結晶化が満足になされる。
一方、図7〜図9は本発明による支持装置の他の例を示す。これについて説明すれば次のようである。
図7〜図9によれば、ホルダースリーブ400に、内径が拡大した補強部材挿入孔420aが形成され、プリフォームPのベースリングPaが載せられて支持されるホルダースリーブ400の上端に、ホルダースリーブ400の内径中心に突出した突条421が備えられ、さらにホルダー200の上端開口部202に挿入固定される第1挿入部510、及びホルダースリーブ400の補強部材挿入孔420aに挿入固定される第2挿入部520を備えて管状をなす補強部材500が備えられ、ホルダースリーブ400がホルダー200の上端開口部202と補強部材500の第2挿入部520間の隙間に挿入固定されることを特徴としている。前記補強部材500は、ホルダー200のように高熱伝導率の金属材のものを適用することが好ましく、低温に維持されるホルダー200の上端開口部202に挿入固定され、ホルダー200と同様に低温状態を維持する。
このような実施例の場合、プリフォームPをホルダースリーブ400に押し込めば、ホルダースリーブ400の突条421の内周面と補強部材500の内周面がプリフォームPに向けて露出するので、ホルダースリーブ突条421の厚さを調節することで、プリフォームPのネック部の高温熱処理をより精密に制御することができることになる。
これについてより詳細に説明すれば次のようである。
前記プリフォームPをホルダースリーブ400に押し込んだ後、プリフォームPのネック部を高温熱処理すれば、外部に露出したプリフォームPのネック部がヒーターによって直接高温に加熱される。このように、外部に露出したプリフォームPのネック部がヒーターによって直接高温に加熱されれば、熱伝導によってプリフォームPのネック部に隣り合う部位まで高温に加熱されて結晶化する。この際に、前記補強部材500を使わない場合には、高温熱処理による結晶化部位の制御が事実上不可能であるが、補強部材500を使用して、ホルダースリーブ400の突条421に隣り合う部分を除いた残りの部分が早く冷却されるようにすれば、高温熱処理によるプリフォームPの結晶化がホルダースリーブ400の突条421に隣り合う部分までにだけなされる。よって、ホルダースリーブ突条421の厚さを調節して、プリフォームPネック部の高温熱処理をより精密に制御することができることになる{ホルダースリーブ突条421の厚さを厚くするほど、プリフォームのベースリングPaから下方への結晶化部分が増大し、ホルダースリーブの突条421の厚さを薄くするほど、プリフォームのベースリングPaから下方への結晶化部分が減少する}。
本発明は前述したような実施例に限定されず、以下の請求範囲を逸脱しない範囲内で、より多様に変形して実施することができるのはもちろんである。
一例として、本実施例の場合には、前記ホルダースリーブ400の挿入部410がホルダー200の上端開口部202に押し込まれ、締結部材14を介して堅く固定されるようにしたが、必要に応じては、ホルダースリーブ400の挿入部410がホルダー200の上端開口部202に単純に押し込まれて固定されるか、あるいはホルダースリーブ400の挿入部410とホルダー200の上端開口部202が相互に螺合することもできるのはもちろんであり、ホルダー200の上端開口部202がホルダースリーブ400の挿入部410に嵌め合わせられるようにすることもできるのはもちろんである。
また、前記ホルダー200の直径を充分に拡大して、多様な規格のプリフォームPのいずれも収容するようにし、該当プリフォームPの規格に応じて適切な規格のホルダースリーブ400を選択して適用して、ホルダー200の交替なしにただホルダースリーブ400を入れ替るだけで、支持装置が多様な規格のプリフォームPのいずれも適切に収容するようにすることもできるのはもちろんである。
従来技術による支持装置の要部を分解した斜視図である。 従来技術による支持装置を示す断面図である。 図2のA部分の拡大図である。 図2のB部分の拡大図である。 図2に対応する、本発明による支持装置を示す断面図である。 図5のC部分の拡大図である。 従来技術を示す図1に対応する本発明による支持装置の他の例を示す断面図である。 図5に対応する図7の支持装置の断面図である。 図8のD部分の拡大図である。
符号の説明
11、12、13、14;締結部材
100;ベースブロック
100a;第1収容孔
100b;第2収容孔
100c;締結孔
110;伝動部
120;ホルダー連結部
200;ホルダー
200a;孔
200b、200c;締結孔
201;下端開口部
202;上端開口部
300;プリフォーム弾支部
310;ナット
310a;回転防止ノッチ
320;プリフォーム支持棒
321;プリフォーム支持部
321a;プリフォーム収容孔
321b;回転防止孔
322;螺合部
330;スプリング
340;ストッパー
350;ブッシュ
400;ホルダースリーブ
410;挿入部
420;係止突条
420a;補強部材挿入孔
421;突条
500;補強部材
510;第1挿入部
520;第2挿入部
P;プリフォーム
Pa;ベースリング

Claims (4)

  1. 伝動部110及びホルダー連結部120を含むベースブロック100と;下端開口部201がベースブロック100のホルダー連結部120に固定される円筒管状のホルダー200とを含むペットボトルプリフォーム用支持装置において、
    前記ホルダー200の上端開口部202に設置され、プリフォームPのベースリングPaを支持するとともに、ホルダー200とプリフォームP間の熱伝逹を遮断する断熱材のホルダースリーブ400を含むことを特徴とする、ペットボトルプリフォーム用支持装置。
  2. 前記ホルダースリーブ400は、ホルダー200の上端開口部202に挿入固定される挿入部と、プリフォームPのベースリングPaが載せられて支持される係止突条420とを含むことを特徴とする、請求項1に記載のペットボトルプリフォーム用支持装置。
  3. 前記ホルダースリーブ400は、フッ素樹脂であるPTFE(PolyTetraFluoroEthylene)からなることを特徴とする、請求項1に記載のペットボトルプリフォーム用支持装置。
  4. 前記ホルダースリーブ400は、
    前記ホルダースリーブ400に形成される、内径が拡大した補強部材挿入孔420a、及びプリフォームPのベースリングPaが載せられて支持されるホルダースリーブ400の上端に、ホルダースリーブ400の内径中心に向けて突出するように形成された突条421を含み、
    前記支持装置は、
    ホルダー200の上端開口部202に挿入固定される第1挿入部510、及びホルダースリーブ400の補強部材挿入孔420aに挿入固定される第2挿入部520を含み、管状をなす補強部材500をさらに含み、ホルダースリーブ400がホルダー200の上端開口部202と補強部材500の第2挿入部520間の隙間に挿入固定されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のペットボトルプリフォーム用支持装置。
JP2008519173A 2005-07-04 2006-06-29 ペットボトルのプリフォーム用支持装置 Pending JP2009500192A (ja)

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