JP2009302459A - 配線基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コア基板のスルーホールの狭ピッチ化を実現することができる配線基板と、簡易な工程で当該コア基板のスルーホールを形成することができる配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維20を有するコア層30を備えた配線基板50であって、前記コア層30は、前記炭素繊維20と有機繊維又はガラス繊維25とが、それぞれ交互に配列されてなり、前記コア層30のうち、前記有機繊維又はガラス繊維25が設けられている箇所には、内壁面に導電部材4が設けられた貫通孔2が形成されており、前記コア層30の上方および下方は、前記貫通孔2を介して導通していることを特徴とする配線基板50により、上記課題は解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線基板及びその製造方法に関し、より具体的には、半導体素子を搭載するパッケージ基板又はICチップ若しくはウェハレベルで試験を行うプローブカード等の配線基板であって、コア層に繊維強化型樹脂が適用された配線基板及びその製造方法に関する。
近年、移動体通信機器等の電子機器に対する小型化、薄型化、及び高性能化等が要求されており、これに伴い、電子機器に備えられる半導体素子等の電子部品及びプリント基板等の配線基板(パッケージ基板)の微細化、多層化、及び電子部品の高密度実装化が要求されている。かかる要求に対応すべく、半導体素子の配線基板に対する実装方法として、フリップチップ実装等、配線基板上に半導体素子を直接実装するベアチップ実装技術が採用されている。
また、半導体素子の多ピン化に伴い、上述の配線基板として、配線層を多層化してなる多層配線基板が採用されている。更に、半導体素子を試験するためのテスターボードにおいても、配線層の多層化は必要不可欠なものとなっている。かかる多層配線基板として、例えば、絶縁層と導体層とが交互に積層された微細配線がコア基板の一方の主面又は両主面に形成されて成るビルトアップ多層配線基板が採用されている。
このようなビルドアップ多層配線基板に半導体素子がベアチップ実装されてなる半導体装置においては、当該半導体装置を構成する各部品の熱膨張係数の相違に因り、疲労破壊又は断線等を招くおそれがある。例えば、ビルドアップ多層配線基板としてガラスエポキシ樹脂基板が用いられる場合、その熱膨張係数は約12ppm/℃乃至約20ppm/℃であるのに対し、半導体素子がシリコン(Si)から成る場合、その熱膨張係数は約3.5ppm/℃であり、両者は大きく相違する。従って、温度変化が生じた場合に、かかる熱膨張係数の相違に基づき、熱応力、熱ひずみ等に因り、疲労破壊又は断線等を招くおそれがある。
かかる問題に対応すべく、半導体素子が実装される配線基板の熱膨張係数を低減し、半導体素子と配線基板の熱膨張係数の相違を小さくする態様が提案されている。
具体的には、ガラスエポキシ樹脂基板の基材(コア基板)として用いられるガラス布に代えて、当該ガラス布よりも低い熱膨張係数を有するカーボン繊維(炭素繊維)のヤーンを縦糸と横糸にして平織りにした強化繊維織布に樹脂を含浸させて硬化させてなる薄肉炭素繊維強化樹脂(CFRP:carbon fiber reinforced plastics)を基材(コア基板、コア層)として採用した配線基板が提案されている。
例えば、炭素繊維を一方向に揃えて配列させたプリプレグを、前記炭素繊維の配向方向が異なるように積層して成型した炭素繊維樹脂板の少なくとも一方の表面に導電体回路パターンを設けたことを特徴とする実装基板が提案されている。
特開2004−289114号公報
しかしながら、カーボン繊維(炭素繊維)材を用いた樹脂を基材(コア基板、コア層)として採用した配線基板を作成するには、先ず、コア基板にスルーホール絶縁用のクリアランスホールを形成し、当該クリアランスホールに絶縁樹脂を充填すると共に、表層に絶縁樹脂層を形成する。
次いで、絶縁樹脂が充填されたクリアランスホールと略同心円状にスルーホール用の貫通孔を形成し、更に、無電解めっき処理及び電解めっき処理により銅(Cu)層を形成してスルーホールを形成する。このようにして形成されたコア基板に、ビルドアップ工法等により多層配線が形成される。
このように、コア基板にスルーホールを形成するために、孔(クリアランスホールおよび貫通孔)の形成と、孔埋め(クリアランスホールに対する絶縁樹脂の充填、貫通孔に対する銅(Cu)層の形成)を二度行う必要がある。
従って、カーボン繊維(炭素繊維)材を用いた樹脂を基材(コア基板、コア層)として採用した配線基板の製造工程が複雑になる。
更に、上記クリアランスホールは、絶縁を保証するためにビアホールの径よりも大きな径で形成することが必要となるため、コア基板のスルーホールの狭ピッチ化(スルーホールの高密度化)に限界があった。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、コア基板のスルーホールの狭ピッチ化を実現することができる配線基板と、簡易な工程で当該コア基板のスルーホールを形成することができる配線基板の製造方法を提供することを本発明の目的とする。
本発明の実施の形態の一観点によれば、炭素繊維を有するコア層を備えた配線基板であって、前記コア層は、前記炭素繊維と有機繊維又はガラス繊維とが、それぞれ交互に配列されてなり、前記コア層のうち、前記有機繊維又はガラス繊維が設けられている箇所には、内壁面に導電部材が設けられた貫通孔が形成されており、前記コア層の上方および下方は、前記貫通孔を介して導通していることを特徴とする配線基板が提供される。
本発明の実施の形態の別の観点によれば、配線基板の製造方法であって、前記炭素繊維と有機繊維又はガラス繊維とがそれぞれ交互に配列されてなるコア層を形成する工程と、前記コア層のうち、前記有機繊維又はガラス繊維が設けられている箇所に、貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔の内壁面と前記貫通孔の上部および下部とに導電部材を配設して、前記コア層の上方および下方を、前記貫通孔を介して導通させる工程と、を含むことを特徴とする配線基板の製造方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、コア基板のスルーホールの狭ピッチ化を実現することができる配線基板と、簡易な工程で当該コア基板のスルーホールを形成することができる配線基板の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。まず、本発明の実施の形態に係る配線基板の例について説明し、次いで、当該配線基板の製造方法の例について説明する。
1.本発明の実施の形態に係る配線基板の例
図1は、本発明の実施の形態に係る配線基板の構造を示す図である。
図1に示す配線基板50は、コア層にビルドアップ層が積層形成されてなる多層配線基板である。
コア層は、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーンと、有機繊維又はガラス繊維のヤーンとがそれぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように(X−Y方向に)編み込まれた強化繊維織布(平織物)に、エポキシ樹脂等の樹脂材料を含浸させて硬化させてなるプリプレグ1が複数積層されてなる。
カーボン繊維(炭素繊維)のヤーンには、銅(Cu)線等の金属を混在又は炭素繊維の表面にめっきを施すことにより、銅(Cu)等の金属繊維が含有されている。有機繊維のヤーンは、例えば、アラミド繊維、液晶ポリマ繊維、PBO(ポリパラフェニレンベンズオキサゾール)繊維からなる。これらの繊維は、熱膨張が小さく、炭素繊維とマッチングしやすいからである。
コア層を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25に、スルーホール2が、詳細を後述するドリル加工又はレーザ加工により形成されている。
スルーホール2の内壁面及びスルーホール2が形成されている前記箇所25の上下面には、銅(Cu)層4が形成されている。また、スルーホール2内には、エポキシ樹脂等の絶縁樹脂3が埋め込まれている。
このような構造を有するコア層上に、ビルドアッププロセスにより、配線層となる銅(Cu)層4と絶縁樹脂5とからなる層が複数積層されている(ビルドアップ層)。そして、最表層の絶縁樹脂5上であって銅(Cu)層4、4bが形成されている箇所を除く箇所に、ソルダーレジスト層(絶縁樹脂膜)7が形成されている。ソルダーレジストは、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系等の樹脂又はこれらの混合樹脂等からなる。
更に、電極を構成する銅(Cu)層4bの露出している表面に、ニッケル(Ni)層8、金(Au)層9が、この順でめっき処理により形成されている。
コア層を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25に形成され、内壁面に導電部材たる銅(Cu)層4が形成されているスルーホール(貫通孔)2を介して、コア層の上方および下方に位置する銅(Cu)層4、4bが導通している。
このように、本発明の実施の形態に係る配線基板50には、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーンと、有機繊維又はガラス繊維のヤーンとが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれた強化繊維織布(平織物)を有するプリプレグ1を積層してなるコア層が形成されている。そして、有機繊維又はガラス繊維で形成された部分、即ち、金属繊維が無く、絶縁材料で構成された部分25にのみスルーホール2が形成され、スルーホール2が形成された箇所以外の箇所には、カーボン繊維(炭素繊維)が設けられている。
即ち、スルーホールの絶縁用のクリアランスが形成されてなるビアインビア構造を採ることなく、スルーホール2が形成されている。従って、コア層のスルーホール2の狭ピッチ化(スルーホールの高密度化)を図ることができる。特に、プリプレグ1を構成するヤーンの繊維の織布の目を細かくすることにより、一層コア層のスルーホール2の狭ピッチ化(スルーホールの高密度化)を図ることができる。
スルーホール2が形成された箇所以外の箇所には、カーボン繊維(炭素繊維)が設けられているため、配線基板50を、当該基板に実装されるシリコン(Si)等からなる半導体素子の熱膨張率に近似した低熱膨張率を有する基板にすることができ、従来のプリント基板に比べ、接続信頼性が高くなる。
即ち、従来のカーボン繊維(炭素繊維)の強化繊維織布に樹脂を含浸させて硬化させてなる薄肉炭素繊維強化樹脂を基材とするコア層のみが設けられた基板の熱膨張率は約2.0ppm/℃であるのに対し、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーンと、有機繊維又はガラス繊維のヤーンとが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれた強化繊維織布(平織物)を有するプリプレグを積層してなるコア層のみが設けられた基板の熱膨張率は約4.0ppm/℃であり、シリコン(Si)からなる半導体素子の熱膨張係数に近似した熱膨張率を実現している。
また、従来のカーボン繊維(炭素繊維)の強化繊維織布に樹脂を含浸させて硬化させてなる薄肉炭素繊維強化樹脂を基材とするコア層の上方および下方に4層のビルドアップ層が形成された多層配線基板の熱膨張率は約4.0ppm/℃であるのに対し、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーンと、有機繊維又はガラス繊維のヤーンとが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれた強化繊維織布(平織物)を有するプリプレグを積層してなるコア層の上方および下方に4層のビルドアップ層が形成された多層配線基板の熱膨張率は約6.0ppm/℃であり、シリコン(Si)からなる半導体素子の熱膨張係数に近似した熱膨張率を実現している。
2.本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法の例
次に、上述の構造を有する本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法の例について、図2−1乃至図2−9を参照して説明する。なお、図2−1乃至図2−9において、図1において示した箇所と同じ箇所には同じ符号を付している。
図2−1(a)に示すように、強化樹脂のプリプレグ1a乃至1eを複数(図2−1(a)の例では5枚)重ね合わせて積層し、当該積層体上に箔状の銅(Cu)層4を積層形成する。
図2−1(b)にプリプレグ1(1a乃至1e)の平面図を示す。プリプレグ1(1a乃至1e)の基材として、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーン20と、有機繊維又はガラス繊維のヤーン25とが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように(X−Y方向に)編み込まれた強化繊維織布(平織物)が用いられる。
カーボン繊維(炭素繊維)のヤーン20には、銅(Cu)線等の金属を混在又は炭素繊維の表面にめっきを施すことにより、銅(Cu)等の金属繊維が含有されている。一方、ヤーン25は絶縁性を有する。ヤーン25が有機繊維からなる場合、例えば、アラミド繊維、液晶ポリマ繊維、PBO(ポリパラフェニレンベンズオキサゾール)繊維を用いることができる。これらの繊維は、熱膨張が小さいため、ヤーン20を構成する炭素繊維とマッチングしやすいからである。
プリプレグ1a乃至1eは、これらカーボン繊維(炭素繊維)のヤーン20と、有機繊維又はガラス繊維のヤーン25とが編み込まれた強化繊維織布(平織物)に、エポキシ樹脂等の樹脂材料を含浸させて硬化させてなる。
プリプレグ1a乃至1eの積層にあっては、先ず、プリプレグ1a乃至1eの四隅に位置合わせ用の孔A乃至Dを形成する。位置合わせ用の孔A乃至Dは、X線ボール盤等を用いて、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーン20に混在している金属繊維(金属線格子)を確認しながら位置決めし、各プリプレグ1a乃至1eを積層した際に同じ折り目が重なるように、形成される。
次に、図2−1(c)に示すように、位置合わせ用の孔A乃至Dを用いて所謂ピンラミネーションにより積層されたプリプレグ1a乃至1eと箔状の銅(Cu)層4とを、真空プレスにより圧着させてコア層(コア基板)30が形成される。
次いで、図2−2(d)又は図2−3(d)’−1乃至図2−3(d)’−3に示すように、コア層30に、スルーホール(貫通孔)2をドリル加工又はレーザ加工等により形成する。具体的には、コア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25(図2−1(b)において黒丸で示す箇所)に、スルーホール2を形成する。
スルーホール2をドリル加工により形成する場合(図2−2(d)参照)、X線透視により、コア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25、即ち、金属繊維が無い箇所に基準孔を加工し、その基準孔を用いて、NCドリル等を使ってスルーホール2を形成する。
スルーホール2をレーザ加工により形成する場合(図2−3(d)’−1乃至図2−3(d)’−3参照)、先ず、図2−3(d)’−1に示すように、コア層30の上面に感光性樹脂をフィルム化したエッチングレジストであるドライフィルムレジスト35をラミネートし、露光及び現像により、下方にコア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25が位置する箇所を露出させたレジストパターンを形成する。X線透視により、コア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25、即ち、金属繊維が無い箇所に基準孔を加工し、その基準孔を用いてレジストパターンを形成する。
次に、図2−3(d)’−2に示すように、ドライフィルムレジスト35が形成されていない箇所の銅(Cu)層4をエッチングし、ドライフィルムレジスト35を剥離する。このようにして、銅(Cu)層4は、下方にコア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25が位置する箇所がエッチングされ、次の工程におけるコンフォールマスクとしての役割を果たす。
次に、図2−3(d)’−3に示すように、銅(Cu)層4の部分的なエッチングにより露出した、コア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25に、レーザ加工によりスルーホール2を形成する。このとき、例えば、パルスをシングルモード連続発振とし、パルスエネルギを1ショット当たり18mJにし、約400W乃至約500Wの出力で、二酸化炭素(CO)レーザを2〜5ショット照射してもよい。この場合、例えば約150μm乃至約200μmの直径を有するスルーホール2が形成される。
このようにして、コア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25に、スルーホール2が形成される(図2−2(d)、図2−3(d)’−3参照)。即ち、コアとなる強化繊維型樹脂基板1の有機繊維又はガラス繊維で形成された部分、即ち、金属繊維が無く、絶縁材料で構成された部分25にのみスルーホール2が形成され、スルーホール2が形成された箇所以外の箇所には、カーボン繊維(炭素繊維)が設けられているコア層30が形成される。
従って、従来であれば、上述のようにコア層にスルーホール絶縁用のクリアランスホールを形成し、当該クリアランスホールに絶縁樹脂を充填し、次いで、スルーホール用の貫通孔を形成する必要があるところ、スルーホールの絶縁用のクリアランスを形成することなく、スルーホールを形成することができる。よって、簡易な工程で、コア層のスルーホールの狭ピッチ化(スルーホールの高密度化)を図ることができる。
しかる後、箔状の銅(Cu)層4上及びスルーホール2の内壁面上に、無電解めっき処理により導電部材たる銅(Cu)層4を積層形成し(図2−4(e)参照)、次いで、電解めっき処理により、導電層たる銅(Cu)層4を更に積層形成する(図2−4(f)参照)。
次に、印刷法等により、スルーホール2内に、エポキシ樹脂等の絶縁樹脂3を充填し埋め込む(図2−4(g)参照)。以後、貫通孔の形成と当該孔への孔埋めは行われない。即ち、従来と異なり、本方法ではスルーホール2の形成(図2−2(e)、図2−3(d)’−3参照)とスルーホールへの孔埋め(図2−4(g)参照)1回だけである。従って、カーボン繊維(炭素繊維)材を用いた樹脂を基材(コア層、コア基板)として採用した配線基板の製造工程数を削減することができる。
次いで、スルーホール2に埋め込まれた絶縁樹脂3上に、銅(Cu)層4’を積層形成する(図2−5(h)参照)。
しかる後、銅(Cu)層4’上であって、コア層30を構成する各層の有機繊維又はガラス繊維部分が重なり合った箇所25の上方に、感光性樹脂をフィルム化したエッチングレジストであるドライフィルムレジスト6をラミネートし、露光及び現像により、所定箇所を露出させたレジストパターンを形成する(図2−5(i)参照)。
次に、ドライフィルムレジスト6が形成されていない箇所の銅(Cu)層4及び4’をエッチングし(図2−5(j)参照)、ドライフィルムレジスト6を剥離する(図2−6(k)参照)。このようにして、スルーホール(貫通孔)2を介して、コア層30の上方および下方が導通している構造が形成される。
次いで、ビルドアッププロセスを施す。即ち、図2−6(k)に示す工程により形成された構造体の上下面に、絶縁樹脂5を積層形成し(図2−6(l)参照)、銅(Cu)層4’の所定の箇所上に形成された絶縁樹脂5にレーザドリリングにより、銅(Cu)層4’を部分的に露出する凹部7を形成する(図2−6(m)参照)。そして、絶縁樹脂5上及び凹部7内に、無電解めっき処理により銅(Cu)シード層4aを形成する(図2−7(n)参照)。
しかる後、銅(Cu)シード層4a上であって、凹部7が形成されている箇所を除く箇所に、感光性樹脂をフィルム化したエッチングレジストであるドライフィルムレジスト6をラミネートし、露光及び現像により、所定箇所を露出させたレジストパターンを形成する(図2−7(o)参照)。
次いで、ドライフィルムレジスト6が形成されていない箇所に、電解めっき処理により所定の厚さを有する銅(Cu)層4bを形成する(図2−7(p)参照)。
次に、ドライフィルムレジスト6を剥離し(図2−8(q)参照)、ドライフィルムレジスト6の直下に形成されている銅(Cu)シード層4aをエッチングにより除去する(図2−8(r)参照)。
次いで、図2−6(l)乃至図2−8(r)に示す工程を必要な層数分(図2−8(s)に示す例では2回)繰り返し、最表層の絶縁樹脂5上であって銅(Cu)層4bが形成されている箇所を除く箇所に、ソルダーレジスト層(絶縁樹脂膜)7を形成する(図2−8(s)参照)。ソルダーレジストは、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系等の樹脂又はこれらの混合樹脂等からなる。
最後に、電極を構成する銅(Cu)層4bの露出している表面に、ニッケル(Ni)層8、金(Au)層9を、この順にめっき処理により形成する(図2−9(t)参照)。
このようにして、カーボン繊維(炭素繊維)のヤーン20と、有機繊維又はガラス繊維のヤーン25とが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれた強化繊維織布(平織物)を有するプリプレグ1を積層してなるコア層を備えた多層配線基板100が形成される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法によれば、コアとなる強化繊維型樹脂基板1の有機繊維又はガラス繊維で形成された部分、即ち、金属繊維が無く、絶縁材料で構成された部分25にのみスルーホール2が形成され(図2−2(d)、図2−3(d)’−3参照)、スルーホール2が形成された箇所以外の箇所には、カーボン繊維(炭素繊維)が設けられているコア層30が形成される。
従って、従来であれば、上述のようにコア層にスルーホール絶縁用のクリアランスホールを形成し、当該クリアランスホールに絶縁樹脂を充填し、次いで、スルーホール用の貫通孔を形成する必要があるところ、スルーホールの絶縁用のクリアランスを形成することなく、スルーホールを形成することができる。よって、簡易な工程で、コア層のスルーホールの狭ピッチ化(スルーホールの高密度化)を図ることができる。特に、プリプレグ1を構成するヤーン20、25の繊維の織布の目を細かくすることにより、一層コア層のスルーホールの狭ピッチ化(スルーホールの高密度化)を図ることができる。
また、図2−4(g)に示す工程で、印刷法等により、スルーホール2内に、エポキシ樹脂等の絶縁樹脂3を充填し埋め込まれるが、以後の工程では、貫通孔の形成と当該孔への孔埋めは行われない。即ち、従来と異なり、本方法ではスルーホール2の形成(図2−2(d)、図2−3(d)’−3参照)と当該孔への孔埋め(図2−4(g)参照)1回だけである。従って、カーボン繊維(炭素繊維)材を用いた樹脂を基材(コア層)として採用した配線基板の製造工程数を削減することができ、低コストで多層配線基板100を製造することができる。
ところで、本出願の発明者は、上述の方法を用いて、以下に示すように、本発明の実施の形態に係る多層配線基板を製造した。
まず、厚さが約0.3mm、幅が約2mmのカーボン繊維(炭素繊維)束とアラミド繊維束とが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれた強化繊維織布(平織物)にエポキシ樹脂を含浸させてプリプレグを10枚作製した。これらプリプレグ10枚に対し、ガラス繊維を用いた厚さが約0.1mmのプリプレグを表裏に2枚積層させて、真空プレスによって約180℃の温度で約1時間圧着処理し、厚さが約2mmのコア層を作製した。
次いで、このコア層に、約1000個の開口部を形成した。なお、開口部の数は1個以上であればよく、配線の引き回しとの兼ね合いで開口部の数および形状は決められる。具体的には、厚さが約2mmのコア層にドリルにて、直径が0.2mmの貫通孔を形成した。貫通孔を形成する場所は、アラミド繊維の縦糸と横糸が交差している箇所である。この部分に、約0.5mmピッチで直径が約0.2mmの貫通孔を9個形成した。同様に、他のアラミド繊維の交点にも貫通孔を形成した。
次に、貫通孔が形成されたコア層に洗浄処理を行った後、デスミア処理を行い、貫通孔が形成されたコア層の全面に無電解銅めっき膜及び電解銅めっき膜を形成した。次いで、貫通孔にエポキシ樹脂インクを充填し、温度約170℃で約1時間熱処理を施して当該樹脂を硬化させた後、余分な樹脂をバフ研磨して除去した。
次いで、再度、コア層の全面に無電解銅めっき膜及び電解銅めっき膜と形成した。しかる後、コア層の表面にドライフィルムレジストにて配線パターニングを施し、塩化銅エッチング液によってエッチングを行い、ドライフィルムレジストを剥離し、コア層を完成させた。
次に、このコア層を用いて、両面にBステージのエポキシ樹脂をラミネートし、当該樹脂を硬化させた。次いで、二酸化炭素(CO)レーザを用いたレーザドリリングにより、銅(Cu)層を部分的に露出する凹部を形成し、デスミア処理及び無電解銅めっき膜の形成を行った。
しかる後、無電解めっき銅膜上であって、凹部が形成されている箇所を除く箇所に、ドライフィルムレジストをパターニング形成し、ドライフィルムレジストが形成されていない箇所に、電解めっき処理により銅層を形成した。次いで、ドライフィルムレジストを剥離し、無電解銅めっき膜をパネルエッチングした。このとき、エッチング液としては過酸化水素水と硫酸の混合液を用いた。このようにして、ビルドアッププロセスにてコア層の両面に5層ずつ配線を形成し、更に、オーバーコート層をスクリーン印刷及びフォトリソグラフィー法を併用して形成した。
最後に、銅層の露出している表面に、無電解ニッケル層及び金層9をめっき処理により形成し、表面電極を形成した。
このようにして、本出願の発明者は、上述の実施例により、コア層のスルーホールの狭ピッチ化を実現することができる配線基板と、簡易な工程で当該コア層のスルーホールを形成することができる配線基板の製造方法を提供することができることが分かった。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上述の本発明の実施の形態では、多層配線基板を本発明の配線基板の例として説明したが、本発明はかかる例に限定されず、単層の配線構造を有する配線基板に対しても本発明を適用することができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
炭素繊維を有するコア層を備えた配線基板であって、
前記コア層は、前記炭素繊維と有機繊維又はガラス繊維とが、それぞれ交互に配列されてなり、
前記コア層のうち、前記有機繊維又はガラス繊維が設けられている箇所には、内壁面に導電部材が設けられた貫通孔が形成されており、
前記コア層の上方および下方は、前記貫通孔を介して導通していることを特徴とする配線基板。
(付記2)
付記1記載の配線基板であって、
前記コア層は、複数のプリプレグが積層されてなり、
前記プリプレグは、前記炭素繊維と前記有機繊維又はガラス繊維とが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれてなり、
前記有機繊維又はガラス繊維が重なり合っている箇所に、前記貫通孔が形成されていることを特徴とする配線基板。
(付記3)
付記1又は2記載の配線基板であって、
前記炭素繊維には、金属繊維が混在していることを特徴とする配線基板。
(付記4)
付記1又は2記載の配線基板であって、
前記炭素繊維には、金属めっきが形成されていることを特徴とする配線基板。
(付記5)
配線基板の製造方法であって、
前記炭素繊維と有機繊維又はガラス繊維とがそれぞれ交互に配列されてなるコア層を形成する工程と、
前記コア層のうち、前記有機繊維又はガラス繊維が設けられている箇所に、貫通孔を形成する工程と、
前記貫通孔の内壁面と前記貫通孔の上部および下部とに導電部材を配設して、前記コア層の上方および下方を、前記貫通孔を介して導通させる工程と、を含むことを特徴とする配線基板の製造方法。
(付記6)
付記5記載の配線基板の製造方法であって、
前記コア層を形成する工程において、複数のプリプレグが積層され、
前記プリプレグは、前記炭素繊維と、前記有機繊維又はガラス繊維とが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれてなり、
前記貫通孔を形成する工程において、前記貫通孔は、前記有機繊維又はガラス繊維が重なり合っている箇所に形成されることを特徴とする配線基板の製造方法。
(付記7)
付記5又は6記載の配線基板の製造方法であって、
前記貫通孔は、ドリル加工又はレーザ加工により形成されることを特徴とする配線基板の製造方法。
(付記8)
付記7記載の配線基板の製造方法であって、
前記炭素繊維には、金属が含まれており、
前記ドリル加工又はレーザ加工は、X線透過により、前記有機繊維又はガラス繊維が重なり合っている箇所に施されて、前記貫通孔が形成されることを特徴とする配線基板の製造方法。
(付記9)
付記5乃至8いずれか一項記載の配線基板の製造方法であって、
前記貫通孔が形成された後に、ビルドアッププロセスが施されて、前記コア層の上方および下方に複数層からなるビルドアップ層が形成される工程を、更に含むことを特徴とする配線基板の製造方法。
本発明の実施の形態に係る配線基板の構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その4)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その5)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その6)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その7)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その8)である。 本発明の実施の形態に係る配線基板の製造方法を説明するための図(その9)である。
符号の説明
1 プリプレグ
2 スルーホール
4 銅層
5 絶縁樹脂
6 ドライフィルムレジスト
7 ソルダーレジスト層
8 ニッケル層
9 金層
20 炭素繊維のヤーン
25 有機繊維又はガラス繊維のヤーン
30 コア層
35 ドリル
50、100 配線基板

Claims (5)

  1. 炭素繊維を有するコア層を備えた配線基板であって、
    前記コア層は、前記炭素繊維と有機繊維又はガラス繊維とが、それぞれ交互に配列されてなり、
    前記コア層のうち、前記有機繊維又はガラス繊維が設けられている箇所には、内壁面に導電部材が設けられた貫通孔が形成されており、
    前記コア層の上方および下方は、前記貫通孔を介して導通していることを特徴とする配線基板。
  2. 請求項1記載の配線基板であって、
    前記コア層は、複数のプリプレグが積層されてなり、
    前記プリプレグは、前記炭素繊維と前記有機繊維又はガラス繊維とが、それぞれ、縦糸並びに横糸に於いて交互になるように編み込まれてなり、
    前記有機繊維又はガラス繊維が重なり合っている箇所に、前記貫通孔が形成されていることを特徴とする配線基板。
  3. 請求項1又は2記載の配線基板であって、
    前記炭素繊維には、金属繊維が混在していることを特徴とする配線基板。
  4. 請求項1又は2記載の配線基板であって、
    前記炭素繊維には、金属めっきが形成されていることを特徴とする配線基板。
  5. 配線基板の製造方法であって、
    前記炭素繊維と有機繊維又はガラス繊維とがそれぞれ交互に配列されてなるコア層を形成する工程と、
    前記コア層のうち、前記有機繊維又はガラス繊維が設けられている箇所に、貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔の内壁面と前記貫通孔の上部および下部とに導電部材を配設して、前記コア層の上方および下方を、前記貫通孔を介して導通させる工程と、を含むことを特徴とする配線基板の製造方法。
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