JP2009298942A - 透孔性ネット材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微妙な開口率の調整を行うことができ、結果として目隠し性や音抜け性の微妙な調整を可能とする透孔性ネット材を提供する。
【解決手段】 透孔性ネット材は、微細な透孔を有する基材Bの片面にホットメルト接着剤フィルムFをラミネートした透孔性熱接着シートからなる。基材Bの透孔は、格子状に形成されたものであり、ホットメルト接着剤フィルムFには、その接着剤原料が基材Bの透孔を横切るように橋架けされることによって透孔が形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、微細な透孔を有する透孔性ネット材及びその製造方法に関する。
近年、テレビジョン装置の大型画面化にともない、音響特性も改善することを目的としてスピーカの大型化も進んでいる。従来から、各種スピーカには、外気に含まれる塵埃や湿気の侵入を防止するために、多数の透孔が設けられた金属製のパンチングシートが配設されている。近年では、かかるパンチングシートは、高級感を出すために光沢性(透明性)が高く、コストを低減するために薄型化が進む傾向にある。
また、補強性を向上させるとともに、スピーカ本体を目隠しする目隠し性と、スピーカ本体から出力される音を効率よく外部に放音させる音抜け性との均衡を図ることを目的として、ポリエステルメッシュ材にゴム系の液状接着剤を溶剤で薄めたものを塗布し、これをパンチングシートに貼り合せた透孔性ネット材が提案されているが、かかる透孔性ネット材は、パンチングシートに貼り合わせる際の作業性が悪く、また、パンチングシートに対する接着性が弱く、接着強度のバラツキも多いという問題がある。
これに対して、透孔を有する基材とホットメルト接着剤フィルムとをラミネートした透孔性熱接着シートを透孔性ネット材として用いる技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。
特開昭59−145272号公報
ところで、目隠し性や音抜け性は、透孔性ネット材の透孔の開口率によって決定される。換言すれば、所定の目隠し性や音抜け性を実現するにあたっては、単に所定の開口率を有するネット材を調達するしかない。そのため、透孔性ネット材の製造においては、材料調達に大きな制限をともない、目隠し性や音抜け性の微妙な調整を行うために、開口率を微妙に調整するのは困難であるという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、微妙な開口率の調整を行うことができ、結果として目隠し性や音抜け性の微妙な調整を可能とする透孔性ネット材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本願発明者は、接着剤を利用した透孔性熱接着シートからなる透孔性ネット材の構造について、基材に対する接着剤の付着態様が特殊なものとなることを独自に見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、上述した目的を達成する本発明にかかる透孔性ネット材は、微細な透孔を有する基材の片面にホットメルト接着剤フィルムをラミネートした透孔性熱接着シートからなり、上記基材の透孔は、格子状に形成されたものであり、上記ホットメルト接着剤フィルムには、その接着剤原料が上記基材の透孔を横切るように橋架けされることによって透孔が形成されていることを特徴としている。
このような本発明にかかる透孔性ネット材においては、基材にラミネートされたホットメルト接着剤フィルムの透孔が、当該基材の透孔を横切るように接着剤原料が橋架けされることによって形成されていることから、当該基材の透孔の開口部分と、当該ホットメルト接着剤フィルムの透孔の開口部分とが一致せずに異なるものとなる。そのため、本発明にかかる透孔性ネット材においては、基材の開口率と、ホットメルト接着剤フィルムの開口率とに応じて、目隠し性や音抜け性が決定されることになる。すなわち、本発明にかかる透孔性ネット材は、一意の開口率の基材を用いながらも、ホットメルト接着剤フィルムの開口率を変化させることにより、全体の開口率を調整することができ、その全体の開口率に応じた目隠し性や音抜け性を有するものとなる。
したがって、本発明にかかる透孔性ネット材においては、様々な開口率の基材を用いることなく、一意の開口率の基材を用いるのみで、微妙な開口率の調整を行うことができ、結果として、要求仕様に応じた目隠し性や音抜け性の微妙な調整を行うことができる。
また、本発明にかかる透孔性ネット材の製造方法は、微細な透孔を有する基材の片面にホットメルト接着剤フィルムをラミネートした透孔性熱接着シートからなる透孔性ネット材の製造方法であって、上記基材が通過するニップロール部を構成するローラを常温に温度設定した状態で、所定の溶融粘度からなる上記ホットメルト接着剤フィルムの溶融物を当該ホットメルト接着剤フィルムの軟化温度よりも高い温度で上記ニップロール部に層状に流出させる工程と、上記ニップロール部を駆動させて上記基材の片面に上記ホットメルト接着剤フィルムを均一に押し込みながら塗布する工程と、上記基材に上記ホットメルト接着剤フィルムが塗布された塗布物を所定の乾燥装置によって所定温度で乾燥する工程とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる透孔性ネット材の製造方法においては、接着剤原料が基材の透孔を横切るように橋架けされることによって透孔が形成されたホットメルト接着剤フィルムが、基材の片面にラミネートされた透孔性ネット材を製造することができる。
本発明にかかる透孔性ネット材は、ホットメルト接着剤フィルムの開口率を変化させることにより、様々な開口率の基材を用いることなく、一意の開口率の基材を用いるのみで、全体の開口率の微調整を行うことができ、結果として、要求仕様に応じた目隠し性や音抜け性の微妙な調整を行うことができる。
また、本発明にかかる透孔性ネット材の製造方法は、接着剤原料が基材の透孔を横切るように橋架けされることによって透孔が形成されたホットメルト接着剤フィルムが、基材の片面にラミネートされた透孔性ネット材を製造することができるため、ホットメルト接着剤フィルムの軟化温度や溶融粘度を制御することにより、接着剤の線幅や量を調整し、開口率を変化させることができる。そして、このような本発明にかかる透孔性ネット材の製造方法によって製造された透孔性ネット材においては、様々な開口率の基材を用いることなく、一意の開口率の基材を用いるのみで、微妙な開口率の調整を行うことができ、結果として、要求仕様に応じた目隠し性や音抜け性の微妙な調整を行うことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、例えば図1に示すように、スピーカ本体1を被覆するコーン紙を目隠しして内部に塵埃や湿気を侵入させにくくする目隠し性と、スピーカ本体1から出力される音を効率よく外部に放音させる音抜け性との均衡を図るために、スピーカ本体1の前面に金属製のパンチングシート2とともに配設される透孔性ネット材10である。
透孔性ネット材10は、ナイロン紗等の微細な透孔を有する基材と、ホットメルト接着剤フィルムとをラミネートした透孔性熱接着シートからなる。
基材は、例えば図2に示すように、例えば、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、ウレタン等の合成繊維の織布又は不織布や、薄いフェルト、サラン、木綿、麻等の織布又は不織布を素材とする糸材を格子状に平織りして構成される。1本の糸材は、1本の糸材又は複数本の糸材を捩って1本に形成した糸材からなり、必要に応じて、その表面をメラニン樹脂等によってコーティングして形成される。1本の糸材の太さは、通常、95μm以下とされる。なお、上述した目隠し性を高めるために、糸材は黒色からなるのが望ましい。また、かかる糸材を格子状に平織りすることによって形成される透孔の大きさは、長径及び短径ともに100μm〜2mm程度であるのが望ましい。透孔の大きさが100μm未満である場合には、上述した音抜け性の悪化を招来し、透孔の大きさが2mmを超えると、防塵効果が損なわれることになる。さらに、基材の1インチあたりの開口数は、50〜100であるのが望ましい。開口数が50未満である場合には、音抜け性の悪化を招来し、開口数が100を超えると、防塵効果が損なわれることになる。
一方、ホットメルト接着剤フィルムは、基材の片面に20μm〜60μm程度の厚みで塗布されて透孔が形成された構造とされる。この透孔は、後述するように、接着剤の軟化温度、溶融粘度、基材に対する量を制御することにより、基材における格子状の透孔に沿った形状ではなく、例えば図3に示すように、ホットメルト接着剤フィルムの接着剤原料が当該基材の透孔を横切るように橋架けされることによって略菱形状に形成されている。かかるホットメルト接着剤フィルムに用いられる接着剤としては、軟化温度が50℃〜65℃のものとされる。軟化温度が50℃以下である場合には、エージング等の他の加工熱によって接着剤が再溶融し、巻物にした際にブロッキングが生じる等の問題が生じる。また、軟化温度が高すぎると、後述する製造工程にてホットメルト接着剤フィルムを冷却することに起因して流動性が損なわれて透孔が形成されにくくなる上に、被接着体であるパンチングシート2に貼り合わせる際に高温を要することから当該パンチングシート2が熱変形してしまうという問題が生じる。さらに、接着剤としては、その溶融粘度が高すぎると、フィルムの形成能が低下して生産性の低下を招来することから、150℃環境下での溶融粘度が200Pa・s以下のものが望ましい。ただし、溶融粘度が低すぎると、接着剤が流れやすくなり、目詰まりを生じたりすることがある。なお、接着剤としては、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、エチレン・アクリレート共重合体、共重合ナイロン、ポリアミド樹脂、ブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂等を用いることができる。また、ホットメルト接着剤フィルムのラミネート時に薄く伸ばすことを目的として、ポリ塩化ビニルや、ポリ塩化ビニルの可塑剤や安定剤を配合した接着剤を用いることがあるが、かかるポリ塩化ビニルは、不適切な処分を行うと有害物質を排出するという問題があり、ポリ塩化ビニルの可塑剤や安定剤には、フタル酸エステル等が含まれていることから、環境や人体への影響を考慮する必要がある。そのため、接着剤としては、これらポリ塩化ビニルや、ポリ塩化ビニルの可塑剤や安定剤を配合しないものを用いるのが望ましい。
また、ホットメルト接着剤フィルムには、透孔を形成するために、必要に応じて、接着剤とともに所定の発泡剤を混合させてもよい。かかる発泡剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボンアミド等のアゾ化合物、ジニトロンペンタメチレンテトラミン等のニトロン化合物、パラトルエンスルホニルヒドラジッド等のヒドラジッド化合物、エクスパンセル(日本フェライト社製)、マツモトマイクロスフェアーF(松本油脂製薬社製)等を用いることができる。ホットメルト接着剤フィルムは、一般に厚みの薄い方が透孔が形成されやすくなる特性を有するため、厚みを40μm以上とする場合には、このような発泡剤を含有させて透孔を形成しやすくするのが望ましい。
さらに、ホットメルト接着剤フィルムには、必要に応じて、粘着付与剤、酸化防止剤、着色剤等を添加してもよい。粘着付与剤としては、テルペン・フエノール樹脂、テルペン樹脂、ピネン樹脂、ロジン、水添ロジンや水添ロジンエステル等のロジン誘導体等を用いることができる。また、酸化防止剤としては、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ−t−アミルハイドロキノン、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)、2,2’−エチレン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)等を用いることができる。さらに、上述した目隠し性を高めるために、黒色の着色剤を用いるのが望ましい。なお、発泡剤は、接着剤100重量部に対して1〜5重量部であるのが望ましい。発泡剤の混合量が1重量部未満である場合には、ホットメルト接着剤フィルムの透孔が形成されにくく音抜け性の悪化を招来し、発泡剤の混合量が5重量部を超えると、フィルム形成時に接着剤の伸びがなくなって脆弱となり、薄いフィルムを形成するのが困難となる。
このような基材とホットメルト接着剤フィルムとからなる透孔性ネット材10においては、基材とホットメルト接着剤フィルムとをラミネートすることにより、接着剤が基材の糸材の周囲に回り込み、全体の厚みが決定される。例えば、透孔性ネット材10においては、基材の厚みが95μmの場合において、30μm〜40μmの厚みのホットメルト接着剤フィルムを積層してラミネートした場合には、全体として100μm〜105μmの厚みに形成される。そして、透孔性ネット材10は、ホットメルト接着剤フィルム側をパンチングシート2に接触させた状態で加熱することにより、パンチングシート2に貼り合わされて使用される。
このような透孔性ネット材10においては、基材にラミネートされたホットメルト接着剤フィルムの透孔の形状が、当該基材の透孔を横切るように接着剤原料が橋架けされることによって略菱形状とされ、当該基材の透孔の開口部分と、当該ホットメルト接着剤フィルムの透孔の開口部分とが一致せずに異なるものとなる。そのため、透孔性ネット材10においては、基材の開口率と、ホットメルト接着剤フィルムの開口率とに応じて、上述した目隠し性や音抜け性が決定されることになる。
ここで、基材の開口率は、当該基材の素材選定によって一意に決定される。例えば1インチあたりの開口数が70,100,150,160,180,200,250となるように太さ70μmの糸材を格子状に平織りして構成された基材の開口率は、それぞれ、図4に示すように、65%,60%,49%,46%,41%,36%,24%と一意であり、1インチあたりの開口数と開口率との間には線形の関係がある。これに対して、ホットメルト接着剤フィルムの開口率は、透孔を形成する接着剤の線幅や量によって任意に変化させることができる。そして、この接着剤の線幅や量は、当該接着剤の軟化温度、溶融粘度、基材に対する量を制御することにより、調整することができる。
したがって、透孔性ネット材10においては、一意の開口率の基材を用いながらも、ホットメルト接着剤フィルムの開口率を変化させることにより、全体の開口率を調整することができる。透孔性ネット材10においては、例えば1インチあたりの開口数が70(開口率65%)である基材を用いた場合には、全体として25%〜55%程度の範囲で開口率を制御することができる。これは、1インチあたりの開口数が250〜100の基材を用いた場合と同等である。このように、透孔性ネット材10においては、様々な開口率の基材を用いることなく、一意の開口率の基材を用いるのみで、微妙な開口率の調整を行うことができ、結果として、要求仕様に応じた目隠し性や音抜け性の微妙な調整を行うことができる。
つぎに、透孔性ネット材10の製造方法について説明する。
透孔性ネット材10は、図5に示すような製造装置によって製造することができる。まず、ホットメルト接着剤フィルムFは、その接着剤原料を所定の押出機21に投入して溶融混練し、その溶融物を所定の温度に設定されたTダイ22を介して例えば30μm〜40μm程度の厚みで層状に流出させることによって成形される。ここで、Tダイ22の設定温度は、当該Tダイ22を介して流出されるホットメルト接着剤フィルムFの流出温度が軟化温度よりも高い110℃〜120℃程度となるように、140℃〜180℃程度に設定される。なお、発泡剤を含有させる場合には、接着剤原料とともに発泡剤を押出機21に投入して溶融混練することになる。ここで、発泡剤を含有させる場合には、押出機21によって接着剤原料を溶融混練する工程と、その溶融物をTダイ22を介して流出させる工程は、ともに、発泡剤の分解温度よりも低い温度で行う必要があり、望ましくは発泡剤の分解温度よりも10℃程度低い温度とする。なお、製造装置は、Tダイ22によるTダイ成形法ではなくインフレーション成形法を適用したものとしてもよい。
このようにして層状に流出したホットメルト接着剤フィルムFは、所定の張力をもって巻き出し部23から繰り出された長尺状の基材Bが通過するニップロール部24に到達する。このニップロール部24を構成する一方のローラ24aは、シリコンゴム等の所定のゴム製ローラとされ、他方のローラ24bは、表面にテフロン(登録商標)がコーティングされたクロム等の金属製ローラからなる。ニップロール部24は、これら1対のローラ24a,24bが所定の圧力で当接しながら回転駆動することにより、基材Bの片面にホットメルト接着剤フィルムFを均一に押し込みながら塗布する。ここで、ニップロール部24は、加熱されるのではなく、ホットメルト接着剤フィルムFがローラ24a,24bに付着しないように17℃〜19℃の常温に温度設定された冷却水によって冷却される。すなわち、110℃〜120℃程度の温度で流出されるホットメルト接着剤フィルムFは、このニップロール部24を通過するのに応じて冷却されることになる。また、ニップロール部24による圧力は、基材Bにホットメルト接着剤フィルムFが塗布された状態での全体厚みが105μm以下となるように設定され、100μm程度の厚みとする場合には、3.5kg/cm程度とされる。
そして、基材Bにホットメルト接着剤フィルムFが塗布された塗布物は、オーブンやドライヤー等の乾燥装置25に搬入されて所定温度で乾燥され、これら基材Bとホットメルト接着剤フィルムFとがラミネートされることにより、透孔性ネット材10が製造される。このとき、ホットメルト接着剤フィルムFに発泡剤が含有されている場合には、発泡剤は、乾燥装置25による加熱によって発泡することになる。いずれにせよ、ホットメルト接着剤フィルムFの透孔は、この工程によって形成される。特に、この透孔は、例えば図6(A)乃至図6(D)に示すように、平織りの基材Bを構成する糸材のうち、基材Bに対するホットメルト接着剤フィルムFの塗布方向に対して水平方向に延在する糸材が、基材Bにおけるホットメルト接着剤フィルムFの塗布面側に位置する領域に形成される。換言すれば、ホットメルト接着剤フィルムFは、基材Bを構成する水平方向及び垂直方向に延在する糸材が交差する領域のうち、基材Bに対するホットメルト接着剤フィルムFの塗布方向に対して水平方向に延在する糸材が、基材Bにおけるホットメルト接着剤フィルムFの塗布面とは反対側の面側に位置する領域近傍では基材B上にそのまま残存して略菱形状の透孔の頂点を形成し、それ以外の領域では開口するように形成される。なお、図6(A)乃至図6(D)は、同一の仕様からなる基材Bに、異なる物性のホットメルト接着剤フィルムFを塗布して製造された透孔性ネット材10の具体例を示している。透孔性ネット材10は、これら図6(A)乃至図6(D)からも明らかなように、異なる物性のホットメルト接着剤フィルムFを用いても同様に、ホットメルト接着剤フィルムFの透孔の形状が、基材Bの透孔を横切るように接着剤原料が橋架けされることによって略菱形状とされたものとなる。
製造装置は、このような透孔が形成された長尺状の透孔性ネット材10を巻き取り部26によって巻き取り、一連の製造工程を終了する。巻き取り部26によって巻き取られた長尺状の透孔性ネット材10は、被接着体であるパンチングシート2のサイズに応じて所定の大きさに裁断され、使用されることになる。
以上説明したように、透孔性ネット材10は、一意の開口率の基材Bを用いながらも、ホットメルト接着剤フィルムFの開口率を変化させることにより、全体の開口率を微調整することができ、結果として、要求仕様に応じた目隠し性や音抜け性の微妙な調整を行うことができる。そのため、透孔性ネット材10は、様々な開口率の基材を用意して買い効率を調整する場合に比べて、製造コストの削減も期待される。また、透孔性ネット材10は、ニップロール部24によって均一にラミネートされたホットメルト接着剤フィルムFを用いることから、従来の液状接着剤を用いてパンチングシートに貼り合せた透孔性ネット材に比べて、パンチングシート2に貼り合わせる際の作業性が良好であり、且つ、パンチングシート2に対する接着性が強く、接着強度のバラツキも少ないという利点を有する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態では、スピーカに使用されるネット材について説明したが、本発明は、マイクロフォン等の他の音響機器のキャビネット装置に適用することもでき、また、空調機器をはじめとする各種フィルタにも適用することができる。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
[実施例]
以下、本発明を適用した透孔性ネット材の具体的な実施例について、実験結果に基づいて説明する。
まず、本願発明者は、ホットメルト接着剤フィルムの物性の違いによる特性を比較するために、次表1に示す物性のホットメルト接着剤フィルムを用いて透孔性ネット材を作製し、目隠し性及び音抜け性を評価した。
具体的には、実施例1の透孔性ネット材として、1インチあたりの開口数が70(開口率65%)である基材に、軟化温度が60℃、150℃環境下での溶融粘度が150Pa・sであり発泡剤を含有しないホットメルト接着剤フィルムをラミネートしたものを作製した。また、比較例1の透孔性ネット材として、1インチあたりの開口数が70(開口率65%)である基材に、軟化温度が60℃、150℃環境下での溶融粘度が250Pa・sであるホットメルト接着剤フィルムをラミネートしたものを作製した。さらに、比較例2の透孔性ネット材として、1インチあたりの開口数が70(開口率65%)である基材に、軟化温度が70℃、150℃環境下での溶融粘度が150Pa・sであるホットメルト接着剤フィルムをラミネートしたものを作製した。そして、目隠し性及び音抜け性の指標として、可視光線の透過率を測定した。
この結果、上表1に示すように、実施例1として作製した透孔性ネット材の可視光線の透過率は45%となり、通常の製品に対する要求仕様である40%以上の特性が得られた。また、所定のパンチングシートに貼り合わせた透孔性ネット材を、所定の180°剥離機を用いて引張速度300mm/分で剥離して求めた接着力は、14N/2cmとなり、液状接着剤を用いてパンチングシートに貼り合せた透孔性ネット材の接着力6N/2cmに比べて、大幅に良好であった。一方、比較例1として作製した透孔性ネット材は、溶融粘度が高いことに起因して十分な透孔が形成されておらず、可視光線の透過率が低下し、また、比較例2として作製した透孔性ネット材は、軟化温度が高いことに起因して殆ど透孔が形成されておらず、可視光線の透過率が大幅に低下していることが観察された。
また、ホットメルト接着剤フィルムの加熱温度に対する溶融粘度の変化を求めた。具体的には、実施例2のホットメルト接着剤フィルムとして、軟化温度が61.7℃のものを用意した。これと比較するために、比較例3のホットメルト接着剤フィルムとして、軟化温度が88.4℃のものを、比較例4のホットメルト接着剤フィルムとして、軟化温度が52℃のものを、比較例5のホットメルト接着剤フィルムとして、軟化温度が85.3℃のものをそれぞれ用意した。これら比較例3乃至比較例5としてのホットメルト接着剤フィルムは、いずれも透孔が形成されない物性のものである。そして、これらホットメルト接着剤フィルムを加熱して各温度における溶融粘度を求めると、図7に示すような結果が得られた。
図7に示すように、比較例5の溶融粘度曲線は、実施例2の溶融粘度曲線と近似するにもかかわらず、比較例5のホットメルト接着剤フィルムの軟化温度が高いことから、十分な透孔が形成されていないという結果が得られた。このことから、単に溶融粘度曲線が合うように物性を制御しても、適切なホットメルト接着剤フィルムを得ることはできず、軟化温度と溶融粘度との組み合わせが重要であることが伺える。
本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材を使用したスピーカの構成を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材に用いられる基材の具体例を説明する図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材の構成を説明する図であり、図2に示す基材にホットメルト接着剤フィルムをラミネートした様子を説明する図である。 1インチあたりの開口数と開口率との関係を説明する図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材を製造する製造装置の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材の構成を説明する図であり、所定の物性のホットメルト接着剤フィルムを用いた透孔性ネット材の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材の構成を説明する図であり、図6(A)に示す透孔性ネット材に用いたホットメルト接着剤フィルムとは異なる物性のホットメルト接着剤フィルムを用いた透孔性ネット材の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材の構成を説明する図であり、図6(A)及び図6(B)に示す透孔性ネット材に用いたホットメルト接着剤フィルムとは異なる物性のホットメルト接着剤フィルムを用いた透孔性ネット材の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態として示す透孔性ネット材の構成を説明する図であり、図6(A)乃至図6(C)に示す透孔性ネット材に用いたホットメルト接着剤フィルムとは異なる物性のホットメルト接着剤フィルムを用いた透孔性ネット材の構成を説明する図である。 ホットメルト接着剤フィルムの加熱温度に対する溶融粘度の変化を求めた結果を説明する図である。
符号の説明
1 スピーカ本体
2 パンチングシート
10 透孔性ネット材
21 押出機
22 Tダイ
23 巻き出し部
24 ニップロール部
24a,24b ローラ
25 乾燥装置
26 巻き取り部
B 基材
F ホットメルト接着剤フィルム

Claims (19)

  1. 微細な透孔を有する基材の片面にホットメルト接着剤フィルムをラミネートした透孔性熱接着シートからなり、
    上記基材の透孔は、格子状に形成されたものであり、
    上記ホットメルト接着剤フィルムには、その接着剤原料が上記基材の透孔を横切るように橋架けされることによって透孔が形成されていること
    を特徴とする透孔性ネット材。
  2. 上記ホットメルト接着剤フィルムの透孔は、上記基材の透孔を横切るように上記接着剤原料が橋架けされることによって略菱形状とされていること
    を特徴とする請求項1記載の透孔性ネット材。
  3. 上記基材は、所定の糸材が平織りされたものであり、
    上記ホットメルト接着剤フィルムの透孔は、上記基材を構成する糸材のうち、当該基材に対する当該ホットメルト接着剤フィルムの塗布方向に対して水平方向に延在する糸材が、当該基材における当該ホットメルト接着剤フィルムの塗布面側に位置する領域に形成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の透孔性ネット材。
  4. 上記ホットメルト接着剤フィルムは、軟化温度が50℃〜65℃の接着剤を原料としたものであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載の透孔性ネット材。
  5. 上記ホットメルト接着剤フィルムは、150℃環境下での溶融粘度が200Pa・s以下の接着剤を原料としたものであること
    を特徴とする請求項4記載の透孔性ネット材。
  6. 上記ホットメルト接着剤フィルムの接着剤原料には、所定の発泡剤が含有されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項記載の透孔性ネット材。
  7. 上記基材は、1インチあたりの開口数が50〜100となるように透孔が形成されたものであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか1項記載の透孔性ネット材。
  8. 上記基材は、95μm以下の太さからなる糸材からなること
    を特徴とする請求項7記載の透孔性ネット材。
  9. 上記糸材は、黒色であること
    を特徴とする請求項8記載の透孔性ネット材。
  10. 微細な透孔を有する基材の片面にホットメルト接着剤フィルムをラミネートした透孔性熱接着シートからなる透孔性ネット材の製造方法であって、
    上記基材が通過するニップロール部を構成するローラを常温に温度設定した状態で、所定の溶融粘度からなる上記ホットメルト接着剤フィルムの溶融物を当該ホットメルト接着剤フィルムの軟化温度よりも高い温度で上記ニップロール部に層状に流出させる工程と、
    上記ニップロール部を駆動させて上記基材の片面に上記ホットメルト接着剤フィルムを均一に押し込みながら塗布する工程と、
    上記基材に上記ホットメルト接着剤フィルムが塗布された塗布物を所定の乾燥装置によって所定温度で乾燥する工程とを備えること
    を特徴とする透孔性ネット材の製造方法。
  11. 上記ホットメルト接着剤フィルムは、軟化温度が50℃〜65℃の接着剤を原料としたものであること
    を特徴とする請求項10記載の透孔性ネット材の製造方法。
  12. 上記ホットメルト接着剤フィルムは、150℃環境下での溶融粘度が200Pa・s以下の接着剤を原料としたものであること
    を特徴とする請求項11記載の透孔性ネット材の製造方法。
  13. 上記ホットメルト接着剤フィルムの接着剤原料には、所定の発泡剤が含有されていること
    を特徴とする請求項10乃至請求項12のうちいずれか1項記載の透孔性ネット材の製造方法。
  14. 上記基材は、1インチあたりの開口数が50〜100となるように透孔が形成されたものであること
    を特徴とする請求項10乃至請求項13のうちいずれか1項記載の透孔性ネット材の製造方法。
  15. 上記基材は、95μm以下の太さからなる糸材からなるものであること
    を特徴とする請求項14記載の透孔性ネット材の製造方法。
  16. 上記糸材は、黒色であること
    を特徴とする請求項15記載の透孔性ネット材の製造方法。
  17. 上記ホットメルト接着剤フィルムは、その流出温度が110℃〜120℃となるように上記ニップロール部に流出し、
    上記ニップロール部を構成するローラは、17℃〜19℃の温度に温度設定された冷却水によって冷却されていること
    を特徴とする請求項10乃至請求項16のうちいずれか1項記載の透孔性ネット材の製造方法。
  18. 上記ニップロール部を構成する一方のローラは、所定のゴム製ローラであり、他方のローラは、所定の金属製ローラであること
    を特徴とする請求項17記載の透孔性ネット材の製造方法。
  19. 上記金属製ローラの表面には、テフロン(登録商標)がコーティングされていること
    を特徴とする請求項18記載の透孔性ネット材の製造方法。
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