JP2009298643A - 発泡ガラスの製造方法 - Google Patents

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Shoichiro Negishi
正一郎 根岸
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Abstract

【課題】発泡ガラスの製造コストを低減することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】ASRから、周知の選別法により鉄系金属の大部分、非鉄金属の大部分及び樹脂の大部分を除外する(ST11)。これで、第1次土砂ガラスが得られる。第1次土砂ガラスを、破砕する(ST12)。ST13で第1の篩にかける。ST14で第2次土砂ガラスを第2の篩にかける。第2の篩は目が第1の篩より小さい。これで、第3次土砂ガラスが得られる。この第3次土砂ガラスは0.1〜3質量%の再残留樹脂と、ガラス粒(残留土砂を含む。)とからなる。
【効果】再残留樹脂に含まれる炭酸カルシウムが発泡剤の役割を果たす。すなわち、別に発泡剤を加える必要が無く、ASRのみで発泡ガラスを製造することが可能となる。本発明によれば、発泡剤を調達する必要がないため、発泡ガラスの製造コストを低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は発泡ガラスの製造方法に関する。
廃ガラスを発泡ガラス化して、資源の有効利用を図る技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−132714公報(請求項2)
特許文献1の請求項2に「破砕したガラスと、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化第二鉄、硫酸第二鉄及び活性炭の群から選択される少なくとも1成分と、
700℃以上1100℃以下の温度で溶融・発泡させ、且つ、
水酸化カルシウム、酸化カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化第二鉄、硫酸第二鉄及び活性炭の群から選択される少なくとも1成分とが、製造される発泡ガラス中に分散するようにした、発泡ガラスの製造方法。」の記載がある。
すなわち、特許文献1は、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化第二鉄、硫酸第二鉄及び活性炭の群からなる「発泡剤」を、破砕したガラスに混合させることを特徴とする発泡ガラスの製造技術に関する。
すなわち、従来の技術では発泡剤の調達コストが不可欠であり、このことが発泡ガラスの製造コストを押し上げる要因となっている。
そこで、発泡ガラスの製造コストの低減化が求められている。
本発明は、発泡ガラスの製造コストを低減することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、使用済み自動車を裁断して得られる、ASRと呼ばれるシュレッダダストを出発材料として、この出発材料に選別などの処理を施し、次に焼成処理を施すことで発泡ガラスを得る発泡ガラスの製造方法において、
前記出発材料に施す選別などの処理は複数の工程からなり、これらの工程は、
前記出発材料に、磁選別、非鉄金属選別及び比重選別を施すことにより、前記出発材料から大部分の金属や大部分の樹脂を分離して、ガラスと、分離できなかった残留金属と、残留樹脂と、残留土砂とからなる第1次土砂ガラスを得る工程と、
前記第1次土砂ガラスに、破砕機で破砕を施す工程と、
破砕された土砂ガラスを第1の篩にかけ、前記残留金属の全てと、前記残留樹脂の大部分を分離し、残ったガラス粒と、再残留樹脂と、残留土砂とからなる第2次土砂ガラスを得る工程と、
この第2土砂ガラスを、更に前記第1の篩より目が細かいに第2の篩にかけて、粒度が調整されたガラス粒と、再残留樹脂と、残留土砂とからなる第3次土砂ガラスを得る工程と、からなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、破砕を施す工程で、破砕刃を高速で回転させるブレード式破砕機を使用することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、第3次土砂ガラスに再残留樹脂を残すようにした。この再残留樹脂は、炭素(C)や炭酸カルシウム(CaCO)を豊富に含む。炭素は熱を加えると酸化して二酸化炭素になる。炭酸カルシウムに熱を加えると分解して二酸化炭素を発生する。この二酸化炭素ガスが発泡ガスとなる。
すなわち、本発明によれば、別に発泡剤を加える必要が無く、ASRのみで発泡ガラスを製造することが可能となる。発泡剤を調達する必要がないため、発泡ガラスの製造コストを低減することができる。
請求項2に係る発明では、ブレード式破砕機で、ガラスと、残留金属と、残留樹脂と、残留土砂とからなる第1次土砂ガラスを破砕する。
ガラスと残留土砂は、破砕刃により割れて、細分化される。
残留金属は、硬いため、細分化されない。
残留樹脂は、部分的に削られて、削り屑と残部樹脂とに分かれる。
第1の篩で、残留金属と残部樹脂とが除外される。
第1の篩を通過した、ガラス粒と削り屑と残留土砂は第2の篩にかけられ、粒度調整される。第2の篩を通過した小さな粒は除外する。第2の篩の上に残ったものが粒度調整された第3次土砂ガラスとなる。第3次土砂ガラスは、粒度が調整されたガラス粒と、再残留樹脂と、残留土砂とからなる。
仮に、ブレード式破砕機をボールミル式破砕機に代えると、残留樹脂の大部分が細分化され、大部分が第1の篩及び第2の篩を通過する可能性がある。そのため、粒度調整された第3次土砂ガラスには、樹脂成分が殆ど残らないこととなり、結果的に必要な発泡性が得られない。対策として、ボールミル式破砕機では、破砕時間を短くするなどの工夫が必要となり、破砕工程が面倒になる。
この点、ブレード式破砕機であれば、適当な粒径の樹脂の粒を残すことができ、破砕工程を容易に実施することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る発泡ガラスの基本的な製造フロー図であり、使用済み自動車から、エンジン、トランスミッション、エアバッグ、タイヤ、バッテリなどの機器及び燃料、オイルを撤去する(ST01)。次に、シュレッダで裁断する(ST02)。得られたシュレッダダストは、一般にASR(Automobile Shredder Residue)と呼ばれる。
得られたASRは、比重選別など周知の選別法を適用して選別処理する(ST03)。この処理法は次図で詳細に述べるが、土砂ガラス(第1・第2次土砂ガラス)にこの処理を施すことで第3次土砂ガラスを得ることができる。この第3次土砂ガラスを約600℃に加熱することで、仮焼成処理を行う(ST04)。これで仮焼成体を得ることでき、この仮焼成体を約800℃に加熱することで、本焼成処理を行う(ST05)。これで、発泡ガラスを得ることができる。ST04の仮焼成処理及びST05の本焼成処理の詳細は後述する。
図2は選別などの処理を詳細に説明するフロー図であり、ステップ番号(ST)は便宜的に、11番から付す。また、図3は図2を補足する図面である。
ASRは、図3(a)に示すように、例えば、55質量%の樹脂と、20質量%の金属と、残部の土砂ガラス(ガラスに土砂が付着形態のもの)とからなる。
このようなASRから、周知の磁選別法、非鉄選別法及び比重選別法により鉄系金属の大部分を除外し、非鉄選別法によりアルミや銅などの非鉄金属の大部分を除外し、樹脂の大部分を除外する(ST11)。これで、第1次土砂ガラスが得られる。
ガラスに樹脂モールやアンテナが強固に接着され、土埃が強固に付着しているなどして、周知の選別では分離できなかった、樹脂、金属、土砂が残留している。 そのため、第1次土砂ガラスは、図3(b)に示すように、例えば、6.3質量%の樹脂(残留樹脂)と、12.9質量%の金属(残留金属)と、ガラス(残量土砂を含む。)とからなる。
このような第1次土砂ガラスを、破砕する(ST12)。
この破砕は、ブレード式破砕機、ボールミル式破砕機またはその他の破砕機により実施する。ブレード式破砕機の原理を次図で説明する
図4はブレード式破砕機の原理図であり、ブレード式破砕機10は、モータが内蔵されているベース11と、このベース11に載せられている容器12と、この容器12の底を貫通して立ち上がっているモータ軸13と、このモータ軸13に水平に取り付けられている破砕刃14と、容器12の上部開口を塞ぐリッド15とからなる。
容器12に想像線で示す第1次土砂ガラス16を入れる。リッド15を被せ、
破砕刃14を高速で水平に回転させる。すると、破砕刃14が、第1次土砂ガラス16に衝突して、破砕等を始める。
第1次土砂ガラス16には、図3(b)に示されている残留金属、残留樹脂、残留土砂、ガラスが含まれている。
そのうち、残留金属は硬いため、破砕されない。残留樹脂は軟らかいため、削られて、削り屑と残部樹脂とに分かれる。当然、削り屑は小さく、残部樹脂は大きい。
残りの残留土砂とガラスは破砕される。
図2のST13で第1の篩にかける。残留金属と残部樹脂は篩の上に残る。一方、樹脂の削り屑とガラス粒と土砂は篩を通過して落下する。落下した分を、第2次土砂ガラスと呼ぶ。樹脂の削り屑を、再残留樹脂と呼ぶ。
すなわち、破砕された土砂ガラスを第1の篩にかけると、残留金属の全てと、残留樹脂の大部分とが分離、除外される。そして、残ったガラス粒と、再残留樹脂と、残留土砂とからなる第2次土砂ガラスが得られる。
ST14で第2次土砂ガラスを第2の篩にかける。第2の篩は目が第1の篩より小さい。
粒径が小さ過ぎる再残部樹脂と、粒径が小さ過ぎるガラス粒と、粒径が小さ過ぎる土砂が第2の篩を通過して除外される。第2の篩の上に残った、適度な大きさのガラス粒と、再残部樹脂と残留土砂を、第3次土砂ガラスと呼ぶ。
この第3次土砂ガラスは、図3(c)に示すように、0.1〜3質量%の再残留樹脂と、ガラス粒(残留土砂を含む。)とからなる。
なお、第3次土砂ガラスの粒径は、50〜500μmの範囲が好ましく、250μmが最適である。このような粒径が得られるように、第1の篩の目(メッシュ)と第2の篩の目(メッシュ)が決定される。
次に、図2のST12で、ブレード式破砕機の代わりに、ボールミル式破砕機を使用した場合を説明する。ボールミル式破砕機は回転ドラムの内部に硬いボールを多数個入れ、これらのボールで第1次土砂ガラスを破砕する機器であり、破砕性能はブレード式破砕機より格段に高い。そのため、ボールミル式破砕機で第1次土砂ガラスを破砕すると、軟らかい樹脂の大部分が細かく破砕される可能性がある。
細かく破砕された樹脂は、殆どが第1の篩及び第2の篩を通過してしまう。この結果、第3次土砂ガラスに占められる樹脂の割合が、図3(c)に示す樹脂割合0.1質量%より、大幅に下回る可能性が出てくる。これでは樹脂割合が過少となる。
そこで、ボールミル式破砕機を採用する場合には、樹脂割合が0.1質量%以上になるように、破砕時間を短くするなどの工夫が必要となり、破砕作業が面倒になる。
この点、ブレード式破砕機であれば、破砕時間を充分に確保することができ、破砕作業は容易になり、好ましい。
得られた第3次土砂ガラスに施す仮焼成処理を次に説明する。
図5は仮焼成処理を説明するフロー図であり、図6は図5の補足説明図である。
図6(a)に示すように、第3次土砂ガラス20では、ガラス粒21とガラス粒21との間に、樹脂の粒(粒径が整えられた再残留樹脂)22が混じっている。なお、土砂の粒は省略した。
ところで、一般に樹脂には、可塑剤、安定剤、充填剤、その他の添加剤が添加されている。そのうちで、充填剤は、樹脂原料を節約するための混ぜものである。そして、充填材の代表例が、炭酸カルシウムである。
仮に、図6(a)に示す第3次土砂ガラス20を、約800℃、60分の条件で焼成処理をすると、ガラス粒21が溶融化すると共に、樹脂の粒22に含まれる炭酸カルシウムが、カルシウム(酸化カルシウム)と炭酸ガスに熱分解される。その結果、(b)に示すように、大きな気泡101がガラス102の中に発生する。
小さな気泡が多数分散している場合に比較して、気泡101が大径であると、不可避的に偏在し勝ちになる。そのため、(b)に示される発泡ガラス103の品質は低いものとなる。品質を高めることが求められ、その方法を次に説明する。
図5において、第3次土砂ガラスを、約600℃で仮焼成する(ST15)。これで、仮焼成体を得ることができる。仮焼成体25は、図6(b)に示すように、ガラス粒21とガラス粒21との間に、炭素の粒26が混じったものとなる。すなわち、樹脂の粒22が焼かれて炭化した。このような仮焼成体25は、本焼成体とは異なり、脆い。そこで、仮焼成体25を、細かく破砕することができる(ST16)。
この破砕により、炭素の粒26も破砕され、小さな粒となる。得られた破砕粉30は、図6(d)に示すように、ガラス粒21とガラス粒21との間に、炭素の小さな粒31が分散したものとなる。
このような破砕粉30を約800℃で焼成処理すると、図6(e)に示すような、ガラス32に多数の気泡33が、適度に分散した、良質の発泡ガラス34を得ることができる。
すなわち、図6(a)に示す第3次土砂ガラス20を、直ぐに焼成(本焼成)処理するのではなく、仮焼成処理を施し、得られた仮焼成体を細かく破砕し、得られた破砕粉に本焼成処理を施すことで、気泡が均等に分散した良質の発泡ガラス34を得ることができる。
この際に、炭酸カルシウムなどの発泡剤を、別途加える必要がない。すなわち、第3次土砂ガラス20に含まれている樹脂の粒22を、発泡剤の代用物とした。この結果、発泡剤を調達する必要がなく、発泡ガラスの製造コストを低減することができる。
ところで、自動車の車体に塗布した塗料やメッキには、クロム(Cr)や三価クロム(Cr+3)が混じっている。このようなクロム(Cr)や三価クロム(Cr+3)の一部が、図6(d)に示す破砕粉30に混じっていることが予想される。クロム(Cr)や三価クロム(Cr+3)は、酸化されて、有毒な六価クロムに変化することが、知られている。
この有毒物質である六価クロムの発生を防止する必要がある。すなわち、図6(d)→(e)の処理に代えて、次に説明する処理が推奨される。
図7は本焼成処理を説明する図であり、(a)において、上面が開放されている蓋なし容器35に破砕粉30を充填する。破砕粉30は、ガラス粒21と、炭素の小さな粒31と、クロム系粒36とからなる。クロム系粒36は、クロム(Cr)、三価クロム(Cr+3)又はこれらの混合物である。
次に、(b)に示すように、蓋なし容器35の上方から約800℃で加熱する。すると、上表面のガラス粒が溶融して、ガラス層37を形成する。この後は、炭素の小さな粒31が周囲の酸素(O)と結合して、二酸化炭素(CO)に変化する。
この反応は密閉空間で行われるため、ガラス層37の下方の空間内は、無酸素雰囲気もしくは還元性雰囲気となる。無酸素雰囲気もしくは還元性雰囲気に置かれたクロム(Cr)や三価クロム(Cr+3)は、酸化が進行しないため、六価クロム(Cr+6)に変化する心配はない。
そこで、(c)に示すように、蓋なし容器35の周囲から全体的に約800℃で本焼成する。このときの加熱により、ガラス粒が溶融ガラス38となり、そこへ炭酸ガスの気泡39が分散される。これらの気泡39は加熱により更に膨張する。
本焼成処理後が冷却して得られた発泡ガラス40は、(d)に示すようにガラス41に、多数の気泡42を含む。そして、クロム系粒36は無害なクロム(Cr)や三価クロム(Cr+3)の形態のままで、封じ込められる。
図7で説明した本焼成処理をフローの形態でまとめる。
図8は本焼成処理を説明するフロー図であり、破砕粉を蓋なし容器へ充填し(ST17)、上面を加熱する(ST18)。この結果、ガラス層が形成され、ガラス層下は還元性雰囲気となる。次に、全体を約800℃で加熱する(ST19)。すると、二酸化炭素(CO)が膨張し、気泡が均等に分散し、且つ、クロムを無害なクロム(Cr)や三価クロム(Cr+3)の形態のままで封じ込めた発泡ガラスを得ることができる。
以上の説明において、仮焼成温度を約600℃、本焼成温度を約800℃としたが、自動車用ガラスの融点を基準として、仮焼成温度を融点未満の適当な温度(500〜650℃から選択される温度)、本焼成温度を融点以上の適当な温度(700〜900℃から選択される温度)とすることは差し支えない。
また、本焼成時間は、60〜180分が好ましく、60分が最適である。
なお、本発明方法で得た第3次土砂ガラスに、直ぐ焼成処理(約800℃)を施すことで発泡ガラスを得るか、仮焼成処理を経て本焼成処理を施すことで発泡ガラスを得るかは、任意である。
本発明は、ASRと呼ばれるシュレッダダストから発泡ガラスを製造する技術に好適である。
本発明に係る発泡ガラスの基本的な製造フロー図である。 選別などの処理を詳細に説明するフロー図である。 図2を補足する図面である。 ブレード式破砕機の原理図である。 仮焼成処理を説明するフロー図である。 図5の補足説明図である。 本焼成処理を説明する図である。 本焼成処理を説明するフロー図である。
符号の説明
10…ブレード式破砕機、14…破砕刃、20…第3次土砂ガラス、21…ガラス粒、22…樹脂の粒(粒径が整えられた再残留樹脂)、34、40…発泡ガラス。

Claims (2)

  1. 使用済み自動車を裁断して得られる、ASRと呼ばれるシュレッダダストを出発材料として、この出発材料に選別などの処理を施し、次に焼成処理を施すことで発泡ガラスを得る発泡ガラスの製造方法において、
    前記出発材料に施す選別などの処理は複数の工程からなり、これらの工程は、
    前記出発材料に、磁選別、非鉄金属選別及び比重選別を施すことにより、前記出発材料から大部分の金属や大部分の樹脂を分離して、ガラスと、分離できなかった残留金属と、残留樹脂と、残留土砂とからなる第1次土砂ガラスを得る工程と、
    前記第1次土砂ガラスに、破砕機で破砕を施す工程と、
    破砕された土砂ガラスを第1の篩にかけ、前記残留金属の全てと、前記残留樹脂の大部分を分離し、残ったガラス粒と、再残留樹脂と、残留土砂とからなる第2次土砂ガラスを得る工程と、
    この第2土砂ガラスを、更に前記第1の篩より目が細かいに第2の篩にかけて、粒度が調整されたガラス粒と、再残留樹脂と、残留土砂とからなる第3次土砂ガラスを得る工程と、からなることを特徴とする発泡ガラスの製造方法。
  2. 前記破砕を施す工程では、破砕刃を高速で回転させるブレード式破砕機を使用することを特徴とする請求項1記載の発泡ガラスの製造方法。
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