JP2009298572A - 用紙の糊付け装置及び糊付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳まれた用紙の折り片同士の開放端部同士を、簡単、かつ、連続的に、剥離可能な仮接着剤により封止できる用紙糊付け装置及び方法を提供する。
【解決手段】折り畳まれた用紙を積載すると共に1枚ずつ供給する給紙部1と、該給紙部1から供給された用紙の開放端部を接着剤により封止する糊付け本体部2と、該糊付け本体部2から排出される封止済みの用紙を積載する紙受け部3と、を備えている。前記糊付け本体部2は、閉塞状態の用紙を上下方向に開放する開放機構11と、開放された用紙の下側の折り片の開放側の端部の上面に、剥離可能な仮接着剤を、筋状に塗布する接着剤塗布機構12と、上側の折り片を、仮接着剤塗布後の下側折り片に重ね合わせ、上下の折り片の開放端部を仮接着する封止機構13と、前記開放機構11から前記接着剤塗布機構12を経て前記封止機構13に亘って用紙を搬送する搬送機構15と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、折り畳まれた用紙を、接着剤により封止するための糊付け装置及び糊付け方法に関する。
ダイレクトメールは、郵便の確実性を利用して個別の対象者に届けられる利便さが認められ、急速に普及した宣伝方法であるが、近年のように多くの企業又は商店がダイレクトメールを利用するに至っては、各家庭では、一日に数件から多い時で数十件のダイレクトメールを受け取ることがある。
封書のダイレクトメールでは、一々封筒を開くことが煩わしいため、受取人の多くは、開封もせずに捨ててしまう傾向にある。また、企業等の送り主側にとっても、封書でダイレクトメールを送る場合には、封筒内に挨拶状やカタログ、さらには返信用葉書等を同封することから、カタログのコストやこれらの書類を封筒内に封入する作業コストが高くなってしまう問題がある。
上記のように封書で送付するダイレクトメールに対して、昨今では、折り畳まれた用紙の折り片同士を、所定圧力が加わると剥離可能に接着する感圧疑似接着剤で封止し、封筒に入れずに直接郵送するダイレクトメールあるいは情報隠匿葉書がある(特許文献1)。上記のように折り畳まれた用紙は、そのまま郵便物として葉書料金で郵送でき、また、受取人は、両折り片を剥離することにより、簡単に内容を確認することができる。すなわち、封筒で送る場合に比べ、コスト的に有利であると共に、送り主及び受取人のいずれにとっても、便利である。
また、情報を隠匿する必要のない広告やカタログをダイレクトメールで送付する場合には、広告やカタログを折り畳んで、粘着テープにより封止し、受取人が封書を開封する手間を省いたものも有る(特許文献2)。この場合、受取人は、単にテープを剥がすだけでダイレクトメールの内容を読むことができ、無駄な塵の発生の防止を期待でき、さらに封書を使用しないことにより、封入作業も不要になる。
特開平5−201179号公報 特開平7−290866号公報
上記特許文献1によるダイレクトメール又は情報隠匿葉書等では、予め、折り片全面に接着剤の塗布処理を行い、折り面の全面を加圧するローラによって加圧することにより、接着するため、用紙全体の塗布処理装置が必要になると共に、折り片の全面を加圧するローラが必要となり、機械が大形化すると共に重量も増加する。
特許文献2によるダイレクトメールでは、封緘用のシールがコスト高の原因になり、また、折り畳まれた用紙の開放端部に自動的に封緘用シールを貼り付ける機械が開発されているものの、処理速度が遅いという問題がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、予め、用紙の全面に接着剤塗布処理を行わずとも、折り畳まれた用紙の開放端部を、自動的に、かつ、迅速に封止処理でき、かつ、受取人は、開封作業あるいはミシン目等の切り開き作業を行うことなく、簡単に内容を確認できるダイレクトメール等の折り畳み用紙を糊付けできる用紙糊付け装置及び糊付け方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本願発明による用紙糊付け装置は、折り畳まれた用紙の折り片同士を接着剤により封止する用紙糊付け装置において、折り畳まれた用紙を積載すると共に1枚ずつ供給する給紙部と、該給紙部から供給された用紙の開放端部を接着剤により封止する糊付け本体部と、該糊付け本体部から排出される封止済みの用紙を積載する紙受け部と、を備えており、前記糊付け本体部は、閉塞状態の用紙を上下方向に開放する開放機構と、開放された用紙の下側の折り片の開放側の端部の上面に、剥離可能な仮接着剤を、筋状に塗布する接着剤塗布機構と、上側の折り片を、仮接着剤塗布後の下側折り片に重ね合わせ、上下の折り片の開放端部を仮接着する封止機構と、前記開放機構から前記接着剤塗布機構を経て前記封止機構に亘って用紙を搬送する搬送機構と、を備えている。
上記構成の用紙糊付け装置によると、例えば、二つ折り又は三つ折りの用紙に対し、自動的に、かつ、迅速に、上側の折り片と下側の折り片の開放端部同士を、仮接着剤により封止することができるので、封筒と同様に郵便物として利用できるダイレクトメール等を簡単かつ連続的に製作できると共に、材料コスト及び封入作業にかかる作業コスト等を低減できる。しかも、ダイレクトメール等を製作した場合に、受取人は、仮接着剤で封止された開放端部を開くだけで、挟み等を使用することなく、簡単に内容を見ることができる。
本発明は、上記用紙糊付け装置において、好ましくは、前記開放機構は、上側の折り片を上方に吸引する上側吸引部と、下側の折り片を下方に吸引する下側吸引部と、から構成されることができる。
上記構成によると、用紙を傷つけることなく、確実に、上側の折片と下側の折り片の開放端部を開放することができる。
本発明は、好ましくは、前記上側吸引部は、下面に吸引口を有する吸引ボックスとし、前記下側吸引部は、上面に吸引口を有する吸引ボックスを備えたエア吸引式ベルト搬送機構とすることができる。
上記構成によると、用紙を搬送しつつ、かつ、用紙を傷つけることなく、上側の折片と下側の折り片の開放端部を開放することができ、開放作業の効率が向上する。
本発明は、好ましくは、前記上側吸引部は、下面に吸引口を有する吸引ボックスを備えたエア吸引式ベルト搬送機構とし、前記下側吸引部は、上面に吸引口を有する吸引ボックスを備えたエア吸引式ベルト搬送機構とすることもできる。
上記構成によると、上側の折り片と、下側の折り片とを、それぞれエア吸引式ベルト搬送部により搬送するので、用紙の姿勢を所定の姿勢に確実に維持し、用紙を搬送することができる。
本発明は、好ましくは、前記開放機構で開放された用紙の上側の折り片を、その開放度合いが拡張するように接着剤塗布機構へガイドする拡張用ガイド部材と、前記接着剤塗布機構で仮接着剤が塗布された後の用紙の上側の折り片を、下側の折り片側へガイドする封止用ガイド部材と、を備えることができる。
上記構成によると、上側の折り片と、下側の折り片とを、皺や、ずれ又は無駄な折れが発生することなく、正確な相互位置関係で相互に接着することができる。
本発明は、前記給紙部には、未折り状態の用紙を折り畳んで前記給紙部に供給する折り機を接続することができる。
上記構成によると、未折り状態の用紙を折り畳む作業と、前記糊付け作業とを、連続して、自動的に行うことができ、未折り状態からの作業能率が、一層向上する。
本発明は、上記折り機が接続された糊付け装置において、前記折り機には、未折り状態の用紙の折り線方向の端部に、剥離可能な仮接着剤を、筋状に塗布する接着剤塗布機構を備えることができる。
上記構成によると、折り畳み用紙の開放端部だけでなく、折り線方向の両端部も仮接着剤により封止することができるので、折り畳み用紙の全周を仮接着剤で封止することができ、隠匿性を有する情報が記載された郵便物の製作に適している。
また、本発明は、折り畳まれた用紙の折り片同士を接着剤により封止する用紙糊付け方法として、折り畳まれた用紙の開放側の端部を開放機構により上下方向に開放する開放工程と、開放された用紙の下側の折り片の開放側の端部に、接着剤塗布機構により、剥離可能な仮接着剤を塗布する塗布工程と、上側の折り片を、仮接着剤塗布後の下側折り片に重ね合わせ、封止機構により、上下の折り片の開放端部を仮接着する封止工程と、を有する用紙糊付け方法を提供する。
上記糊付け方法によると、前記基本の糊付け装置の発明による効果と略同等の効果を得ることが可能となる。
[本発明の装置及び方法により糊付けされる折り畳み用紙]
図1乃至図3は、本発明の装置及び方法により糊付けされる折り畳み用紙の例を示している。図1は、一つの折り線q1により、二つ折りとした用紙Pであり、第1の折り片P1と第2の折り片P2を有し、下側の第2の折り片P2の開放側の端部の上面に、仮接着剤A1が折り線q1と平行に筋状に塗布され、上側の第1の折り片P1と下側の折り片P2の開放端部同士が、仮接着剤A1により、剥離可能に接着される。
図2は、互いに平行な二つの折り線q1、q2により、内側三つ折りとした用紙Pであり、第1、第2及び第3の折り片P1、P2,P3を有している。第3の折り片P3は、第2の折り線q2により、第2の折り片P2の上側に折り畳まれ、第1の折り片P1は、第1の折り線q1により、第3の折り片P3の上側に折り畳まれている。第1の折り片P1に対する第3の折り片P3の開放側の端部の上面に、第2の折り線q2と平行に仮接着剤A1が筋状に塗布され、上側の第1の折り片P1の開放端部が、仮接着剤A1により、第3の折り片P3に剥離可能に接着される。
図3は、平行な二つの折り線q1、q2により、Z形に三つ折りとした用紙Pであり、第1、第2及び第3の折り片P1、P2,P3を有している。第3の折り片P3は、第2の折り線q2により、第2の折り片P2の下側に折り畳まれ、第1の折り片P1は、第1の折り線q1により、第2の折り片P2の上側に畳まれている。第1の折り片P1に対する第2の折り片P2の開放側の端部の上面と、第2の折り片P2に対する第3の折り片P3の開放側の端部の上面とに、それぞれ各折り線q1,q2と平行に、筋状の仮接着剤A1、A2が塗布され、各開放端部が仮接着剤A1,A2により、それぞれ剥離可能に接着される。
[本発明の実施の形態]
(用紙糊付け装置全体の構成)
図4乃至図13は、本発明に係る糊付け装置の第1の実施形態であり、主として、前記図1及び図2の折り畳み用紙を糊付けするために用いられる装置であり、これらの図面に基づいて、本発明の第1の実施形態を説明する。
図4は用紙糊付け装置全体の平面図、図5は用紙糊付け装置全体の正面図であり、図4において、用紙糊付け装置は、用紙搬送方向Fの上流側から順に、給紙部1、糊付け本体部2及び紙受け部3を備えている。ここで、説明の都合上、搬送方向Fの下流側を用紙糊付け装置の前側とし、搬送方向Fの上流側から下流側に向かって見た場合の左右を、用紙糊付け装置の左右として、以下、説明する。
上記糊付け本体部2内には、搬送方向Fの上流側から順に、すなわち後側から順に、閉塞状態の用紙を上下方向に開放する開放機構11と、開放された上下の折り片の開放状態を拡張すると共に下側の折り片に剥離可能な仮接着剤を筋状に塗布する接着剤塗布機構12と、上側の折り片を下側の折り片に重ねて上下の折り片の開放端部を仮接着する封止機構13と、を備えると共に、前記開放機構11、前記接着剤塗布機構12及び前記封止機構13の左側部に沿って用紙を搬送する主搬送機構15と補助搬送機構16とを備えている。
糊付け本体部2の開放機構11は、搬送通路の上側に配置された吸引ボックス30と、搬送通路の下側に配置されたエア吸引式ベルト搬送機構32とを有し、接着剤塗布機構12は、仮接着剤を塗布する塗布ノズル33と、下側の折り片をガイドする上下一対のガイド板34,35と、上側の折り片をガイドする左右一対のガイドロッド(拡張用ガイド部材)36,37と、を有し、封止機構13は、上側の折り片を下方にガイドする封止用ガイドロッド(封止用ガイド部材)38と、上側の折り片を下側の折り片に圧接する押圧ローラ39と、を有している。
図5において、給紙部1は、折り畳まれた状態の多数の用紙Pを積載するエア吸引式ベルト搬送機構22と、該エア吸引式ベルト搬送機構22の前方に配置された上下一対の給紙ローラ23と、エア吸引式ベルト搬送機構22上に立設された用紙前端規制板の下端開口に配置されたサバキ部材24等を備えており、エア吸引式ベルト搬送機構22と給紙ローラ23とは、伝動機構を介して給紙用の第1の駆動モータ26に連動連結している。すなわち、エア吸引式ベルト搬送機構22及びサバキ部材24により、最下位の用紙Pを一枚ずつ前方に送り出し、給紙ローラ23により、糊付け本体部2に供給するようになっている。また、給紙部1には、積載された用紙Pの右端を所定位置に揃えるための位置規制板25が設けられている。
糊付け本体部2の主搬送機構15は、上下一対のベルト搬送部15a、15bから構成されており、下側のベルト搬送部15bは、伝動機構を介して搬送用の第2の駆動モータ28に連動連結され、上側のベルト搬送部15aは、図示しない適宜の連動機構を介して下側ベルト搬送部15bと同期作動し、上下のベルト搬送部15a、15b間で用紙の左端部を挟持し、前方(搬送方向F)に用紙を搬送する。
紙受け部3は、後側から順に、ベルト搬送機構41と、紙受けトレー40を有しており、ベルト搬送機構41は、伝動機構を介して紙受け用の第3の駆動モータ44に連動連結している。ベルト搬送機構41の上側には、前後一対の金属製の補助加圧ローラ42が配置され、該補助加圧ローラ42は、昇降自在にブラケット43に支持されている。紙受け部3のベルト搬送機構41の用紙搬送速度V3は、糊付け本体部2の主搬送機構15の用紙搬送速度V1より小さく設定されており、これにより、紙受け部3のベルト搬送機構41上では、糊付け本体部2から連続的に排出される糊付け後の用紙が、部分的に重なった状態、いわゆる鱗状に重なった状態で搬送され、該鱗状に重なった状態で、上記補助加圧ローラ42で最終的に加圧されるようになっている。
(開放機構11の詳細構造)
図6は糊付け本体部2の主要な構成要素を示す拡大平面図、図7は図6の正面図である。また、図8乃至図13は、折り畳み用紙の糊付作業を工程順に示しており、それぞれ図5のVIII-VIII、IX-IX、X-X、XI-XI、XII-XII、XIII-XIII断面拡大図に相当する。
図7において、開封機構11は、前述のように、搬送通路の上側に配置された吸引ボックス30と、下側に配置された吸引ボックス31有するエア吸引式ベルト搬送機構32とを備えている。上側の吸引ボックス30の下面の前部は、前方に向いて上方に開く傾斜面30bを有している。
図9において、上側吸引ボックス30の下面には、前後方向に矩形状に延びる左右一対の吸引孔30aが形成され、用紙Pの上側の折り片P1を上方に吸引するようになっている。一方、下側のエア吸引式ベルト搬送機構32の吸引ボックス31の上面には、上記上側吸引ボックス30の吸引孔30aに対応するように、前後方向に矩形状に延びる左右一対の吸引孔31aが形成され、用紙Pの下側の折り片P2を下方に吸引しつつ、前方に搬送するようになっている。なお、下側のエア吸引式ベルト搬送機構32は、左右に間隔を置いて3本の搬送ベルトが配設されており、各搬送ベルト間に、前記各吸引孔31a、30aがそれぞれ位置している。
(接着剤塗布機構12の詳細構造)
図6において、塗布ノズル33は、接着剤塗布機構12の前端部に配置されると共に、その下端吐出口33aが、搬送中の用紙Pの下側の折り片の右端部に上方から対応する位置に配置されている。
図7において、用紙Pの下側の折り片(P2,P3等)をガイドする上下一対のガイド板34,35は、上下方向に所定隙間をおいて略水平に配置されると共に、前記開放機構11のベルト搬送機構32の上端搬送面と略同一高さに設定されている。下側のガイド板35は、開放機構11のベルト搬送機構32の前端部近傍位置から後方に延び、塗布ノズル33の下方を通過して封止機構13の押圧ローラ39の近傍まで至っている。一方、上側のガイド板34は、開放機構11のベルト搬送機構32の前端部近傍位置から後方に延び、塗布ノズル33の下端吐出口33aの少し後方位置で途切れている。
上側の折り片P1をガイドする左右一対のガイドロッド36,37のうち、右側に配置された第1のガイドロッド36は、後端部に楔状の分離爪36aを一体的に備えており、該分離爪36aは、前記開放機構11の上側吸引ボックス30の前部傾斜面30bと下側のベルト搬送機構32との間に配置されている。右側の第1のガイドロッド36は、前記分離爪36aから前上がり傾斜状に前方に延び、塗布ノズル33の左側方に至っている。一方、左側の第2のガイドロッド37は、後端部が前記分離爪36aよりも上方に位置し、略水平に前方に延び、塗布ノズル33の左側方に至り、さらに前方に延びている。前記各ガイドロッド36,37は、用紙を滑らかにガイドできるように、断面円形のステンレス鋼又はアルミ鋼でできている。
(封止機構13の詳細構造)
図7において、封止機構13の封止用ガイドロッド38は、後端部が、塗布ノズル33の左方近傍に位置すると共に、前記接着剤塗布機構12の第2のガイドロッド37の前端部の上方に位置しており、右前下がり傾斜状に前方に延び、押圧ローラ39の下端近傍まで至っている。また、図6において、封止用ガイドロッド38の前端部は、平面視で、塗布ノズル33の左右方向の位置と略同じ位置まで右方に延び、押圧ローラ39の近傍位置に至っている。
図13において、押圧ローラ39は、所定の重量を有するように金属により形成されると共に左右一対備えられ、揺動アーム50の前端部に回動軸51を介して回動自在に支持されており、各押圧ローラ39の下側には、押圧ローラ39よりも小径のゴムローラ45がそれぞれ対設されている。各ゴムローラ45は、前記主搬送機構15の駆動軸49に固着され、主搬送機構15と同期回転するようになっている。
上記揺動アーム50は、図5に示すように後端部が支持軸52に回動自在に支持されており、これにより、押圧ローラ39を昇降可能とし、押圧ローラ39の自重により、用紙を上方から加圧する。
(用紙検出センサー)
図5において、用紙糊付け装置には、複数箇所に用紙検出センサーが配設されている。たとえば、給紙部1の給紙ローラ23と糊付け本体部2の主搬送機構15の後端との間には、光透過式の第1及び第2の用紙検出センサーS1,S2が配置され、接着剤塗布機構12の塗布ノズル33の近傍には、用紙の前端を検出して接着剤の塗布開始信号を発する光透過式の第4の用紙検出センサーS4と、用紙の後端を検出して接着剤の塗布終了信号を発する光透過式の第3の用紙検出センサーS3が配置されている。また、封止機構13と紙受け部3との間には、光透過式の第5の用紙検出センサーS5が配置されている。前記第3及び第4の用紙検出センサーS3,S4は、前述のように、塗布ノズル33による接着剤の塗布開始と終了の信号を発するためのセンサーであり、他のセンサーS1,S2及びS5は、主として用紙ジャムを検出するために使用されるセンサーである。
(作用)
図2のような内側三つ折りの用紙Pを、図1乃至図7で示す用紙糊付け装置で糊付けする場合の作業の流れを説明する。
(1)給紙工程
図5において、給紙部1のエア吸引式ベルト搬送機構22上には、内側三つ折り状態(図2の状態)の用紙Pが多数積載されており、最下位の用紙Pが、エア吸引式ベルト搬送機構22及びサバキ部材24の作用により前方に送り出され、図8のように、上下の給紙ローラ23で挟持され、略水平な閉塞状態(平面状態)で前方に供給される。
(2)開放工程
図9において、略水平な閉塞状態で開放機構11に供給された用紙Pは、左端部が主搬送機構15の上下のベルト搬送部15a、15bにより挟持され、前方に搬送される。この搬送中において、下側の第2の折り片P2は下側の吸引ボックス31により下方に吸引され、中間の第3の折り片P3は自重により第2の折り片P2の上面に略重なった状態に維持され、上側の第1の折り片P1は、上側の吸引ボックス30で上方に吸引されることにより、下側の第2及び第3の折り片P2、P3から上方に離れる。すなわち、用紙Pは閉塞状態から右端部が開放された状態に変化する。そして、開放された用紙Pは、第1のガイドロッド36の先端分離爪36aにより、上側の第1の折り片P1と、下側の第2及び第3の折り片P2,P3とに、機械的に分離される。
(3)開放拡張工程
図10において、用紙Pが接着剤塗布機構12に移行すると、下側の第2及び第3の折り片P2,P3は、下側のガイド板34,35間の隙間に入り込み、略水平状態に維持されて搬送される。一方、上側の第1の折り片P1は、右端部近傍が右側の第1のガイドロッド36により下側から徐々に押し上げられ、一方、第1のガイドロッド36と主搬送機構15との間の部分は、略水平な左側の第2のガイドロッド37により、上方への移動が規制される。これにより、上側の折り片P1の右半部は徐々に垂直姿勢に近づくように立ち上がってゆく。すなわち、開放度合いが拡張してゆく。
(4)塗布工程
図11において、用紙Pが塗布ノズル33に対応する位置まで到達すると、上側のガイド板34が途切れることにより、第3の折り片P3の上面が露出する。このとき、第1の折り片P1は塗布ノズル33に干渉しない状態まで立ち上がっている。この状態で、ノズルの下端吐出口33aから仮接着剤を吐出すると共に用紙Pを前方に搬送することにより、第3の折り片P3の上面の右端部に、搬送方向Fと平行に筋状に仮接着剤A1を塗布する。
塗布ノズル33による塗布開始及び終了の時期は、図5で説明したように、第4のセンサーS4によって用紙Pの前端を検出することにより塗布を開始し、第3のセンサーS3によって用紙Pの後端を検出することにより、塗布を終了する。これにより、図2のように、用紙Pの前後方向の略全幅に亘り、剥離可能な仮接着剤A1を筋状に塗布する。
(5)封止工程
図11において、仮接着剤A1が塗布された後、上側の第1のガイド片P1は、拡張用の第1及び第2のガイドロッド36,37による位置規制が解除されると同時に、図12のように、封止機構13の封止用ガイドロッド38により、第3の折り片P3側へと下方へガイドされる。
図13において、第1の折り片P1が第3の折り片P3の上面に重ね合わされた後、用紙Pは金属製の押圧ローラ39とゴムローラ45とに間に挟持される。特に、右側の押圧ローラ39により、仮接着剤A1の塗布部分が直接加圧され、用紙の右側開放端部が、剥離可能に確実に仮接着される。なお、上記押圧ローラ39は金属製に限定されるものではなく、樹脂製の押圧ローラとすることもできる。
なお、図5において、前記開放機構11から封止機構13に至る間は、主搬送機構15により所定の搬送速度V1で搬送されている。
(6)積載工程
図5において、封止後、紙受け部3のベルト搬送機構41上に排出された用紙Pは、ベルト搬送機構41の搬送速度V3が糊付け本体部2の主搬送機構15の搬送速度V1より小さく設定されていることにより、ベルト搬送機構41上で鱗状に重ねられ、かつ、補助加圧ローラ42により、最終的に接着部分を加圧すると共に用紙Pを整列させ、紙受けトレー40上に積み重ねて行く。
(7)効果
このように、折り畳み状態の用紙Pを、自動的に、かつ、連続的に、仮接着剤により剥離可能に封止してゆくことができるのである。
(8)前記主搬送機構15と平行に配置された補助搬送機構16は、搬送通路の下側だけに配置されており、糊付けされる用紙の左右幅が大きな場合に、主搬送機構15から左方にはみ出した用紙部分を下側から支え、主搬送機構と同速度で搬送する。これにより、搬送中の用紙の変形等を防止し、安定した状態で用紙を搬送する。
(別種の用紙の糊付け作用)
(1)図1のような二つ折りの用紙Pを糊付けする場合にも、前記図2の用紙の場合と同様に、図1乃至図7の糊付け装置により連続的に糊付けすることができる。
(2)図3のように、Z形に三つ折りされた用紙Pについては、図1乃至図7の糊付け装置では、1回の作業によって2箇所に接着剤A1,A2を同時に塗布することはできない。しかし、一旦、図3の第1の折り片P1と第2の折り片P2との開放端部を、仮接着剤A1により仮接着した後、用紙を図5の紙受け部3から給紙部1に上下逆向きに戻し、第2回目の作業により、第2の折り片P2と第3の折り片P3との開放端部を、仮接着剤A2により仮接着することはできる。
[第2の実施の形態]
図14は本発明の第2の実施の形態であって、糊付け本体部2の正面図であり、開封機構11として、上下共に、吸引ボックス30,31を有するエア吸引式ベルト搬送機構29,32を配置した構造となっている。他の構成は前記第1の実施の形態と同様であり、同じ部品には同じ符号を付している。
第2の実施に形態によると、用紙Pの紙質が軟弱であったり、薄かったりした場合でも、折り畳み用紙を、上下の折り片に分離しつつ、皺等がよることなく、搬送することができる。
[第3の実施の形態]
図15乃至図17は、前記図1乃至図7の第1の実施の形態と同様な用紙糊付け装置に、用紙の折り機60を接続した例である。
図15において、給紙部1の右側に折り機60を接続しており、この折り機60自体は、周知の折り機に、追加の接着剤塗布機構66を付加した構造である。簡単に構造を説明すると、未折り状態の用紙を積載する用紙載置部61と、用紙載置部61の用紙を一枚ずつ送り出すフィーダ部62と、未折り状態の用紙を搬送する第1の搬送部63と、搬送中の用紙の前後端部に筋状の仮接着剤を塗布するために前後一対の塗布ノズル65が配置された接着剤塗布部66と、用紙を折り畳む折り部67と、折り畳んだ用紙を糊付け装置の給紙部1に搬送して積載する第2の搬送部68とを備えている。
図16において、用紙載置部61は昇降可能な載置台77を有しており、用紙載置部61の上端部に、ベルト搬送式の前記フィーダ部62が配置されている。図15において、接着剤塗布部66の前後一対の塗布ノズル65は、前後方向の位置が調節自在であり、各種用紙の未折り状態の前後端部に対応する位置に固定される。
折り部67は、図16において、上下一対の折りトレー69,70と、折りトレー69,70間に配置された4つの第1乃至第4の折りローラ71,72,73、74から構成されており、各折りトレー69,70はそれらの先端のストッパー69a,70aの位置が変更自在となっており、各折りローラ71乃至74は、隣り合うローラ同士が当接して、それぞれニップ部を形成している。
この折り部67では、たとえば図17の(a)〜(c)に示すように作動することによって、用紙Pを、たとえば図2の内向き三つ折り状態に折り畳むことができるようになっている。すなわち、図17(a)に示すように、接着剤塗布部66から搬送されてくる用紙Pは、第1及び第2の折りローラ71、72間のニップ部に送り込まれ、まず、上側の折りトレー69内に送られる。上側の折トレー69のストッパー69aの位置は、第1及び第2の折り片P1,P2の合計の長さに相当する位置に設定されている。したがって、上側の折トレー69の上端ストッパー69aに用紙Pの先端が当接した後、さらに第1及び第2の折りローラ71,72で用紙が送り込まれると、用紙Pは第2の折り線q2で折られ、第2の折りローラ72と第3の折りローラ73のニップ部で前記折り線q2部分が挟持され、図17の(b)のように、下側の折トレー70内に送り込まれる。
下側の折トレー70の下端ストッパー70aは、第2の折り片P2(又は第3の折り片P3)の長さに相当する位置に設定されているので、第2の折り線q2部分がストッパー70aに当接した後、さらに第3及び第4の折りローラ73,74により送られると、今度は、第1の折り線q1部分で折れ、該折れ線q1部分は、第3の折りローラ73と第4の折りローラ74とのニップ部で挟持され、図17の(c)に示すように、内側三つ折り状態となって、第2の搬送部68へと搬送される。すなわち、第1及び第2の折り線q1,q2でそれぞれ折り畳まれることにより、内側三つ折り状態となり、第2の搬送部68に供給されるのである。
この第3の実施形態においては、折り機60の接着剤塗布部66で、未折り状態の用紙Pの前後端部の上面に、剥離可能な仮接着剤が筋状に塗布されるが、塗布後の仮接着剤は、塗布部を避けるように溝切りされている折りローラや押圧ローラ等により押圧されることはなく、未接着の状態で糊付け装置の給紙部1に供給され、さらに、略未加圧状態で図15の紙受け部3まで至り、そして、紙受け部3の補助ローラ42で加圧されることにより、最終的に用紙Pの前後端部が仮接着されることになる。したがって、該第3の実施形態では、最終的には、前後左右が総て封止あるいは綴じられた状態に用紙を糊付けすることになる。
[他の実施の形態]
(1)図3のようなZ形の三つ折り用紙Pを糊付けする場合に、前記第1の実施の形態の糊付け装置では、第1の折り片P1と第2の折り片P2とを糊付けした後、上下逆向きにして、再度給紙部1に供給し、第2の折り片P2と第3の折り片P3との糊付け作業を行わなければならないと説明したが、例えば、図3及び図4に示すような糊付け本体部2を、用紙搬送方向Fに二組直列に配置すると共に、互いに左右逆向きに配置し、一方の糊付け本体部2で、第1の折り片P1と第2の折り片P2とを糊付けを行い、他方の糊付け本体部2で、第2の折り片P2と第3の折り片P3との糊付け作業を行うように構成することもできる。
(2)図1乃至図3のような用紙の他に、図18の(a)に示すような片端80が綴じられた小冊子Bを、図15及び図16のような折り機60により、図18の(b)及び(c)のように、綴じ端80を内側にして三つ折りに折り畳み、その後、図18の(d)のように、綴じ端80が内側(下側)になるように上下を入れ替えた後、図1乃至図4のような糊付け装置により、筋状に仮接着剤A1を塗布し、封止することもできる。
(3)前記図4乃至図7の実施の形態では、接着剤塗布機構12に、一本の塗布ノズル33を配置し、一條に仮接着剤A1を塗布しているが、塗布ノズル33左右に2本近接配置し、筋状の接着剤を二條に塗布することも可能である。これにより、接着強度の向上が図れる。
(4)塗布ノズル33で筋状に仮接着剤を塗布する場合、連続的に仮接着剤を塗布する場合には限らず、不連続な破線上に塗布することも可能である。
(5)塗布ノズル33の左右方向の位置は、接着剤を塗布する位置に応じて、適宜変更可能とすることもできる。また、その際の調整は、ばねを利用して自動的に調節する構成でも、手動で調節する構成でも可能である。
(6)前記実施の形態では、例えば図5に示すように、接着剤の塗布開始及び終了のための用紙検出センサーを二個(S3とS4)配置しているが、一個の用紙検出センサーで接着剤の塗布開始及び終了を制御することも可能である。たとえば、一つの用紙検出センサーで用紙の先端を検知してから、搬送モータと連動したパルス数をカウントすることにより、塗布開始及び終了を制御することもできる。
(7)開放機構の吸引ボックスの吸引口の位置は、上下共に用紙の左右方向の端部に近い位置が最も好ましい。
(8)本発明にかかる用紙糊付け装置において、仮接着剤の代わりに、剥離できない本接着剤を用いることもできる。その場合、必要に応じて開封し易いように、接着剤塗布処理後にミシン目加工を施しても良い。又は、第3の実施の形態の場合は、公知のミシン目加工用のスリッターを所定の加工位置に設置し、接着剤塗布処理と同時にミシン目加工を施しても良い。
本発明の装置及び方法により糊付けされる二つ折り用紙の斜視図である。 本発明の装置及び方法により糊付けされる内側三つ折り用紙の斜視図である。 本発明の装置及び方法により糊付けされる外側(Z形)三つ折り用紙の斜視図である。 本発明の第1の実施形態であり、用紙糊付け装置全体の平面図である。 図4の正面図である。 図4の用紙糊付け装置の糊付け本体部の拡大平面図である。 図6の正面図である。 用紙の給紙工程を示す図5のVIII-VIII断面図である。 用紙の開封工程を示す図5のIX-IX断面図である。 用紙の開封拡張工程を示す図5のX-X断面図である。 用紙の接着剤塗布工程を示す図5のXI-XI断面図である。 用紙の封止工程の前段階を示す図5のXII-XII断面図である。 用紙の封止工程の押圧段階を示す図5のXIII-XIII断面図である。 本発明の第2の実施形態を示し、糊付け本体部の正面図である。 本発明の第3の実施形態を示し、糊付け装置全体の平面図である。 図15の折り機の断面略図である。 図15の折り機による作動を順に示す作動説明図である。 本発明により糊付けできる小冊子を示し、折り畳み工程と糊付け工程の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 給紙部
2 糊付け本体部
3 紙受け部
11 開放機構
12 接着剤塗布機構
13 封止機構
29 開封機構の上側のベルト搬送機構
30 開放機構の上側の吸引ボックス(上供吸引部)
31 開放機構の下側の吸引ボックス
32 開放機構の下側のベルト搬送機構
33 塗布ノズル
34,35 接着剤塗布機構の下側のガイド板
36、37 接着剤塗布機構のガイドロッド(拡張用ガイドロッド)
38 封止用のガイドロッド(封止用ガイド部材)
39 封止用の押圧ローラ
45 封止用のゴムローラ
60 折り機
65 折り機の塗布ノズル
67 折り部

Claims (8)

  1. 折り畳まれた用紙の折り片同士を接着剤により封止する用紙糊付け装置において、
    折り畳まれた用紙を積載すると共に1枚ずつ供給する給紙部と、
    該給紙部から供給された用紙の開放端部を接着剤により封止する糊付け本体部と、
    該糊付け本体部から排出される封止済みの用紙を積載する紙受け部と、を備えており、 前記糊付け本体部は、
    閉塞状態の用紙を上下方向に開放する開放機構と、
    開放された用紙の下側の折り片の開放側の端部の上面に、剥離可能な仮接着剤を、筋状に塗布する接着剤塗布機構と、
    上側の折り片を、仮接着剤塗布後の下側折り片に重ね合わせ、上下の折り片の開放端部を仮接着する封止機構と、
    前記開放機構から前記接着剤塗布機構を経て前記封止機構に亘って用紙を搬送する搬送機構と、
    を備えていることを特徴とする用紙糊付け装置。
  2. 請求項1記載の用紙糊付け装置において、
    前記開放機構は、上側の折り片を上方に吸引する上側吸引部と、下側の折り片を下方に吸引する下側吸引部と、から構成されている、用紙糊付け装置。
  3. 請求項2記載の用紙糊付け装置において、
    前記上側吸引部は、下面に吸引口を有する吸引ボックスであり、
    前記下側吸引部は、上面に吸引口を有する吸引ボックスを備えたエア吸引式ベルト搬送機構である、用紙糊付け装置。
  4. 請求項2記載の用紙糊付け装置において、
    前記上側吸引部は、下面に吸引口を有する吸引ボックスを備えたエア吸引式ベルト搬送機構であり、
    前記下側吸引部は、上面に吸引口を有する吸引ボックスを備えたエア吸引式ベルト搬送機構である、用紙糊付け装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の用紙糊付け装置において、
    前記開放機構で開放された用紙の上側の折り片を、その開放度合いが拡張するように接着剤塗布機構へガイドする拡張用ガイド部材と、
    前記接着剤塗布機構で仮接着剤が塗布された後の用紙の上側の折り片を、下側の折り片側へガイドする封止用ガイド部材と、を備えている用紙糊付け装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の用紙糊付け装置において、
    前記給紙部には、未折り状態の用紙を折り畳んで前記給紙部に供給する折り機が接続されている用紙糊付け装置。
  7. 請求項6記載の用紙糊付け装置において、
    前記折り機には、未折り状態の用紙の折り線方向の端部に、剥離可能な仮接着剤を、筋状に塗布する接着剤塗布機構を備えている用紙糊付け装置。
  8. 折り畳まれた用紙の折り片同士を接着剤により封止する用紙糊付け方法において、
    折り畳まれた用紙の開放側の端部を開放機構により上下方向に開放する開放工程と、
    開放された用紙の下側の折り片の開放側の端部に、接着剤塗布機構により、剥離可能な仮接着剤を筋状に塗布する塗布工程と、
    上側の折り片を、仮接着剤塗布後の下側折り片に重ね合わせ、封止機構により、上下の折り片の開放端部を仮接着する封止工程と、
    を有する用紙糊付け方法。
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