JP2009295315A - フラットケーブルの切断装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】送出されるフラットケーブルの張力の緩み防止と、窓部における切断位置の精度を向上させる。
【解決手段】絶縁テープ5,7に導体3を露出した窓部9を形成したフラットケーブル11をロール状に巻いた半製品13から引き出される前記フラットケーブル11の張力を調整する張力付加装置19と、前記フラットケーブル11を引き出して前方へ送出する送り込みロール25と、前記送出したフラットケーブル11の窓部9を検出する窓部検出装置33と、この窓部検出装置33の検出信号により一時的に停止させたフラットケーブル11の窓部9を撮像して窓部9の切断設定位置を測定する撮像手段35と、この測定したデータに基づいてフラットケーブル11を窓部9の切断設定位置が窓部切断装置37の窓部切断位置に移動位置決めすべく送り込みロール25を制御する制御装置29と、前記窓部9の切断設定位置で切断する窓部切断装置37と、で構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、フラットケーブルの切断装置及びその方法に関し、特に導体が露出した窓部の所定位置で精度良く切断するためのフラットケーブルの切断装置及びその方法に関する。
従来、FFC(フレキシブルフラットケーブル)などのフラットケーブルは、並列配置した複数本の導体がその両側から絶縁テープにて挟み込まれ、かつこの絶縁テープのうちの一方に前記導体を露出した窓部を適宜間隔で形成される。その後、熱ロールを通過することでラミネートされた後に、半製品のフラットケーブルの形状となり、巻取装置にてロール状に巻き取られる。
このロール状の半製品のフラットケーブルは引き出されてから切断装置により各窓部のほぼ中央の位置で切断されることにより、製品のフラットケーブルとなる。
従来のフラットケーブルの切断装置としては、例えば、特許文献1では横断カッタによりフラットケーブルの窓部の中央部分を切断する。また、特許文献2では開口窓が設けられた部分でフラットケーブルを切断する。また、特許文献3では各窓孔のほぼ中央で切断して短尺のものとする。以上のように、特許文献1〜3のいずれもほぼ同様であり、窓部の切断方法及び装置についての詳細な記載はない。
特開平6−44840号公報 特開2002−50245号公報 平1−211812号公報
ところで、従来から、ロール状の半製品のフラットケーブルから引き出して、各窓部の所定位置で切断する際には種々の問題点があった。すなわち、ロール状の半製品からフラットケーブルが引き出されるときに、そのフラットケーブルが緩んだり突っ張ったりする現象が生じるために、フラットケーブルを窓部の切断すべき位置が切断装置の切断刃の位置に位置するように移動位置決めすることが難しいので、精度の良いフラットケーブルの製品を得ることができないという問題点があった。
さらに、上記のようなフラットケーブルの張力の変動による要因とは別に、送出されるフラットケーブルを窓部の切断すべき位置が切断装置の切断刃の位置に位置するように精度良く移動位置決めするには、何らかの工夫が必要である。つまり、単にフラットケーブルの送り速度を減速してからフラットケーブルの送りを停止するだけでは、フラットケーブルを精度良く所定位置に停止させることが難しいという問題点があった。
この発明は、送出されるフラットケーブルの張力の緩み防止と、窓部における切断位置の精度を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明のフラットケーブルの切断装置は、 並列配置される複数本の導体に両側から絶縁テープをラミネートし、かつこの絶縁テープに前記導体を露出した窓部を適宜間隔で形成したフラットケーブルをロール状に巻いた半製品を装着する回転自在な回転テーブルと、
この回転テーブルに装着した半製品から引き出されるフラットケーブルの張力を調整する張力付加装置と、
前記回転テーブルから前記フラットケーブルを引き出して前方へ送出すべく回転駆動する送り込みロールと、
この送り込みロールで送出したフラットケーブルの窓部を検出する窓部検出装置と、
この窓部検出装置で窓部を検出した検出信号により前記送り込みロールの回転駆動を一時的に停止せしめたフラットケーブルの窓部を撮像し、この撮像した画像に基づいて窓部の切断設定位置を測定する撮像手段と、
前記フラットケーブルを窓部の切断設定位置で切断する窓部切断装置と、
前記撮像手段で測定した窓部の位置データに基づいて、フラットケーブルを前記窓部の切断設定位置が前記窓部切断装置の窓部切断位置に位置するように移動位置決めすべく前記送り込みロールの回転駆動を制御する制御装置と、で構成されていることを特徴とするものである。
この発明のフラットケーブルの切断装置は、前記フラットケーブルの切断装置において、前記張力付加装置が、前記回転テーブルにおける回転軸の回転を調整すべく、前記回転軸に連結されていることが好ましい。
この発明のフラットケーブルの切断装置は、前記フラットケーブルの切断装置において、前記制御装置は、前記撮像手段で撮像した画像から前記窓部の切断設定位置を計算して測定する第1演算装置と、前記第1演算装置で測定された窓部の切断設定位置と予め設定した撮像手段の中心位置との偏差分量を計算する第2演算装置と、前記偏差分量を前記フラットケーブルの送り込み量に反映すべくフィードバックし、前記窓部の切断設定位置を窓部切断位置に移動位置決めするように制御する指令を前記送り込みロールの回転駆動機構に与える指令部を備えていることが好ましい。
この発明のフラットケーブルの切断方法は、並列配置される複数本の導体に両側から絶縁テープをラミネートし、かつこの絶縁テープに前記導体を露出した窓部を適宜間隔で形成したフラットケーブルを送出する際に、
前記フラットケーブルの張力変動を抑えるために前記フラットケーブルの張力を調整し、前記フラットケーブルを一時的に停止せしめて撮像手段で前記窓部を撮像し、この撮像された画像に基づいて窓部の切断設定位置を測定し、
その後、前記測定した窓部の位置データに基づいて、フラットケーブルを前記窓部の切断設定位置が窓部切断位置に位置するよう移動位置決めし、前記窓部切断位置でフラットケーブルの窓部の切断設定位置を切断することを特徴とするものである。
この発明のフラットケーブルの切断方法は、前記フラットケーブルの切断方法において、前記フラットケーブルの張力の調整は、前記フラットケーブルをロール状に巻いた半製品を装着した回転テーブルの回転軸に連結された張力付与装置で調整されることが好ましい。
この発明のフラットケーブルの切断方法は、前記フラットケーブルの切断方法において、前記撮像手段で撮像した画像から前記窓部の切断設定位置を測定し、この測定された窓部の切断設定位置と予め設定した撮像手段の中心位置との偏差分量を計算し、前記偏差分量を前記フラットケーブルの送り込み量に反映すべくフィードバックして前記窓部の切断設定位置を窓部切断位置に位置するよう移動位置決めすることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明のフラットケーブルの切断装置及びその方法によれば、ロール状の半製品のフラットケーブルを送り込みロールと張力付加装置により送り出すことで、前記張力付加装置によってフラットケーブルが緩むことなくフラットケーブルを送出することができる。また、撮像手段により窓部の切断設定位置を精度よく測定し、この測定した切断設定位置のデータに基づいて、制御装置によりフラットケーブルの窓部の切断設定位置を窓部切断装置の窓部切断位置に位置させるよう送り込みロールを制御することができるので、フラットケーブルを窓部の切断設定位置で確実に切断することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照するに、この実施の形態に係るフラットケーブルの切断装置1は、この切断装置1が使用される前工程において、並列配置した複数本の導体3がその両側から絶縁テープ5,7にて挟み込まれ、かつこの絶縁テープ5,7のうちの一方に、この実施の形態では絶縁テープ5に前記導体3を露出した窓部9を適宜間隔で形成される。その後、図示しない熱ロールを通過することでラミネートされた後に、半製品のフラットケーブル11の形状となり、図示しない巻取装置にてロール状に巻き取られ、図1中のロール状の半製品13の状態となる。
なお、上記の絶縁テープ5,7は、予め打ち抜き型で絶縁テープ5,7の幅方向の両側縁部分を残した形で窓部9を形成した形状で供給される場合と、1枚ずつ独立した枚葉形状で供給される場合がある。
窓部9が打ち抜き型で打ち抜かれた絶縁テープ5,7を使用する場合は、熱ロールでラミネートされた後、窓部9におけるケーブル幅方向の両側縁の絶縁テープ5,7が残った部分を除去するように刃物等で長さ方向にスリットされてから巻き取られる。
一方、枚葉形状の絶縁テープ5,7を使用する場合は、熱ロールでラミネートした後、窓部9におけるケーブル幅方向の両側縁に絶縁テープ5,7が残った部分は無い状態となるが、製品となったフラットケーブル15(図4を参照)におけるコネクタに対する嵌め込み精度を高めるには、ラミネートされた後に、前者と同様に、フラットケーブル11の幅方向の両側縁を長さ方向にスリットする場合もある。
この実施の形態のフラットケーブルの切断装置1では、上記のロール状の半製品13が回転テーブル17のテーブル部17Aの中心にセット(装着)される。この回転テーブル17はテーブル部17Aに一体に設けた回転軸17Bが図示しない支持装置に回転自在に取り付けられており、回転テーブル17の回転軸17Bには、例えばパウダーブレーキ等の張力付加装置19がベルト21を介して機械的に連結して取り付けられている。すなわち、張力付加装置19は、回転テーブル17に装着したロール状の半製品13から引き出されるフラットケーブル11の張力変動を抑えるために前記フラットケーブル11の張力を調整するものである。
上記のように回転テーブル17にセットされた半製品のフラットケーブル11は、縦方向の倒れを抑制するための一対のガイドロール23の間を通過し、一対の送り込みロール25により引き出され、かつ、前方へ送出される。すなわち、一対の送り込みロール25のうちの一方がロール回転駆動機構としての例えばロール回転用の駆動モータ27で回転駆動される構成であり、前記駆動モータ27は詳しくは後述する制御装置29に接続されている。制御装置29としては例えば位置決めコントローラがある。
前記張力付加装置19は、前記制御装置29に接続され、前記制御装置29により張力設定の調整が可能となっている。
送り込みロール25の前方へ送出されたフラットケーブル11は、小ガイド31で下部を支えられながら、フラットケーブル11の窓部9を検出する窓部検出装置としての例えば窓部検出センサ33、及び窓部位置測定用の撮像手段としての例えばCCDカメラ35の前を通過し、窓部切断装置37の切断刃39を通過したところまで引き出されて切断待機状態となる。
また、前記窓部検出センサ33で窓部9を検出すると、その検出信号により前記送り込みロール25の駆動モータ27が回転速度を下げ、フラットケーブル11の窓部9がCCDカメラ35の前に来たときに停止する構成となっている。
CCDカメラ35はフラットケーブル11の窓部9を撮像すると共にこの撮像された画像に基づいて予め設定した窓部9の切断設定位置、つまりこの実施の形態では窓部9におけるケーブル長さ方向の中心位置41(図3参照)を測定するものである。なお、CCDカメラ35のレンズ近傍にはカメラ用照明43が備えられている。
また、CCDカメラ35には、当該のCCDカメラ35で撮像した画像を寸法測定可能に処理するための画像処理装置45が接続されており、この画像処理装置45は制御装置29に接続されている。
窓部切断装置37は、切断刃39を備えた切断刃ブロック47が切断刃駆動装置としての例えばエアシリンダ49で駆動される構造である。なお、エアシリンダ49の駆動機構は制御装置29に接続されており、制御装置29の指令によりフラットケーブル11の窓部9の中心位置41を窓部切断位置51(図3参照)で切断することとなる。
前記制御装置29は、前記画像処理装置45で処理された画像から測定した窓部9の位置データに基づいて、フラットケーブル11を前記窓部9の中心位置41が窓部切断装置37の窓部切断位置51に位置するように移動位置決めすべく前記送り込みロール25の回転駆動を制御するものである。
図2を参照するに、制御装置29は、中央処理装置としてのCPU53が備えられており、このCPU53には、種々のデータやプログラム等を入力するキーボードやタッチパネルなどの入力装置55と、CRTや液晶などの表示装置57と、入力装置55から入力されたプログラムや種々の検知データなどを記憶するメモリ59が備えられている。
さらに、前記CPU53には、前記CCDカメラ35で撮像して画像処理装置45で処理された画像から前記窓部9の中心位置41を計算して測定する第1演算装置61と、この第1演算装置61で測定された窓部9の中心位置41と予め設定したCCDカメラ35の中心位置63との偏差分量ΔL(図3を参照)を計算する第2演算装置65と、前記偏差分量ΔLを前記フラットケーブル11の送り込み量に反映すべくフィードバックし、前記窓部9の中心位置41を窓部切断位置51に移動位置決めするように制御する指令を前記送り込みロール25の回転駆動機構としての例えば駆動モータ27に与える指令部67を備えている。
次に、上記のフラットケーブルの切断装置1を用いた切断動作、つまり、この実施の形態のフラットケーブルの切断方法について説明をする。
前述したように切断待機状態にセットされたロール状の半製品13のフラットケーブル11は、一対の送り込みロール25により引き出されていく。引き出される際に、ロール状の半製品13が回転テーブル17の回転時の慣性によりフラットケーブル11の張力が変動するために緩んだり突っ張ったりすることで、一対の送り込みロール25にて滑りが生じる可能性があるので、張力付加装置19によってフラットケーブル11の張力変動がなるべく小さくなるようにそのブレーキ力が調整される。
送り込みロール25により、CCDカメラ35の方向に送り込まれたフラットケーブル11の窓部9は、まず窓部検出センサ33により、その存在が検出される。窓部検出センサ33によりフラットケーブル11の窓部9が検出されると、送り込みロール25はその回転速度を下げ、検出された窓部9がCCDカメラ35の図3に示されている視野69内の中央付近に来るように位置決め動作を行った後に一旦停止する。
図3を参照するに、窓部9がCCDカメラ35の視野69の内部、特に窓部パターン認識領域71の中に停止すると、CCDカメラ35にて窓部9の中心位置41が測定される。すなわち、CCDカメラ35で撮像した窓部9の画像は、画像処理装置45にて窓部9の寸法並びに位置を測定可能に画像処理される。この画像処理された画像に基づいて、窓部9の中心位置41が制御装置29の第1演算装置61にて計算して測定される。さらに、前記第1演算装置61で計算された窓部9の中心位置41と、予め設定したCCDカメラ35の中心位置63との偏差分量ΔLが制御装置29の第2演算装置65にて計算される。
さらに、第2演算装置65で計算された偏差分量ΔLは、前記フラットケーブル11の送り込み量に反映すべくフィードバックされ、前記窓部9の中心位置41を窓部切断位置51に移動位置決めするように制御する指令が、指令部67から送り込みロール25の回転駆動機構である駆動モータ27に与えられる。
なお、制御装置29のメモリ59には、予め窓部9のパターンを認識させて記億させておくことで、CCDカメラ35では前記認識した窓部9のパターンに基づいて視野69内の窓部9の検出を容易なものとしている。
また、CCDカメラ35と切断刃ブロック47の切断刃39にて切断される窓部切断位置51との関係は予め設定されて固定されているため、窓部切断位置51からCCDカメラ35の中心位置63までの距離Lは固定である。
以上のように、窓部9の中心位置41とCCDカメラ35の中心位置63との偏差分量ΔLが第2演算処理装置65で計算されることにより、窓部9の中心位置41を窓部切断位置51まで移動させるための距離データを得ることができる。この距離データを用いて、制御装置29の指令により送り込みロール25に移動位置決めするよう駆動させることで、フラットケーブル11の窓部9の中心位置41を窓部切断装置37の窓部切断位置51まで精度よく送り込むことが可能である。
その後、窓部切断位置51まで送り込まれたフラットケーブル11の窓部9は、切断刃ブロック47の切断刃39にて切断される。これにより、半製品のフラットケーブル11は、図4に示されているように、ケーブル長さ方向の両側の窓部9が切断された状態で初めて製品のフラットケーブル15となる。
上記のように半製品のフラットケーブル11の窓部9を切断した後は、送り込みロール25が最初の送り込み速度で再スタートを行い、次の窓部9が窓部検出センサ33で検出されるまでフラットケーブル11の送り込みが行われる。以後、前述した一連の動作を繰り返すことで、順次、確実に半製品のフラットケーブル11の窓部9の中心位置41で切断されていくことになる。
以上ことから、この発明の実施の形態のフラットケーブルの切断装置1及びその方法は、下記に示すような効果を奏する。
(1)回転テーブル17にセットされると共に回転テーブル17に取り付けた張力調整用の張力付加装置19により、ロール状に巻き取られた半製品13からフラットケーブル11を引き出す際の張力変動を抑えることができる。その結果、送り込みロール25でのスリップを抑制し、送り込み精度に与える影響を無くすことができる。
(2)ロール状の半製品13のフラットケーブル11は、制御装置29により回転駆動の制御が可能な送り込みロール25によって引き出されるので、フラットケーブル11の窓部9を窓部切断装置37の所定の窓部切断位置51へ位置決めできるように精度よく送り込むができる。その結果、フラットケーブル11の窓部9の切断を精度よく行うことができる。
(3)CCDカメラ35によりフラットケーブル11の窓部9の中心位置41を測定し、制御装置29の第2演算装置65にて窓部9の中心位置41から窓部切断位置51までの距離を精度よく計算し、送り込みロール25の位置決め動作用データとするので、窓部9の中心位置41を精度よく測定することができる。その結果、フラットケーブル11の窓部9の切断を精度よく行うことができる。
この発明の実施の形態のフラットケーブルの切断装置を示す斜視図である。 制御装置のブロック構成図である。 CCDカメラ及び窓部切断位置との関係を示す概略説明図である。 製品のフラットケーブルを示す斜視図である。
符号の説明
1 フラットケーブルの切断装置
3 導体
5 絶縁テープ
7 絶縁テープ
9 窓部
11 フラットケーブル(半製品の)
13 ロール状の半製品
15 フラットケーブル(製品の)
17 回転テーブル
19 張力付加装置
21 ベルト
25 送り込みロール
27 駆動モータ(ロール回転駆動機構)
29 制御装置
33 窓部検出センサ(窓部検出装置)
35 CCDカメラ(窓部位置測定用の撮像手段)
37 窓部切断装置
39 切断刃
41 窓部の中心位置(窓部の切断設定位置)
43 カメラ用照明
45 画像処理装置
47 切断刃ブロック
49 エアシリンダ(切断刃駆動装置)
51 窓部切断位置
59 メモリ
61 第1演算装置
63 CCDカメラの中心位置
65 第2演算装置
67 指令部

Claims (6)

  1. 並列配置される複数本の導体に両側から絶縁テープをラミネートし、かつこの絶縁テープに前記導体を露出した窓部を適宜間隔で形成したフラットケーブルをロール状に巻いた半製品を装着する回転自在な回転テーブルと、
    この回転テーブルに装着した半製品から引き出されるフラットケーブルの張力を調整する張力付加装置と、
    前記回転テーブルから前記フラットケーブルを引き出して前方へ送出すべく回転駆動する送り込みロールと、
    この送り込みロールで送出したフラットケーブルの窓部を検出する窓部検出装置と、
    この窓部検出装置で窓部を検出した検出信号により前記送り込みロールの回転駆動を一時的に停止せしめたフラットケーブルの窓部を撮像し、この撮像した画像に基づいて窓部の切断設定位置を測定する撮像手段と、
    前記フラットケーブルを窓部の切断設定位置で切断する窓部切断装置と、
    前記撮像手段で測定した窓部の位置データに基づいて、フラットケーブルを前記窓部の切断設定位置が前記窓部切断装置の窓部切断位置に位置するように移動位置決めすべく前記送り込みロールの回転駆動を制御する制御装置と、で構成されていることを特徴とするフラットケーブルの切断装置。
  2. 前記張力付加装置が、前記回転テーブルにおける回転軸の回転を調整すべく、前記回転軸に連結されていることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブルの切断装置。
  3. 前記制御装置は、前記撮像手段で撮像した画像から前記窓部の切断設定位置を計算して測定する第1演算装置と、前記第1演算装置で測定された窓部の切断設定位置と予め設定した撮像手段の中心位置との偏差分量を計算する第2演算装置と、前記偏差分量を前記フラットケーブルの送り込み量に反映すべくフィードバックし、前記窓部の切断設定位置を窓部切断位置に移動位置決めするように制御する指令を前記送り込みロールの回転駆動機構に与える指令部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載のフラットケーブルの切断装置。
  4. 並列配置される複数本の導体に両側から絶縁テープをラミネートし、かつこの絶縁テープに前記導体を露出した窓部を適宜間隔で形成したフラットケーブルを送出する際に、
    前記フラットケーブルの張力変動を抑えるために前記フラットケーブルの張力を調整し、前記フラットケーブルを一時的に停止せしめて撮像手段で前記窓部を撮像し、この撮像された画像に基づいて窓部の切断設定位置を測定し、
    その後、前記測定した窓部の位置データに基づいて、フラットケーブルを前記窓部の切断設定位置が窓部切断位置に位置するよう移動位置決めし、前記窓部切断位置でフラットケーブルの窓部の切断設定位置を切断することを特徴とするフラットケーブルの切断方法。
  5. 前記フラットケーブルの張力の調整は、前記フラットケーブルをロール状に巻いた半製品を装着した回転テーブルの回転軸に連結された張力付与装置で調整されることを特徴とする請求項4記載のフラットケーブルの切断方法。
  6. 前記撮像手段で撮像した画像から前記窓部の切断設定位置を測定し、この測定された窓部の切断設定位置と予め設定した撮像手段の中心位置との偏差分量を計算し、前記偏差分量を前記フラットケーブルの送り込み量に反映すべくフィードバックして前記窓部の切断設定位置を窓部切断位置に位置するよう移動位置決めすることを特徴とする請求項4または5記載のフラットケーブルの切断方法。
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