JP2009294717A - 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム - Google Patents

運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009294717A
JP2009294717A JP2008144959A JP2008144959A JP2009294717A JP 2009294717 A JP2009294717 A JP 2009294717A JP 2008144959 A JP2008144959 A JP 2008144959A JP 2008144959 A JP2008144959 A JP 2008144959A JP 2009294717 A JP2009294717 A JP 2009294717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lane
notification
traffic
host vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008144959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5098824B2 (ja
Inventor
Takayuki Miyajima
孝幸 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2008144959A priority Critical patent/JP5098824B2/ja
Publication of JP2009294717A publication Critical patent/JP2009294717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5098824B2 publication Critical patent/JP5098824B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】障害物に対する注意喚起を状況に応じて的確に行うことができる運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラムを提供する。
【解決手段】ナビゲーション装置1は、自車両が、進行方向前方の交差点で進路変更するか否かを判定し、自車両が進路変更する場合に、自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する右側又は左側の隣接車線上に報知対象車両が存在するか否かを判断する。また、自車両が進路変更する場合に、走行車線の通行区分と、進路変更側に相当する隣接車線の通行区分とが同一の通行区分であるか否かを判断し、これに該当する場合と、それ以外の場合とで、異なる報知形態の報知を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラムに関する。
近年、自動車の安全な走行を支援するために、道路側インフラ及び車載システムの双方から研究開発が進められている。このようなシステムとして、自車両周辺の障害物に関する情報を事前に提供し、衝突を防止するシステムが既に提案されている。例えば、車載システムでは、車両に取り付けられたレーダにより前方又は後方の車両を検出し、前方車両又は後続車両との車間距離を制御するシステムが実用化されている。
また、特許文献1には、後続車に対する注意喚起を促す装置が記載されている。この装置は、自車両の方向指示器が点灯した際に、自車両の後側方の他車両を検出し、他車両が検出された場合には道路形状データ等を用いて他車両の道路に対する位置を特定する。そして、その後続車両が、車線変更先の車線に存在する場合には、警告を実行する。
特開2001−10433号公報
しかし、上記のように、方向指示器が点灯した全ての状況において、後側方の他車両に対する警告を同様に行ってしまうと、ドライバーにとって煩わしい警告となる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、障害物に対する注意喚起を状況に応じて的確に行うことができる運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、自車両が進路変更する際に、前記自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する車両検出手段と、前記自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する自車挙動判定手段と、前記自車両が進路変更する際に、前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿うか否かを判断する通行区分判断手段と、前記報知対象車両が存在する際に、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合と、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行う報知制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の運転支援システムにおいて、前記通行区分判断手段は、前記自車両が進路変更する際に、前記走行車線の通行区分と、進路変更側に相当する前記隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示すか否かをさらに判断し、前記報知制御手段は、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記走行車線の通行区分と進路変更側に相当する前記隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示す場合と、前記各通行区分が同一の進行方向を示さない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行うことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の運転支援システムにおいて、前記報知制御手段は、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合に、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合よりも、前記自車両のドライバーに対する注意喚起の度合いが低い報知を行うこ
とを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の運転支援システムにおいて、前記報知制御手段は、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記走行車線の通行区分と進路変更側に相当する前記隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示す場合に、それらの通行区分が同一の進行方向を示さない場合よりも、前記自車両のドライバーに対する注意喚起の度合いが低い報知を行うことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、自車両の進路変更を支援する制御手段を用いた運転支援方法において、前記制御手段が、自車両が進路変更する場合に、前記自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断するとともに、前記自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断し、前記自車両が進路変更する際に、前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿うか否かを判断し、前記報知対象車両が存在する際に、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合と、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行うことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、自車両の進路変更を支援する制御手段を用いた運転支援プログラムにおいて、前記制御手段を、自車両が進路変更する際に、前記自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する車両検出手段と、前記自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する自車挙動判定手段と、前記自車両が進路変更する際に、前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿うか否かを判断する通行区分判断手段と、前記報知対象車両が存在する際に、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合と、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行う報知制御手段として機能させることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、自車両の走行車線に隣接し進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する。また、自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する。さらに、自車両の進路変更方向が走行車線の通行区分に沿っているか否かを判断する。そして、進路変更側の隣接車線に報知対象車両が存在し、所定距離前方に交差点が存在し、且つ進路変更方向が通行区分に沿う場合と、沿わない場合とで報知対象車両に対する報知の形態を異なる形態とする。このため、交差点での右左折の場面と車線変更の場面等に応じて報知を的確な形態により行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、走行車線の通行区分と進路変更側に相当する隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示す場合と、それらの方向が同一でない場合とで異なる報知形態により、報知対象車両に対する報知を行う。このため、各時点の状況に応じた報知を的確な形態により行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、進路変更方向が走行車線の通行区分に沿う場合には注意喚起の度合いが低い報知を行う。このため、単に交差点で右折又は左折し、車線変更を行わない可能性が高い場合には、ドライバーにとって煩わしさが少ない報知を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、走行車線の通行区分と進路変更側に相当する隣接車線の通行区分とが示す進行方向が同一である場合に注意喚起の度合いが低い報知を行う。こ
のため、報知対象車両との進路変更方向が同じである可能性が高い場合には、ドライバーにとって煩わしさが少ない報知を行うことができる。
請求項5に記載の方法によれば、自車両の走行車線に隣接し進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する。また、自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する。さらに、自車両の進路変更方向が走行車線の通行区分に沿っているか否かを判断する。そして、進路変更側の隣接車線に報知対象車両が存在し、所定距離前方に交差点が存在し、且つ進路変更方向が通行区分に沿う場合と、沿わない場合とで報知対象車両に対する報知の形態を異なる形態とする。このため、交差点での右左折の場面と車線変更の場面等に応じて報知を的確な形態により行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、運転支援プログラムに従って、自車両の走行車線に隣接し進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する。また、自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する。さらに、自車両の進路変更方向が走行車線の通行区分に沿っているか否かを判断する。そして、進路変更側の隣接車線に報知対象車両が存在し、所定距離前方に交差点が存在し、且つ進路変更方向が通行区分に沿う場合と、沿わない場合とで報知対象車両に対する報知の形態を異なる形態とする。このため、交差点での右左折の場面と車線変更の場面等に応じて報知を的確な形態により行うことができる。
以下、本発明の運転支援システムをナビゲーション装置に具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、自車両に搭載されたナビゲーション装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、制御ユニット10、地理データ記憶部11、画像プロセッサ12及び音声プロセッサ13を有している。
制御ユニット10は、CPU15、RAM16、ROM17等を備えており、CPU15は、ROM17に格納された運転支援プログラムに従って、RAM16を作業領域として各種制御を司る。尚、制御ユニット10は、自車挙動判定手段、車両検出手段、通行区分判断手段、報知制御手段及び制御手段に対応する。
CPU15は、図示しないインターフェースを介して、GPS(Global Positioning System)受信部2、車速センサ3及びジャイロセンサ4等を用いて、電波航法及び自律航
法によって自車位置を特定する。また、CPU15は、イグニッションスイッチ5から送信された検出信号を取得し、イグニッションスイッチ5のオン/オフを検出する。さらに、シフトポジションセンサ6から送信された検出信号を取得し、各時点でのシフトポジションを判断する。
地理データ記憶部11には、経路データ18及び地図描画データ19が格納されている。経路データ18は、リンクID、接続ノード、リンクコストを有するとともに、車線数、各車線の通行区分、車線を区画する白線等の道路標示の車線情報を有している。この通行区分には、「右折」、「左折」、「直進」、「直進及び左折」等といった通行区分を示すデータが格納されている。
地図描画データ19は、全国の地図を描画する背景データ、道路形状データ等を有している。CPU15は、自車両の走行軌跡と道路形状データを照合して、自車両が走行する道路を特定し、道路上の自車位置を特定するマップマッチングを行う。
画像プロセッサ12は、上記した地図描画データ19を用いて地図画面をディスプレイ
7に表示する。音声プロセッサ13は、CPU15の制御により、図示しないデータベースに格納された音声ファイルに従って音声をスピーカ8から出力したり、警告音をスピーカ8から出力する。
また、自車両には、自車両周辺の障害物の有無及び障害物までの相対距離等を測定するレーダセンサ20が取り付けられている。レーダセンサ20は、例えば、ミリ波帯の電波を放射するセンサであって、発振部、受信部、マイクロコンピュータ等を備えている。このレーダセンサ20は、電波を周囲に放射して、周辺の障害物に反射した反射波を受信する。そして、反射波の受信結果(送信から受信までの時間等)に基づき、障害物の有無、障害物との相対距離及び相対速度を算出する。本実施形態では、3つのレーダセンサ20が、自車両の後端中央、後端右側、後端左側にそれぞれ固定されており、図2に示すように、3つのレーダセンサ20による検出エリアZ1は、自車両C1の後側方及び後方を含む領域となっている。検出エリアZ1は、少なくとも自車両C1が走行する走行車線L1の両側に隣接した隣接車線L2の他車両C2を検出できる範囲である。
さらに、自車両には、自車両周辺をモニタするカメラセンサ21が設けられている。カメラセンサ21は、例えば自車両後方や後側方の路面を撮影可能な位置に取り付けられている。このカメラセンサ21は、後方の路面を撮影した画像に対し、画像処理を行って、白線等の道路標示を認識し、車線内での自車両の位置を特定する。また、後方又は後側方の路面を撮影した画像に対し画像処理を行って、自車両周辺の他車両が走行する車線を特定する。
また、ナビゲーション装置1は、自車両に搭載されたECU25と接続されている。制御ユニット10は、ECU25から、自車両の方向指示器(ウィンカ)の点灯状態を取得する。また、ECU25は、制御ユニット10からの要求に基づき、周辺車両への注意喚起を促すインジケータ26を点灯及び消灯する。本実施形態では、インジケータ26は、運転席前方のインストルメントパネルに設けられており、点灯(又は点滅)することでドライバーの注意を促す。
次に、制御ユニット10が運転支援プログラムを実行する際の機能について、図3に示す機能ブロック図に従って説明する。現在位置演算部30は、上記したように自車位置を算出するとともに、カメラセンサ21による画像処理結果と上記車線情報とを用いて、自車両C1が走行している車線(以下、走行車線という)を判定する。現在位置演算部30は、自車位置を示す座標と走行車線とを識別するデータとをシーン判断部31に出力する。
外界認識部32は、レーダセンサ20又はカメラセンサ21に基づいて、自車両周辺の他車両を検出する。本実施形態では主にレーダセンサ20を用いて他車両を検出する。具体的には、外界認識部32は、レーダセンサ20から、障害物の有無、障害物との相対距離及び相対方向、障害物の相対速度を含むレーダ検出結果を取得し、検出エリアZ1内に他車両が存在するか否かを判断する。検出エリアZ1内に他車両が存在する場合、その他車両が自車両に到達するまでの時間を算出する。
例えば、外界認識部32は、他車両C2に対する相対距離及び相対方向に基づいて、車線方向の距離Lを算出する。この距離Lは、自車両C1の後端位置を車線の幅方向に延ばした直線と、その他車両C2の前端との最短距離であって、車線の長手方向に平行な距離である。その距離Lを、他車両C2の自車両C1に対する相対速度Vsで除算して、自車両C1までの到達時間Tsを算出する(即ち、Ts=L/Vs)。到達時間Tsを算出すると、その到達時間Tsが所定時間TA(本実施形態では5秒)未満であるか否かを判断する。例えば、他車両C2との距離が比較的短い場合であっても、他車両C2の速度が小
さい場合には、到達時間Tsは所定時間TA以上となる。到達時間Tsが所定時間TA以上である場合、他車両C2を、報知対象の車両ではないと判定する。一方、例えば、他車両C2との距離が比較的長い場合であっても、他車両C2の速度が大きい場合には、到達時間Tsは所定時間TA未満となる。到達時間Tsが所定時間TA未満である場合には、他車両C2を、報知対象の車両であると判定する。そして、報知対象の他車両の有無を示す判定結果を、シーン判断部31に出力する。
シーン判断部31は、現在位置演算部30から、自車両C1の現在位置及び走行車線を取得し、外界認識部32から報知対象の他車両の有無を示す判定結果を取得する。
また、シーン判断部31は、方向指示器の点灯及び消灯を制御するECU25から、方向指示器の点灯状態を取得し、方向指示器が点灯している場合には、右側及び左側のどちらの方向指示器が点灯しているか否かを判断する。また、方向指示器が点灯している場合に、地理データ記憶部11内の経路データ18に基づいて、自車位置から進行方向前方の所定範囲内の交差点の有無を判断する。所定範囲は、予め設定された距離又は時間であって、距離である場合、例えば30メートルに設定され、時間である場合、例えば5秒に設定されている。
方向指示器が点灯し、自車位置から所定範囲以内に交差点があると判断すると、シーン判断部31は、点灯している方向指示器の方向の隣接車線があるか否かを経路データ18等に基づき判断する。そして、該当する隣接車線がある場合には、外界認識部32の検出結果に基づき、その隣接車線を走行する他車両の有無を判断する。
例えば、図4に示すように、自車両C1の右側の方向指示器が点灯している場合、自車両C1が走行する走行車線L1の右側の隣接車線L2があるか否かを判断する。また、自車両C1の左側の方向指示器が点灯している場合、走行車線L1の左側の隣接車線があるか否かを判断する。点灯している方向指示器の方向の隣接車線が存在する場合、外界認識部32によって検出された報知対象の他車両C2があるか否かを判断し、その他車両C2が存在する場合には、該他車両C2が、点灯している方向指示器の方向の隣接車線に存在するか否かを判断する。
例えば、自車両C1の右側の方向指示器が点灯している場合、右側の隣接車線L2に報知対象の他車両C2が存在するか否かを判断する。左側の方向指示器が点灯している場合、左側の隣接車線L3に報知対象の他車両C2が存在するか否かを判断する。
また、シーン判断部31は、走行車線L1の通行区分と、進路変更側、即ち方向指示器の点灯方向にある隣接車線の通行区分とが、右折又は左折を示す通行区分であって、進路変更方向が一致するか否かを判断する。例えば、図4に示すように、走行車線L1の通行区分が「右折」であって、ドライバーからみて右側の方向指示器が点灯している場合、右側の隣接車線L2の通行区分を経路データ18から取得し、その通行区分が「右折」を示す通行区分であるか否かを判断する。走行車線L1の通行区分が「左折」であって、左側の方向指示器が点灯している場合、走行車線L1に対して左側の隣接車線L3の通行区分を取得し、「左折」であるか否かを判断する。
方向指示器の点灯方向にある隣接車線に報知対象の他車両が存在し、且つその隣接車線の通行区分及び走行車線L1の通行区分が、右折又は左折を示す通行区分であって進路変更方向も一致する場合、自車両C1の進行方向と、報知対象の他車両C2の進行方向は同一方向であると推測される。この場合、自車両C1は方向指示器を点灯させているものの、車線変更は行わずに右折又は左折し、隣接車線を走行する他車両も、自車両と同じ方向に右折又は左折する。このような状況において、自車両が、他車両との十分な距離をとらないで車線変更したような場合と同様な報知形態で報知を行うと、ドライバーが煩わしさ
を感じてしまう。このため、このような場合には報知レベルを「1」に設定し、通常の報知よりも注意喚起の度合いが低い報知処理を行う。本実施形態では、報知レベル「1」では、ECU25を介して、インジケータ26を点灯させる。
一方、方向指示器の点灯方向にある隣接車線に報知対象の他車両が存在するものの、隣接車線の通行区分又は走行車線L1の通行区分が右折又は左折を示す進路変更区分でない場合、及びそれらの通行区分の一部も同じでない場合には、報知レベルを「2」に設定し、報知レベル「1」よりも注意喚起の度合いの高い報知処理を行う。本実施形態では、インジケータ26の点灯に加え、スピーカ8から警告音の出力を行う。このように、報知対象の他車両に対して、報知レベルを段階的にすることで、ドライバーに危険度の高低を認知させることができる。
次に、本実施形態の処理手順について、図5〜図7に従って説明する。以下に説明する処理は、自車両C1が進路変更する場面での後側方の車両に対する報知制御を行う処理である。
まず、制御ユニット10は、本処理の運転支援を開始するか否かを判断する(ステップS1)。本実施形態では、イグニッションがオンであって、且つシフトポジションセンサが「D(ドライブ)」等の所定のポジションである場合に、支援を開始すると判断する。また、支援開始を指示するボタン等の入力操作装置が操作された際に、支援を開始すると判断してもよい。
支援を開始する場合(ステップS1においてYES)、制御ユニット10は、自車位置及び走行車線L1の識別データを含む自車位置情報を取得し(ステップS2)、自車両周辺の他車両を検出する他車両検出処理を行う(ステップS3)。
この他車両検出処理について、図6に従って説明する。まず制御ユニット10は、RAM16に格納された検出フラグFlgを「0」に初期化する(ステップS3−1)。この検出フラグFlgは、報知対象の車両を検出したか否かを示すフラグであって、「0」は未検出を示し、「1」は報知対象の車両を検出したことを示す。
次に、制御ユニット10は、レーダセンサ20から、レーダ検出結果を取得する(ステップS3−2)。さらに、レーダ検出結果に基づき他車両の有無を判断し、他車両が存在する場合には、レーダ検出結果に含まれる相対距離及び相対方向から、車線に平行な方向の距離Lを算出する。また、距離L及び相対速度Vsから、その他車両C2が自車両C1に到達するまでの到達時間Tsを算出する(ステップS3−3)。尚、ここで自車両周辺に他車両が存在しない場合には、到達時間Tsを、所定時間TA(例えば3秒)よりも大きい時間(例えば10秒)に設定する。
次に、制御ユニット10は、到達時間Tsが、所定時間TA未満であるか否かを判断する(ステップS3−4)。到達時間Tsが、所定時間TA未満であると判断すると(ステップS3−4においてYES)、ステップS3−1で初期化した検出フラグFlgを「1」に設定する(即ち、「Flg=1」)(ステップS3−5)。一方、到達時間Tsが、所定時間TA以上であると判断すると(ステップS3−4においてNO)、検出フラグFlgを初期値にしたまま、他車両検出処理を終了する。
他車両検出処理を終了すると、図5に示すステップS4に進み、報知対象の他車両C2が存在するか否かを判断する(ステップS4)。具体的には、RAM16に格納された検出フラグFlgの値が「1」であるか否かを判断する。
検出フラグFlgの値が「0」である場合(ステップS4においてNO)、ステップS9に進み、支援を終了するか否かを判断する。本実施形態では、イグニッションオフ、シフトポジションが所定ポジション以外、及び車速が下限速度未満のいずれかの条件が満たされた場合、支援を終了すると判断する。支援を終了しない場合(ステップS9においてNO)、ステップS2に戻り、上記した処理を繰り返す。
一方、ステップS4において、注意喚起フラグの値が「1」である場合(ステップS4においてYES)、自車両C1の方向指示器の点灯状態をECU25から取得する(ステップS5)。点灯状態は、点灯している方向指示器の位置を示している。さらに、制御ユニット10は、ドライバーの操作により方向指示器が点灯しているか否かを判断する(ステップS6)。方向指示器が点灯していないと判断すると(ステップS6においてNO)、ステップS9に進む。
方向指示器が点灯していると判断すると(ステップS6においてYES)、報知レベルを設定する報知判断処理を行う(ステップS7)。この報知判断処理について、図7に従って説明する。
まず、制御ユニット10は、方向指示器の点灯方向に相当する隣接車線に、報知対象の他車両C2が存在するか否かを判断する(ステップS7−1)。即ち、このステップでは、ステップS3の他車両検出処理で検出した報知対象の他車両C2が存在する車線を判断する。図4に示すように、右側の方向指示器が点灯している場合、方向指示器の点灯方向に相当する隣接車線は、走行車線L1に対して右側の隣接車線L2である。制御ユニット10は、この隣接車線L2を走行する報知対象の他車両C2が存在しているか否かを、レーダセンサ20が検出した他車両C2の相対距離及び相対方向等に基づき判断する。
例えば、図4中、左側の隣接車線L3を走行する報知対象の他車両C2のみが存在し、右側の隣接車線L2には報知対象の他車両C2が存在しない場合、該当する他車両C2が存在しないと判断して(ステップS7−1においてNO)、図5に示すステップS9に進む。一方、図4に示すように、右側の方向指示器が点灯している際に、右側の隣接車線L2に報知対象の他車両C2が存在する場合には(ステップS7−1においてYES)、ステップS7−2に進む。
ステップS7−2では、制御ユニット10は、自車位置から進行方向前方の所定範囲内に交差点が存在するか否かを判断する。即ち、方向指示器の点灯が、交差点での進路変更(右折又は左折)を意図する可能性が高いか否かを判断する。上記所定範囲内に交差点が存在しない場合(ステップS7−2においてNO)、方向指示器の点灯は、車線変更、転回(Uターン)等を意図する可能性が高いため、車線変更先の隣接車線に報知対象の他車両C2が存在すると、注意喚起の必要性が高い。このため、報知レベルを「2」に設定する(ステップS7−7)。
ステップS7−2において、所定範囲内に交差点が存在すると判断すると(ステップS7−2においてYES)、走行車線の通行区分を取得する(ステップS7−3)。さらに、制御ユニット10は、取得した通行区分が、自車両C1の方向指示器の点灯方向と一致するか否かを判断する(ステップS7−4)。例えば、図4に示すように、自車両C1の走行車線L1の通行区分が「右折」であって、方向指示器の点灯方向が右側である場合、通行区分と点灯方向が一致すると判断し(ステップS7−4においてYES)、ステップS7−5に進む。また、通行区分が「左折」であって、方向指示器の点灯方向が左側である場合、通行区分と点灯方向とが一致すると判断し(ステップS7−4においてYES)、ステップS7−5に進む。
尚、通行区分が「左折及び直進」であって、方向指示器の点灯方向が左側である場合には、通行区分と点灯方向が一致すると判断する(ステップS7−4においてYES)。通行区分が「右折」であって、方向指示器の点灯方向が左側である場合には、通行区分と点灯方向が一致しないと判断する(ステップS7−4においてNO)。通行区分と点灯方向とが一致しない場合、報知レベルを「2」に設定する(ステップS7−7)。このようにすることで、例えば自車両C1が交差点の手前で右折レーンから直進レーンに車線変更する可能性が高い場面で、近接する後続車両が存在する際に、注意喚起度の高い報知を行うことができる。
ステップS7−5では、制御ユニット10は、方向指示器の点灯方向に相当する隣接車線の通行区分と、自車両C1が走行する走行車線L1の通行区分とが一致するか否かを判断する。図4に示すように、右側の方向指示器が点灯している場合、走行車線L1に対して右側の隣接車線L2の通行区分を経路データ18から取得し、取得した通行区分が、走行車線L1の通行区分と一致するか否かを判断する。図4の場合、右側の隣接車線L2の通行区分は「右折」であり、走行車線L1の通行区分である「右折」と一致するので(ステップS7−5においてYES)、右折レーンが2車線存在し、自車両C1と隣接車線L2上の報知対象の他車両C2の両方が、交差点Tで右折すると推定される。従って、制御ユニット10は、報知レベルを「1」に設定する(ステップS7−6)。
また、走行車線L1の通行区分が「左折及び直進」であって、隣接車線L2の通行区分が「左折」である場合等、各通行区分の少なくとも一方向が同一である場合、これらの通行区分が一致すると判断する(ステップS7−5においてYES)。また、例えば隣接車線L2の通行区分が「右折」であって、走行車線L1の通行区分が「直進」である場合には、隣接車線L2の通行区分と走行車線の通行区分が一致しないと判断して(ステップS7−5においてNO)、報知レベルを「2」に設定する(ステップS7−7)。
報知レベルを設定すると、図5に示すステップS8に進み、制御ユニット10は、設定したレベルに応じて、報知処理を行う。報知レベルが「1」である場合には、インジケータ26を点灯する報知のみを行い、報知レベルが「2」である場合には、インジケータ26の点灯及び警告音の出力を行う。
報知処理を行うと、ステップS9に進み、支援を終了するか否かを判断する。支援を終了しない場合(ステップS9においてNO)、ステップS2に戻る。そして、自車両C1が交差点Tを通過すると、方向指示器が消灯する(ステップS6においてNO)。このとき、報知判断処理及び報知処理を行わず、自車両C1が次の交差点に接近するまで、ステップS2〜ステップS6及びステップS9を繰り返す。支援終了であると判断すると(ステップS9においてYES)、処理を終了する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、制御ユニット10は、自車両C1が、進行方向前方の交差点Tで進路変更するか否かを判定する。また、自車両C1が、交差点Tで進路変更する場合に、走行車線L1に隣接し、方向指示器の点灯方向に相当する隣接車線上に、報知対象の他車両C2が存在するか否かを判断する。さらに、走行車線L1の通行区分と、方向指示器の点灯方向に相当する隣接車線の通行区分とが、同一の通行区分であるか否かを判断する。そして隣接車線L2に報知対象の他車両C2が存在し、且つ走行車線L1の通行区分及び該隣接車線L2の通行区分が同一の通行区分である場合には、報知レベルを「1」に設定する。また、隣接車線L2に報知対象の他車両C2が存在し、走行車線L1の通行区分及び該隣接車線L2の通行区分が同一の通行区分でない場合、各通行区分が同一であっても右折又は左折を示す通行区分でない場合、報知レベルを「2」に設定する。このため、報知対象の他車両C2と進路変更方向が同じである可能性が高い場合には、ドライバー
にとって煩わしさが少ない報知を行うことができる。
(2)上記実施形態では、自車両C1の方向指示器の点灯方向を判断する。また、点灯方向に相当する隣接車線に報知対象の他車両C2が存在する際、該点灯方向が走行車線L1の通行区分と一致しない場合に、自車両C1のドライバーに対する注意喚起の度合いが高い報知を行う。このため、例えば右折レーンから直進レーンに車線変更する可能性が高い場面で、報知対象車両が存在する場合に、注意喚起の度合いが高い報知を行うことができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・レーダセンサ20は、ミリ波を放射するセンサの他、レーザセンサ、超音波センサ等、他のセンサ等でもよい。また、報知対象の車両は、カメラセンサ21により検出しても良い。
・上記実施形態では、ナビゲーション装置1に格納された車線情報に含まれる通行区分に基づき、走行車線L1及び隣接車線L2の通行区分を判断するようにしたが、道路上に白線で標示された道路標示や、道路の鉛直方向上方に設けられた道路標識をカメラセンサ等により認識し、走行車線L1及び隣接車線L2の通行区分を判断するようにしてもよい。
・制御ユニット10のハードウェア構成は、上記した構成に限られず、上記した機能を有するものであれば、その他の構成にしてもよい。
・上記実施形態では、方向指示器の点灯方向で、進路変更方向を判断するようにしたが、ステアリング角度や車速、又は車線の幅方向における自車位置、又はナビゲーション装置1の探索した経路等に基づき、交差点Tでの進路変更の有無、進路変更方向を判断してもよい。
・上記実施形態では、報知レベル1ではインジケータ26の点灯のみを行い、報知レベル「2」ではインジケータ26の点灯及び警告音の出力を行うようにしたが、ディスプレイ7での注意喚起表示、座席等に埋設された振動センサの発振等、他の注意喚起のための出力装置を用いることができる。例えば、報知レベル1と報知レベル2とで、用いる出力装置の組合せを変更してもよい。或いは、例えば振動センサの振動レベルを報知レベル1と報知レベル2とで変更するようにしてもよい。
・他車両検出処理では、到達時間Tsを基準として他車両C2が報知対象であるか否かを判断するようにしたが、他の公知の方法で判断するようにしてもよい。
・上記実施形態では、報知対象の他車両が存在するか否かを判断した後、走行車線L1と隣接車線L2との通行区分が同じであるか否かを判断するようにしたが、各通行区分が同一区分か、異なる区分であるかを判断した後、隣接車線L2上の報知対象の他車両C2が存在するか否かを判断してもよい。そして、同一区分且つ報知対象の他車両C2が存在する場合に、報知レベルを1とし、異なる区分且つ報知対象の他車両C2が存在する場合に報知レベルを2としてもよい。
・報知レベル1と報知レベル2は、異なる報知形態であればよく、特に報知レベル1の方が注意喚起の度合いが低いことが好ましい。例えば、報知レベル1及び報知レベル2の両方で警告音を出力し、報知レベル1の音量を、報知レベル2の音量よりも小さくしてもよい。或いは、報知レベル1と報知レベル2とで、異なるテンポの警告音を出力してもよい。また、ユーザが、報知レベル1と報知レベル2に対し、所望の報知形態をそれぞれ変更してもよい。また、報知レベルは、2段階以上の段階に分けてもよい。
・上記実施形態では、自車両C1の後側方の他車両C2を報知対象としたが、自車両C1の前側方の他車両C2を報知対象としてもよい。また、後側方及び前側方の他車両C2を報知対象としても良い。前側方の他車両C2を報知対象とする場合、各レーダセンサ20は、車両前端に取り付けられ、各レーダセンサ20の検出エリアZ2を、図8に示すように前方及び前側方とする。そして、例えば、右側の方向指示器が点灯した際に、右側の隣接車線L2であって、自車両C1の前側方を走行する他車両C2の有無を検出し、該当する他車両C2が存在する場合には、その他車両C2を報知対象とする。
ナビゲーション装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 検出エリアの概略図。 ナビゲーション装置の機能ブロック図。 シーン判断を説明する模式図。 本実施形態の処理手順を示すフローチャート。 他車両検出処理を示すフローチャート。 報知判断処理を示すフローチャート。 変形例の検出エリアの概略図。
符号の説明
1…運転支援システムを構成するナビゲーション装置、10…自車挙動判定手段、車両検出手段、通行区分判断手段、報知制御手段及び制御手段としての制御ユニット、31…自車挙動判定手段、車両検出手段、通行区分判断手段、報知制御手段としてのシーン判断部、C1…自車両、C2…報知対象車両としての他車両、L1…走行車線、L2…隣接車線、T…交差点。

Claims (6)

  1. 自車両が進路変更する際に、前記自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する車両検出手段と、
    前記自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する自車挙動判定手段と、
    前記自車両が進路変更する際に、前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿うか否かを判断する通行区分判断手段と、
    前記報知対象車両が存在する際に、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合と、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行う報知制御手段と
    を備えたことを特徴とする運転支援システム。
  2. 請求項1に記載の運転支援システムにおいて、
    前記通行区分判断手段は、
    前記自車両が進路変更する際に、前記走行車線の通行区分と、進路変更側に相当する前記隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示すか否かをさらに判断し、
    前記報知制御手段は、
    前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記走行車線の通行区分と進路変更側に相当する前記隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示す場合と、前記各通行区分が同一の進行方向を示さない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行うことを特徴とする運転支援システム。
  3. 請求項1に記載の運転支援システムにおいて、
    前記報知制御手段は、
    前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合に、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合よりも、前記自車両のドライバーに対する注意喚起の度合いが低い報知を行うことを特徴とする運転支援システム。
  4. 請求項2に記載の運転支援システムにおいて、
    前記報知制御手段は、
    前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記走行車線の通行区分と進路変更側に相当する前記隣接車線の通行区分とが同一の進行方向を示す場合に、それらの通行区分が同一の進行方向を示さない場合よりも、前記自車両のドライバーに対する注意喚起の度合いが低い報知を行うことを特徴とする運転支援システム。
  5. 自車両の進路変更を支援する制御手段を用いた運転支援方法において、
    前記制御手段が、
    自車両が進路変更する場合に、前記自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断するとともに、
    前記自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断し、
    前記自車両が進路変更する際に、前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿うか否かを判断し、
    前記報知対象車両が存在する際に、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合と、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行うことを特徴とする運転支援方法。
  6. 自車両の進路変更を支援する制御手段を用いた運転支援プログラムにおいて、
    前記制御手段を、
    自車両が進路変更する際に、前記自車両が走行する走行車線に隣接し、進路変更側に相当する隣接車線に報知対象車両が存在するか否かを判断する車両検出手段と、
    前記自車両の所定距離前方に交差点があるか否かを判断する自車挙動判定手段と、
    前記自車両が進路変更する際に、前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿うか否かを判断する通行区分判断手段と、
    前記報知対象車両が存在する際に、前記自車両の所定距離前方に交差点があり、且つ前記自車両の進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿う場合と、前記進路変更方向が前記走行車線の通行区分に沿わない場合とで、異なる報知形態により前記報知対象車両に対する報知を行う報知制御手段として機能させることを特徴とする運転支援プログラム。
JP2008144959A 2008-06-02 2008-06-02 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム Expired - Fee Related JP5098824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144959A JP5098824B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144959A JP5098824B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009294717A true JP2009294717A (ja) 2009-12-17
JP5098824B2 JP5098824B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41542893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008144959A Expired - Fee Related JP5098824B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5098824B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243069A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Honda Motor Co Ltd 運転支援装置
KR20140012364A (ko) * 2012-07-19 2014-02-03 현대모비스 주식회사 차량의 주행 안전 보조 장치 및 그 방법
JP2016151828A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 トヨタ自動車株式会社 衝突回避装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1123715A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Aqueous Res:Kk 車両周辺状況検出装置
JP2005189009A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
JP2005189008A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
JP2006064661A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2006113918A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Fujitsu Ten Ltd 運転支援装置
JP2007108935A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Toyota Motor Corp 接近報知装置及び携帯端末
JP2007127421A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Aisin Aw Co Ltd 経路案内システム及び経路案内方法
JP2007178361A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Aisin Aw Co Ltd 経路案内システム及び経路案内方法
JP2008168827A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toyota Motor Corp 車線変更支援装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1123715A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Aqueous Res:Kk 車両周辺状況検出装置
JP2005189009A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
JP2005189008A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
JP2006064661A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2006113918A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Fujitsu Ten Ltd 運転支援装置
JP2007108935A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Toyota Motor Corp 接近報知装置及び携帯端末
JP2007127421A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Aisin Aw Co Ltd 経路案内システム及び経路案内方法
JP2007178361A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Aisin Aw Co Ltd 経路案内システム及び経路案内方法
JP2008168827A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toyota Motor Corp 車線変更支援装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243069A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Honda Motor Co Ltd 運転支援装置
KR20140012364A (ko) * 2012-07-19 2014-02-03 현대모비스 주식회사 차량의 주행 안전 보조 장치 및 그 방법
JP2016151828A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 トヨタ自動車株式会社 衝突回避装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5098824B2 (ja) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6551209B2 (ja) 運転支援装置
JP5233432B2 (ja) 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム
JP5472163B2 (ja) 速度規制値通知装置及び速度規制値通知システム
JP4134894B2 (ja) 車両運転支援装置
JP5233816B2 (ja) 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
US8730260B2 (en) Obstacle information notification apparatus for vehicle
US20190232976A1 (en) Assisting apparatus, assisting method, and program
JP4940762B2 (ja) 車両用運転支援システム
CN111919211A (zh) 用于改进转弯操纵中的空间和情景感知的转弯路径可视化
JP2010287162A (ja) 運転支援装置及びプログラム
JP2017174055A (ja) 車両用注意喚起装置
JP2009294943A (ja) 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム
JP2016143092A (ja) 運転支援システム及び車載情報処理装置
JP2011221573A (ja) 運転支援装置および運転支援システム
JP2008065482A (ja) 車両用運転支援システム
JP2017107328A (ja) 運転支援装置
WO2017104209A1 (ja) 運転支援装置
JP2019109795A (ja) 運転支援装置および運転支援システム
CN113574581B (zh) 跨骑型车辆
JP2015076006A (ja) 運転支援装置
JP5098824B2 (ja) 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム
JP2008090654A (ja) 運転操作支援装置
CN107111943B (zh) 防撞系统以及防撞方法
JP2004341893A (ja) 車載システム
JP6476921B2 (ja) 危険車両検知システム及び車載情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees