JP2009294005A - 反応容器プレート及び反応処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反応容器プレート1本体は、反応容器5、反応容器5に接続された各流路13,15,17,19、サンプル容器35に接続されるサンプル容器流路35a、及びそ各流路13,15,17,19、35aに繋がる流路ポートが設けられた流路ポート配置部を備えている。反応容器5、流路13,15,17,19、サンプル容器35及びサンプル容器流路35aは密閉系を形成している。反応容器プレート1にロータリー式切替えバルブ87が装着されている。ロータリー式切替えバルブ87は液体又は気体の吸引・吐出を行なうシリンジを内部に備え、シリンジに繋がるシリンジポートが設けられたシリンジポート配置部を反応容器プレート1の流路ポート配置部に対向する位置に備えている。シリンジポート配置部と流路ポート配置部の間に、弾性材料からなり、少なくともシリンジポート配置部側の面に低摩擦加工が施されたシール板88が介在している。
【選択図】図1
Description
また、微量の液体を定量的に扱うことができる微量液体秤取構造として、第1流路及び第2流路と、上記第1流路の流路壁に開口する第3流路と、第2流路の流路壁に開口して第3流路の一端と第2流路を連結し第3流路よりも相対的に毛管引力が働きにくい性質を第4流路とを有する構造を備えたものがある(例えば特許文献2,3を参照。)。その微量液体秤取構造によれば、第1流路に導入された液体が第3流路内に引き込まれた後、第1流路に残存する上記液体を取り除き、第3流路の容積に応じた体積の液体を第2流路に秤取することができる。
また、特許文献2,3に開示された微量液体秤取構造では、第1流路の両端及び第2流路の両端に液体導入用のポートが形成されているが、それらのポートは大気に開放されており、それらのポートを介して反応生成物が外部の環境を汚染することもありうる。
そこで本発明は、反応容器プレートの外部からの異物の進入や、外部への環境汚染を防ぐことができる反応容器プレート及びその反応容器プレートを用いた反応処理方法を提供することを目的とするものである。
この例が上記の下面側固定部材を取り付けた例と異なる点は、下面側固定部材を取り付けた場合にはシリンジポート配置部の周縁部側が流路ポート配置部側に押し付けられるのに対し、先端側固定部材を取り付けた場合にはシリンジポート配置部の中央部側が周縁部側に押し付けられる点である。したがって、ロータリー式切替えバルブの固定は下面側固定部材、先端側固定部材のいずれか一方のみによっても可能であるが、これら両方の固定部材を取り付けることにより、シリンジポート配置部の周縁部側と中央部側とを同時に流路ポート配置部側に押し付けることができるので、シリンジポート配置部に加わる力が面内でより均一になり、シール性をさらに向上させることができる。
ここで、「注入流路は計量流路よりも細く形成されている」とは、注入流路が複数の流路により構成されている場合には、注入流路を構成する複数の流路がそれぞれ計量流路よりも細く形成されていることを意味する。
ここで、注入流路が複数の流路により構成されている場合には、上記面積は注入流路を構成する複数の流路のそれぞれの上記計量流路との境界の面積を意味する。
遺伝子増幅反応にはPCR法やLAMP法などを含む。DNAを増幅するPCR法に着目すれば、前処理なしで血液などのサンプルから直接PCR反応を行なわせる方法も提案されている。そこでは、遺伝子を含むサンプル中の目的とする遺伝子を増幅する核酸合成法において、遺伝子を含むサンプル中の遺伝子包含体もしくは遺伝子を含むサンプルそのものを遺伝子増幅反応液に添加して、添加後の該反応液のpHが8.5−9.5(25℃)で遺伝子を含むサンプル中の目的とする遺伝子を増幅する(特許文献4参照。)。
図3はこの実施例の1つの反応容器近傍を示す概略図であり、(A)は平面図、(B)は斜視図、(C)は断面図である。図4はサンプル容器収容部とサンプル容器を拡大して示した図であり(A)はサンプル容器収容部の平面図、(B)は(A)のB−B位置での断面図、(C)はサンプル容器の平面図、(D)は(C)のC−C位置での断面図、(E)はサンプル容器をサンプル容器収容部に第1保持位置で配置した断面図、(F)はサンプル容器をサンプル容器収容部に第2保持位置で配置した断面図である。図5は試薬容器収容部と試薬容器を拡大して示した図であり(A)は試薬容器収容部の平面図、(B)は(A)のD−D位置での断面図、(C)は試薬容器の平面図、(D)は(C)のE−E位置での断面図、(E)は試薬容器を試薬容器収容部に第1保持位置で配置した断面図、(F)は試薬容器を試薬容器収容部に第2保持位置で配置した断面図である。図6はエアー吸引用容器収容部とエアー吸引用容器を拡大して示した図であり(A)はエアー吸引用容器収容部の平面図、(B)は(A)のF−F位置での断面図、(C)はエアー吸引用容器の平面図、(D)は(C)のG−G位置での断面図、(E)はエアー吸引用容器をエアー吸引用容器収容部に第1保持位置で配置した断面図、(F)はエアー吸引用容器をエアー吸引用容器収容部に第2保持位置で配置した断面図である。
図1から図6を参照して反応容器プレートの一実施例について説明する。
試薬容器収容部38は図4を参照して説明したサンプル容器収容部36と同様の構造をもつ。すなわち、試薬流路37a、試薬容器エアー抜き流路37b、係止ツメ37c、突起流路37d、第2突起流路37e及びパッキン37f,37fを備えている。
エアー吸引用容器収容部40は図5を参照して説明した試薬容器収容部38と同様の構造をもつ。すなわち、エアー吸引用流路39a、エアー吸引用容器エアー抜き流路39b、係止ツメ39c、突起流路39d、第2突起流路39e及びパッキン39f,39fを備えている。
上記の構成により、ロータリー式切替えバルブ87を回転させて円弧状流路ポート87i又はシリンジポート87jを容器ボトム55の下面のいずれかの流路ポートに接続できる。
なお、この実施例ではシール板88が容器ボトム55側に固定されているが、ロータリー式切替えバルブ87側に固定されるものであってもよい。その場合、低摩擦加工としてのパリレンコーティング(登録商標)はシール板88の上面に施されている必要がある。
反応処理装置は反応容器5の温度調整をするための温調機構67と、シリンジを駆動するためのシリンジ駆動ユニット69と、ロータリー式切替えバルブ87を切り替えるための切替えバルブ駆動ユニット71を備えている。
図8に示すように、図1(A)の状態からロータリー式切替えバルブ87を回転させてサンプル流路35aとシリンジポート87jを接続し、サンプル容器エアー抜き流路35bをエアー抜き流路53bに接続する。このとき、エアー抜き流路37b,39bもエアー抜き流路53bに接続される。サンプル容器35には例えば45μLの試薬45が収容されている。
また、希釈混合液を反応容器5内に注入する前に、温調機構67により反応容器5を加熱してワックス9を融解させておき、反応容器5内への希釈混合液の注入時にワックス9が融解しているようにしてもよい。この場合、反応容器5に注入された希釈混合液は直ちにワックス9の下に入り、希釈混合液と試薬7が混ざり反応する。ロータリー式切替えバルブ87の接続状態が図14の状態であっても、ベローズ53により密閉系は確保されている。希釈混合液の注入後にロータリー式切替えバルブ87を図1の接続状態にすれば、反応容器プレート1内部の容器、流路及びドレイン空間を密閉することができる。ここでロータリー式切替えバルブ87を図1の接続状態に切り替えるタイミングは、希釈混合液の注入直後から希釈混合液と試薬7の反応終了までのいずれのタイミングであってもよいし、希釈混合液と試薬7の反応終了後であってもよい。
このように、反応容器プレート1によれば、反応処理を密閉系で行なうことができ、反応処理前及び反応処理後も密閉系にすることができる。
さらに、流路スペーサ73は流路ベース11の反応容器エアー抜き流路19と反応容器5を連通させるための貫通孔からなる反応容器エアー抜き流路79も備えている。
この実施例は、図15を参照して説明した実施例と比べて、反応容器5の内部に挿入部81をさらに備えている。挿入部81の先端は凸部75の先端の下方に配置されている。これにより、凸部75の先端に形成される液滴を反応容器5内に導きやすくなる。特に、挿入部81の少なくとも先端の表面に親水性処理を施しておけば、特に有効である。
この実施例は、図16を参照して説明した実施例と比べて、反応容器5の側壁に形成された段差部83と、反応容器5の上面とは間隔をもって段差部83の上面に形成された凸条部85をさらに備えている。段差部83及び凸条部85は上方から見て環状に形成されている。凸条部85の先端は反応容器5の側壁とは間隔をもって配置されている。
凸条部85の先端が反応容器5の上面及び側面とは間隔をもって配置されていることにより、反応容器5の内部に収容された液体が反応容器の側壁を伝って反応容器5の上面に到達するのを防止することができる。この効果は凸条部85の少なくとも先端部分に撥水処理を施しておくと特に有効である。
また、図15、図16又は図17を参照して説明した各実施例では、流路13,15,17,19,21,23を形成するための溝は流路ベース11に形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、それらの流路の全部又は一部分を形成するための溝は、流路スペーサ73の流路ベース11側表面、流路スペーサ73の容器ベース3側表面、容器ベース3表面のいずれに形成されていてもよい。
また、ベローズ53等の容量可変部材は必ずしも備えていなくてもよい。
また、容器35,37,39に試薬等の液体を予め収容しないのであれば、エアー抜き流路の一部分に細孔からなる流路35e,37e,39eを必ずしも備えている必要はない。
また、反応容器5内の試薬は乾燥試薬でもよい。
また、サンプル容器35内や反応容器5内に予め試薬は収容されていなくてもよい。
また、上記実施例では試薬容器37に希釈水49が収容されているが、希釈水49に変えて試薬を収容するようにしてもよい。
また、主流路13に導入される液体に遺伝子が含まれている場合、反応容器5内にその遺伝子と反応するプローブを備えているようにしてもよい。
3 容器ベース
5 反応容器
11 流路ベース
13 主流路
15 計量流路
17 注入流路
19,21 反応容器エアー抜き流路
35 サンプル容器(封止容器)
35a サンプル容器流路(封止容器流路)
35b サンプル容器エアー抜き流路
35c 係止ツメ(封止容器保持機構)
35d 突起流路
35e 第2突起流路
35j フィルム(貫通可能部)
35l フィルム(第2貫通可能部)
35m,35n 係止用溝(封止容器保持機構)
37 試薬容器(封止容器)
37a 試薬容器流路(封止容器流路)
37b 試薬容器エアー抜き流路
37c 係止ツメ(封止容器保持機構)
37d 突起流路
37e 第2突起流路
37j フィルム(貫通可能部)
37l フィルム(第2貫通可能部)
37m,37n 係止用溝(封止容器保持機構)
39 エアー吸引用容器(封止容器)
39a エアー吸引用容器流路(封止容器流路)
39b エアー吸引用容器エアー抜き流路
39c 係止ツメ(封止容器保持機構)
39d 突起流路
39e 第2突起流路
39j フィルム(貫通可能部)
39l フィルム(第2貫通可能部)
39m,39n 係止用溝(封止容器保持機構)
41 セプタム(弾性部材)
53 ベローズ(容量可変部)
55 容器ボトム
55a フランジ
73 流路スペーサ
75 凸部
77 注入流路
79 反応容器エアー抜き流路
87 ロータリー式切替えバルブ
87a シリンダ
87b シリンジ流路
87c プランジャ
87d カバー体
87g 密閉空間
87h シリンジエアー抜き流路
87i 円弧状流路ポート
87j シリンジポート
88 シール板
89 ローターキャップ
91 バックアップリング
Claims (22)
- 反応容器、反応容器に接続された反応容器流路、反応容器とは別途設けられた封止容器、封止容器に接続される封止容器流路、並びに前記反応容器流路及び封止容器流路のそれぞれに繋がる各流路ポートが配置された流路ポート配置部を備えたプレートと、
前記プレートに回転可能に装着され、内部でプランジャを摺動させて液体又は気体の吸引・吐出を行なうシリンジを備えるとともに前記シリンジに繋がるシリンジポートが配置されたシリンジポート配置部を前記流路ポート配置部に対向する位置に備えて前記シリンジポートを前記流路ポートに切り替えて選択的に接続することができるロータリー式切替えバルブと、
弾性材料で構成され、前記シリンジポート配置部と流路ポート配置部との間に配置されて一方の前記配置部側に固定され、他方の前記配置部側の面が摩擦係数を小さくする低摩擦加工の施された摺動面となっているシール板と、を備え、
前記反応容器、反応容器流路、封止容器及び封止容器流路が密閉系を構成しているものである反応容器プレート。 - 前記シール板の前記摺動面には前記低摩擦加工としてポリパラキシリレン樹脂膜が形成されている請求項1に記載の反応容器プレート。
- 前記ポリパラキシリレン樹脂膜の膜厚は5μm以下である請求項2に記載の反応容器プレート。
- 前記低摩擦加工として、前記シール板がフッ素樹脂を含有する弾性材料により構成されている請求項1に記載の反応容器プレート。
- 前記プレートと前記ロータリー式切替えバルブに同時に係合して前記プレートと前記ロータリー式切替えバルブを固定するとともに前記流路ポート配置部と前記シリンジポート配置部とを押し付けるローター固定部材をさらに備えている請求項1から4のいずれか一項に記載の反応容器プレート。
- 前記プレートの前記流路ポート配置部の周囲に前記プレート表面から突出した固定部材係合部が設けられており、
前記固定部材係合部の内側には、前記ロータリー式切替えバルブの前記シリンジポート配置部とは反対側の面の周縁部に接するとともに前記固定部材係合部と係合し、前記シリンジポート配置部を前記流路ポート配置部に押し付けるリング状の下面側固定部材が前記ローター固定部材として取り付けられている請求項5に記載の反応容器プレート。 - 前記下面側固定部材は樹脂からなるとともにその外径は固定部材係合部の内径と略同径であり、
前記下面側固定部材の外周面と固定部材係合部の内周面の対応する位置に互いに係合する第1係合構造部が設けられ、
前記第1係合構造部は、前記下面側固定部材の外周面側表面又は固定部材係合部の内周面側表面が前記プレート側に閉じる方向に傾斜している請求項6に記載の反応容器プレート。 - 前記プレートの前記ロータリー式切替えバルブを装着する位置に貫通穴が設けられ、
前記ロータリー式切替えバルブは、前記プレート側に伸びて前記貫通穴に先端から挿入される挿入部と、前記挿入部よりも大きい径をもって前記挿入部の基端部に設けられ、前記貫通穴に挿入されずに前記貫通穴の周囲のプレート表面に接する非挿入部とからなり、
前記プレートの前記貫通穴の周囲に前記流路ポート配置部が設けられているとともに、前記非挿入部の前記挿入部の基端部の周囲に前記シリンジポート配置部が設けられており、
前記ロータリー式切替えバルブの前記挿入部先端は前記貫通穴を貫通してさらに前記プレートの反対側へ突出した突出部となっており、
前記突出部の外周面に、前記貫通穴周囲の前記プレート表面に接触しながら前記突出部外周面にも係合し、前記ロータリー式切替えバルブを係止するとともに前記挿入部を貫通方向に引張する先端側固定部材が前記ローター固定部材として嵌められている請求項5から7のいずれか一項に記載の反応容器プレート。 - 前記先端側固定部材は樹脂からなるとともにその内径は前記突出部の外形と略同径であり、
前記先端側固定部材の内周面と前記突出部の外周面の対応する位置に互いに係合する第2係合構造部が設けられ、
前記第2係合構造部は、前記先端側固定部材の内周面側表面又は前記突出部の外周面側表面が前記突出部先端側へ閉じる方向に傾斜している請求項8に記載の反応容器プレート。 - 前記封止容器の底面に外部から押圧して貫通することができる第1貫通部が設けられており、
前記封止容器流路の一端は上向きに突出しており、使用時に前記封止容器流路の前記一端が前記第1貫通部を貫通することにより前記封止容器流路が前記封止容器に接続される請求項1から9のいずれか一項に記載の反応容器プレート。 - 前記封止容器は、未使用時は前記第1貫通部が封止容器流路の前記一端に対向するように保持され、使用時は封止容器流路の前記一端が前記第1貫通部を貫通した状態で保持される請求項10に記載の反応容器プレート。
- 前記封止容器の、内部に収容された液体に触れない位置に、外部から押圧して貫通することができる第2貫通部が設けられており、
前記プレート本体は、一端が上向きに突出し、その一端が前記封止容器の使用時に前記第2貫通部を押圧して貫通する封止容器エアー抜き流路をさらに備えている請求項10又は11に記載の反応容器プレート。 - 前記封止容器はサンプル液を収容するためのサンプル容器を含む請求項1から12のいずれか一項に記載の反応容器プレート。
- 前記サンプル容器の1つの面は、尖端部をもつ部材で貫通できるとともに前記部材の引抜き後に貫通による穴を弾性力によって修復できる弾性部材からなる封止部材で封止されている請求項13に記載の反応容器プレート。
- 前記封止容器に予めサンプル前処理液又は試薬が収容されている請求項1から14のいずれか一項に記載の反応容器プレート。
- 前記封止容器は遺伝子増幅反応を行なうための遺伝子増幅容器も含む請求項1から15のいずれか一項に記載の反応容器プレート。
- 前記反応容器に接続された反応容器エアー抜き流路をさらに備え、
前記反応容器流路は、貼り合わされた2枚の部材の接合面に形成された溝、又は前記溝及び前記基板に形成された貫通孔からなり、かつ、前記シリンジに接続される主流路と、前記主流路から分岐した所定容量の計量流路と、一端が前記計量流路に接続され他端が前記反応容器に接続された注入流路を備え、
前記主流路及び前記反応容器エアー抜き流路は密閉可能になっており、
前記注入流路は前記計量流路よりも細く形成されて前記主流路及び前記計量流路に液体が導入されるときの液体導入圧力状態並びに前記主流路内の前記液体がパージされるときのパージ圧力状態では前記液体を通さず、それらよりも加圧状態で前記液体を通すものである請求項1から16のいずれか一項に記載の反応容器プレート。 - 前記注入流路の水滴に対する接触角は90度以上であり、前記注入流路と前記計量流路の境界の面積は1〜10000000μm2である請求項17に記載の反応容器プレート。
- 複数の前記反応容器を備え、それらの反応容器ごとに前記計量流路及び前記注入流路を備え、前記主流路に複数の前記計量流路が接続されている請求項17又は18に記載の反応容器プレート。
- 前記注入流路の前記他端は前記反応容器の内側上面に突出して形成された凸部の先端に配置されており、前記凸部は先端部が基端部に比べて細くなっている請求項17から19のいずれか一項に記載の反応容器プレート。
- 前記反応容器はその底部又は上方から光学的に測定が可能なように光透過性の材質にて構成されている請求項1から20のいずれか一項に記載の反応容器プレート。
- 請求項17から21のいずれか一項に記載の前記反応容器プレートを用いた反応処理方法であって、
前記導入圧力で前記主流路及び前記計量流路に液体を充填し、
前記主流路に気体を流して前記計量流路内に前記液体を残存させつつ前記主流路内の前記液体を排出し、
前記主流路内を前記導入圧力よりも大きく陽圧に若しくは前記反応容器内を陰圧に又は前記陽圧及び前記陰圧の両方にすることより前記注入流路を介して前記計量流路内の前記液体を前記反応容器に注入することを特徴とする反応処理方法。
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