JP2009292978A - 粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】往復はがきに使用した場合には差出人と受取人の双方が記載する秘密情報を隠蔽可能で、しかも低コストの粘着シートを提供する。
【解決手段】本発明の粘着シート1は、基材10と粘着剤層20と剥離体30とを有し、基材10が擬似接着シート12を備え、基材10および粘着剤層20にはラベル部αと非ラベル部βとに分割する第1の切り込みC111〜114が形成され、剥離体30には剥離体30を第1の剥離部31と第1の非剥離部32とに分割する第2の切り込みC211〜214が形成され、第1の剥離部31がラベル部αに重ならない部分の一部であり、非ラベル部βにおける擬似接着シート12には、擬似接着シート12を第2の剥離部12aと第2の非剥離部12bとに分割する第3の切り込みC311が形成され、第2の剥離部12aの少なくとも一部が、第1の非剥離部32に重なる部分に含まれていない。
【選択図】図2

Description

本発明は、粘着シートに関するものであって、例えば、往復はがきにおいて、差出人が往信用はがきに記載した個人情報等の秘密情報を隠蔽可能で、受取人が返信用はがきに記載した秘密情報を隠蔽するための粘着ラベルを取り出せる粘着シート、チラシにおいて、「あたり」や「はずれ」等が隠蔽されたくじを作成でき、応募者が応募用はがきに記載した秘密情報を隠蔽するための粘着ラベルを取り出せる粘着シートに関する。
近年、個人情報の保護が極めて重要になってきている。そのため、差出人が受取人に郵送するはがきに個人情報等の秘密情報を記載する場合には、折り畳まれ、秘密情報が記載された面と、その面に対向する面とが剥離可能に接着された情報隠蔽用はがきが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、はがきの秘密情報が記載された面のみに、単層の隠蔽用の粘着ラベルを貼着して送付することも行われている。
また、受取人に対して、はがきに秘密情報を記載して返送することを求める場合には、隠蔽用の粘着ラベルを受取人側で取り出せる複合的な構造の粘着シートを用いることがある。例えば、図61に示すような、第1の剥離体310に剥離可能に貼着された第1の粘着剤層320と、第1の粘着剤層320の第1の剥離体310と反対側の面に剥離不能に貼着された第2の剥離体330と、第2の剥離体330の第1の粘着剤層320と反対側の面に設けられた隠蔽用ラベル340とを有し、隠蔽用ラベル340が、第2の剥離体330に剥離可能に貼着された第2の粘着剤層341と、第2の粘着剤層341の第2の剥離体330と反対側の面に剥離不能に貼着された基材342とを備える粘着シート300が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
この粘着シート300は、以下のようにして使用される。すなわち、まず、第1の剥離体310を第1の粘着剤層320から剥離して、第1の粘着剤層320と第2の剥離体330と隠蔽用ラベル340とからなる粘着シート本体300aを得る。差出人は、その粘着シート本体300aを、第1の粘着剤層320によりはがきに貼着し、受取人に郵送する。次いで、受取人は、受け取ったはがきに貼着された粘着シート本体300aの第2の剥離体330から隠蔽ラベル340を剥離する。そして、返信用のはがきに秘密情報を記入した後、隠蔽ラベル340を秘密情報の上に貼着し、差出人に返送する。このようして粘着シート300を使用することにより、受取人が返信用はがきに記載した秘密情報を保護できる。
一方、差出人と受取人の双方が秘密情報を相手方に伝えるためには、通常、秘密情報を記載した書面を返信用はがきと受取人が記載した秘密情報を隠蔽するための粘着ラベルとを同封した封書が用いられる。
特開平11−048391号公報 特開平7−276856号公報
しかしながら、封書は郵送コストが高くなるという問題を有していた。そこで、差出人と受取人の双方が秘密情報を伝達しあう場合に、往復はがきを使用することが考えられる。しかし、その場合には、差出人側の秘密情報を隠蔽するための単層の粘着ラベルと、受取人側で秘密情報を隠蔽するための特許文献2に記載されているような粘着ラベルの2種類が必要であるため、現実的ではない。
また、特許文献2に記載のラベルは層の数が多いため、高コストであるという問題も有していた。
また、入会や商品プレゼント等の応募用のチラシに、「あたり」や「はずれ」等の表示がラベルにより隠蔽されたくじを付けることがある。くじを作成するためには、例えば、一方の面に表示用支持体と、該表示用支持体の一方の面に再貼着不能に貼着された表面用支持体と、表示用支持体の他方の面に設けられた粘着剤層とを有する粘着シートが使用される。この粘着シートをチラシに印字した「あたり」や「はずれ」等の表示の上に貼着することによって、くじを作成する。
また、応募用のチラシにおいては、秘密情報保護の観点から、応募者が応募用はがきに記載した秘密情報を隠蔽するための粘着ラベルを取り付けておくことがある。チラシに隠蔽用の粘着ラベルを取り付けるためには、例えば、上記特許文献2に記載の粘着シートが用いられる。
しかし、2種類の粘着シートをチラシに貼着することは簡便ではないし、特許文献2に記載のラベルは高コストである。
そこで、本発明は、往復はがきに使用した場合には差出人と受取人の双方が記載する秘密情報を隠蔽可能で、応募用のチラシに使用した場合にはくじを容易に作成できかつ隠蔽用の粘着ラベルを取り付けることができ、しかも低コストの粘着シートを提供することを目的とする。
本発明は、以下の態様を包含する。
[1] 基材と、該基材の片面に設けられた粘着剤層と、該粘着剤層の基材と反対側の面に積層された剥離体とを有し、前記基材が、粘着剤層に貼着される擬似接着用支持体と、該擬似接着用支持体の粘着剤層と反対側の面に剥離可能にかつ再貼着不能に接着された擬似接着シートとを備える粘着シートであって、
基材および粘着剤層には、剥離体から剥離可能なラベル部とラベル部以外の非ラベル部とに分割する第1の切り込みが形成されており、
剥離体には、該剥離体を、粘着剤層から剥離可能な第1の剥離部と該第1の剥離部以外の第1の非剥離部とに分割する第2の切り込みが形成され、前記第1の剥離部が、該剥離体の前記ラベル部に重ならない部分の一部であり、
非ラベル部における擬似接着シートには、該擬似接着シートを、擬似接着用支持体から剥離可能な第2の剥離部と該第2の剥離部以外の第2の非剥離部とに分割する第3の切り込みが形成され、
第2の剥離部の少なくとも一部が、第1の非剥離部に重なる部分に含まれていないことを特徴とする粘着シート。
[2] 第1の切り込みと第2の切り込みとは互いに重ならないように形成されている[1]に記載の粘着シート。
[3] 第1の切り込みと第2の切り込みとは互いに重ならないように形成されている[1]または[2]に記載の粘着シート。
本発明の粘着シートは、往復はがきに使用した場合には、差出人が往信用はがきに記載した秘密情報を隠蔽可能であり、かつ、受取人が返信用はがきに記載した秘密情報を隠蔽する隠蔽用の粘着ラベルを取り出せることができる。また、応募用のチラシに使用した場合には、くじを容易に作成でき、かつ、隠蔽用の粘着ラベルをチラシに取り付けることができる。しかも本発明の粘着シートは、低コストである。
<第1の実施形態>
本発明の粘着シートの第1の実施形態について説明する。
(粘着シート)
図1および図2に、本実施形態の粘着シートを示す。この粘着シート1は、基材10と、基材10の片面に設けられた粘着剤層20と、粘着剤層20の基材10と反対側の面に積層された剥離体30とを有する矩形状のシートである。
本実施形態の粘着シート1における基材10および粘着剤層20には、基材10および粘着剤層20の一部を略矩形状に輪郭付ける第1の切り込みC111,C112,C113,C114が形成されている。この第1の切り込みC111,C112,C113,C114によって、基材10および粘着剤層20は、剥離体30から剥離可能な略矩形状のラベル部αと、ラベル部α以外の非ラベル部βとに分割されている。本実施形態では、ラベル部αは粘着シート1の長手方向の中央より片側Kに位置している。
また、本実施形態における剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aには、第1の切り込みC111,C112,C113,C114に平行に、かつ、重ならず、剥離体30の一部を略矩形状に輪郭付ける第2の切り込みC211,C212,C213,C214が形成されている。この第2の切り込みC211,C212,C213,C214によって、剥離体30は、粘着剤層20から剥離可能な略矩形状の第1の剥離部31と第1の剥離部31以外の第1の非剥離部32とに分割されている。また、第1の非剥離部32が、ラベル部αに重なる部分30bを含むようになっている。本実施形態では、第1の非剥離部32も粘着シート1の長手方向の中央より片側Kに位置している。
[基材]
基材10は、粘着剤層20に貼着される擬似接着用支持体11と、擬似接着用支持体11の粘着剤層20と反対側の面に剥離可能にかつ再貼着不能に接着された擬似接着シート12とを有する。
非ラベル部βにおける擬似接着シート12には、擬似接着シート12を、一端Pから他端Qまで横方向に(図1における左右方向に)切り込んだ第3の切り込みC311が形成されている。この第3の切り込みC311によって、擬似接着シート12には、擬似接着用支持体11から剥離可能な第2の剥離部12aと第2の剥離部12a以外の第2の非剥離部12bとに分割されている。本実施形態では、第2の剥離部12aが、粘着シート1の長手方向の中央より他方の片側Kに位置している。また、第2の剥離部12aの全部が、第1の非剥離部32に重なる部分Mに含まれないようになっており、第2の切り込みC211,C212,C213,C214と第3の切り込みC311が重ならないようになっている。
擬似接着用支持体11としては、例えば、透明または半透明の紙類、フィルム類等が用いられる。擬似接着用支持体11の中でも透明フィルムが好ましい。擬似接着用支持体11が透明フィルムであれば、擬似接着用支持体11を通して個人情報を見る際に、個人情報の視認性が高くなる。
透明フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PE)等の透明樹脂フィルムなどが挙げられる。
擬似接着用支持体11の厚さは15〜200μmであることが好ましい。擬似接着用支持体11の厚さが15μm以上であれば、擬似接着用支持体11自体の強度を確保でき、200μm以下であれば、ラベル部αを薄くして可撓性を高めることができる。
擬似接着シート12は、表面用支持体12cと、表面用支持体12cの擬似接着用支持体11側の面に設けられた擬似接着樹脂層12dとを有する。
表面用支持体12cとしては、例えば、紙類、フィルム類等を適宜使用できる。紙類としては、キャストコート紙、アート紙、コート紙、上質紙等の紙類、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等の各種高分子フィルム、蒸着紙、合成紙、布、不織布、金属ホイル等から適宜選択される。さらに、これらの積層体を使用することもできる。
これらの中でも、表面用支持体12cとしては、表面に容易に印刷できることから、紙類、合成紙が好ましい。
また、ラベル部αを個人情報の隠蔽用のラベルとして用いた際の隠蔽性に優れることから、表面用支持体12cとしては不透明なものを用いることが好ましい。不透明な表面用支持体12cとしては、例えば、不透明な材質で構成された支持体、不透明なインキが少なくとも一方の面に印刷または塗工された支持体などが挙げられる。
擬似接着樹脂層12dを構成する成分としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィンや、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステルなどの軟質熱可塑性樹脂が挙げられる。
擬似接着樹脂層12dの厚さは5〜50μmであることが好ましい。擬似接着樹脂層12dの厚さが5μm以上であれば、充分に擬似接着用支持体11を剥離可能に接着でき、50μm以下であれば、容易に擬似接着樹脂層12dを形成できる。
[粘着剤層]
粘着剤層20としては、例えば、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、ビニルエーテル系等の任意の粘着剤を使用できる。これらの中でも、耐候性、透明性等に優れ、広範な用途に使用できることから、アクリル系粘着剤が好ましく、アクリル系粘着剤としては、エマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型等があり、本発明においては、いずれの型のものも使用できる。これらの中でも、安全面、品質面、コスト面からエマルジョン型アクリル系粘着剤が好ましい。
さらに、粘着剤層20は、必要に応じて他の任意成分を含有してもよい。他の任意成分としては、タッキファイヤー、粘着性微球体、増粘剤、pH調整剤、消泡剤、防腐防黴剤、顔料、無機充填剤、安定剤、濡れ剤、湿潤剤等が挙げられる。タッキファイヤーとしては、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、水添石油樹脂、スチレン系樹脂、アルキルフェノール樹脂等が挙げられる。
粘着剤層20の厚さは10〜100μmであることが好ましい。粘着剤層20が10μm以上であれば、充分な接着強度の粘着剤層20になる。しかし、100μmより高くしても、厚さに応じた接着強度の向上は図れないため、無益になる。
[剥離体]
剥離体30としては、例えば、周知の剥離シートが使用される。周知の剥離シートとしては、例えば、キャストコート紙、アート紙、コート紙、上質紙、クラフト紙、グラシン紙等の紙の表面に、必要に応じて目止め層を形成した上で、シリコーン系等の剥離剤を塗布した剥離シートなどが挙げられる。
(使用方法)
上記粘着シート1の使用方法の一例について説明する。
本例は、上記粘着シート1を、往復はがきに貼着して用いる例である。
本例では、まず、粘着シート1の第1の剥離部31を剥離し、図3に示すように、粘着剤層20の貼着部20aを露出させる。以下、第1の剥離部31を剥離した、第1の非剥離部32と粘着剤層20と基材10とからなる粘着シートのことを粘着シート本体1bという。
次いで、図4および図5に示すように、露出させた粘着剤層20の貼着部20aにより、粘着シート本体1bを、第1の個人情報110が記載された往復はがき100の往信用はがき100aに、第1の個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように貼着して、受取人に郵送する。
次いで、往復はがき100を受け取った受取人が、図6および図7に示すように、第2の剥離部12aを擬似接着用支持体11から剥離して、第1の個人情報110を読み取る。次いで、返信用はがき100bに住所、氏名、電話番号、職業等の第2の個人情報を記入し、返信用はがき100bを往信用はがき100aから切り取る。
次いで、図8に示すように、往信用はがき100aに貼着された粘着シート本体1bからラベル部αを剥離し、図9および図10に示すように、そのラベル部αを第2の個人情報120が隠れるように粘着剤層20により返信用はがき100bに貼着して、差出人に返送する。
返信用はがき100bを受け取った差出人は、図11および図12に示すように、擬似接着シート12を擬似接着用支持体11から剥離して、返信用はがき100bに記入された第2の個人情報120を、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して読み取る。
以上のようにして、粘着シート1を使用する。
(製造方法)
粘着シート1の製造方法の一例について図13〜図15を用いて説明する。
例えば、まず、表面用支持体12cの片面に、擬似接着樹脂層12dを形成する樹脂を溶融させた溶融樹脂を積層して擬似接着樹脂層12dを形成し、その擬似接着樹脂層12dが冷却固化する前に、擬似接着用支持体11を貼り合わせる。その後、擬似接着樹脂層12dを冷却固化して擬似接着用支持体11と擬似接着樹脂層12dとを擬似接着して、基材10を得る。
次いで、剥離体30の剥離面上に粘着剤を塗布して粘着剤層20を形成し、その粘着剤層20を介して、剥離体30に基材10を貼り合わせる。これにより、基材10と粘着剤層20と剥離体30とを有する積層体を得る。
次いで、図13に示すように、基材10側から、積層体1aの長手方向の中央の片側の基材10および粘着剤層20に、第1の切り込みC111,C112,C113,C114を形成するための切り刃51を剥離体30に達するまで進入させて、ラベル部αおよび非ラベル部βを形成する。
また、図14に示すように、剥離体30側から、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aに、第2の切り込みC211,C212,C213,C214を形成するための切り刃52を、粘着剤層20に達するまで進入させる。ここで、切り刃52は、第1の切り込みC111,C112,C113,C114に平行に配置する。また、切り刃52によって輪郭付けられる部分が、ラベル部αに重なる部分を含むようにする。このように剥離体30を切り込んで、第1の剥離部31および第1の非剥離部32を形成する。
また、図15に示すように、非ラベル部βにおける擬似接着シート12に、第3の切り込みC311を形成するための切り刃53を、粘着剤層20に達するまで進入させる。ここで、切り刃53は、擬似接着シート12を一端Pから他端Qまで横方向に切り込むように、かつ、第3の切り込みC311が第1の非剥離部32に重なる部分Mに含まれないように配置する。この第3の切り込みC311によって、擬似接着シート12を、第2の剥離部12aと第2の非剥離部12bとに分割する。
これにより、図1に示す粘着シート1を得る。
上述した粘着シート1は、第1の剥離部31を剥離することによって露出する粘着剤層20の貼着部20aにより、往復はがきに貼着可能になっており、しかも第1の剥離部31を剥離した後に第1の非剥離部32からラベル部αを剥離できるようになっている。
また、往信用はがき100aに記載された個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように粘着シート本体1bを貼着した後、第2の剥離部12aを剥離することにより、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して個人情報110を視認できるようになる。
したがって、この粘着シート1は、差出人が往信用はがき100aに記載した個人情報110を隠蔽可能であり、かつ、受取人が返信用はがき100bに記載した個人情報120を隠蔽する隠蔽用の粘着性のラベル部αを取り出せることができる。
また、この粘着シート1は層の数が少なくて済むため、低コストである。
<第2の実施形態>
本発明の粘着シートの第2の実施形態について説明する。
図16および図2に、本実施形態の粘着シートを示す。この粘着シート2は、基材10と、基材10の片面に設けられた粘着剤層20と、粘着剤層20の基材10と反対側の面に積層された剥離体30とを有する矩形状のシートである。本実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30は、第1の実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30と同様のものが使用される。
本実施形態の粘着シート2における基材10および粘着剤層20には、基材10および粘着剤層20を、一端Pから他端Qまで横方向に(図16における左右方向に)切り込んだ第1の切り込みC121,C122が2本形成されている。この第1の切り込みC121,C122によって、基材10および粘着剤層20は、第1の切り込みC121,C122の間に配置され、剥離体30から剥離可能な矩形状のラベル部αと、ラベル部α以外の非ラベル部βとに分割されている。本実施形態では、ラベル部αは粘着シート2の長手方向の中央より片側Kに位置している。
また、本実施形態における剥離体30のラベル部αに重ならない部分30cには、第1の切り込みC121,C122に平行に、かつ、重ならず、剥離体30を一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第2の切り込みC221,C222が2本形成されている。この第2の切り込みC221,C222によって、剥離体30が、粘着剤層20から剥離可能な矩形状の第1の剥離部33と第1の剥離部33以外の第1の非剥離部34とに分割されている。第1の非剥離部34は、ラベル部αに重なる部分30dを含むようになっている。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、擬似接着シート12に、一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第3の切り込みC311が形成されて、擬似接着用支持体11から剥離可能な第2の剥離部12aと第2の剥離部12a以外の第2の非剥離部12bとに分割されている。本実施形態においても、第2の剥離部12aが、粘着シート2の長手方向の中央より他方の片側Kに位置し、また、第2の剥離部12aの全部が、第1の非剥離部34に重なる部分Mに含まれないようになっており、第2の切り込みC221,C222と第3の切り込みC311が重ならないようになっている。
(使用方法)
上記粘着シート2の使用方法の一例について説明する。
本例は、上記粘着シート2を、往復はがきに貼着して用いる例である。
本例では、まず、粘着シート2の第1の剥離部33を剥離し、図3に示すように、粘着剤層20の貼着部20bを露出させる。以下、第1の剥離部33を剥離した、第1の非剥離部34と粘着剤層20と基材10とからなる粘着シートのことを粘着シート本体2bという。
次いで、図17および図5に示すように、露出させた粘着剤層20の貼着部20bにより、粘着シート本体2bを、第1の個人情報110が記載された往復はがきの往信用はがき100aに、第1の個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように貼着して、受取人に郵送する。
次いで、往復はがき100を受け取った受取人が、図18および図7に示すように、第2の剥離部12aを擬似接着用支持体11から剥離して、第1の個人情報110を読み取る。次いで、返信用はがき100bに第2の個人情報を記入し、返信用はがき100bを往信用はがき100aから切り取る。
次いで、図8に示すように、往信用はがき100aに貼着された粘着シート本体2bからラベル部αを剥離し、図19および図10に示すように、そのラベル部αを第2の個人情報120が隠れるように粘着剤層20により返信用はがき100bに貼着して、差出人に返送する。
返信用はがき100bを受け取った差出人は、図20および図11に示すように、擬似接着シート12を擬似接着用支持体11から剥離して、返信用はがき100bに記入された第2の個人情報120を、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して読み取る。
以上のようにして、粘着シート2を使用する。
(製造方法)
粘着シート2の製造方法の一例について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、基材10と粘着剤層20と剥離体30とを有する積層体を得る。
次いで、基材10側から、積層体の長手方向の中央の片側の基材10および粘着剤層20に、一端Pから他端Qまで横方向に第1の切り込みC121,C122を形成するための切り刃を剥離体30に達するまで進入させて、ラベル部αおよび非ラベル部βを形成する。
また、剥離体30側から、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30cに、第2の切り込みC221,C222を形成するための切り刃を、粘着剤層20に達するまで進入させる。ここで、切り刃は、第1の切り込みC121,C122に平行に、剥離体30を一端Pから他端Qまで横方向に切り込むように配置する。このように剥離体30を切り込むことにより、第1の剥離部33および第1の非剥離部34を形成する。
また、第1の実施形態と同様にして、第3の切り込みC311を形成し、擬似接着シート12を第2の剥離部12aと第2の非剥離部12bとに分割する。
これにより、図16に示す粘着シート2を得る。
上述した粘着シート2は、第1の剥離部33を剥離することによって露出する粘着剤層20の貼着部20bにより、往復はがきに貼着可能になっており、しかも第1の剥離部33を剥離した後に第1の非剥離部34からラベル部αを剥離できるようになっている。
また、往信用はがき100aに記載された個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように粘着シート本体2bを貼着した後、第2の剥離部12aを剥離することにより、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して個人情報110を視認できるようになる。
したがって、この粘着シート2は、差出人が往信用はがき100aに記載した個人情報110を隠蔽可能であり、かつ、受取人が返信用はがき100bに記載した個人情報120を隠蔽する隠蔽用の粘着性のラベル部αを取り出せることができる。
また、この粘着シート2は層の数が少なくて済むため、低コストである。
<第3の実施形態>
本発明の粘着シートの第3の実施形態について説明する。
図21および図22に、本実施形態の粘着シートを示す。この粘着シート3は、基材10と、基材10の片面に設けられた粘着剤層20と、粘着剤層20の基材10と反対側の面に積層された剥離体30とを有する矩形状のシートである。本実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30は、第1の実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30と同様のものが使用される。
本実施形態の粘着シート3における基材10および粘着剤層20には、基材10および粘着剤層20を、一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第1の切り込みC131が1本形成されている。この第1の切り込みC131によって、基材10および粘着剤層20は、第1の切り込みC131の片側(図21における第1の切り込みC131の下側)の、剥離体30から剥離可能な矩形状のラベル部αと、ラベル部α以外の非ラベル部βとに分割されている。本実施形態では、ラベル部αは粘着シート3の長手方向の中央より片側Kに位置している。
また、本実施形態における剥離体30のラベル部αに重ならない部分30eには、第1の切り込みC131に平行に、かつ、重ならず、剥離体30を一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第2の切り込みC231が1本形成されている。この第2の切り込みC231によって、剥離体30が、粘着剤層20から剥離可能な矩形状の第1の剥離部35と第1の剥離部35以外の第1の非剥離部36とに分割されている。第1の非剥離部36は、ラベル部αに重なる部分30fを含むようになっている。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、擬似接着シート12に、一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第3の切り込みC311が形成されて、擬似接着用支持体11から剥離可能な第2の剥離部12aと第2の剥離部12a以外の第2の非剥離部12bとに分割されている。本実施形態においても、第2の剥離部12aが、粘着シート3の長手方向の中央より他方の片側Kに位置し、また、第2の剥離部12aの全部が、第1の非剥離部36に重なる部分Mに含まれないようになっており、第2の切り込みC231と第3の切り込みC311が重ならないようになっている。
(使用方法)
上記粘着シート3の使用方法の一例について説明する。
本例は、上記粘着シート3を、往復はがきに貼着して用いる例である。
本例では、まず、粘着シート3の第1の剥離部35を剥離し、図23に示すように、粘着剤層20の貼着部20cを露出させる。以下、第1の剥離部35を剥離した、第1の非剥離部36と粘着剤層20と基材10とからなる粘着シートのことを粘着シート本体3bという。
次いで、図24および図25に示すように、露出させた粘着剤層20の貼着部20cにより、粘着シート本体3bを、第1の個人情報110が記載された往復はがき100の往信用はがき100aに、第1の個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように貼着して、受取人に郵送する。
次いで、往復はがき100を受け取った受取人が、図26および図27に示すように、第2の剥離部12aを擬似接着用支持体11から剥離して、第1の個人情報110を読み取る。次いで、返信用はがき100bに第2の個人情報を記入し、返信用はがき100bを往信用はがき100aから切り取る。
次いで、図28に示すように、往信用はがき100aに貼着された粘着シート本体3bからラベル部αを剥離し、図29および図30に示すように、そのラベル部αを第2の個人情報120が隠れるように粘着剤層20により返信用はがき100bに貼着して、差出人に返送する。
返信用はがきを受け取った差出人は、図31および図32に示すように、擬似接着シート12を擬似接着用支持体11から剥離して、返信用はがき100bに記入された第2の個人情報120を、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して読み取る。
以上のようにして、粘着シート3を使用する。
ただし、粘着シート3を貼着部20cによって往信用はがき100aに貼着した状態では、第1の非剥離部36を有するために、粘着シート本体3bのラベル部α側の端部が往信用はがき100aに貼着されていない。そのため、往復はがき郵送時に粘着シート本体3bが剥がれてしまうおそれがある。
なお、粘着シート3は、後述するように、応募用チラシに貼着する場合には問題なく使用できる。
(製造方法)
粘着シート3の製造方法の一例について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、基材10と粘着剤層20と剥離体30とを有する積層体を得る。
次いで、基材10側から、基材10および粘着剤層20に、一端Pから他端Qまで横方向に第1の切り込みC131を形成するための切り刃を剥離体30に達するまで進入させて、ラベル部αおよび非ラベル部βを形成する。
また、剥離体30側から、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30eに、第2の切り込みC231を形成するための切り刃を、粘着剤層20に達するまで進入させる。ここで、切り刃は、第1の切り込みC131に平行に、剥離体30を一端Pから他端Qまで横方向に切り込むように配置する。このように剥離体30を切り込むことにより、第1の剥離部35および第1の非剥離部36を形成する。
また、第1の実施形態と同様にして、第3の切り込みC311を形成し、擬似接着シート12を第2の剥離部12aと第2の非剥離部12bとに分割する。
これにより、図21に示す粘着シート3を得る。
上述した粘着シート3は、第1の剥離部35を剥離することによって露出する粘着剤層20の貼着部20cにより、往復はがきに貼着可能になっており、しかも第1の剥離部35を剥離した後に第1の非剥離部36からラベル部αを剥離できるようになっている。
また、往信用はがき100aに記載された個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように粘着シート本体3bを貼着した後、第2の剥離部12aを剥離することにより、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して個人情報110を視認できるようになる。
したがって、この粘着シート3は、差出人が往信用はがき100aに記載した個人情報110を隠蔽可能であり、かつ、受取人が返信用はがき100bに記載した個人情報120を隠蔽する隠蔽用の粘着性のラベル部αを取り出せることができる。
また、この粘着シート3は層の数が少なくて済むため、低コストである。
<第4の実施形態>
本発明の粘着シートの第4の実施形態について説明する。
図33および図34に、本実施形態の粘着シートを示す。この粘着シート4は、基材10と、基材10の片面に設けられた粘着剤層20と、粘着剤層20の基材10と反対側の面に積層された剥離体30とを有する矩形状のシートである。本実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30は、第1の実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30と同様のものが使用される。
本実施形態の粘着シート4における基材10および粘着剤層20は、第1の実施形態の粘着シート1と同様に、第1の切り込みC111,C112,C113,C114によって、剥離体30から剥離可能な略矩形状のラベル部αと、ラベル部α以外の非ラベル部βとに分割されている。本実施形態においても、ラベル部αは粘着シート4の長手方向の中央より片側Kに位置している。
また、本実施形態では、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aの、粘着シート4の長手方向の中央より片側K(ラベル部αが配置されている側)の隅角部A,Aの近傍には、第1の切り込みC112,C113,C114に重ならない第2の切り込みC241,C242が形成されている。
また、本実施形態では、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aの、第1の切り込みC111の近傍には、一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第2の切り込みC243が形成されている。
この第2の切り込みC241,C242,C243によって、剥離体30が、粘着剤層20から剥離可能な扇形状の第1の剥離部37aおよび矩形状の第1の剥離部37bと、第1の剥離部37a,37b以外の第1の非剥離部38とに分割されている。第1の非剥離部38は、ラベル部αに重なる部分30bを含むようになっている。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、擬似接着シート12に、一端Pから他端Qまで横方向に切り込んだ第3の切り込みC311が形成されて、擬似接着用支持体11から剥離可能な第2の剥離部12aと第2の剥離部12a以外の第2の非剥離部12bとに分割されている。本実施形態においても、第2の剥離部12aが、粘着シート4の長手方向の中央より他方の片側Kに位置し、また、第2の剥離部12aの全部が、第1の非剥離部38に重なる部分Mに含まれないようになっており、第2の切り込みC241,C242,C243と第3の切り込みC311が重ならないようになっている。
(使用方法)
上記粘着シート4の使用方法の一例について説明する。
本例は、上記粘着シート4を、往復はがきに貼着して用いる例である。
本例では、まず、粘着シート4の第1の剥離部37a,37bを剥離し、図35に示すように、粘着剤層20の貼着部20dを露出させる。以下、第1の剥離部37a,37bを剥離した、第1の非剥離部38と粘着剤層20と基材10とからなる粘着シートのことを粘着シート本体4bという。
次いで、図36および図37に示すように、露出させた粘着剤層20の貼着部20dにより、粘着シート本体4bを、第1の個人情報110が記載された往復はがきの往信用はがき100aに、第1の個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように貼着して、受取人に郵送する。
次いで、往復はがきシート100を受け取った受取人が、図38および図39に示すように、第2の剥離部12aを擬似接着用支持体11から剥離して、第1の個人情報110を読み取る。次いで、返信用はがき100bに第2の個人情報を記入し、返信用はがき100bを往信用はがき100aから切り取る。
次いで、図40に示すように、往信用はがき100aに貼着された粘着シート本体4bからラベル部αを剥離し、図9および図10に示すように、そのラベル部αを第2の個人情報120が隠れるように粘着剤層20により返信用はがき100bに貼着して、差出人に返送する。
返信用はがき100bを受け取った差出人は、図11および図12に示すように、擬似接着シート12を擬似接着用支持体11から剥離して、返信用はがき100bに記入された第2の個人情報120を、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して読み取る。
以上のようにして、粘着シート4を使用する。
(製造方法)
粘着シート4の製造方法の一例について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、基材10と粘着剤層20と剥離体30とを有する積層体を得た後、基材10および粘着剤層20を切り刃51により切り込んでラベル部αおよび非ラベル部βを形成する。
また、剥離体30側から、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aに、各隅角部A,Aの近傍を円弧状に切り込む第2の切り込みC241,C242を形成するための切り刃を、粘着剤層20に達するまで進入させる。ここで、切り刃は、第1の切り込みC112,C113,C114に重ならないように配置する。このように剥離体30を切り込んで、第1の剥離部37a,37bおよび第1の非剥離部38を形成する。
また、剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aに、一端Pから他端Qまでを第1の切り込みC111と平行に切り込む第2の切り込みC243を形成するための切り刃を、粘着剤層20に達するまで進入させる。
また、第1の実施形態と同様にして、第3の切り込みC311を形成し、擬似接着シート12を第2の剥離部12aと第2の非剥離部12bとに分割する。
これにより、図33に示す粘着シート4を得る。
上述した粘着シート4は、第1の剥離部37a,37bを剥離することによって露出する粘着剤層20の貼着部20dにより、往復はがきに貼着可能になっており、しかも第1の剥離部37a,37bを剥離した後に第1の非剥離部38からラベル部αを剥離できるようになっている。
また、往信用はがき100aに記載された個人情報110の上に第2の剥離部12aが位置するように粘着シート本体4bを貼着した後、第2の剥離部12aを剥離することにより、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して個人情報110を視認できるようになる。
したがって、この粘着シート4は、差出人が往信用はがき100aに記載した個人情報110を隠蔽可能であり、かつ、受取人が返信用はがき100bに記載した個人情報120を隠蔽する隠蔽用の粘着性のラベル部αを取り出せることができる。
また、この粘着シート4は層の数が少なくて済むため、低コストである。
<第5の実施形態>
本発明の粘着シートの第5の実施形態について説明する。
図41および図42に、本実施形態の粘着シートを示す。この粘着シート5は、基材10と、基材10の片面に設けられた粘着剤層20と、粘着剤層20の基材10と反対側の面に積層された剥離体30とを有する矩形状のシートである。本実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30は、第1の実施形態における基材10、粘着剤層20および剥離体30と同様のものが使用される。
本実施形態の粘着シート5における基材10および粘着剤層20には、第1の実施形態の粘着シート1と同様に、第1の切り込みC111,C112,C113,C114によって、剥離体30から剥離可能な略矩形状のラベル部αと、ラベル部α以外の非ラベル部βとに分割されている。本実施形態においても、ラベル部αは粘着シート4の長手方向の中央より片側Kに位置している。
また、本実施形態における剥離体30のラベル部αに重ならない部分30aには、第1の実施形態と同様に、第2の切り込みC211,C212,C213,C214によって、第1の剥離部31と第1の非剥離部32とに分割されている。
また、非ラベル部βの擬似接着シート12には、略矩形状に輪郭付ける第3の切り込みC321,C322,C323,C324が形成されている。この第3の切り込みC321,C322,C323,C324によって、非ラベル部βにおける擬似接着シート12は、擬似接着用支持体11から剥離可能な略矩形状の第2の剥離部12eと第2の非剥離部12fとに分割されている。本実施形態では、第2の剥離部12eは粘着シート5の長手方向の中央より他方の片側Kに位置している。また、第2の剥離部12eの全部が、第1の非剥離部32に重なる部分Mに含まれないようになっており、第2の切り込みC211,C212,C213,C214と第3の切り込みC321,C322,C323,C324が重ならないようになっている。
(使用方法)
上記粘着シート5の使用方法の一例について説明する。
本例は、上記粘着シート5を、往復はがきに貼着して用いる例である。
本例では、まず、粘着シート5の第1の剥離部31を剥離し、図43に示すように、粘着剤層20の貼着部20aを露出させる。以下、第1の剥離部31を剥離した、第1の非剥離部32と粘着剤層20と基材10とからなる粘着シートのことを粘着シート本体5bという。
次いで、図44および図45に示すように、露出させた粘着剤層20の貼着部20aにより、粘着シート本体5bを、第1の個人情報110が記載された往復はがき100の往信用はがき100aに、第1の個人情報110の上に第2の剥離部12eが位置するように貼着して、受取人に郵送する。
次いで、往復はがき100を受け取った受取人が、図46および図47に示すように、第2の剥離部12eを擬似接着用支持体11から剥離して、第1の個人情報110を読み取り、返信用はがきに第2の個人情報を記入し、返信用はがき100bを往信用はがき100aから切り取る。
次いで、図48に示すように、往信用はがき100aに貼着された粘着シート本体5bからラベル部αを剥離し、図9および図10に示すように、そのラベル部αを第2の個人情報120が隠れるように粘着剤層20により返信用はがき100bに貼着して、差出人に返送する。
返信用はがき100bを受け取った差出人は、図11および図12に示すように、擬似接着シート12を擬似接着用支持体11から剥離して、返信用はがき100bに記入された第2の個人情報120を、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して読み取る。
以上のようにして、粘着シート5を使用する。
(製造方法)
粘着シート5の製造方法の一例について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、基材10と粘着剤層20と剥離体30とを有する積層体を得た後、基材10および粘着剤層20を切り刃51により切り込んでラベル部αおよび非ラベル部βを形成する。また、第1の実施形態と同様にして、第1の剥離部31および第1の非剥離部32を形成する。
次いで、非ラベル部βにおける擬似接着シート12に、第3の切り込みC321,C322,C323,C324を形成するための切り刃を擬似接着用支持体11に達するまで進入させる。このとき、第3の切り込みC321,C322,C323,C324が第1の非剥離部32に重なる部分Mに含まれないように切り込む。これにより、第2の剥離部12eおよび第2の非剥離部12fを形成する。
これにより、図41に示す粘着シート5を得る。
上述した粘着シート5は、第1の剥離部31を剥離することによって露出する粘着剤層20の貼着部20aにより、シート等の被着体に貼着可能になっており、しかも第1の剥離部31を剥離した後に、第1の非剥離部32からラベル部αを剥離できるようになっている。
また、往信用はがき100aに記載された個人情報110の上に第2の剥離部12eが位置するように粘着シート本体5bを貼着した後、第2の剥離部12eを剥離することにより、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して個人情報110を視認できるようになる。
したがって、この粘着シート5は、差出人が往信用はがき100aに記載した個人情報110を隠蔽可能であり、かつ、受取人が返信用はがき100bに記載した個人情報120を隠蔽する隠蔽用の粘着性のラベル部αを取り出せることができる。
また、この粘着シート5は層の数が少なくて済むため、低コストである。
上述した粘着シート5は、第1の剥離部31を剥離することによって露出する粘着剤層20の貼着部20aにより、往復はがきに貼着可能になっており、しかも第1の剥離部31を剥離した後に第1の非剥離部32からラベル部αを剥離できるようになっている。
また、往信用はがき100aに記載された個人情報110の上に第2の剥離部12eが位置するように粘着シート本体5bを貼着した後、第2の剥離部12eを剥離することにより、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して個人情報110を視認できるようになる。
したがって、この粘着シート5は、差出人が往信用はがき100aに記載した個人情報110を隠蔽可能で、受取人が返信用はがき100bに記載した個人情報120を隠蔽する隠蔽用の粘着性のラベル部αを備えている。
なお、本発明の粘着シートは、上記実施形態に限定されない。例えば、第1〜5の実施形態において、α,α,αが粘着シート1〜5の長手方向の中央より片側Kに配置されていなくてもよく、例えば、粘着シート1の中央に配置されていてもよい。
また、第2の実施形態におけるラベル部αを、図49に示すように、第1の実施形態におけるラベル部αと同様にしてもよい。また、第3の実施形態におけるラベル部αを、図50に示すように、第1の実施形態におけるラベル部αと同様にしてもよい。
また、上記実施形態では、粘着シートおよびラベル部が矩形状あるいは略矩形状であったが、それ以外の形状、例えば、円形状、三角形状、正方形状等であっても構わない。
ラベル部は複数設けられていても構わない。ラベル部が複数設けられている場合、各々隣接していてもよいし、離間していてもよい。
また、上述した実施形態では、第1の切り込みと第2の切り込みとが、第2の切り込みと第3の切り込みとが互いに重なっていないが、一部が重なっていても構わない。ただし、重なっている部分は、できるだけ短いことが好ましい。
また、第2の剥離部12a,12eの一部が、第1の非剥離部32,34,36,38に重なる部分M,M,M,Mに含まれていても構わない。ただし、その場合には、粘着シート1,2,3,4,5を往復はがき100に貼着する際に、第2の剥離部12a,12eの、第1の非剥離部32,34,36,38に重ならない部分を、往信用はがき100aに記載した情報の上に配置させる。
また、上述した実施形態では、粘着シートを製造する際に、第1の切り込みと第2の切り込みと第3の切り込みとを別の工程で形成していたが、いずれか2つ以上を同時に形成してもよい。例えば、第1の切り込みと第3の切り込みとは、同じ面側から切り刃を進入させるから、切り刃の進入深さを調整して同時に形成してもよい。
また、上述した実施形態では、粘着シートを往復はがきに貼着して使用したが、応募用のチラシに貼着して使用してもよい。
以下に、粘着シートを応募用チラシに貼着して使用する例について、第3の実施形態の粘着シート3を例にとって説明する。
この例で用いる応募用チラシ200は、図51に示すように、矩形状であって、一部(図示例では、応募用チラシ200の右下の部分)が応募はがきの領域200a(以下、応募用はがき領域200aという。)になっており、応募用はがき領域200aに右隣に隣接する領域が粘着シート3を貼着する領域200b(以下、粘着シート貼着用領域200bという。)になっている。また、粘着シート貼着用領域200bの一部には、「あたり」または「はずれ」等のくじの表示210を印字しておく。図示例では「あたり」の表示を印字している。
本例では、まず、粘着シート3の第1の剥離部35を剥離し、図23に示すように、粘着剤層20の貼着部20cを露出させて、粘着シート本体3bを得る。
次いで、図52および図53に示すように、露出させた粘着剤層20の貼着部20cにより、粘着シート本体3bを、応募用チラシ200の応募用はがき領域200a粘着シート貼着用領域200bに貼着する。その際、くじの表示210の上に第2の剥離部12aが位置するように粘着シート本体3bを貼着する。
次いで、応募用チラシ200を受け取った者は、図54および図55に示すように、第2の剥離部12aを擬似接着用支持体11から剥離して、くじの表示210を見る。また、応募用チラシ200を見て応募する者は、応募用はがき領域200aに個人情報を記入し、応募用はがき領域200aを切り取って、応募用はがきを得る。
次いで、図56に示すように、粘着シート貼着用領域200bに貼着された粘着シート本体3bからラベル部αを剥離し、図57および図58に示すように、そのラベル部αを個人情報220が隠れるように粘着剤層20により応募用はがき200cに貼着して、募集者に郵送する。
応募用はがき200cを受け取った募集者は、図59および図60に示すように、擬似接着シート12を擬似接着用支持体11から剥離して、応募用はがき200cに記入された個人情報220を、粘着剤層20および擬似接着用支持体11を通して読み取る。
以上のようにして、粘着シート3を使用する。
このような使用方法は、第3の実施形態の粘着シート3に限らず、本発明の粘着シートであれば、いずれも適用できる。すなわち、本発明の粘着シートによれば、くじを容易に作成でき、かつ、隠蔽用の粘着ラベルをチラシに取り付けることができる。
本発明の粘着シートの第1の実施形態を示す上面図である。 図1のI−I’断面図、図16のII−II’断面図である。 第1,2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第1の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第1,2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第1の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第1,2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第1,2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第1,2,4,5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第1,2,4,5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第1,2,4,5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第1,2,4,5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第1の実施形態の粘着シートの製造方法の一例を説明する断面図である。 第1の実施形態の粘着シートの製造方法の一例を説明する断面図である。 第1の実施形態の粘着シートの製造方法の一例を説明する断面図である。 本発明の粘着シートの第2の実施形態を示す上面図である。 第2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第2の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 本発明の粘着シートの第3の実施形態を示す上面図である。 図21のIII−III’断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 本発明の粘着シートの第4の実施形態を示す上面図である。 図33のIV−IV’断面図である。 第4の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第4の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第4の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第4の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第4の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第4の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 本発明の粘着シートの第5の実施形態を示す上面図である。 図41のV−V’断面図である。 第5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する上面図である。 第5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 第5の実施形態の粘着シートの使用方法の一例を説明する断面図である。 本発明の粘着シートの第2の実施形態の変形例を示す上面図である。 本発明の粘着シートの第3の実施形態の変形例を示す上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例における応募用チラシを説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する断面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する上面図である。 第3の実施形態の粘着シートの使用方法の他の例を説明する断面図である。 従来の粘着シートの一例を示す断面図である。
符号の説明
1,2,3,4,5 粘着シート
1b,2b,3b,4b,5b 粘着シート本体
10 基材
11 擬似接着用支持体
12 擬似接着シート
12a,12e 第2の剥離部
12b,12f 第2の非剥離部
12c 表面用支持体
12d 擬似接着樹脂層
20 粘着剤層
20a,20b,20c,20d 貼着部
30 剥離体
30a,30c,30e ラベル部に重ならない部分
30b,30d,30f ラベル部に重なる部分
31,33,35,37a,37b 第1の剥離部
32,34,36,38 第1の非剥離部
α,α,α ラベル部
β,β,β 非ラベル部
,A 隅角部
111,C112,C113,C114,C121,C122,C131 第1の切り込み
211,C212,C213,C221,C222,C231,C241,C242,C243,C244 第2の切り込み
311,C321,C322,C323,C324 第3の切り込み
100 往復はがき
100a 往信用はがき
100b 返信用はがき
110 第1の個人情報
120 第2の個人情報
200 応募用チラシ
200a 応募用はがき領域
200b 粘着シート貼着用領域
210 くじの表示
220 個人情報

Claims (3)

  1. 基材と、該基材の片面に設けられた粘着剤層と、該粘着剤層の基材と反対側の面に積層された剥離体とを有し、前記基材が、粘着剤層に貼着される擬似接着用支持体と、該擬似接着用支持体の粘着剤層と反対側の面に剥離可能にかつ再貼着不能に接着された擬似接着シートとを備える粘着シートであって、
    基材および粘着剤層には、剥離体から剥離可能なラベル部とラベル部以外の非ラベル部とに分割する第1の切り込みが形成されており、
    剥離体には、該剥離体を、粘着剤層から剥離可能な第1の剥離部と該第1の剥離部以外の第1の非剥離部とに分割する第2の切り込みが形成され、前記第1の剥離部が、該剥離体の前記ラベル部に重ならない部分の一部であり、
    非ラベル部における擬似接着シートには、該擬似接着シートを、擬似接着用支持体から剥離可能な第2の剥離部と該第2の剥離部以外の第2の非剥離部とに分割する第3の切り込みが形成され、
    第2の剥離部の少なくとも一部が、第1の非剥離部に重なる部分に含まれていないことを特徴とする粘着シート。
  2. 第1の切り込みと第2の切り込みとは互いに重ならないように形成されている請求項1に記載の粘着シート。
  3. 第2の切り込みと第3の切り込みとは互いに重ならないように形成されている請求項1または2に記載の粘着シート。
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