JP2009292587A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成動作中に、パンチごみが満タンであることが原因でその画像形成動作が中断されることをできるだけ回避する。
【解決手段】画像形成部と、パンチ処理部とを備える。また、パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備える。パンチごみ制御部は、所定値に下限補正値および上限補正値を設定し、画像形成動作が停止または終了したとき、パンチ処理回数の積算値が、所定値から下限補正値を減算した値以上であれば、パンチごみ制御部がパンチごみ捨てを報知する。画像形成動作中はジョブの区切りが発生しない限り、パンチごみ制御部は、パンチ処理回数の積算値が所定値に達しても、所定値に上限補正値を加算した値を上回るまで、画像形成動作を停止させない。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像形成後の用紙にパンチ処理を行うパンチ処理部を備えた画像形成装置に関するものである。
一般に、プリンタ等の画像形成装置には、画像形成後の用紙にパンチ処理を行うパンチ処理部を備えた画像形成装置がある。
従来のこの種の画像形成装置には、パンチ回数の積算値があらかじめ決められた一定値に達したら、画像形成動作を停止させるとともに、パンチごみを捨てるよう促すメッセージ等を表示して、報知するものがある。
特開平10−203719号公報
しかしながら、このような従来の画像形成装置において、パンチ回数の積算値があらかじめ決められた一定値に達したとき、パンチごみを捨てるよう促す報知については、つぎのような問題がある。
すなわち、例えば、所要枚数の画像形成(印刷)動作中に、紙ジャムその他の消耗品エラーが発生して画像形成(印刷)動作が停止したとき、仮にパンチごみが満タンに近い状態であっても、パンチ回数の積算値があらかじめ決められた一定値に達していない限り、パンチごみを捨てるよう促すメッセージは報知されない。
そのため、ユーザは、用紙交換その他のエラー復帰作業を行って画像形成(印刷)動作を再開するが、この場合は再開後すぐに、パンチごみが満タンになって画像形成(印刷)動作が停止してしまう。
また、例えば、所要枚数の画像形成(印刷)動作が終了間際になり、あと少しで終了するというときであっても、パンチ回数の積算値があらかじめ決められた一定値に達すれば、画像形成(印刷)動作が停止して、パンチごみを捨てるよう促すメッセージが報知される。
そのため、ユーザは、所要枚数の画像形成(印刷)動作があと少しで終了することが分かっていても、パンチごみを捨てなれけば、その画像形成(印刷)動作を終了させることができない。
この発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、画像形成(印刷)動作中に、パンチごみが満タンであることが原因でその画像形成(印刷)動作が中断されることをできるだけ回避することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の画像形成装置は、画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、前記パンチごみ制御部は、前記所定値に下限補正値および上限補正値を設定し、画像形成動作が停止または終了したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部が前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
請求項2に係る発明の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、画像形成動作中はジョブの区切りが発生しない限り、前記パンチごみ制御部は、前記パンチ処理回数の積算値が前記所定値に達しても、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回るまで、画像形成動作を停止させないことを特徴とする。
請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項1または請求項2記載の画像形成装置において、画像形成動作中にジョブの区切りが発生したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項1〜3のいずれか1項記載の画像形成装置において、画像形成動作中にジョブの区切りが発生する前に、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回ったとき、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
請求項5に係る発明の画像形成装置は、画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、前記パンチごみ制御部は、前記所定値に少なくとも下限補正値を設定し、画像形成動作が停止または終了したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部が前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
請求項6に係る発明の画像形成装置は、請求項5記載の画像形成装置において、画像形成動作中にジョブの区切りが発生したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
請求項7に係る発明の画像形成装置は、画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、前記パンチごみ制御部は、前記所定値に少なくとも上限補正値を設定し、画像形成動作中はジョブの区切りが発生しない限り、前記パンチごみ制御部は、前記パンチ処理回数の積算値が前記所定値に達しても、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回るまで、画像形成動作を停止させないことを特徴とする。
請求項8に係る発明の画像形成装置は、請求項7記載の画像形成装置において、画像形成動作中にジョブの区切りが発生する前に、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回ったとき、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記パンチ処理回数の積算値に用いるパンチ処理の回数は、パンチの回数に、用紙の厚さなど用紙の種類に応じた係数を乗じて設定されることを特徴とする。
請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記下限補正値および前記上限補正値は、互いに同等の値または任意に相違する値に設定可能であることを特徴とする。
請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項1〜10のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記パンチ処理部に設けたパンチごみ収容部内のパンチごみを捨てるよう促すメッセージを表示可能な表示部をさらに備え、前記パンチごみ制御部は、前記メッセージを前記表示部に表示することで前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする。
この発明は以上のように、画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、前記パンチごみ制御部は、前記所定値に下限補正値および上限補正値を設定し、画像形成動作が停止または終了したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部が前記パンチごみ捨てを報知するように構成したので、パンチごみを捨てるよう報知するパンチ処理回数の積算値に幅をもたせることができ、これにより、画像形成動作中に、パンチごみが満タンであることが原因でその画像形成動作が中断されることをできるだけ回避することができる。
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による画像形成装置の一実施形態を示す概略的構成図であり、この画像形成装置1は、本体10と、フィニッシャ部50とで構成される。
本体10は、内部に設けられた画像形成部20(具体的図示省略)と、上部に設けられた操作パネル30(図2参照)とを備え、操作パネル30は、表示部40(図3参照)を備えている。
フィニッシャ部50は、内部に設けられたパンチ処理部60(具体的図示省略)を備え、パンチ処理部60は、パンチ処理で発生するパンチごみを収容する図示しないパンチごみ収容部(パンチごみ収容箱)を備えている。
さらに本体10は、画像形成装置1の各部の動作を制御する制御部70(具体的図示省略)を備え、また、パンチごみ制御部80(図4参照)を備えている。パンチごみ制御部80は、フィニッシャ部50に設けることも可能である。
画像形成部20は、例えば、画像読取装置から入力された電子画像データ、または、ホストコンピュータから送信または入力された電子原稿データに基づいて、画像形成(プリント)するものである。
操作パネル30は、図2に示すように、ユーザが画像形成装置1に種々の指示を行う指示機能を有するものであり、また、画像形成装置1の各部の状態を表示する表示機能を有している。
表示部40は、図3に示すように、操作パネル30が画像形成装置1の各部の状態を表示する表示機能のうち、特に、メッセージによる表示・報知に適したものである。
フィニッシャ部50は、画像形成(プリント)済みの用紙に、後処理としてフィニッシング処理を行うものであり、パンチ処理部60が行うパンチは、フィニッシング処理に含まれる1つの処理である。
パンチごみ制御部80は、図4に示すように、パンチ処理部60から1回パンチをする毎に入力されるパンチの回数をカウントするパンチ計数部81と、印刷指示部31から入力される用紙の種類を判定する用紙種類判定部82とを備えている。
印刷指示部31は、操作パネル30を用いてユーザが画像形成装置1に種々の指示を行う指示機能の1つである。印刷指示部31により指示する項目には、印刷枚数その他通常の指示項目に加えて、印刷用紙の種類、例えば、使用する印刷用紙の厚さが、一般的な用紙(普通紙)か、これより厚い(厚紙)か、薄い(薄紙)か、等が含まれる。
用紙種類判定部82は、印刷指示部31から入力される用紙の種類に応じて、パンチの回数に乗じる係数を設定する。例えば、2穴パンチ1回のパンチ回数の場合、普通紙であれば係数2、厚紙であれば係数4、薄紙であれば係数1とする。この係数は、これに限らず、任意に設定することができる。
また、パンチごみ制御部80は、「パンチごみ満タン」検知のための所定値を設定する所定値設定部83と、所定値の下限補正値を設定する下限補正値設定部84と、所定値の上限補正値を設定する上限補正値設定部85とを備えている。
所定値設定部83は、パンチ計数部81がカウントしたパンチの回数に、用紙種類判定部82で判定した用紙の種類に応じた係数を乗じて得られるパンチ処理回数(パンチ処理回数=パンチの回数×係数)の積算値を設定するものであり、パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部(パンチごみ収容箱)の最大収容量よりも充分小さい値に設定される。
パンチ処理回数(パンチ処理回数=パンチの回数×係数)は、単なるパンチの回数ではなく、用紙の厚さに応じた係数を乗じてあるため、実際に出るパンチごみの量との相関が良い。そのため、パンチ処理回数にいう「パンチ処理」は、「パンチごみ」と実質的に同義であり、このパンチごみを用いて、パンチごみ回数、パンチごみ積算回数など、表現することができる。
パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部の最大収容量が、用紙の枚数に換算して、仮に1100+α(例えば1200)枚であるとすると、所定値設定部83は、所定値として例えば1000枚を設定する。
この場合、下限補正値設定部84は、下限補正値として例えば100枚を設定する。また、上限補正値設定部85は、上限補正値として例えば100枚を設定する。下限補正値と上限補正値とは、このように同等の値(すなわちいずれも100枚)に設定してもよいし、互いに異なる任意の値に設定することもできる。
また、パンチごみ制御部80は、パンチごみ積算部86と、パンチごみ計数部87とを備えている。
パンチごみ積算部86は、パンチごみ計数部87が計数したパンチごみ回数の積算量、すなわち、パンチ計数部81がカウントしたパンチの回数に、用紙種類判定部82で判定した用紙の種類に応じた係数を乗じて得られるパンチごみ回数(パンチごみ回数=パンチの回数×係数)の積算量を保持するものである。
パンチごみ計数部87は、パンチごみ積算部86に保持されたパンチごみ回数の積算量(パンチごみ積算回数)と、所定値設定部83に設定された所定値、下限補正値設定部84に設定された下限補正値、および上限補正値設定部85に設定された上限補正値とを比較して、表示部40に「パンチごみ満タン」表示をするものである。
次に、図5のフローチャートを参照して、パンチジョブ印刷処理におけるパンチごみ制御部80の動作について説明する。
図5に示すように、まず、画像形成(印刷)動作終了か否か、または、画像形成(印刷)動作一時停止か否かを判定する(ステップS11)。
画像形成(印刷)動作終了、または、画像形成(印刷)動作一時停止の場合(ステップS11のYES)は、パンチごみ積算回数が、所定値から下限補正値を減算した値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。
パンチごみ積算回数が、所定値から下限補正値を減算した値以上である場合(ステップS12のYES)は、パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部内のパンチごみを捨てるよう促すメッセージを表示部40に表示する(ステップS18)。
例えば、所定値が1000枚、下限補正値が100枚であるとすると、パンチごみ積算回数が900(1000−100)枚以上であれば、表示部40に、例えばつぎのようなメッセージが表示される。
すなわち、このメッセージは、図3に示すように、「パンチダストボックスマンタン、パンチダストボックスノゴミヲステテクダサイ」(パンチごみ箱満タン、パンチごみ箱のごみを捨ててください)のような文字列で表示される。これ以外の適宜の文字列で表示してもよいし、音声で報知することもできる。そして、その後終了する。
一方、パンチごみ積算回数が、所定値から下限補正値を減算した値を下回っている場合(ステップS12のNO)は、そのまま終了する。
また、ステップS11で、画像形成(印刷)動作終了、または、画像形成(印刷)動作一時停止ではない場合、すなわち画像形成(印刷)動作中(ステップS11のNO)は、パンチ処理毎にパンチごみ積算回数をカウントアップする(ステップS13)。
つぎに、パンチごみ積算回数が、所定値に上限補正値を加算した値を上回っているか否かを判定する(ステップS14)。
パンチごみ積算回数が、所定値に上限補正値を加算した値を上回っていない場合(ステップS14のNO)は、ジョブの区切りであるか否かを判定し(ステップS15)、ジョブの区切りでない場合(ステップS15のNO)は、ステップS11に戻る。
つまり、画像形成(印刷)動作中(ステップS11のNO)は、ジョブの区切りが発生しない限り(ステップS15のNO)、パンチごみ積算回数が所定値に達しても、所定値に上限補正値を加算した値を上回るまで、画像形成動作を停止させない。
また、ジョブの区切りが発生した場合(ステップS15のYES)は、つぎに、パンチごみ積算回数が、所定値から下限補正値を減算した値と、所定値に上限補正値を加算した値との間にあるか否かを判定する(ステップS16)。
パンチごみ積算回数が、所定値から下限補正値を減算した値と、所定値に上限補正値を加算した値との間にない場合、すなわち、所定値から下限補正値を減算した値を下回っている場合(ステップS16のNO)は、ステップS11に戻る。
一方、パンチごみ積算回数が、所定値から下限補正値を減算した値と、所定値に上限補正値を加算した値との間にある場合、すなわち、所定値から下限補正値を減算した値以上である場合(ステップS16のYES)は、画像形成(印刷)動作を停止させ(ステップS17)、パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部内のパンチごみを捨てるよう促すメッセージを表示部40に表示する(ステップS18)。
例えば、所定値が1000枚、下限補正値が100枚、上限補正値が100枚であるとすると、パンチごみ積算回数が900(1000−100)枚〜1100(1000+100)枚の間にあれば、表示部40にメッセージが表示される。
この場合のメッセージも、図3に示すように、「パンチダストボックスマンタン、パンチダストボックスノゴミヲステテクダサイ」(パンチごみ箱満タン、パンチごみ箱のごみを捨ててください)のような文字列で表示される。これ以外の適宜の文字列で表示してもよいし、音声で報知することもできる。そして、その後終了する。
また、ステップS14で、パンチごみ積算回数が、所定値に上限補正値を加算した値を上回っている場合(ステップS14のYES)は、画像形成(印刷)動作を停止させ(ステップS17)、パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部内のパンチごみを捨てるよう促すメッセージを表示部40に表示する(ステップS18)。
例えば、所定値が1000枚、上限補正値が100枚であるとすると、パンチごみ積算回数が1100(1000+100)枚を越えていれば、すなわち1101枚以上であれば、表示部40にメッセージが表示される。
つまり、画像形成(印刷)動作中(ステップS11のNO)で、ジョブの区切りが発生する前(ステップS15のNO)に、パンチごみ積算回数が、所定値に上限補正値を加算した値を上回ったとき(ステップS14のYES)、画像形成(印刷)動作を停止させるとともに(ステップS17)、パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部内のパンチごみを捨てるよう促すメッセージを表示部40に表示する(ステップS18)。
この場合のメッセージも、図3に示すように、「パンチダストボックスマンタン、パンチダストボックスノゴミヲステテクダサイ」(パンチごみ箱満タン、パンチごみ箱のごみを捨ててください)のような文字列で表示される。これ以外の適宜の文字列で表示してもよいし、音声で報知することもできる。そして、その後終了する。
上記のような画像形成装置1によれば、パンチごみを捨てるよう報知するパンチ処理回数の積算値に幅をもたせることができ、これにより、画像形成動作中に、パンチごみが満タンであることが原因でその画像形成動作が中断されることをできるだけ回避することができる。
例えば、所要枚数の画像形成(印刷)動作中に、紙ジャムその他の消耗品エラーが発生して画像形成(印刷)動作が停止したとき、仮にパンチごみが満タンに近い状態であれば、パンチ処理回数の積算値が所定値に達していなくても、パンチごみを捨てるよう促すメッセージを報知することができる。
そのため、ユーザは、用紙交換その他のエラー復帰作業を行うついでに、パンチごみも捨てたうえで画像形成(印刷)動作を再開することができ、そのため、再開後すぐにパンチごみが満タンになって画像形成(印刷)動作が停止するというような生産性の低下を未然に回避することができる。
また、例えば、所要枚数の画像形成(印刷)動作が終了間際になり、あと少しで終了するというとき、パンチ処理回数の積算値が所定値に達したとしても、その画像形成(印刷)動作を最後まで実行して終了させることができる。
そのため、ユーザは、あと少しで画像形成(印刷)動作が終了するのに、その前にパンチごみを捨てなれけばならないという煩わしさから解放されることができる。
なお、上記の実施形態では、パンチ処理部60に設けたパンチごみ収容部の最大収容量が、用紙の枚数に換算して、仮に1100+α(例えば1200)枚であるとしたとき、所定値を例えば1000枚、下限補正値を例えば100枚、上限補正値を例えば100枚と設定したが、この発明はこれに限定されない。
下限補正値は、例えば1ジョブ当たりの平均処理枚数としてもよいし、上限補正値も、例えば1ジョブ当たりの平均処理枚数とすることができる。
また、上記の実施形態では、パンチごみ制御部80が、所定値設定部83以外に、下限補正値設定部84および上限補正値設定部85を備えたものとして構成したが、この発明はこれに限定されない。
例えば、パンチごみ制御部80が、上限補正値設定部85を備えず、所定値設定部83と下限補正値設定部84を備えたものとして構成することが可能である。この場合のパンチごみ制御部80の動作は、上記の実施形態における説明中、上限補正値設定部85に関連する部分を飛ばし、所定値設定部83および下限補正値設定部84に関連する部分を読むことで理解される。
また、例えば、パンチごみ制御部80が、下限補正値設定部84を備えず、所定値設定部83と上限補正値設定部85を備えたものとして構成することが可能である。この場合のパンチごみ制御部80の動作は、上記の実施形態における説明中、下限補正値設定部84に関連する部分を飛ばし、所定値設定部83および上限補正値設定部85に関連する部分を読むことで理解される。
この発明による画像形成装置の一実施形態を示す概略的構成図である。 画像形成装置の操作パネルを示す概略図である。 操作パネルの表示部を示す拡大図である。 画像形成装置のパンチごみ制御部を示す概略的ブロック図である。 画像形成装置のパンチごみ制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
10 本体
20 画像形成部
30 操作パネル
40 表示部
50 フィニッシャ部
60 パンチ処理部
70 制御部
80 パンチごみ制御部
81 パンチ計数部
82 用紙種類判定部
83 所定値設定部
84 下限補正値設定部
85 上限補正値設定部
86 パンチごみ積算部
87 パンチごみ計数部

Claims (11)

  1. 画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、
    パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、
    前記パンチごみ制御部は、前記所定値に下限補正値および上限補正値を設定し、
    画像形成動作が停止または終了したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部が前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成動作中はジョブの区切りが発生しない限り、前記パンチごみ制御部は、前記パンチ処理回数の積算値が前記所定値に達しても、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回るまで、画像形成動作を停止させないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 画像形成動作中にジョブの区切りが発生したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 画像形成動作中にジョブの区切りが発生する前に、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回ったとき、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、
    パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、
    前記パンチごみ制御部は、前記所定値に少なくとも下限補正値を設定し、
    画像形成動作が停止または終了したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部が前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像形成動作中にジョブの区切りが発生したとき、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値から前記下限補正値を減算した値以上であれば、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 画像形成部と、パンチ処理部とを備えた画像形成装置において、
    パンチ処理の回数を計数し、この計数したパンチ処理回数の積算値とあらかじめ決められた所定値との関係に基づいて、前記パンチ処理部で処理したパンチごみを捨てるよう報知するパンチごみ制御部を備え、
    前記パンチごみ制御部は、前記所定値に少なくとも上限補正値を設定し、
    画像形成動作中はジョブの区切りが発生しない限り、前記パンチごみ制御部は、前記パンチ処理回数の積算値が前記所定値に達しても、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回るまで、画像形成動作を停止させないことを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成動作中にジョブの区切りが発生する前に、前記パンチ処理回数の積算値が、前記所定値に前記上限補正値を加算した値を上回ったとき、前記パンチごみ制御部は、画像形成動作を停止させるとともに、前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記パンチ処理回数の積算値に用いるパンチ処理の回数は、パンチの回数に、用紙の厚さなど用紙の種類に応じた係数を乗じて設定されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記下限補正値および前記上限補正値は、互いに同等の値または任意に相違する値に設定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 前記パンチ処理部に設けたパンチごみ収容部内のパンチごみを捨てるよう促すメッセージを表示可能な表示部をさらに備え、前記パンチごみ制御部は、前記メッセージを前記表示部に表示することで前記パンチごみ捨てを報知することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011197171A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び記録媒体
JP2013218296A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Toshiba Corp 画像形成装置、エラー発生時の表示制御方法

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