JP2009290462A - ドライブレコーダ - Google Patents

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武勝 金子
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Abstract

【課題】夜間などの十分な照度を得ることが困難な状況で車両事故を起こした場合でも、認識可能な事故後の映像情報を記録することが可能なドライブレコーダを提供する。
【解決手段】このドライブレコーダ30は、車両100の外部状況を撮像するカメラ1と、車両事故の発生を検出する事故検出部12と、車両周辺の明るさを検出する照度センサ2と、事故検出部12により検出された車両事故の発生後において、照度センサ2で検出された車両周辺の明るさが所定の値以下の場合に、カメラ1によって撮像する場所を照らす照明ライト3およびストロボライト4と、事故発生時の前後を含む所定時間の間にカメラ1により撮像された映像情報を記録する不揮発性メモリ15とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、たとえば、事故に遭ったときの状況を記録するドライブレコーダに関する。
近年、タクシーやトラックなどの営業車両を中心に、車両へのドライブレコーダの搭載が拡大している。このドライブレコーダは、事故発生時の状況を記録することで、事故の発生原因をより明確にするための装置である。
ドライブレコーダは、車両事故(衝突等)が発生した時点を基準に、その前後数秒から数十秒程度の所定時間における車両の各種データを記録する。記録するデータとしては、たとえば、車速、加速度、ブレーキ圧、ハンドル舵角などがある。
また、従来、車両周辺状況を撮影するカメラを有し、事故発生時前後の車両周辺状況の映像データ(映像情報)を記録する映像記録機能を備えたドライブレコーダが知られている。このようなドライブレコーダでは、事故発生時前後の情報を映像で記録することによって、目撃者がいないことも多い交通事故において、正確に事故の原因を究明することが可能となる。なお、このような映像記録機能を備えたドライブレコーダは、たとえば、特許文献1に記載されている。
特開2007−311904号公報
一方、交通事故などの車両事故は、夜間などの時間帯に発生する場合が多い。車両事故が発生した場合には、車両が破損していることが当然考えられ、この際、車両のヘッドライトなどが破損した場合には、事故発生現場周辺の明るさが映像情報を記録するには不十分な明るさとなるおそれがある。そして、このような状況になった場合、上記した従来のドライブレコーダでは、十分に認識可能な事故後の映像情報を記録することが困難になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、夜間などの十分な照度を得ることが困難な状況で車両事故を起こした場合でも、認識可能な事故後の映像情報を記録することが可能なドライブレコーダを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面によるドライブレコーダは、車両の外部状況を撮像する撮像部と、車両事故の発生を検出する事故検出部と、車両周辺の明るさを検出する照度センサと、事故検出部により検出された車両事故の発生後において、照度センサで検出された車両周辺の明るさが所定の値以下の場合に、撮像部によって撮像する場所を照らす照明部と、事故発生時の前後を含む所定時間の間に撮像部により撮像された映像情報を記録する記録部とを備えている。
この一の局面によるドライブレコーダでは、上記のように、事故検出部により検出された車両事故の発生後において、照度センサで検出された車両周辺の明るさが所定の値以下の場合に、撮像部によって撮像する場所を照らす照明部を備えることによって、車両事故によりヘッドライトなどが破損した場合でも、上記照明部を発光させることによって、周囲の状況を認識できる程度の照度を得ることができる。これにより、夜間などの十分な照度を得ることが困難な状況で車両事故を起こした場合でも、認識可能な事故後の映像情報を記録することができる。
上記一の局面によるドライブレコーダにおいて、好ましくは、照明部に電力を供給する電源部をさらに備えている。このように構成すれば、車両バッテリーから電源を確保している場合に、車両事故により車両バッテリーが損傷した場合でも、上記電源部から照明部に電力を供給することができるので、認識可能な事故後の映像情報を確実に記録することができる。なお、上記電源部は、ドライブレコーダを動作させるための電源として用いてもよい。また、ドライブレコーダを動作させるための電源を上記電源部とは別に備えていてもよい。
この場合において、電源部は、充電池から構成されているのが好ましい。このように構成すれば、車両バッテリーにドライブレコーダを接続することによって、通常の車両運転時に、車両バッテリーから充電池に電源を供給することができるので、上記充電池を常に満充電状態にしておくことができる。
上記一の局面によるドライブレコーダにおいて、前記照明部は、照明ライトを含むように構成されていてもよい。
この場合において、好ましくは、電源部から照明部に電力が供給される場合には、照明ライトが間欠的に発光される。このように構成すれば、照明ライトを所定の間隔で間欠的に発光させることによって、照明ライトの発光に伴う電力消費を抑制することができるので、電源部から供給される電力を用いて、周囲の状況が十分に認識可能な明るさの光量で照明部を発光させることができる。また、上記のように構成することによって、電源部の小型軽量化を図ることができる。これにより、ドライブレコーダを安価に製造することができる。
上記一の局面によるドライブレコーダにおいて、好ましくは、前記照明部は、所定の間隔でストロボ発光するストロボライトを含む。このように構成すれば、照明部を所定の間隔でストロボ発光させることによって、照明部の発光に伴う電力消費をより抑制することができるので、電源部から供給される電力を用いて、容易に、周囲の状況が十分に認識可能な明るさの光量で照明部を発光させることができる。また、上記のように構成することによって、容易に、電源部の小型軽量化を図ることができる。これにより、ドライブレコーダをより安価に製造することができる。
上記一の局面によるドライブレコーダにおいて、事故検出部は、車両に加わる衝撃に基づいて車両事故の発生を検出するように構成することができる。
以上のように、本発明によれば、夜間などの十分な照度が得られない場合であっても、認識可能な事故後の映像情報を記録することが可能なドライブレコーダを容易に得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるドライブレコーダを示した図である。図2は、本発明の一実施形態によるドライブレコーダのブロック図である。なお、図1では、ドライブレコーダを車両に搭載した状態で示している。まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態によるドライブレコーダ30の構造について説明する。
一実施形態によるドライブレコーダ30は、図1に示すように、車両100の外部状況を撮像するカメラ1を備えている。このドライブレコーダ30は、ドライブレコーダ本体に上記カメラ1が内蔵されたカメラ・本体一体型構造を有している。
また、一実施形態によるドライブレコーダ30は、図2に示すように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)10と、上記プログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM11と、車両事故の発生を検出する事故検出部12と、上記カメラ1からの映像信号を処理する映像信号処理部13と、カメラ1で撮像された映像を記録するメモリ14と、事故発生時において事故発生時前後の記録映像を保存する不揮発性メモリ15と、各回路に電力を供給する電源回路部16と、車両バッテリー120に接続される電源ケーブル25とを備えている。なお、カメラ1は、本発明の「撮像部」の一例であり、不揮発性メモリ15は、本発明の「記録部」の一例である。
ここで、本実施形態では、ドライブレコーダ30は、本体に、車両周辺の明るさを検出する照度センサ2と、照明ライト3およびストロボライト4と、ストロボ発光回路部17と、照明ライト3のオン/オフを切り替える切替スイッチ18と、電源電圧検出回路部19と、充電池20および充電回路部21とをさらに備えている。なお、照明ライト3およびストロボライト4は、それぞれ、本発明の「照明部」の一例であり、充電池20は、本発明の「電源部」の一例である。
また、図1に示すように、ドライブレコーダ30は、車両100のフロントガラスの内面に対し、運転者の視界を妨げないように、たとえば、ルームミラー110の近傍等に取り付けられる。このとき、ドライブレコーダ30は、本体に内蔵されたカメラ1が、車両100の前方の映像を撮像することが可能に設置される。そして、車両バッテリー120(図2参照)から電源を確保するために、車両100のシガーライターソケット130に電源ケーブル25の一端が挿入される。
また、図2に示すように、ROM11は、マスクROM、EEPROM又はフラッシュメモリなどから構成されており、CPU10に接続されている。このROM11には、ドライブレコーダ30の各種動作を制御するためのプログラムが記憶されており、このプログラムがCPU10に読み込まれることによって、CPU10による各種動作およびデータ処理に関する制御が行われる。
事故検出部12は、加速度センサ(図示せず)等を含んでいる。この加速度センサは、たとえば、3軸(X軸、Y軸、Z軸)方向の加速度・傾き、衝撃等を検出する3軸加速度センサなどから構成されており、急制動や急ハンドル、衝突などによって車両100に加わる加速度を検出する。また、事故検出部12は、加速度センサによって検出された加速度から事故発生を検出する。この事故検出部12は、たとえば、0.4G以上の衝撃(加速度)を検出した場合に、事故発生と認識し、事故検出信号をCPU10に出力する。
外部状況の撮像を行うカメラ1は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサなどの撮像素子(図示せず)、および、この撮像素子に光を集光するレンズ(図示せず)などから構成されており、たとえば、1秒間に30回程度の頻度で撮像を行う。また、カメラ1のレンズには、広い画角(たとえば、横方向107°、縦方向79°)を有する広角レンズなどが用いられており、広範囲の映像を撮像可能に構成されている。また、カメラ1は、上述したように、車両100の前方の映像を撮像可能に設置されており、車両100の前方映像を常時撮像している。このカメラ1は、映像信号処理部13に接続されており、カメラ1で撮像した撮像画像を映像信号として、映像信号処理部13に出力する。
映像信号処理部13は、上記メモリ14を含んでおり、カメラ1から出力された映像信号によって、カメラ1で撮像された映像をメモリ14に記録する。このメモリ14は、SRAMまたはDRAMなどにより構成されており、カメラ1から出力された映像信号(画像)を所定時間、映像情報として記録する。この場合、所定時間経過した映像情報は新たに与えられた映像信号に上書きされる。また、映像信号処理部13は、CPU10に接続されており、CPU10からの指示によって、メモリ14に記録されている映像情報を不揮発性メモリ15に保存する。
不揮発性メモリ15は、フラッシュメモリなどから構成されており、映像信号処理部13に接続されている。この不揮発性メモリ15は、事故発生時において、メモリ14に記録された事故発生時前後の映像情報を保存(記録)する機能を有している。事故発生時前後の映像情報は、たとえば、事故前12秒間と事故後8秒間の計20秒間の映像情報が不揮発性メモリ15に保存される。
照度センサ2は、車両100の前方の照度を検出する。この照度センサ2は、CPU10に接続されており、検出した照度を照度検出信号としてCPU10に出力する。
照明ライト3は、照度センサ2で検出された車両前方の照度が所定の値よりも小さい場合に、車両前方を照らすために設けられている。この照明ライト3は、切替スイッチ18を介して、電源回路部16に接続されており、切替スイッチ18は、CPU10に接続されている。そして、CPU10からの指示(オン/オフ切替信号)により、照明ライト3のオン/オフが切り替えられる。また、切替スイッチ18は、CPU10からの指示(オン/オフ切替信号)より、照明ライト3を所定の間隔(たとえば、0.5秒〜1秒)で間欠的に発光させることが可能に構成されている。
ストロボライト4も、上記照明ライト3と同様、照度センサ2で検出された車両前方の照度が所定の値よりも小さい場合に、車両前方を照らすために設けられている。このストロボライト4は、ストロボ発光回路部17を介して、電源回路部16に接続されており、ストロボ発光回路部17は、CPU10に接続されている。そして、CPU10からの指示(ストロボ発光回路制御信号)により、ストロボライト4を所定の間隔(たとえば、0.5秒〜1秒)でストロボ発光させることが可能に構成されている。
なお、上記照明ライト3および上記ストロボライト4は、少なくとも、周囲の状況が確認できる程度の照度を得ることが可能な光量で発光可能なライトが用いられている。
電源電圧検出回路部19は、車両バッテリー120の電圧状態を検出し、車両バッテリー120の電圧状態を車両バッテリー電圧検出信号としてCPU10に出力する。
充電池20は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池等から構成されており、電源回路部16に電力を供給する。この充電池20は、充電回路部21を介して、車両バッテリー120に接続されており、通常の車両運転時に、車両バッテリー120によって充電池20が充電される。これにより、充電池20は、常に、満充電状態となっている。
また、CPU10は、事故検出部12からの事故検出信号を受けた際に、メモリ14に記録されている映像情報を不揮発性メモリ15に保存させる。また、CPU10は、事故検出部12からの事故検出信号を受けた際に、照度センサ2からの照度検出信号が所定の値よりも小さい場合、照明ライト3またはストロボライト4を発光させる機能等を有している。
図3は、本発明の一実施形態によるドライブレコーダの動作を説明するためのフローチャートである。次に、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態によるドライブレコーダ30の動作について説明する。
電源ケーブル25を介して電力が供給され、CPU10が起動されると、図3のステップS10において、初期処理が実行される。初期処理が終了すると、ステップS20に進み、ステップS20において、カメラ1により、車両前方の映像が撮像される。そして、カメラ1から車両100(図1参照)の前方を撮像した撮像画像が映像信号として映像信号処理部13に出力され、撮像画像が映像情報としてメモリ14に記録される。このメモリ14には、映像情報が所定時間分記録され、所定時間経過した映像情報は新たに与えられた映像情報に上書きされる。
次に、ステップS30において、事故検出部12により、車両事故が発生したか否かが判断される。具体的には、事故検出部12に含まれる加速度センサによって検出された加速度(衝撃)の値が所定の値(たとえば、0.4G)以上であった場合、事故発生と判断される。
ステップS30において、事故検出部12により、車両事故が発生していないと判断された場合には、ステップS20に戻り、一連の処理(ステップS20およびステップS30)が繰り返される。一方、ステップS30において、事故検出部12により、車両事故が発生したと判断された場合には、事故検出部12から事故検出信号がCPU10に出力され、この事故検出信号をトリガとして、CPU10により、車両バッテリー120に電圧異常が有るか否かが判断される。すなわち、車両事故が発生した場合には、車両バッテリー120が損傷しているおそれがあるため、車両バッテリー120から電源を確保することができるか否かがCPU10によって判断される。車両バッテリー120の電圧異常の有無は、図2に示すように、電源電圧検出回路部19からCPU10に出力される車両バッテリー電圧検出信号によって判断される。
図3のステップS40において、CPU10により、車両バッテリー120に電圧異常が無い(車両バッテリー120の電圧が正常)と判断された場合には、車両バッテリー120から電源を確保することができるので、ステップS50において、車両バッテリー120から電源供給するように電源回路部16が切り替えられる。
そして、ステップS60において、CPU10により、照度センサ2から出力された照度検出信号の値が所定の値よりも小さいか否かが判断される。すなわち、車両前方の照度lxが、映像情報をカメラ1で記録するのに必要な所定の照度Lよりも小さいか否かが判断される。たとえば、夜間などの時間帯に事故が発生し、その事故によって車両100のヘッドライトなどが破損した場合には、事故発生現場周辺の明るさが映像情報を記録するには不十分な明るさとなる。このため、ステップS60において、事故発生後の車両周辺状況がこのような状況であるか否かが判断される。
ステップS60において、CPU10により、車両前方の照度lxが、上記所定の照度Lよりも小さいと判断された場合には、ステップS70において、CPU10により、切替スイッチ18がオン状態にされて、照明ライト3が連続発光される。これにより、周囲の状況を認識できる程度の照度を得ることができるので、カメラ1によって、認識可能な事故後の映像を撮像することが可能となる。その後、ステップS110に進む。
一方、ステップS60において、車両前方の照度lxが、上記所定の照度Lよりも大きい場合には、事故発生現場周辺の明るさが、映像情報を記録するのに十分な明るさであると判断されるため、照明ライト3を発光させることなく、ステップS110に進む。
また、ステップS40において、CPU10により、車両バッテリー120に電圧異常が有ると判断された場合には、車両バッテリー120から電源を確保することが困難となるので、ステップS80において、充電池20から電源供給するように電源回路部16が切り替えられる。
そして、ステップS90において、上記ステップS50と同様、CPU10により、照度センサ2から出力された照度検出信号の値が所定の値よりも小さいか否かが判断される。ステップS90において、CPU10により、車両前方の照度lxが、上記所定の照度Lよりも小さいと判断された場合には、充電池20の電流消費を抑制するために、ステップS100において、CPU10により、切替スイッチ18が所定の間隔でオン状態とオフ状態とが切り替えられて、照明ライト3が間欠的に発光される。なお、より充電池20の電流消費を抑制する必要がある場合には、CPU10により、所定の間隔で、ストロボライト4がストロボ発光される。その後、ステップS110に進む。
一方、ステップS90において、車両前方の照度lxが、上記所定の照度Lよりも大きい場合には、事故発生現場周辺の明るさが、映像情報を記録するのに十分な明るさであると判断されるため、照明ライト3またはストロボライト4を発光させることなく、ステップS110に進む。
続いて、ステップS110において、事故発生後(事故検出後)、所定時間経過後に、CPU10により、カメラ1による映像の撮像が停止される。具体的には、CPU10から映像信号処理部13に映像処理制御信号が出力され、事故後の映像記録が停止される。その後、ステップS120に進み、ステップS120において、メモリ14に記録された映像情報の収集が行われる。
そして、ステップS130において、CPU10により、収集した映像情報が不揮発性メモリ15に保存される。
その後、ステップS140に進み、ステップS140において、CPU10により、終了要求を受けたか否か(終了要求有か否か)が判断される。ステップS140において、CPU10により、終了要求を受けていない(終了要求無)と判断された場合は、ステップS20に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、ステップS140において、CPU10により、終了要求を受けた(終了要求有)と判断された場合は、ドライブレコーダ30の動作フローが終了する。
本実施形態では、上記のように、事故検出部12により検出された車両事故の発生後において、照度センサ2で検出された車両周辺の明るさが所定の値L以下の場合に、カメラ1によって撮像する場所を照らす照明ライト3およびストロボライト4を備えることによって、車両事故によりヘッドライトなどが破損した場合でも、上記照明ライト3等を発光させることによって、周囲の状況を認識できる程度の照度を得ることができる。これにより、夜間などの十分な照度を得ることが困難な状況で車両事故を起こした場合でも、認識可能な事故後の映像情報を記録することができる。
また、本実施形態では、充電池20をさらに備えることによって、車両事故により車両バッテリー120が損傷した場合でも、上記充電池20から電力を供給することができるので、認識可能な事故後の映像情報を確実に記録することができる。
また、本実施形態では、充電池20から電力が供給される場合に、照明ライト3を間欠的に発光させることによって、照明ライト3の発光に伴う電力消費を抑制することができるので、充電池20の電流消費を抑制することができる。これにより、充電池20から供給される電力を用いて、周囲の状況が十分に認識可能な明るさの光量で照明ライト3を発光させることができる。
また、本実施形態では、充電池20から電力が供給される場合に、ストロボライト4をストロボ発光させることによって、充電池20の電流消費をより抑制することができるので、充電池20の電流消費をより抑制することができる。
なお、上記した本実施形態の構成では、照明ライト3を間欠的に発光させることによって、充電池20の小型軽量化を図ることができる。また、ストロボライト4をストロボ発光させることによって、充電池20の小型軽量化を図ることができる。これにより、ドライブレコーダ30を安価に製造することができる。また、ドライブレコーダ30自体も小型軽量化することができるので、ルームミラー110の近傍等に取り付けた際に、容易に、運転者の視界を妨げないようにすることができる。また、ドライブレコーダ30を軽量化することによって、事故による衝撃によりドライブレコーダ30が落下し、運転者などにドライブレコーダ30が当たった場合でも、重大な怪我が生じないようにすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、カメラ・本体一体型構造のドライブレコーダに本発明を適用したが、本発明はこれに限らず、カメラとドライブレコーダ本体とが分離された分離型構造のドライブレコーダに本発明を適用してもよい。この場合、照明ライトおよびストロボライトは、カメラ側に搭載してもよいし、カメラとは別に、車両の所定位置に設置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、照明ライトおよびストロボライトの両方をドライブレコーダに搭載した例を示したが、本発明はこれに限らず、照明ライトおよびストロボライトのいずれか一方を搭載するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、照明ライトを間欠的に発光可能に構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、照明ライトは連続発光のみ可能に構成してもよい。この場合、充電池から電力が供給されるときには、ストロボライトをストロボ発光させるようにすればよい。
なお、上記実施形態において、照度センサは、カメラに取り込まれた光の光量を測定することによって、車両の前方の照度(カメラで撮像する位置の照度)を測定するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、不揮発性メモリに、SDカードやCF(Compact Flash)カードなどのメモリカードを用いるように構成することができる。
また、上記実施形態では、事故検出部によって車両事故を検出し、事故検出信号をCPUに出力するように構成したが、本発明はこれに限らず、加速度センサからの加速度信号などを用いてCPUで事故検出を行うようにしてもよい。すなわち、CPUが事故検出機能を有していてもよい。
また、上記実施形態において、車両前方の映像情報以外に、車速、加速度、ブレーキ圧、ハンドル舵角などの他のデータを記録可能に構成することができる。
本発明の一実施形態によるドライブレコーダを示した図である。 本発明の一実施形態によるドライブレコーダのブロック図である。 本発明の一実施形態によるドライブレコーダの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ(撮像部)
2 照度センサ
3 照明ライト(照明部)
4 ストロボライト(照明部)
10 CPU
11 ROM
12 事故検出部
13 映像信号処理部
14 メモリ
15 不揮発性メモリ(記録部)
16 電源回路部
17 ストロボ発光回路部
18 切替スイッチ
19 電源電圧検出回路部
20 充電池(電源部)
21 充電回路部
25 電源ケーブル
30 ドライブレコーダ
100 車両
110 ルームミラー
120 車両バッテリー
130 シガーライターソケット

Claims (7)

  1. 車両の外部状況を撮像する撮像部と、
    車両事故の発生を検出する事故検出部と、
    車両周辺の明るさを検出する照度センサと、
    前記事故検出部により検出された車両事故の発生後において、前記照度センサで検出された車両周辺の明るさが所定の値以下の場合に、前記撮像部によって撮像する場所を照らす照明部と、
    事故発生時の前後を含む所定時間の間に前記撮像部により撮像された映像情報を記録する記録部とを備えることを特徴とする、ドライブレコーダ。
  2. 前記照明部に電力を供給する電源部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のドライブレコーダ。
  3. 前記電源部は、充電池を含むことを特徴とする、請求項2に記載のドライブレコーダ。
  4. 前記照明部は、照明ライトを含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
  5. 前記電源部から前記照明部に電力が供給される場合には、前記照明ライトが間欠的に発光されることを特徴とする、請求項4に記載のドライブレコーダ。
  6. 前記照明部は、所定の間隔でストロボ発光するストロボライトを含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
  7. 前記事故検出部は、車両に加わる衝撃に基づいて車両事故の発生を検出することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のドライブレコーダ。
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