JP2009290234A - 光起電力素子 - Google Patents

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Abstract


【課題】出力特性が向上された光起電力素子を提供することである。
【解決手段】n型単結晶シリコン基板11の主面上にi型非晶質シリコン膜21およびn型非晶質シリコン膜22が形成され、n型非晶質シリコン膜22上に表面電極12が形成されている。n型単結晶シリコン基板11の裏面上にi型非晶質シリコン膜23およびp型非晶質シリコン膜24が形成され、p型非晶質シリコン膜24上に裏面電極16が形成される。表面電極12側が主たる受光面となる。p型非晶質シリコン膜24の膜厚は、6nm以上80nm以下である。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体接合を用いた光起電力素子に関する。
近年、n型単結晶シリコン基板とp型非晶質シリコン膜とのpn接合を有する光起電力素子が開発されている。このような光起電力素子において、光電変換効率を向上させるためには、高い短絡電流Iscおよび開放電圧Vocを維持しつつ曲線因子F.F.を向上させる必要がある。
しかしながら、n型単結晶シリコン基板とp型非晶質シリコン膜との接合部においては、界面準位が多数存在するため、キャリアの再結合が発生し、開放電圧Vocが低下する。
そこで、n型単結晶シリコン基板とp型非晶質シリコン膜との接合部におけるキャリア再結合を抑制するために、n型単結晶シリコン基板とp型非晶質シリコン膜との間に実質的に真性な非晶質シリコン膜(i型非晶質シリコン膜)が挿入されたHIT(真性薄膜を有するヘテロ接合:Heterojunction with Intrinsic Thin-Layer)構造を有する光起電力素子が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、n型単結晶シリコン基板の裏面側での表面準位によるキャリア再結合を抑制するとともに少数キャリアが裏面電極に移動することを阻止するために、n型単結晶シリコン基板の裏面にi型非晶質シリコン膜およびn型非晶質シリコン膜が形成されたBSF(Back Surface Field)構造を有する光起電力素子も知られている。
ところで、上記のような光起電力素子においては、p型非晶質シリコン膜上にITO等の透明電極が受光面電極として形成される。一般に、受光面電極はスパッタリング法によって形成されるが、このとき、スパッタ時のダメージによりp型非晶質シリコン膜の表面領域が劣化する。そのため、この劣化の影響を低減するためにはp型非晶質シリコン膜の膜厚を大きくする必要がある。
特開2001−345463号公報
しかしながら、p型非晶質シリコン膜の膜厚を大きくすると、p型非晶質シリコン膜による光の吸収損失が増大する。それにより、光起電力素子の出力特性が低下する。
本発明の目的は、出力特性が向上された光起電力素子を提供することである。
本明細書中における結晶系半導体には単結晶半導体および多結晶半導体が含まれるものとし、非晶質系半導体には非晶質半導体および微結晶半導体が含まれるものとする。
また、真性の非晶質系半導体膜とは、不純物が意図的にドープされていない非晶質系半導体膜であり、半導体原料に本来的に含まれる不純物または製造過程において自然に混入する不純物を含む非晶質系半導体膜も含む。
本発明に係る光起電力素子は、一導電型の結晶系半導体の第1の面上に、実質的に真性の第1の非晶質系半導体膜と、結晶系半導体と同じ導電型の第2の非晶質系半導体膜と、透光性の第1の電極層とを順に備え、結晶系半導体の第2の面上に、実質的に真性の第3の非晶質系半導体膜と、第2の非晶質系半導体膜と逆の導電型の第4の非晶質系半導体膜と、第2の電極層とを順に備え、第4の非晶質系半導体膜の膜厚が6nm以上80nm以下であるものである。
本発明に係る光起電力素子においては、光が入射すると結晶系半導体において光キャリアが発生する。結晶系半導体、結晶系半導体の第1の面側の第2の非晶質系半導体膜および第2の面側の第4の非晶質系半導体膜により電界が形成され、結晶系半導体において発生した光キャリアが第1の電極層および第2の電極層から外部に取り出される。また、結晶系半導体の第1の面側の第1の非晶質系半導体膜および第2の面側の第3の非晶質半導体膜により結晶系半導体の表面準位によるキャリアの再結合が防止される。
ここで、透光性の第1の電極層が結晶系半導体の第1の面側に形成され、第4の非晶質系半導体膜は結晶系半導体の第2の面側に形成されている。この場合、第4の非晶質系半導体膜の膜厚を大きくしても、第1の電極層側から結晶系半導体に入射する光の量は低減されない。したがって、第4の非晶質系半導体膜の膜厚を6nm以上にしても、結晶系半導体の受光量の低減が防止される。それにより、結晶系半導体における光キャリアの生成効率の低下を防止しつつ、キャリアの取り出し効率を向上させることができる。また、第2の電極層を形成する際に第4の非晶質系半導体膜の表面が劣化しても、第4の非晶質系半導体膜が十分な膜厚を有するので、その影響を低減することができる。
また、第4の非晶質系半導体膜の膜厚が80nm以下であるので、第4の非晶質系半導体膜による光の吸収損失を低減することができる。それにより、第2の電極層側から結晶系半導体に入射する光および第1の電極層側から入射した後、第2の電極層において反射することにより結晶系半導体に入射する光の量が低減することを防止することができる。
これらの結果、光起電力素子の出力特性が向上する。
第4の非晶質系半導体膜の膜厚が40nm以下であることが好ましい。この場合、第4の非晶質系半導体膜による光の吸収損失を確実に低減することができる。それにより、第2の電極層側から結晶系半導体に入射する光および第1の電極層側から入射した後、第2の電極層において反射することにより結晶系半導体に入射する光の量が低減することを確実に防止することができる。その結果、光起電力素子の出力特性が確実に向上する。
第1の電極層側が主たる光入射面であってもよい。この場合、第1の電極層側から入射した光は、第2の非晶質系半導体膜および第1の非晶質系半導体膜を通して結晶系半導体に入射する。したがって、第4の非晶質系半導体の膜厚が6nm以上であっても、結晶系半導体の受光量が低減されることが確実に防止される。それにより、光起電力素子の出力特性が確実に向上する。
結晶系半導体の導電型がn型であってもよい。この場合、製造が容易であり、製造コストが低減される。
第2の非晶質系半導体膜の膜厚が2nm以上8nm以下であることが好ましい。この場合、第1の電極層を形成する際に第2の非晶質系半導体膜が劣化してもその影響を低減することができるとともに、第2の非晶質系半導体膜による光の吸収損失を低減することができる。それにより、光起電力素子の出力特性がさらに向上する。
第2の非晶質系半導体膜の膜厚が4nm以上であることが好ましい。この場合、第1の電極層の劣化の影響を確実に防止することができる。それにより、光起電力素子の出力特性が確実に向上する。
第1の非晶質系半導体膜の膜厚が8nm以下であることが好ましい。この場合、光起電力素子の短絡電流の低下を防止することができる。
第1の非晶質系半導体膜の膜厚が3.5nm以上であることが好ましい。この場合、結晶系半導体の表面準位によるキャリアの再結合を確実に防止することができる。それにより、光起電力素子の出力特性がさらに向上する。
第3の非晶質系半導体膜の膜厚が10nm以上であることが好ましい。この場合、結晶系半導体の表面準位によるキャリアの再結合を確実に防止することができる。それにより、光起電力素子の出力特性がさらに向上する。
第3の非晶質系半導体膜の膜厚が20nm以下であることが好ましい。この場合、光起電力素子の短絡電流の低下を防止することができる。
本発明によれば、第4の非晶質系半導体膜の膜厚を大きくしても、第1の電極層側から結晶系半導体に入射する光の量は低減されない。したがって、第4の非晶質系半導体膜の膜厚を6nm以上にしても、結晶系半導体の受光量の低減が防止される。それにより、結晶系半導体における光キャリアの生成効率の低下を防止しつつ、キャリアの取り出し効率を向上させることができる。また、第2の電極層を形成する際に第4の非晶質系半導体膜の表面が劣化しても、第4の非晶質系半導体膜が十分な膜厚を有するので、その影響を低減することができる。
また、第4の非晶質系半導体膜の膜厚が80nm以下であるので、第4の非晶質系半導体膜による光の吸収損失を低減することができる。それにより、第2の電極層側から結晶系半導体に入射する光および第1の電極層側から入射した後、第2の電極層において反射することにより結晶系半導体に入射する光の量が低減することを防止することができる。
また、結晶系半導体の第1の面側の第1の非晶質系半導体膜および第2の面側の第3の非晶質半導体膜により結晶系半導体の表面準位によるキャリアの再結合が防止される。
これらの結果、光起電力素子の出力特性が向上する。
本発明の第1の実施の形態に係る光起電力素子の上面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光起電力素子の下面図である。 図1の光起電力素子のA−A線断面図である。 p型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxとの関係を示す図である。 n型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxとの関係を示す図である。 光入射面側のi型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxとの関係を示す図である。 裏面側のi型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxとの関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は本発明の一実施の形態に係る光起電力素子の上面図および下面図である。
図1に示すように、光起電力素子100は略正方形状を有するn型単結晶基板1を備える。n型単結晶シリコン基板11の主面(受光面)側には、後述する非晶質シリコン膜を介して表面電極12が形成されている。表面電極12上には、ストライプ状の複数のバスバー電極部13が互いに平行に形成され、バスバー電極部13と直交するようにストライプ状の複数のフィンガー電極部14が互いに平行に形成されている。バスバー電極部13およびフィンガー電極部14が集電極15を構成する。バスバー電極部13の幅は、例えば1.5mmであり、フィンガー電極部14の幅は、例えば100μmであり、フィンガー電極部14のピッチは、例えば2mmである。
また、図2に示すように、n型単結晶シリコン基板11の裏面側には、後述する非晶質シリコン膜を介して裏面電極16が形成されている。裏面電極16上には、ストライプ状の複数のバスバー電極部17が互いに平行に形成され、バスバー電極部17と直交するようにストライプ状の複数のフィンガー電極部18が互いに平行に形成されている。バスバー電極部17およびフィンガー電極部18が集電極19を構成する。バスバー電極部17の幅は、例えば3mmであり、フィンガー電極部18の幅は、例えば200μmであり、フィンガー電極部18のピッチは、例えば1mmである。
表面電極12および裏面電極16は、例えば、ITO(インジウム錫酸化物)、SnO(酸化錫)、ZnO(酸化亜鉛)等からなる透明電極であり、集電極15,19は、例えば、Ag(銀)等の導電性粒子を含む導電性ペーストにより形成される。本実施の形態においては、表面電極12側を主な光入射面とする。なお、表面電極12側のみから光を入射させる場合は、裏面電極16として透明でない金属電極を用いてもよい。
図3は、図1の光起電力素子100のA−A線断面図である。
図3に示すように、n型単結晶シリコン基板11の主面上にi型非晶質シリコン膜21(ノンドープ非晶質シリコン膜)およびn型非晶質シリコン膜22が順に形成されている。さらに、n型非晶質シリコン膜22上に表面電極12が形成され、表面電極12上に集電極15が形成されている。なお、図3においては、集電極15のバスバー電極部14(図1参照)は図示されておらず、フィンガー電極部13のみが図示されている。
また、n型単結晶シリコン基板11の裏面上にi型非晶質シリコン膜23およびp型非晶質シリコン膜24が形成されている。さらに、p型非晶質シリコン膜24上に裏面電極16が形成され、裏面電極16上に集電極19が形成されている。なお、図3においては、集電極19のバスバー電極部17(図2参照)は図示されておらず、フィンガー電極部18のみが図示されている。この光起電力素子100では、n型単結晶シリコン基板11が主たる発電層となる。
ここで、本実施の形態に係る光起電力素子100においては、n型単結晶シリコン基板11において生成された電子は、n型単結晶シリコン基板11および高濃度にドープされたn型非晶質シリコン膜22の二つの領域によって収集される。この場合、p型非晶質シリコン膜24による正孔の収集効率に比べ、n型単結晶シリコン基板11およびn型非晶質シリコン膜22による電子の収集効率が高くなる。したがって、集電極19に対して集電極15の面積を小さくしても、正孔の収集効率に対する電子の収集効率が低下することを防止することができる。それにより、上記のように、バスバー電極部17およびフィンガー電極部18に比べて、バスバー電極部13およびフィンガー電極部14を細くすることができるとともに、フィンガー電極部14の本数を少なくすることが可能になる。その結果、集電極15によって遮蔽される光の量を低減することができるので、表面電極12を通してn型単結晶シリコン基板11に効率よく光を入射させることができる。したがって、表面電極12側を主たる光入射面とすることにより、n型単結晶シリコン基板11における光キャリアの生成効率を向上させることができる。
次に、光起電力素子100の製造方法を説明する。まず、洗浄したn型単結晶シリコン基板11を真空チャンバ内で200℃以下で加熱する。それにより、n型単結晶シリコン基板11の表面に付着した水分が除去される。
次に、真空チャンバ内にSiH(シラン)ガスおよびHガスを導入し、プラズマCVD(化学蒸着)法によりn型単結晶シリコン基板11の主面上にi型非晶質シリコン膜21を形成する。続いて、真空チャンバ内にSiHガス、HガスおよびPH(ホスフィン)ガスを導入し、プラズマCVD法によりi型非晶質シリコン膜21上にn型非晶質シリコン膜22を形成する。
次に、上記のi型非晶質シリコン膜21およびn型非晶質シリコン膜22が形成されたn型単結晶シリコン基板11を真空チャンバ内で200℃以下で加熱する。それにより、n型単結晶シリコン基板11の表面に付着した水分が除去される。
次いで、真空チャンバ内にSiHガスおよびHガスを導入し、プラズマCVD法によりn型単結晶シリコン基板11の裏面上にi型非晶質シリコン膜23を形成する。続いて、真空チャンバ内にSiHガス、HガスおよびB(ジボラン)ガスを導入し、プラズマCVD法によりi型非晶質シリコン膜23上にp型非晶質シリコン膜24を形成する。
続いて、スパッタリング法により、n型非晶質シリコン膜22およびp型非晶質シリコン膜24上にITOからなる表面電極12および裏面電極16を形成する。
最後に、スクリーン印刷法により、表面電極12および裏面電極16上に銀からなる集電極15および集電極19を形成する。
ここで、本実施の形態に係る光起電力素子100においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚は、8nm以下であることが好ましい。それにより、光起電力素子100の短絡電流の低下を防止することができる。i型非晶質シリコン膜21の膜厚は、3.5nm以上であることが好ましい。それにより、n型単結晶シリコン基板11の表面準位によるキャリアの再結合を防止することができる。したがって、i型非晶質シリコン膜21の膜厚は3.5nm以上8nm以下であることが好ましい。
また、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は、8nm以下であることが好ましい。それにより、n型非晶質シリコン膜22による光の吸収損失を低減することができる。n型非晶質シリコン膜22の膜厚は、2nm以上であることが好ましい。この場合、スパッタリング法により表面電極12を形成する際にn型非晶質シリコン膜22の表面が劣化しても、n型非晶質シリコン膜22が十分な膜厚を有するので、劣化の影響を低減することができる。n型非晶質シリコン膜22の膜厚は、4nm以上であることがより好ましい。それにより、n型非晶質シリコン膜22の表面の劣化の影響を確実に低減することができる。したがって、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は、2nm以上8nm以下であることが好ましく、4nm以上8nm以下であることがより好ましい。
また、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は、10nm以上であることが好ましい。それにより、n型単結晶シリコン基板11の表面準位によるキャリアの再結合を防止することができる。i型非晶質シリコン膜23の膜厚は、20nm以下であることが好ましい。それにより、光起電力素子100の短絡電流の低下を防止することができる。したがって、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は10nm以上20nm以下であることが好ましい。
また、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は、6nm以上であることが好ましい。ここで、本実施の形態に係る光起電力素子100においては、表面電極12側が主な光入射面となっている。この場合、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を大きくしても、表面電極12側からn型単結晶シリコン基板11に入射する光の量は低減されない。したがって、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を6nm以上にした場合においても、n型単結晶シリコン基板11の受光量の低減が防止される。それにより、n型単結晶シリコン基板11における光キャリアの生成効率の低下を防止しつつ、キャリアの取り出し効率を向上させることが
できる。また、スパッタリングにより裏面電極16を形成する際にp型非晶質シリコン膜24の表面が劣化しても、p型非晶質シリコン膜24が十分な膜厚を有するので、その影響を低減することができる。
p型非晶質シリコン膜24の膜厚は、15nm以上であることがより好ましい。この場合、p型非晶質シリコン膜24の表面の劣化の影響を確実に低減することができる。
また、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は、80nm以下であることが好ましい。この場合、p型非晶質シリコン膜24による光の吸収損失を低減することができる。それにより、裏面電極16側からn型単結晶シリコン基板11に入射する光および表面電極12側から入射した後、裏面電極16において反射することによりn型単結晶シリコン基板11に入射する光の量が低減することを防止することができる。
p型非晶質シリコン膜24の膜厚は、40nm以下であることがより好ましい。この場合、p型非晶質シリコン膜24による光の吸収損失を確実に低減することができる。それにより、裏面電極16側からn型単結晶シリコン基板11に入射する光および表面電極12側から入射した後、裏面電極16において反射することによりn型単結晶シリコン基板11に入射する光の量が低減することを確実に防止することができる。したがって、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は、6nm以上80nm以下であることが好ましく、15nm以上40nm以下であることがより好ましい。
これらの結果、光起電力素子100の出力特性を向上させることができる。
(他の実施の形態)
上記実施の形態においては、結晶系半導体基板としてn型単結晶シリコン基板11が用いられているが、これに限定されず、n型単結晶シリコン基板11の代わりにn型多結晶シリコン基板を用いてもよく、p型単結晶シリコン基板を用いてもよく、p型多結晶シリコン基板を用いてもよい。
なお、p型単結晶シリコン基板またはp型多結晶シリコン基板を用いる場合には、図3のn型非晶質シリコン膜22の代わりにp型の非晶質シリコン膜を設け、p型非晶質シリコン膜24の代わりにn型の非晶質シリコン膜を設ける。それにより、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、i型非晶質シリコン膜21、n型非晶質シリコン膜22およびp型非晶質シリコン膜24が微結晶シリコンを含んでもよい。
また、上記実施の形態においては、結晶系半導体および非晶質系半導体膜の材料としてシリコンを用いているが、これに限定されず、例えば、SiC(炭化シリコン)、SiGe(シリコンゲルマニウム)、Ge(ゲルマニウム)等のような他のIV族元素を用いてもよい。
(請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応)
上記実施の形態においては、n型単結晶シリコン基板11が一導電型の結晶系半導体に相当し、i型非晶質シリコン膜21が第1の非晶質系半導体膜に相当し、n型非晶質シリコン膜22が第2の非晶質系半導体膜に相当し、表面電極12が第1の電極層に相当し、i型非晶質シリコン膜23が第3の非晶質系半導体膜に相当し、p型非晶質シリコン膜24が第4の非晶質系半導体膜に相当し、裏面電極16が第2の電極層に相当する。
<実施例>
以下、実施例および比較例の光起電力素子を作製し、作製した光起電力素子の出力特性を測定した。
(実施例)
実施例においては、上記実施の形態の方法で図3の光起電力素子100を作製した。なお、実施例においては表面電極12側を光入射面としている。実施例の光起電力素子の作製条件を表1に示す。
Figure 2009290234
(比較例)
比較例の光起電力素子が実施例の光起電力素子100と異なるのは、裏面電極16側を光入射面としている点である。
(評価)
各非晶質シリコン膜の膜厚が異なる実施例および比較例の光起電力素子を種々作製し、各光起電力素子の最大出力Pmaxを比較した。
(1)p型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxの関係
p型非晶質シリコン膜24の膜厚が異なる実施例および比較例の光起電力素子を種々作製し、それらの最大出力Pmaxを測定した。図4に測定結果を示す。図4において、横軸はp型非晶質シリコン膜24の膜厚を示し、縦軸は、最大出力Pmaxを示し、一点鎖線は実施例の測定結果を示し、実線は比較例の測定結果を示す。なお、最大出力Pmaxの値は、比較例の光起電力素子の最大出力Pmaxの最大値を1として規格化した値である。また、実施例においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚は5nmであり、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は5nmであり、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は15nmであり、比較例においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚は15nmであり、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は14nmであり、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は8nmである。
図4に示すように、実施例の光起電力素子においては、p型非晶質シリコン膜24の膜厚が6〜80nmである場合に、最大出力Pmaxの値が比較例の最大出力Pmaxの最大値を超えている。
ここで、比較例の光起電力素子においては、p型非晶質シリコン膜24は受光面側に形成されている。この場合、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を大きくすると、p型非晶質シリコン膜による光の吸収損失が大きくなり、n型単結晶シリコン基板11に入射する光の量が低減する。それにより、n型単結晶シリコン基板11における光キャリアの生成効率が低下する。
また、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を小さくすると、裏面電極16の形成時に劣化したp型非晶質シリコン膜24の表面部の影響を低減できないとともに、光の取り出し効率が低下する。
一方、実施例の光起電力素子においては、p型非晶質シリコン膜24は単結晶シリコン基板11の裏面側に形成されている。つまり、受光面とは反対側にp型非晶質シリコン膜24が形成されている。この場合、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を6nm以上に大きくしても、受光面側からn型単結晶シリコン基板11に入射する光の量は低減されない。そのため、n型単結晶シリコン基板11の受光量の低減を防止しつつ、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を大きくすることができる。したがって、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を大きくすることにより、n型単結晶シリコン基板11における光キャリアの生成効率の低減を防止しつつ、キャリアの取り出し効率を向上させることができる。
また、p型非晶質シリコン膜24の膜厚を大きくすることにより、裏面電極16の形成時にp型非晶質シリコン膜の表面が劣化しても、その影響を低減することができる。
また、p型非晶質シリコン膜24の膜厚が80nm以下である場合には、非晶質シリコン膜24による光の吸収損失を低減することができる。それにより、n型単結晶シリコン基板11を通過した後、裏面電極16において反射することによりn型単結晶シリコン基板11に再度入射する光の量が低減することを防止することができる。
これらの結果、実施例の最大出力Pmaxが向上したと考えられる。
また、比較例の最大出力Pmaxの値は、p型非晶質シリコン膜24の膜厚の変化に依存して急峻に変化しているが、実施例の最大出力Pmaxの値は、p型非晶質シリコン膜24の膜厚が6nm以上の範囲では緩やかに変化している。つまり、実施例の光起電力素子においては、p型非晶質シリコン膜24の膜厚の広い範囲で、高い最大出力Pmaxを得ることができる。したがって、膜厚の制御に要求される制度が緩和される。
(2)n型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxの関係
n型非晶質シリコン膜22の膜厚が異なる実施例および比較例の光起電力素子を種々作製し、それらの最大出力Pmaxを測定した。図5に測定結果を示す。図5において、横軸はn型非晶質シリコン膜22の膜厚を示し、縦軸は、最大出力Pmaxを示し、一点鎖線は実施例の測定結果を示し、実線は比較例の測定結果を示す。なお、最大出力Pmaxの値は、比較例の光起電力素子の最大出力Pmaxの最大値を1として規格化した値である。また、実施例においてはi型非晶質シリコン膜21の膜厚は5nm、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は15nm、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は20nmであり、比較例においてはi型非晶質シリコン膜21の膜厚は15nm、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は8nm、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は5nmである。
図5に示すように、実施例の光起電力素子においては、n型非晶質シリコン膜22の膜厚が4〜8nmである場合に、最大出力Pmaxの値が比較例の最大出力Pmaxの最大値を超えている。つまり、実施例の光起電力素子においては、n型非晶質シリコン膜22の膜厚を4〜8nmの範囲で制御することにより、高い最大出力Pmaxを得ることができる。
ここで、実施例の光起電力素子においては、n型非晶質シリコン膜22は受光面側に形成される。この場合、n型非晶質シリコン膜22の膜厚を4nm以上8nm以下にすることにより、表面電極12の形成時に劣化したn型非晶質シリコン膜22の表面部の影響を低減するとともに、n型非晶質シリコン膜22による光の吸収損失を十分に低減することができると考えられる。したがって、実施例の最大出力Pmaxが向上したと考えられる。
(3)光入射面側のi型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxの関係
i型非晶質シリコン膜21の膜厚が異なる実施例の光起電力素子およびi型非晶質シリコン膜23の膜厚が異なる比較例の光起電力素子を種々作製し、それらの最大出力Pmaxを測定した。図6に測定結果を示す。図6において、横軸は実施例のi型非晶質シリコン膜21または比較例のi型非晶質シリコン膜23の膜厚すなわち光入射面側のi型非晶質シリコン膜の膜厚を示し、縦軸は、最大出力Pmaxを示し、一点鎖線は実施例の測定結果を示し、実線は比較例の測定結果を示す。なお、最大出力Pmaxの値は、比較例の光起電力素子の最大出力Pmaxの最大値を1として規格化した値である。また、実施例においては、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は5nmであり、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は15nmであり、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は20nmである。また、比較例においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚は15nmであり、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は14nmであり、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は15nmである。
図6に示すように、実施例の光起電力素子においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚が約3.5〜8nmである場合に、最大出力Pmaxの値が比較例の最大出力Pmaxの最大値を超えている。つまり、実施例の光起電力素子においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚を3.5〜8nmの範囲で制御することにより、高い最大出力Pmaxを得ることができる。
(4)裏面側のi型非晶質シリコン膜の膜厚と最大出力Pmaxの関係
i型非晶質シリコン膜23の膜厚が異なる実施例およびi型非晶質シリコン膜21の膜厚が異なる比較例の光起電力素子を種々作製し、それらの最大出力Pmaxを測定した。図7に測定結果を示す。図7において、横軸は実施例のi型非晶質シリコン膜23または比較例のi型非晶質シリコン膜21の膜厚すなわち裏面側のi型非晶質シリコン膜の膜厚を示し、縦軸は、最大出力Pmaxを示し、一点鎖線は実施例の測定結果を示し、実線は比較例の測定結果を示す。なお、最大出力Pmaxの値は、比較例の光起電力素子の最大出力Pmaxの最大値を1として規格化した値である。また、実施例においては、i型非晶質シリコン膜21の膜厚は5nmであり、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は5nmであり、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は20nmである。また、比較例においては、n型非晶質シリコン膜22の膜厚は14nmであり、i型非晶質シリコン膜23の膜厚は8nmであり、p型非晶質シリコン膜24の膜厚は5nmである。
図7に示すように、実施例の光起電力素子においては、i型非晶質シリコン膜23の膜厚が約10〜20nmである場合に、最大出力Pmaxの値が比較例の最大出力Pmaxの最大値を超えている。つまり、実施例の光起電力素子においては、i型非晶質シリコン膜23の膜厚を10〜20nmの範囲で制御することにより、高い最大出力Pmaxを得ることができる。
11 n型単結晶シリコン基板
12 表面電極
13,17 バスバー電極部
14,18 フィンガー電極部
15,19 集電極
16 裏面電極
21,23 i型非晶質シリコン膜
22 n型非晶質シリコン膜
24 p型非晶質シリコン膜
100 光起電力素子

Claims (4)

  1. n型の結晶系半導体の第1の面上に、実質的に真性の第1の非晶質系半導体膜と、n型の第2の非晶質系半導体膜と、透光性の第1の電極層と、第1の集電電極とを順に備え、
    前記結晶系半導体の第2の面上に、実質的に真性の第3の非晶質系半導体膜と、p型の第4の非晶質系半導体膜と、第2の電極層と、第2の集電電極とを順に備え、
    第2の集電電極に対して前記第1の集電電極の面積を小さくし、前記第1の集電電極側を主たる光入射面としたことを特徴とする光起電力素子。
  2. 前記第1の非晶質系半導体膜は膜厚が3.5nm以上8nm以下のi型非晶質シリコン膜であり、
    前記第2の非晶質系半導体膜は膜厚が2nm以上8nm以下のn型非晶質シリコン膜であり、
    前記第3の非晶質系半導体膜は膜厚が10nm以上20nm以下のi型非晶質シリコン膜であり、
    前記第4の非晶質系半導体膜は膜厚が6nm以上80nm以下のn型非晶質シリコン膜であることを特徴とする請求項1記載の光起電力素子。
  3. 前記第2の非晶質系半導体膜の膜厚が4nm以上であることを特徴とする請求項2記載の光起電力素子。
  4. 前記第4の非晶質系半導体膜の膜厚が40nm以下であることを特徴とする請求項2記載の光起電力素子。
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