JP2009289823A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】書換え速度の低下を招くことなく、書換えストレス印加前だけでなく書換えストレス印加後のリテンション寿命を長くできる不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体基板SUBとゲート電極層GEとの間のゲート絶縁膜GIは、第1のシリコン酸化膜OX1と、第1のシリコン窒化膜NI1と、第2のシリコン酸化膜OX2と、第2のシリコン窒化膜NI2と、第3のシリコン酸化膜OX3とからなっている。第2のシリコン酸化膜OX2は1nm以下の厚みを有している。第2のシリコン窒化膜NI2は第1のシリコン窒化膜NI1よりも厚い厚みを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
MONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Silicon)メモリは、熱CVD(Chemical Vapor Deposition)法で形成されるシリコン窒化膜の上と下をシリコン酸化膜ではさんだONO(Oxide-Nitride-Oxide)絶縁膜をシリコン基板上に形成し、これに多結晶シリコンの電極をのせた構造を有している。
ボトムとトップのシリコン酸化膜は熱酸化により形成される。シリコン窒化膜中にボトム酸化膜を通して電子または正孔を注入することでしきい値電圧を変化させてメモリのHigh/Low動作が実現される。
シリコン窒化膜中に注入された電子または正孔は、外部電界を除いた後でも膜中にとどまることができるため、このMONOSメモリは不揮発性メモリとしての特徴を有する。
MONOS型のメモリとして、例えば以下の非特許文献1〜3にはシリコン基板とゲート電極との間にONO絶縁膜を設けた構成が開示されている。またONO絶縁膜の膜構造を変えることで特性を改善する試みが、例えば以下の非特許文献4〜6に開示されている。
また、例えば以下の特許文献1〜8にはシリコン基板とゲート電極との間にONONO絶縁膜またはONONONO絶縁膜を設けた構成が開示されている。
特開2002−222876号公報 特開平10−247692号公報 特開平5−55596号公報 特開2004−363329号公報 特開2005−39138号公報 特開2006−191130号公報 特開平8−139211号公報 特開平11−8325号公報 T. Ishida et al., "Characterization of Charge Traps in Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductor (MONOS) Structures for Embedded Flash Memories", IRPS2006, pp.516-522 J. J. Lee et al., "RETENTION RELIABILITY OF FINFET SONOS DEVICE", IRPS2006, pp.530-533 W. J. Tsai et al., "Investigation of Charge Loss in Cycled NBit Cells via Field and Temperature Accelerations", IRPS2006, pp.693-694 H.-T. Lue et al., "BE-SONOS:A Bandgap Engineered SONOS with Excellent Performance and Reliability", IEDM2005 T. Sugizaki et al., "Novel Multi-bit SONOS Type Flash Memory Using a High-k Charge Trapping Layer", 2003 Symposium on VLSI Technology Digest Technical Papers, pp.27-28 K.-H. Wu et al., "SONOS Device With Tapered Bandgap Nitride Layer", IEEE TRANSACTIONS ON ELECTRON DEVICES, VOL.52, NO.5, MAY 2005, pp.987-992
しかしながら、MONOSメモリが長時間放置されていると、シリコン窒化膜中に蓄積されている電荷が僅かずつ減少し、損失した電荷量に応じてしきい値電圧が電荷注入前の状態に徐々に近づいてくる。これにより、High/Lowを定義している電圧ウィンドウを越えてしきい値電圧が変化してしまうと、HighとLowとが逆転し、リテンション不良が生じる。
電荷の損失は主にボトム酸化膜を介して生じており、書換えを繰り返した後ではボトム酸化膜質が劣化してしまうため、上記のリテンション不良がさらに発生し易い状況となる。特にデータ格納の用途としては、百万回以上の書換えのニーズがあり、書換えとともに著しく悪くなるリテンション特性を改善する技術が必要になっている。
上記のリテンションの問題はボトム酸化膜をある程度厚くすることで回避することができるが、一方でボトム酸化膜を厚くすると電子または正孔の注入効率が低下して、書込み/消去動作が遅くなるという欠点がある。このため、書込み/消去動作を遅延させることなくリテンション不良を対策することが現状のMONOSメモリにおける最も大きな開発課題となっている。
さらに次世代デバイスでは微細化にともなって低電圧動作が要求されており、ボトム酸化膜を薄くすることが求められている。よってこのニーズの実現のためにも、ボトム酸化膜の厚膜化に頼らないリテンション不良対策手法が必要となっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、書換え速度の低下を招くことなく、書換えストレス印加前だけでなく書換えストレス印加後のリテンション寿命を長くできる不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、1対のソース/ドレイン領域と、絶縁膜と、ゲート電極層とを備えている。半導体基板は主表面を有している。1対のソース/ドレイン領域は、半導体基板の主表面に形成されている。絶縁膜は、1対のソース/ドレイン領域に挟まれる半導体基板の主表面上に形成されている。ゲート電極層は、絶縁膜上に形成されている。その絶縁膜は、第1のシリコン酸化膜と、第1のシリコン窒化膜と、第2のシリコン酸化膜と、第2のシリコン窒化膜と、第3のシリコン酸化膜とからなっている。第1のシリコン酸化膜は半導体基板の主表面上に形成されている。第1のシリコン窒化膜は第1のシリコン酸化膜上に形成されている。第2のシリコン酸化膜は第1のシリコン窒化膜上に形成され、かつ1nm以下の厚みを有している。第2のシリコン窒化膜は第2のシリコン酸化膜上に形成され、かつ第1のシリコン窒化膜よりも厚い厚みを有している。第3のシリコン酸化膜は第2のシリコン窒化膜上に形成されている。
本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置によれば、第1のシリコン窒化膜と第2のシリコン窒化膜との間に第2のシリコン酸化膜が形成されているため、第2のシリコン窒化膜に蓄積された電荷が半導体基板へ抜けにくくなる。また第2のシリコン酸化膜の厚みが1nm以下を薄いため、第2のシリコン酸化膜は書換ストレスによる電荷保持特性の劣化が生じにくくなる。これにより、電荷保持特性が良好となるためリテンション寿命の向上を図ることができる。特に書換えストレス印加前だけでなく書換えストレス印加後のリテンション寿命も長くすることができる。また電荷保持特性を良好にするために第1のシリコン酸化膜を厚くする必要がなくなるため、書換速度を高速化することができる。
また第2のシリコン酸化膜の厚みが1nm以下を薄いため、この第2のシリコン酸化膜が第2のシリコン窒化膜への電荷の注入を妨げることは抑制される。このため、第2のシリコン酸化膜によって書換え速度が大幅に低下することはない。
さらに第2のシリコン窒化膜の厚みが第1のシリコン窒化膜の厚みよりも大きいため、第2のシリコン窒化膜に多くの電荷を蓄積することが可能となる。第2のシリコン酸化膜の存在により半導体基板へ電荷が抜けにくくなった第2のシリコン窒化膜に多くの電荷を蓄積できるため、リテンション不良が生じにくくなる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置(半導体集積回路装置)を模式的に示した平面図である。図1を参照して、この半導体集積回路装置SIDは、例えばフラッシュメモリが搭載された混載マイコンとして適用される。この半導体集積回路装置SIDは、半導体基板(チップ)表面に周辺回路領域PCと、メモリセル領域MCRとを有している。
周辺回路領域PCは、例えば、MPU(Micro Processing Unit)領域MPUと、I/
O(Input/Output)領域IOと、ROMcontrol領域RCとを有している。また、メモリセル領域MCRは、ROM(Read Only Memory)領域ROMと、RAM(Read Access Memory)領域RAMとを有している。
これら、各領域MPU、RAM、ROM、RC、IOは、半導体基板の表面に選択的に形成された分離領域SRにより互いに電気的に分離された活性領域上に形成されている。この分離領域SRは、半導体基板の表面に形成された溝と、この溝内に充填された例えばシリコン酸化膜などの絶縁膜とから構成されている。
上記のROM領域ROMに本実施の形態のフラッシュメモリが形成されている。
図2は、図1のROM領域におけるフラッシュメモリ部分のメモリセルの構成を概略的に示す断面図である。図2を参照して、半導体集積回路装置の例えばROM領域は、フラッシュメモリとしての複数のメモリセルMCを有している。複数のメモリセルMCは、半導体基板SUBの表面に行列状に配置形成されている。
複数のメモリセルMCの各々は、1対のソース/ドレイン領域SDと、ゲート絶縁膜GIと、ゲート電極層GEとを有している。1対のソース/ドレイン領域SDは、半導体基板SUBの主表面に互いに距離を開けて形成されている。ゲート絶縁膜GIは、1対のソース/ドレイン領域SDに挟まれる半導体基板SUBの主表面上に形成されている。ゲート電極層GEは、このゲート絶縁膜GI上に形成されており、例えば不純物がドープされた多結晶シリコン膜(以下、ドープドポリシリコン膜と称する)よりなっている。
ゲート絶縁膜GIは5層の絶縁膜からなっている。具体的には、ゲート絶縁膜GIは、第1のシリコン酸化膜OX1と、第1のシリコン窒化膜NI1と、第2のシリコン酸化膜OX2と、第2のシリコン窒化膜NI2と、第3のシリコン酸化膜OX3とからなっている。
第1のシリコン酸化膜OX1は、半導体基板SUBの主表面に接するように半導体基板SUBの主表面上に形成されている。第1のシリコン窒化膜NI1は第1のシリコン酸化膜OX1に接するように第1のシリコン酸化膜OX1上に形成されている。第2のシリコン酸化膜OX2は第1のシリコン窒化膜NI1に接するように第1のシリコン窒化膜NI1上に形成され、かつ1nm以下の厚みT3を有している。第2のシリコン窒化膜NI2は第2のシリコン酸化膜OX2に接するように第2のシリコン酸化膜OX2上に形成され、かつ第1のシリコン窒化膜NI1よりも厚い厚みを有している。第3のシリコン酸化膜OX3は第2のシリコン窒化膜NI2に接するように第2のシリコン窒化膜NI2上に形成されている。
第2のシリコン酸化膜OX2の厚みT3は、プロセスの安定性を考慮すると0.5nm以上であることが好ましい。また第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2は2nm以上4nm以下であることが好ましい。
第1のシリコン酸化膜OX1の厚みT1は例えば4nm程度であり、第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4は例えば9〜10nm程度であり、第3のシリコン酸化膜OX3の厚みT5は例えば5nm程度である。
このメモリセルMCの動作において、書込みは例えばFN(Fowler-Nordheim)トンネリングにより行なわれ、消去は例えばホット・ホールの注入により行なわれる。
次に、本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の製造方法について説明する。
図3〜図10は、本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。図3を参照して、まず例えばシリコンよりなる半導体基板SUBが準備される。
図4を参照して、この半導体基板SUBに適度な前洗浄が行なわれた後、半導体基板SUBの主表面が熱酸化されて、半導体基板SUBの主表面に第1のシリコン酸化膜OX1が例えば4nmの厚みで形成される。
図5を参照して、第1のシリコン酸化膜OX1上に、減圧熱CVD法によって第1のシリコン窒化膜NI1が例えば4nm以下の厚みで形成される。
図6を参照して、第1のシリコン窒化膜NI1が熱酸化によって酸化されて、第1のシリコン窒化膜NI1上に第2のシリコン酸化膜OX2が例えば1nm以下の厚みで形成される。この第2のシリコン酸化膜OX2は薄い酸化膜である必要上、この第2のシリコン酸化膜OX2の形成には熱酸化を用いることが好ましい。またシリコン窒化膜を酸化する必要があるため、この熱酸化はある程度酸化力の強い酸化であることが必要である。
酸化力の強い酸化としては、ISSG(In-Situ Steam Generation)酸化法、酸素ラジカル酸化法、高温ドライ酸化法、ウェット酸化法などが候補であるが、この酸化膜の形成手段としては特に制限はない。
上記の熱酸化により第1のシリコン窒化膜NI1の上部は酸化されて酸化膜になるため、第1のシリコン窒化膜NI1の厚みが1nm弱程度減る。
図7を参照して、第2のシリコン酸化膜OX2上に、減圧熱CVD法によって第2のシリコン窒化膜NI2が例えば9〜10nm以下の厚みで形成される。
図8を参照して、第2のシリコン窒化膜NI2が熱酸化によって酸化されて、第2のシリコン窒化膜NI2上に第3のシリコン酸化膜OX3が例えば5nm以下の厚みで形成される。この第3のシリコン酸化膜OX3の形成においては、シリコン窒化膜を酸化する必要があるため、この熱酸化はある程度酸化力の強い酸化であることが必要である。
酸化力の強い酸化としては、上記と同様、ISSG酸化法、酸素ラジカル酸化法、高温ドライ酸化法、ウェット酸化法などが候補であるが、この酸化膜の形成手段としては特に制限はない。
上記の熱酸化により第2のシリコン窒化膜NI2の上部は酸化されて酸化膜になるため、第2のシリコン窒化膜NI2の厚みが減って完成時において8nm程度になる。
図9を参照して、第3のシリコン酸化膜OX3上に、ゲート電極となるドープドポリシリコン膜GEが例えば減圧熱CVD法により形成される。
図10を参照して、通常の写真製版技術およびエッチング技術により、ドープドポリシリコン膜GE、第3のシリコン酸化膜OX3、第2のシリコン窒化膜NI2、第2のシリコン酸化膜OX2、第1のシリコン窒化膜NI1および第1のシリコン酸化膜OX1が順にパターニングされる。これにより、第1のシリコン酸化膜OX1、第1のシリコン窒化膜NI1、第2のシリコン酸化膜OX2、第2のシリコン窒化膜NI2および第3のシリコン酸化膜OX3の5層よりなるゲート絶縁膜GIが形成されるとともに、ドープドポリシリコン膜よりなるゲート電極層GEが形成される。
この後、ゲート電極層GEなどをマスクとして、半導体基板SUBにイオン注入法により不純物イオンが注入される。これにより、図2に示すように、半導体基板SUBの主表面に1対のソース/ドレイン領域SDが形成され、MONOS構造のメモリセルMCが形成される。
本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置によれば、書換え速度の低下を招くことなく、書換えストレス印加前だけでなく書換えストレス印加後のリテンション寿命を長くすることができる。以下、そのことを説明する。
図2を参照して、本実施の形態においては第1のシリコン窒化膜NI1と第2のシリコン窒化膜NI2との間に、1nm以下の厚みの薄い第2のシリコン酸化膜OX2が形成されている。この第2のシリコン酸化膜OX2が第2のシリコン窒化膜NI2に蓄積された電荷の放出を抑制する役割をしている。
つまり、第2のシリコン酸化膜OX2よりも上の第2のシリコン窒化膜NI2中に注入された電荷が第1のシリコン酸化膜OX1を通して半導体基板SUBに放出されるには、第2のシリコン酸化膜OX2をまず通過する必要があり、第2のシリコン酸化膜OX2によって電荷の移動が阻害される。その分だけリテンションに時間を要することとなり、リテンション寿命の長時間化を達成することができる。
また第2のシリコン酸化膜OX2は1nm以下と薄い厚みを有しているため、書換えストレスによる影響をあまり受けない(つまりストレス劣化が少ない)。このため、書換えストレスを受けても、第2のシリコン酸化膜OX2が電荷の移動を阻害する効果はあまり変わらない。よって、第2のシリコン酸化膜OX2は第2のシリコン窒化膜NI2に蓄積された電荷を保持する特性を有し、第2のシリコン酸化膜OX2は第1のシリコン酸化膜OX1の劣化を補完する効果を有することになる。このように書換えストレスにより第1のシリコン酸化膜OX1の電荷保持特性が劣化している場合においても、第2のシリコン酸化膜OX2が電荷保持特性を補完する機能を有するため、リテンション寿命の長時間化を達成することができる。
一方、書換え速度は第1のシリコン酸化膜OX1の厚みで決まっている。本実施の形態においては第2のシリコン酸化膜OX2を設けたことにより、リテンション寿命の長時間化を達成するために第1のシリコン酸化膜OX1の膜厚を厚くする必要はない。このため電荷注入の効率は変わらず、よって書換え速度も大きな影響は受けない。
ただししきい値電圧Vthを大きく変化させようとするとそれだけ多くの電荷を注入する必要がある。第2のシリコン酸化膜OX2が第2のシリコン窒化膜NI2への電荷の注入を阻害するようになると、書換え速度の低下が発生する可能性がある。しかし、本実施の形態においては第2のシリコン酸化膜OX2の厚みが1nm以下であるため、書換え速度を大幅に低下させることなく書込み側(High)および消去側(Low)の双方においてリテンション寿命を改善することができる。
さらに第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4が第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2よりも大きいため、第2のシリコン窒化膜NI2に多くの電荷を蓄積することが可能となる。この第2のシリコン窒化膜NI2に蓄積された電荷は第2のシリコン酸化膜OX2の存在により半導体基板SUBへが抜けにくくなっている。このため、第2のシリコン窒化膜NI2に蓄積できる電荷が多いなることで、リテンション不良が生じにくくなる。
また第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2は、2nm以上4nm以下であることが好ましい。第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2が2nm未満の場合には、第1のシリコン窒化膜NI1を安定して形成することができなくなり、第1のシリコン窒化膜NI1が島状に形成されるおそれがある。また第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2が4nmを超える場合には、リテンション寿命の大幅な増加が得られないおそれがある。
次に、エネルギーバンド図を用いて効果が得られるモデルを説明する。
図11はゲート絶縁膜がONO膜の3層構造である場合の書込み側(High)における電荷損失過程を示すエネルギーバンド図である。図11を参照して、シリコン窒化膜NI中に蓄積された電子(図中黒丸)はシリコン窒化膜NIの伝導帯より1〜2eV程度低い準位にトラップされていると考えられる。この電子が熱励起されて伝導帯に遷移し、ボトム酸化膜OXBを通してシリコン基板SUBへ抜け、また電子の一部はトップ酸化膜OXTを通してゲート電極層GEへ抜けていく過程が考えられ、これがリテンションの原因であると推定されている。ボトム酸化膜OXBはトップ酸化膜OXTより薄いので、電子の損失は主にボトム酸化膜OXB側が支配的であることがわかっている。
一方、図2に示す本実施の形態の構成では、第1および第2のシリコン窒化膜NI1、NI2の間に第2のシリコン酸化膜OX2がある。このため、半導体基板SUBからゲート電極層GEまでのエネルギーバンド構造は図12に示すようなバンド構造を有していると考えられる。このバンド構造において、第2のシリコン窒化膜NI2に蓄積された電子が半導体基板SUB側へ抜けるためには、第1のシリコン酸化膜OX1を通過する前に第2のシリコン酸化膜OX2を通過しなくてはならない。このため、その電子は第2のシリコン酸化膜OX2のエネルギー障壁を越えるか、または直接トンネリングする必要がある。これにより、第2のシリコン窒化膜NI2に蓄積された電子は半導体基板SUBに抜けにくくなり、結果としてリテンション寿命が長くなると考えられる。
この現象は正孔に関しても同様であるため、消去側(Low)のリテンション寿命向上にも同様の効果がある。
次に、上記の効果が得られる理由に関して行なった検証実験について説明する。
上述のように本実施の形態の効果は書換え速度の低下を招くことなくリテンション寿命を長くでき、かつ書換え後のリテンション寿命も改善できることである。そこで、以下に評価TEG(Test Elementary Group)を用いた電気特性の結果を示す。
まず書換え後のリテンション寿命の評価結果を調べた。その結果として、書込み側(High)の結果を図13に示し、消去側(Low)の結果を図14に示す。図13および図14において、横軸は初期値からの電荷の損失量(Charge Loss:単位%)を示しており、縦軸はその電荷の損失量になるまでの時間(寿命)を示している。
この評価においては、まずゲート電圧(Gate Voltage:Vg)を17Vとし、書込み時間を0.1秒(sec.)とした条件で初期書込みを行なった。その後にバイアスリテンションとして、Vg=−10V〜−14Vまで1Vステップごとに最大100秒までのしきい値電圧Vthのシフト量から、電荷の損失量が20〜90%に至るまでの寿命を算出した。さらに各電荷の損失量ごとにVg=0Vへ外挿してリテンション寿命を予測した。
図13および図14のいずれの結果においても、ゲート絶縁膜がONO膜の場合よりも、図2に示すONONO膜のほうが寿命が長くなっていることが分かる。この結果から、図2に示すONONO膜を用いたメモリセルMCにおける寿命の期待値としては、ONO膜を用いたメモリセルの寿命の数倍〜2桁程度の向上が見込まれる。
次に、図2に示す本実施の形態のゲート絶縁膜における第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚を変化させたときの寿命の変化について調べた。その結果を図15に示す。
この評価においては、図13および図14と同じ手法で評価した。また図15および後述する図18の実験では、電荷の損失量が50%に至るまでの寿命を抽出した。
また、書換え無しの場合(破線で示すデータ)と書換え有りの場合(実線で示すデータ)との双方で評価を行なった。書換え有りの場合は以下の条件で100回の書換えを行なった後に、上記リテンション評価を実施した。書換えの条件は、書込み時のVgを17V(0.1秒)とし、消去時のVgを−9Vとした。またVwellを9.5V、Vsubを10V、VsおよびVdを0V(0.1秒)とした。
図15において、横軸は第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚を示し、縦軸は電荷の損失量が50%になるまでの時間(寿命)を示している。
図15の結果から、第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚が0で第2のシリコン酸化膜OX2が形成されていない場合(つまりゲート絶縁膜がONO膜の場合)よりも、第2のシリコン酸化膜OX2が形成されている場合の方が、寿命が向上していることがわかる。また100回の書換えストレス有りの方(実線で示すデータ)が書換えストレス無し(破線で示すデータ)よりもONO膜に対する寿命の向上の度合いが大きいことがわかる。
この結果から第2のシリコン酸化膜OX2を第1および第2のシリコン窒化膜NI1、NI2の間に形成するとリテンションが改善すること、および形成する第2のシリコン酸化膜OX2の厚みがそのリテンション改善の要因の一つであることが言える。第2のシリコン酸化膜OX2の厚みが依存することは、第2のシリコン酸化膜OX2中の電荷の移動がリテンション改善のメカニズムに関与していることを意味している。
次に、図2に示す本実施の形態におけるメモリセルの書込み特性について調べた。その結果を図16に示す。なお書込みは半導体基板SUBからのFNトンネリングによる電子注入により行なわれている。図16の横軸は書込み時間を示し、縦軸はメモリセルのしきい値電圧Vthを示している。
この評価においては、書込みは、Vg=14V〜19Vまで1Vステップごとに書込み時間を10-5〜10-1秒まで測定することにより行なった。また初期消去条件として、Vgを−9V、Vwellを6V、Vsubを9.5V、VsおよびVdを10V(0.1秒)とした。
図16を参照して、図2に示す本実施の形態におけるメモリセルでは、ゲート絶縁膜がONO膜よりなるメモリセルと比較して、書込み速度が若干低下する傾向があるが、大幅な低下は見られないことがわかる。
また図2に示す構成において第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚T3を1.5nmとした場合の書込み特性について調べた。その結果を図17に示す。この評価においても、図16の評価と同様の条件を用いた。
図17の結果から、第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚T3が1.0nmを超えると、ゲート絶縁膜がONO膜よりなるメモリセルと比較して、書込み速度が大幅に低下することがわかる。
次に、図2に示す構成において第2のシリコン酸化膜OX2を挿入する縦方向(厚み方向)の位置を変えたときの寿命の変化について調べた。その結果を図18に示す。図18の横軸は第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2と第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4との和に対する第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2の比(T2/(T2+T4))を示している。また縦軸は電荷の損失量(Charge Loss)が50%になるまでの時間(寿命)を示している。
図18を参照して、この実験では従来のONO膜の3層構造におけるシリコン窒化膜の厚みがほぼ8nmと想定されている。このため、図中「Ref.」と示したデータ(横軸1.0にプロットされたデータ)が従来のONO膜の3層構造に相当しており、そのONO膜内のシリコン窒化膜の厚みが8nmとされている。
それ以外のプロットされたデータは、図2に示すように第1のシリコン窒化膜NI1と第2のシリコン窒化膜NI2との間に第2のシリコン酸化膜OX2を加えた構成である。また第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2が4nmのデータにおいては第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4は4nmである。また第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2が3nmのデータにおいては第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4は5nmである。また第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2が2nmのデータにおいては第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4は6nmである。
図18の結果から、第2のシリコン窒化膜NI2の厚みT4を第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2よりも厚くすることにより、寿命が大幅に向上していることがわかる。
この結果は、追加されたシリコン酸化膜OX2の上下のシリコン窒化膜NI1、NI2に蓄積される電荷の分布がリテンションに影響することを意味している。また、上のシリコン窒化膜NI2の厚みが下のシリコン窒化膜NI1の厚みよりも厚い方がリテンション寿命を効果的に改善できていることから、シリコン酸化膜OX2中の電荷の移動がリテンション寿命改善のメカニズムに関与しているといえる。
図18の結果においても、図15の結果と同様、100回の書換えストレス有りの場合(図中実線で示すデータ)の方が、書換えストレス無しの場合(図中破線で示すデータ)よりもリテンションの改善度合いが大きい。このように本実施の形態によれば、書換えストレス無しの場合にもリテンション寿命を改善できるが、書換えストレス有りの場合により顕著にリテンション寿命を改善することができる。
以上は書込み側について述べたが、消去側についても同様の結果が得られており、ホールに関しても同様のメカニズムが働いているものと考察される。
また図18の結果から、第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2が2nm以上4nm以下の場合には、ONO膜の3層構造(Ref.のデータ)よりもリテンション寿命が向上している。このため、第1のシリコン窒化膜NI1の厚みT2は2nm以上4nm以下であることが好ましい。
以上の図13〜図18の結果から、図2に示す本実施の形態の構成によれば、書換え速度の低下を招くことなくリテンション寿命を長くでき,かつ書換え後のリテンション寿命も改善できることがわかった。
上記の実施の形態においてはチャネル全域において書込み/消去を行うデバイス構造について説明されているが、本発明のこのデバイス構造に限定されるものではなく、これ以外にもゲートエッジ領域のみに電荷を蓄積させる局所トラップタイプのMONOSデバイスにも適用され得る。この局所トラップタイプにおいても、書換えやリテンションの物理的な現象は同じであり、本発明の有効性が適用可能である。
上記の実施の形態においては、マイコンデバイスの混載用メモリについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、浮遊ゲート型フラッシュメモリの代替として大容量の不揮発性メモリにも適用することができ、広くMONOS構造を有する不揮発性メモリ全般に適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、MONOS構造を有する不揮発性半導体記憶装置に特に有利に適用され得る。
本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置(半導体集積回路装置)を模式的に示した平面図である。 図1のROM領域におけるフラッシュメモリ部分のメモリセルの構成を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第7工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の製造方法の第8工程を示す概略断面図である。 ゲート絶縁膜がONO膜である場合の書込み側(High)における電荷損失過程を示すエネルギーバンド図である。 本発明の一実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の書込み側(High)における電荷損失過程を示すエネルギーバンド図である。 書換え後の書込み側(High)のリテンション寿命の評価結果を示す図である。 書換え後の消去側(Low)のリテンション寿命の評価結果を示す図である。 図2に示す本実施の形態のゲート絶縁膜における第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚を変化させたときの寿命の変化を示す図である。 図2に示す本実施の形態におけるメモリセルの書込み特性について調べた結果を示す図である。 図2に示す構成において第2のシリコン酸化膜OX2の膜厚T3を1.5nmとした場合の書込み特性について調べた結果を示す図である。 図2に示す構成において第2のシリコン酸化膜OX2を挿入する縦方向(厚み方向)の位置を変えたときの寿命の変化を示す図である。
符号の説明
GE ゲート電極層、GI ゲート絶縁膜、IO I/O領域、MC メモリセル、MCR メモリセル領域、MPU MPU領域、NI1 第1のシリコン窒化膜、NI2 第2のシリコン窒化膜、OX1 第1のシリコン酸化膜、OX2 第2のシリコン酸化膜、OX3 第3のシリコン酸化膜、PC 周辺回路領域、RAM RAM領域、RC ROMcontrol領域、ROM ROM領域、SD ソース/ドレイン領域、SID 半導体集積回路装置、SR 分離領域、SUB 半導体基板。

Claims (2)

  1. 主表面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記主表面に形成された1対のソース/ドレイン領域と、
    前記1対のソース/ドレイン領域に挟まれる前記半導体基板の前記主表面上に形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に形成されたゲート電極層とを備え、
    前記絶縁膜は、
    前記半導体基板の主表面上に形成された第1のシリコン酸化膜と、
    前記第1のシリコン酸化膜上に形成された第1のシリコン窒化膜と、
    前記第1のシリコン窒化膜上に形成され、かつ1nm以下の厚みを有する第2のシリコン酸化膜と、
    前記第2のシリコン酸化膜上に形成され、かつ前記第1のシリコン窒化膜よりも厚い厚みを有する第2のシリコン窒化膜と、
    前記第2のシリコン窒化膜上に形成された第3のシリコン酸化膜とからなる、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1のシリコン窒化膜は2nm以上4nm以下の厚みを有する、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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