JP2009288093A - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009288093A
JP2009288093A JP2008141323A JP2008141323A JP2009288093A JP 2009288093 A JP2009288093 A JP 2009288093A JP 2008141323 A JP2008141323 A JP 2008141323A JP 2008141323 A JP2008141323 A JP 2008141323A JP 2009288093 A JP2009288093 A JP 2009288093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
memo
data
display
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008141323A
Other languages
English (en)
Inventor
Kingo Koshiishi
欣吾 輿石
Sadao Tamura
節生 田村
Keiichi Kaneda
啓一 金田
Junya Nagata
淳也 永田
Yasumasa Watabe
恭正 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008141323A priority Critical patent/JP2009288093A/ja
Priority to US12/994,996 priority patent/US8653983B2/en
Priority to PCT/JP2009/002388 priority patent/WO2009144956A1/ja
Priority to CN200980119820.XA priority patent/CN102047193B/zh
Priority to MYPI2010005630A priority patent/MY153814A/en
Publication of JP2009288093A publication Critical patent/JP2009288093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0259Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterized by the response to fault detection
    • G05B23/0267Fault communication, e.g. human machine interface [HMI]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)

Abstract

【課題】オペレータの作成したメモ情報を任意のシステム画面上に表示することにより、メモ表示に関する自由度を高めてメモ情報の有効性を十分に発揮することが可能な監視制御システムを提供する。
【解決手段】メモデータ操作部4は、入力装置2よりメモ情報の入力を受け、当該メモ情報に対し、任意のシステム画面に関する属性情報を付与して、これをメモ情報と共にクライアント側データ管理部6に出力する。表示装置1は、属性情報を持つシステム画面上に当該メモ情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種プラントの構成機器や電力系統を監視対象とした監視制御システムに係り、特に、オペレータの作成したメモを有効に利用可能な監視制御システムに関するものである。
一般的に、変電所などの監視制御システムを担当するオペレータは、システムが管理する電力系統状態や機器の動作状況を監視し、監視対象機器の状態変化を示すイベント情報を確認した際には管理する系統全体を見渡して、状態変化を引き起こした発生要因を、正確且つ迅速に把握する必要がある。そこで、監視制御システムの分野では、オペレータの監視作業を支援する運転支援技術が種々導入されている。
例えば、特許文献2のプラント監視制御装置では、プラント装置の監視制御における過去のアラームデータと、これに対応するトレンドデータとが、何らかの関連を持って表示されるようになっている。この監視制御装置においては、それぞれのデータに変化が生じた際、システムから提供される2種類のシステムデータを結びつけて同一画面に表示するので、オペレータは、変化の発生要因を把握するための有効な補足情報を得ることが可能である。なお、同一画面に表示されるデータの組合せは適宜自由であり、例えば、イベントリストデータと、同じ日付のトレンドグラフといった組合せでもあってよい。
ただし、種類の異なるシステムデータを同一画面に表示したとしても、オペレータによっては、状態変化の発生要因を見抜けない可能性もあり、上記技術の効果はオペレータの熟練度に大きく左右される。つまり、複数のシステムデータを組み合わせて表示することは、オペレータに対し補助的、補足的な情報を与えることはできるものの、最終的にはオペレータ自身が的確な判断を下すほかない。
ところで、オペレータは、イベント情報を確認した場合、監視対象機器における各種の状態変化に関して気づいた点から、メモを作成し、メモ情報として別途、紙の媒体や電子媒体などに保存しておく。そして、連続して実施される各種のシステム画面(トレンドグラフ画面、イベントリスト画面、ガス区画画面など)の確認作業を通じて、画面に表示されたイベント情報と、前記メモ情報とを照らし合わせることにより、イベントの要因を正確且つ迅速に把握するようにしている。すなわち、監視作業においてオペレータの作成するメモ情報は、非常に重要な役割を果たすことになる。
オペレータの作成したメモを有効に利用する運転支援技術としては、例えば、特許文献1記載のトレンドグラフ表示装置が知られている。この技術では、事前にオペレータがシステム上でメモ情報を作成・保存しておき、プラント設備に関するトレンドデータ表示に際して、保存しておいたメモ情報を合せて表示することに特徴がある。
上記の技術では、メモ情報をトレンドデータに付加して保存、表示することにより、当該メモ情報を運転支援情報として有効に活用可能であり、重要なトレンドデータの再読み出しを確実に実施することができる。また、必要なデータのみをメモ情報付きでファイリング可能なので、トレンドデータを保存する場合にも経済的であり、良好な操作性を発揮できるといったメリットがある。
特開平7−234133公報 特開平11−184519公報
しかしながら、従来の監視制御システムには次に示す問題点があった。上述したように、特許文献1記載の装置は、メモ情報の付加により、重要なデータの再読み出しの確実性や、データ保存時の経済性を高めた技術である。つまり、メモ情報は、システムデータ(ここではトレンドデータ)の活用度向上には寄与できるが、メモ情報自体の取り扱いに関しては、十分な配慮がなされているとは言い難かった。
すなわち、特許文献1記載の技術により、システムデータに対しメモ情報を付与して表示しておいても、後日、メモ情報を見る時点で、イベント発生要因が読み取り難くなることがある。この読み取り難さは、時間の経過と共に強まる傾向にあり、メモ情報の果たす役割が低減する可能性がある。しかも、プラント設備の複雑化に伴い、監視対象となるデータ量は増大している。そのため、膨大なデータの中にメモデータが埋もれてしまうおそれがあり、せっかく作成したメモ情報を見落とす可能性があった。
さらに、従来の技術では、メモ情報の表示先がシステム内のCRT画面などに限定されており、また、メモ情報を作成する際の情報源に関してもトレンドデータに限定されていた。したがって、アラーム画面でメモを作成した場合には、このメモ情報をトレンド画面上に表示することができず、メモ情報の効果が及ぶ範囲は制限されていた。
このため、オペレータは、自分がどの画面でメモを作成したのかを覚えておかなくてはならず、オペレータに強いられる作業負担は大きく、監視作業の支援技術として柔軟性を高めることが期待されていた。特に電力需要が増大する近年にあって、プラント運転の安定化は最重要な課題であり、状態変化を引き起こした要因を正確に把握することが社会的な要請となっている。したがって、オペレータが作成したメモ情報を存分に活かし、監視力の強化に貢献できる監視制御システムが待たれていた。
本発明は、以上のような状況を踏まえて提案されたものであり、オペレータの作成したメモ情報を任意のシステム画面上に表示することにより、メモ表示に関する自由度を高めてメモ情報の有効性を十分に発揮することが可能であり、状態変化の発生要因を的確に把握して監視力の強化に寄与する、信頼性、柔軟性の高い監視制御システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、複数のシステム画面を選択的に切換表示可能であり且つ選択された前記システム画面上に監視対象の状態変化を示すイベント情報およびオペレータの作成したメモ情報を表示する表示手段と、オペレータ操作による前記メモ情報の入力を含む任意のデータ入力および前記システム画面の切換を含むシステム操作を行う入力手段とを備えた監視制御システムにおいて、前記メモ情報に対し、任意のシステム画面に関する属性情報を付与するメモデータ操作手段を設け、前記表示手段は、前記属性情報を持つ前記システム画面上に当該メモ情報を表示するように構成したことを特徴としている。
以上の構成を有する本発明では、メモデータ操作手段が、システム画面に関する属性情報をメモ情報に付与しておき、表示手段が前記属性情報を持つシステム画面を表示する際、このシステム画面上に、前記属性情報を保持したメモ情報を、合わせて表示することができる。したがって、オペレータはメモの内容からイベント発生要因を容易に知り得る。
このような本発明においては、メモ情報の表示画面が、メモ作成時のシステム画面に限定されることがなく、任意のシステム画面上にメモ情報を表示可能である。したがって、システムとして優れた柔軟性を発揮することができ、メモ情報の活用度を高めることが可能である。
本発明の監視制御システムによれば、システム画面に関する属性情報をメモ情報に付与して、前記属性情報を持つシステム画面上にメモ情報を表示するといった構成により、オペレータの作成したメモを十分に活かすことができ、状態変化の発生要因を的確に把握して、監視体制の強化を図ることができる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本発明に係る監視制御システムは、典型的には、コンピュータをソフトウェアで制御することにより実現される。この場合のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に活用することで本発明に係る各計算機の機能および作用効果を実現するものであって、また、従来技術を適用可能な部分には好適な従来技術が採用される。
さらに、本発明を実現するハードウェアやソフトウェアの具体的な種類や構成、ソフトウェアで処理する範囲などは自由に変更可能である。例えば、本発明を実現するプログラム、あるいはプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体も、本発明の一態様として把握可能である。
(1)第1の実施形態
[1−1]構成
本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。図1は第1の実施形態の構成図、図2は記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図、図3は第1の実施形態におけるメモ情報の表示例を示す図である。
[1−1−1]構成の概要
第1の実施形態では、クライアント側操作端末12と監視制御システムサーバ13がデータ伝送系により接続されたクライアントサーバモデルが構築されている。クライアント側操作端末12は、システムサーバ13とオペレータとのインタフェースを実現する操作端末である。また、監視制御システムサーバ13は、クライアント側操作端末12からの要求に基づき、本システムの監視対象である各種プラント機器および電力系統の監視・制御・計測のための各種サービスを提供する装置である。
クライアント側操作端末12および監視制御システムサーバ13には両者間のデータ伝送を行うためのインタフェースとしてクライアント側データ通信部7およびサーバ側データ通信部8が配置されており、それぞれ、クライアント側データ管理部6およびサーバ側データ管理部9に対して、システムの操作要求や、各種イベントデータ、メモデータ等のデータを送受信するように構成されている。
[1−1−2]クライアント側操作端末12の構成
クライアント側操作端末12には、前記管理部6および通信部7に加えて、表示装置1、入力装置2、表示操作部3、メモデータ操作部4、クライアント側メモリ5が設けられている。
上記の構成要素のうち、メモデータ操作部4が、本実施形態の主要部である。メモデータ操作部4は、入力装置2よりメモ情報の入力を受け、当該メモ情報に対し、任意のシステム画面に関する属性情報を付与して、これを前記メモ情報と共にクライアント側データ管理部6に出力するように構成されている。
さらに、メモデータ操作部4は、当該メモ情報の追加・削除・編集の機能を有しており、入力装置2から受け取るメモ情報の追加・削除・編集の要求についても同様に、クライアント側データ管理部6に渡すようになっている。なお、メモ情報に付与される、任意のシステム画面に関する属性情報としては、システム画面におけるデータの時刻(年/月/日/時/分/秒)やデータIDといった属性情報がある。データIDとは、データごとに設定される、各データ固有のIDである。
また、メモデータ操作部4は、メモ情報に対し、オペレータが作成したメモの内容に関連がある属性情報も付与するようになっている。この場合の属性情報としては、オペレータがメモを作成したシステム画面種別、メモを作成した時刻(年/月/日/時/分/秒)、画面上におけるメモの座標などの属性情報がある。以上の属性情報は、後述する監視制御システムサーバ13側のメモデータ用メモリ10およびシステムデータ用メモリ11に保存される(図2参照)。
さらに、本実施形態では、クライアント側操作端末12側に、クライアント側メモリ5を設けた点も構成上の特徴である。クライアント側メモリ5は、クライアント側のデータ管理部6および通信部7を介して監視制御システムサーバ13側から受けとった様々な情報を、クライアント側操作端末12側に一時的に保存しておくための記憶装置である。
表示装置1は、オペレータ操作によりシステム画面を選択的に切換表示すると共に、当該システム画面上に任意のイベント情報およびメモ情報を表示する表示手段である。表示装置1は、表示操作部3に接続されており、表示操作部3よりイベント情報、メモ情報およびシステム画面の表示情報を入力し、表示装置1の表示画面にシステム画面の表示情報を出力すると共に、当該システム画面上にイベント情報およびメモ情報を出力するように構成されている。
なお、システム画面の表示情報とは、例えば、単線結線図画面を表示するための表示情報や、イベント画面を表示するための表示情報などであり、表示装置1にて表示されるシステム画面としてはトレンドグラフ画面、イベントリスト画面、ガス区画画面などとなる。これらシステム画面の表示情報は、上述した属性情報(データ時刻やデータID)を有している。
また、システム画面上にて表示されるイベント情報とは、具体的には次のようなデータを指している。すなわち、システム画面である単線結線図画面上に表示される監視機器の動作データ、同じくシステム画面であるイベントリスト画面上に表示されるシステムの異常発生の通知データ、およびシステムによってそれら情報を統合し新たな別のシステム情報として作成されたデータなどである。
入力装置2は、表示操作部3およびメモデータ操作部4に接続されている。このとき、表示操作部3に対しては、オペレータ操作により、キーボードからのテキスト入力など任意のデータ入力を行うと共に、マウスの使用などによる画面切換操作などのシステム操作を行うようになっている。また、メモデータ操作部4に対しては、オペレータが作成したメモの内容をメモデータとして渡し、システムサーバ13側にその登録要求を行うようになっている。
表示操作部3は、入力装置2から受け取った入力データを、クライアント側データ管理部6に渡すと共に、クライアント側データ管理部6からは、イベント情報、メモ情報を並びにシステム画面の表示情報など種々の情報を受け取り、表示装置1にこれらの情報を出力するように構成されている。
クライアント側データ管理部6は、表示操作部3、メモデータ操作部4、クライアント側メモリ5、クライアント側通信部7に接続されている。クライアント側データ管理部6は、表示操作部3およびメモデータ操作部4から、前述の要求、メモ情報および属性情報を受け付け、これらをクライアント側通信部7に出力するようになっている。
また、クライアント側データ管理部6は、クライアント側通信部7を経由して監視制御システムサーバ13側から、イベント情報やメモ情報、属性情報、システム画面の表示情報などを受信して、クライアント側メモリ5に保存する部分である。さらに、クライアント側データ管理部6は、クライアント側メモリ5に保存した情報を、そこから適宜取得し、それを表示操作部3に出力するようになっている。
[1−1−3]監視制御システムサーバ13の構成
監視制御システムサーバ13は、サーバ側通信部8、サーバ側データ管理部9を備えると共に、記憶装置として、メモデータ用メモリ10と、表示情報を含むシステムデータ用メモリ11を具備している。
このうち、サーバ側データ管理部9は、クライアント側操作端末12からの要求に応じて、必要なシステム画面の表示情報(上述したように、単線結線図画面を表示するための表示情報や、イベント画面を表示するための表示情報)などを、システムデータ用メモリ11より取得し、サーバ側通信部8を介して、クライアント側操作端末12へ渡す部分である。
また、サーバ側データ管理部9は、クライアント側操作端末12から受け取ったメモ情報に関しては、メモデータ用メモリ10へ保存し、クライアント側操作端末12からのメモ情報取得の要求時には、要求に応じて、メモ情報をメモデータ用メモリ10より取り出し、クライアント側操作端末12へ渡すようになっている。図2では、システムサーバ13側において、メモデータ用メモリ10に保存されたデータ構造例と、システムデータ用メモリ11に保存されたデータ構造例を示している。
なお、上記の第1の実施形態において、クライアント側メモリ5に保存される情報は、監視制御システムサーバ13側のシステムデータ用メモリ11に含めることも可能である。また、サーバ側通信部8は、メモ情報を、同じドメインのクライアント側操作端末12だけではなく、異なるセグメントのネットワークに対して送信することも可能である。例えば、監視制御システムサーバ13が変電所監視制御システムサーバである場合には、上位系となる中央給電指令所等に送信可能である。
[1−2]作用
以上のような構成を有する第1の実施形態の作用は次の通りである。すなわち、オペレータは、表示装置1に表示される各種システム情報を基にして、各種プラント機器および電力系統の状態を監視する。
ここで、オペレータが、監視対象機器の状態変化を示すイベント情報の発生を認識したとする。イベント情報の発生とは、第1の実施形態を変電所監視制御システムに適用した場合、例えば、単線結線図画面において遮断器の動作を確認することや、アラーム画面においてシステムアラームが表示されることなどである。
このとき、オペレータは、システムとは別の情報源から知り得た状態変化の発生要因つまりイベント発生の理由を、メモとして入力装置2を用いてテキスト入力する。ここで、入力装置2は、入力されたデータをメモ情報としてメモデータ操作部4に送ると共に、システムサーバ13側に登録の要求を行う。
イベント発生の理由として入力されるメモ内容の具体例としては、ガス区画監視画面でガス漏れが発生した理由として「当日のガス遮断器の工事ミスにより発生した」といった記載や、遮断器が動作した理由として「蛇が送電線に触れたために短絡した」といった記載などがある。
入力装置2よりメモ情報の入力を受けたメモデータ操作部4は、当該メモ情報に属性情報を付与して、これをメモ情報と共にクライアント側データ管理部6に渡す。メモ情報に属性情報を付与するということは、前記属性情報を持つシステム画面との関連付けを行うことにほかならない。
例えば、メモ情報を遮断器に関連付けたい場合には、当該遮断器を特定するためのデータIDが属性情報となり、メモ情報を任意の時刻に関連付けたい場合には、データ時刻が属性情報となる。メモ情報に付与される属性情報としては、すでに述べたように、システム画面におけるデータの時刻、データID、オペレータがメモを作成した際のシステム画面の種別、メモを作成した時刻、画面上におけるメモの座標などがある。
クライアント側データ管理部6は、メモデータ操作部4より、属性情報が付与されたメモ情報を受け取った後、クライアント側通信部7およびサーバ側通信部8を介して、当該メモ情報を、クライアント側操作端末12から、監視制御システムサーバ13に送る。監視制御システムサーバ13では、サーバ側データ管理部9により、受信したメモ情報をメモデータ用メモリ10に保存する。
上記のメモ情報をメモデータ用メモリ10に保存した後、オペレータは入力装置2および表示装置1を用いて、監視制御システムの任意のシステム画面を要求すると共に、システム画面に設定された属性情報、例えば当該システム画面の表示したい任意の時刻などを指定する。このようなオペレータ操作による要求および指定結果は、表示操作部3からクライアント側データ管理部6に渡り、クライアント側通信部7およびサーバ側通信部8を介して、監視制御システムサーバ13のサーバ側データ管理部9に送られる。
サーバ側データ管理部9では、送られてきた指定結果に基づいて、メモデータ用メモリ10より、指定された属性情報を持つメモ情報を取得し、また合せて、システムデータ用メモリ11より、要求されたシステム画面で且つ指定された属性情報(例えば、任意の時刻)を持つシステム画面を表示するための表示情報を取得する。
サーバ側データ管理部9は、メモデータ用メモリ10およびシステムデータ用メモリ11より取得したメモ情報および表示情報を、サーバ側通信部8およびクライアント側通信部7を介して、クライアント側操作端末12に渡す。クライアント側操作端末12側では、クライアント側データ管理部6にて、監視制御システムサーバ13側より受け取ったメモ情報およびシステム画面用の表示情報を、一旦、クライアント側メモリ5に保存する。
上記の情報をクライアント側メモリ5に保存した後、クライアント側データ管理部6は、クライアント側メモリ5より必要な情報を取得し、表示操作部3に当該情報を渡す。表示操作部3は、クライアント側メモリ5より取得した情報を用いて、要求されたシステム画面で指定された属性情報を持つシステム画面の表示情報と、指定された属性情報を持つメモ情報とを表示装置1に出力する。これにより、表示装置1は、メモ情報を、属性情報の付与により関連付けられているシステム画面上に表示する。
図2中の実線矢印に示す処理は、メモデータ用メモリ10に保存されている、メモ作成時に付与された属性情報である「任意時刻情報(2007年5月2日10時11分30秒)」と、システムデータ用メモリ11に保存されている、システム画面の持つ属性情報であるガス圧量の「データ時刻(22007年5月2日10時11分30秒)」とが一致している場合に、メモ情報(メモNo.0001)とガス圧量データ(No.0001)が同時に表示装置1に出力される例を示している。
また、図2中の点線矢印に示す処理では、メモデータ用メモリ10に保存されている、メモ情報に付与されたデータID(0xAD21)と、システムデータ用メモリ11に保存されている、機器動作回数のNo.0003のデータID(0xAD21)とが一致している場合に、メモ情報(メモNo.0003)と機器動作回数(No.0003)が同時に表示装置1に出力される例を示している。なお、これら矢印に示した処理は、理解の容易化を図るため、メモリ10、11から表示装置1へ情報が送られるように図示されているが、実際には、応答性を高めるべく、クライアント側メモリ5から各情報を呼び出すようになっている。
図3では、この時の表示装置1における具体的な表示例を示している。図3は、要求されたシステム画面を、ガス圧量のトレンドグラフ画面として、この画面上にメモデータ14を示したものである。ここでは、オペレータが作成したメモデータに対し、メモの作成時刻情報をメモ属性データとして持たせ、当該時刻にメモデータ14が表示されたガス圧画面である。
この図3の例では、過去にガス遮断器の工事の際に、アラーム画面に遮断器ガス圧の異常が発生したことを受け、オペレータによりメモが作成されて、メモデータとして保存され、後日、トレンド画面にて工事実施日のガス圧量グラフを監視しているケースである。
図3から明らかなように、工事実施日以降、ガス圧量が減少しているが、表示されているメモデータの注記である「作業ミスによりアラーム発生有り」という記述により、ガス圧量減少が継続している要因が当日の工事によるものと、判断することができる。その結果、システム復旧時間を大幅に短縮化することが可能となる。
上記の例のように、メモ情報に対し、システム画面の持つ属性情報を付与したことで、両者の関連付けが可能となる。したがって、上記の時刻情報に限らず、例えば、各データ固有のデータIDを、メモ情報に属性情報として付与し持たせることにより、両者を関連付け、両データを合わせて出力、表示することも可能である。上述した図2の点線矢印の出力例などが、これに該当する。
[1−3]効果
以上説明したように、第1の実施形態において、表示装置1に表示されたシステム画面を監視しているオペレータは、システム画面に表示されるイベントデータを確認した際、当該イベントが発生した要因に関して、入力装置2にてメモデータとして作成、入力する。ここで、メモデータ操作部4がメモ情報に属性情報を付与することにより、当該メモ情報とシステム画面との関連付けを行うことができる。
表示操作部3は、メモデータ操作部4より属性情報が付与されたメモ情報を受け取ると共に、同一の属性情報を持つシステム画面の表示情報を、クライアント側用メモリ5より取得して、これらの情報を同時に表示装置1に出力する。したがって、表示装置1は、メモ情報を、属性情報の付与により関連付けられているシステム画面上に表示可能となる。
このため、オペレータが、後日、過去のシステム画面を確認する場合、呼び出したシステム画面上に、保持した属性情報に基づいて呼び出されるメモ情報を、合わせて表示することができ、メモ情報を読むことでオペレータはイベント発生要因を容易に把握することが可能である。
しかも、メモ情報を表示するシステム画面は、メモ情報を作成した際のシステム画面に限定されることがなく、属性情報の付与により関連付けられたシステム画面であれば、任意の画面上に、メモ情報を表示可能である。したがって、メモ情報を確実に見ることができ、せっかく作成したメモ情報が埋もれて、メモ情報を見落とす心配がなく、メモ情報を有効に利用可能である。しかも、オペレータがどの画面でメモ情報を作成したのかを覚えておく必要がなく、システム画面の要求および属性情報の指定を行うだけで、確実にメモ情報を表示することができる。
このような本実施形態においては、メモ情報の保存、表示に関して柔軟性を持たせることができ、優れた使用感を得ることができる。その結果、オペレータによるシステム動作の原因調査等のシステム管理作業について、作業効率が大幅に向上する。これにより、オペレータの負担は軽減され、監視作業の支援技術として、監視力の強化に貢献できることができる。
また、本実施形態では、クライアント側操作端末12にメモリ5を設け、ここに監視制御システムサーバ13側から受け取ったメモ情報およびシステム画面用の表示情報を保存可能としている。したがって、ローカル側での情報アクセス処理を行うことができ、優れた表示応答性能を発揮することかできる。
(2)第2の実施形態
[2−1]構成
続いて、本発明に係る第2の実施形態について、図4および図5を用いて説明する。図4は第2の実施形態の構成図、図5は記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図である。なお、以下に示す実施形態の基本的な構成は、上記第1の実施形態と同様である。そのため、同一の構成については同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図4に示すように、第2の実施形態は、上記第1の実施形態の構成に、音声データ操作部15と音声データ出力装置16を加えた点に特徴がある。このうち、音声データ出力装置16は、表示操作部3に接続されており、音声データを出力する部分である。
また、音声データ操作部15は、メモデータ操作部4に接続されており、該メモデータ操作部4を介して入力装置2から入力されたメモ情報に対し、音声データの属性値を加えると共に、音声データにおける音声の種類、強弱を任意に設定可能に構成されている。
なお、第2の実施形態の入力装置2では、オペレータがメモ入力を行う際、任意の音声データを入力するようになっている。音声データとしては、例えば、MP3(エムピースリー;MPEG Audio Layer3)等の音声圧縮方式を用いた電子ファイルがある。
音声データの属性値とは、入力装置2から入力された音声データに付与するものであって、音声データを識別するための固有のID、音声データ種別、データ保存領域情報などである。図5は、メモ情報への上記属性値の追加例であり、メモデータ用メモリ10に保存された、音声データの属性値(点線で囲まれた部分)を含んだメモ情報の内容を示している。
メモデータ操作部4は、入力装置2から入力された音声データを、音声データ操作部15に出力するようになっている。また、メモデータ操作部4は、メモ情報と共に音声データも、クライアント側データ管理部6に出力するようになっている。さらに、クライアント側データ管理部6は、オペレータ操作による要求、メモ情報および音声データを受け付け、これらのデータをクライアント側通信部7に出力するように構成されている。
なお、通信部7、8を介してクライアント側操作端末12側と監視制御システムサーバ13側とデータの送受信を行う点および監視制御システムサーバ13側でのデータ処理に関しては、データに音声データが加わる点を除いて上記第1の実施形態と同様である。
[2−2]作用
以上の構成を有する第2の実施形態の作用は次の通りである。すなわち、オペレータは、メモ情報作成時に、入力装置2を用いて任意の音声データをメモデータ操作部4に入力する。メモデータ操作部4は、入力された音声データを音声データ操作部15に出力する。音声データ操作部15は、音声データを識別するためのID、データの種別、データの保存領域の情報等の音声データ属性値を、メモ情報に追加する。
メモデータ操作部4は、前述の音声データ属性値が追加されたメモ情報および音声データをクライアント側データ管理部6に渡す。クライアント側データ管理部6は、当該メモ情報および音声データを、通信部クライアント側7を介して監視制御システムサーバ13に送り、監視制御システムサーバ13において、メモデータ用メモリ10に保存する。
上記メモデータ用メモリ10へのデータ保存後に、オペレータが、入力装置2および表示装置1を用いて、監視制御システムの任意のシステム画面を要求すると共に、システム画面に設定された属性情報を指定する。サーバ側データ管理部9では、送られてきた指定結果に基づいて、メモデータ用メモリ10より、指定された属性情報を持つメモ情報および音声データを取得し、また合せて、システムデータ用メモリ11より、要求されたシステム画面で且つ指定された属性情報を持つシステム画面を表示するための表示情報を取得する。
サーバ側データ管理部9は、メモリ10、11から取得したメモ情報、音声データおよび表示情報を、サーバ側通信部8およびクライアント側通信部7を介して、クライアント側操作端末12に渡す。クライアント側操作端末12側では、クライアント側データ管理部6にて、監視制御システムサーバ13側より受け取ったメモ情報、音声データおよび表示情報を、一旦、クライアント側メモリ5に保存する。
上記の情報をクライアント側メモリ5に保存した後、クライアント側データ管理部6は、クライアント側メモリ5より必要な情報を取得し、表示操作部3に当該情報を渡す。表示操作部3は、クライアント側メモリ5より取得した情報を用いて、要求されたシステム画面で指定された属性情報を持つシステム画面の表示情報と、指定された属性情報を持つメモ情報とを表示装置1に出力する。これにより、表示装置1は、メモ情報を、属性情報の付与により関連付けられているシステム画面上に表示する。また、表示操作部3は音声データを音声出力装置16に出力する。音声出力装置16は、表示装置1がシステム画面上にメモ情報を表示する際、音声データ操作部15にて設定された音声の種類や強弱に応じて、音声データを出力する。
[2−3]効果
上記の第2の実施形態は、上記第1の実施形態が持つ効果に加えて、次のような効果を有している。第1に、表示装置1によるメモ情報の表示に際して、メモ情報の存在を知らせる音声データを音声出力装置16より出力することができる。そのため、メモ情報を作成したオペレータに対し、メモ情報の存在を明確に知らせることができる。したがって、メモ情報の見落としがなく、メモ情報の活用度がさらに向上する。
第2に、メモ情報に対し、音声データの属性値を付加したことにより、メモ情報の内容毎に音声データを区別することができる。具体的には、メモ情報におけるメモ内容の重要度による分類、メモ情報に関連付けられる監視対象機器による分類などが可能であり、この分類に応じて、音声データ操作部15により、音声データにおける音声の種類、強弱を任意に設定可能である。したがって、表示装置1の表示画面を確認することなく、音声データからメモ情報の内容を容易に判断することが可能となる。これにより、画面を見てメモ情報を確認する回数が減るため、オペレータの負担が軽くなるといったメリットがある。
(3)第3の実施形態
[3−1]構成
次に、本発明に係る第3の実施形態について、図6および図7を用いて説明する。図6は第3の実施形態の構成図、図7は記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図である。
第3の実施形態の特徴は、入力装置2にてオペレータがメモ入力を行う際、任意の動画像データを入力すると共に、この動画像データを、動画像データ操作部18にて扱う点にある。動画像データとしては、例えば、MPEG−2などの映像データの圧縮方式を用いた動画像ファイルがあり、メモのオブジェクトや文字のブリンクデータなども包含する。
図6に示すように、動画像データ操作部18は、メモデータ操作部4に接続されており、該メモデータ操作部4を介して入力装置2から入力されたメモデータに対し、動画像データの属性値を加えると共に、動画像データの追加・削除・編集を行うように構成されている。
動画像データの属性値とは、入力装置2から入力された動画像データに付与するものであって、動画像データを識別するための固有のID、動画像データ種別、データ保存領域情報などである。図7にメモ情報へ上記属性値の追加例であり、メモデータ用メモリ10に保存された、動画像データの属性値(点線で囲まれた部分)を含んだメモ情報の内容を示している。
メモデータ操作部4は、入力装置2から入力された動画像データを、動画像データ操作部18に出力するようになっている。また、メモデータ操作部4は、メモ情報および音声データに加えて、動画像データもクライアント側データ管理部6に出力するようになっている。
クライアント側データ管理部6は、オペレータ操作による要求、メモ情報、音声データおよび動画像データを受け付け、これらのデータをクライアント側通信部7に出力するようになっている。なお、通信部7、8を介してクライアント側操作端末12側と監視制御システムサーバ13側とデータの送受信を行う点および監視制御システムサーバ13側でのデータ処理に関しては、データに動画像データが加わる点を除いて上記第2の実施形態と同様である。
[3−2]作用
第3の実施形態特有の作用は、次の通りである。すなわち、オペレータは、メモ作成時に、入力装置2を用いて任意の動画像データをメモデータ操作部4に入力する。メモデータ操作部4は、入力された動画像データを動画像データ操作部18に出力する。動画像データ操作部18は、動画像データを識別するためのID、動画像データの種別、データの保存領域の情報等の動画像データ属性値を、メモ情報に追加する。
メモデータ操作部4は、動画像データ属性値が追加されたメモ情報および動画像データをクライアント側データ管理部6に渡す。クライアント側データ管理部6は、動画像データ属性値が追加されたメモ情報および動画像データを、通信部クライアント側7を介して監視制御システムサーバ13に送り、監視制御システムサーバ13において、メモデータ用メモリ10に保存する。
上記メモデータ用メモリ10へのデータ保存後に、オペレータが、入力装置2および表示装置1を用いて、監視制御システムの任意のシステム画面を要求すると共に、システム画面に設定された属性情報を指定する。サーバ側データ管理部9では、送られてきた指定結果に基づいて、メモデータ用メモリ10より、指定された属性情報を持つメモ情報、音声データおよび動画像データを取り出すと共に、システムデータ用メモリ11より、要求されたシステム画面で且つ指定された属性情報を持つシステム画面を表示するための表示情報を取り出す。
さらに、サーバ側データ管理部9は、メモリ10、11より取り出したメモ情報、音声データおよび動画像データを、サーバ側通信部8およびクライアント側通信部7を介して、クライアント側操作端末12に渡す。クライアント側操作端末12側では、クライアント側データ管理部6にて、監視制御システムサーバ13側より受け取ったメモ情報、音声データおよび動画像データを、一旦、クライアント側メモリ5に保存する。
上記の情報をクライアント側メモリ5に保存した後、クライアント側データ管理部6は、クライアント側メモリ5より必要な情報を取得し、表示操作部3に当該情報を渡す。表示操作部3は、クライアント側メモリ5より取得した情報を用いて、要求されたシステム画面で指定された属性情報を持つシステム画面の表示情報と、指定された属性情報を持つメモ情報と、さらに動画像データを表示装置1に出力する。
これにより、表示装置1は、メモ情報を、属性情報の付与により関連付けられているシステム画面上に表示する。このとき、動画像データに基づいて、メモ情報の表示に関して、メモ情報におけるオブジェクトや文字をブリンクすることが可能である。また、音声データについては音声出力装置16より出力する。
[3−3]効果
上記の第3の実施形態は、次のような効果を発揮することができる。すなわち、表示装置1においてメモ情報を表示する際、メモ情報の存在を知らせるのに有効な動画像データの出力や、メモ情報のオブジェクトや、メモ情報における文字のブリンクを実施することが可能である。したがって、上記第2の実施形態と同様、メモ情報を作成したオペレータに対して、メモ情報の存在を明確に知らせることができ、メモ情報の見落としを軽減させて、メモ情報の活用度をさらに高めることが可能となる。
また、メモ情報に、動画像データの属性値を付加したことにより、メモ情報の内容毎に動画像データを区別することができる。具体的には、メモ情報における内容の重要度による分類、関連付けられる監視対象機器による分類などが可能である。この点も、上記第2の実施形態の効果と同様であるが、音声データに加えて、動画像データによっても、オペレータへの注意喚起が可能となるため、画面上でメモ情報をいちいち読んで内容を把握する負担が減り、監視作業の効率をいっそう高めることができる。
(4)第4の実施形態
[4−1]構成
さらに、本発明に係る第4の実施形態について、図8を参照して説明する。図8は第4の実施形態の構成図である。第4の実施形態は、上記第1の実施形態の構成に、モバイル端末通信部20およびモバイル端末21を加えた点に特徴がある。
モバイル端末通信部20は、サーバ側データ管理部9に接続されており、メモ情報作成時に関連付けられた属性情報を基に、メモ情報をモバイル端末21に送信するように構成されている。より詳しくは、モバイル端末21にメモ情報を送信する旨の要求がオペレータからなされた場合、前記要求をサーバ側データ管理部9より受け付け、当該要求に従ってメモ情報をメモデータ用メモリ10から取得し、任意のモバイル端末21に前記メモ情報を送信するようになっている。
なお、入力装置2は、オペレータ操作によるメモ情報の作成に際して、送信先モバイル端末の属性情報を、当該メモ情報に登録するようになっている。送信先モバイル端末の属性情報とは、メモ情報を所望のモバイル端末21に対して送信するための属性情報である。
[4−2]作用
以上のような構成を有する第4の実施形態の作用は次の通りである。すなわち、オペレータは、入力装置2を用いてメモ情報を作成する際に、送信先モバイル端末の属性情報を当該メモ情報に登録する。このとき、送信先モバイル端末の属性情報には、メモ情報に付与される属性情報毎に、監視制御システムが監視する機器の担当者を、自動で割り当てることが可能である。
例えば、メモ情報に付与される属性情報として、遮断器のデータIDを使用した場合、送信先モバイル端末の属性情報に、この遮断器を管理する保守担当者のモバイル端末21を割当てることができる。また、送信先モバイル端末の属性情報として、任意の属性情報を選び、任意のモバイル端末21を宛先として割当てることも可能である。
メモデータ操作部4は、入力装置2にて送信先モバイル端末の属性情報を登録したメモ情報を、クライアント側通信部7、サーバ側通信部8、サーバ側データ管理部9を介して、メモデータ用メモリ10に送り、メモデータ用メモリ10はこれを保存する。そしてクライアント側操作端末12にて、モバイル端末21にメモ情報を送る旨のオペレータ要求がなされた場合、この要求を、クライアント側通信部7、サーバ側通信部8、サーバ側データ管理部9を介して、モバイル端末通信部20に送る。
クライアント側操作端末12からのオペレータ要求を受けたモバイル端末通信部20は、メモデータ用メモリ10より前記メモ情報を取得し、送信先モバイル端末の属性情報に基づいて、当該メモ情報に登録された送信先のモバイル端末21に対し、メモ情報を送信する。このようにして、メモ情報をモバイル端末21にて受信することにより、モバイル端末21を持った担当者に、メモ情報を知らせることができる。
なお、モバイル端末通信部20は、メモデータ用メモリ10より取得したメモ情報の中に、送信先モバイル端末の属性情報が存在するかどうかを、定期的に確認するようにしてもよい。この場合、メモ情報に送信先モバイル端末の属性情報が含まれていれば、クライアント側操作端末12からのオペレータ要求を待つことなく、当該送信先のモバイル端末21にメモ情報を自動的に送信することも可能である。
[4−3]効果
以上のような第4の実施形態によれば、モバイル端末21を利用することでメモ情報を認識すべき担当者へ、直ちに送信可能である。したがって、当該担当者は、トラブル情報等のシステム運用状況に関する重要な情報を遅延無く知ることが可能となり、システムの安定度向上に寄与することができる。
しかも、第4の実施形態では、メモ情報に付与する属性情報を基にして、メモ情報の送信先に、当該属性情報に関する担当者を、自動的に割当てることが可能である。これにより、当該メモ情報を認識するべき担当者への宛先漏れといった不具合の発生を防止することが可能であり、システムの信頼性向上に寄与することができる。
(5)第5の実施形態
[5−1]構成
続いて、本発明に係る第5の実施形態について、図9を用いて説明する。図9は第5の実施形態の構成図である。第5の実施形態は、上記第4の実施形態におけるモバイル端末通信部20およびモバイル端末21を、BCU通信部22およびBCU装置23に置き換えたものであり、その他の部分については第4の実施形態の構成と同一である。
BCU装置23とは、BayControlUnitのことであり、この装置は、変電所において、遮断器や断路器などの各機器の監視・制御・計測を行い、変電所監視制御システムとの間で、前記監視・制御・計測に関する情報の授受を行う部分である。BCU装置23は、メモ情報が表示可能なBCU表示装置24および点滅要求がなされるBCULED装置25を備えている。
BCU通信部22は、サーバ側データ管理部9に接続されており、メモ作成時に関連付けられた属性情報を基に、メモ情報をBCU装置23に送信するように構成されている。より詳しくは、BCU装置23にメモ情報を送信する旨の要求がオペレータからなされた場合、前記要求をサーバ側データ管理部9より受け付け、当該要求に従ってメモ情報をメモデータ用メモリ10から取得し、任意のBCU装置23のBCU表示装置24およびBCULED装置25に前記メモ情報を送信するようになっている。
なお、入力装置2は、オペレータ操作によるメモ作成に際して、送信先BCU装置の属性情報を、当該メモ情報に登録するようになっている。送信先BCU装置の属性情報とは、メモ情報を任意のBCU装置23のBCU表示装置24およびBCULED装置25に対して送信するための属性情報である。
[5−2]作用
以上のような第5の実施形態の作用は次の通りである。すなわち、オペレータは、入力装置2によるメモ作成時に、送信先BCU装置の属性情報を、メモ情報に登録する。この際、送信先BCU装置の属性情報としては、メモ情報に付与される属性情報毎に、当該属性情報の管轄であるBCU装置23を自動で割り当てることが可能である。
例えば、メモ情報に付与される属性情報として、遮断器のデータIDを使用した場合、送信先BCU装置の属性情報には、この遮断器の管轄であるBCU装置23を割当てることができる。また、送信先BCU装置の属性情報として任意の属性情報を選び、任意のBCU装置23を宛先として割当てることも可能である。
メモデータ操作部4は、入力装置2にて送信先BCU装置末の属性情報を登録したメモ情報を、クライアント側通信部7、サーバ側通信部8、サーバ側データ管理部9を介して、メモデータ用メモリ10に送り、メモデータ用メモリ10はこれを保存する。そしてクライアント側操作端末12にて、BCU装置23にメモ情報を送る旨のオペレータ要求がなされた場合、この要求を、クライアント側通信部7、サーバ側通信部8、サーバ側データ管理部9を介して、BCU通信部22に送る。
クライアント側操作端末12からのオペレータ要求を受けたBCU通信部22は、メモデータ用メモリ10より前記メモ情報を取得し、送信先モバイル端末の属性情報に基づいて、当該メモ情報に登録された送信先のBCU装置23に対し、メモ情報を送信する。当該メモ情報を受信したBCU装置23は、BCU表示装置24に表示し、合せてBCULED装置25に点滅の要求を行う。
また、BCU送信部22は、メモデータ用メモリ10より取得したメモ情報の中に、送信先属性情報が存在するかどうかを、定期的に確認するようにしてもよい。そして、メモ情報に送信先BCU装置の属性情報が含まれた場合には、当該送信先のBCU装置23に自動的にメモ情報を送り、BCU表示装置24にてメモ情報を表示し、合せてBCULED装置25に点滅要求を行うことができる。
[5−3]効果
通常、BCU装置23の監視対象となる機器は、変電所監視制御システムのイベント画面やトレンド画面が表示される監視制御装置から離れたサイトにある。そのため、従来技術では、BCU装置23においてメモ情報を確認することは困難であったが、上記第5の実施形態を適用することにより、監視制御システムから離れ場所に設置されている監視機器からでも、作業員はメモ情報を確認できるようになる。これにより、トラブル情報等のシステムの運用状況を、担当者が遅延無く把握することが可能となる。
しかも、メモ情報に付与された属性情報に基づき、送信先のBCU装置23に関して、自動で当該属性情報に関するBCU装置を割当てることが可能である。したがって、当該メモ情報を認識すべきBCU装置23の担当者に対して、確実にメモ情報を通知することができ、監視体制の強化を図ることが可能となる。
(6)第6の実施形態
[6−1]構成
次に、本発明に係る第6の実施形態について、図10および図11を参照して説明する。図10は第6の実施形態の構成図、図11は記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図である。
第6の実施形態の特徴は、前記第1の実施形態の構成に加えて、アラームリスト操作部26を備えた点にある。なお、クライアント側メモリ5には各種アラーム情報が保存されている。アラーム情報とは、システム異常が起きた際、それを報知するための情報であり、アラームリスト画面上に表示されている。なお、第6の実施形態において、アラーム情報は、クライアント側メモリ5に保存されている
アラームリスト操作部26は、入力装置2を用いたオペレータからの要求に基づき、前記アラーム情報を、クライアント側メモリ5より取得し、当該アラーム情報をメモデータ操作部4に出力するように構成されている。また、メモデータ操作部4は、入力したアラーム情報を基にしてメモの内容を示すデータを作成し、これをメモ情報に追加するようになっている。図11には、アラーム情報を基にして作成したメモ情報におけるメモ本体の一例を示している。
また、アラームリスト操作部26は、オペレータによる操作無しに、アラーム情報からメモ情報を作成することが可能である。例えば、新しく発生したアラームの有無を定期的に確認し、新しくアラーム情報が発生した場合には、オペレータの要求を待つことなく、当該アラーム情報よりメモ情報を作成することが可能である。
[6−2]作用
以上のような構成を有する第6の実施形態の作用は次の通りである。すなわち、オペレータは、入力装置2を用いて、アラームリスト操作部26に対し、アラームリスト画面に表示される任意のアラーム情報を、メモ情報として作成するための要求を行う。アラームリスト操作部26は、オペレータが要求したアラーム情報を、クライアント側メモリ5より取得し、当該アラーム情報をメモデータ操作部4に渡す。
メモデータ操作部4は、アラームリスト操作部26より受け取ったアラーム情報を基にして、メモ情報におけるメモ本体を示すデータを作成する。メモデータ操作部4は、作成したメモ本体のデータを、クライアント側データ管理部6に出力する。ここで、アラームリスト操作部26がアラームリスト画面に追加されるアラーム情報を随時チェックしている場合、アラームリスト画面に新しいアラーム情報が追加された場合には、前述の手順において、オペレータの要求を省いて、自動的に当該アラーム情報からメモ情報を作成することが可能である。
[6−3]効果
上記第6の実施形態によれば、アラームリスト画面上のアラーム情報をそのまま、任意のシステム画面に対し、メモ情報として表示することが可能である。このため、各種システム画面(トレンドグラフ画面、イベントリスト画面、ガス区画画面など)の確認時において、メモ情報として表示されるアラーム情報と、システム画面とを合せて参照することができ、イベント情報が発生した要因を素早く把握することが可能となる。しかも、システム異常の際に通知されるアラーム情報から、オペレータが自ら作業を行うことなしに、自動的にメモ情報を作成することが可能である。したがって、オペレータの作業負担をさらに軽減化でき、作業効率が大きく向上する。
(7)第7の実施形態
[7−1]構成
本発明に係る第7の実施形態について、図12および図13を用いて説明する。図12は第7の実施形態の構成図、図13は記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図である。
第7の実施形態は、上記第6の実施形態に、メモ表示設定部29を加えた点に構成上の特徴がある。メモ表示設定部29は、前記アラーム情報の重要度すなわちアラームレベルに応じて、メモ情報の表示の有無、メモ情報におけるブリンクの有無および表示色の設定するための表示設定用属性値を、メモ情報に対し、追加するように構成されている。
[7−2]作用
以上の構成を有する第7の実施形態において、メモデータ操作部4は、アラームリスト操作部26より受け取ったアラーム情報を基にして、メモ情報の内容を示すメモ本体のデータを作成する(図13の点線矢印に示す処理)。
このとき、メモ表示設定部29は、アラーム情報の重要度であるアラームレベルに応じて、表示設定用属性値を、メモ情報に追加する。図13の実線矢印に示す処理では、アラーム情報におけるアラームレベル、ここではアラーム情報の緊急度を表すレベルを基にして、メモ情報におけるメモ本体のデータを、表示画面上に出力する/しないの設定を行う例を示している。
このように、メモ表示設定部29によって、アラーム情報の重要度に応じて表示設定用属性値が付与されたメモ情報は、メモデータ操作部4を介して、監視制御システムサーバ13のメモデータ用メモリ10に保存される。当該メモ情報は、前述の表示設定用属性値の設定(図13の例では、メモ表示の有無の設定)に従って、表示装置1の表示画面上に表示される。
なお、メモ表示設定部29による表示設定は、図13ではアラームレベルに応じてメモ表示の有無を設定したが、これに限定されるものではなく、例えば、アラームレベルに応じてメモ情報の表示色を変更するといった設定(より具体的にはアラームレベルが高いものは目立つ色にし、アラームレベルが低いものは目立たない色にするといった設定)や、アラームレベルが高いメモはブリンクさせて目立たせるといった設定も可能である。
[7−3]効果
上記第7の実施形態によれば、メモ表示設定部29により、メモ内容の重要度に応じて、メモ表示の有無、表示色、ブリンクの有無が設定変更可能となるため、重要なメモ情報をオペレータに明示して示すことができる。これにより、オペレータがメモ情報を見落とすことがない。しかも、メモ表示の有無の設定により、画面に表示するメモ情報の数を適切に制限することが可能なので、画面上の表示データの中にメモ情報が埋もれて見つからなくなるといった不具合を回避することができる。
(8)他の実施形態
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。例えば、図14は、第3の実施形態(図6参照)と第7の実施形態(図12参照)を組み合わせた例であり、図15は、第4の実施形態(図8参照)と第6の実施形態(図10参照)を組み合わせた例である。これらの実施形態によれば、各実施形態の作用効果を併せ持つことができる。
また、上記第6の実施形態はアラーム情報を利用してメモ情報のメモ本体を作成しているが、メモ情報の作成に際して利用可能な情報としては、アラーム情報に限らず、イベントリストの情報や、各種計測情報であっても、同様の効果を得られる。さらに、上記の実施形態はいずれも、クライアントサーバモデルを用いたが、必ずしも当該モデルに限定されるものではなく、例えば、クライアント機能とサーバ機能が一体となったシステムにおいても同様の作用効果を発揮することが可能である。
なお、本発明を実現するコンピュータは、記憶媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることで、上記の処理がなされている。コンピュータにて実行可能なプログラムは、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。
本発明に係る第1の実施形態の構成図。 第1の実施形態において記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図。 トレンド画面におけるガス圧量グラフとメモ情報の表示例を示す図。 本発明に係る第2の実施形態の構成図。 第2の実施形態において記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図。 本発明に係る第3の実施形態の構成図。 第3の実施形態において記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図。 本発明に係る第4の実施形態の構成図。 本発明に係る第5の実施形態の構成図。 本発明に係る第6の実施形態の構成図。 第6の実施形態において記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図。 本発明に係る第7の実施形態の構成図。 第7の実施形態において記憶装置に記憶されたデータの具体的な内容を示す説明図。 本発明に係る他の実施形態の構成図。 本発明に係る他の実施形態の構成図。
符号の説明
1…表示装置
2…入力装置
3…表示操作部
4…メモデータ操作部
5…クライアント側メモリ
6…クライアント側データ管理部
7…クライアント側通信部
8…サーバ側通信部
9…サーバ側データ管理部
10…メモデータ用メモリ
11…システムデータ用メモリ
12…クライアント側操作端末
13…監視制御システムサーバ
14…システム画面(トレンド画面)におけるメモの表示例
15…音声データ操作部
16…音声出力装置
18…動画像データ操作部
20…モバイル端末通信部
21…モバイル端末
22…BCU通信部
23…BCU装置
24…BCU表示装置
25…BCULED装置
26…アラームリスト操作部
29…メモ表示設定部

Claims (12)

  1. 複数のシステム画面を選択的に切換表示可能であり且つ選択された前記システム画面上に監視対象の状態変化を示すイベント情報およびオペレータの作成したメモ情報を表示する表示手段と、オペレータ操作による前記メモ情報の入力を含む任意のデータ入力および前記システム画面の切換を含むシステム操作を行う入力手段とを備えた監視制御システムにおいて、
    前記メモ情報に対し、任意のシステム画面に関する属性情報を付与するメモデータ操作手段を設け、
    前記表示手段は、前記属性情報を持つ前記システム画面上に当該メモ情報を表示するように構成したことを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記表示手段および前記入力手段には表示操作手段を接続し、
    前記表示操作手段には少なくとも前記システム画面を表示するための表示情報を保存する記憶手段を接続し、
    前記表示操作手段は、前記メモ情報を前記メモデータ操作手段より受け取ると共に、前記属性情報を持つ前記システム画面の表示情報を前記記憶手段より取得して、これらメモ情報および表示情報を前記表示手段に出力するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
  3. データ伝送系により接続されるクライアント側操作端末および監視制御システムサーバからなり、
    前記クライアント側操作端末に、前記入力手段および前記表示手段を設けると共に、前記メモ情報、前記システム画面の表示情報および前記イベント情報を保存する第2の記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の監視制御システム。
  4. 前記メモデータ操作手段は、前記メモ情報に対し、当該メモ情報に関する属性情報を付与するように構成し、
    前記メモ情報に関する属性情報としては、少なくとも、オペレータがメモを作成した際のシステム画面の種別、メモを作成した時刻、画面上におけるメモの座標、予め設定されたデータIDのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  5. 前記メモ情報に音声データを付与する音声データ操作手段と、
    前記音声データを出力する音声データ出力手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  6. 前記音声データ操作手段は、前記音声データにおける音声の種類、強弱を任意に設定可能に構成したことを特徴とする請求項5に記載の監視制御システム。
  7. 前記メモ情報に動画像データを付与する動画像データ操作手段を備え、
    前記表示手段は、前記動画像データが付与された前記メモ情報を表示するように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  8. 通信手段を介してモバイル端末を接続し、
    前記通信手段は、メモ作成時に関連付けられた属性情報を基に、前記メモ情報を前記モバイル端末に送信するように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  9. 通信手段を介してBCU装置を接続し、
    前記通信手段は、メモ作成時に関連付けられた属性情報を基に、前記メモ情報を前記BCU装置に送信するように構成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  10. システム異常の際に報知されるアラーム情報を保存するアラーム情報記憶手段と、
    前記アラーム情報記憶手段から前記アラーム情報を取得してこれを前記メモデータ操作手段に出力するアラームリスト操作手段を備え、
    前記メモデータ操作手段は、前記アラーム情報を基にしてメモの内容を示すデータを作成し前記メモ情報を追加するように構成したことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  11. 前記アラーム情報の重要度もしくはオペレータの要求に応じて、前記メモ情報の表示の有無、ブリンクの有無および表示色の設定を行うメモ表示設定手段を備えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の監視制御システム。
  12. 前記表示手段は、前記システム画面として、少なくとも、トレンドグラフ画面、イベントリスト画面およびガス区画画面のいずれかを表示するように構成したことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の監視制御システム。
JP2008141323A 2008-05-29 2008-05-29 監視制御システム Pending JP2009288093A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141323A JP2009288093A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 監視制御システム
US12/994,996 US8653983B2 (en) 2008-05-29 2009-05-29 Monitoring and control system
PCT/JP2009/002388 WO2009144956A1 (ja) 2008-05-29 2009-05-29 監視制御システム
CN200980119820.XA CN102047193B (zh) 2008-05-29 2009-05-29 监视控制系统
MYPI2010005630A MY153814A (en) 2008-05-29 2009-05-29 Monitoring and control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141323A JP2009288093A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 監視制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009288093A true JP2009288093A (ja) 2009-12-10

Family

ID=41376845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141323A Pending JP2009288093A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 監視制御システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8653983B2 (ja)
JP (1) JP2009288093A (ja)
CN (1) CN102047193B (ja)
MY (1) MY153814A (ja)
WO (1) WO2009144956A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093873A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Hitachi Ltd プラント設備の監視制御装置
JP2016170560A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 三菱電機株式会社 監視制御システム
JP2018036895A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 株式会社東芝 情報管理システム、情報管理方法及び情報管理装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011192082A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Hitachi Ltd 警報監視システム及び監視情報の表示方法
JP5797536B2 (ja) * 2011-11-28 2015-10-21 アズビル株式会社 機器状態表示装置および機器状態表示方法
WO2014020754A1 (ja) * 2012-08-03 2014-02-06 東芝三菱電機産業システム株式会社 プラント制御監視システム
JP6179954B2 (ja) * 2014-10-08 2017-08-16 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 遠隔制御システム、保守用端末および遠隔制御方法
WO2019026288A1 (ja) * 2017-08-04 2019-02-07 東芝三菱電機産業システム株式会社 産業プラント用データ再生装置
KR20210040274A (ko) * 2018-09-28 2021-04-13 가부시키가이샤 파토라이토 통지 장치 및 통지 시스템

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4967381A (en) * 1985-04-30 1990-10-30 Prometrix Corporation Process control interface system for managing measurement data
KR930001719A (ko) * 1991-06-19 1993-01-16 강진구 디스플레이 시스템에서의 메모 방법
US5555388A (en) * 1992-08-20 1996-09-10 Borland International, Inc. Multi-user system and methods providing improved file management by reading
JPH07234133A (ja) 1994-02-23 1995-09-05 Toshiba Corp トレンドグラフ表示装置
JPH0993550A (ja) * 1995-09-22 1997-04-04 Toshiba Corp 補完番組検知及び表示装置
JPH09102000A (ja) 1995-10-05 1997-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 電子付箋添付方法および電子伝票類作成システム
JPH09146629A (ja) 1995-11-17 1997-06-06 Mitsubishi Electric Corp トレンドデータ収集/表示装置
JPH09167010A (ja) 1995-12-18 1997-06-24 Toshiba Corp プロセス監視装置
JPH10188065A (ja) * 1996-12-24 1998-07-21 Hitachi Ltd プラント監視・維持管理装置
JPH11184519A (ja) 1997-12-22 1999-07-09 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御装置
JP2003018767A (ja) 2001-06-29 2003-01-17 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
JP2004145781A (ja) 2002-10-28 2004-05-20 Saginomiya Seisakusho Inc 警報通知監視システム
JP2004199258A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Toshiba Corp プロセス監視装置
SE0303534L (sv) * 2003-12-22 2005-06-23 Abb Research Ltd Metod att återvinna data för en utrustning, anläggning eller process
US20060265664A1 (en) * 2005-05-17 2006-11-23 Hitachi, Ltd. System, method and computer program product for user interface operations for ad-hoc sensor node tracking
US7680629B2 (en) * 2007-08-30 2010-03-16 Fego Precision Industrial Co., Ltd. System and method for providing notes in measurement devices
US8269620B2 (en) * 2008-12-19 2012-09-18 Honeywell Internatonal Inc. Alarm trend summary display system and method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093873A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Hitachi Ltd プラント設備の監視制御装置
JP2016170560A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 三菱電機株式会社 監視制御システム
JP2018036895A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 株式会社東芝 情報管理システム、情報管理方法及び情報管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009144956A1 (ja) 2009-12-03
CN102047193B (zh) 2013-11-06
CN102047193A (zh) 2011-05-04
MY153814A (en) 2015-03-31
US20110074597A1 (en) 2011-03-31
US8653983B2 (en) 2014-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009144956A1 (ja) 監視制御システム
CN106231074A (zh) 一种消息处理的方法及装置
JP5899856B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2019186778A1 (ja) 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法、及び作業支援プログラム
WO2011155023A1 (ja) 保守作業事例収集装置、保守作業事例収集方法及び保守作業事例収集プログラム
CN114003473A (zh) 一种页面操作行为的回溯方法、装置及电子设备
AU2010278498B2 (en) Method and system for video-recording recovery
JP6002856B2 (ja) 監視システム、及び、監視方法
JP2014010756A (ja) 監視プログラム、方法及び装置
JP2012074936A (ja) 端末装置、表示制御方法および表示制御プログラム
JP3842154B2 (ja) 電力系統監視制御装置
JP2016115027A (ja) 作業現場集中監視システム
JPWO2016136747A1 (ja) 機械装置管理システム、機械装置の管理装置、機械装置を管理するサーバ、機械装置、および、機械装置の管理方法
US9542250B2 (en) Distributed maintenance mode control
CN109818851A (zh) 一种消息持久化方法、装置及电子设备
JP2014149703A (ja) 監視制御システム
JP2007233567A (ja) プラント監視システム
US20190297029A1 (en) Relay apparatus
JP2016024597A (ja) プラント情報共有システム、プラント情報共有方法、およびプラント情報共有装置
JP6141075B2 (ja) 監視制御システム、監視制御装置および監視制御方法
WO2019186766A1 (ja) 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法、及び作業支援プログラム
JP2009080548A (ja) 監視情報統合表示システム
CN101997893A (zh) 一种告警信息图形化定位和编辑的系统和方法
CN104880977A (zh) 显示操作控制装置
JP2016025749A (ja) 支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラム