JP3842154B2 - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

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    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力系統の状態情報を取込み、それらの情報に基づいて電力系統の設備・機器の監視・制御を行う電力系統監視制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電力系統監視制御装置は、通常シンボルで模擬した電力系統を画面表示するCRT表示装置(以下、CRTと称す)と電力系統の設備機器を操作する信号を入力する操作卓を備えており、オペレータはCRTおよび操作卓を用いることにより監視・制御対象とする電力系統全域の監視制御を行っている。
図17は、例えば特開平7−95736号公報に記載された電力系統監視制御装置の構成図である。
図17に示すように、電力系統を構成する設備機器の情報である電力系統情報は遠方監視制御装置(以下TCと略す)1を介して電子計算機5に伝送される。TC1は配電盤2、TC(子局)3、TC(親局)4といった幾つかの装置から構成され、それらを全て経由して電子計算機5に電力設備の情報を取込むことが可能となる。
TC1からの電力系統情報は、電子計算機5の内部に機能的に設けられるデータ取込み手段6により取込み、編集待ちデータファイル7を介してデータ編集手段8に渡り、そこで電子計算機内部コードに変換後、電力設備データベース9に保存される。その後、電力系統情報は必要に応じて操作卓10からオペレータが要求することによりCRT11あるいはプリンタ12に出力される。
【0003】
また、電力系統の各設備機器を制御する場合は、オペレータがCRT11及び操作卓10を用いて指示することにより、表示・制御出力手段13にて制御信号に変換し、TC1に渡すことにより上記電力設備情報の取込みとは逆のルートでTC1に制御信号を伝達して行う。
電子計算機5の内部には、操作卓10から入力されたデータ削除対象の変電所No.を設定するための削除データ設定手段14と、設定されたデータ削除対象変電所No.を保存するためのデータ削除対象変電所No.ファイル15と、編集待ちデータファイル7に保存されたデータから、上記データ削除対象変電所に該当するデータを削除し、データ編集手段8に受け渡すためのデータ削除チェック手段16とが備えられる。
【0004】
ところで、遠方監視制御装置1では一般に変電所単位に伝送装置が割り当てられており、また設備の点検なども変電所単位で行われることが多いため、誤情報は変電所単位に発生する可能性が高い。このため、オペレータが操作卓10あるいはCRT11よりデータ削除対象の変電所No.を入力することによりデータ削除チェック手段16にてデータ削除対象として認識し、編集待ちデータファイル7より誤情報を削除し、正常なデータのみ電力設備データベース9に保存する。
図18(a)は操作卓10あるいはCRT11を用いて入力されたデータ削除対象変電所No.ファイル15の保存例を示し、図18(b)はデータ取込み手段6にてTC1より取込んだ電力系統情報を編集待ちデータファイル7に保存した保存例を示したものである。
【0005】
データ削除チェック手段16による処理を図19のフローチャートに基づいて以下に示す。
まず、データ削除対象変電所No.ファイル15に保存されているデータ削除対象変電所No.を1つ取り出す(ST1)。
次に、ST2において、ST1で1つ取り出したデータ削除変電所No.と編集待ちデータファイル7に保存されている編集待ちデータとを若い番号順に最後までチェックする。実際のチェック処理については、以降ST3〜ST5で述べる。
編集待ちデータの変電所No.の一致、不一致をチェックし(ST3)、変電所No.が一致していない場合(N)は、当該情報を削除せず、データ編集して電力設備データベース9へ保存するために、データ編集手段8に受け渡す(ST4)。またST3にて変電所No.が一致している場合(Y)は、編集待ちデータベース7より当該情報を削除し、電力設備データベース9へ保存しない(ST5)。
以上、ST1〜ST5の処理をデータ削除対象変電所No.ファイル15に設定されている全変電所について完了したか否かのチェックを行い(ST6)、完了した場合は処理を終了する。
【0006】
このように、多量の誤情報が特定の変電所に発生した場合も当該特定の変電所No.を入力することで誤情報は削除される為、オペレータは正しい情報のみ確実に認識できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電力系統監視制御装置は以上のように構成されており、電力系統情報として不適なものを削除するために、設定されたデータ削除変電所No.毎に編集待ちデータファイル7に保存されている編集待ちデータを全てチェックする必要がある。このため、処理フローが煩雑となり、不適な電力系統情報を効率よく削除できず、ソフトウェアの保守性も悪いものであった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、情報処理部に不適な情報を取り込んだ後でも、簡易な処理フローで、情報の妥当性をチェックして速やかに不適な情報を削除できると共に、ソフトウェアの保守管理性の向上した電力系統監視制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る請求項1記載の電力系統監視制御装置は、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する手段を有する。また、この設定手段による設定情報に基づいて作成され、上記各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させた対応ファイルを有する。また、監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報をデータ編集に先立って、上記対応ファイルを参照して不適なものを削除するデータ削除チェック手段を有して、監視・制御情報に適する電力系統情報のみ電力設備データベースに保持する。
【0010】
この発明に係る請求項2記載の電力系統監視制御装置は、通常モード/テストモードの2種の動作モードを有する。また、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を上記設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する第1の設定手段と、上記電力系統情報のテストデータを上記設備機器の種別で外部から設定する第2の設定手段とを有する。また、上記通常モードの時には、上記第1の設定手段による設定情報に基づいて各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させ、上記テストモードの時には、上記第2の設定手段に基づいて各設備機器にそれぞれテストデータか否かのフラグを対応させて作成した対応ファイルを有する。また、監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報をデータ編集に先立って、上記対応ファイルを参照して削除するデータ削除チェック手段を有して、通常モードでは監視・制御情報に適する電力系統情報のみ上記電力設備データベースに保持し、テストモードでは、テストデータである電力系統情報のみ上記電力設備データベースに保持する。
【0011】
この発明に係る請求項3記載の電力系統監視制御装置は、請求項2において、各動作モード時に作成された対応ファイルにて、適/不適フラグとテストデータか否かのフラグとを、共に有効/無効を示す同種のフラグで表す。また、データ削除チェック手段は、動作モードに拘わらず上記対応ファイルを参照して無効フラグに対応する電力系統情報を削除する。
【0012】
この発明に係る請求項4記載の電力系統監視制御装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、情報処理部の基本ソフトがリレーショナルデータベース機能を有し、監視制御部から取り込んだ電力系統情報の編集待ちファイルと、各設備機器にそれぞれフラグを対応させた対応ファイルとを、上記リレーショナルデータベースのJOIN機能により組み合わせた編集待ちファイル−フラグViewを備える。また、データ削除チェック手段は該編集待ちファイル−フラグViewに対して操作することで所望の電力系統情報を削除する。
【0013】
この発明に係る請求項5記載の電力系統監視制御装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、情報処理部の基本ソフトがリレーショナルデータベース機能を有し、該リレーショナルデータベースのJOIN機能およびフィルタリング機能により、監視制御部から取り込んだ電力系統情報の編集待ちファイルと、各設備機器にそれぞれフラグを対応させた対応ファイルとから、編集待ち正常データファイルおよび削除データファイルを作成して備える。また、データ削除チェック手段は該削除データファイル内を全て削除することで所望の電力系統情報を削除する。
【0014】
この発明に係る請求項6記載の電力系統監視制御装置は、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する手段を有する。また、この設定手段による設定情報に基づいて作成され、上記各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させた対応ファイルを有する。また、該対応ファイル、および監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報の編集待ちファイルから、基本ソフトが有するリレーショナルデータベースのJOIN機能およびフィルタリング機能により作成された、編集待ち正常データファイルおよび削除データファイルとを有して、該編集待ち正常データファイル内の電力系統情報のみ上記データ編集を施して上記電力設備データベースに保持する。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の実施の形態1による電力系統監視制御装置の構成図である。
図1に示すように、電力系統監視制御装置は、通常シンボルで模擬した電力系統を画面表示するCRT11と電力系統の設備機器を操作する信号を入力する操作卓10を備えており、オペレータはCRT11および操作卓10を用いることにより監視・制御対象とする電力系統全域の監視制御を行っている。また、電力系統を構成する設備機器の情報である電力系統情報は監視制御部としての遠方監視制御装置(以下TCと略す)1を介して情報処理部としての電子計算機5に伝送される。TC1は配電盤2、TC(子局)3、TC(親局)4といった幾つかの装置から構成され、それらを全て経由して電子計算機5に電力設備の情報を取込むことが可能となる。
TC1からの電力系統情報は、電子計算機5の内部に機能的に設けられるデータ取り込み手段6により取込み、編集待ちデータファイル7を介してデータ編集手段8に渡り、そこで電子計算機内部コードに変換後、電力設備データベース9に保存される。その後、電力系統情報は必要に応じて操作卓10からオペレータが要求することによりCRT11あるいはプリンタ12に出力される。
【0016】
また、電力系統の各設備機器を制御する場合は、オペレータがCRT11及び操作卓10を用いて指示することにより、表示・制御出力手段13にて制御信号に変換し、TC1に渡すことにより上記電力設備情報の取込みとは逆のルートでTC1に制御信号を伝達して行う。
電子計算機5の内部には、操作卓10から入力されたデータ削除対象の変電所No.を設定するための削除データ設定手段14と、設定されたデータ削除対象変電所No.に基づいて、全ての変電所にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−削除フラグ対応ファイル21と、編集待ちデータファイル7に保存されたデータから、上記データ削除対象変電所に該当するデータを削除し、データ編集手段8に受け渡すための削除チェック手段16とが備えられる。
【0017】
上述したように、遠方監視制御装置1では一般に変電所単位に伝送装置が割り当てられており、また設備の点検なども変電所単位で行われることが多いため、誤情報は変電所単位に発生する可能性が高い。このため、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別(この場合、変電所No.)で区分し、不適となる変電所No.をオペレータが指定することで、指定された変電所に対して発生する電力系統情報を不適な情報として削除する。
【0018】
このような不適な電力系統情報の削除に関して、以下に詳述する。
データ取り込み手段6にて電子計算機5内に取り込まれた電力系統情報は、一旦、編集待ちデータファイル7内に保持される。例えば、伝送路の異常やオーバヒートなどの設備異常、あるいは設備の点検中などにより多量の状態変化情報(以下、状変と称す)が発生したり、異常な状変が継続して発生してCRT11あるいはプリンタ12に出力されると、オペレータは、異常を認識して、関係箇所に連絡などの必要な処置を施すと共に、操作卓10(あるいはCRT11)よりデータ削除対象の変電所No.を入力する。オペレータからの入力により、データ削除対象の変電所No.は削除データ設定手段14にて設定され、この設定情報に基づいて、全ての変電所No.にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−削除フラグ対応ファイル21が作成される。
【0019】
図2(a)は操作卓10を用いて入力されたデータ削除対象の変電所No.に基づいて作成された変電所No−削除フラグ対応ファイル21の保存例を示すもので、データ削除対象の変電所No.には削除フラグの”1”が対応し、その他の変電所No.には削除フラグの”0”が対応する。図2(b)は、データ取り込み手段6にてTC1より取込んだ電力系統情報を編集待ちデータファイル7に保存した保存例を示したもので、電力設備の状変毎にその状変が発生した変電所No.、状変アドレス(ワードNo.、ビットNo.)状変方向(ON=”1”、OFF=”0”)等の情報が、電力系統情報として保存されている。なお、欄外のXは、その行の情報が削除される電力系統情報であることを示している。
データ削除チェック手段16は、変電所No−削除フラグ対応ファイル21を参照して、編集待ちデータファイル7に保存されたデータから、上記データ削除対象変電所に該当するデータを削除して、データ編集手段8に受け渡す。
【0020】
データ削除チェック手段16による処理を図3のフローチャートに基づいて以下に示す。
s1において、編集待ちデータファイル7に保存されている全ての編集待ちデータをチェックする。実際のチェック処理については、以降s2〜s5で述べる。
編集待ちデータファイル7内の全ての編集待ちデータについてチェック完了したかどうか判定し(s2)、完了していないときは、次点の編集待ちデータについて、その変電所No.の削除フラグが”1”かどうかを、変電所No−削除フラグ対応ファイル21を参照して判定し(s3)、該削除フラグが”1”でない場合(N)、当該編集待ちデータを削除せず、データ編集して電力設備データベース9へ保存するために、データ編集手段8に受け渡す(s4)。またs3にて削除フラグが”1”である場合(Y)は、編集待ちデータファイル7より当該編集待ちデータを削除し、電力設備データベース9へ保存しない(s5)。
上記s2〜s5までの処理を繰り返し、全ての編集待ちデータを完了すると、s2において、チェック完了が判定されて、処理を終了する。
【0021】
このように、特定の変電所No.を入力することで監視・制御情報として不適な電力系統情報が削除される為、オペレータは正しい情報のみ確実に認識できる。また、全ての変電所No.にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−削除フラグ対応ファイル21を、設定された変電所No.から作成して備えたため、該対応ファイル21を参照することで削除フラグを容易に取得できる。このため、編集待ちデータファイル7に保存されている編集待ちデータの妥当性をチェックして速やかに不適な情報を削除する処理フローが、単一のループで、簡易なものとでき、効率的な処理が行えると共に、ソフトウェアの保守管理性が向上する。
【0022】
なお、上記実施の形態では、電力系統情報を変電所毎の情報として扱ったが、例えば、ガス絶縁開閉装置(GIS)等の設備は関連する情報が非常に多く、設備単位に情報がまとめられて伝送されるもので、これら変電所以外のものを含んだ各設備機器毎の情報として電力系統情報を扱っても良く、その場合、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別で区分し、不適となる設備機器の種別を設定する。
【0023】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図について説明する。図4はこの発明の実施の形態1による電力系統監視制御装置の構成図である。図において、1〜14、および21は、図1で示した上記実施の形態1のものと同じものである。電子計算機5は、基本ソフトにリレーショナルデータベース機能を有するものとし、22は、リレーショナルデータベースのJOIN機能を用いることにより、変電所No−削除フラグ対応ファイル21と編集待ちデータファイル7とをJOINさせて作成した仮想テーブルである編集待ちデータファイル−削除フラグView、16は編集待ちデータファイル−削除フラグView22に対して削除処理を行うことで、編集待ちデータファイル7に保存されたデータから、データ削除対象変電所に該当するデータを削除するデータ削除チェック手段である。
【0024】
データ取り込み手段6にて電子計算機5内に取り込まれた電力系統情報は、一旦、編集待ちデータファイル7内に保持される。上記実施の形態1と同様に、オペレータが変電所No.を入力することにより、データ削除対象の変電所No.が削除データ設定手段14にて設定され、この設定情報に基づいて、全ての変電所No.にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−削除フラグ対応ファイル21が作成される。変電所No−削除フラグ対応ファイル21が作成されると、続いて、変電所No−削除フラグ対応ファイル21と編集待ちデータファイル7とをJOINさせて編集待ちデータファイル−削除フラグView22が作成される。
【0025】
図2(a)で示した変電所No−削除フラグ対応ファイル21と、図2(b)で示した編集待ちデータファイル7とから作成された、編集待ちデータファイル−削除フラグView22の保存例を図5に示す。図5に示すように、編集待ちデータファイル−削除フラグView22内の各編集待ちデータには、削除フラグが付与されており、データ削除チェック手段16は、削除フラグが”1”である編集待ちデータを削除する。欄外のXは、その行の情報が削除される電力系統情報であることを示している。
これにより、仮想データである編集待ちデータファイル−削除フラグView22の元の編集待ちデータファイル7内においても、対応する編集待ちデータが自動的に削除され、削除されない編集待ちデータはデータ編集手段8に受け渡される。
【0026】
データ削除チェック手段16による処理を図6のフローチャートに基づいて以下に示す。
t1において、編集待ちデータファイル−削除フラグView22に保存されている全ての編集待ちデータをチェックする。実際のチェック処理については、以降t2〜t5で述べる。
編集待ちデータファイル−削除フラグView22内の全ての編集待ちデータについてチェック完了したかどうか判定し(t2)、完了していないときは、次点の編集待ちデータについて、付与された削除フラグが”1”かどうかを判定し(t3)、該削除フラグが”1”でない場合(N)、当該編集待ちデータは削除されず、元の編集待ちデータファイル7内の対応する編集待ちデータは、電力設備データベース9に保存するためにデータ編集手段8に受け渡される(t4)。またt3にて削除フラグが”1”である場合(Y)は、編集待ちデータファイル−削除フラグView22より当該編集待ちデータを削除し、これにより、元の編集待ちデータファイル7内の対応する編集待ちデータが削除され、電力設備データベース9へ保存されない(t5)。
上記t2〜t5までの処理を繰り返し、全ての編集待ちデータを完了すると、t2において、チェック完了が判定されて、処理を終了する。
【0027】
このように、特定の変電所No.を入力することで監視・制御情報として不適な電力系統情報が削除される為、オペレータは正しい情報のみ確実に認識できる。また、全ての変電所No.にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−削除フラグ対応ファイル21と、編集待ちデータファイル7とをリレーショナルデータベースのJOIN機能により組み合わせて編集待ちデータファイル−削除フラグView22を作成した。これにより、編集待ちデータファイル−削除フラグView22以外に他のファイルを参照することなく、編集待ちデータファイル−削除フラグView22内に保存されている編集待ちデータの妥当性をチェックして速やかに不適な情報を削除できる。このため、処理フローが更に簡易となり、ソフトウェアの保守管理性も一層向上する。
【0028】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図について説明する。図7はこの発明の実施の形態1による電力系統監視制御装置の構成図である。図において、1〜14、および21は、図1で示した上記実施の形態1のものと同じものである。電子計算機5は、基本ソフトにリレーショナルデータベース機能を有するものとし、リレーショナルデータベースのJOIN機能とフィルタリング機能とを用いることにより、変電所No−削除フラグ対応ファイル21と編集待ちデータファイル7とを組み合わせ、さらに、削除フラグが”1”のデータのみ抽出した削除データファイル23、および削除フラグが”0”のデータのみ抽出した正常データファイル24を仮想データとして作成して備える。16は削除データファイル23に対して削除処理を行うことで、編集待ちデータファイル7に保存されたデータから、データ削除対象変電所に該当するデータを削除するデータ削除チェック手段である。
【0029】
データ取り込み手段6にて電子計算機5内に取り込まれた電力系統情報は、一旦、編集待ちデータファイル7内に保持される。上記実施の形態1と同様に、オペレータが変電所No.を入力することにより、データ削除対象の変電所No.が削除データ設定手段14にて設定され、この設定情報に基づいて、全ての変電所No.にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−削除フラグ対応ファイル21が作成される。変電所No−削除フラグ対応ファイル21が作成されると、続いて、変電所No−削除フラグ対応ファイル21と編集待ちデータファイル7とをJOINさせて編集待ちデータファイル−削除フラグView22が作成される。
【0030】
図2(a)で示した変電所No−削除フラグ対応ファイル21と、図2(b)で示した編集待ちデータファイル7とから作成された、編集待ちデータファイル−削除フラグView22(図5参照)において、削除フラグが”0”のデータのみ抽出した正常データファイル24を図8(a)に、削除フラグが”1”のデータのみ抽出した削除データファイル23を図8(b)に示す。欄外のXは、その行の情報が削除される電力系統情報であることを示している。
データ削除チェック手段16は、図9のフローチャートに示すように、削除データファイル23内の全ての編集待ちデータを削除する。これにより、仮想データを作成した元の編集待ちデータファイル7内においても、対応する編集待ちデータが自動的に削除され、削除されない編集待ちデータはデータ編集手段8に受け渡される。
この実施の形態では、データ削除チェック手段16は、作成された削除データファイル23内の全データを削除するだけの処理を行えば良く、極めて単純な処理となり、ソフトウェアの保守管理性が極めて良好となる。
【0031】
なお、図10で示すように、削除データファイル23に対して処理を行わず、正常データファイル24内の編集待ちデータをそのまま、データ編集手段8に受け渡し、データ編集して電力設備データベース9に格納するようにしても良い。その場合、データ削除に係わるソフトウェア自体、即ちデータ削除チェック手段16は不要であり、電子計算機5の構成も簡略化できる。
【0032】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4を図について説明する。図11はこの発明の実施の形態4による電力系統監視制御装置の構成図である。図において、1〜14は、図1で示した上記実施の形態1のものと同じものである。また、この場合、電子計算機5は通常モードとしてのオンラインモードとテストモードとの2種の動作モードを有するものとし、27は、計算機の動作モードを格納する計算機モードファイルである。25は操作卓10から入力されたテスト対象の変電所No.を設定するための第2の設定手段としてのテストデータ設定手段、26は、第1の設定手段としての削除データ設定手段14あるいはテストデータ設定手段25にて設定された変電所No.に基づいて、全ての変電所にそれぞれフラグ(削除フラグあるいはテストデータフラグ)を対応させた変電所No−データ属性対応ファイルである。また、電子計算機5は、基本ソフトにリレーショナルデータベース機能を有するものとし、28は、リレーショナルデータベースのJOIN機能を用いることにより、変電所No−データ属性対応ファイル26と編集待ちデータファイル7とをJOINさせて作成した仮想テーブルである編集待ちデータファイル−データ属性View、16は編集待ちデータファイル−データ属性View28に対して削除処理を行うことで、編集待ちデータファイル7に保存されたデータから、対応するデータを削除するデータ削除チェック手段である。
【0033】
データ取り込み手段6にて電子計算機5内に取り込まれた電力系統情報は、一旦、編集待ちデータファイル7内に保持される。オンラインモード(=1)では、上記実施の形態1と同様に、オペレータが変電所No.を入力することにより、データ削除対象の変電所No.が削除データ設定手段14にて設定される。この設定情報に基づいて、全ての変電所No.にそれぞれ適/不適フラグとしての削除フラグを対応させた変電所No−データ属性対応ファイル26が作成される。このとき、テストデータフラグは全て初期状態”0”である。図12(a)は、オンラインモード時における変電所No−データ属性対応ファイル26の保存例であり、図12(b)は、図12(a)の変電所No−データ属性対応ファイル26と編集待ちデータファイル7とをJOINさせて作成した編集待ちデータファイル−データ属性View28の保存例である。
【0034】
一方、データベース変更後などのデータテスト時には、オペレータの入力により計算機モードファイル27内の動作モードをテストモード(=2)に設定し、オペレータが変電所No.を入力することにより、テストデータ対象の変電所No.がテストデータ設定手段25にて設定される。この設定情報に基づいて、全ての変電所No.にそれぞれテストデータか否かを示すテストデータフラグを対応させた変電所No−データ属性対応ファイル26が作成される。このとき、削除フラグは全て初期状態”0”である。図13(a)は、テストモード時における変電所No−データ属性対応ファイル26の保存例であり、図13(b)は、図13(a)の変電所No−データ属性対応ファイル26と編集待ちデータファイル7とをJOINさせて作成した編集待ちデータファイル−データ属性View28の保存例である。
【0035】
図12(b)および図13(b)に示すように、編集待ちデータファイル−データ属性View28内の各編集待ちデータには、削除フラグあるいはテストデータフラグが付与されており、データ削除チェック手段16は、計算機モードファイル27の動作モードと削除フラグあるいはテストデータフラグとに基づいて編集待ちデータを削除する。欄外のXは、その行の情報が削除される電力系統情報であることを示している。
これにより、仮想データである編集待ちデータファイル−データ属性View28の元の編集待ちデータファイル7内においても、対応する編集待ちデータが自動的に削除され、削除されない編集待ちデータはデータ編集手段8に受け渡される。
【0036】
データ削除チェック手段16による処理を図14のフローチャートに基づいて以下に示す。
u1において、編集待ちデータファイル−データ属性View28に保存されている全ての編集待ちデータをチェックする。実際のチェック処理については、以降u2〜u5で述べる。
編集待ちデータファイル−データ属性View28内の全ての編集待ちデータについてチェック完了したかどうか判定し(u2)、完了していないときは、次点の編集待ちデータについて、オンラインモード時では削除フラグが”1”かどうかを判定し、テストモード時ではテストデータフラグが”0”かどうかを判定し(u3)、オンラインモードで削除フラグが”1”でない場合、あるいはテストモードでテストデータフラグが”0”でない場合(N)、当該編集待ちデータは削除されず、元の編集待ちデータファイル7内の対応する編集待ちデータは、電力設備データベース9に保存するためにデータ編集手段8に受け渡される(u4)。またu3にてオンラインモードで削除フラグが”1”である場合、あるいはテストモードでテストデータフラグが”0”である場合(Y)は、編集待ちデータファイル−データ属性View28より当該編集待ちデータを削除し、これにより、元の編集待ちデータファイル7内の対応する編集待ちデータが削除され、電力設備データベース9へ保存されない(u5)。
上記u2〜u5までの処理を繰り返し、全ての編集待ちデータを完了すると、u2において、チェック完了が判定されて、処理を終了する。
【0037】
この実施の形態では、上記実施の形態1〜3で示した通常のオンラインモード時の不適なデータの削除だけでなく、データテスト時のテストモードを設定し、テスト対象の変電所No.を設定することで、編集待ちデータファイル7に保存されている編集待ちデータの中からテストデータとなるもの以外を速やかに削除することができ、データテスト時には、オペレータはテストデータのみを確実に認識できる。
【0038】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、削除フラグとテストデータフラグは、別のカラムに格納される別個のものとしたが、共に有効/無効を示す有効フラグとして表すことができ、そのときの編集待ちデータファイル−データ属性View28を図15に示す。なお、削除フラグでは”1”の時に削除対象としたが、有効フラグでは”0”が無効データとして削除対象となる。テストデータフラグはそのまま有効フラグに用いる。
図15に示すように、編集待ちデータファイル−データ属性View28内の各編集待ちデータには、有効フラグが付与されており、データ削除チェック手段16は、計算機モードファイル27の動作モードに拘わらず、有効フラグが”0”の編集待ちデータを無効データとして削除する。欄外のXは、その行の情報が削除される電力系統情報であることを示している。
これにより、仮想データである編集待ちデータファイル−データ属性View28の元の編集待ちデータファイル7内においても、対応する編集待ちデータが自動的に削除され、削除されない編集待ちデータはデータ編集手段8に受け渡される。
【0039】
データ削除チェック手段16による処理を図16のフローチャートに基づいて以下に示す。
v1において、編集待ちデータファイル−データ属性View28に保存されている全ての編集待ちデータをチェックする。実際のチェック処理については、以降v2〜v5で述べる。
編集待ちデータファイル−データ属性View28内の全ての編集待ちデータについてチェック完了したかどうか判定し(v2)、完了していないときは、次点の編集待ちデータについて、有効フラグが”0”かどうかを判定し(v3)、”0”でない場合(N)、当該編集待ちデータは削除されず、元の編集待ちデータファイル7内の対応する編集待ちデータは、電力設備データベース9に保存するためにデータ編集手段8に受け渡される(v4)。またv3にて有効フラグが”0”である場合(Y)は、編集待ちデータファイル−データ属性View28より当該編集待ちデータを削除し、これにより、元の編集待ちデータファイル7内の対応する編集待ちデータが削除され、電力設備データベース9へ保存されない(v5)。
上記v2〜v5までの処理を繰り返し、全ての編集待ちデータを完了すると、v2において、チェック完了が判定されて、処理を終了する。
【0040】
この実施の形態では、削除フラグとテストデータフラグが同種の有効フラグで集約されているため、計算機モードを参照することなく、削除すべきデータかどうかを容易に判定できるため、速やかに不適な情報を削除する処理フローが、簡易なものとでき、効率的な処理が行えると共に、ソフトウェアの保守管理性が向上する。
【0041】
【発明の効果】
以上のようにこの発明に係る請求項1記載の電力系統監視制御装置は、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する手段と、該設定情報に基づいて作成され、各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させた対応ファイルと、監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報をデータ編集に先立って、上記対応ファイルを参照して不適なものを削除するデータ削除チェック手段とを情報処理部に備え、監視・制御情報に適する電力系統情報のみ電力設備データベースに保持するため、電力系統情報の妥当性をチェックして速やかに不適な情報を削除する処理が、効率的に簡易に行うことができ、ソフトウェアの保守管理性が向上する。
【0042】
また、この発明に係る請求項2記載の電力系統監視制御装置は、通常モード/テストモードの2種の動作モードと、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する第1の設定手段と、上記電力系統情報のテストデータを設備機器の種別で外部から設定する第2の設定手段と、上記通常モードの時には、上記第1の設定手段による設定情報に基づいて各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させ、上記テストモードの時には、上記第2の設定手段に基づいて各設備機器にそれぞれテストデータか否かのフラグを対応させて作成した対応ファイルと、監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報をデータ編集に先立って、上記対応ファイルを参照して削除するデータ削除チェック手段とを情報処理部に備え、通常モードでは監視・制御情報に適する電力系統情報のみ電力設備データベースに保持し、テストモードでは、テストデータである電力系統情報のみ上記電力設備データベースに保持するため、通常時には電力系統情報の妥当性をチェックして速やかに不適な情報を削除し、データテスト時にはテストデータのみ残して他を削除する処理が、効率的に簡易に行うことができ、ソフトウェアの保守管理性が向上する。
【0043】
また、この発明に係る請求項3記載の電力系統監視制御装置は、請求項2において、各動作モード時に作成された対応ファイルにおいて、適/不適フラグとテストデータか否かのフラグとを、共に有効/無効を示す同種のフラグで表し、データ削除チェック手段は、動作モードに拘わらず上記対応ファイルを参照して無効フラグに対応する電力系統情報を削除するため、削除すべき情報かどうかを容易に判定でき、情報を削除する処理が、より効率的で簡易なものとでき、ソフトウェアの保守管理性がさらに向上する。
【0044】
また、この発明に係る請求項4記載の電力系統監視制御装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、情報処理部の基本ソフトがリレーショナルデータベース機能を有し、監視制御部から取り込んだ電力系統情報の編集待ちファイルと、各設備機器にそれぞれフラグを対応させた対応ファイルとを、上記リレーショナルデータベースのJOIN機能により組み合わせた編集待ちファイル−フラグViewを備え、データ削除チェック手段は該編集待ちファイル−フラグViewに対して操作することで所望の電力系統情報を削除するため、データ削除チェック手段は上記編集待ちファイル−フラグViewのみを参照することで、電力系統情報の妥当性をチェックして速やかに不適な情報を削除することができ、情報を削除する処理が、より効率的で簡易なものとでき、ソフトウェアの保守管理性がさらに向上する。
【0045】
また、この発明に係る請求項5記載の電力系統監視制御装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、情報処理部の基本ソフトがリレーショナルデータベース機能を有し、該リレーショナルデータベースのJOIN機能およびフィルタリング機能により、監視制御部から取り込んだ電力系統情報の編集待ちファイルと、各設備機器にそれぞれフラグを対応させた対応ファイルとから、編集待ち正常データファイルおよび削除データファイルを作成して備え、データ削除チェック手段は該削除データファイル内を全て削除することで所望の電力系統情報を削除するため、データ削除チェック手段は極めて単純な処理で速やかに不適な情報を削除することができ、ソフトウェアの保守管理性が極めて良好となる。
【0046】
また、この発明に係る請求項6記載の電力系統監視制御装置は、電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する手段と、該設定情報に基づいて作成され、各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させた対応ファイルと、該対応ファイル、および監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報の編集待ちファイルから、基本ソフトが有するリレーショナルデータベースのJOIN機能およびフィルタリング機能により作成された、編集待ち正常データファイルおよび削除データファイルとを情報処理部に備え、該編集待ち正常データファイル内の電力系統情報のみデータ編集を施して上記電力設備データベースに保持するため、電力系統情報の妥当性のチェックおよび不適な情報の削除のための個別のソフトウェアが不要となり、情報処理部が簡略化でき、保守管理性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電力系統監視制御装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるデータ削除チェック手段の処理を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2による電力系統監視制御装置の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図6】 この発明の実施の形態2によるデータ削除チェック手段の処理を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態3による電力系統監視制御装置の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図9】 この発明の実施の形態3によるデータ削除チェック手段の処理を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態3の別例による電力系統監視制御装置の構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による電力系統監視制御装置の構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図13】 この発明の実施の形態4による電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図14】 この発明の実施の形態4によるデータ削除チェック手段の処理を示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態5による電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図16】 この発明の実施の形態5によるデータ削除チェック手段の処理を示すフローチャートである。
【図17】 従来の電力系統監視制御装置の構成図である。
【図18】 従来の電力系統監視制御装置で用いるファイルの保存例を示したものである。
【図19】 従来の電力系統監視制御装置におけるデータ削除チェック手段の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 監視制御部としての遠方監視制御装置、
5 情報処理部としての電子計算機、6 データ取り込み手段、
7 編集待ちデータファイル、8 データ編集手段、
9 電力設備データベース、
14 第1の設定手段としての削除データ設定手段、
16 データ削除チェック手段、21 変電所No−削除フラグ対応ファイル、
22 編集待ちデータファイル−削除フラグView、
23 削除データファイル、24 正常データファイル、
25 第2の設定手段としてのテストデータ設定手段、
26 変電所No−データ属性対応ファイル、27 計算機モードファイル、
28 編集待ちデータファイル−データ属性View。

Claims (6)

  1. 電力系統を構成する各設備機器の監視制御部と、上記各設備機器に対する制御要求を上記監視制御部へ送信すると共に、該監視制御部から上記各設備機器の情報(以下、電力系統情報と称す)を取り込み、データ編集を施した後、電力設備データベースに保持して、監視・制御情報として用いる情報処理部とを備えた電力系統監視制御装置において、上記電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を上記設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する手段と、該設定情報に基づいて作成され、上記各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させた対応ファイルと、上記監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報を上記データ編集に先立って、上記対応ファイルを参照して不適なものを削除するデータ削除チェック手段とを上記情報処理部に備え、監視・制御情報に適する電力系統情報のみ上記電力設備データベースに保持することを特徴とする電力系統監視制御装置。
  2. 電力系統を構成する各設備機器の監視制御部と、上記各設備機器に対する制御要求を上記監視制御部へ送信すると共に、該監視制御部から上記各設備機器の情報(以下、電力系統情報と称す)を取り込み、データ編集を施した後、電力設備データベースに保持して、監視・制御情報として用いる情報処理部とを備えた電力系統監視制御装置において、通常モード/テストモードの2種の動作モードと、上記電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を上記設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する第1の設定手段と、上記電力系統情報のテストデータを上記設備機器の種別で外部から設定する第2の設定手段と、上記通常モードの時には、上記第1の設定手段による設定情報に基づいて上記各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させ、上記テストモードの時には、上記第2の設定手段に基づいて上記各設備機器にそれぞれテストデータか否かのフラグを対応させて作成した対応ファイルと、上記監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報を上記データ編集に先立って、上記対応ファイルを参照して削除するデータ削除チェック手段とを上記情報処理部に備え、通常モードでは監視・制御情報に適する電力系統情報のみ上記電力設備データベースに保持し、テストモードでは、テストデータである電力系統情報のみ上記電力設備データベースに保持することを特徴とする電力系統監視制御装置。
  3. 各動作モード時に作成された対応ファイルにおいて、適/不適フラグとテストデータか否かのフラグとを、共に有効/無効を示す同種のフラグで表し、データ削除チェック手段は、動作モードに拘わらず上記対応ファイルを参照して無効フラグに対応する電力系統情報を削除することを特徴とする請求項2記載の電力系統監視制御装置。
  4. 情報処理部の基本ソフトがリレーショナルデータベース機能を有し、監視制御部から取り込んだ電力系統情報の編集待ちファイルと、各設備機器にそれぞれフラグを対応させた対応ファイルとを、上記リレーショナルデータベースのJOIN機能により組み合わせた編集待ちファイル−フラグViewを備え、データ削除チェック手段は該編集待ちファイル−フラグViewに対して操作することで所望の電力系統情報を削除することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電力系統監視制御装置。
  5. 情報処理部の基本ソフトがリレーショナルデータベース機能を有し、該リレーショナルデータベースのJOIN機能およびフィルタリング機能により、監視制御部から取り込んだ電力系統情報の編集待ちファイルと、各設備機器にそれぞれフラグを対応させた対応ファイルとから、編集待ち正常データファイルおよび削除データファイルを作成して備え、データ削除チェック手段は該削除データファイル内を全て削除することで所望の電力系統情報を削除することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電力系統監視制御装置。
  6. 電力系統を構成する各設備機器の監視制御部と、上記各設備機器に対する制御要求を上記監視制御部へ送信すると共に、該監視制御部から上記各設備機器の情報(以下、電力系統情報と称す)を取り込み、データ編集を施した後、電力設備データベースに保持して、監視・制御情報として用いる情報処理部とを備えた電力系統監視制御装置において、上記電力系統情報で監視・制御情報としての適/不適を上記設備機器の種別で区分し、当該不適となる設備機器の種別を外部から設定する手段と、該設定情報に基づいて作成され、上記各設備機器にそれぞれ適/不適フラグを対応させた対応ファイルと、該対応ファイル、および上記監視制御部から取り込んだ上記電力系統情報の編集待ちファイルから、基本ソフトが有するリレーショナルデータベースのJOIN機能およびフィルタリング機能により作成された、編集待ち正常データファイルおよび削除データファイルとを上記情報処理部に備え、該編集待ち正常データファイル内の電力系統情報のみ上記データ編集を施して上記電力設備データベースに保持することを特徴とする電力系統監視制御装置。
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