JP2016025749A - 支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】監視員が受変電設備を操作する際の監視員の負担や操作ミスを減少させることができる支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の支援情報提供装置は、支援情報記憶部と、出力情報選択部とを持つ。支援情報記憶部は、複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、トラブルの発生に至るまでの受変電設備に対する操作または受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータを記憶する。出力情報選択部は、支援情報記憶部に記憶されている複数のトラブルデータから、受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の機器に対する操作がトラブルログデータに設定されているトラブルデータを選択し、選択したトラブルデータを出力する。
【選択図】図3
【解決手段】実施形態の支援情報提供装置は、支援情報記憶部と、出力情報選択部とを持つ。支援情報記憶部は、複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、トラブルの発生に至るまでの受変電設備に対する操作または受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータを記憶する。出力情報選択部は、支援情報記憶部に記憶されている複数のトラブルデータから、受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の機器に対する操作がトラブルログデータに設定されているトラブルデータを選択し、選択したトラブルデータを出力する。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラムに関する。
現在、電力は人々の生活を支えるために欠かすことのできないものとなっている。大きな電力を使用する施設や電車などへは常に、安定した供給が必要である。電力の安定供給のために、受変電設備の監視や制御といった作業の重要性が増している。
受変電設備の監視制御に必要な情報は、現場の機器から離れた監視室に集約される。監視室に備えられた中央監視制御装置には、集約された情報がリアルタイムで表示される。この中央監視制御装置からは、各受変電設備の機器に対する遠隔操作も行われる。近年では受変電設備の高機能化、分散監視などに伴い、中央監視制御装置による監視制御対象の項目が増加する傾向にある。そのため、受変電設備を操作する際の監視員の負担や操作ミスが増加する可能性があった。
本発明が解決しようとする課題は、監視員が受変電設備を操作する際の監視員の負担や操作ミスを減少させることができる支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態の支援情報提供装置は、支援情報記憶部と、出力情報選択部とを持つ。支援情報記憶部は、複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、トラブルの発生に至るまでの受変電設備に対する操作または受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータを記憶する。出力情報選択部は、支援情報記憶部に記憶されている複数のトラブルデータから、受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の機器に対する操作がトラブルログデータに設定されているトラブルデータを選択し、選択したトラブルデータを出力する。
以下、実施形態の支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の監視制御システムを示す構成図である。監視制御システムは、監視制御装置1と、支援情報提供装置5とを備えて構成される。同図においては、3つの中央指令室A、B、Cのそれぞれに監視制御装置1が設置されている場合を例に示しているが、監視制御システムが監視制御装置1を1台のみ備える構成でもよい。監視制御装置1と支援情報提供装置5とは、クラウドネットワークなどの通信ネットワーク9により接続される。監視制御装置1は、遠隔で受変電設備3の監視及び制御を行う。以下では、中央指令室A、B、Cに設置されている監視制御装置1をそれぞれ監視制御装置1a、1b、1cと記載し、監視制御装置1a、1b、1cが監視制御対象とする受変電設備3をそれぞれ、受変電設備3a、3b、3cと記載する。受変電設備3a、3b、3cは、それぞれ異なる企業等の設備でもよい。
図1は、実施形態の監視制御システムを示す構成図である。監視制御システムは、監視制御装置1と、支援情報提供装置5とを備えて構成される。同図においては、3つの中央指令室A、B、Cのそれぞれに監視制御装置1が設置されている場合を例に示しているが、監視制御システムが監視制御装置1を1台のみ備える構成でもよい。監視制御装置1と支援情報提供装置5とは、クラウドネットワークなどの通信ネットワーク9により接続される。監視制御装置1は、遠隔で受変電設備3の監視及び制御を行う。以下では、中央指令室A、B、Cに設置されている監視制御装置1をそれぞれ監視制御装置1a、1b、1cと記載し、監視制御装置1a、1b、1cが監視制御対象とする受変電設備3をそれぞれ、受変電設備3a、3b、3cと記載する。受変電設備3a、3b、3cは、それぞれ異なる企業等の設備でもよい。
監視員が中央指令室の監視制御装置1から受変電設備3を遠隔操作する際に、操作ミスを犯してしまうと何らかのトラブルが発生する原因となり得る。そこで、監視制御装置1は、インターロックと呼ばれる条件がすべて整わないと操作ができないようにして、トラブルの発生を防いでいる。しかし、インターロックの条件自体に設定ミスがあった場合や、インターロックの条件を満たしているが、ある特定の事象が発生している場合などにはトラブルが発生する場合がある。また、機器や計器の故障に起因して、実際にはインターロックの条件が満たされていないにもかかわらず、条件を満たしていると判断される場合もある。そこで、支援情報提供装置5は、監視員が受変電設備3に対して操作を行う際に、その操作を支援するための操作支援情報を監視制御装置1に表示させる。操作支援情報には、注意喚起の情報やインターロックの条件がある。注意喚起の情報は、過去に操作対象の受変電設備3または操作対象の受変電設備3に類似した他の受変電設備3において同様の操作を行った際に発生したトラブルに関する情報を含む。インターロックの条件は、操作の実行前に完了していなければならない1以上の操作や、操作の実行時に操作対象の受変電設備3を構成する機器がとっていなければならない動作状態などを示す。監視員は、表示された操作支援情報に基づいて、インターロックの条件を確認するとともに、注意が喚起されている内容を確認する。これにより、受変電設備3を操作するときの監視員の負荷や、操作に伴って発生するトラブルを減少させることができる。
図2は、監視制御装置1の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように監視制御装置1は、監視情報受信部11と、ログ記憶部12と、ログ管理部13と、操作入力部14と、制御部15と、通信部16と、表示部17とを備えて構成される。
監視情報受信部11は、受変電設備3から運転状態に関する通知を受信する。運転状態は、例えば、受変電設備3を構成する各機器の動作状態や、受変電設備3に備えられた各計器による計測値などを含む。
ログ記憶部12は、受変電設備3に対する操作または受変電設備3の運転状態の履歴を示すログデータを記憶する。ログデータは、時系列のイベントデータからなる。イベントデータは、監視情報受信部11が受信した通知が示す受変電設備3の運転状態と、通知を受信した日時とを含むデータ、あるいは、操作入力部14により入力された操作と操作を行った日時とを含むデータである。ログ管理部13は、ログ記憶部12に記憶されているログデータにイベントデータを書き込む。操作入力部14は、例えばキーやボタンであり、監視員が操作を入力するユーザインタフェースである。
制御部15は、表示制御部151と、操作予測部152と、操作実行部153とを備える。表示制御部151は、受変電設備3の各機器の接続を示す系統図と、各機器の動作状態を表示部17に表示させる。また、表示制御部151は、支援情報提供装置5から受信した操作支援情報を表示部17に表示させる。操作予測部152は、受変電設備3を構成する機器の中から監視員が操作入力部14により選択した操作対象の機器に対して実行され得る操作を予測し、支援情報提供装置5に通知する。操作実行部153は、監視員が指示した操作を実行する。
通信部16は、通信ネットワーク9を介して支援情報提供装置5とデータを送受信する。表示部17は、ディスプレイであり、情報を表示する。表示部17がタッチパネルである場合、操作入力部14はタッチパネルに配されたタッチセンサである。表示部17は、操作支援情報を出力する出力部の一例である。
図3は、支援情報提供装置5の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように支援情報提供装置5は、通信部51と、支援情報記憶部52と、支援情報提供部53とを備えて構成される。
通信部51は、通信ネットワーク9を介して監視制御装置1とデータを送受信する。支援情報記憶部52は、トラブルデータ、操作条件データ、及び受変電設備構成データを記憶する。トラブルデータは、過去にいずれかの受変電設備3において発生したトラブルの内容と、トラブルが発生した受変電設備3を特定する情報と、トラブルの重大度と、トラブルログデータとを含む。トラブルログデータは、トラブルの発生に至ったときのログデータである。操作条件データは、操作と、その操作のインターロック条件とを対応付けた情報である。受変電設備構成データは、受変電設備3の系統数、各系統を構成する機器、各機器の種類、機器間の接続関係などの設備構成を示す。
支援情報提供部53は、類似設備選択部531と、出力情報選択部532とを備える。類似設備選択部531は、操作対象の機器が属する受変電設備3と類似する他の受変電設備3を選択する。出力情報選択部532は、監視制御装置1の操作予測部152が予測した操作を支援するための操作支援情報を選択する。出力情報選択部532は、支援情報記憶部52が記憶するトラブルデータの中から、監視制御装置1に表示させるトラブルデータを選択する。さらに、出力情報選択部532は、支援情報記憶部52が記憶する操作条件データから、監視制御装置1の操作予測部152が予測した操作に対応したインターロック条件を読み出す。出力情報選択部532は、選択したトラブルデータ及び予測した操作に対応したインターロック条件を含む操作支援情報を監視制御装置1に通知する。
図4から図6はそれぞれ、中央指令室A〜Cの監視制御装置1が表示する監視制御対象の受変電設備3の系統図である。中央指令室Aが監視制御対象とする受変電設備3aは、系統1及び系統2の2系統からなり、監視制御装置1aは、図4に示すように系統1の系統図を表示する。中央指令室Bが監視制御対象とする受変電設備3bは、系統1〜系統3の3系統からなり、監視制御装置1bは、図5に示すように系統1の系統図を表示する。中央指令室Cが監視制御対象とする受変電設備3cは、系統1及び系統2の2系統からなり、監視制御装置1cは、図6に示すように系統1の系統図を表示する。
受変電設備3を構成する機器には、遮断器、断路器、変圧器、発電機、計器用変圧変流器(VCTまたはMOF)などがある。画面の上部に表示される機器ほど電力会社の送電線に近い上位であり、下部に表示される機器ほど下位である。図4から図6において、監視制御装置1は、系統図に、各機器の動作状態を付加して表示している。同図では、輪郭が太い実線の機器は稼働中を示しており、輪郭が点線の機器は停止中を示している。監視制御装置1は、各機器を表す画像に対応付けて、機器の番号や名称などの機器識別情報を表示してもよい。
図7は、支援情報提供装置5の支援情報記憶部52に記憶されるトラブルデータの例を示す図である。トラブルデータは、過去に発生したトラブルの内容と、トラブルが発生した受変電設備3あるいは受変電設備3の系統と、トラブルの重大度と、注意事項と、トラブルログデータとを含む。トラブルの内容には、トラブルの題目や、そのトラブル発生時に観察された現象、トラブルの原因などが含まれる。
図8は、支援情報提供装置5の支援情報記憶部52に記憶される操作条件データを示す図である。操作条件データは、操作とインターロック条件の対応を示す。同図に示す操作条件データには、機器CをOFFにする操作を行う場合、機器AをONにする操作と、機器BをOFFにする操作とが実行済みであること(あるいは、機器Aの状態がON、かつ、機器Bの状態がOFFでなければならないこと)を示す。
次に、監視制御システムの動作について説明する。
各監視制御装置1の監視情報受信部11は、受変電設備3を構成する各機器の動作状態や、受変電設備3に備えられた各計器の計測値など、監視制御対象の受変電設備3の運転状態についての通知を随時受信する。各監視制御装置1のログ管理部13は、監視情報受信部11が運転状態の通知を受信すると、受信した通知が示す運転状態と、通知の受信時刻とを設定したイベントデータをログ記憶部12が記憶しているログデータに書き込む。また、各監視制御装置1のログ管理部13は、操作実行部153が監視員の入力に従って操作を実行すると、実行された操作と、操作の実行時刻とを設定したイベントデータをログ記憶部12が記憶しているログデータに書き込む。
各監視制御装置1の監視情報受信部11は、受変電設備3を構成する各機器の動作状態や、受変電設備3に備えられた各計器の計測値など、監視制御対象の受変電設備3の運転状態についての通知を随時受信する。各監視制御装置1のログ管理部13は、監視情報受信部11が運転状態の通知を受信すると、受信した通知が示す運転状態と、通知の受信時刻とを設定したイベントデータをログ記憶部12が記憶しているログデータに書き込む。また、各監視制御装置1のログ管理部13は、操作実行部153が監視員の入力に従って操作を実行すると、実行された操作と、操作の実行時刻とを設定したイベントデータをログ記憶部12が記憶しているログデータに書き込む。
支援情報提供装置5の支援情報記憶部52には、トラブルデータと、各受変電設備3に適用する操作条件データと、各受変電設備3の受変電設備構成データとを登録しておく。トラブルデータは、トラブルの発生後に、監視員が支援情報提供装置5に登録する。例えば、監視員は、監視制御装置1の操作入力部14により、トラブルが発生した受変電設備3または受変電設備3の系統を特定する情報と、トラブルの内容及び重大度と、注意事項とを入力する。さらに、監視員は、操作入力部14により、ログ記憶部12に記憶されているログデータから、トラブルの発生に関連するイベントデータを選択する。監視制御装置1は、入力された受変電設備3または受変電設備3の系統を特定する情報、トラブルの内容及び重大度、ならびに、注意事項と、選択されたイベントデータを含んだトラブルログデータとを設定したトラブルデータを支援情報提供装置5に送信する。支援情報提供装置5は、受信したトラブルデータを支援情報記憶部52に登録する。なお、監視制御装置1が自動でトラブルデータを生成し、支援情報提供装置5に登録してもよい。
図9は、監視制御システムの処理を示すフロー図である。
監視員は、監視制御装置1の操作入力部14により、操作対象の受変電設備3の系統図を表示させるための指示を入力する。系統が複数ある場合、監視員は操作入力部14により、操作対象の系統を特定する情報をさらに入力する。表示制御部151は、操作対象の受変電設備3の指定された系統の系統図を表示部17に表示させる。このとき、表示制御部151は、監視情報受信部11が受信した通知が示す各機器の動作状態に基づいて、各機器の動作状態も表示部17に表示させる。
監視員は、監視制御装置1の操作入力部14により、操作対象の受変電設備3の系統図を表示させるための指示を入力する。系統が複数ある場合、監視員は操作入力部14により、操作対象の系統を特定する情報をさらに入力する。表示制御部151は、操作対象の受変電設備3の指定された系統の系統図を表示部17に表示させる。このとき、表示制御部151は、監視情報受信部11が受信した通知が示す各機器の動作状態に基づいて、各機器の動作状態も表示部17に表示させる。
監視員は、操作入力部14により操作対象の機器を選択する(ステップS110)。操作予測部152は、選択された機器に対して実行され得る操作を予測する(ステップS120)。例えば、操作予測部152は、選択された機器の状態が現在「入(ON)」であれば、選択された機器に対する切(OFF)操作を予測操作と判断し、選択された機器の状態が現在「切(OFF)」であれば、選択された機器に対する入(ON)操作を予測操作と判断する。操作予測部152は、操作対象の受変電設備3または操作対象の受変電設備3の系統と、予測操作とを設定した支援情報要求を支援情報提供装置5に通知する。
支援情報提供装置5の類似設備選択部531は、監視制御装置1から支援情報要求を受信する。類似設備選択部531は、受信した支援情報要求に設定されている操作対象の受変電設備3または操作対象の受変電設備3の系統に類似した他の受変電設備3または他の受変電設備3の系統を選択する(ステップS130)。
例えば、支援情報記憶部52に、各受変電設備3に類似する他の受変電設備3や、各受変電設備3の系統それぞれに類似する他の受変電設備3の系統を示す類似設備情報を予め登録しておく。類似設備選択部531は、支援情報記憶部52に記憶されている類似設備情報から、操作対象の受変電設備3や操作対象の受変電設備3の系統に類似した他の受変電設備3や他の受変電設備3の系統を読み出す。
また、例えば、類似設備選択部531は、支援情報記憶部52に記憶されている受変電設備構成データを参照し、操作対象の受変電設備3または操作対象の受変電設備3の系統に類似した他の受変電設備3または他の受変電設備3の系統を選択する。
具体的には、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3と系統数が類似している他の受変電設備3を類似した受変電設備3として判断する。そこで、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3と他の受変電設備3とが両方1とも系統である場合、あるいは、両方とも複数系統である場合に類似と判断する。もしくは、類似設備選択部531は、制御対象の受変電設備3が複数系統である場合、系統数の差異が所定以内の複数系統の他の受変電設備3を類似と判断する。
具体的には、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3と系統数が類似している他の受変電設備3を類似した受変電設備3として判断する。そこで、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3と他の受変電設備3とが両方1とも系統である場合、あるいは、両方とも複数系統である場合に類似と判断する。もしくは、類似設備選択部531は、制御対象の受変電設備3が複数系統である場合、系統数の差異が所定以内の複数系統の他の受変電設備3を類似と判断する。
また、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3の系統と装置構成が類似している他の受変電設備3の系統を、類似した他の受変電設備3の系統と判断する。具体的には、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3の系統と、機器の種類毎(遮断器、断路器、変圧器など)の機器数の差異が所定以内である他の受変電設備3の系統を類似と判断する。あるいは、類似設備選択部531は、操作対象の受変電設備3の系統と、同じ接続順の機器群の数が所定以上である他の受変電設備3の系統を類似と判断する。具体的な例として、操作対象の受変電設備3の系統において、種類T1の機器、種類T2の機器、種類T3の機器が順に接続され、他の受変電設備3の系統において、種類T1の機器、種類T2の機器、種類T4の機器、種類T3の機器が順に接続されているとする。この場合、種類T1の機器と種類T2の機器は接続順が同一の機器群である。また、種類T1の機器、種類T2の機器、種類T3の機器に注目し、間に他の機器が挿入されていても、これらの機器の接続順が同一の機器群と判断してもよい。
類似設備選択部531は、種類毎の機器数と機器の接続順の両者またはいずれかに基づいて類似を判断する。
類似設備選択部531は、種類毎の機器数と機器の接続順の両者またはいずれかに基づいて類似を判断する。
出力情報選択部532は、支援情報記憶部52に記憶されているトラブルデータの中から、操作対象の受変電設備3、類似と判断された他の受変電設備3または他の受変電設備3の系統がトラブル発生個所に設定されたトラブルデータを特定する。さらに、出力情報選択部532は、特定したトラブルデータの中から、支援情報要求に設定されている予測操作と同一の操作がトラブルログデータに設定されているトラブルデータを選択する(ステップS140)。なお、出力情報選択部532は、操作対象の機器が同一の種類であり、同一の動作状態への遷移を指示する操作であれば、同一操作と判断する。出力情報選択部532は、操作対象の機器の種類を支援情報記憶部52に記憶されている受変電設備構成データから読み出してもよい。
出力情報選択部532は、選択されたトラブルデータが監視制御装置1の表示上限数より多いか否かを判断する(ステップS150)。表示上限数は、画面に表示可能な支援情報の上限数である。出力情報選択部532は、選択されたトラブルデータが表示上限数以下であると判断した場合(ステップS150:NO)、後述するステップS190以降の処理を実行する。一方、出力情報選択部532は、選択されたトラブルデータが表示上限数より多いと判断した場合(ステップS150:YES)、現在選択されているトラブルデータの中からログが類似しているトラブルデータを選択する(ステップS160)。
そこでまず、出力情報選択部532は、最新のイベントデータから、予め決められた時間分遡ったイベントデータまでを含んだログデータを監視制御装置1に要求する。あるいは、出力情報選択部532は、最新のイベントデータから、トラブルログデータに対応する時間に所定の係数を乗算した時間分遡ったイベントデータまでを含んだログデータを、支援情報要求元の監視制御装置1に要求する。トラブルログデータに対応する時間は、トラブルログデータに含まれる最初のイベントデータの時刻と最後のイベントデータの時刻との差分によって算出される。監視制御装置1のログ管理部13は、要求されたログデータをログ記憶部12から読み出して支援情報提供装置5に返送する。支援情報提供装置5の出力情報選択部532は、受信したログデータに、現在の時刻または現在の時刻より所定だけ経過した時刻に予測操作を行ったことを示すイベントデータを加えて予測ログデータを生成する。出力情報選択部532は、現在選択されているトラブルデータそれぞれについて、トラブルログデータと予測ログデータとの類似を判断する。
ログの類似を判断するため、まず、出力情報選択部532は、トラブルログデータに含まれる各イベントデータについて、対象機器の種類と、それら対象機器間の接続関係を、支援情報記憶部52に記憶されている受変電設備構成データから読み出す。同様に、出力情報選択部532は、予測ログデータに含まれる各イベントデータについて、対象機器の種類と、それら対象機器間の接続関係を、支援情報記憶部52に記憶されている受変電設備構成データから読み出す。イベントデータの対象機器は、イベントデータが機器に対する操作であれば、その操作対象の機器であり、イベントデータが機器の運転状態を示す場合は、その運転状態が検出された機器である。接続関係は、上位に接続される機器、下位に接続される機器、同じ階層に接続される機器などである。
出力情報選択部532は、トラブルログデータと予測ログデータの類似を、同一操作の数、同じ順番の複数の同一操作の数、同じ順番の複数の同一操作の操作間隔の類似性、同一操作時の運転状態の類似などにより判断する。具体的には、出力情報選択部532は、同じ種類の操作対象の機器に対して同じ状態への遷移を指示する操作を同一操作と判断する。また、出力情報選択部532は、複数の同一操作については、それらの操作対象の機器の接続関係の同一性までを類似の判断に用いる。例えば、トラブルログデータと予測ログデータに、種類T1の機器をONにする操作の後、種類T1の機器の上位の種類T2の機器をOFFにする操作を行ったことを示すイベントデータが含まれているとする。この場合、出力情報選択部532は、同じ順番の複数の同一操作と判断する。種類T1の機器をONにする操作から、種類T1の機器の上位の種類T2の機器をOFFにする操作を行う間に他の操作のイベントデータが含まれてもよい。さらに、出力情報選択部532は、トラブルログデータと予測ログデータとの間で、種類T1の機器をONにする操作を行ってから、種類T1の機器の上位の種類T2の機器をOFFにする操作を行うまでの時間が近いほど類似性が高いと判断する。また、例えば、トラブルログデータと予測ログデータとに、種類T1の機器をONにする操作の後、その機器と接続関係が同じ計測器において異常な電圧を検出したことを示すイベントデータが設定されているとする。この場合、出力情報選択部532は、同一操作時の運転状態の類似性が高いと判断する。
出力情報選択部532は、類似性が所定よりも高いトラブルログデータが含まれるトラブルデータを選択する。
出力情報選択部532は、類似性が所定よりも高いトラブルログデータが含まれるトラブルデータを選択する。
出力情報選択部532は、ログの類似性に基づいて選択したトラブルデータが表示上限数よりも多いか否かを判断する(ステップS170)。出力情報選択部532は、選択したトラブルデータが表示上限数以下であると判断した場合(ステップS170:NO)、後述するステップS190以降の処理を実行する。一方、出力情報選択部532は、ログの類似性に基づいて選択したトラブルデータが表示上限数よりも多いと判断した場合(ステップS170:YES)、それらのトラブルデータの中から重大度に基づいてトラブルデータを選択する(ステップS180)。具体的には、出力情報選択部532は、ログの類似性に基づいて選択したトラブルデータの中から、重大度が高い順に表示上限数のトラブルデータを選択する。
出力情報選択部532は、支援情報要求の送信元の受変電設備3について支援情報記憶部52が記憶している操作条件データから、予測操作に対応したインターロック条件を読み出す(ステップS190)。出力情報選択部532は、選択したトラブルデータと、予測操作に対応して読み出したインターロック条件とを含んだ支援情報を監視制御装置1に送信する。出力情報選択部532は、支援情報に、トラブルデータに設定されているトラブルの内容、トラブルの重大度、注意事項、トラブルログデータなどの一部の情報のみを設定してもよい。監視制御装置1の表示制御部151は、受信した支援情報を表示部17に表示させる(ステップS200)。すなわち、表示制御部151は、支援情報に設定されているトラブルデータに含まれるトラブルの内容、トラブルの重大度、注意時刻、及びトラブルログデータを表示部18に表示させる。さらに、表示制御部151は、支援情報に設定されているインターロック条件を表示部17に表示させる。
図10は、支援情報の表示例を示す図である。同図では、監視員が、図4に示す系統図において、操作対象の機器71を選択した場合の例を示す。機器71は「入(ON)」状態であるため、操作予測部152は、機器71の「切(OFF)」操作を予測する。表示制御部151は、この予測された操作の実行を指示するための操作ボタン72を表示させる。表示制御部151は、ポップアップ画面73に、予測された操作に応じて支援情報提供装置5が選択したトラブルデータの一部の情報と、予測された操作に応じたインターロック条件を表示する。
図9において、監視員は、操作入力部14により操作ボタン72を選択するなどして、操作の実行を指示する(ステップS210)。操作実行部153は、ログ記憶部12に記憶されているログデータを参照し、実行が指示された操作がインターロック条件を満たすか否かを判断する(ステップS220)。操作実行部153は、インターロック条件を満たすと判断した場合(ステップS220:YES)、指示された操作を実行する(ステップS230)。操作実行部153は、インターロック条件を満たさない判断した場合(ステップS220:NO)、エラーを出力する(ステップS240)。
なお、ステップS200の処理の後、監視員が他の機器を選択した場合、監視制御装置1は、ステップS110からの処理を実行する。
また、支援情報提供装置5は、ステップS160において重大度に基づいてトラブルデータを選択し、ステップS180においてログが類似しているトラブルデータを選択してもよい。
なお、ステップS200の処理の後、監視員が他の機器を選択した場合、監視制御装置1は、ステップS110からの処理を実行する。
また、支援情報提供装置5は、ステップS160において重大度に基づいてトラブルデータを選択し、ステップS180においてログが類似しているトラブルデータを選択してもよい。
上記実施形態によれば、監視員が受変電設備の機器を操作する際に、操作対象の受変電設備や類似した受変電設備において同様の操作を行ったときに発生したトラブルの情報と、そのトラブルが発生したときの動作状態を表示する。よって、監視員に、これから行う操作によって発生し得るトラブルについて注意を喚起することができる。また、上記実施形態によれば、操作を実行するための条件を提示し、監視員に必要な操作のうちまだ行っていない操作を実行するよう促すことができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、支援情報提供装置が出力情報選択部を持つことにより、また、監視制御装置が操作予測部及び出力部を持つことにより、監視員が受変電設備の機器を操作する際に操作を支援する情報を提示し、監視員の負担や操作ミスを減少させることができる。
上述した実施形態における監視制御装置1及び支援情報提供装置5の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…監視制御装置、3…受変電設備、5…支援情報提供装置、9…通信ネットワーク、11…監視情報受信部、12…ログ記憶部、13…ログ管理部、14…操作入力部、15…制御部、16…通信部、17…表示部、51…通信部、52…支援情報記憶部、53…支援情報提供部、151…表示制御部、152…操作予測部、153…操作実行部、531…類似設備選択部、532…出力情報選択部
Claims (13)
- 複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、前記トラブルの発生に至るまでの前記受変電設備に対する操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含んだ複数のトラブルデータを記憶する支援情報記憶部と、
前記支援情報記憶部に記憶されている複数の前記トラブルデータから、受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の前記機器に対する操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを選択し、選択した前記トラブルデータを出力する出力情報選択部と、
を備える支援情報提供装置。 - 前記出力情報選択部は、複数の前記トラブルデータから、操作対象の前記機器が属する前記受変電設備または操作対象の前記機器が属する前記受変電設備と類似する他の受変電設備において発生したトラブルの情報を含み、かつ、前記操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを選択する、
請求項1に記載の支援情報提供装置。 - 前記トラブルデータは、トラブルの重大度の情報を含み、
前記出力情報選択部は、前記重大度に基づいて、出力する前記トラブルデータを選択する、
請求項1または請求項2に記載の支援情報提供装置。 - 前記出力情報選択部は、選択した前記トラブルデータから、操作対象の機器が含まれる前記受変電設備に対して行われた操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すログデータと類似する前記トラブルログデータを含んだ前記トラブルデータを選択する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の支援情報提供装置。 - 複数の前記受変電設備それぞれの設備構成を示す情報に基づいて、操作対象の前記機器が属する前記受変電設備と類似する他の受変電設備を選択する類似設備選択部をさらに備える、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の支援情報提供装置。 - 前記支援情報記憶部は、機器に対する操作と、前記操作の実行前に完了していなければならない操作、あるいは、前記操作の実行時にとっていなければならない前記受変電設備の動作状態を示す操作条件と対応付けて記憶し、
前記出力情報選択部は、操作対象の前記機器に対する前記操作に対応付けられた前記操作条件を前記支援情報記憶部から読み出し、読み出した前記操作条件を出力する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の支援情報提供装置。 - 受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の機器に対して実行され得る操作を予測する操作予測部と、
複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、前記トラブルの発生に至るまでの前記受変電設備に対する操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータから選択された、前記操作予測部により予測された前記操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを出力する出力部と、
を備える監視制御装置。 - 前記出力部は、複数の前記トラブルデータから選択された、操作対象の前記機器が属する前記受変電設備または操作対象の前記機器が属する前記受変電設備と類似する他の受変電設備において発生したトラブルに対応し、かつ、予測された前記操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを出力する、
ことを特徴とする請求項7に記載の監視制御装置。 - 前記出力部は、機器に対する操作の実行前に完了していなければならない操作、あるいは、機器に対する前記操作の実行時にとっていなければならない前記受変電設備の動作状態を示す操作条件の中から、予測された前記操作に対応して選択された前記操作条件を出力する、
請求項7または請求項8に記載の監視制御装置。 - 支援情報提供装置が実行する操作支援方法であって、
複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、前記トラブルの発生に至るまでの前記受変電設備に対する操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータから、受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の前記機器に対する操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを選択する出力情報選択ステップと、
前記出力情報選択ステップにおいて選択した前記トラブルデータを出力する選択情報出力ステップと、
を有する操作支援方法。 - 監視制御装置が実行する操作支援方法であって、
受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の機器に対して実行され得る操作を予測する操作予測ステップと、
複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、前記トラブルの発生に至るまでの前記受変電設備に対する操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータから選択された、前記操作予測ステップにおいて予測された前記操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを出力する出力ステップと、
を備える操作支援方法。 - コンピュータに、
複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、前記トラブルの発生に至るまでの前記受変電設備に対する操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータから、受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の前記機器に対する操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを選択する出力情報選択ステップと、
前記出力情報選択ステップにおいて選択した前記トラブルデータを出力する選択情報出力ステップと、
を実行させるプログラム。 - コンピュータに、
受変電設備を構成する機器の中から選択された操作対象の機器に対して実行され得る操作を予測する操作予測ステップと、
複数の受変電設備のいずれかにおいて発生したトラブルの情報と、前記トラブルの発生に至るまでの前記受変電設備に対する操作または前記受変電設備の運転状態の履歴を示すトラブルログデータとを含む複数のトラブルデータから選択された、前記操作予測ステップにおいて予測された前記操作が前記トラブルログデータに設定されている前記トラブルデータを出力する出力ステップと、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2014148231A JP2016025749A (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 支援情報提供装置、監視制御装置、操作支援方法、及びプログラム |
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Cited By (1)
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JP2021004908A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 日本メックス株式会社 | 受電設備の異常時対応訓練方法 |
-
2014
- 2014-07-18 JP JP2014148231A patent/JP2016025749A/ja active Pending
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