JP2009285413A - 飛行玩具発射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の発射条件にて飛行玩具を繰り返し飛ばすことが可能な飛行玩具発射装置を提供する。
【解決手段】発射装置1の上面の平面板3e、3fには、直線状のガイド溝5が設けられている。また、発射装置1内部には二つのモータ11a、11bが設けられており、それぞれモータの回転軸の先端には、回転体14a、14bが接続されている。そしてこの状態で、飛行玩具2の胴部をガイド溝5に挿入させ、翼部が平面板3e、3fにより下方から支持された状態にて、ユーザが飛行玩具2を発射方向に押し出す。これにより、飛行玩具2の胴部が回転中の回転体14a、14bに挟圧され、回転体14a、14bの回転により飛行玩具2が発射方向に押し出され、押し出された勢いで空中を飛行する。
【選択図】図3

Description

本発明は紙飛行機などの飛行玩具を発射する飛行玩具発射装置に関する。
紙飛行機などの飛行玩具は、その飛ばし方が飛行距離に大きな影響を及ぼすため、同一の飛ばし方を再現して飛行玩具自体の性能を評価することが難しい。このような中、飛行玩具を飛ばすための装置として、弾性体の反発力を利用して飛行玩具を発射させることが可能な飛行玩具発射装置が従前より知られている(特許文献1参照)。
特開2001−162059号公報
しかしながら、上述の飛行玩具発射装置では、発射時における飛行玩具の翼部の角度が安定しない。また、紐状弾性体は使用によりその特性が変化してしまう。従って、同一の飛行玩具を用いて発射させた場合でも発射条件が異なる結果となり、飛行距離にばらつきが発生してしまうという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、同一の発射条件にて飛行玩具を繰り返し飛ばすことが可能な飛行玩具発射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の飛行玩具発射装置は、飛行玩具の翼部を下方から支持する平面部と、前記平面部に直線状に設けられた溝部であるガイド溝部と、前記平面部の下方に設けられた回動可能な2つの円筒体であって、前記ガイド溝部に挿通された状態の前記飛行玩具の胴部を挟圧可能な状態で配置され、回動することにより、当該飛行玩具を前記ガイド溝部に沿って搬送可能な円筒体と、前記円筒体の回動を制御する制御手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の飛行玩具発射装置は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記平面部の上方に設けられた平面からなる上板部であって、当該平面部との間に形成される隙間に配置された状態の前記飛行玩具の翼部を上方から挟持可能な状態で配置された上板部を備えている。
また、請求項3に係る発明の飛行玩具発射装置は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記上板部は、上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の飛行玩具発射装置は、請求項2又は3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記上板部は、前記平面部との間に形成される隙間が、前記飛行玩具の搬送方向に向かって細くなるように設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の飛行玩具発射装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記円筒体の回転速度を指定する回転速度指定手段を備え、前記制御手段は、前記回転速度指定手段にて指定された回転速度にて前記円筒体の回動を制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明の飛行玩具発射装置では、平面部にて翼部の角度を一定状態に維持した状態で、飛行玩具を発射させることが可能となる。従って、同一発射条件にて飛行玩具を飛ばすことが可能となり、飛行距離のばらつきを最小限に抑えることが可能となる。
また、請求項2に係る発明の飛行玩具発射装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、平面部と上板部とで飛行玩具の翼部を上下方から挟み込むことにより、翼部の角度を一定状態に維持することが可能となる。従って、発射条件をより正確に同一化して飛行玩具を飛ばすことが可能となり、飛行距離のばらつきを最小限に抑えることが可能となる。
また、請求項3に係る発明の飛行玩具発射装置では、請求項2に記載の発明の効果に加えて、平面部と上板部とで飛行玩具の翼部を上下方から挟み込む場合において、異なる大きさの飛行玩具に合わせて、平面部と上板部との隙間を調整することが可能となる。従って、さまざまな大きさの飛行玩具を同一の発射条件にて飛ばすことが可能となる。
また、請求項4に係る発明の飛行玩具発射装置では、請求項2又は3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、平面部と上板部との隙間を、飛行玩具の搬送方向に向けて細くすることによって、飛行玩具の発射角度を厳密に固定させることが可能となるので、飛行距離のばらつきを最小限に抑えることが可能となる。
また、請求項5に係る発明の飛行玩具発射装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、円筒体部の回転速度を変化させることが可能となるので、飛行玩具の形状や重量等に最適な発射速度条件にて、飛行玩具を飛ばすことが可能となる。
以下、本発明を具体化した印刷装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成などは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
はじめに、図1〜図5を参照して、飛行玩具発射装置(以下「発射装置1」と略す。)及び飛行玩具2の物理的構成について説明する。図1は、発射装置1の外観斜視図であり、図2は、飛行玩具2の一例を示した斜視図であり、図3は、図1に示す発射装置1のI−I線における矢視方向断面図であり、図4は、図1に示す発射装置1のII−II線における矢視方向断面図であり、図5は、図1に示す発射装置1のIII−III線における矢視方向断面図である。
なお、図3における右側を発射装置1の前方、左側を発射装置1の後方、上側を発射装置1の右方、下側を発射装置1の左方、紙面手前側を発射装置1の上方、紙面手奥行き側を発射装置1の下方とする。
はじめに、発射装置1の物理的構成について説明する。図1に示すように、発射装置1は、前後方向を長手方向とする直方体状の箱体3と、箱体3の上面部分を構成する平面板3aの上方に設けられた上板6とから構成されている。箱体3は、その6面が板材により構成されている。そしてこれらの板材にて囲まれた内部に、飛行玩具2を発射装置1の前方発射方向に搬送するための搬送機構部30(図3〜5参照、後述)が格納されている。
箱体3を構成する板材のうち、箱体3の上面部分を構成する平面視長方形状の平面板3a、及び箱体3の前面部分を構成する正面視長方形状の平面板3bには、ガイド溝5が板材を貫通するように設けられている。そして、ガイド溝5のうち平面板3aに設けられている部分であるガイド溝5aにより、平面板3aは、右部分の平面板3eと左部分の平面板3fとに二分された状態となっている。ガイド溝5は、飛行玩具2を発射装置1の前方に発射させる場合において、その発射方向に沿って飛行玩具2を搬送させるために設けられている。飛行玩具2は、その胴部42(図2参照)をガイド溝5に挿入させた状態で、翼部41a、41bが平面板3aにより下方から支持され、発射装置1上に載置される。
ガイド溝5のうちガイド溝5aは、平面板3aの前端部分と後端部分とのそれぞれの左右方向中央部分を結ぶように直線状に設けられている。また、ガイド溝5bは、平面板3bの上端部分(平面板3aと接続する端部分)の左右方向中央部より下方鉛直方向に、平面板3bの上下方向の長さの略半分の長さとなるように設けられている。ガイド溝5aとガイド溝5bとは、平面板3aと平面板3bとの接続部分にて接続された状態となっている。またガイド溝5の左右方向の幅は、一例として約5mmに設定される。
また、発射装置1の平面板3aの上方には、上板6が設けられている。上板6は、左右方向を長手方向とする平面視長方形状を有する透明の板材である。そして、上板6の左右方向の長さは、平面板3aの左右方向の長さよりもやや小さくなるように設定されており、上板6の前後方向の長さは、平面板3aの前後方向の長さの略半分となるように設定されている。
上板6は、平面板3aの上面より上方に凸設された支持柱7a〜7dにより、その四隅において支持された状態で固定されている。これにより、平面板3aと上板6との間に隙間が形成された状態となっている。またこの隙間の間隔は、発射装置1の後方から前方に向かうに従い狭くなるように調整されている。一例として、隙間の間隔は、上板6の後側端部分において約10mm、上板6の前側端部分において約5mmに設定される。
なお、上板6を支持する支持柱7a〜7dは、上方より平面板3aに螺設して上板6を平面板3aに固定するためのネジ部と、上板6と平面板3aとの間に挟まれるように配置された、上下方向に弾性力を備える弾性体とから構成されている。そして、ネジ部を平面板3aにねじ込む程度を調整することにより、上板6と平面板3aとの隙間を調整することが可能な状態となっている。これにより、翼部の厚みの異なる飛行玩具であっても、発射装置1を使用して発射させることが可能となっている。
次に、図2を参照して、本実施の形態における飛行玩具2について説明する。図2に示すように、飛行玩具2は、紙を折り曲げて作成された所謂紙飛行機である。そして、飛行時における姿勢を安定に保つために設けられた、平面状の翼部41a、翼部41b(翼部41)と、翼部41a、翼部41bとが接する部分に設けられ、翼部41の平面に対して鉛直方向に延設された胴部42とを備えている。飛行玩具2は、胴部42を下方に向け、翼部41が水平に保持された状態で空中を飛行する。
なお、本実施の形態においては、発射装置1より発射させる飛行玩具2として、図2に示す形状の紙製飛行玩具2を想定しているが、飛行玩具2の形状は上述の形状に限定されない。従って、翼部と胴部とを備えた飛行玩具であれば、他の形状を有していてもよい。また、飛行玩具2を構成する素材は紙に限定されず、他の素材であってもよい。
次に、図3〜図5を参照して、発射装置1の内部構造について説明する。図3〜図5に示すように、発射装置1の内部には搬送機構部30が格納されている。搬送機構部30は、発射装置1より飛行玩具2を発射させるために、ガイド溝5に胴部42が挿入された状態の飛行玩具2を、ガイド溝5に沿って前方に搬送するために設けられている。搬送機構部30は、図3及び図4に示すように、搬送部10と電源部20とから構成されている。搬送部10は、モータ11の回転により飛行玩具2を搬送するために設けられており、電源部20は、モータ11を駆動するための電源を供給するために設けられている。
これらのうち搬送部10は、図5に示すように、2つのモータ11a、11b(総称して「モータ11」という。)が支持板16により発射装置1の箱体3の底板に保持された構成を有している(詳細は後述する。)。
図5に示すように、支持板16は、箱体3の下側部分を構成する平面板3cの上側より上方に延設された2本の脚部16a、16bと、其々の脚部どうしを架設するために設けられた橋部16cであって、其々の脚部における上下方向の略中央部より水平方向に延設された橋部16cとから構成されている。
脚部16a、16bの下端部分は、支持板固定ネジ17a、支持板固定ネジ17bにより、それぞれが平面板3cの上側に設けられている底板13に固定されている。また、脚部16a、16bは、図3及び図4に示すように、発射装置1における飛行玩具2が発射される方向と橋部16cの架設方向とが直交するような角度で配置されている。なお詳細は後述するが、支持板16のうち、脚部16aはその上端部分においてモータ11aを保持し、脚部16bはその上端部分においてモータ11bを保持するために設けられている。
また、図3及び図4に示すように、支持板16は、平面板3cの前後方向の中心よりやや前方の位置であり、ちょうど平面板3aの上方に設けられた上板6の下方となる位置にて、底板13に固定された状態となっている。
また、図4に示すように、支持板16の脚部16aの上端部分には、脚部16b側(箱体3の内側方向)にモータ11aを保持するためのモータ支持板15aが螺設されている。モータ支持板15aは、発射装置1の左側方から見た状態で略逆L字形状を有する板状体である。そして、その水平部分が、脚部16aの上端部分に螺設されている。従ってモータ支持板15aの鉛直部分が、ちょうど脚部16aの前方に凸設した状態となっている。同様に、図示されていないが、支持板16の脚部16bの上端部分には、脚部16a側(箱体3の内側方向)にモータ11bを保持するためのモータ支持板15bが螺設されている。そして、モータ支持板15bの鉛直部分が、ちょうど脚部16bの前方に凸設した状態となっている。
そして図3及び図5に示すように、モータ支持板15aにおけるモータ支持板15b側(箱体3の内側方向)にはモータ11aがネジ19aにより螺設され、モータ支持板15bにおけるモータ支持板15a側(箱体3の内側方向)にはモータ11bがネジ19bにより螺設されている。従って、モータ11aとモータ11bとは、互いに隣接して保持された状態となっている。なお、モータ11aとモータ11bとの間に形成される隙間が約5mmとなるように、支持板16の形状があらかじめ調整されている。
また図5に示すように、モータ11a及びモータ11bの上部には、回転軸12a、回転軸12bがそれぞれ設けられている。さらに、回転軸12a、回転軸12bの上方先端部には、正面視略T字型、平面視円形状(図3参照)の回転体14a、14bがそれぞれ接続されている。回転体14aと回転体14bとは、双方の上部円周部分が接するように配置された状態となっている。回転体14a、回転体14bは、双方間に飛行玩具2の胴部42を挟み、この状態で回転することにより、飛行玩具2を発射装置1の前方に搬送することが可能となっている。
なお本実施の形態では、回転体14a、14bが回転することにより飛行玩具2に与える前方への力が均一に働き、飛行玩具2を等速で前方に搬送することが可能なように、回転体14a、14bの平面視円形上の直径は4cmに設定されている。また、回転体を形成する材料としては、飛行玩具2との間で強い摩擦力を発生させることが可能な従来公知の材料が使用される。例えばウレタンゴムなどが挙げられる。
ここで図3に示すように、モータ11aとモータ支持板15aとの間、及びモータ11bとモータ支持板15bとの間には、左右方向に弾性力を備える弾性体18a、18bが其々設けられている。弾性体18a、弾性体18bにより、モータ11a及びモータ11bを固定するためのネジ19a、19bをねじ込む程度を調整することによって、モータ11aとモータ11bとの間に形成される隙間の間隔を広げたり狭めたりすることが可能となっている。これにより、回転体14aの上部円周部分と回転体14bの上部円周部分との間の隙間が調整できるようになっている。
次に、電源部20について説明する。電源部20は、図3及び図4に示すように、箱体3の後側の板材(「平面板3d」という。)より凸設された調整ツマミ21、22と、安定化電源23と、モータコントローラ25とから構成されている。
安定化電源23は、交流100V電源を直流24V電圧に変換するためのAC−DCコンバータである。またモータコントローラ25は、安定化電源23より出力された直流電源を受け、出力電流を変化させて出力させることが可能なデバイスである。また、モータコントローラ25より出力される電流はモータ11a、11bに入力されている。従って、モータコントローラ25を制御して出力電流を制御することにより、モータ11a、11bの回転速度を制御することが可能な状態となっている。
なお本実施の形態におけるモータコントローラ25では、出力電流を0A〜10Aの間で変化させることが可能となっている。また、モータ11a、11bは、入力電流に応じて回転速度を変化させることが可能なブラシ付きDCモータであり、本実施の形態においては、入力電流の変化(0A〜10A)に応じ、回転速度を0rpm〜5000rpmの範囲で変化させることが可能となっている。
なお、上述の回転速度にてモータ11a、モータ11bを回転させることにより、本実施の形態にて想定している飛行玩具2である紙飛行機を飛行させる場合における最適な速度とされる約8m/sにて、飛行玩具2を飛行させることが可能となっている。
また図3に示すように、調整ツマミ21は、背面に設けられたセレクトスイッチ21aに接続されている。そして、調整ツマミ21を操作してセレクトスイッチ21aを切り替えることにより、安定化電源23への交流100V電源の供給のON/OFFを制御することが可能となっている。なお、セレクトスイッチ21aは図示外の配線により、電源コネクタ31(図6参照)と安定化電源23との間に直列に挿入され接続された状態となっている。また、調整ツマミ22は、背面に設けられたボリュームスイッチ22aに接続されている。そして、調整ツマミ22を操作してボリュームスイッチ22aを調整することにより、モータコントローラ25の出力電流を制御することが可能となっている。なお、ボリュームスイッチ22aは図示外の配線により、モータコントローラ25に接続された状態となっている。さらに、モータコントローラ25はモータ11a、モータ11bと接続しているので、調整ツマミ22を操作してボリュームスイッチ22aを調整することにより、モータ11a、11bの回転速度を調整することが可能となっている。
次に、発射装置1の電気的構成について、図6を参照して説明する。図6は、発射装置1の電気的構成を示した模式図である。
図6に示すように発射装置1は、安定化電源23と、モータコントローラ25と、安定化電源23への交流100V電源の電源供給のON/OFFを制御することが可能なセレクトスイッチ21aと、モータコントローラ25の出力電流を制御可能なボリュームスイッチ22aとを備えている。そして、セレクトスイッチ21aにて安定化電源23への交流100V電源の電源供給のON/OFF制御が可能なように、セレクトスイッチ21aは安定化電源23と電源コネクタ31とを結ぶ接続線に直列に配置されている。また安定化電源23からの出力電流をモータコントローラ25にて制御することが可能なように、安定化電源23とモータコントローラ25とは電気的に接続されている。
またボリュームスイッチ22aは、モータコントローラ25からの出力電流の電流値を制御することが可能なように、モータコントローラ25に接続されている。また、モータ11a、モータ11bは、モータコントローラ25からの出力電流により回転駆動可能なように、それぞれモータコントローラ25と電気的に接続されている。
なお、モータ11a及びモータ11bは、其々の回転方向が逆方向となるように、モータコントローラ25と接続されている。具体的には、モータ11aの+極端子とモータ11bの−極端子とモータコントローラ25の一方側の出力25aとが電気的に接続し、モータ11bの−極端子とモータ11aの+極端子とモータコントローラ25の他方側の出力25bとが電気的に接続した状態となっている。さらにモータ11aは、発射装置1の平面視にて時計回り方向(図3参照)に回転し、モータ11bは、発射装置1の平面視にて反時計回り方向に回転するように、モータコントローラ25の出力極性が調整されている。これにより、モータ11a及びモータ11bに接続された状態の回転体14a及び回転体14bは、双方の隣接部分において、後方より前方方向に向かう方向を回転方向として回転する。これにより、ガイド溝5に挿入された飛行玩具2の胴部42を発射装置1の前方方向に搬送することが可能となっている。
次いで、発射装置1を使用して飛行玩具2を発射させる場合の発射装置1の使用方法について、図7及び図8を参照して説明する。はじめに、調整ツマミ21を切り替えることにより、安定化電源23への交流100V電源の電源供給をON状態とし、電源供給を開始させる。これにより安定化電源23は、交流100V電源を直流24Vに変換する処理を開始する。
安定化電源23より直流24V電源の出力が開始されると、安定化電源23の出力に接続された状態のモータコントローラ25は、調整ツマミ22の調整値に基づいて出力電流を調整して出力する。そして、モータコントローラ25の出力に接続されたモータ11a、モータ11bは、入力される電流に基づいた回転数にて回転を開始する。
図7に示すように、モータ11a、モータ11bが回転を開始した状態で、飛行玩具2が発射装置1の上面後方に置かれる(図7中P1)。ここで、飛行玩具2の胴部42がガイド溝5(図示外)に挿入されるように置かれるので、飛行玩具2の翼部41(図示外)が平面板3aに下方から支持された状態となる。
そしてこの状態にて、オペレータにより飛行玩具2が発射装置1の後方より前方に徐々に押し出される(図中矢印)。これにより飛行玩具2は、胴部42がガイド溝5(図示外)に挿入された状態で、ガイド溝5に沿って前方に除々に移動する(図7中P2)。
そして、飛行玩具2の胴部42の前方先端部分が平面板3aの下方に設けられているモータ11aとモータ11b(図示外)とに其々設けられている回転体14a、回転体14b(図示外)の配置している部分に到達する。そして、さらに飛行玩具2が前方に押し出されることにより、回転体14aと回転体14b(図示外)との間の隙間に飛行玩具2の胴部42の先端部分が進入し、胴部42の先端部分が回転体14aと回転体14b(図示外)とで挟圧された状態となる。
ここで、回転体14aと回転体14bとは、双方の隣接部分において、後方より前方方向に向かう方向を回転方向として回転している。そのため、回転体14aと回転体14bとで胴部42を挟圧された状態の飛行玩具2は、回転体14aと回転体14bとの回転により発射装置1の前方に搬送される。
図8に示すように、胴部42が回転体14aと回転体14bとで挟圧された状態の飛行玩具2は、回転体14aと回転体14bの回転により、発射装置1の前方に搬送される(図8中P3)。そして飛行玩具2は、回転体14aと回転体14bの回転速度に基づいた速度を与えられ、発射装置1の平面板3aの前端より前方に押し出される。そして押し出された勢いで、空中を飛行する(図8中P4)。
以上説明したように、本実施の形態の発射装置1では、内部に設けられている回転中の二つの回転体14a、14bが、ガイド溝5に挿通された状態の飛行玩具2の胴部42を挟圧する。これにより、飛行玩具2に対して発射装置1の前方向へ押し出す力が与えられ、飛行玩具2は発射装置1より発射され空中を飛行する。
飛行玩具2は、その翼部41a、翼部41bを平面板3aにより下方から支持された状態で発射装置1から発射されるので、水平方向に安定した状態で飛行する。また、上板6が平面板3aとの間に飛行玩具2を挟み込んでおり、上板6と平面板3aとの間の隙間は、発射装置1の前方に向かうに従い細くなるように設定されているので、飛行玩具2を同一の発射角度条件にて何度も飛行させることが可能となる。
また、モータ11a、11bの保持位置は、ネジ19a、ネジ19bの螺入の程度を調整することにより変更可能であるので、回転体14aと回転体14bとの隙間の間隔を調整することが可能な状態となっている。また、上板6の保持位置は、支持柱7a〜7dを構成するネジ部をねじ込む程度を調整することにより変更可能であるので、上板6と平面板3aとの隙間の間隔を調整することが可能となっている。さらに、モータ11a、モータ11bの回転速度は、モータコントローラ25から出力される電流を調整することにより変更可能であるので、飛行玩具2を発射させる場合の搬送速度を調整することが可能となっている。以上により、本実施の形態にて例示した飛行玩具2の形状とは異なる形状を有する飛行玩具であっても、上述の調整を行うことにより、最適な飛行条件にて飛行させることが可能となる。
また、本実施の形態の発射装置1では、飛行玩具2を飛行速度約8m/sで等速に飛行させることが可能なように、モータコントローラ25及び回転体14a、14bの直径が調整されている。これらの条件は、上述の紙を折り曲げて作成された所謂紙飛行機を飛行させるために最適な条件となっている。従って、発射装置1を用いて飛行玩具2を飛行させることにより、より遠くへ飛行玩具2を飛行させることが可能となっている。
なお、図1の平面板3aが、本発明の「平面部」に相当し、図3の回転体14a、14bが、本発明の「円筒体」に相当し、モータ11a、11bを回転させるために設けられたモータコントローラ25が、本発明の「制御手段」に相当し、図1の上板6が、本発明の「上板部」に相当し、ボリュームスイッチ22aが、本発明の「回転速度指定手段」に相当する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
上記実施の形態では、飛行玩具2が所謂紙飛行機であることを想定していたが、飛行玩具2は紙飛行機に限定されない。発射装置1では、他の形状を有する飛行玩具であっても、発射させ飛行させることが可能である。
また、上記実施の形態では、上板6と平面板3aとの間の隙間が発射装置1の前方に向かうに従い狭くなるように、上板6が保持されていたが、これに限定されない。従って、上板6と平面板3aとが並行状態となるように、上板6が保持されていても構わない。
また、上記実施の形態では、上板6は一枚の板状体にて形成されていたが、上板6は本形状に限定されない。従って、飛行玩具2の翼部41a、41bを平面板3aとの間の隙間に保持することが可能であれば、他の形状であってもよい。例えば上板6は、左右方向略中央部分にて、右側部分と左側部分に分割された形状を有していてもよい。なお本形状とすることによって、翼部が平面板3a上に保持された状態で上方に垂直尾翼部を備えた形状の飛行玩具であっても、本発明の発射装置1にて発射、飛行させることが可能となる。
また、上記実施の形態では、発射装置1は略直方体形状を有しており、平面板3aは水平状態となっていたが、これに限定されない。従って、平面板3aが前方に向けて傾斜を有するように箱体3に保持されていてもよい。
発射装置1の外観斜視図である。 飛行玩具2の外観斜視図である。 発射装置1の断面図である。 発射装置1の断面図である。 発射装置1の断面図である。 発射装置1の電気的構成を示すブロック図である。 発射装置1より飛行玩具2が発射される様子を示している。 発射装置1より飛行玩具2が発射される様子を示している。
符号の説明
1 発射装置
2 飛行玩具
3a 平面板
5、5a、5b ガイド溝
6 上板
11、11a、11b モータ
14、14a 14b 回転体
20 電源部
22a ボリュームスイッチ
25 モータコントローラ
41、41a、41b 翼部
42 胴部

Claims (5)

  1. 飛行玩具の翼部を下方から支持する平面部と、
    前記平面部に直線状に設けられた溝部であるガイド溝部と、
    前記平面部の下方に設けられた回動可能な2つの円筒体であって、前記ガイド溝部に挿通された状態の前記飛行玩具の胴部を挟圧可能な状態で配置され、回動することにより、当該飛行玩具を前記ガイド溝部に沿って搬送可能な円筒体と、
    前記円筒体の回動を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする飛行玩具発射装置。
  2. 前記平面部の上方に設けられた平面からなる上板部であって、当該平面部との間に形成される隙間に配置された状態の前記飛行玩具の翼部を上方から挟持可能な状態で配置された上板部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の飛行玩具発射装置。
  3. 前記上板部は、上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の飛行玩具発射装置。
  4. 前記上板部は、
    前記平面部との間に形成される隙間が、前記飛行玩具の搬送方向に向かって細くなるように設けられていることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の飛行玩具発射装置。
  5. 前記円筒体の回転速度を指定する回転速度指定手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記回転速度指定手段にて指定された回転速度にて前記円筒体の回動を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の飛行玩具発射装置。
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