JP2009285319A - 中央集束させて束ね収納自在な椅子 - Google Patents

中央集束させて束ね収納自在な椅子 Download PDF

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    • A47C4/00Foldable, collapsible or dismountable chairs
    • A47C4/28Folding chairs with flexible coverings for the seat or back elements
    • A47C4/286Folding chairs with flexible coverings for the seat or back elements foldable side to side and front to back, e.g. umbrella type

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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

【課題】中央に集束させて束ね収納した際には背もたれロッドは下方へ移動しつつ低く折り畳まれて、背もたれ部の高さが低くなり全体長を短く束ね収納できる構成となる極めて画期的な中央集束させて束ね収納自在な椅子を提供すること。
【解決手段】左右の脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とX状桟体4の桟体11とを中央で立設状態に集束させて束ね収納自在となるように構成し、背もたれ部を構成する背もたれロッド5を前記左右の脚部3に立設すると共に、座面ロッド6を左右の脚部3に水平状態に設けた構成とし、前記座面ロッド6の後端部を後側脚ロッド2に枢着して水平状態に設け、この後側脚ロッド2に前記背もたれロッド5の下端部を枢着し、この背もたれロッド5の下端部の枢着位置を前記脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との枢着位置より低く設定した椅子。
【選択図】図2

Description

本発明は、中央集束させて束ね収納自在な椅子に関するものである。
従来この種の椅子としては、例えば図6,図7に示すように、単に前後左右に四本の支持ロッドを立設し、後方左右の支持ロッドは背もたれ部を形成するために長く設定し、この各支持ロッド間四面に桟体をX状に交差部を枢着したX状桟体を枢着架設して、この四本の支持ロッドとX状桟体を中央で集束させて束ね収納自在となるように構成している。
この際座面部は、図示していないが支持ロッド間に支持体を水平張設し、背もたれ部は後方で高く突出した左右の支持ロッド間に支持体を張設して形成するが、この支持体は束ね収納時にも取り外さなくても良いように布製・ビニール製などのシート体で形成するタイプが一般的である。
また一方、前後の支持ロッド間にX状桟体を設けて束ね収納する構成でなく、図8,図9に示すように、前後の支持ロッドを互いに内側へ傾斜させてその交差部を枢着させる構成のものもあるが、この場合は前側支持ロッド(前側脚ロッド)の途中部と後側支持ロッド(後側脚ロッド)の上端部とを枢着すると共に、この前側脚ロッドはそのまま後方へ傾斜突出させ、これを背もたれ部形成用の背もたれロッドとして機能させるように構成している。
いずれにしても、従来のこの種の椅子は、背もたれ部を形成するために後方左右の支持ロッドを長くしたり、前側支持ロッドを長くして後方へ傾斜させるなどした構成のために、束ね収納時の長さは短くない。
即ち、簡易な構成であって、しかも中央へ寄せる簡易な操作でスムーズに中央に集束して束ね収納自在となるが、背もたれ部を有する椅子の場合は、背もたれロッドに特別な長さ伸縮構造を施したり、屈曲構造を施さなければ、束ね収納時の長さを短くすることはできない構成であった。
しかし、このような構造を施すことは、構造がそれだけ複雑となり収納操作もやっかいとなるだけでなく、使用時の背もたれ強度を確保しなければならないためその構造は簡単には製作できずコスト高ともなる。
実用新案登録第2508462号公報
本発明は、このような問題を解決し、簡易な構成で中央へ集束させる簡易な操作によって、背もたれ部を有する構成でありながら、中央に集束させて束ね収納した際には背もたれロッドは下方へ移動しつつ低く折り畳まれて、背もたれ部の高さが低くなり全体長を短く束ね収納できる構成となる極めて画期的な中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とを枢着した脚部3を左右に並設し、この左右の脚部3に架設状態に連結することとなる上下左右の合計四箇所に、交差角が広狭するように桟体11をX状に枢着したX状桟体4の四端部を夫々枢着して、この左右の脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とX状桟体4の桟体11とを中央で立設状態に集束させて束ね収納自在となるように構成し、支持体12を架設することで背もたれ部を構成する背もたれロッド5を前記左右の脚部3に立設すると共に、支持体12を架設することで座面部を構成する座面ロッド6を左右の脚部3に水平状態に設けた構成とし、前記座面ロッド6の途中部若しくは後端部を前記左右の脚部3若しくは前記背もたれロッド5の下端部に枢着して水平状態に設け、前記背もたれロッド5の下端部を前記左右の脚部3の前記後側脚ロッド2若しくは前記座面ロッド6の後端部に枢着し、この背もたれロッド5の下端部の枢着位置を前記脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との枢着位置より低く設定したことを特徴とする中央集束させて束ね収納自在な椅子に係るものである。
また、前記前側脚ロッド1の途中部若しくは上端部に、前記後側脚ロッド2の途中部若しくは上端部を枢着して、この脚ロッド枢着部7を支点に前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との接地下端部8を広げ開いた使用状態からこの接地下端部8を狭め閉じた収納状態に変換できる束ね収納自在な構成に前記左右の脚部3を構成し、この脚部3の後側脚ロッド2の前記脚ロッド枢着部7より低い位置に、前記背もたれロッド5の下端部及び前記座面ロッド6の後端部を直接若しくは枢着具10を介して又はこの座面ロッド6若しくは背もたれロッド5を介して枢着したことを特徴とする請求項1記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子に係るものである。
また、前記X状桟体4の下部左右の端部は、前記左右の脚部3の下端部に枢着し、前記X状桟体4の上部左右の端部は、前記左右の脚部3の上端部若しくは途中部又は前記座面ロッド6若しくは前記背もたれロッド5に枢着して、前記左右の脚部3間に架設状態に連結したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子に係るものである。
また、互いに内側へ傾斜する状態とした前記前側脚ロッド1と前記後側脚ロッド2との交差部を前記脚ロッド枢着部7として枢着し、ハ字状に広げた前記前側脚ロッド1と前記後側脚ロッド2の夫々の前記接地下端部8を接地するように構成すると共に、前記前側脚ロッド1の脚ロッド枢着部7より上部を後方へ屈曲形成して前側脚ロッド1の高さを低く形成し、この前側脚ロッド1の後方屈曲部9に前記背もたれロッド5を沿設し、前記前側脚ロッド1と前記後側脚ロッド2とに前記座面ロッド6を沿設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子に係るものである。
また、前記前側脚ロッド1と前記後側脚ロッド2とに沿設して水平状態に設ける前記座面ロッド6の後端部を、前記後側脚ロッド2の上部であって前記脚ロッド枢着部7より低い位置に枢着し、この座面ロッド6の後側脚ロッド2との枢着位置より後方に突出した枢着具10若しくは後方突出部に前記背もたれロッド5の下端部を設けて、背もたれロッド5を後側脚ロッド2の後方に立設状態にして後側脚ロッド2に枢着したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子に係るものである。
また、前記左右の脚部3より前方に水平突出する前記左右の座面ロッド6の前端部に、前記X状桟体4の上部左右の端部を夫々枢着し、前記脚部3の後方へ突出する前記左右の前側脚ロッド1の後方屈曲部9に、前記X状桟体4の上部左右の端部を夫々枢着したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、簡易な構成で中央へ集束させる簡易な操作によって、背もたれ部を有する構成でありながら、中央に集束させて束ね収納した際には背もたれロッドは下方へ移動しつつ低く折り畳まれて、背もたれ部が低くなり全体長を短く束ね収納できる構成となる極めて画期的な中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
即ち、各脚部を中央集束させるに際して背もたれロッドも座面ロッドも折り畳んで一緒に束ね収納できる構成であって、X状桟体やその他枢着金具やリンク部材による連結によって容易に連動して自動的に各ロッドが中央集束するように構成することもでき、しかもこの際座面ロッドが高く起き上がって全体長が長くなることもなく、また背もたれロッドも低くなりながら束ね収納される構成となり、全体長が短いコンパクトな束ね収納が可能となる画期的な中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
また、請求項2,3記載の発明においては、一層簡易な構成で本発明を容易に実現できる極めて実用性に優れた中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
また、請求項4記載の発明においては、左右の背もたれロッドを前側脚ロッドの後方突出部に沿設することで、例えばこの後方屈曲部の内側に背もたれロッドを沿設すれば外側への傾倒を阻止するなど背もたれロッドを補強する構成となり、またこの後方突出部にこの背もたれロッドを後方へ傾倒することを阻止する受部を設けることで容易に背もたれロッドを立設保持でき、また、この後方屈曲部とリンク部を介して枢着連結すれば脚部を中央へ集束させることでこの背もたれロッドも連動して前側傾斜している後側脚ロッドに対して相対的に自動的に折れて座面ロッドと共に中央で束ね収納されるように設計することも容易に構成できることにもなる画期的な中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
また、請求項5記載の発明においては、更に座面ロッドも補強することができ、また座面ロッドも背もたれロッドと共に連動して自動的に束ね収納されるように構成することができる一層優れた画期的な中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
また、請求項6記載の発明においては、一層簡易な構成でスムーズに連動して束ね収納させる構成とすることが容易に設計可能な構成となり、また座面ロッドを前側脚ロッドより前方へ水平突出させることで座面部の前側の左右には脚部がなく広々としてあぐらもかきやすい構成にもなるなど一層優れた中央集束させて束ね収納自在な椅子となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
接地下端部8を広げ開いた状態から脚ロッド枢着部7を支点に接地下端部8を狭め閉じて前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とを並設状態に束ねることで、この前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とから成る左右の脚部3を束ねると共に、X状桟体4を束ねることで、前記左右の脚部3とX状桟体4を中央へ寄せて集束させて束ね収納させる。
この際、背もたれロッド5は下端部の枢着部を介して相対的に折れつつこのまま前側脚ロッド1と後側脚ロッド2と並設状態に束ね収納されると共に、座面ロッド6は上方へ起き上げられてやはり背もたれロッド5と共に束ね収納される。手でこのように折り畳んで束ね収納しても良いがいずれも他の中央へ集束させることに連動して自動的に折り畳まれて束ね収納するように構成しても良い。
いずれにしてもこのようにX状桟体4を閉じつつ、左右の脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とを並設させて前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とをX状桟体4と共に中央へ寄せつつ、背もたれロッド5と座面ロッド6も折り合わさるようにして中央の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2と並設状態に束ね収納されることとなる。
しかも本発明は、この背もたれロッド5の下端部と座面ロッド6の途中部若しくは後端部を脚部3に枢着するが、この枢着位置は前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との脚ロッド枢着部7より低い位置に設定しているから、束ね収納時に背もたれロッド5も座面ロッド6も上方へ高く突出しない。
即ち、互いに内側傾斜の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とが脚ロッド枢着部7を支点に並設状態となって束ね収納する際に、背もたれロッド5は下方へ移動しつつ内側傾斜の後側脚ロッド2に対してこれと束ねられるべく後側脚ロッド2に対して相対的に前方へ傾動する(後側脚ロッド2が立直するように起き上がる)。つまり背もたれロッド5は下方へ移動することになるため、背もたれロッド5はそのまま高く突出せず全体として低くなりながら束ね収納されることとなる。
座面ロッド6も脚ロッド枢着部7より低い位置で脚部3と枢着されているから、起き上がって前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とが並設状態となって束ね収納する際、単に座面ロッド6の突出長だけ上方へ起き上がって高く突出することにはならない。
従って、例えば脚ロッド枢着部7より低い位置であって、脚部3の後側脚ロッド2に座面ロッド6の途中部若しくは後端部を枢着し、背もたれロッド5の下端部も後側脚ロッド2に枢着するが、これらを背もたれロッド5,座面ロッド6あるいは後方へ突出して後側脚ロッド2に枢着される枢着具10のいずれかを介して後側脚ロッド2の脚ロッド枢着部7より低い位置に枢着することで、前記束ね収納時の高さ(収納時の全体長)を抑える作用・効果が一層良好に発揮されることとなる。
更に、例えば座面ロッド6の後端部を後側脚ロッド2に枢着すれば一層座面ロッド6が起き上がって束ね収納する際も高くならず全体長を低くできるし、またこの枢着部より更に後方に突出した前記枢着具10や座面ロッド6の後方突出部に背もたれロッド5の下端部を設けて後側脚ロッド2に枢着すれば、枢着位置は脚ロッド枢着部7より低く、更に例えばこの下方へ回動する枢着具10に背もたれロッド5の下端部を設けて枢着しているため、束ね収納時に一層背もたれロッド5は下方へ移動するため、一層前記作用・効果が良好となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、前側脚ロッド1の途中部に、後側脚ロッド2の上端部を枢着して、この脚ロッド枢着部7を支点に前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との接地下端部8を広げ開いた使用状態からこの接地下端部8を狭め閉じた収納状態に変換できる束ね収納自在な構成に左右の脚部3を構成している。
また、この左右の脚部3に架設状態に連結することとなる上下左右の合計四箇所に、交差角が広狭するように桟体11をX状に枢着したX状桟体4の四端部を夫々枢着して、この左右の脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とX状桟体4の桟体11とを中央で立設状態に集束させて束ね収納自在となるように構成している。
本実施例ではこのX状桟体4は前後で前記左右の脚部3間に架設するが、前側のX状桟体4の下部左右の端部は、左右の脚部3の前側脚ロッド1の下端部に枢着し、上部左右の端部は、座面ロッド6の前端部に枢着している。
後側のX状桟体4の下部左右の端部は、左右の脚部3の後側脚ロッド2の下端部に枢着し、上部左右の端部は、前記前側脚ロッド1の後端部に枢着している。
尚、各枢着部での枢着は、直接重合した部分を軸着しても良いし、枢着具に夫々枢着したり一方を固着し他方のみを枢着する構成としても良いし、またリンク部材14など他の部材を介して間接的に枢着する構成としても良い。
また本実施例では、シート体で形成した支持体12を架設することで背もたれ部を構成する背もたれロッド5を前記左右の脚部3の後側脚ロッド2に立設すると共に、同じくシート体で形成した支持体12を架設することで座面部を構成する座面ロッド6を左右の脚部3の後側脚ロッド2に枢着すると共に前側脚ロッド1に設けた支持部13に支承させて水平状態に設けた構成としている。即ち、座面ロッド6の後端部を左右の脚部3の後側脚ロッド2の上部に枢着し、座面ロッド6の途中部を前側脚ロッド1の上部にわすかに突出した支持部13に支承させて水平状態に設け、この座面ロッド6の後端部を枢着した位置に枢着具10を介して前記背もたれロッド5の下端部を枢着し、この背もたれロッド5の下端部の枢着位置を前記脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との枢着位置(脚ロッド枢着部7)より低く設定している。
更に具体的に説明すると、互いに内側へ傾斜する状態とした前側脚ロッド1の途中部と後側脚ロッド2の上端部との交差部を(枢着具10を介して)前記脚ロッド枢着部7として枢着し、ハ字状に広げた前側脚ロッド1と後側脚ロッド2の夫々の前記接地下端部8を接地するように構成すると共に、前側脚ロッド1の脚ロッド枢着部7より上部を後方へ水平屈曲形成して前側脚ロッド1の高さを低く形成し、この前側脚ロッド1の後方屈曲部9の内側に前記背もたれロッド5を沿設し、前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との内側に前記座面ロッド6を沿設している。
即ち本実施例では、前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との内側に沿設して水平状態に設ける前記座面ロッド6の後端部を後側脚ロッド2の上部であって前記脚ロッド枢着部7より低い位置に枢着し、この座面ロッド6の後側脚ロッド2との枢着位置と同じ位置に後方に突出した枢着具10を枢着し、この枢着具10に前記背もたれロッド5の下端部を設けて後側脚ロッド2に背もたれロッド5の下端部を枢着している。
また、前述のように左右の脚部3より前方に水平突出する前記左右の座面ロッド6の前端部に、前記前側のX状桟体4の上部左右の端部を夫々枢着し、左右の脚部3の後方へ突出する前側脚ロッド1の後方屈曲部9に、前記後側のX状桟体4の上部左右の端部を夫々枢着している。
従って、本実施例では、脚ロッド枢着部7を支点に左右の脚部3の前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とを並設状態に束ねつつ前後のX状桟体4の桟体11を同じく並設状態となるように閉じると、支持部13に支承されていた座面ロッド6は後端部の枢着部を支点に自動的に起き上がると共に、下方へ移動していく背もたれロッド5と折り合わさって行く。
即ち、後方のX状桟体4も閉じていくことで前側脚ロッド1と後側脚ロッド2とは中央へ寄りながら束ねられて行くが、後側脚ロッド2と座面ロッド6との枢着部を支点に座面ロッド6が起き上がると共に、この枢着部よりやや後方で立設している背もたれロッド5は枢着具10が下方へ回動することでこれを介して枢着している背もたれロッド5は下降しながら座面ロッド6と折り合わさるようにして各前側脚ロッド1,後側脚ロッド2,X状桟体4の桟体11及び背もたれロッド5,座面ロッド6が全て中央集束して束ね収納されることとなる。
この際前述のように脚ロッド枢着部7より背もたれロッド5の下端部の枢着位置は低く、更に本実施例では座面ロッド6の後端部の枢着位置で枢着するが更に後方へ突出した枢着具10を介して枢着しているため、この背もたれロッド5の下降はスムーズにして比較的大きく下降し全体長を短く束ね収納できる。
また、この背もたれロッド5は前側脚ロッド1の後方屈曲部9の内側に沿設することで補強され、また座面ロッド6も前側脚ロッド1と後側脚ロッド2との内側に沿設するから補強される。そして本実施例では、この前側脚ロッド1の後方屈曲部9の内側に沿設した背もたれロッド5は後方屈曲部9に突出した受部16によって後方へ傾倒しないように支持され、この受部16に設けたリンク部材14を介して後方屈曲部9と背もたれロッド5とを連結し、更にこの後方屈曲部9には前記後側のX状桟体4の上部左右の端部が連結されているから、前記集束動作が全て連動するように構成している。
また、本実施例では、折り畳み自在にして一緒に束ね収納自在に肘掛ロッド15も脚部3(前側脚ロッド1の後方屈曲部9)に設けている。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態を示す斜視図である。 本実施例の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)肘掛ロッドを後方へ倒した状態の説明斜視図である。 本実施例の図2の状態の説明側面図である。 本実施例の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)束ね収納途中の説明側面図である。 本実施例の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)束ね収納時の説明側面図である。 従来例1の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)説明斜視図である。 従来例1の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)束ね収納時の説明側面図である。 従来例2の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)説明斜視図である。 従来例2の(支持体を図外して本体構成のみを図示した)束ね収納時の説明側面図である。
符号の説明
1 前側脚ロッド
2 後側脚ロッド
3 脚部
4 X状桟体
5 背もたれロッド
6 座面ロッド
7 脚ロッド枢着部
8 接地下端部
9 後方屈曲部
10 枢着具
11 桟体
12 支持体

Claims (6)

  1. 前側脚ロッドと後側脚ロッドとを枢着した脚部を左右に並設し、この左右の脚部に架設状態に連結することとなる上下左右の合計四箇所に、交差角が広狭するように桟体をX状に枢着したX状桟体の四端部を夫々枢着して、この左右の脚部の前側脚ロッドと後側脚ロッドとX状桟体の桟体とを中央で立設状態に集束させて束ね収納自在となるように構成し、支持体を架設することで背もたれ部を構成する背もたれロッドを前記左右の脚部に立設すると共に、支持体を架設することで座面部を構成する座面ロッドを左右の脚部に水平状態に設けた構成とし、前記座面ロッドの途中部若しくは後端部を前記左右の脚部若しくは前記背もたれロッドの下端部に枢着して水平状態に設け、前記背もたれロッドの下端部を前記左右の脚部の前記後側脚ロッド若しくは前記座面ロッドの後端部に枢着し、この背もたれロッドの下端部の枢着位置を前記脚部の前側脚ロッドと後側脚ロッドとの枢着位置より低く設定したことを特徴とする中央集束させて束ね収納自在な椅子。
  2. 前記前側脚ロッドの途中部若しくは上端部に、前記後側脚ロッドの途中部若しくは上端部を枢着して、この脚ロッド枢着部を支点に前側脚ロッドと後側脚ロッドとの接地下端部を広げ開いた使用状態からこの接地下端部を狭め閉じた収納状態に変換できる束ね収納自在な構成に前記左右の脚部を構成し、この脚部の後側脚ロッドの前記脚ロッド枢着部より低い位置に、前記背もたれロッドの下端部及び前記座面ロッドの後端部を直接若しくは枢着具を介して又はこの座面ロッド若しくは背もたれロッドを介して枢着したことを特徴とする請求項1記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子。
  3. 前記X状桟体の下部左右の端部は、前記左右の脚部の下端部に枢着し、前記X状桟体の上部左右の端部は、前記左右の脚部の上端部若しくは途中部又は前記座面ロッド若しくは前記背もたれロッドに枢着して、前記左右の脚部間に架設状態に連結したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子。
  4. 互いに内側へ傾斜する状態とした前記前側脚ロッドと前記後側脚ロッドとの交差部を前記脚ロッド枢着部として枢着し、ハ字状に広げた前記前側脚ロッドと前記後側脚ロッドの夫々の前記接地下端部を接地するように構成すると共に、前記前側脚ロッドの脚ロッド枢着部より上部を後方へ屈曲形成して前側脚ロッドの高さを低く形成し、この前側脚ロッドの後方屈曲部に前記背もたれロッドを沿設し、前記前側脚ロッドと前記後側脚ロッドとに前記座面ロッドを沿設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子。
  5. 前記前側脚ロッドと前記後側脚ロッドとに沿設して水平状態に設ける前記座面ロッドの後端部を、前記後側脚ロッドの上部であって前記脚ロッド枢着部より低い位置に枢着し、この座面ロッドの後側脚ロッドとの枢着位置より後方に突出した枢着具若しくは後方突出部に前記背もたれロッドの下端部を設けて、背もたれロッドを後側脚ロッドの後方に立設状態にして後側脚ロッドに枢着したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子。
  6. 前記左右の脚部より前方に水平突出する前記左右の座面ロッドの前端部に、前記X状桟体の上部左右の端部を夫々枢着し、前記脚部の後方へ突出する前記左右の前側脚ロッドの後方屈曲部に、前記X状桟体の上部左右の端部を夫々枢着したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の中央集束させて束ね収納自在な椅子。
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