JP2023085750A - チェアフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】前方側からその変形を操作できるチェアフレームの提供。【解決手段】略上下に延伸する背もたれ保持アーム221と、背もたれ保持アーム221に枢支されるアームレストアーム51とをそれぞれ有する左右1つずつの支持手段20と、各支持手段20がそれぞれ有する前記背もたれ保持アーム221に枢支され、各支持手段20の互いへの接近に応じて枢支された背もたれ保持アーム221に対して揺動する2つの第1の揺動リンク62と、上端枢支部91が対応する第1の揺動リンク62に枢支され、下端枢支部92が対応するアームレストアーム51に枢支される連動リンク9と、を有する可動連結手段30と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明はチェアフレームに関し、特に、折りたたみ椅子を構成するチェアフレームに関する。
折りたたみ椅子を構成する従来のチェアフレームに関しては、例えば特許文献1に記載されるものがある。
図1~図4に該従来のチェアフレームの構成が示されている。図示のように、該従来のチェアフレームは、左右1つずつの支持手段10と、該左右1つずつの支持手段10を連結する上下2つの可動連結手段16とを有し、該左右1つずつの支持手段10と該可動連結手段16に取り付けられる布材もしくはゴム材のシート手段11と共に、座れる展開状態(図1~図3参照)から収納に適する収納状態(図4参照)に変形できる1つの折りたたみ椅子を構成するチェアフレームである。
左右1つずつの支持手段10は、いずれも、シート手段11の座席部111が取り付けられるものであり、且つ、図1~図3に示される展開状態において略前後に延伸する座席保持アーム121と、シート手段11の背もたれ部112が取り付けられるものであり、且つ、略上下に延伸して下端部が座席保持アーム121の後端部に枢支される背もたれ保持アーム131と、背もたれ保持アーム131に枢支され、且つ図1~図3に示される展開状態において座席保持アーム121の上方に配置されるアームレストアーム15と、中間部分の所定箇所が座席保持アーム121に枢支され、展開状態において下端部が前方へ延伸する前支持アーム141と、上端部が前支持アーム141に枢支され、展開状態において下端部が後方へ延伸する後支持アーム142と、後支持アーム142に沿って移動可能に該後支持アーム142に取り付けられると共に、座席保持アーム121の後端部に枢支される可動枢支ユニット143と、を有するように構成されている。
上下2つの可動連結手段16は、いずれも左右1つずつの支持手段10のどちらか1つが有する背もたれ保持アーム131に枢支され、且つ、展開状態から収納状態への移行において、左右1つずつの支持手段10の互いへの接近に応じて枢支された背もたれ保持アーム131に対して揺動するように構成された2つの揺動リンク192と、該2つの揺動リンク192の間に配置されて該2つの揺動リンク192の互いに向かい合う端部が枢支される枢支台19と、を有し、更に、該上下2つの可動連結手段16がそれぞれ有する枢支台19は、上下に延伸する作動棒18により接続されている。
この構成により、作動棒18を上方へ引き上げるように操作すると、作動棒18に接続されている上下2つの枢支台19も上方へ引き上げられるので、該2つの枢支台19にそれぞれ枢支される上下2対の揺動リンク192は枢支台19に枢支される箇所を軸心として、互いへ接近するように揺動すると共に、左右1つずつの支持手段10も互いへ接近し、且つ、各支持手段10を構成する座席保持アーム121と背もたれ保持アーム131とアームレストアーム15と前支持アーム141と後支持アーム142とも互いに接近するように揺動して図4に示される収納状態に変形できる。
台湾特許第I522071B号明細書
上記に示されるように、該チェアフレームの展開状態から収納状態への変形の起点は後ろ側に位置する作動棒18であり、使用者が作動棒18を操作するにはまずチェアフレームの後方に回る必要があるので、改善点が残されている。
従って、本発明は折りたたみ椅子を構成するチェアフレームに関し、操作性が改善されてより便利なチェアフレームの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、
左右1つずつの支持手段と、該左右1つずつの支持手段を連結する可動連結手段とを有し、該左右1つずつの支持手段と該可動連結手段に取り付けられるシート手段と共に、座れる展開状態から収納に適する収納状態に変形できる1つの折りたたみ椅子を構成するチェアフレームであって、
該左右1つずつの支持手段は、いずれも、
前記シート手段の座席部が取り付けられるものであり、且つ、前記展開状態において略前後に延伸する座席保持アームと、
前記シート手段の背もたれ部が取り付けられるものであり、且つ、略上下に延伸して下端部が前記座席保持アームの後端部に枢支される背もたれ保持アームと、
前記背もたれ保持アームに枢支され、且つ前記展開状態において前記座席保持アームの上方に配置されるアームレストアームと、
中間部分の所定箇所が前記座席保持アームに枢支され、前記展開状態において下端部が前方へ延伸する前支持アームと、
上端部が前記前支持アームに枢支され、前記展開状態において下端部が後方へ延伸する後支持アームと、
前記後支持アームに沿って移動可能に該後支持アームに取り付けられると共に、前記座席保持アームの後端部に枢支される可動枢支ユニットと、
を有しており、
前記可動連結手段は、
前記左右1つずつの支持手段がそれぞれ有する前記背もたれ保持アームに枢支され、且つ、前記展開状態から前記収納状態への移行において、前記左右1つずつの支持手段の互いへの接近に応じて枢支された前記背もたれ保持アームに対して揺動する2つの第1の揺動リンクと、
前記左右1つずつの支持手段のいずれか1つに対応し、上端部が該対応する支持手段の前記背もたれ保持アームに枢支される1つの前記第1の揺動リンクに枢支され、下端部が該対応する支持手段が有する前記アームレストアームもしくは前記可動枢支ユニットに枢支される連動リンクと、を有し、
前記展開状態において、
前記アームレストアームの前記背もたれ保持アームから離れた先端が前記背もたれ保持アーム側へ接近するように上方へ揺動されて、前記可動枢支ユニットが連動して前記後支持アームに沿って下方へ移動する際、
前記下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記アームレストアームもしくは前記可動枢支ユニットに枢支されている前記連動リンクの連動に応じて、前記2つの第1の揺動リンクが連動して揺動しながら互いに接近することにより、前記左右1つずつの支持手段を互いに接近させて前記収納状態へ移行するように構成されたことを特徴とするチェアフレームを提供する。
上記構成により、本発明は上端部が対応する支持手段の背もたれ保持アームに枢支される第1の揺動リンクに枢支され、下端部が対応する支持手段が有するアームレストアームもしくは可動枢支ユニットに枢支される連動リンクを有するので、アームレストアームを背もたれ保持アームに対して揺動させることで展開状態から収納状態へ移行することができ、この操作を行う使用者はチェアフレームの後方に回る必要がなく、従来より便利なチェアフレームを提供することができる。
従来の折りたたみ椅子を構成するチェアフレームの構成例の展開状態が示される正面側から見た斜視図である。 該従来の構成例の展開状態が示される背面側から見た斜視図である。 該従来の構成例の展開状態が示される背面図である。 該従来の構成例の収納状態が示される側面図である。 本発明のチェアフレームの第1の実施形態の展開状態が示される正面側から見た斜視図である。 同第1の実施形態の展開状態が示される背面側から見た斜視図である。 同第1の実施形態の展開状態が示される側面図である。 同第1の実施形態の展開状態が示される背面図である。 同第1の実施形態の収納状態が示される側面図である。 同第1の実施形態の収納状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第2の実施形態の展開状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第2の実施形態の収納状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第3の実施形態の展開状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第3の実施形態の収納状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第4の実施形態の展開状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第4の実施形態の収納状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第5の実施形態の展開状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第5の実施形態の収納状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第6の実施形態の展開状態が示される背面図である。 本発明のチェアフレームの第7の実施形態の展開状態が示される背面図である。
以下、本発明に係る各好ましい実施形態について詳しく説明する。
図5~図10に本発明のチェアフレームの第1の実施形態が示されており、図5はその展開状態が示される正面側から見た斜視図であり、図6は同展開状態が示される背面側から見た斜視図であり、図7は同展開状態が示される側面図であり、図8は同展開状態が示される背面図である。図9は同第1の実施形態の収納状態が示される側面図であり、図10は同収納状態が示される背面図である。
図示のように、本発明のチェアフレームは、左右1つずつの支持手段20と、該左右1つずつの支持手段20を連結する可動連結手段30とを有し、該左右1つずつの支持手段20と該可動連結手段30に取り付けられるシート手段40と共に、図6~図8に示されるように座れる展開状態から、図9~図10に示されるように折り畳まれて収納に適する収納状態に変形できる1つの折りたたみ椅子を構成するチェアフレームである。
該左右1つずつの支持手段20は、いずれも、シート手段40の座席部41が取り付けられるものであり、且つ、展開状態において略前後に延伸する座席保持アーム211と、シート手段40の背もたれ部42が取り付けられるものであり、且つ、略上下に延伸して下端部が座席保持アーム211の後端部に枢支される背もたれ保持アーム221と、背もたれ保持アーム221に枢支され、且つ展開状態において座席保持アーム211の上方に配置されるアームレストアーム51と、中間部分の所定箇所が座席保持アーム211に枢支され、展開状態において下端部が前方へ延伸する前支持アーム31と、上端部が前支持アーム31に枢支され、展開状態において下端部が後方へ延伸する後支持アーム32と、後支持アーム32に沿って移動可能に該後支持アーム32に取り付けられると共に、座席保持アーム211の後端部に枢支される可動枢支ユニット34と、を有するように構成されている。
可動枢支ユニット34は、後支持アーム32に沿って移動可能に構成されたスリーブ部341と、スリーブ部341から座席保持アーム211側へ突起して該座席保持アーム211の後端部に枢支される枢支部342とを有する構成になっている。
可動連結手段30は、左右1つずつの支持手段20がそれぞれ有する背もたれ保持アーム221に枢支され、且つ、展開状態から収納状態への移行において、左右1つずつの支持手段20の互いへの接近に応じて枢支された背もたれ保持アーム221に対して揺動する2つの第1の揺動リンク62と、左右1つずつの支持手段20のいずれか1つに対応し、上端部が該対応する支持手段20の背もたれ保持アーム221に枢支される1つの第1の揺動リンク62に枢支され、下端部が該対応する支持手段20が有するアームレストアーム51の後端部に形成される収容開口511に枢支される連動リンク9と、を有するように構成されている。
ちなみに、この第1の実施形態において、可動連結手段30は、左右1つずつの支持手段20の両方にそれぞれ対応する2つの連動リンク9を有すると共に、左右の両端部が2つの第1の揺動リンク62にそれぞれ枢支される第1の枢支台61を更に有し、2つの第1の揺動リンク62は、それぞれ第1の枢支台61に枢支される第1の枢支端部621と、該第1の枢支端部621の反対側にある第1の遠端部622と、該第1の枢支端部621と該第1の遠端部622との間に位置する第1の中間部623と、を有する構成になっている。
ちなみに、この第1の中間部623の実際的な位置に関しては、第1の枢支端部621と該第1の遠端部622との丁度中間に位置しなくてもよい。
そして各連動リンク9は、上端枢支部91が対応する第1の揺動リンク62の第1の遠端部622に枢支され、下端枢支部92が該対応する支持手段20が有するアームレストアーム51の後端部に枢支されている。また、各第1の揺動リンク62は、第1の中間部623で対応する背もたれ保持アーム221に枢支されている。
この構成により、図5~図8に示される展開状態において、アームレストアーム51の背もたれ保持アーム221から離れた先端が背もたれ保持アーム221側へ接近するように上方へ揺動されると、アームレストアーム51に連動して相対的に下方へ移動する2つの連動リンク9の動きに連動して、それぞれが第1の中間部623で対応する背もたれ保持アーム221に枢支される2つの第1の揺動リンク62の第1の枢支端部621は相対的に上方へ揺動して第1の枢支台61を持ち上げながら互いに接近して図示される収納状態へ移行するようになる。
更に、この実施形態において、可動連結手段30は、左右1つずつの支持手段20がそれぞれ有する背もたれ保持アーム221の下端部に、接続ブロック73を介して枢支されている2つの第2の揺動リンク72と、左右の両端部が2つの第2の揺動リンク72にそれぞれ枢支される第2の枢支台71と、上下両端が第1の枢支台61と第2の枢支台71とにそれぞれ枢支される中央枢支アーム8と、を更に有することにより、図5~図8に示される展開状態において、この第2の枢支台71及び2つの第2の揺動リンク72で、背もたれ保持アーム221及び該背もたれ保持アーム221に取り付けられるシート手段40の背もたれ部42に支持効果を提供できる。また、該チェアフレームが展開状態から収納状態へ移行する際、接続ブロック73に関してはそれぞれが対応して接続されている背もたれ保持アーム221から脱離するので、該チェアフレームの展開状態から収納状態への移行を邪魔することはない。
なお、接続ブロック73には保持アーム221の下端部に当接して接続ブロック73の保持アーム221に対する所定方向への相対回転を制限することができる当接部731が形成されている。
また、2本の前支持アーム31と、2本の座席保持アーム211との間に、複数本の支持リンク401により構成された前端支持枠4が取り付けられており、この前端支持枠4は図5~図8に示される展開状態において、2本の座席保持アーム211及びシート手段40の座席部41の前端部に対して支持力を提供することができる。
更にまた、図示のように、この実施形態において、前支持アーム31と後支持アーム32とは、それぞれの上端部が枢支ピン33に回転自在に枢支されているが、アームレストアーム51には該枢支ピン33を収容すると共に略前後に延伸する調整溝52と、該調整溝52に連通する複数の係合スロット53が形成されている。
この構成により、アームレストアーム51の背もたれ保持アーム221から離れた先端が背もたれ保持アーム221側へ接近するように上方へ揺動される際、この揺動に連動して座席保持アーム211や、前支持アーム31、後支持アーム32も相対揺動することになるが、アームレストアーム51に形成される調整溝52で前支持アーム31と後支持アーム32とのそれぞれの上端部がアームレストアーム51に対して相対移動する遊びを提供すると共に、枢支ピン33を係合スロット53に嵌めこませて枢支ピン33のアームレストアーム51に対する相対移動を制限することで、本発明のチェアフレーム全体の変形を制限するので、展開状態における姿勢の安定性に寄与する。また、枢支ピン33が係合可能な係合スロット53を複数提供することにより、展開状態における座席保持アーム211の水平面に対する角度に複数の選択肢を提供することができる。
図11は本発明のチェアフレームの第2の実施形態の展開状態が示される背面図であり、図12は同第2の実施形態の収納状態が示される背面図である。
図11と図12に示されるように、本発明のチェアフレームの第2の実施形態と第1の実施形態との主な相違点は、各第1の揺動リンク62の対応する背もたれ保持アーム221及び連動リンク9に枢支される箇所が異なっているところにある。
即ち、この第2の実施形態において、各連動リンク9は上端枢支部91が対応する第1の揺動リンク62の第1の中間部623に枢支され、下端枢支部92が対応する支持手段20が有するアームレストアーム51の後端部に枢支されており、そして各第1の揺動リンク62は、第1の遠端部622で対応する背もたれ保持アーム221に枢支されている。
この構成より、図11に示される展開状態において、アームレストアーム51の背もたれ保持アーム221から離れた先端が背もたれ保持アーム221側へ接近するように上方へ揺動されると、アームレストアーム51に連動して相対的に下方へ移動する2つの連動リンク9の動きに連動して、それぞれが第1の遠端部622で対応する背もたれ保持アーム221に枢支される2つの第1の揺動リンク62の第1の枢支端部621は相対的に下方へ揺動して第1の枢支台61を引き下ろしながら互いに接近して図12に示される収納状態へ移行するようになる。
図13は本発明のチェアフレームの第3の実施形態の展開状態が示される背面図であり、図14は本発明のチェアフレームの第3の実施形態の収納状態が示される背面図である。
図13と図14に示されるように、本発明のチェアフレームの第3の実施形態と第1の実施形態との主な相違点は、2つの連動リンク9のそれぞれの下端部が枢支される先がアームレストアーム51ではなく、後支持アーム32に沿って移動可能に構成された可動枢支ユニット34になっている点にある。
即ち、本発明のチェアフレームの第3の実施形態において、各連動リンク9は、上端枢支部91が対応する第1の揺動リンク62の第1の遠端部622に枢支され、下端枢支部92が対応する支持手段20が有する可動枢支ユニット34に枢支されて、そして各第1の揺動リンク62は、第1の中間部623で対応する背もたれ保持アーム221に枢支されている。
また、第3の実施形態において連動リンク9がアームレストアーム51ではなく可動枢支ユニット34に枢支されるので、アームレストアーム51の後端部に連動リンク9を枢支するための収容開口は形成されていない。
この構成により、図13に示される展開状態において、アームレストアーム51の前記背もたれ保持アーム221から離れた先端が背もたれ保持アーム221側へ接近するように上方へ揺動されると、アームレストアーム51の背もたれ保持アーム221に対する相対移動に応じて、後支持アーム32に沿って下方へ移動する可動枢支ユニット34に連動して共に相対的に下方へ移動する2つの連動リンク9の動きに連動して、それぞれが第1の中間部623で対応する背もたれ保持アーム221に枢支される2つの第1の揺動リンク62の第1の枢支端部621は相対的に上方へ揺動して第1の枢支台61を持ち上げながら互いに接近して、図14に示される収納状態へ移行するようになる。
図15は本発明のチェアフレームの第4の実施形態の展開状態が示される背面図であり、図16は本発明のチェアフレームの第4の実施形態の収納状態が示される背面図である。
図15と図16に示されるように、本発明のチェアフレームの第4の実施形態と第3の実施形態との主な相違点は、各第1の揺動リンク62の対応する背もたれ保持アーム221及び連動リンク9に枢支される箇所が異なっているところにある。
即ち、本発明のチェアフレームの第4の実施形態において、各連動リンク9は、上端枢支部91が対応する第1の揺動リンク62の第1の中間部623に枢支され、下端枢支部92が対応する支持手段20が有する可動枢支ユニット34に枢支されており、そして、各第1の揺動リンク62は、第1の遠端部622で対応する背もたれ保持アーム221に枢支されている。
この構成により、図15に示される展開状態において、アームレストアーム51の背もたれ保持アーム221から離れた先端が背もたれ保持アーム221側へ接近するように上方へ揺動されると、アームレストアーム51の背もたれ保持アーム221に対する相対移動に応じて、後支持アーム32に沿って下方へ移動する可動枢支ユニット34に連動して共に相対的に下方へ移動する2つの連動リンク9の動きに連動して、それぞれが第1の遠端部622で対応する背もたれ保持アーム221に枢支される2つの第1の揺動リンク62の第1の枢支端部621は相対的に下方へ揺動して第1の枢支台61を引き下ろしながら互いに接近して、図16に示される収納状態へ移行するようになる。
図17は本発明のチェアフレームの第5の実施形態の展開状態が示される背面図であり、図18は本発明のチェアフレームの第5の実施形態の収納状態が示される背面図である。
図17と図18に示されるように、本発明のチェアフレームの第5の実施形態と第1の実施形態との主な相違点は、第1の枢支台61に対して相対移動可能な第2の枢支台に該当する構成が存在しないところにある。
即ち、本発明のチェアフレームの第5の実施形態におて、可動連結手段30は、互いに向かい合う一端部が第1の枢支台61にそれぞれ枢支され、そして該一端部の反対側の他端部が左右1つずつの支持手段20がそれぞれ有する背もたれ保持アーム221の下端部に枢支されている2つの第2の揺動リンク72を有している。
この構成でも、本発明のチェアフレームの第5の実施形態は第1の実施形態とほぼ同等な効果を発揮することができる。
図19は本発明のチェアフレームの第6の実施形態の展開状態が示される背面図である。
図示のように、本発明のチェアフレームの第6の実施形態は、第3の実施形態から第1の枢支台と第2の揺動リンクと中央枢支アームとを省略した上、上下両端部がそれぞれ第1の揺動リンク62の第1の遠端部622とアームレストアーム51の後端部にそれぞれ枢支される連動リンク9も、図中の左側に1本のみ配置されているところにある。
即ち、この第6の実施形態では、第2の揺動リンクや中央枢支アームは本発明にとって必要不可欠な構成ではないことと、連動リンク9に関しても左右両側1本ずつ設ける必要がないことが示されている。
図20は本発明のチェアフレームの第7の実施形態の展開状態が示される背面図である。
図示のように、本発明のチェアフレームの第7の実施形態は、両端部がそれぞれ第1の揺動リンク62の第1の遠端部622と後支持アーム32に沿って下方へ移動する可動枢支ユニット34とにそれぞれ枢支される連動リンク9が図中の右側に1本のみ配置されている点と、背もたれ保持アーム221に2つの第1の揺動リンク62が枢支されている箇所が他の実施形態と比べて下方に位置している点にある。
即ち、この第7の実施形態では、連動リンク9を1本のみ設置する場合、その1本のみの連動リンク9は左右のいずれの側に設置しても可能な点と、背もたれ保持アーム221において2つの第1の揺動リンク62が枢支される箇所に変更する余地がある点が示されている。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、最も広い解釈の精神および範囲内に含まれる様々な構成として、全ての修飾および均等な構成を包含するものとする。
上記構成により、本発明は上端枢支部が対応する支持手段の背もたれ保持アームに枢支される第1の揺動リンクに枢支され、下端枢支部が対応する支持手段が有するアームレストアームもしくは可動枢支ユニットに枢支される連動リンクを有するので、アームレストアームを背もたれ保持アームに対して揺動させることで展開状態から収納状態へ移行することができ、この操作を行う使用者はチェアフレームの後方に回る必要がなく、従来より便利なチェアフレームを提供することができる。
20 支持手段
211 座席保持アーム
221 背もたれ保持アーム
30 可動連結手段
31 前支持アーム
32 後支持アーム
33 枢支ピン
34 可動枢支ユニット
341 スリーブ部
342 枢支部
4 前端支持枠
40 シート手段
401 支持リンク
41 座席部
42 背もたれ部
51 アームレストアーム
511 収容開口
52 調整溝
53 係合スロット
61 第1の枢支台
62 第1の揺動リンク
621 第1の枢支端部
622 第1の遠端部
623 第1の中間部
71 第2の枢支台
72 第2の揺動リンク
73 接続ブロック
731 当接部
9 連動リンク

Claims (10)

  1. 左右1つずつの支持手段と、該左右1つずつの支持手段を連結する可動連結手段とを有し、該左右1つずつの支持手段と該可動連結手段に取り付けられるシート手段と共に、座れる展開状態から収納に適する収納状態に変形できる1つの折りたたみ椅子を構成するチェアフレームであって、
    該左右1つずつの支持手段は、いずれも、
    前記シート手段の座席部が取り付けられるものであり、且つ、前記展開状態において略前後に延伸する座席保持アームと、
    前記シート手段の背もたれ部が取り付けられるものであり、且つ、略上下に延伸して下端部が前記座席保持アームの後端部に枢支される背もたれ保持アームと、
    前記背もたれ保持アームに枢支され、且つ前記展開状態において前記座席保持アームの上方に配置されるアームレストアームと、
    中間部分の所定箇所が前記座席保持アームに枢支され、前記展開状態において下端部が前方へ延伸する前支持アームと、
    上端部が前記前支持アームに枢支され、前記展開状態において下端部が後方へ延伸する後支持アームと、
    前記後支持アームに沿って移動可能に該後支持アームに取り付けられると共に、前記座席保持アームの後端部に枢支される可動枢支ユニットと、
    を有しており、
    前記可動連結手段は、
    前記左右1つずつの支持手段がそれぞれ有する前記背もたれ保持アームに枢支され、且つ、前記展開状態から前記収納状態への移行において、前記左右1つずつの支持手段の互いへの接近に応じて枢支された前記背もたれ保持アームに対して揺動する2つの第1の揺動リンクと、
    前記左右1つずつの支持手段のいずれか1つに対応し、上端枢支部が該対応する支持手段の前記背もたれ保持アームに枢支される1つの前記第1の揺動リンクに枢支され、下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記アームレストアームもしくは前記可動枢支ユニットに枢支される連動リンクと、を有し、
    前記展開状態において、
    前記アームレストアームの前記背もたれ保持アームから離れた先端が前記背もたれ保持アーム側へ接近するように上方へ揺動されて、前記可動枢支ユニットが連動して前記後支持アームに沿って下方へ移動する際、
    前記下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記アームレストアームもしくは前記可動枢支ユニットに枢支されている前記連動リンクの連動に応じて、前記2つの第1の揺動リンクが連動して揺動しながら互いに接近することにより、前記左右1つずつの支持手段を互いに接近させて前記収納状態へ移行するように構成されたことを特徴とするチェアフレーム。
  2. 前記可動連結手段は、前記左右1つずつの支持手段の両方にそれぞれ対応する2つの前記連動リンクを有することを特徴とする請求項1に記載のチェアフレーム。
  3. 前記可動連結手段は、
    左右の両端部が2つの前記第1の揺動リンクにそれぞれ枢支される第1の枢支台を更に有しており、
    また、2つの前記第1の揺動リンクは、それぞれ前記第1の枢支台に枢支される第1の枢支端部と、該第1の枢支端部の反対側にある第1の遠端部と、該第1の枢支端部と該第1の遠端部との間に位置する第1の中間部と、を有することを特徴とする請求項2に記載のチェアフレーム。
  4. 各前記連動リンクは、前記上端枢支部が対応する前記第1の揺動リンクの第1の遠端部に枢支され、前記下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記アームレストアームの後端部に枢支されており、
    また、各前記第1の揺動リンクは、前記第1の中間部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されており、
    前記アームレストアームの前記背もたれ保持アームから離れた先端が前記背もたれ保持アーム側へ接近するように上方へ揺動されると、前記アームレストアームに連動して相対的に下方へ移動する2つの前記連動リンクの動きに連動して、それぞれが前記第1の中間部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されている2つの前記第1の揺動リンクの前記第1の枢支端部は相対的に上方へ揺動して前記第1の枢支台を持ち上げながら互いに接近して前記収納状態へ移行するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のチェアフレーム。
  5. 各前記連動リンクは、前記上端枢支部が対応する前記第1の揺動リンクの第1の中間部に枢支され、前記下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記アームレストアームの後端部に枢支されており、
    また、各前記第1の揺動リンクは、前記第1の遠端部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されており、
    前記アームレストアームの前記背もたれ保持アームから離れた先端が前記背もたれ保持アーム側へ接近するように上方へ揺動されると、前記アームレストアームに連動して相対的に下方へ移動する2つの前記連動リンクの動きに連動して、それぞれが前記第1の遠端部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されている2つの前記第1の揺動リンクの前記第1の枢支端部は相対的に下方へ揺動して前記第1の枢支台を引き下ろしながら互いに接近して前記収納状態へ移行するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のチェアフレーム。
  6. 各前記連動リンクは、前記上端枢支部が対応する前記第1の揺動リンクの第1の遠端部に枢支され、前記下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記可動枢支ユニットに枢支されており、
    また、各前記第1の揺動リンクは、前記第1の中間部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されており、
    前記アームレストアームの前記背もたれ保持アームから離れた先端が前記背もたれ保持アーム側へ接近するように上方へ揺動されると、下方へ移動する前記可動枢支ユニットに連動して相対的に下方へ移動する2つの前記連動リンクの動きに連動して、それぞれが前記第1の中間部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されている2つの前記第1の揺動リンクの前記第1の枢支端部は相対的に上方へ揺動して前記第1の枢支台を持ち上げながら互いに接近して前記収納状態へ移行するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のチェアフレーム。
  7. 各前記連動リンクは、前記上端枢支部が対応する前記第1の揺動リンクの第1の中間部に枢支され、前記下端枢支部が該対応する支持手段が有する前記可動枢支ユニットに枢支されており、
    また、各前記第1の揺動リンクは、前記第1の遠端部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されており、
    前記アームレストアームの前記背もたれ保持アームから離れた先端が前記背もたれ保持アーム側へ接近するように上方へ揺動されると、下方へ移動する前記可動枢支ユニットに連動して相対的に下方へ移動する2つの前記連動リンクの動きに連動して、それぞれが前記第1の遠端部で対応する前記背もたれ保持アームに枢支されている2つの前記第1の揺動リンクの前記第1の枢支端部は相対的に下方へ揺動して前記第1の枢支台を引き下ろしながら互いに接近して前記収納状態へ移行するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のチェアフレーム。
  8. 前記可動連結手段は、
    前記左右1つずつの支持手段がそれぞれ有する前記背もたれ保持アームの下端部に枢支されている2つの第2の揺動リンクと、
    左右の両端部が2つの前記第2の揺動リンクにそれぞれ枢支されている第2の枢支台と、を更に有していることを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか一項に記載のチェアフレーム。
  9. 前記可動連結手段は、
    前記左右1つずつの支持手段がそれぞれ有する前記背もたれ保持アームの下端部に枢支されている2つの第2の揺動リンクと、
    左右の両端部が2つの前記第2の揺動リンクにそれぞれ枢支されている第2の枢支台と、
    上下両端が前記第1の枢支台と前記第2の枢支台とにそれぞれ枢支されている中央枢支アームと、を更に有していることを特徴とする請求項3に記載のチェアフレーム。
  10. 前記可動連結手段は、
    互いに向かい合う一端部が前記第1の枢支台にそれぞれ枢支され、そして該一端部の反対側の他端部が前記左右1つずつの支持手段がそれぞれ有する前記背もたれ保持アームの下端部に枢支されている2つの第2の揺動リンクを更に有していることを特徴とする請求項3に記載のチェアフレーム。
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