JP2009284704A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 樹脂モールド成形によるポンプ性能のばらつきの増大を抑制したポンプを提供する。
【解決手段】液体を吸排するための羽根車21と、羽根車21に固定され羽根車21を回転させるためのローター22と、コイルが形成されたティース15を備えたステーター1と、ローター22とステーター1の隔離を行う分離板3を備え、ステーター1を樹脂モールドしたポンプであって、ローター22とステーター1の間に位置した分離板3の円筒部の円筒外周面31が、円筒部の径の中心軸に沿ってテーパT2を有しており、上記円筒外周面31のテーパT2よりも小さいテーパT2を有する突起321を、上記分離板3の円筒外周面31の上記ティース15の内周面と対向する面に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポンプに関するものである。
従来から、磁界を発生させるステーターと、該ステーターを制御する制御基板と、ステーターによる磁界で駆動するローターと、ローターに固定された水などの液体を吸排する羽根車と、ステーターとローターを隔離する分離板とで構成されたポンプにおいて、ステーターと制御基板は、カラゲ端子などを利用して導通および接合したステーター完成を形成している。
更に、漏水などによる水の浸入や、高湿度な設置環境による腐食の防止、騒音振動の低減、電子部品の放熱を効率よく行うために、上記ステーター完成および分離板は、樹脂により一体とした構造である。この構造は、ステーター完成と、分離板に樹脂モールド成形を行ったものである。上記樹脂モールド成形は、ステーター完成および分離板を、モールド金型内に配置し、上記モールド金型に設けられたゲートより射出されたモールド樹脂により形成するという、いわゆる射出成形で行われる(例えば、特許文献1参照)。
従来のポンプの構成について、図6から図8を用いて説明する。従来のポンプは、磁界を発生させるステーター1と、該ステーター1を制御する制御基板4と、ステーター1で発生された磁界により駆動するローター22と、ローター22に固定された水などの液体を吸排する羽根車21と、ステーター1とローター22を隔離する分離板3とで構成されている。
ステーター1は、一般的に0.3〜0.5mmの電磁鋼板を積層し形成される。このため、積層された電磁鋼板の厚さのばらつきは大きく、ステーター1の厚さに±0.5mm程度のばらつきが見込まれる。また、ステーター1には、コイルとなる銅線12との絶縁のため、樹脂で形成された第一絶縁板13および第二絶縁板14が設けてある。銅線12は、上記絶縁板13,14で絶縁されたステーター1の上から、ティース15に巻き込まれ、コイルを形成している。
そして、三相モーターの場合、ティース内周面151は分離板3の円筒外周面31に対し、同芯円の形状であるが、単相モーターの場合、羽根車21の回転方向を決めるために、ティース内周面151にヘタリ152を設けている。このため、ティース内周面151は分離板3の円筒外周面31に対し、同芯円の形状に設置されておらず、図7のように、円周方向の一方に鋭角を有する略楔状の空間5を設けた形状となっている。以下、従来のポンプの説明は、三相モーターの場合を基に行い、単層モーターとの差異は、適時記載する。
また、第一絶縁板13には、カラゲ端子41を設けてある。カラゲ端子41には、ステーター1に巻き込まれた銅線12の巻き始めと巻き終わりが、夫々巻き付けられ導通および固定されている。更に、カラゲ端子41を介して、ステーター1は制御基板4に、導通および接合されている。
制御基板4は、電源供給のためのコネクタ42と、駆動回路を構成する電子部品からなり、コイル通電を制御するものである。また、コネクタ42を設けた制御基板4の背面側の位置に、第一絶縁板13から制御基板4に向けて制御基板支え131を設けてある。
駆動回路を構成する電子部品には、ホールIC43が分離板3の円筒外周面31に近接して設けてある。上記ホールIC43は、ローター22の磁力の極性、強弱からローター22の位置を検出し、信号を発生させるものである。上記ホールIC43から発生した信号を、電子部品にフィードバックすることで、コイル通電の制御を行っている。
このため、ホールIC43は、ローター22の位置を正しく検出するため、ステーター1のティース内周面151の中心を基準に、最適な角度で設置する必要がある。ホールIC43の上記角度がずれると、ホールIC43が、ローター22の位置を正しく検出できず、ポンプの回転が不安定になり、ポンプ性能にばらつきが発生する。また更に、ホールIC43とローター22の距離に変化が生じても、ホールIC43の感度が変化し、ポンプ性能に影響がでる。
また、分離板3は、樹脂で形成されており、モーター効率を高めるために、分離板3の円筒部の円筒外周面31の肉厚はできるだけ薄いものが好ましい。そのため、上記円筒外周面31のテーパT1を大きく設定することで、分離板3を形成する際に、肉厚を薄くした円筒部の金型への喰いつきや、破損を防止することができる。しかし、上記円筒外周面31のテーパT1を大きく設定したことで、円筒外周面31とティース内周面151間のクリアランスにおいて、分離板3の平面部32の羽根車21側を基に、上記平面部32側のティース15の端部が位置する高さAでのクリアランスC1に比べ、制御基盤4側のティース15の端部が位置する高さBのクリアランスC2が増大したものとなっている。
また、上記高さAの位置で、ステーター1の上記ティース内周面151は、上記円筒外周面31との同芯出しを行っている。更に、上記高さAにおける位置で、ティース内周面151と円筒外周面31の部分は圧入させないため、クリアランスC1に、積層した電磁鋼板の厚さによるばらつきを考慮した一定の余裕を設けている。
次に、ステーター1と、制御基板4と、カラゲ端子41からなる前記ステーター完成と、分離板3を一体とする樹脂モールド成形について、図6,図9を用いて説明する。図9は、モールド金型内に、上記ステーター完成と上記分離板3を装着させたものである。
モールド金型は、分離板3を固定するコア7と、上記分離板3の底面部32と対向したコア7の開口面を閉じるキャビティ8からなるものである。
コア7の内面の底部には、凹部71を備えており、分離板3の平面部32に設けた凸部を上記凹部71と嵌合させ、コア7に分離板3を固定する。次に、上記ステーター完成を、円筒外周面31にティース内周面151が対向するよう挿入し、制御基板4に固定されたコネクタ42をコア7の縁部に装着する。そして、コア7の前記開口面を、キャビティ8で閉じると、コネクタ42は、コア7とキャビティ8に挟まれ、ステーター完成は、コネクタ42を支点に固定される。しかし、ステーター完成は、コネクタ42のみでモールド金型に保持されているため、制御基板4はコネクタ42を支点にステーター1の重さで傾き、ステーター1が円筒外周面31に対して傾いた状態となる。また、ステーター1の積厚した電磁鋼板の厚さによるばらつきを考慮し、分離板3の平面部32と第二絶縁板14の対向する先端面の間には、1mm以下のクリアランスFを設けてある。
そして、コア7のコネクタ42を装着した縁部を有する壁面と対向する壁面には、モールド樹脂を射出するゲート72が設けてあり、上記ゲート72は、射出したモールド樹脂が制御基板4に対して応力を掛けずに、上記モールド樹脂が上記制御基板4を挟み込みながら平行に流れるよう調整されている。このため、上記ゲート72より射出したモールド樹脂は、制御基板4に沿ってコネクタ42側に流れ、コネクタ42側の壁面に衝突し、跳ね返りながら充填される。
また、モールド樹脂の射出圧は、5MPa程度であり、モールド金型内のステーター完成および分離板3に大きな応力を加える。そのため、射出されたモールド樹脂は、対角の壁面に衝突した後、分離板3の平面部32方向に流れ、ステーター1の側面に大きな力を加える。
更に、モールド金型内において、ステーター1は、カラゲ端子41で制御基板4に保持されているのみで、モールド金型に受け固定されていないため、射出したモールド樹脂が、ステーター1に衝突すると、カラゲ端子41を変形させ、前記高さAにおいて、クリアランスC1分だけ、ステーター1を移動させる。また、前記クリアランスC2は、前記クリアランスC1より大きいため、上記クリアランスC1に比べ、モールド樹脂の射出圧が加わりやすく、樹脂モールド成形時に、射出されたモールド樹脂により、クリアランスC1からクリアランスC2へと扇状にクリアランスが更に増し、円筒外周面31とステーター1の傾きを増大させる。
また、単相モーターでは、ティース内周面151にヘタリ152が設けてあるため、ティース内周面151と円筒外周面31間に、略楔状の空間5を形成しており、上記空間5の鋭角に対する底面側であるヘタリ152側からモールド樹脂が流入しやすい。したがって、モールド樹脂の射出圧が、ヘタリ152側の上記空間5に接する円筒外周面31に集中し、上記円筒外周面31がモールド樹脂の射出圧に耐え切れず円筒部の内径側に変形し、変形した分だけティース内周面151と円筒外周面31間のクリアランスを増大させ、ステーター1の傾きを変化させる。
以上のことから、樹脂モールド成形により、ステーター1のみが移動したり、傾きに変化が生じたりし、ティース内周面151と円筒外周面31の同芯ズレが発生すると、制御基板4に設けたホールIC43の検出精度が低下するため、樹脂モールド成形前と比較して成形後は、ポンプ性能のばらつきが非常に大きくなるという問題を抱えたものであった。
特開2006−200427号公報
本発明のポンプは、上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであり、樹脂モールド成形によるポンプ性能のばらつきの増大を抑制することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のポンプは、液体を吸排するための羽根車21と、羽根車21に固定され羽根車21を回転させるためのローター22と、コイルが形成されたティース15を備えたステーター1と、ローター22とステーター1の隔離を行う分離板3を備え、ステーター1を樹脂モールドしたポンプであって、ローター22とステーター1の間に位置した分離板3の円筒部の円筒外周面31が、円筒部の径の中心軸に沿ってテーパT1を有しており、上記円筒外周面31のテーパT1よりも小さいテーパT2を有する突起321を、上記分離板3の円筒外周面31の上記ティース15の内周面と対向する面に設けたことを特徴とするものである。
このような構成をすることで、モールド樹脂の射出圧によりステーター1が移動する際、高さAでの上記突起321と上記ティース内周面151間に形成されたクリアランス分移動することとなり、従来例のクリアランスC1分移動するのに比べ、ステーター1の移動量を低減でき好ましい。
また、本発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明に、ステーター1のティース15間のクリアランスEに位置するリブ322を、上記分離板3の円筒外周面31に設けたことを特徴とするものである。
このような構成をすることで、上記円筒外周面31と上記ティース15の位置決めができ、ホールIC43の設置角度の調節が容易になり、検出精度を向上させることができ好ましい。
また、本発明の請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明に、上記リブ322をラジアル方向に対し均等な角度で、二箇所以上に設けたことを特徴とするものである。
このような構成をすることで、上記円筒外周面31と上記ティース15のの位置決めだけでなく、複数のリブ322により、ステーター1が均等な位置に保持され、モールド樹脂の射出圧によるステーター1のみが移動することを防止するものとなり好ましい。
また、本発明の請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明に、上記分離板3の円筒外周面31のテーパT1よりも小さいテーパT2を有する上記突起321を、上記リブ322に接して設けたことを特徴とするものである。
このような構成をすることで、特に、単層モーターでは、上記突起321をティース内周面151のヘタリ152側に位置してリブ322と接して設ければ、樹脂モールド成形の際に、ヘタリ152側の空間5へのモールド樹脂の流入による応力集中を減少させ、円筒外周面31の変形を防止できるものとなり好ましい。
上記のように本発明は、ティース内周面と対向する分離板の円筒外周面に突起を設けることで、モールド樹脂の射出圧が加わっても、ステーターの移動量を低減でき、ホールICの検出精度の低下を軽減し、樹脂モールド成形によるポンプ性能のばらつきの増大を抑えることができるという効果を奏する。
また、隣り合うティース内周面間のクリアランスに位置したリブを、円筒外周面に設けることで、円筒外周面に対するステーターの位置決めができるという効果を奏する。
更に、上記リブをラジアル方向に均等な角度で二つ以上設ければ、モールド樹脂の射出圧により、分離板の円筒外周面が内径側に変形したとしても、上記リブによりステーター保持され、ステーターが移動することを防止できるという効果を奏する。
また、単層モーターにおいて、上記突起をティース内周面のヘタリ側に位置してリブと接して設ければ、樹脂モールド成形の際に、ヘタリ側の空間へのモールド樹脂の流入による応力集中を減少させ、円筒外周面の変形を防止でき、ステーターの円筒外周面に対する傾きが変化することを防止できるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。ここで、添付図面において、従来例のポンプと同一の部材には、同一の符号を付し、従来例のポンプと重複する構成に関する説明は、省略するものとする。
図1〜3に示す実施例のポンプにおいて、液体を吸排するための羽根車21と、羽根車21に固定され羽根車21を回転させるためのローター22と、コイルが形成されたティース15を備えたステーター1と、上記ローター22と上記ステーター1の隔離を行う分離板3を備え、ステーター完成を樹脂モールドしたものである。上記分離板3の円筒部の円筒外周面31のテーパT2よりも小さいテーパT1を有する突起321は、上記円筒外周面31とティース内周面151が対向する高さAから高さB間に位置して上記円筒外周面31に設けた。
また、上記突起321のテーパT2を、円筒外周面31のテーパT1より小さくしたことで、上記高さBの突起321とティース内周面151間のクリアランスDは、同じ高さBでの前記クリアランスC2より、小さいものとなっている。更に、クリアランスDは、前記ステーター1の突起321への圧入を防止するものでもある。また、突起321の幅(分離板3の円筒部の円周方向における寸法)を小さくすることで、分離板3を形成する際に突起321の金型への喰いつきを防止することができる。更に、円筒外周面31のテーパT1は0.5〜1.0°程度であるのに対し、突起321のテーパT2は0.2°程度であり、上記突起321の幅はティース15の幅の1/4程度であるが、もちろん、これらの数字にのみ、限定されるものではない。
更に、ティース15間のクリアランスEに位置するリブ322を、ティース内周面151と円筒外周面31の同芯円を基に、隣り合う夫々のリブ322に対してラジアル方向に対し均等な角度で、円筒外周面31に四つ設けることで、分離板3に対するステーター1の位置決めを行っている。更に、リブ322の幅は、高さAの位置において、ティース15間のクリアランスEに対して余裕を設けておらず、リブ322は、上記高さAにおいて、ティース15と接するものである。これにより、円筒外周面31が、モールド樹脂の射出圧に負けて内径側に変形し、変形した分だけステーター1がモールド樹脂の射出圧で移動しようとしても、上記リブ322と接するステーター1は上記リブ322で保持されており、上記ステーター1のみが移動することを防止できる。したがって、ティース内周面151と円筒外周面31の同芯ズレによるホールIC43の検出精度の低下が軽減される。
また、上記リブ322は、ラジアル方向に対し均等な角度で少なくとも二箇所以上のクリアランスEに夫々設けてあれば、単なる位置決めだけではなく、モールド成形によるステーター1のみが移動することを防止するものとなる。もちろん、ティース15間の全てのクリアランスEに、リブ322を夫々設けたものであってもよい。
図4は、三相モーターにおける他例であり、隣り合うリブ322とリブ322の中間に、突起321を設けたものであり、上記リブ322および上記突起321により、モールド樹脂の射出圧によるステーター1が移動したり、傾きに変化が生じたりすることを抑えられ、ポンプ性能のばらつきを軽減することができるものである。また、円筒外周面31は、ティース内周面151に対して同芯円の形状であり、上記ティース内周面151と上記円筒外周面31の同じ高さに位置する夫々の面には、夫々均等にモールド樹脂の射出圧がかかるため、突起321は、ティース内周面151に対して、両端のクリアランスE間の、どの位置に設けたものであってもよい。
また、図5は、ヘタリ152によりティース内周面151が円筒外周面31に対して同芯円の形状でない単層モーターにおける他例である。この単層モーターの例では、リブ322の略楔状の空間5のヘタリ152側の面に接して、突起321を円筒外周面31に設けたものである。この構成により、上記リブ322によりステーター1が保持され、上記突起321により、上記空間5へのモールド樹脂の流入による応力集中を減少させ、円筒外周面31の内径側への変形を防止できるものとなる。したがって、樹脂モールド成形により、ステーター1が移動したり、傾きに変化が生じたりすることを防止でき、ポンプ性能のばらつきを抑えることができる。
本件発明の実施例のポンプにおける断面図である。 同上の分離板の斜視図である。 同上の高さBにおける三相モーターのリブ近傍の要部断面図である。 同上の高さBにおける三相モーターの他例のリブ近傍の要部断面図である。 同上の高さBにおける単相モーターのリブ近傍の要部断面図である。 従来例のポンプにおける断面図である。 同上の高さAにおける三相モーターのティース付近の要部断面図である。 同上の高さAにおける単相モーターのティース付近の要部断面図である。 同上の樹脂モールド成形の金型の断面図である。
符号の説明
1 ステーター
15 ティース
151 ティース内周面
22 ローター
3 分離板
31 円筒外周面
321 突起
322 リブ
4 制御基板

Claims (4)

  1. 液体を吸排するための羽根車と、羽根車に固定され羽根車を回転させるためのローターと、コイルが形成されたティースを備えたステーターと、ローターとステーターの隔離を行う分離板を備え、ステーターを樹脂モールドしたポンプであって、上記ローターと上記ステーターの間に位置した上記分離板の円筒部の円筒外周面が、円筒部の径の中心軸に沿ってテーパを有しており、上記円筒外周面のテーパよりも小さいテーパを有する突起を、上記分離板の円筒外周面の上記ティースの内周面と対向する面に設けたことを特徴とするポンプ。
  2. ステーターのティース間のクリアランスに位置するリブを、上記分離板の円筒外周面に設けたことを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 上記リブをラジアル方向に対し均等な角度で、二箇所以上に設けたことを特徴とする請求項2記載のポンプ。
  4. 上記分離板の円筒外周面のテーパよりも小さいテーパを有する上記突起を、上記リブに接して設けたことを特徴とする請求項2または3記載のポンプ。
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