JP2011117378A - ポンプおよび液体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力供給を行う第1の導線と制御信号を送る第2の導線との絶縁距離を確保して、安全性を高めることの可能なポンプおよび当該ポンプを搭載した液体供給装置を得る。
【解決手段】ポンプPは、制御基板(制御部)Cに対して、電力供給を行う第1の導線20aおよび制御信号を送る複数の第2の導線20bを保持する保持部6を備える。そして、この保持部6に、前記第1および第2の導線20a、20bを挿入させる複数の穴部70を並列配置させるとともに、第1の導線20aを挿入させる第1の穴部70bと、第2の導線を挿入させる第2の穴部70aとの間に絶縁部75を設け、第1の穴部70bと第2の穴部70aとの間の距離と、第2の穴部70aどうしの距離と、を異ならせた。
【選択図】図4

Description

本発明は、ポンプおよび当該ポンプを搭載した液体供給装置に関し、詳細には、ポンプの制御部に接続される導線の絶縁構造に関する。
従来より、例えばコントロールセンタの制御ユニットに接続される導線の絶縁構造として、並列配置された複数の導線を相間バリヤ(絶縁部)を有した蓋部材(上側保持部)で区画したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、相手側の端子部底面(下側保持部)から隔壁が立設されており、この隔壁に形成された嵌合溝に相間バリヤの先端部が各導線に対してオーバーラップするように挿入することで、所定の絶縁距離を確保している。
実開昭61−83272号公報
ところで、制御ユニットに接続される複数の導線には、電力供給を行う第1の導線と制御信号を送る複数の第2の導線とが存在する。この場合、通常では制御信号を送る第2の導線に対して電力供給を行う第1の導線に流れる電流量が多いため、これら第1の導線と第2の導線との間の絶縁距離を、第2の導線と第2の導線との間の絶縁距離に対して充分に大きくとる必要がある。
しかしながら、上記従来の絶縁構造のように、各導線を等間隔に並列配置させると、電力供給を行う第1の導線と制御信号を送る第2の導線との絶縁距離を確保することができないという問題があった。
そこで、本発明は、電力供給を行う第1の導線と制御信号を送る第2の導線との絶縁距離を確保して安全性を高めることの可能なポンプおよび当該ポンプを搭載した液体供給装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、液体を吸排するポンプ部と、マグネットを有する回転可能なロータと、前記マグネットに対向配置される中空のステータコアの内部にコイルを配置させたステータとを備えたモータ部と、前記コイルに対する通電を制御することにより前記モータ部を駆動させる制御部と、前記制御部に対して、電力供給を行う第1の導線および制御信号を送る複数の第2の導線を保持する保持部とを備え、前記保持部に、前記第1および第2の導線を挿入させる複数の穴部を並列配置させるとともに、前記第1の導線を挿入させる第1の穴部と、前記第2の導線を挿入させる第2の穴部との間に絶縁部を設け、前記第1の穴部と第2の穴部との間の距離と、前記第2の穴部どうしの距離と、を異ならせたことを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、前記第1および第2の穴部の並列方向一端に、前記第1の穴部を配置したことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、前記絶縁部を、絶縁性樹脂により成型したことを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、前記保持部は、上下に2分割されるとともに、対向面に互いに結合することで前記第1および第2の穴部が形成される凹路が設けられた上側保持部および下側保持部を備えることを特徴とする。
請求項5の発明にあっては、前記第1および第2の穴部に前記第1および第2の導線を挿入させた状態で、これら第1の導線と第2の導線との沿面距離を測る時に描かれる仮想線が曲線状となるように前記絶縁部を形成したことを特徴とする。
請求項6の発明にあっては、前記絶縁部に、前記上側および下側保持部の対向面に設けられて互いに係合する凹部と凸部を設けることで、前記仮想線が曲線状となるように形成したこと特徴とする。
請求項7の発明にあっては、前記ステータ、制御部および保持部を、モールド樹脂により被覆したことを特徴とする。
請求項8の発明にあっては、請求項1〜7のうち何れか1項に記載の前記ポンプを搭載したことを特徴とする液体供給装置である。
請求項1の発明によれば、保持部に第1および第2の導線を挿入させる複数の穴部を並列配置させるとともに、第1の導線を挿入させる第1の穴部と、第2の導線を挿入させる第2の穴部との間に絶縁部を設けている。そして、これにより、第1の穴部と第2の穴部との間の距離と、第2の穴部どうしの距離とを異ならせるようにしたため、これらの穴部に挿入される第2の導線どうしの距離に対して、第1の導線と第2の導線との間の距離を大きくとることが可能となり、絶縁距離を確保して安全性を高めたポンプを提供することができる。
請求項2の発明によれば、第1および第2の穴部の並列方向一端に、前記第1の穴部を配置するようにしたため、第1の穴部を真ん中に配置する構成と比べて絶縁部を1箇所設ければよく、保持部を穴部の並列方向に小型化することが可能となる。
請求項3の発明によれば、絶縁部を絶縁性樹脂により成型したため、絶縁部が絶縁体で構成されない場合と比べて第1の導線と第2の導線との間の距離を短くできるようになり、保持部をより穴部の並列方向に小型化することができる。
請求項4の発明によれば、保持部は上下に2分割されるとともに、対向面に互いに結合することで第1および第2の穴部が形成される凹路が設けられた上側保持部および下側保持部を備えるため、第1および第2の導線の第1および第2の穴部への挿入性を向上することができる。
請求項5の発明によれば、第1および第2の穴部に第1および第2の導線を挿入させた状態で、これら第1の導線と第2の導線との沿面距離を測る時に描かれる仮想線が曲線状となるように絶縁部を形成したため、仮想線が直線状となる構成と比べて第1の穴部と第2の穴部との間の距離が同一で絶縁距離をより大きくとることができるようになる。
他方、第1の導線と第2の導線との沿面距離を曲線状とすることで、仮想線が直線上となる構成と比べて同一の沿面距離で第1の穴部と第2の穴部との間の距離を短くすることができるため、保持部を穴部の並列方向に小型化できるという利点もある。
請求項6の発明によれば、絶縁部に前記上側および下側保持部の対向面に設けられて互いに係合する凹部と凸部を設けることで、前記仮想線が曲線状となるようにしたため、第1の導線と第2の導線との絶縁距離を確保して安全性を高めたポンプを提供することができる。
請求項7の発明によれば、ステータ、制御部および保持部を、モールド樹脂により被覆したため、これらステータ、制御部および保持部を、モールド樹脂で保護して強度を高めることができるとともに、モールド樹脂が保持部の第1および第2の穴部を封止することで、第1の導線と第2の導線とを絶縁してポンプの安全性をより高めることができるようになる。
請求項8の発明によれば、請求項1〜7のうち何れか1項に記載の作用効果を奏するポンプを搭載した液体供給装置を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかるポンプを示した断面図である。 本発明の一実施形態にかかる保持部を示した斜視図である。 図2に示す保持部の分解斜視図である。 図2に示す保持部の導線の接続状況を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図4は、本発明にかかるポンプの一実施形態を示した図である。まずは図1を参照して、本実施形態のポンプの概略構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のポンプPは、モータMを駆動源とするポンプPであり、ポンプケース1と、分離版2と、羽根車3と、ロータ4と、ステータ5と、制御基板(制御部)Cとを備えて構成されている。
ポンプケース1と分離版2とは互いに結合されており、これらが対をなしてポンプ室7を形成している。ポンプケース1と分離版2との結合部分には、ポンプ室7の水密性を確保する観点からシール部材8を介在させている。ポンプ室7には、羽根車3とロータ4とが一体化された状態で回転自在に収容されている。ロータ4の周囲には、分離版2を挟んで外側にステータ5が対向配置されており、いわゆるインナー型ロータ構造のモータ構成となっている。
ポンプケース1は、分離版2とともにポンプ室7を形成しており、ポンプ室7を画定するケース本体11と、吸入口12と、吐出口13とで構成されている。吸入口12は、ケース本体11の天面中央に開口されており、ポンプ室7内に液体を吸入するための開口として機能する。一方、吐出口13は、ケース本体11の側壁に設けられており、ポンプ室7内の液体を吐出するための開口として機能する。
分離版2は、ポンプケース2とともにポンプ室7を形成しており、ロータ4とステータ5とを水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する機能を担っている。
羽根車3は、ロータ4に対して一体的に取り付けられており、ロータ4とともに回転する。この羽根車3は、自己が回転することにより、吸入口12からポンプ室7内へと液体を吸い込むとともに、吸い込んだ液体に遠心力を加えて吐出口13からポンプP外へと排出する。
ロータ4は、円筒体として形成され、羽根車3を回転駆動させる。このロータ4は、円筒形状のロータ本体41と、ロータ本体41の外壁(外周側)に設けられて磁気回路(磁束)を構成する複数のマグネット42とで構成されている。ロータ本体41は、ポンプケース1に設けられた軸支え部43と、分離板6に設けられた軸支え部44とに各端部を挿入嵌合させた固定軸45に対して、軸受け部46を介して回転自在に支承されている。固定軸45は、その両端側に取り付けられた一対の回り止め板47により回転不可能とされている。なお、マグネット42と分離板2との間には、ロータ4の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。
ステータ5は、マグネット42に対向配置される歯部54を有した環状で中空のステータコア51と、この中空のステータコア51の内部にコイルボビン53を介して収容される環状コイル52とで構成されている。図1に示すように、コイルボビン53は、分離版2の背面側に向けて延設された延設部53aを有しており、この延設部53aに制御基板Cの一端側が取付固定される。
制御基板(制御部)Cは、ロータ4の回転位置を検出する位置検出センサ(図示せず)からの信号を受けて、環状コイル52に流す電流を制御するようになっている。これにより、制御基板Cは、ロータ4の回転位置に応じて環状コイル52で発生させた磁界を制御する。
ここで、本実施形態のポンプPにおいては、詳細を後述するが、制御基板Cに対して電気的に接続される複数の導線20を保持する保持部6を備えている。保持部6は、図1に示すように、制御基板Cに取付固定されるようになっており、その後にポンプケース1を除いた部位全体がモールド樹脂9で被覆される。つまり、このポンプPでは、分離板2、ステータ5、制御基板Cおよび保持部6がモールド樹脂9で被覆され、これにより強度が確保されている。
このように構成されたポンプPにおいては、制御基板Cにより環状コイル52が通電され、当該環状コイル52の通電により発生する磁界がステータ5の歯部54からロータ4のマグネット42へと伝達されてマグネット42が吸引反発することで、ロータ4と一体的に設けられた羽根車3が、固定軸45を中心として回転する。そして、この羽根車3の回転にともないポンプ作用が発生し、液体が吸入口12よりポンプ室7内へと吸い込まれ、羽根車3により遠心力を加えられて吐出孔13からポンプP外へと吐出される。
次に、図2〜図4を参照して、本実施形態の特徴部分である保持部6について詳しく説明する。
図2に示すように、本実施形態の保持部6は、制御基板Cに接続される複数の導線20を保持するための複数の穴部70が並列配置された樹脂成型品として構成される。
ここで、保持部20に挿入される複数の導線20は、制御基板Cに対して、電力供給を行う第1の導線20a(図4参照)と制御信号を送る複数の第2の導線20bとを備えている。本実施形態のポンプPにおいては、制御信号を送る第2の導線20bに対して電力供給を行う第1の導線20aに10倍以上の電流を流すことを想定しており、したがって、これら第1の導線20aと第2の導線20bとの絶縁を図ってポンプPの安全性を確保する必要がある。
そこで、本実施形態では、保持部6の第1の導線20aが挿入される第1の穴部70bと、第2の導線20bが挿入される第2の穴部70aとの間に絶縁部75を設けており、これにより、第1の穴部70bと第2の穴部70aとの間の距離と、隣接して配置される第2の穴部70aどうしの距離とを異ならすようにしている。
すなわち、本実施形態では、並列方向に5つ配置された穴部70のうち、並列方向一端側(図2中右側)に設けられた穴を第1の穴部70bとするとともに、残りの4つの穴を第2の穴部70aとし、これら4つの第2の穴部70aのうち、第1の穴部70bに隣接して配置される第2の穴部70aと第1の穴部70bとの間に絶縁部75を設けている。
そして、図3に示すように、このような保持部20は、上下に2分割された上側保持部6Aと下側保持部6Bとで構成されている。
上側保持部6Aは、略矩形状の基部60と、この基部60の四隅に位置する裏側から突設された4つのボス突起63と、基部60の長手方向両端部に設けられた2つの切欠部64とを備えている。また、基部60の裏側のボス突起63が形成されない領域には突出部61が設けられており、この突出部61に第1および第2の穴部70b、70aを構成する複数の凹路62が設けられている。
一方、下側保持部6Bは、基部65と、この基部65の長手方向両端部に立設された側壁部66と、側壁部66の上面に設けられ上側保持部6Aの切欠部64に係合する2つの突部68と、同じく側壁部66の上面に設けられ上側保持部6Aのボス突起63が挿入される4つの孔部67と、側壁部66の一端から突設され制御基板Cに取付固定される2つの爪部74とを備えている。そして、基部65の表側には、第1および第2の穴部70b、70aを構成する複数の凹路69が設けられており、第2の穴部70aに対応する凹路69どうしの間には、挿入される第2の導線20bどうしを絶縁するリブ73が設けられている。
したがって、本実施形態の保持部6にあっては、例えばリード線などの5つの導線20を制御基板Cに電気的に接続するとともに、電力供給を行う第1の導線20aを下側保持部6Bの第1の穴部70bに対応する凹路69に挿入し、制御信号を送る4つの第2の導線20bを下側保持部6Bの第2の穴部70aに対応する凹路69に挿入して、上側保持部6Aを下側保持部6Bに結合することで、第1および第2の導線20a、20bを保持することができる。
上側保持部6Aと下側保持部6Bを結合する際には、下側保持部6Bの4つ孔部67に上側保持部6Aの4つボス突起63をそれぞれ係合させるとともに、下側保持部6Bの2つの突部68に上側保持部6Aの2つの切欠部64を係合させることで、これら上側保持部6Aと下側保持部6Bの上下方向と前後方向の動きを規制して、精度よく組み付けることができる。
また、図3に示すように、第1の穴部70bと第2の穴部70aとの間に設けられる絶縁部75は、上側保持部6Aと下側保持部6Bの対向面に設けられて互いに係合する凹部71と凸部72とを備えている。
すなわち、本実施形態では、上側保持部6Aの凹部71と下側保持部6Bの凸部72とを係合させることで、図4に示すように、第1および第2の穴部70b、70aに第1および第2の導線20a、20bを挿入させた状態で、これら第1の導線20aと第2の導線20bとの沿面距離を測る時に描かれる仮想線Sが曲線状となるようにしている。
このように、仮想線Sが曲線状となるように絶縁部75を形成することで、仮想線が直線状となるように絶縁部が形成される構成と比べて、第1の穴部70bに挿入された第1の導線20aと、第2の穴部70aに挿入された第2の導線20bとの沿面距離を大きくとることができるようになり、第1の導線20aと第2の導線20bとの絶縁距離を確保して安全性を高めたポンプを提供することができる。
以上、説明してきたように、本実施形態のポンプPでは、保持部6に第1および第2の導線20a、20bを挿入させる複数の穴部70を並列配置させるとともに、第1の導線20aを挿入させる第1の穴部70bと、第2の導線20bを挿入させる第2の穴部70aとの間に絶縁部75を設けている。そして、これにより、第1の穴部70bと第2の穴部70aとの間の距離と、第2の穴部70aどうしの距離とを異ならせるようにしたため、これらの穴部70に挿入される第2の導線20bどうしの距離に対して、第1の導線20aと第2の導線20bとの間の距離を大きくとることが可能となり、絶縁距離を確保して安全性を高めたポンプPを提供することができる。
また、本実施形態では、第1および第2の穴部70b、70aの並列方向一端に、前記第1の穴部70bを配置するようにしたため、第1の穴部70bを真ん中に配置する構成と比べて絶縁部75を1箇所設ければよく、保持部6を第1および第2の穴部70b、70aの並列方向(長手方向)に小型化することが可能となる。
また、本実施形態では、絶縁部75を絶縁性樹脂により成型したため、絶縁部が絶縁体で構成されない場合と比べて第1の導線20aと第2の導線20bとの距離を短くでき、保持部6をより長手方向に小型化することができる。
また、本実施形態では、保持部6は上下に2分割されるとともに、対向面に互いに結合することで第1および第2の穴部70b、70aが形成される凹路62、69が設けられた上側保持部6Aおよび下側保持部6Bを備えるため、第1および第2の導線20a、20bの第1および第2の穴部70b、70aへの挿入性を向上することができる。
また、本実施形態では、第1および第2の穴部70b、70aに第1および第2の導線20a、20bを挿入させた状態で、これら第1の導線20aと第2の導線20bとの沿面距離を測る時に描かれる仮想線Sが曲線状となるように絶縁部75を形成したため、仮想線が直線状となる構成と比べて第1の穴部70bと第2の穴部70aとの間の距離が同一で絶縁距離をより大きくとることができるようになる。
他方、第1の導線20aと第2の導線20bとの沿面距離を曲線状とすることで、仮想線が直線上となる構成と比べて同一の沿面距離で第1の穴部70bと第2の穴部70aとの間の距離を短くすることができるため、保持部6を長手方向に小型化できるという利点もある。
また、本実施形態では、絶縁部75に前記上側および下側保持部6A、6Bの対向面に設けられて互いに係合する凹部71と凸部72を設けることで、前記仮想線Sが曲線状となるように形成したため、第1の導線20aと第2の導線20bとの絶縁距離を確保して安全性を高めたポンプPを提供することができる。
また、本実施形態では、ステータ5、制御基板Cおよび保持部6を、モールド樹脂9により被覆したため、これらステータ5、制御基板Cおよび保持部6を、モールド樹脂9で保護して強度を高めることができるとともに、モールド樹脂9が保持部6の第1および第2の穴部70b、70aを封止することで、第1の導線20aと第2の導線20bとを絶縁してポンプPの安全性をより高めることができるようになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、インナー型ロータ構造のモータを駆動源としたポンプを例に挙げて説明したが、このインナー型ロータ構造に限ることなく、アウタ型ロータ構造のモータ構成にあっても本発明を適用することができる。
また、第1の導線と第2の導線との延面距離を確保する凹部と凸部の形状は、上記実施形態に限定されず、例えば半円状の凸部とこれに対応する凹部、くさび状の凸部とこれに対応する凹部などでもよい。
また、上記実施形態のポンプを、例えば冷却装置や、メタノールなどの液体を搬送する燃料電池用の液体供給装置、ヒートポンプ装置等に私用される液体供給装置に搭載してもよい。そうすれば、ポンプの安全性が高められた液体供給装置を得ることができる。
3 羽根車
4 ロータ
5 ステータ
6 保持部
20a 第1の導線
20b 第2の導線
42 マグネット
51 ステータコア
52 環状コイル(コイル)
70a 第2の穴部
70b 第1の穴部
75 絶縁部
C 制御基板
M モータ
P ポンプ
S 仮想線

Claims (8)

  1. 液体を吸排するポンプ部と、
    マグネットを有する回転可能なロータと、前記マグネットに対向配置される中空のステータコアの内部にコイルを配置させたステータとを備えたモータ部と、
    前記コイルに対する通電を制御することにより前記モータ部を駆動させる制御部と、
    前記制御部に対して、電力供給を行う第1の導線および制御信号を送る複数の第2の導線を保持する保持部とを備え、
    前記保持部に、前記第1および第2の導線を挿入させる複数の穴部を並列配置させるとともに、前記第1の導線を挿入させる第1の穴部と、前記第2の導線を挿入させる第2の穴部との間に絶縁部を設け、
    前記第1の穴部と第2の穴部との間の距離と、前記第2の穴部どうしの距離と、を異ならせたことを特徴とするポンプ。
  2. 前記第1および第2の穴部の並列方向一端に、前記第1の穴部を配置したことを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記絶縁部を、絶縁性樹脂により成型したことを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ。
  4. 前記保持部は、上下に2分割されるとともに、対向面に互いに結合することで前記第1および第2の穴部が形成される凹路が設けられた上側保持部および下側保持部を備えることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載のポンプ。
  5. 前記第1および第2の穴部に前記第1および第2の導線を挿入させた状態で、これら第1の導線と第2の導線との沿面距離を測る時に描かれる仮想線が曲線状となるように前記絶縁部を形成したことを特徴とする請求項4に記載のポンプ。
  6. 前記絶縁部に、前記上側および下側保持部の対向面に設けられて互いに係合する凹部と凸部を設けることで、前記仮想線が曲線状となるように形成したこと特徴とする請求項5に記載のポンプ。
  7. 前記ステータ、制御部および保持部を、モールド樹脂により被覆したことを特徴とする請求項1〜6のうち何れか1項に記載のポンプ。
  8. 請求項1〜7のうち何れか1項に記載の前記ポンプを搭載したことを特徴とする液体供給装置。
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