JP2009283662A - 光照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線等の光を被照射体に対して効率よく照射し、消費電力を軽減しつつランニングコストを抑制することのできる光照射装置を提供すること。
【解決手段】紫外線硬化型の接着シートSが貼付された半導体ウエハWを被照射体とし、これに紫外線を照射する紫外線照射装置10であり、当該装置は、スライド手段15内に受容された状態でハウジング14上を移動可能に設けられている。ハウジング14内には、紫外線照射ユニット11が配置されており、スライド手段15がハウジング14の照射口12を横断する方向に移動するときに、接着シートSを照射面として紫外線が照射される。ハウジング14内に開閉手段17が配置されており、当該開閉手段17は、スライド手段15の移動に追従して照射口12を開放する。
【選択図】図1

Description

本発明は光照射装置に係り、更に詳しくは、被照射体に対して光を効率良く照射することができる光照射装置に関する。
半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)の処理装置においては、ウエハの回路面に保護用の接着シートを貼付して裏面研削を行ったり、ダイシングテープを貼付して複数のチップに個片化したりする処理が行われる。このような処理に使用される接着シートには、接着剤に紫外線硬化型(光反応型)のものが採用されており、上記のような処理の後、紫外線照射装置により接着剤を硬化させることによって接着力を弱めて、ウエハが破損しないように容易に剥離が行えるようになっている。
前記紫外線照射装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献における紫外線照射装置は、接着シートを介してウエハがリングフレームに一体化された被照射体を吸着保持する吸着機構と、上部が開放するとともに底部がガラス類で構成されたハウジングと、前記底部の下方から紫外線を照射する光源とを備えている。被照射体は、ハウジングを吸着機構で閉塞することで当該ハウジング内に位置するようになっており、この状態で、前記底部から紫外線を透過させて被照射体に照射するようになっている。
特開2004−281430号公報
しかしながら、特許文献1に開示された紫外線照射装置にあっては、底部の全領域を透過する紫外線により接着シートの接着剤を硬化させる構成、つまり、一括若しくは全面照射であるため、光源から相対的に離れた部位の照度を確保すべく高出力ランプを使用しなければならず、装置が大型化するとともに消費電力が多くなってランニングコストが高騰する、という不都合がある。従って、被照射体の平面積が大きいときは、それに対応して広い領域に紫外線を照射することのできるランプが必要となり、これが汎用性を低下させる要因となる。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、部分照射により、紫外線等の光を被照射体に対して効率よく照射し、消費電力を軽減しつつランニングコストを抑制し、しかも、光の外部への漏れを防止することのできる光照射装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、光反応型の接着シートが貼付若しくは仮着された被照射体に光を照射する光照射装置において、
内部に光照射ユニットを備えるとともに、光を照射する照射口を備えたハウジングと、前記照射口を横断する方向に相対移動可能に設けられるとともに、前記被照射体を受容する受容口を有するスライド手段と、前記被照射体を保持するとともに、前記受容口を通じて被照射体をスライド手段の内部に配置させたときに当該スライド手段に係合して受容口を閉塞する保持手段と、前記照射口を開閉する開閉手段と、この開閉手段を所定方向に付勢する付勢手段とを備え、前記開閉手段は、前記付勢手段によって前記照射口を常時開放する方向に付勢されているとともに、前記スライド手段の移動に追従して前記照射口を開閉する、という構成を採っている。
本発明において、前記開閉手段は、前記スライド手段の移動方向に沿って前記光照射ユニットを中間に挟むように配置された第1及び第2の開閉手段を含み、これら開閉手段は、前記スライド手段が紫外線照射待機位置から紫外線照射完了位置に向かって照射口を横断する際に、第1の開閉手段が照射口を次第に開放する方向に移動する一方、第2の開閉手段が照射口を次第に閉塞する方向に移動する、という構成を採用することが好ましい。
また、前記開閉手段は、前記光照射ユニットの側方に単一配置とされ、当該開閉手段は、前記スライド手段が紫外線照射待機位置から紫外線照射完了位置に向かって照射口を横断する際に、前記照射口を次第に開放する方向に移動する構成を採ってもよい。
更に、本発明は、前記開閉手段の位置を検出する位置検出手段を含み、前記照射口の開閉が適性に行われないときに、所定の信号を外部に出力するように設けることができる。
本発明によれば、スライド手段の移動に追従して開閉手段が照射口を開閉する構成であるため、被照射体を受容したスライド手段が照射口を横断する際に、当該照射口を開放して紫外線を照射しつつ部分照射を行うことができる。従って、従来のような一括若しくは全面照射を行う必要がなくなり、高出力ランプを使用することなく、光の出力は従来装置に比べて小さくても足りるようになり、省エネルギータイプの光照射装置を提供することが可能となる。しかも、開閉手段は、被照射体に対する光照射に必要な領域以外を閉塞するため、紫外線等の有害な光が外部へ漏れることを防止でき、当該光が作業者の目に入ってしまうような不都合も回避可能となる。
また、開閉手段を単一とした構成では、ハウジングの小型化を達成することができ、特に、光照射面積が小さい被照射体を対象とした場合に実益をもたらす。
更に、検知手段を設けた構成では、開閉手段の意図しない動作不良が生じて紫外線の照射が適性に行われない、といった不都合を回避することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明が紫外線照射装置に適用された実施形態に係る概略斜視図が示され、図2には、その一部を断面視した概略正面図が示され、図3には図2のA矢視断面図が示されている。これらの図において、光照射装置としての紫外線照射装置10は、被照射体としての光反応型(紫外線硬化型)の接着シートSが仮着されたウエハWに光(紫外線)を照射する装置として構成とされている。この紫外線照射装置10は、内部に紫外線照射ユニット11が配置されているとともに上面に紫外線の照射口12が設けられたハウジング14と、このハウジング14に移動可能に支持されたスライド手段15と、ウエハWを保持する保持手段16と、ハウジング14内に設けられた一対の開閉手段17と、これら開閉手段17が前記照射口12を常時開放する方向に付勢する一対の付勢手段18と、開閉手段17の位置を検出する位置検出手段19とを備えて構成されている。
前記紫外線照射ユニット11は、光源をなす水銀ランプ20と、当該水銀ランプ20から発光される紫外線を集光させて接着シートSに照射するための反射面を形成する反射フード21とからなる。水銀ランプ20は、ハウジング14のY軸方向に沿って配置され、反射フード21は、図2に示されるように、断面が水銀ランプ20に沿う略U字形状(放物面形状)に設けられている。この反射フード21は、水銀ランプ20からの紫外線を内側の曲面により反射させ、接着シートSに対して、Y軸方向に沿う所定幅のライン状の部分照射となるように構成されている。
前記ハウジング14は、略直方体状の本体23と、この本体23の上面23Aに設けられた照射口12と、X軸方向に延びるガイドレール25とを含み、照射口12は、反射フード21の上部開口領域に略対応した形状に形成されている。
前記スライド手段15は、スライド本体26と、このスライド本体26のX軸方向両側に設けられたスライダ27とにより構成されている。スライド本体26は、ウエハWを受容する略円形の受容口29を備えた頂壁28と、この頂壁28の外周から垂下した側壁30とを含んで下部が開放口30となる形状に設けられている。また、スライダ27は、ガイドレール25に沿って移動可能とされ、これにより、スライド本体26は紫外線照射待機位置P1(図2参照)と、紫外線照射完了位置P2(図7参照)との間において、照射口12を横断する方向に相対移動可能に設けられている。
前記スライド本体26において、図3中左端側の側壁30の中央部には、L型ブラケット33が設けられており、当該ブラケット33の上部平面部には、保持手段16との相対位置を決定する位置決め穴33Aが形成されている。また、スライド本体26は、紫外線照射待機位置P1にあるときに、ストッパ35を介して位置規制されるようになっている。このストッパ35は、図3中左側壁30に設けられたストッパ片36と、シリンダ37とにより構成されている。
前記保持手段16は、支持基板39と、当該支持基板39よりも小径に設けられるとともに、図示しない減圧ポンプに接続されウエハWの形状に対応した吸着プレート40と、支持基板39の上面側に連結されてY軸方向に延びるアーム41と、当該アーム41をZ軸方向に移動可能に支持するZ軸ロボット42と、このZ軸ロボット42をX軸方向に移動可能に支持するX軸ロボット43とを備えて構成されている。吸着プレート40は、下面側を吸着面として図示しない吸着孔が設けられ、ウエハWを吸着保持可能になっている。なお、ハウジング14の隣接位置には、ウエハWの支持テーブル45が配置されている。また、アーム41の下面側には係合ピン47が突設され、位置決め穴33Aに係脱するようになっており、係合状態において、吸着プレート40及びウエハWがスライド本体26内に位置し、支持基板39がスライド本体26に係合して受容口29を閉塞する。
前記開閉手段17は、図2に示されるように、紫外線照射ユニット11を中間に挟んで対称配置された第1の開閉手段17Aと、右側に配置された第2の開閉手段17Bとにより構成されている。また、付勢手段18は、各開閉手段17A、17Bを付勢する第1、第2の付勢手段18A、18Bにより構成されている。なお、第2の開閉手段17B及び第2の付勢手段18Bについては、第1の開閉手段17A及び第2の付勢手段18Aの末尾符号「A」を「B」に置き換えれば説明できるため説明を簡略化する。
前記第1の開閉手段17Aは、ハウジング14の照射口12を閉塞可能な大きさに設けけられるとともに、起立部51Aを有する開閉プレート50Aにより構成されている。起立部51Aは、スライド本体26の側壁30の内面に当接可能な高さに設けられている。
前記第1の付勢手段18Aはエアシリンダ53Aにより構成され、このエアシリンダ53Aのスライダ54Aに開閉プレート50Aが支持され、当該開閉プレート50Aを図2中矢印a方向に常に付勢するようになっている。これにより開閉プレート50Aは、スライド本体26が図2中左側に移動することを条件に、スライド本体26に追従して開閉プレート50Aが移動して照射口12を開放する。
一方、前記第2の開閉手段17Bを構成する開閉プレート50Bは、図2中矢印b方向に付勢されている。これにより開閉プレート50Bは、スライド本体26が図2中左側に移動することを条件に、右側壁30に起立部51Bが係合しスライド本体26に追従して開閉プレート50Bが移動して照射口12を閉塞する。
前記位置検出手段19は、シリンダ53Aの左右両側に配置されたオートスイッチからなり、開放位置検出スイッチ60Aと、閉塞位置検出スイッチ61Aとを含む。開放位置検出スイッチ60Aは、開閉プレート50Aが開放位置(図6参照)に達したときにスライダ54Aを検出して図示しない制御装置に信号を出力する。一方、閉塞位置検出スイッチ61Aは、開閉プレート50Aが閉塞位置(図2参照)に達したときにスライダ54Aを検出して同様に信号を出力するようになっている。なお、制御装置は、スライド本体26が所定の条件下に位置するときに、前記スイッチ60A、61Aからの信号が入力されなければ外部に所定の信号を出力する。
次に、本実施形態に係る紫外線照射方法について、図4ないし図7をも参照しながら説明する。
所定の処理が施された接着シートS付ウエハWが図示しない移載アーム等を介して支持テーブル45の上面に移載されると、X、Z軸ロボット43、42を介して吸着プレート40がウエハWを吸着保持してスライド本体26の真上に移動する。その後、Z軸ロボット42を介して吸着プレート40が所定量下降することで、ウエハWがスライド本体26内に受容され、受容口29を閉塞する。この時、ピン47がブラケット33の位置決め穴33Aに係合する。ピン47とブラケット33との係合が図示しない検知手段によって検知されると、ストッパ35によるスライド本体26の固定が解除されるとともに、前記閉塞位置検出スイッチ61A及び開放位置検出スイッチ60Bがそれぞれスライダ54A、54Bを検知していることを条件として、以後の制御に移行する。
X軸ロボット43が駆動することにより、図5に示されるように、スライド本体26がX軸方向に沿って左側に移動を開始する。すると、開閉プレート50Aが第1の付勢手段18Aの付勢力によってスライド本体26に追従移動して照射口12を次第に開放し、紫外線照射ユニット11によりライン状に収束された紫外線が接着シートSに照射され、当該接着シートSの接着剤を硬化反応させる。
図6に示されるように、スライド本体26が更に移動すると、起立部51Aが照射口12に当接するとともに、右側壁30が起立部51Bに当接して開閉プレート50Bが左側に移動を開始し、照射口12から外部に紫外線が漏れることがないように、スライド本体26と相互に作用して照射口12を次第に閉塞することとなる。なお、この開閉プレート50Aの開放動作において、スライド本体26の左側壁30が照射口12の左端を通り過ぎた時点で、スライダ54Aが開放位置検出スイッチ60Aによって検出されないときは、開閉プレート50Aが移動を停止し、紫外線が接着シートSに照射されずに処理が完了してしまうことになる。そこで、制御手段は上記のような所定条件において、開放位置検出スイッチ60Aからの信号入力がないときに、警告手段(回転灯やブザー)等の外部装置を作動させる信号を出力し、オペレータ等に異常を知らせるようになっている。
スライド本体26が更に移動して、図7に示される紫外線照射完了位置P2に達することで、紫外線照射が完了する。この紫外線照射完了位置P2は、紫外線照射ユニット11を中心としたときに、紫外線照射待機位置P1と線対称位置に設定されている。
その後、スライド手段15は、上記の動作と逆の動作を行って、保持手段16を介して紫外線照射待機位置P1に復帰され、ストッパ35によって固定される。この復帰動作中にも紫外線が接着シートSに照射され、開閉プレート50Bの開放動作において、スライド本体26の右側壁30が照射口12の右端を通り過ぎた時点で、スライダ54Bが開放位置検出スイッチ60Bによって検出されないときは、上記同様、警告手段等を介してオペレータ等に異常を知らせるようになっている。次いで、紫外線照射済みのウエハWは、保持手段16によって支持テーブル45に移載され、図示しない移載アームを介して次工程に移載される。そして、次に紫外線照射を行うための新たなウエハが支持テーブル45に移載された後、上記同様の動作が繰り返されることで、順次紫外線照射が行われる。
従って、このような実施形態によれば、スライド本体26内に受容されたウエハWが照射口12の上方を横断する方向に移動する際に、閉塞された空間内でウエハWに紫外線を照射することができる、いう効果を得る。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、本発明に係る紫外線照射装置10を構成する各部の相対位置、すなわちレイアウトは図示構成例に限定されるものではなく、ハウジング14と保持手段16等を上下若しくは左右に反転させたり、上下方向に向けたりすることも可能である。従って、方向を示す用語は、装置各部のレイアウトの変更によって下面、下部、上下等になり得るものとなり、これら変更した態様は本発明と均等なものとして含まれる。
また、前記実施形態では、保持手段16がX軸方向に沿って移動することでスライド手段15がハウジング14上を移動する構成としたが、ハウジング14や、それら両方を移動可能に設けてスライド手段15との相対移動を行うように構成してもよい。この場合、ハウジング14を移動可能に支持する適宜な移動手段を設ければ足りる。
また、前記実施形態では、紫外線を照射することによって接着シートSの接着剤を硬化させる場合を説明したが、感熱接着性の接着シートをウエハWに仮着し、これを加熱することで当該接着シートをウエハWに強力に貼付する装置等にも適用することが可能である。この場合の光としては、赤外線等が例示できる。
更に、被照射体はウエハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他のものも対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
また、紫外線照射ユニット11の光源としては、水銀ランプの他、ハロゲンランプ、蛍光灯、メタルハライドランプ、発光ダイオード等の採用を妨げない。
更に、開閉手段17は、少なくとも、第1の開閉手段17Aのみの単一配置としてもよく、この場合には、ハウジング14のX軸方向に沿う長さを短寸化して全体をコンパクトに形成することが可能となる。
また、スライド手段15は、それ自体を単軸ロボットのスライダに連結して自走型としてもよい。
更に、位置検出手段19は、開放位置検出スイッチ60A、60Bのみで構成してもよく、当該スイッチ類は、オートスイッチ以外の種々のスイッチを採用することができる。
また、スライド本体26内をガラス等の紫外線透過可能な部材で仕切り、支持基板39で受容口29を閉塞したときに、密閉状態として窒素パージを行うようにしてもよい。これにより、紫外線硬化型の接着シートSが酸素阻害を受けて硬化不良を起こすことを防止することができる。
本実施形態に係る紫外線照射装置の概略斜視図。 前記紫外線照射装置の一部を断面した概略正面図。 図3のA矢視断面図。 ウエハがスライド本体内に受容された状態を示す動作説明図。 スライド手段が照射口を横断する方向に移動した状態を示す動作説明図。 スライド手段が図5よりも更に移動した状態を示す動作説明図。 スライド手段が紫外線照射完了位置に移動した状態を示す動作説明図。
符号の説明
10 紫外線照射装置(光照射装置)
11 紫外線照射ユニット
12 照射口
14 ハウジング
15 スライド手段
16 保持手段
17 開閉手段
17A 第1の開閉手段
17B 第2の開閉手段
18 付勢手段
19 位置検出手段
29 受容口
P1 紫外線照射待機位置
P2 紫外線照射完了位置
S 接着シート(被照射体)
W 半導体ウエハ(被照射体)

Claims (4)

  1. 光反応型の接着シートが貼付若しくは仮着された被照射体に光を照射する光照射装置において、
    内部に光照射ユニットを備えるとともに、光を照射する照射口を備えたハウジングと、前記照射口を横断する方向に相対移動可能に設けられるとともに、前記被照射体を受容する受容口を有するスライド手段と、前記被照射体を保持するとともに、前記受容口を通じて被照射体をスライド手段の内部に配置させたときに当該スライド手段に係合して受容口を閉塞する保持手段と、前記照射口を開閉する開閉手段と、この開閉手段を所定方向に付勢する付勢手段とを備え、
    前記開閉手段は、前記付勢手段によって前記照射口を常時開放する方向に付勢されているとともに、前記スライド手段の移動に追従して前記照射口を開閉することを特徴とする光照射装置。
  2. 前記開閉手段は、前記スライド手段の移動方向に沿って前記光照射ユニットを中間に挟むように配置された第1及び第2の開閉手段を含み、これら開閉手段は、前記スライド手段が紫外線照射待機位置から紫外線照射完了位置に向かって照射口を横断する際に、第1の開閉手段が照射口を次第に開放する方向に移動する一方、第2の開閉手段が照射口を次第に閉塞する方向に移動することを特徴とする請求項1記載の光照射装置。
  3. 前記開閉手段は、前記光照射ユニットの側方に単一配置とされ、当該開閉手段は、前記スライド手段が紫外線照射待機位置から紫外線照射完了位置に向かって照射口を横断する際に、前記照射口を次第に開放する方向に移動することを特徴とする請求項1記載の光照射装置。
  4. 前記開閉手段の位置を検出する位置検出手段を含み、前記照射口の開閉が適性に行われないときに、所定の信号を外部に出力することを特徴とする請求項1、2又は3記載の光照射装置。
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