JP2009283188A - 固体酸化物形燃料電池およびその起動方法 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池およびその起動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡便な手法で燃料極の酸化を防止可能な固体酸化物形燃料電池およびその起動方法を提供する。
【解決手段】固体酸化物形燃料電池は,酸素イオン伝導性固体電解質体と,その両側に配置される燃料室および空気室と,を有する複数の燃料電池セルが積層され,燃料ガスと酸化剤ガス中の酸素との反応により電力を発生する発電スタックと,起動時に,前記燃料室に水蒸気を供給してパージする気化器と,前記発電スタックと前記気化器を加熱する加熱手段と,前記水蒸気でのパージ後に,前記燃料室に燃料ガスを供給するガス供給手段と,を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は,固体酸化物形燃料電池およびその起動方法に関する。
固体酸化物形燃料電池は,固体酸化物を有する複数の燃料電池セルが積層された燃料電池スタックを有し,燃料ガスと酸素を反応させて,電力を発生する。そして,燃料電池スタックを稼動温度(例えば,500℃〜1000℃)まで加熱することで,固体酸化物を介した燃料ガスと酸素の反応が可能となる。ここで,燃料電池セルの燃料極は例えば,Niで構成されるため,高温(例えば,400℃以上)で酸化する可能性がある。このため,燃料極の酸化を防止する技術が開示されている(特許文献1,2参照)。
特許文献1記載の技術では,運転開始時に不活性ガスを燃料電池セルに供給することで(パージ),燃料極の酸化を防止する。また,特許文献2記載の技術では,部分酸化反応,オートサーマル反応を利用して,水素を含む還元ガスを生成し,燃料極に供給することで,起動時での燃料極の酸化を防止する。
特開平2−244559号公報 特開2007−128717号公報
しかしながら,不活性ガスのパージによる手法では,システムにボンベを搭載する必要があり,コストの増大,ボンベの交換等の増大を招く。また,部分酸化反応等を用いる手法では,燃料ラインに酸素を導入するための機器が必要となり,また,部分酸化反応による発熱の制御が困難である。
上記に鑑み,本発明は,簡便な手法で燃料極の酸化を防止可能な固体酸化物形燃料電池およびその起動方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る固体酸化物形燃料電池は,酸素イオン伝導性固体電解質体と,その両側に配置される燃料室および空気室と,を有する複数の燃料電池セルが積層され,燃料ガスと酸化剤ガス中の酸素との反応により電力を発生する発電スタックと,起動時に,前記燃料室に水蒸気を供給してパージする気化器と,前記発電スタックと前記気化器を加熱する加熱手段と,前記水蒸気でのパージ後に,前記燃料室に燃料ガスを供給するガス供給手段と,を具備することを特徴とする。
本発明の一態様に係る固体酸化物形燃料電池の起動方法は,酸素イオン伝導性固体電解質体と,その両側に配置される燃料室および空気室と,を有する複数の燃料電池セルが積層され,燃料ガスと酸化剤ガス中の酸素との反応により電力を発生する発電スタックを備える固体酸化物形燃料電池の起動方法であって,前記燃料室に水蒸気を供給してパージするステップと,前記水蒸気でのパージ後に,前記燃料室に燃料ガスを供給するステップと,を具備することを特徴とする。
本発明によれば,簡便な手法で燃料極の酸化を防止可能な固体酸化物形燃料電池およびその起動方法を提供できる。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は,本発明の一実施形態に係る固体酸化物形燃料電池100を表す斜視図である。固体酸化物形燃料電池100は,発電スタック110,気化器120,改質器130,熱交換器140,燃焼器150(150a,150b),起動用バーナ160,燃料ガス供給部191,水供給部192,制御部193を有する。
発電スタック110は,積層された燃料電池セル111,エンドプレート112,113を有する。燃料電池セル111は,板形状をなし,発電単位である。
図2は,燃料電池セル111を分解した状態を表す斜視図である。燃料電池セル111は,コネクタプレート41(41a,41b),空気極フレーム42,絶縁フレーム43,セパレータ44,空気極45,電解質46,燃料極47,燃料極フレーム48を有する。
コネクタプレート41a,41bは,金属等の導電性材料から構成され,燃料電池セル111の厚み方向の両側に一対配置される。コネクタプレート41により,燃料電池セル111それぞれのガス流路が分離され,かつ板厚方向での導通が確保される。
隣り合う燃料電池セル111の間に配置されるコネクタプレート41は,インターコネクタとなり,隣り合う燃料電池セル111を区分する。発電スタック110の積層方向の両端に配置されるコネクタプレート41が,エンドプレート112,113となる。
電解質46は,矩形の板形状であり,例えば,ZrO等の酸化物から構成され,セパレータ44の下面に固定される。電解質46は,酸素イオン伝導性固体電解質体として機能する。電解質46の上下に,空気極45および燃料極47が固着される。空気極45とコネクタプレート41aとの間には,その導通を確保するために,集電体(図示せず)が配置される。
空気極45の材料として,例えば各種の貴金属,金属の酸化物,金属の複酸化物等を用いることができる。
燃料極47の材料として,Ni及びFe等の金属と,Sc,Y等の希土類元素のうちの少なくとも1種により安定化されたZrO系セラミック,Sm,Gd等の希土類元素のうち少なくとも1種をドープしたCeO系セラミック等のセラミックのうちの少なくとも1種との混合物が挙げられる。そして,燃料極47にNi及びFe等の金属を用いると,高温時に酸化雰囲気に晒されると酸化することで膨張し,クラック等を発生する可能性があるため,起動時等での酸化防止が必要となる。
コネクタプレート41a,空気極フレーム42,絶縁フレーム43によって,セパレータ44の上方に空気室が構成される。燃料極フレーム48,コネクタプレート41bによって,セパレータ44の下方に燃料室が構成される。燃料室,空気室それぞれに,燃料ガス,空気(一種の酸化剤ガス)が導入され,高温(例えば,700℃程度)に加熱されることで,電解質46を介して,燃料ガスと空気中の酸素が反応し,空気極45,燃料極47をそれぞれ正極,負極とする直流の電気エネルギーが発生する。
エンドプレート112,113は,耐熱性及び導電性に優れた板材(例えばステンレス製の板材)から構成される。エンドプレート112,113は,積層される燃料電池セル111を押圧する保持板であり,かつ発電スタック110からの電流の出力端子でもある。
エンドプレート112,113,燃焼器150を介し,ボルト181,ナット182等により,燃料電池セル111が締め付けられて固定,一体化されることで,発電スタック110が構成される。
気化器120は,水を気化して改質器130や発電スタック110に供給するものであり,部材121,122を有する。部材121,122は,外形が略平板形状であり,その内部に互いに連結される空洞を有し,水の気化が可能である。部材121は,発電スタック110の側面に略並行に配置される。部材122は,起動用バーナ160の上面と発電スタック110の下面の間に配置され,起動時には起動用バーナ160からの熱により水の気化が可能である。
改質器130は,発電スタック110の下部に接続され,水蒸気で燃料ガス(例えば,炭化水素燃料)を改質する(水蒸気改質方式)。燃料ガス(炭化水素燃料)を改質してから,発電スタック110へ供給することで,燃料極47での炭素の析出や燃料極47での温度低下を防止する。そして,改質器130内に改質用の触媒(改質触媒,例えば,Ni)が配置される。
熱交換器140は,発電スタック110からの発熱で,発電スタック110に供給する空気を加熱する(熱の回収)。
燃焼器150(150a,150b)は,燃焼触媒を有し,発電スタック110からの発電後の余ったガス(排ガス)を燃焼させ,発電スタック110の温度を一定に保つ働きをする。
起動用バーナ160は,発電スタック110を作動温度(例えば,750℃)まで加熱するためのものであり,発電スタック110および改質器130の下側に配置される。起動用バーナ160は,フレーム161,燃焼プレート162,配管163を有する。フレーム161は,起動用バーナ160全体を保持する台座である。そして,燃焼プレート162は,多孔質のセラミック材料等から構成され,その表面で,可燃性ガスと空気との混合ガスが燃焼する。配管163は,混合ガスを燃焼プレート162に供給する。
燃料ガス供給部191は,燃料ガスを改質器130に供給する。水供給部192は気化器120に水を供給する。制御部193は,燃料ガス供給部191,水供給部192からの燃料ガス,水の供給を制御する。
(固体酸化物形燃料電池100の起動)
固体酸化物形燃料電池100の起動手順を説明する。図3は,この起動手順の一例を表すフロー図である。
(1)起動用バーナ160の点火(ステップS11)
起動用バーナ160が点火され,発電スタック110の加熱が開始される。このとき,気化器120の部材122は,発電スタック110よりも発電スタック110に近接して配置されることから,発電スタック110よりも速やかに加熱される。即ち,起動用バーナ160の点火直後に水蒸気を発電スタック110に供給可能となる。
(2)気化器120への水の投入(ステップS12)
気化器120,特に,部材122が所定の温度に達したら,水供給部192から気化器120に水が投入され,水蒸気が発生する。この水蒸気は,改質器130および発電スタック110(燃焼室)に供給され,その中に存在していた空気を追い出す。即ち,気化器120からの水蒸気によるガス置換がなされる。この結果,燃料電池セル111の燃料極47と改質器130の改質触媒の酸化が防止される。例えば,627℃における水蒸気雰囲気下における酸素分圧は,10−7.8atmであり,事実上問題ない程度まで,Niの酸化速度が低減される。
(3)発電スタック110への燃料ガスの供給(ステップS13)
改質器130,燃焼器150がそれぞれ,動作温度(改質触媒,燃焼触媒での反応可能温度)に達したら,燃料ガス供給部191から改質器130に燃料ガスを供給する。この結果,改質器130で燃料ガスが効率的に改質される。また,改質器130で改質された燃料ガスが発電スタック110に供給されることで,燃焼極47での炭素の析出が防止される。この時点では,発電スタック110の温度が十分とは限らず,必ずしも発電は開始されない。一方,燃焼器150が動作温度に達していることから,燃焼器150で燃料ガスが燃焼し,発電スタック110がさらに加熱される。余った燃料ガスは燃焼器150で消費され,固体酸化物形燃料電池100からの未燃ガスの排出が防止される。
なお,燃料ガスとほぼ並行して,発電スタック110の空気室側に空気が供給される。
(4)発電(ステップS14)
発電スタック110が起動用バーナ160,燃焼器150の双方によって加熱され,さらに温度が上昇する。この結果,発電スタック110での発電が可能となる。
本実施形態では,起動用バーナ160の点火直後に,改質器130と発電スタック110内に水蒸気を供給させることによって,大気を水蒸気で置換させ(酸素分圧の低減),燃料極47や改質器130内(改質触媒)でのNiの酸化を防止できる。また,燃焼器150が十分に加熱されてから,燃焼ガスを投入することで,固体酸化物形燃料電池100からの未燃ガスの排出を抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では,改質器130,燃焼器150aを発電スタック110と一体的に構成していた。この結果,改質器130,燃焼器150aを介して,発電スタック110が起動用バーナ160に保持されている。これに対して,改質器130,燃焼器150aを発電スタック110と別体としても良い。この場合,発電スタック110と起動用バーナ160が直接対向することになる。
本発明の実施例につき説明する。
(実施例1)
起動用バーナ160の点火直前に,発電スタック110における燃料極47側に外部の装置にて気化させた水蒸気を3L/min投入した。その際,キャリアーガスとしてNガス0.5L/minを投入した。起動用バーナ160による加熱を継続し,改質器130(改質触媒層)が400℃,燃焼器150(燃焼触媒層)が200℃,最下段の燃料電池セル111が150℃のすべての目標温度に到達した時点で,空気極45側へ15L/minの空気を投入し,燃料極47側への窒素の供給を停止させ,3L/minの水蒸気と1L/minのメタン(燃料ガス)の投入を開始させた。発電スタック110の温度が稼動温度(750℃)に到達するまで,起動用バーナ160と燃焼器150により,加熱を行った。
(実施例2)
改質器130が600℃,燃焼器150が400℃,最下段の燃料電池セル111が350℃のすべての目標温度に到達した時点で,空気極45側への空気を投入し,燃料極47側への窒素の供給停止,水蒸気とメタンの投入を開始させた。その他の点では,実施例1と同様である。
(実施例3)
起動用バーナ160の点火直後に,発電スタック110の側面に配置された気化器120に水2.0mL/minを投入する。その後,気化器120に水を継続して投入する。気化器120の一部(部材122)が起動用バーナ160の燃焼プレート162の近傍にあるため,起動用バーナ160の点火直後に,投入された水は水蒸気となり発電スタック110内へ投入される。その他の点では,実施例2と同様である。
(実施例4)
起動用バーナ160の点火前に,気化器120に水50mLを投入し,その後,水の供給を停止する。その他の点では,実施例3と同様である。
(比較例1)
起動用バーナ160による加熱を行い,改質器130が400℃,燃焼器150が200℃,最下段の燃料電池セル111が150℃のすべての目標温度に到達した時点で,空気極45側に15L/minの空気を投入し,燃料極47側へ2mlの水と1L/minのメタンの投入を開始させた。発電スタック110の温度が稼動温度(750℃)に到達するまで,起動用バーナ160と燃焼器150により,加熱を行った。
(比較例2)
改質器130が600℃,燃焼器150が400℃,最下段の燃料電池セル111が350℃のすべての目標温度に到達した時点で,空気極側への空気を投入し,燃料極47側への水蒸気とメタンの投入を開始させた。その他の点では,比較例1と同様である。
(実験結果)
図4に,実施例1〜4,比較例1,2の実験結果を示す。
実施例1では,燃料極47の酸化が防止されたが,未燃ガスが排出された。また,実施例2〜4では,燃料極47の酸化および未燃ガスの排出の双方が防止された。特に,実施例3,及び実施例4では,起動用バーナ160からの熱で水を気化したが,問題なく作動できており,また、実施例4では初期に投入された水のみで水蒸気を発生させたことで,実施例3に対し起動時間が短くなっており,加熱効率が良好であった。
これに対して,比較例1,2では,燃料極47の酸化および未燃ガスの排出の双方が発生した。そして,酸化により,改質触媒層の性能が劣化した。また,比較例2では,燃料電池セル111に割れが生じた(発電スタック110の破損)。
本発明の一実施形態に係る固体酸化物形燃料電池100を表す斜視図である。 燃料電池セル111を分解した状態を表す斜視図である。 固体酸化物形燃料電池100の動作手順の一例を表すフロー図である。 実施例1〜4,比較例1,2の実験結果を示す表である。
符号の説明
100 固体酸化物形燃料電池
110 発電スタック
111 燃料電池セル
112,113 エンドプレート
120 気化器
130 改質器
140 熱交換器
150(150a,150b) 燃焼器
160 起動用バーナ
161 フレーム
162 燃焼プレート

Claims (9)

  1. 酸素イオン伝導性固体電解質体と,その両側に配置される燃料室および空気室と,を有する複数の燃料電池セルが積層され,燃料ガスと酸化剤ガス中の酸素との反応により電力を発生する発電スタックと,
    起動時に,前記燃料室に水蒸気を供給してパージする気化器と,
    前記発電スタックと前記気化器を加熱する加熱手段と,
    前記水蒸気でのパージ後に,前記燃料室に燃料ガスを供給するガス供給手段と,
    を具備することを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記燃料ガスを改質して,前記発電スタックに改質ガスを供給する改質器をさらに具備し,
    起動時に,前記気化器が前記改質器に水蒸気を供給してパージする
    ことを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 燃焼触媒により前記発電スタックから排出される未燃焼ガスを燃焼させて,前記発電スタックを加熱する燃焼器をさらに具備し,
    前記燃焼器が所定の温度に達したときに,前記ガス供給手段が前記燃料室に燃料ガスを供給する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記気化器の少なくとも一部が前記発電スタックと前記加熱手段との間に配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池。
  5. 前記気化器に所定量の水を供給する水供給手段をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池。
  6. 酸素イオン伝導性固体電解質体と,その両側に配置される燃料室および空気室と,を有する複数の燃料電池セルが積層され,燃料ガスと酸化剤ガス中の酸素との反応により電力を発生する発電スタックを備える固体酸化物形燃料電池の起動方法であって,
    前記燃料室に水蒸気を供給してパージするステップと,
    前記水蒸気でのパージ後に,前記燃料室に燃料ガスを供給するステップと,
    を具備することを特徴とする固体酸化物形燃料電池の起動方法。
  7. 前記固体酸化物形燃料電池が,前記燃料ガスを改質して,前記発電スタックに改質ガスを供給する改質器をさらに備え,
    前記改質器に水蒸気を供給してパージするステップをさらに具備する
    ことを特徴とする請求項6記載の固体酸化物形燃料電池の起動方法。
  8. 前記固体酸化物形燃料電池が,燃焼触媒により前記発電スタックから排出される未燃焼ガスを燃焼させて,前記発電スタックを加熱する燃焼器をさらに備え,
    前記燃焼器が所定の温度に達したときに,前記燃料室に燃料ガスが供給される
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の固体酸化物形燃料電池の起動方法。
  9. 前記固体酸化物形燃料電池が,水を気化して水蒸気を発生させる気化器をさらに備え,
    前記気化器の水を投入するステップをさらに具備し,
    前記燃焼室をパージするステップでの水蒸気が前記気化器から供給される
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池の起動方法。
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