JP6684021B2 - 燃料電池スタック - Google Patents
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Description
本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する平板状の燃料電池を複数積層した平板積層型の燃料電池スタックに関する。
かかる燃料電池スタックでは、高温時(熱間時)においても燃料電池セル間のガスのシール性及び電気的接続を確保する必要がある。
そのため、特許文献1,2に記載の技術では、バネ、弾性体等を設けることによってボルト締結荷重の変化を防止している。
また、かかる構成によると、積層体に偏荷重が作用することを防止することができる。
また、かかる構成によると、不織布の弾性によるボルトの熱変形への追従を可能とし、荷重抜けを好適に防止することができる。また、荷重抜け防止のための大掛かりな機構が不要であり、コンパクト化が可能である。
続いて、燃料電池スタック20について、図4を参照して説明する。図4において、積層されている各部材は、分かりやすくするために離間して記載されている。
燃料電池セル30は、いわゆるMSC(Metal-Supported Cell)であり、主にフェライト系SUS(例えば、NSS455M2)によって形成されている金属製部材である。複数の燃料電池セル30は、上下方向に積層されており、2つの燃料電池セル30間に設けられているガスケット101とともに積層体Xを構成している。積層体Xは、図4においては3層の燃料電池セル30を有しているが、4層以上の燃料電池セル30を有する構成であってもよい。
複数のガスケット101は、平板形状を呈する金属製部材(フェライト系SUS(例えば、NSS455M2)製)であって、燃料電池スタック20の他部材間に配置されるスペーサである。複数のガスケット101は、それぞれ、2つの燃料電池セル30間、積層体Xとダミーの燃料電池セル30Aとの間、積層体Xと下側のターミナルプレート102との間、下側のターミナルプレート102と下側の剛体板103との間、及び、下側の剛体板103とスカート105との間に配置されている。
上下一対のターミナルプレート102は、平板形状を呈する金属製部材(フェライト系SUS(例えば、NSS455M2)製)である。上側のターミナルプレート102は、ダミーの燃料電池セル30Aの上側に配置されており、下側のターミナルプレート102は、積層体Xの下側に配置されている。
上下一対の剛体板103は、板部材の一例であって、平板形状を呈する金属製又はセラミック製部材(オーステナイト系SUS、アルミナ等)である。上側の剛体板103は、上側のターミナルプレート102の上側に配置されており、下側の剛体板103は、下側のターミナルプレート102の下側に配置されている。
キャニングマット104は、セラミックファイバ製(例えば、アルミナ繊維製)の不織布である。キャニングマット104は、上側の剛体板103の上側に配置されている。キャニングマット104は、以下に示す性能を有する。
・高温(例えば、700度)での耐久性が高い
・断熱性及び絶縁性を有する
・高温(例えば、700度)でも弾性を有する
上下一対のスカート105は、縁部にフランジ部が形成されている平板形状を呈する金属製部材(フェライト系SUS(例えば、NSS455M2)製)である。スタックケース106は、四角筒形状を呈する金属製部材(フェライト系SUS(例えば、NSS455M2)製)である。上下一対のスカート105及びスタックケース106は、スカート105のフランジ部がスタックケース106の内周面に接合されることによって、筐体を構成する。
ベースプレート31aは及びエンドプレート31bは、平板形状を呈する金属製部材(フェライト系SUS(例えば、NSS455M2)製)である。ベースプレート31aは、下側のスカート105の下側に配置されており、エンドプレート31bは、上側のスカート105の上側に配置されている。
ボルト68は、燃料電池スタック20の各部材を締結固定するとともに、締結によって各部材に荷重を付与するための金属製部材(フェライト系SUS)である。
かかる燃料電池スタック20では、下から順に、ベースプレート31a、スカート105、ガスケット101、剛体板103、ガスケット101、ターミナルプレート102、積層体X、ガスケット101、ダミーの燃料電池セル30A、ターミナルプレート102、剛体板103、キャニングマット104、スカート105、及び、エンドプレート31bが積層されて積層構造Yを構成している。積層構造Yを構成する各部材には、ボルト挿通穴が形成されている。また、ベースプレート31aに形成されたボルト挿通穴は、ボルト68と螺合可能な有底の雌ネジ部である。ボルト68の軸部は、金属製のボルトカラー107を介して積層された各部材のボルト挿通穴に挿通され、ベースプレート31aのボルト挿通穴に螺合する。
キャニングマット104の耐荷重 > ボルト68によって締結初期に付与される荷重 > ボルト68によって締結緩和後に付与される荷重 > ヒートサイクル後にボルト68によって付与される荷重 > 積層体Xのシール性及び電気的接続(集電)に必要な荷重
本実施形態において、キャニングマット104及び剛体板103を除く積層体Yとボルト64とは、高温(700度)における線膨張係数が略同じであるフェライト系SUSによって形成されている。また、剛体板103は、キャニングマット104及び剛体板103を除く積層体Yとボルト64とよりも高温(700度)における線膨張係数が大きいオーステナイト系SUSによって形成されている。
また、燃料電池スタック20は、荷重抜け防止のための大掛かりな機構が不要であり、コンパクト化が可能である。
30 燃料電池セル(燃料電池)
31b エンドプレート
68 ボルト
103 剛体板(板部材)
104 キャニングマット(不織布)
Claims (2)
- 燃料電池セルが積層されている積層体と、
前記積層体の積層方向の少なくとも一面に配置されている不織布と、
前記積層体と前記不織布との間に配置されている板部材と、
前記積層体、前記板部材及び前記不織布を有する積層構造に対して、締結によって積層方向に荷重を付与するボルトと、
を備え、
前記板部材は、前記不織布及び前記板部材を除く前記積層構造と前記ボルトとよりも線膨張係数が大きい材料によって形成されている
ことを特徴とする燃料電池スタック。 - 前記積層構造は、前記不織布の前記積層体とは反対側に配置されているエンドプレートを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池スタック。
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ID=60006570
Family Applications (1)
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JP2016072621A Active JP6684021B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 燃料電池スタック |
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