JP2009282461A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、層厚規制部材の現像ローラとの摺接部に固着する異物の除去を可能にすることで、高品質の画像形成が可能な現像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】現像装置(現像カートリッジ28)は、現像剤を担持して回転する現像ローラ31と、現像ローラ31と摺接して現像ローラ31上の現像剤の厚さを規制する層厚規制部材(層厚規制ブレード32)と、現像ローラ31と前記層厚規制部材の間に配置され、現像ローラ31の軸方向に移動させることで、前記層厚規制部材の現像ローラ31との摺接部B1に摺接するクリーナ80と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、現像ローラに摺接する層厚規制部材を備えた現像装置に関する。
従来、トナーを担持する回転可能な現像ローラと、現像ローラと摺接することで現像ローラ上のトナーの厚さを規制する層厚規制部材とを備えた現像装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−39430号公報
ところで、前述した技術においては、トナーの外添剤として用いられるシリカがトナー母粒子から剥離したものや紙粉等の異物が、層厚規制部材の現像ローラとの摺接部に固着すると、その固着した部分に対応した現像ローラの部分にトナーが載らなくなるといった問題があった。そして、このように現像ローラの一部にトナーが載らなくなると、その部分に対応して用紙に印字されない領域が縦筋状に発生する問題(以下、「縦筋印字不良」ともいう)が起こっていた。
そこで、本発明は、層厚規制部材の現像ローラとの摺接部に固着する異物の除去を可能にすることで、高品質の画像形成が可能な現像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る現像装置は、現像剤を担持して回転する現像ローラと、前記現像ローラと摺接して前記現像ローラ上の現像剤の厚さを規制する層厚規制部材と、前記現像ローラと前記層厚規制部材の間に配置され、前記現像ローラの軸方向に移動させることで、前記層厚規制部材の前記現像ローラとの摺接部に摺接するクリーナと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、層厚規制部材の現像ローラとの摺接部に異物が固着した場合には、クリーナを現像ローラの軸方向に移動させて摺接部に摺接させることで、摺接部に固着された異物が剥がされる。
本発明によれば、層厚規制部材の現像ローラとの摺接部に固着した異物をクリーナで除去することができるので、縦筋印字不良を抑えることができ、高品質の画像形成を行うことができる。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本発明の一実施形態に係る現像カートリッジを備えたレーザプリンタを示す側断面図であり、図2は現像カートリッジを示す側断面図である。なお、以下の説明においては、まず、レーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。また、以下の説明においては、レーザプリンタ1の使用時におけるユーザを基準にした方向で説明することとする。すなわち、図1においては、右側を「手前側」と称し、左側を「奥側」と称し、紙面垂直方向のうち奥側を「右側」と称し、紙面垂直方向のうち手前側を「左側」と称する。なお、上下方向については、図示方向とユーザ使用時の方向が一致するので、そのまま「上下方向」と称する。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、用紙3の搬送や紙粉取りを行う各種ローラ11を備えている。そして、フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、各種ローラ11によって画像形成部5に搬送される。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着部18などを備えている。
<スキャナユニットの構成>
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。このスキャナユニット16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2の手前側に設けられたフロントカバー2aを適宜開放することで、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、現像装置の一例としての現像カートリッジ28と、ドラムユニット39とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、ドラムユニット39に装着された状態で、本体ケーシング2に対して着脱自在となっている。なお、現像カートリッジ28は、本体ケーシング2に固定されたドラムユニット39に対して着脱自在に構成されていてもよい。現像カートリッジ28は、図2に示すように、現像ローラ31、現像ローラ31と摺接して現像ローラ31上のトナーの厚さを規制する層厚規制部材の一例としての層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナー収容室34を主に備えている。
この現像カートリッジ28では、トナー収容室34内の現像剤の一例としてのトナーが、アジテータ34Aで攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。なお、現像カートリッジ28の詳細については、後で詳述することとする。
ドラムユニット39は、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30
および紙粉除去ブラシ35を主に備えている。そして、このドラムユニット39内において、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給されて、感光ドラム27の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。また、感光ドラム27の表面上に付着した紙粉が紙粉除去ブラシ35によって除去される。
<定着部の構成>
図1に示すように、定着部18は、加熱ローラ41と、加熱ローラ41を加圧する加圧ローラ42とを備えている。そして、このように構成される定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させている。なお、定着部18で熱定着された用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に送り出される。
<現像カートリッジの詳細構造>
次に、本発明の一実施形態に係る現像カートリッジ28の詳細構造について説明する。参照する図面において、図3は現像カートリッジを奥側から見た斜視図(a)と、図3(a)のX−X断面図(b)と、クリーナを示す斜視図(c)であり、図4は画像形成範囲外に位置するクリーナを示す正面図である。なお、現像カートリッジ28は左右対称の構造であるため、図3および図4では左側の部位のみを示し、右側の部位は省略することとする。また、図3および図4では、現像ローラ31や供給ローラ33を外した状態を示している。
図3(a)に示すように、現像カートリッジ28は、主に、現像器筐体50と、層厚規制ブレード32と、クリーナ80と、サイドシール60とを備えている。
現像器筐体50は、現像ローラ31を回転可能に支持する軸受部51と、内部のトナー収容室34から現像ローラ31にトナーを供給するための供給口52と、供給口52の左右両側に形成される側面視円弧状の取付面53とを主に有している。供給口52は、現像ローラ31の軸方向に沿った矩形の長孔状に形成されており、その上部には、層厚規制ブレード32が固定されている。
層厚規制ブレード32は、現像器筐体50に上端部が固定される金属板32Aと、金属板32Aの下端縁(先端縁)に固定されるゴム製の押圧部材32Bと、金属板32Aの上部を挟み込む一対の補強板32Cを備えて構成されている。
金属板32Aは、供給口52の左右両側の端縁よりも左右方向外側に突出する長さで形成されており、その略上半部が金属板32Aよりも厚い2枚の補強板32Cで挟み込まれて補強されている。そして、金属板32Aおよび補強板32Cの両端部の上側角部は、ねじSによって現像器筐体50に固定されている。なお、このように固定される層厚規制ブレード32と現像器筐体50との間には、図3(b)に示すように、層厚規制ブレード32に沿って延びて、その両端部が下方に延びるコ字状のアッパーシール90が配設されている。
押圧部材32Bは、供給口52の左右両側の端縁よりも左右方向外側に突出するとともに、金属板32Aの左右両側の端縁よりも左右方向内側に両端縁が位置する長さで形成されている(図4参照)。そして、押圧部材32Bは、図3(b)に示すように、金属板32Aから付勢力を受けつつ、現像ローラ31の外周面に摺接するようになっている。
クリーナ80は、図3(c)に示すように、帯状に形成された樹脂製フィルム(例えばPETフィルム)を半分に折り曲げて両端部を接着剤等で接合することでリング状に形成されており、接合された両端部がユーザによって把持される把持部81になっている。具体的に、把持部81は、図3(a)に示すように、層厚規制ブレード32の上端縁から上方(層厚規制ブレード32から離れる方向)に向かって突出するように形成されている。具体的に、把持部81は、図2に示すように、プロセスカートリッジ17の上面に形成された開口(現像カートリッジ28とドラムユニット39との隙間)から上方に突出しており、現像カートリッジ28をドラムユニット39に組み付けた状態のままユーザが上方から把持部81を掴むことが可能となっている。
そして、このクリーナ80は、層厚規制ブレード32を囲うように層厚規制ブレード32に取り付けられ、層厚規制ブレード32に沿って摺動可能となっている。具体的に、層厚規制ブレード32に装着されたクリーナ80は、図3(b)に示すように、その一部が現像ローラ31と層厚規制ブレード32の押圧部材32Bとの間に配置され、押圧部材32Bの現像ローラ31との摺接部B1に摺接するようになっている。また、クリーナ80は、リング状に形成されることで、層厚規制ブレード32の押圧部材32B(摺接部B1)の下端縁を巻き込むようになっている。なお、クリーナ80のうち現像器筐体50側に配置される部位は、補強板32Cとアッパーシール90との間を摺接するようになっている。
また、このクリーナ80は、図4に示すように、画像形成範囲Wよりも左右方向外側であってサイドシール60よりも左右方向内側の位置まで移動可能となっており、通常の印字時において画像形成範囲W外に待機させることが可能となっている。ここで、「画像形成範囲W」とは、感光ドラム27(図1参照)の外周面のうちレーザ光が走査される範囲をいう。
図3(a)に示すように、サイドシール60は、現像ローラ31の外周面の両端部と現像器筐体50の取付面53との間に設けられており、主に、上流側シール61と下流側シール62とを備えて構成されている。ここで、「現像ローラ31の外周面の両端部」とは、金属製の回転軸と当該回転軸よりも大径となるゴム製のローラ本体とで主に構成される現像ローラ31のうちローラ本体の外周面の両端部を意味する。
上流側シール61は、弾性を有する基材61Aと、この基材61Aの現像ローラ31側の面に設けられる表面部材61Bとを備えて構成されている。基材61Aは、ウレタンスポンジなどの弾性体で形成されており、両面テープ等によって現像器筐体50の取付面53に直接貼り付けられている。表面部材61Bは、不織布や植毛部材等で形成されており、両面テープ等によって基材61Aに貼り付けられている。そして、このように構成される上流側シール61は、下流側シール62の左右方向内側の端縁よりも左右方向内側へはみ出すように形成されている(図4参照)。
下流側シール62は、上流側シール61と同様の材料で形成される基材62Aおよび表面部材62Bを備えている。基材62Aは、層厚規制ブレード32の押圧部材32Bの左右外側の端縁に密着するように層厚規制ブレード32の金属板32Aに両面テープ等で貼り付けられ、この基材62B上に表面部材62Bが両面テープ等で貼り付けられている。なお、層厚規制ブレード32と現像器筐体50の取付面53との間には、アッパーシール90の両端部が配設されている。
次に、本実施形態に係るクリーナ80の操作方法について説明する。
例えば、縦筋印字不良が発生した場合、まず、図1に示すように、フロントカバー2aを開放して、本体ケーシング2からプロセスカートリッジ17を外す。その後、図4に示すように、画像形成範囲W外に配置されているクリーナ80の把持部81を掴んで、左右方向にスライドさせ、反対側の画像形成範囲W外まで移動させる。これにより、クリーナ80が層厚規制ブレード32の摺接部B1と摺接して、摺接部B1に固着された異物が剥がされる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
層厚規制ブレード32の摺接部B1に異物が固着した場合には、クリーナ80を現像ローラ31の軸方向に移動させて摺接部B1に摺接させることで、摺接部B1に固着された異物が剥がされるので、縦筋印字不良を抑えることができ、高品質の画像形成を行うことができる。
クリーナ80を画像形成範囲W外に待機させることができるので、通常の印字時においては、層厚規制ブレード32の押圧部材32Bにおける画像形成範囲W内の部位を現像ローラ31に密着させることができ、画像形成範囲W内のトナーの膜厚を良好に規定することができる。また、印字時においてクリーナ80が画像形成範囲W内に位置することによって生じるトナー漏れ(例えばクリーナ80の左右両端縁付近からのトナー漏れ)を防止することができる。
クリーナ80が帯状に形成されことにより、クリーナ80をクリーナ80自身の面に沿って移動させることができるので、クリーナ80が移動中に傾き難くなり、クリーナ80を同じ姿勢でスムーズにスライドさせることができる。また、帯状のクリーナ80は、シート状またはテープ状の素材を所定の大きさに適宜切断して接合するだけで作ることができるので、極めて簡易に製造することができる。
クリーナ80が層厚規制ブレード32の押圧部材32B(摺接部B1)の下端縁を巻き込むように形成されているので、層厚規制ブレード32の押圧部材32Bと現像ローラ31とで形成される隅部C(図3(b)参照)に溜まるトナーを、クリーナ80で崩すことができ、隅部Cでのトナーの固着を抑制することができる。
層厚規制ブレード32の上端縁から上方に向かって突出する把持部81がクリーナ80に形成されることによって、ユーザが把持部81を上方から把持することができるので、クリーナ80の操作性を向上させることができる。
上流側シール61が下流側シール62の左右方向内側の端縁よりも左右方向内側へはみ出すように形成されているので、クリーナ80で掻き取ったトナーが下流側シール62と層厚規制ブレード32の押圧部材32Bとの間から漏れ出るのを抑制することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、クリーナ80を画像形成範囲Wよりも左右方向外側であってサイドシール60よりも左右方向内側の位置まで移動可能としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、前記実施形態よりもネジSを左右方向外側にずらして、クリーナ80をサイドシール60上まで移動可能に構成してもよい。すなわち、層厚規制ブレード32’の両端部をサイドシール60よりも左右方向外側に延出させ、その両端部にネジSを取り付けることで、ネジSをクリーナ80の移動の邪魔にならない位置に配置してもよい。これによれば、クリーナ80は、上流側シール61と層厚規制ブレード32’の押圧部材32Bとの間や、上流側シール61と下流側シール62との間を通って、サイドシール60上に位置することが可能となる。そのため、印字時において、層厚規制ブレード32’の押圧部材32Bの全体を現像ローラ31に密着させることができるので、押圧部材32Bとクリーナ80との隙間からトナーが漏れることをより抑制することができる。さらに、クリーナ80の左右縁部で掻き取ったトナーをサイドシール60で拭き取ることができるので、クリーナ80による層厚規制ブレード32’のクリーニングをより良好に行うことができる。
前記実施形態では、把持部81を有するクリーナ80を採用したが、本発明はこれに限定されず、図6(a)に示すように、把持部81がないクリーナ82を採用してもよい。なお、この場合は、例えば、ドラムユニット39と現像カートリッジ28との隙間から指や治具を内部に入れて、クリーナ82の面を指の腹で押圧しながらクリーナ82をスライドさせたり、治具をクリーナ82に引っ掛けてクリーナ82をスライドさせればよい。また、本体ケーシング2からプロセスカートリッジ17を取り外した後に、ドラムユニット39から現像カートリッジ28を外せば、クリーナ82の全体が外部に露出するので、クリーナ82の操作性を向上させることができる。さらに、本体ケーシング2に固定されたドラムユニット39に対して現像カートリッジ28のみを着脱可能に構成する場合には、本体ケーシング2から現像カートリッジ28を外すだけで、クリーナ82の全体が外部に露出してクリーナ82の操作性を向上させることができる。
なお、前記実施形態では、把持部81を上方に延出させたが、本発明はこれに限定されず、例えば奥側(ドラムユニット39側)に延出するように形成してもよい。
前記実施形態ではリング状のクリーナ80を採用したが、図6(b)に示すように、C字状のクリーナ83を採用してもよい。なお、この場合は、図7に示すように、クリーナ83の一端部83Aを、層厚規制ブレード32の押圧部材32Bの下端縁に外側から巻き込ませて現像カートリッジ28内(トナーが収容される部屋内)に配置させるとともに、他端部83Bをアッパーシール90と層厚規制ブレード32との間に配置させればよい。この場合であっても、クリーナ83を左右にスライドさせることで、クリーナ83の一端部83Aで層厚規制ブレード32の押圧部材32Bの摺接部B1付近で固着するトナーを崩すことができる。なお、このようなC字状のクリーナ83においても、図6(c)に示すように、その他端部83B側の折り返し部分を接着剤等で接合することで把持部83Cを形成してもよい。
前記実施形態では、クリーナ80を帯状に形成したが、本発明はこれに限定されず、図8(a)〜(d)に示すように、クリーナを線状に形成してもよい。具体的に、図8(a)に示すように、糸や毛などの弛張可能な細い線状部材100をリング状に形成してもよい。なお、この場合、図8(b)に示すように、両端部を接着剤等で接合することで把持部101を形成してもよい。また、図8(c)に示すように、例えば細い針金などの所定の力が加わるまで形状を維持可能な部材をC字状に折り曲げることで線状部材110を構成してもよい。なお、この場合、図8(d)に示すように、線状部材110の一端側の折り返し部分を把持部111として形成することができる。以上のように、クリーナを線状に形成することで、層厚規制ブレード32の押圧部材32Bと現像ローラ31との間に挟まれるクリーナの部分を最小限に抑えることができるので、クリーナ付近からのトナー漏れをより抑制することができる。また、糸や毛などの弛張可能な線状部材100を採用する場合には、ユーザが把持部101を引っ張って線状部材100を張った状態でスライドすることで異物が良好に除去される一方、そのときに押圧部材32Bを傷つけることを抑制できる。
前記実施形態では、帯状のクリーナとして樹脂製フィルムを採用したが、本発明はこれに限らず、例えば紙や薄い金属板等であってもいい。
前記実施形態では、層厚規制部材としてゴム製の押圧部材32Bを有する層厚規制ブレード32を採用したが、本発明はこれに限定されず、ゴム製の押圧部材を有さずに現像ローラに直接摺接するステンレス製の層厚規制ブレードを採用してもよい。
前記実施形態では、現像装置としてトナー収容室34を一体に有する現像カートリッジ28を採用したが、本発明はこれに限定されず、トナー収容室を有するトナーカートリッジが着脱されるカートリッジを現像装置として採用してもよい。
本発明の一実施形態に係る現像カートリッジを備えたレーザプリンタを示す側断面図である。 現像カートリッジを示す側断面図である。 現像カートリッジを奥側から見た斜視図(a)と、図3(a)のX−X断面図(b)と、クリーナを示す斜視図(c)である。 画像形成範囲外に位置するクリーナを示す正面図である。 クリーナがサイドシール上まで移動可能な形態を示す正面図である。 把持部がない帯状のクリーナを示す斜視図(a)と、C字状のクリーナを示す斜視図(b)と、把持部付きのC字状のクリーナを示す斜視図(c)である。 図6(b)のクリーナを層厚規制ブレードに装着した状態を示す断面図である。 クリーナを線状に形成する形態を示す図であり、リング状のクリーナを示す側面図(a)と、把持部付きのリング状のクリーナを示す側面図(b)と、C字状のクリーナを示す側面図(c)と、把持部付きのC字状のクリーナを示す側面図(d)である。
符号の説明
28 現像カートリッジ
31 現像ローラ
32 層厚規制ブレード
32A 金属板
32B 押圧部材
32C 補強板
60 サイドシール
80 クリーナ
81 把持部
B1 摺接部
W 画像形成範囲

Claims (7)

  1. 現像剤を担持して回転する現像ローラと、
    前記現像ローラと摺接して前記現像ローラ上の現像剤の厚さを規制する層厚規制部材と、
    前記現像ローラと前記層厚規制部材の間に配置され、前記現像ローラの軸方向に移動させることで、前記層厚規制部材の前記現像ローラとの摺接部に摺接するクリーナと、を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記クリーナは、画像形成範囲外まで移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記クリーナは、前記現像ローラの外周面の両端部と摺接するサイドシール上まで移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記クリーナは、帯状に形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記クリーナは、線状に形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記クリーナは、前記層厚規制部材の摺接部側の端縁を巻き込むように形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記クリーナは、前記層厚規制部材から離れる方向に突出する把持部を備えていることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。




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