JP2009282403A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】清掃部材の設置スペースによる画像形成装置の大型化、保持機構を含んだ清掃部材の追加によるコストアップを回避しつつ、ベルト裏面を清掃する機構を追加することによって光センサの検知性能を維持する画像形成装置を提供することにある。
【解決手段】透明素材からなるベルト状像担持体5上に形成された画像パターンを検知し、該検知結果に基づいて画質を調整し、像担持体5上の画像パターン37を検知するために該像担持体5の上方に配置された反射型光センサ36と、像担持体を5挟んで反射型光センサ36と対向する位置に配置された光を反射しかつ像担持体を支持するための支持部材39と、を備える画像形成装置において、支持部材39に、像担持体5の裏面を清掃する清掃部材39aが併設されている画像形成装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、透明素材からなるベルト状像担持体である中間転写ベルトを用いた画像形成装置に関するものである。
電子写真式画像形成装置で用いられるベルト状像担持体としては、黒色素材が採用されている場合が多いが、中には透明素材が採用されている場合もある。この場合、ベルト状像担持体上に形成されたプロセスコントロールパターンを光センサで検知するには、ベルト状像担持体を挟んで光センサの対向位置にある部材からの反射光を利用する必要がある。
電子写真式画像形成装置で用いられるベルト状像担持体に形成されたプロセスコントロールパターンを光センサで検知するために、従来から種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、位置検知用マークを有するベルト状部材と、該ベルト状部材を回動可能に保持する複数の保持部材と、該ベルト状部材の位置検知用マークを検知するマークセンサとを備え、該検知センサの検知結果をシーケンス制御に用い、上記マークセンサ近傍に、上記ベルト状部材を押圧する押圧部材を設け、また、上記押圧部材を、上記位置検知用マークを清掃する清掃部材として兼用する画像形成装置が開示されている。
特開2001−16601公報
しかしながら、ベルト状像担持体を挟んで光センサの対向位置にある部材としては、ベルト状像担持体の支持部材を利用したり、専用の部材を設置したりする場合があるが、どちらの構成においても、ベルト状像担持体裏面及び支持部材表面の汚れによって光センサの検知能力が劣化するという欠点を持っている。
ベルト裏面及び支持部材表面に汚れが押し付けられることによって固着することを回避するために、検知領域の支持部材面を凹形状とし、ベルト裏面に接触させないようにすることも考えられる。
これにより、例えば、ベルト裏面や支持部材表面に付着した汚れ(主に浮遊トナー)が双方に押し付けられて固着することは回避できるが、一度汚れが付着してしまうとそれを清掃する手段がないため汚れたままとなってしまい、いずれ検知性能を阻害してしまうことになる。
また、ベルト裏面をクリーニングするクリーニング部材を設置することも考えられるが、単独のクリーニング部材として追加するのが一般的であり、或る程度の設置スペースを必要とすることによる装置の大型化、及びクリーニング部材の保持機構を含めて追加しなければいけないことによるコストアップが生じてしまう不具合がある。
特許文献1では、上述したように、像担持体に対する押圧部材を清掃部材として兼用することが開示され、この押圧部材は光反射型センサへの併設が図示されており、さらに押圧部材表面に清掃部材を取り付けることにより、光反射型センサの検知面を清掃するものとしている。
このように特許文献1の構成はベルト裏面を反射体として利用する構成となっており、図によると清掃部材が光反射型センサの下流に設置されており、もし清掃後にベルトが一周する間にその裏面が汚れてしまった場合には、その汚れを回避できずに検知不良となってしまう可能性がある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、清掃部材の設置スペースによる画像形成装置の大型化、保持機構を含んだ清掃部材の追加によるコストアップを回避しつつ、ベルト裏面を清掃する機構を追加することによって光センサの検知性能を維持する画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、透明素材からなるベルト状像担持体と、該像担持体の上方に配置されて、前記像担持体上に形成された画像パターンを検知する反射型光センサと、前記像担持体を挟んで前記反射型光センサと対向する位置に配置されて前記反射型光センサからの光を反射し、かつ前記像担持体を支持する支持部材と、を備え、前記反射型光センサによる前記画像パターンの検知結果により画質を調整する画像形成装置において、
前記支持部材に前記像担持体の裏面を清掃する清掃部材が併設されている画像形成装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記支持部材は略平面状の静止部材であり、該支持部材における光反射面の上流側に、前記清掃部材が設置されている請求項1記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記支持部材は円柱状の回転可能部材であり、主走査方向における光反射位置の円周の一部に前記清掃部材を設置した請求項1記載の画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、ベルト状像担持体である中間転写ベルトを支持する支持部材に清掃部材を併設することにより、新たに清掃部材を別部品として設置するスペースが不必要であるため、装置の大型化を招かず、また、部品点数の増加も抑えられるため、コストアップを極力抑えた形で、中間転写ベルト裏面の清掃機能を付加できる。
さらに、常に中間転写ベルト裏面を清掃することによって、汚れが中間転写ベルト裏面に固着することが防止できるので、光センサの機能を阻害することによる中間転写ベルト交換の必要性が低減し、中間転写ベルトの長寿命化にも繋がる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像形成装置の1つの実施の形態を示す概略図である。図1において、画像形成装置10は4連タンデム型中間転写方式のフルカラー複写機として描かれているが、これは電子写真方式画像形成装置の代表例として描いているだけであり、4連タンデム型直接転写方式や1ドラム型中間転写方式などのフルカラー複写機でも良い。
中間転写ベルト若しくは転写搬送ベルトを有し、プロセスコントロールパターンを該ベルト上に形成して光センサで読み取るシステムであれば、この図の構成に拘るものではない。この図1に示す画像形成装置10の構成について説明する。
カラー画像形成装置である複写機10は、概述すると、複写機本体1、この複写機本体1を載せる給紙テーブル2、複写機本体1上に取り付けるスキャナ3、このスキャナ3の上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)4を含んでいる。
複写機本体1には、中央に、透明素材の無端ベルト状の像担持体である中間転写ベルト5を設ける。図1に示すとおり、中間転写ベルト5は、3つの支持ローラ14、15、16に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能とする。
図示例では、中間転写ベルト5を支持する3つの支持ローラのうちの第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写ベルト5上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニングユニット17を設けている。
また、3つの支持ローラのうちの、第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15間に張り渡した中間転写ベルト5上にはその搬送方向に沿って、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4つの画像形成ユニットを横に並べて配置し、タンデム画像形成部20を構成している。
画像形成ユニットは、それぞれ、像担持体である感光体ドラム6、この感光体ドラム6上の静電潜像をトナーで可視化する現像ユニット7、感光体ドラム6を帯電する帯電チャージャ8、除電ランプ(クエンチングランプ)QL、感光体クリーニングユニット9等を含んでいる。
このタンデム画像形成部20の上には、図1に示すように、さらに書き込みユニット(露光装置)21を設けている。一方、中間転写ベルト5を挟んでタンデム画像形成部20と反対の側には、2次転写装置である2次転写ローラ22を備えている。
この2次転写ローラ22は、図示例では、中間転写ベルト5を介して第3の支持ローラ16に押し当てて配置し、中間転写ベルト5上の画像を転写材に転写する。2次転写ローラ22の下流側には、転写材上の転写画像を定着する定着ユニット25を配置している。この定着ユニット25は、加熱ローラ26に加圧ローラ27を押し当てて構成する。
なお、図示例では、このような2次転写ローラ22及び定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成部20と平行に、転写材の両面に画像を記録すべく転写材を反転する転写材反転部28を備えている。さらに、図1の給紙テーブル2には、給紙トレイ18、19からの転写材の給紙に関連するピックアップローラ32、給紙ローラ33、及び搬送ローラ34を示している。
図1の画像形成装置における画像形成動作を一通り説明する。プリント開始命令が入力されると、感光体ドラム6周辺、中間転写ベルト5周辺、給紙テーブル2の給紙搬送経路等にある各ローラが既定のタイミングで回転し始め、下部の給紙トレイ18又は19から転写材の給紙が開始される。
一方、各感光体ドラム6は帯電チャージャ8によってその表面を一様な電位に帯電され、書き込みユニット21から照射される書き込み光によってその表面を画像データに従って露光される。
露光された後の電位パターンを静電潜像と呼ぶが、この静電潜像をその表面に担持した感光体ドラム6は、現像ユニット7からトナーを供給されることにより、担持している静電潜像が特定の色に現像される。
図1においては感光体ドラム6が4色分あるので、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(色順はシステムによって異なる)のトナー像が各感光体ドラム6上に現像されることになる。感光体ドラム6上に現像されたトナー像は、中間転写ベルト5との接点において、感光体ドラム6に対向して設置された1次転写ローラ11に印加される1次転写バイアス、及び押圧力によって中間転写ベルト5上に転写される。
この1次転写動作のタイミングを合わせながらの4色分の繰り返しにより、中間転写ベルト5上にフルカラートナー像が形成される。中間転写ベルト5上に形成されたフルカラートナー像は、2次転写ローラ22において、レジストローラ12によってタイミングを合わせて搬送されてくる転写材に転写される。
この時、2次転写ローラ22に印加される2次転写バイアス、及び押圧力によって2次転写が行われる。フルカラートナー像を転写された転写材は、加熱ローラ26及び加圧ローラ27からなる定着ユニット25を通過することにより、表面に担持しているトナー像を加熱定着される。
片面プリントならばそのまま直線搬送されて排紙トレイ13へ、両面プリントならば搬送方向を下向きに変えられ、スイッチバックローラ29を通って転写材反転部28へ搬送されていく。転写材反転部28へ到達した転写材は、ここで搬送方向を逆転されて紙の後端から転写材反転部28を出て行く。
これをスイッチバック動作と呼び、この動作によって転写材の表裏を反転させることができる。表裏反転された転写材は定着ユニット25方向には戻らず、再給紙搬送経路30を通過して本来の給紙経路に合流する。
この後は表面プリントの時と同じようにトナー像を転写されて、定着ユニット25を通過して排紙される。これが両面プリント動作である。また、各部の動作を最後まで説明すると、1次転写部を回転して通過した感光体ドラム6はその表面に1次転写残トナーを担持しており、これをブレード及びブラシ等で構成された感光体クリーニングユニット17において除去される。
その後、除電ランプQLによってその表面を一様に除電されて次の画像のための帯電に備える。また、2次転写部を通過した中間転写ベルト5に関しても、その表面に2次転写残トナーを担持しているが、この2次転写残トナーもブレード及びブラシ等で構成された中間転写ベルトクリーニングユニット17によって除去され、次のトナー像の転写に備える。このような動作の繰り返しで、片面プリント若しくは両面プリントが行われる。
この図1に示すような画像形成システム内において、像担持体(中間転写ベルト)5上の画像パターンを検知するための光センサを設置する位置としては、位置Aや位置Bが挙げられる。これらの位置は、4色の感光体ドラムを通過した中間転写ベルト5が2次転写位置に向かう中間位置であり、中間転写ベルト5上には形成されたフルカラー像が載っている状態である。
また、それぞれ支持ローラが描かれているが、位置Aの支持ローラ14は中間転写ユニットとしてベルトを支持するために不可欠な支持ローラ、位置Bのローラは安定した検知性能を得るために専用に設置したバックアップローラ31、という位置付けである。
位置Bのバックアップローラ31は、安定した検知性能を得るために、ローラではなく板状の略平面部材の場合もある。いずれの場合においても、中間転写ベルト5が透明素材である以上、ベルト裏側の部材からの反射光を利用する必要があり、位置A及びBにおけるバックアップ部材は必要不可欠である。
図2は図1の位置Aにセンサを配置した場合を示す概略図である。図3はセンサで測定する中間転写ベルト上のパターンを示す平面図である。図2には図1の位置Aである支持ローラ14に巻き付いている中間転写ベルト5の上のセンサ基板35に配置した反射型光センサ(センサヘッド)36を示している。
センサヘッド36としては3ヘッドのタイプのセンサヘッドを例示しており、例えば、図3に示すようなパターン37を測定するものである。図3の中間転写ベルト5の中央部に示しているパターン37は、トナー付着量を測定するための階調パターンであり、通常、中間転写ベルト5の中央部付近で測定される。
図2及び3図に示すような3ヘッドタイプのセンサヘッド36(36a、36b、36c)の場合には、中央のセンサヘッド36bが各色の階調パターンを順番に検知することになるが、各色専用にセンサヘッドを複数個設置して、各色階調パターンを各専用センサヘッドで検知する構成とする場合もある。その場合は、センサ中央部付近に複数個のセンサヘッドが並ぶことになる。
また、図3に示す中間転写ベルト5の両端部の領域には、色ずれパターン38が形成される。色ずれの検知は、通常、中間転写ベルト5の両端部の2箇所、若しくは中間転写ベルト両端部+中央部の3箇所で行われ、画像パターンとしては細線パターンが用いられる。
細線パターンの形状は、画像形成装置を製造する各社及び各機種によって独特であり、図3においては例示しないが、各色細線パターンの組み合わせによって、主走査方向及び副走査方向の色ずれ量を検知できるようにしている。
中央のセンサヘッド36bを色ずれ検知に用いない場合は、時間短縮のために階調パターンと並行して色ずれ検知用パターンが出力され、中央のセンサヘッド36bを色ずれ検知に用いる場合は、階調パターンとはタイミングをずらして中間転写ベルト5の中央部及び両端部に一度に色ずれ検知用パターンを出力するのが通常である。
このようなセンサ構成及びパターン構成により、トナー付着量及び色ずれ量を検知し、図示してないが、必要に応じてプロセス条件及び書き込み条件へのフィードバック制御を実施している。
なお、上記においては、一般的な説明であるために位置Aでのセンサ設置例を説明したが、本発明においては、光センサによる画像パターン検知時には支持部材が静止している必要があるため、設置位置は位置Bとなる。これは、位置Aでは中間転写ベルト5の巻き付き角が大きく、この中間転写ベルト5の走行安定性のためには回転している必要があるからである。
図4は中間転写ベルトを支持する支持部材の第1の実施の形態を示す概略図である。図4には支持部材39に像担持体である透明素材の中間転写ベルト5の裏面を清掃する清掃部材39aが併設されている場合の支持部材39の構成の1例を示している。
この図においては、光センサであるセンサヘッド36が中間転写ベルト5に対して上側に設置されている構成となっているが、前述したように位置Bに設置する場合には、この構成が上下逆さまになって設置されているイメージとなる。
支持部材39の表面上の、中間転写ベルト5の搬送方向上流側に清掃部材39aが設置されており、その下流側に反射型光センサ36に対向した検知面39bがある。この図においては検知面39bが窪んだ形状で描かれているが、これはとくに窪んでいることは必須ではなく、平らであっても構わない。また、清掃部材としては、フェルト、ブラシ等が考えられるが、これを限定するものではない。
このような構成とすることにより、検知面39bに向かう中間転写ベルト5の裏面が常に清掃部材39aで清掃されてから検知面39bの位置に移動するため、光センサ36(センサヘッド36a、36b、36c)からの光を阻害することなく、安定した光センサ検知性能を維持することができる。
検知対象面の直前に清掃部材39aが設置されていることにより、検知部直前でベルト状像担持体である中間転写ベルト5の裏面が常に清掃されることになるので、中間転写ベルト5の裏汚れによる検知不良の発生を回避できる。
図5は中間転写ベルトを支持する支持部材の第2の実施の形態を示す概略図である。この第2の実施の形態において、支持部材40は円柱状の回転部材であり、主走査方向における光反射位置の円周の一部に清掃部材40aを設置した場合の構成例である。
この図においては主走査方向全域に渡って清掃部材40aが設置されているが、「主走査方向における光反射位置」のみが必要であるため、センサ基板35に支持された各光センサ36a、36b、36cに対応する主走査方向位置のみに設置されていても構わない。この場合においては、清掃部材40aが3箇所に分かれていても良いということである。
この図のように、清掃部材40aは円柱状の支持部材40の円周上の一部に設置されており、この面を中間転写ベルト5の裏面に向けて停止させることにより、中間転写ベルト5の搬送時にこの中間転写ベルト5の裏面を清掃することが可能となる。
また、反射型光センサ36による検知時には、清掃部材40a面ではない面を中間転写ベルト5の裏面に向けて停止させることにより、円柱状支持部材40の表面からの反射光によって光センサ36による検知が可能となる。この動作を達成するためには、円柱状支持部材40は回転可能で、かつ任意の位置に停止する機能が必要となる。
この機能は、図示はしてないが、「ステッピングモータ+位置検知センサ」という構成で実現できる。位置検知センサが円柱状支持部材40の回転位置を検知した時に、清掃部材40aが中間転写ベルト5の裏面を向いているように構成すれば、清掃時には位置検知後に回転を即座に停止するようにし、反射型光センサ36による検知時にはそこから半周分回転させれば良いということになる。
また、ステッピングモータであれば、モータ停止時の保持力も大きく、中間転写ベルト5の裏面清掃時に清掃部材40a面を中間転写ベルト5の裏面に向けたまま強く保持することが可能となる。
ただし、清掃部材40a面が大きければ(例えば、円周方向で清掃部材40aと検知面が半々程度であれば)、「DCモータ+位置検知センサ」という構成でも清掃部材40a面を中間転写ベルト5の裏面に向けて停止させることは実現可能と考えられる。
また、清掃時のトルクが小さければ(例えば、清掃部材40a面を強く押し当てない位置関係であれば)、とくに強い保持力も必要ない。よって、とくにステッピングモータに限定するものではなく、回転・停止という機能が達成できれば、使用するモータの種類及び構成はとくに限定しない。
検知対象領域の円周面の一部に清掃部材40aを設置し、清掃を行う時は清掃部材40a面を中間転写ベルト5の裏面側に向けて固定、光センサ36による検知を行う時は清掃部材40a以外の面を中間転写ベルト5の裏面側に向けて固定という具合に制御することにより、装置の大型化も招かず、また、コストアップも極力抑えた形で、ベルト状像担持体である中間転写ベルト5の裏面の清掃機能を付加できる。
本発明の画像形成装置の1つの実施の形態を示す概略図である。 図1の位置Aにセンサを配置した場合を示す概略図である。 センサで測定する中間転写ベルト上のパターンを示す平面図である。 中間転写ベルトを支持する支持部材の第1の実施の形態を示す概略図である。 中間転写ベルトを支持する支持部材の第2の実施の形態を示す概略図である。
符号の説明
5 透明のベルト状像担持体(透明の中間転写ベルト)、10 画像形成装置、14 支持ローラ、35 センサ基板、36 センサヘッド(反射型光センサ)、36a センサヘッド(反射型光センサ)、36b センサヘッド(反射型光センサ)、36c センサヘッド(反射型光センサ)、37 パターン、38 色ずれ検知用パターン、39 支持部材、39a 清掃部材、39b 検知面(支持部材39の窪んだ形状)、40 支持部材、40a 清掃部材

Claims (3)

  1. 透明素材からなるベルト状像担持体と、該像担持体の上方に配置されて、前記像担持体上に形成された画像パターンを検知する反射型光センサと、前記像担持体を挟んで前記反射型光センサと対向する位置に配置されて前記反射型光センサからの光を反射し、かつ前記像担持体を支持する支持部材と、を備え、前記反射型光センサによる前記画像パターンの検知結果により画質を調整する画像形成装置において、
    前記支持部材に前記像担持体の裏面を清掃する清掃部材が併設されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記支持部材は略平面状の静止部材であり、該支持部材における光反射面の上流側に、前記清掃部材が設置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記支持部材は円柱状の回転可能部材であり、主走査方向における光反射位置の円周の一部に前記清掃部材を設置したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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