JP2009281675A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力逃し弁が設けられている場所まで使用者や管理者が出向くことなく圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施することができる貯湯式給湯機を得ること。
【解決手段】ヒートポンプユニット1で沸き上げた湯を貯留する貯湯タンク20と、貯湯タンクに接続され、貯湯タンクの内圧が所定圧に達したときに貯湯タンクの内圧が予め定められた圧力になるまで開弁する圧力逃し弁60と、ヒートポンプユニットの動作制御を行う制御部91と、制御部の入力装置として機能するリモートコントローラ92とを備える貯湯式給湯機100を構成するにあたり、リモートコントローラからの入力操作により動作して圧力逃し弁を開閉させる駆動部65を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貯湯タンクの内圧が所定値に達したときに貯湯タンクの内圧が予め定められた圧力になるまで開弁する圧力逃し弁を備えた貯湯式給湯機に関する。上記予め定められた圧力を超えて貯湯タンク内に生じた圧力を本明細書では「余剰圧」と称す。
ヒートポンプユニットやヒータ等の熱源機で水を加熱して得た湯を貯湯タンク内に貯留する貯湯式給湯機では、貯湯タンクへの湯の貯留に伴って貯湯タンク内の湯水の温度が上昇して膨張し、貯湯タンクの内圧が上昇する。このため、貯湯タンクの内圧が所定圧に達したときに開弁して貯湯タンク内の余剰圧を外部に逃す圧力逃し弁が貯湯タンクに接続される。
上述の用途の圧力逃し弁としては、例えば特許文献1に記載された圧力逃し弁が知られている。当該圧力逃し弁は、弾性体により閉弁方向に弾性的に付勢された弁体と、弁体に連動する揚弁軸と、揚弁軸に回転自在に取り付けられ、所定方向に回動したときに弾性体の弾性力に抗して弁体を弁口から離間する方向に変位させる操作レバーとを有しており、操作レバーの回動が一定角度に達したときにはその姿勢が保持される。
圧力逃し弁の内部に湯垢などの汚れが付着すると、この汚れにより圧力逃し弁の動作が緩慢になったり作動不良になったりする場合がある。そこで、貯湯式給湯機のメーカでは、圧力逃し弁を定期的に作動させて内部の汚れを排出させる作動メンテナンスの実施を貯湯式給湯機の使用者や管理者に要請している。
作動メンテナンスを容易に実施することができるように、例えば特許文献1に記載された圧力逃し弁では、操作レバーの一端側に操作ワイヤが締結されており、この操作ワイヤを引っ張ることで弁体と弁座とが離間するように構成されている。作動メンテナンス時には使用者や管理者が上記の操作ワイヤを小刻みに引っ張って、貯湯タンク内の余剰水や水蒸気を圧力逃し弁内の汚れと共に当該圧力逃し弁から外部に流出させる。この圧力逃し弁には、作動メンテナンス時に使用者や管理者が操作ワイヤを強く引っぱりすぎて弁口が開放状態のままとなってしまうのを防止するために、操作レバーの回動範囲を規制する規制手段が設けられている。
特開平11−108450号公報
特許文献1に記載された圧力逃し弁を用いた貯湯式給湯機では、圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施するときに、当該圧力逃し弁が設けられている場所まで使用者や管理者が出向いて、手動で操作レバーを操作して圧力逃し弁の開閉を行わなければならない。また、圧力逃し弁の開閉を確認するためには、圧力逃し弁から貯湯タンクの外部に逃された余剰圧、具体的には余剰水や水蒸気を受ける排出口まで使用者や管理者が出向いて、余剰水や水蒸気の排出が行われているか否かを確認しなければならなかった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、圧力逃し弁が設けられている場所まで使用者や管理者が出向くことなく圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施することができる貯湯式給湯機を得ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の貯湯式給湯機は、熱源機で沸き上げた湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクに接続されて貯湯タンクの内圧が所定圧に達したときに貯湯タンクの内圧が予め定められた圧力になるまで開弁する圧力逃し弁と、圧力逃し弁を開閉させる駆動部と、熱源機および駆動部の動作制御を行う制御部と、制御部の入力装置として機能するリモートコントローラとを備え、圧力逃し弁は、圧力逃し弁を開閉される操作レバーを有し、駆動部は、リモートコントローラからの入力操作により操作レバーを変位させて圧力逃し弁を開閉させる機構を有する、ことを特徴とする。
本発明の貯湯式給湯機では、リモートコントローラからの入力操作により駆動部を動作させて圧力逃し弁を開閉させることができるので、圧力逃し弁が設けられている場所まで貯湯式給湯機の使用者や管理者が出向くことなく、圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施することができる。したがって、利便性の向上した貯湯式給湯機を得ることができる。
以下、本発明の貯湯式給湯機の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は下記の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の貯湯式給湯機の一例を示す概略図である。同図に示す貯湯式給湯機100は、ヒートポンプユニット1、沸上循環管路10、貯湯タンク20、給水管路30、給湯管路40、余剰水排出管路50、圧力逃し弁60、駆動部65、検出部70、排水管路80、および制御装置90を備えている。余剰水排出管路50および排水管路80それぞれの流出端は、ユニットケースUCの外部に水を排出する図示しない排出口に開口している。以下、貯湯式給湯機100の各構成要素について説明する。
上記のヒートポンプユニット1は、水を湯に沸き上げる熱源機であり、図示しない熱交換器を有し、貯湯タンク20の底部から沸上循環管路10に流入した水を熱交換器により湯に沸き上げて貯湯タンク20に戻す。ヒートポンプユニット1は、例えば二酸化炭素を冷媒として用いて運転を行う。
沸上循環管路10は、貯湯タンク20の底部から水を取水して貯湯タンク20の頂部から該貯湯タンク20に沸き上げた湯を戻す管路であり、往き管11、戻り管12を含んでいる。往き管11は貯湯タンク20の底部とヒートポンプユニット1内の図示しない熱交換器とを繋ぎ、戻り管12は熱交換器と貯湯タンク20の頂部とを繋ぐ。往き管11には制御装置90に有線または無線により接続された図示しない循環ポンプが設けられており、該循環ポンプが制御装置90からの運転指令を受けて運転することで沸上循環管路10内の水が循環する。
貯湯タンク20は、給水管路30から供給される水を貯留すると共にヒートポンプユニット1で沸き上げられた湯を貯留するものであり、常に満水状態に保たれる。貯湯式給湯機100の運転時には、貯湯タンク20内に温度成層が形成される。貯湯タンク20の底部には、往き管11の一端と、給水管路30の一端と、排水管路80の一端とが接続されている。貯湯タンク20の頂部には、戻り管12の一端と、後述する給湯管路40の第1給湯管路部40aの一端とが接続されている。
給水管路30は市水などの水を貯湯タンク20に供給する管路であり、水圧を所定値以下にする減圧弁31を含んでいる。給水管路30は水道などの水源(図示せず)と減圧弁31とを繋ぎ、減圧弁31と貯湯タンク20の底部とを繋ぐ。貯湯タンク20の底部には、減圧弁31により所定値以下に減圧された水が流入する。
給湯管路40は、貯湯タンク20に貯留された湯を所定の給湯先に供給する管路であり、第1給湯管路部40a、第2給湯管路部40b、および流量調整弁41を含んでいる。第1給湯管路部40aは貯湯タンク20の頂部と流量調整弁41とを繋ぐ。第2給湯管路部40bは流量調整弁41と所定の給湯先とを繋ぐ。流量調整弁41は、第1給湯管路部40a内の湯の流量を調整して第2給湯管路部40bに流すための弁である。この流量調整弁41は、制御装置90と有線または無線により接続されており、給湯運転で給湯流量の制御が行われるときに、制御装置90により動作制御される。
余剰水排出管路50は、圧力逃し弁60に接続されて外部に通じる導通管であり、1次側排出管路50a、2次側排出管路50bを含んでいる。1次側排出管路50aは、貯湯タンク20の頂部に接続された第1給湯管路部40aから分岐し、該第1給湯管路部40aと圧力逃し弁60の1次側とを繋ぐ。これにより、貯湯タンク20の頂部と圧力逃し弁60とは、第1給湯管路部40aおよび1次側排出管路50aを介して連通する。2次側排出管路50bは、該2次側排出管路50bを流れる余剰水などを図示しない排出口へ導く。
圧力逃し弁60は、貯湯タンク20への湯の貯留に伴う貯湯タンク20内の湯水の温度上昇、ひいては体積膨張により貯湯タンク20の内圧が所定圧に達したときに貯湯タンク20の内圧が予め定められた圧力になるまで開弁することで、該貯湯タンク20内の余剰圧、すなわち貯湯タンク20の内圧の過剰な上昇を引き起こした余剰水や水蒸気や気体を2次側排出管路50bに逃すための弁である。
圧力逃し弁60の外部には、圧力逃し弁60の開閉操作を行う駆動部65が取り付けられている。駆動部65は、制御装置90に有線または無線により接続されており、圧力逃し弁60の作動メンテナンスが実施されるときに、制御装置90による制御の下に駆動して、圧力逃し弁60の開閉を行う。
検出部70は、2次側排出管路50bの途中に設けられ、貯湯タンク20から圧力逃し弁60を介して2次側排出管路50bに排出される余剰水や水蒸気や気体などの流体の流れの有無を検出する。この検出部70は、制御装置90に有線または無線により接続されており、検出結果を制御装置90に送る。検出部70は、2次側排出管路50bを流れる余剰水の流量を検出する。
排水管路80は、貯湯タンク20内の水を抜くときに、貯湯タンク20の底部側から水を排出するための管路であり、貯湯タンク20の底部から排出された水を図示しない排出口へ導く。排水管路80の途中には、制御装置90に有線または無線により接続された排水弁81が設けられており、貯湯タンク20内の水を抜くときには、制御装置90による制御の下に当該排水弁81が開にされる。
制御装置90は、貯湯式給湯機100の運転制御を行う制御部91と、該制御部91と有線または無線により接続されて制御部91の入力装置として機能するリモートコントローラ92とを有している。制御部91は、貯湯式給湯機100の運転制御を行うときに必要な情報を格納する記憶部91aと、使用者や管理者によりリモートコントローラ92から情報や指令が入力されたときに、該入力された情報や指令を解析処理する判断部91bと、貯湯式給湯機100の運転制御を行う主制御部91cとを有している。
記憶部91aに格納される情報としては、例えば圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施するときに圧力逃し弁60が作動不良であるか否かを判断部91bが判断する基準である所定流量や、圧力逃し弁60を作動させてから該所定流量を計測するまでの時間などが挙げられる。当該情報は、例えば貯湯式給湯機100のメーカにより予め記憶部91aに格納される。また、沸上開始時刻、沸上温度、給湯温度などを指定する情報も記憶部91aに格納される。当該情報は、リモートコントローラ92から使用者や管理者により入力される。
判断部91bは、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施するときに、駆動部65を駆動してからの時間を計時するカウンタを有しており、当該カウンタにより計時した時間が一定時間を経過した後、検出部70の検出結果を基に圧力逃し弁60の作動不良の有無を判断し、その判断結果をリモートコントローラ92に送る。
主制御部91cは、記憶部91aに格納された情報や、リモートコントローラ92から貯湯式給湯機100の使用者や管理者により入力された指令に基づいて、ヒートポンプユニット1、図示しない循環ポンプ、流量調整弁41、駆動部65、排水弁81の動作を制御する。具体的には、ヒートポンプユニット1で水を湯に沸き上げて貯湯タンク20に貯留する沸上運転や、貯湯タンク20に貯留した湯を給湯管路40を介して所定の給湯先に供給する給湯運転や、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施するときの駆動部65の制御などを行う。リモートコントローラ92から使用者や管理者により入力される上記の指令としては、例えば給湯温度変更、沸上運転中止、沸上湯量変更、給湯流量変更、貯湯タンク20の水抜きなどを指示する指令が挙げられる。
リモートコントローラ92は、貯湯式給湯機100の運転制御に関する情報および指令を使用者や管理者が入力するために用いられる複数の操作ボタンからなる操作部92aと、貯湯式給湯機100の運転動作状況を表示する表示部92bとを有している。表示部92bは、例えば液晶表示パネルを備えて構成され、操作部92aから使用者や管理者により入力された情報ないし指令に対応した文字、キャラクタ、シンボルなどの画像を表示する。また、制御部91からの信号を受けて、当該信号に対応した情報を表示する。
給湯式給湯機100を構成する上述の沸上循環管路10、貯湯タンク20、給水管路30、給湯管路40、余剰水排出管路50、圧力逃し弁60、駆動部65、検出部70、排水管路80、および制御部91は、ユニットケースUC内に納められている。沸上循環管路10、給水管路30、給湯管路40、余剰水排出管路50、排水管路80の各々は、その一部がユニットケースUCの外部まで延在しており、リモートコントローラ92は、ユニットケースUCの外部で、例えば家屋の内部に設置されている。
上述した構成を有する貯湯式給湯機100は、上述した沸上げ開始時刻になると沸上げ運転を開始する。沸上げ運転が開始されると、制御部91による制御の下にヒートポンプユニット1および図示しない循環ポンプが起動されて貯湯タンク20内の水が沸上循環管路10に流入し、該水がヒートポンプユニット1で所定の沸上温度まで沸上げられて湯となり、該湯が貯湯タンク20の頂部から貯湯タンク20に戻される。沸上運転の開始から時間が経過するにつれて、貯湯タンク20の頂部に戻された湯により該貯湯タンク20内の頂部側から底部側に向かって湯層が拡大し、貯湯タンク20内に所定量の湯が蓄えられると、制御部91による制御の下にヒートポンプユニット1および循環ポンプが停止されて沸上運転が終了する。
また、第2給湯管路部40bに接続されている図示しない給湯栓が開にされると給湯運転が開始され、制御部91による制御の下に流量調整弁41の動作が制御されて、給湯先での給湯流量が調節される。そして、作動メンテナンス時には、リモートコントローラ92からの指令に応じて制御部91が駆動部65を動作させて操作レバー61を変位させ、圧力逃し弁60を強制的に開閉させる。
このように動作する貯湯式給湯機100は、圧力逃し弁60および駆動部65に特徴を有しているので、以下、図1で用いた参照符号を適宜引用しつつ図2または図3を参照して、これら圧力逃し弁60および駆動部65について具体的に説明する。
図2は、圧力逃し弁を概略的に示す断面図である。図2に示すように、圧力逃し弁60は、弁本体60a、流入口60b、流出口60c、隔壁60d、弁口60e、弁座60f、弁体60g、弾性体60h、揚弁軸60i、キャップ60j、操作レバー軸60k、および操作レバー61を含んでいる。図2では、圧力逃し弁60が閉弁している状態を示しており、揚弁軸60iの長手軸の方向を軸方向Daとして表示している。
弁本体60aは、1次側排出管路50a(図1参照)と連通する流入口60bと、2次側排出管路50b(図1参照)と連通する流出口60cと、流入口60bと流出口60cとを隔てる隔壁60dと、流出口60cの入口に形成された略円筒状の弁口60eと、該弁口60eの周縁に略円環状に形成された弁座60fと、該弁座60fに対して接離可能に設けられたダイヤフラム式の弁体60gと、該弁体60gを弁座60f側に付勢する弾性体60hとを内部に収容している。
弁体60gでの弁口60eを密閉する面と反対側の面の略中央には、揚弁軸60iの一端が取り付けられている。揚弁軸60iの他端は弁本体60aの側部を構成するキャップ60jを貫通して弁本体60aの外部に突出しており、その突出した端部には操作レバー軸60kが取り付けられている。キャップ60jは揚弁軸60iを摺動自在に保持する。
操作レバー61は、操作レバー軸60kに取り付けられ、操作レバー軸60kを介して揚弁軸60iに回動自在に取り付けられたレバーである。この操作レバー61は、圧力逃し弁60が閉弁しているときに鉛直方向下向き(図2に示す下側)に延在する耳部61aと、該耳部61aの両側からキャップ60j側に張り出した側面部61bと、各側面部61bに形成されてキャップ60j側に突起した突起部61cとを含んでいる。操作レバー61を所定方向に回動させることにより、揚弁軸60iを弾性体60hの弾性力に抗して開弁側Doに変位させることができる。
ここで、圧力逃し弁60の開閉動作について説明する。圧力逃し弁60が閉弁している通常時には、弾性体60hの弾性力により弁体60gが弁座60fに密着して弁口60eを閉塞している。一方、貯湯タンク20内の圧力が所定圧に達したときには、貯湯タンク20内の余剰圧で弁体60gが弾性体60hの弾性力に抗して開弁側Do(弁体60gが弁座60fから離間する方向)に押し動かされて、圧力逃し弁60が開弁する。その結果として、貯湯タンク20内の余剰圧が圧力逃し弁60を介して2次側排出管路50bに逃され、貯湯タンク20内の圧力が低下する。貯湯タンク20内の圧力が所定圧以下になると、開弁側Do側に押し動かされていた弁体60gが弾性体60hの弾性力により閉弁側Dc(開弁側Doと反対側)に押し戻されて、圧力逃し弁60が閉弁する。
図3は、圧力逃し弁および駆動部の斜視図である。図3では、図2に示した軸方向Daと、開弁側Doと、閉弁側Dcとを矢印で表示している。図3に示すように、駆動部65は、軸方向Daに変位することで操作レバー61に係合可能な駆動アーム65aを有している。駆動アーム65aは、例えばL字状の平板で構成され、銅、アルミニウム、ステンレス鋼および樹脂等の材料からなる。
駆動部65の内部には、例えばモータと該モータからの動力を駆動アーム65aに伝達するリンク機構またはギア機構などの機構部とから構成される電動機構(図示せず)、およびホールIC(Integrated Circuit)やポテンショメータなど用いて構成されて機構部や駆動アーム65aの変位量を検出する変位量検出部が設けられている。制御部91(図1参照)による制御の下に上記の電動機構を駆動させることで、駆動アーム65aを軸方向Daに変位させることができる。
駆動アーム65aを閉弁側Dcに変位させると、駆動アーム65aが操作レバー61に係合して該操作レバー61が回動し、揚弁軸60iが開弁側Doに変位して圧力逃し弁60が開弁する。この状態から駆動アーム65aを開弁側Doに変位させると、操作レバー61が開弁時とは逆方向に回動し、揚弁軸60iが閉弁側Dcに変位して圧力逃し弁60が閉弁する。
したがって、上述の圧力逃し弁60および駆動部65を備えた貯湯式給湯機100では、リモートコントローラ92(図1参照)からの入力操作により圧力逃し弁60を強制的に開閉させて、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施することができる。当該作動メンテナンスは、貯湯式給湯機100の使用者や管理者が所定の指令を操作部92aから入力したときに開始される。
以下、図2または図3で用いた参照符号を適宜引用しつつ図4−1および図4−2を参照して、作動メンテナンス時の圧力逃し弁60および駆動部65それぞれの動作について説明する。図4−1および図4−2では、図2と同様に、軸方向Daと、開弁側Doと、閉弁側Dcとを矢印で表示している。
図4−1は、圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施する前の圧力逃し弁と駆動アームとの位置関係を示す拡大図である。図4−1に示すように、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施する前では、操作レバー61と駆動アーム65aとの間に軸方向Daにクリアランスdが設定されている。このクリアランスdを設けることで、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施する前では、操作レバー61と駆動アーム65aとが互いに係合しない状態となる。また、操作レバー61に設けられた突起部61cとキャップ60jとは互いに係合しない状態となる。なお、このクリアランスdは、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施する前に貯湯タンク20内の圧力が所定圧に達して、余剰圧で弁体60gが押し動かされても、操作レバー61と駆動アーム65aとが係合しないように予め設定されている。
図4−2は、圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施したときの圧力逃し弁と駆動アームとの位置関係を示す拡大図である。図4−2に示すように、圧力逃し弁60の作動メンテナンスは、制御部91(図1参照)の制御の下に駆動部65が動作して、駆動アーム65aを閉弁側Dcの所定位置まで変位させることで開始される。駆動アーム65aの閉弁側Dcへの変位により、まず駆動アーム65aと操作レバー61とが係合し、引き続き駆動アーム65aが閉弁側Dcの所定位置まで変位することで、揚弁軸60iの長手軸を含む平面内で操作レバー61が回動する。
操作レバー61が回動すると、突起部61cがキャップ60jに当接点Tで当接し、当接点Tを支点、操作レバー61と駆動アーム65aとの係合点Kを力点、操作レバー軸60kを作用点とするテコの作用により、揚弁軸60iが開弁側Doに変位する。結果として、弾性体60hの弾性力に抗して弁体60g(図2参照)が開弁側Doに変位し、圧力逃し弁60が開弁する。圧力逃し弁60が開弁すると、貯湯タンク20内の余剰水や水蒸気や気体が1次側排出管路50aおよび圧力逃し弁60を介して2次側排出管路50bに流入する。
また、閉弁側Dcに変位した駆動アーム65aを制御部91による制御の下に開弁側Doに変位させて元の位置に戻すことにより、弾性体60hの弾性力で揚弁軸60iが閉弁側Dcに変位し、操作レバー61が図4−1に示すような向きに戻るため、圧力逃し弁60が閉弁する。
このように動作する圧力逃し弁60および駆動部65を備えた貯湯式給湯機100では、2次側排出管路50bに設けられた検出部70(図1参照)によって当該2次側排出管路50bを流れる流体の有無が検出される。また、前述のように、駆動部65の駆動から一定時間が経過すると制御部91中の判断部91b(図1参照)が検出部70の検出結果を基に圧力逃し弁60の作動不良の有無を判断し、その判断結果をリモートコントローラ92に送る。
具体的には、検出部70によって検出された流量が所定流量以上である場合には、圧力逃し弁60が正常に開弁していると判断部91bが判断して、圧力逃し弁60が作動中である内容の表示を行う信号をリモートコントローラ92の表示部92b(図1参照)に送る。一方、上記流量が所定流量未満である場合には、圧力逃し弁60が作動不良を起こして正常に開弁していないと判断部91bが判断して、圧力逃し弁60が作動不良である内容の表示を行う信号を表示部92bに送る。
また、上記流量による圧力逃し弁60の作動不良の判断は、制御部91による制御の下に駆動部65が圧力逃し弁60を閉弁させるときにも同様に行われる。すなわち、駆動部65が駆動アーム65aを変位させたときに、判断部91bは、一定時間経過後に上記流量が所定流量以下であるか否かを検出部70の検出結果を基に判断し、当該流量が所定流量以下である場合には、圧力逃し弁60が正常に閉弁していると判断して、例えば作動メンテナンスが正常に終了した内容の表示を行う信号を表示部92bに送る。一方、圧力逃し弁60を閉弁させてから一定時間が経過した後の上記流量が所定流量を超えていた場合には、圧力逃し弁60が作動不良を起こして正常に閉弁していないと判断して、圧力逃し弁60が作動不良である内容の表示を行う信号を表示部92bに送る。
図5−1〜図5−3は、作動メンテナンスの実施前後におけるリモートコントローラでの表示例を示す正面図である。図5−1〜図5−3に示すリモートコントローラ92の操作部92aには複数の押釦が設けられており、表示部92bには現在時刻や給湯温度などが表示されている。また、操作部92aにおける複数の押釦の中には、圧力逃し弁60(図1参照)の作動メンテナンスを実施するための押釦が設けられており、貯湯式給湯機100(図1参照)の使用者や管理者が当該押釦を押すことにより圧力逃し弁60の作動メンテナンスが開始される。
図5−1は、作動メンテナンスの実施前のリモートコントローラ92、すなわち圧力逃し弁60が閉弁している通常時のリモートコントローラ92を示している。図5−2は、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施しているときのリモートコントローラ92を示しており、表示部92bには「圧力逃し弁操作中」と表示されている。これにより、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施している最中であるか否かを使用者や管理者が確認することができる。なお、「圧力逃し弁操作中」の表示は、例えば圧力逃し弁60の作動メンテナンスが終了するまで表示部92bに表示される。
図5−3は、圧力逃し弁60が作動不良を起こしているときのリモートコントローラ92を示しており、表示部92bには「圧力逃し弁作動不良」と表示されている。これにより、使用者や管理者は圧力逃し弁60の作動不良を確認することができる。操作部92aには、必要に応じて作動不良の表示を解除する押釦が設けられ、該押釦を設けた場合には、使用者や管理者が当該押釦を押すまで「圧力逃し弁作動不良」の表示が表示部92bに表示され続ける。
以上のように、圧力逃し弁60の作動メンテナンス時には、操作部92aからの入力操作で駆動アーム65aを動作させて圧力逃し弁60を開閉させることができるので、圧力逃し弁60が設けられている場所まで貯湯式給湯機100の使用者や管理者が出向くことなく、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施することができる。したがって、貯湯式給湯機100はその利便性が高い。
また、2次側排出管路50bを流れる流体の有無を検出部70により検出し、該検出結果に基づく判断部91bの判断結果を表示部92bで確認することができるため、2次側排出管路50bが接続されている排出口まで使用者や管理者が出向くことなく、圧力逃し弁60が正常に作動したか否かを確認することができる。したがって、この点からも貯湯式給湯機100の利便性は高い。
以上、本発明の貯湯式給湯機について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、本発明は上述の形態に限定されるものではない。本発明の貯湯式給湯機は、リモートコントローラからの入力操作により圧力逃し弁を強制的に開閉させることができるものであれば基本的によく、その構成は適宜変更可能である。例えば熱源機としてヒータを用いることもでき、この場合には当該ヒータが貯湯タンク内に配置される。また、浴槽内の浴水を取水し、貯湯タンクに貯留された湯を熱源として用いて当該浴水を加熱して浴槽に戻す追焚き機能付き貯湯式給湯機であってもよい。
圧力逃し弁は、操作レバーを変位させることで強制的に開閉可能であればよく、その構成は、適宜選択される。実施の形態で説明した貯湯式給湯機100(図1参照)では、1つの貯湯タンク20に1つの圧力逃し弁60(図1参照)が設けられているが、例えば複数の貯湯タンク20を設けてもよく、この場合には、各貯湯タンク20に1つずつ圧力逃し弁60を設けることが好ましい。また、駆動部65(図1参照)は圧力逃し弁60に一体的に取り付けてもよいし、別体としてもよい。
また、圧力逃し弁60と貯湯タンク20とを接続する1次側排出管路50aは、第1給湯管路部40a(図1参照)とは別個の配管とすることもできる。この場合、貯湯タンク20内に生じた余剰圧が第1給湯管路部40aに流入して給湯先から流出してしまうのを防止するという観点からは、1次側排出管路50aと貯湯タンク20との接続位置を第1給湯管路部40aと貯湯タンク20との接続位置よりも高方にすることが好ましい。
貯湯式給湯機100での検出部70(図1参照)は、2次側排出管路50b(図1参照)を流れる余剰水の流量を検出しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、圧力逃し弁60から排出される流体の流れの有無を検出して、該検出結果を制御部91(図1参照)に送るものであればよい。例えば検出部70は、2次側排出管路50bを流れる気体の流量を検出する流量検出器であってもよいし、2次側排出管路50bを流れる流体の温度を検出する温度検出器であってもよいし、2次側排出管路50bを流れる流体の有無を検出するフロースイッチであってもよい。
また、検出部70を省略することも可能である。ただし、検出部70を省略した場合には、圧力逃し弁60の作動メンテナンス時に当該圧力逃し弁が正常に作動したか否かを確認するために、2次側排出管路50bからの余剰水や水蒸気を受ける排出口まで使用者や管理者が出向いて目視で確認することが必要となる。
駆動部65に設けられて駆動アーム65a(図3参照)の変位量を検出する前述の変位量検出部からの検出結果を制御部91に送り、判断部91b(図1参照)が当該検出結果により駆動部65の作動不良の有無を判断して、駆動部65に作動不良が生じたと判断した場合に所定の信号を表示部92b(図1参照)に送って駆動部65が作動不良である内容を表示部92bに表示させるようにしてもよい。検出部70を設けずに、当該変位量検出部の検出結果により駆動部65および圧力逃し弁60のいずれかの作動不良を圧力逃し弁60の作動不良として判断部91bが判断するように貯湯式給湯機100を構成することも可能である。
制御装置90は、例えば台所や洗面所などの複数箇所から制御部91に情報や指令を送ることができるように、複数のリモートコントローラ92(図1参照)を有していてもよい。また、リモートコントローラ92には、圧力逃し弁60の作動メンテナンスを実施中であることや、圧力逃し弁60または駆動部65に作動不良が生じたことを音声で報知する機能を付与してもよい。圧力逃し弁60の内部の汚れ具合の判断材料とするために、検出部70からの検出結果、例えば2次側排出管路50bに排出される余剰水の流量などを表示部92bに表示してもよい。本発明の貯湯式給湯機については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組合せ等が可能である。
本発明の貯湯式給湯機は、家庭用または業務用の貯湯式給湯機として好適である。
本発明の貯湯式給湯機の一例を示す概略図である。 図1に示した貯湯式給湯機での圧力逃し弁を概略的に示す断面図である。 図1に示した貯湯式給湯機での圧力逃し弁および駆動部の斜視図である。 図1に示した貯湯式給湯機で圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施する前の圧力逃し弁と駆動アームとの位置関係を示す拡大図である。 図1に示した貯湯式給湯機で圧力逃し弁の作動メンテナンスを実施したときの圧力逃し弁と駆動アームとの位置関係を示す拡大図である。 図1に示した貯湯式給湯機の作動メンテナンスの実施前後におけるリモートコントローラでの表示例を示す正面図である。 図1に示した貯湯式給湯機の作動メンテナンスの実施前後におけるリモートコントローラでの他の表示例を示す正面図である。 図1に示した貯湯式給湯機の作動メンテナンスの実施前後におけるリモートコントローラでの更に他の表示例を示す正面図である。
符号の説明
1 ヒートポンプユニット
10 沸上循環管路
11 往き管
12 戻り管
20 貯湯タンク
30 給水管路
31 減圧弁
40 給湯管路
40a 第1給湯管路部
40b 第2給湯管路部
41 流量調整弁
50 余剰水排出管路
50a 1次側排出管路
50b 2次側排出管路
60 圧力逃し弁
60a 弁本体
60b 流入口
60c 流出口
60d 隔壁
60e 弁口
60f 弁座
60g 弁体
60h 弾性体
60i 揚弁軸
60j キャップ
60k 操作レバー軸
61 操作レバー
61a 耳部
61b 側面部
61c 突起部
65 駆動部
65a 駆動アーム
70 検出部
80 排水管路
81 排水弁
90 制御装置
91 制御部
91a 記憶部
91b 判断部
91c 主制御部
92 リモートコントローラ
92a 操作部
92b 表示部
100 貯湯式給湯機
d クリアランス
K 係合点
T 当接点

Claims (5)

  1. 熱源機で沸き上げた湯を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンクに接続されて該貯湯タンクの内圧が所定圧に達したときに前記貯湯タンクの内圧が予め定められた圧力になるまで開弁する圧力逃し弁と、前記圧力逃し弁を開閉させる駆動部と、前記熱源機および前記駆動部の動作制御を行う制御部と、前記制御部の入力装置として機能するリモートコントローラとを備え、
    前記圧力逃し弁は、該圧力逃し弁を開閉される操作レバーを有し、
    前記駆動部は、前記リモートコントローラからの入力操作により前記操作レバーを変位させて前記圧力逃し弁を開閉させる機構を有する、
    ことを特徴とする貯湯式給湯機。
  2. 前記圧力逃し弁は、
    前記弾性体により閉弁側に付勢された弁体と、
    前記弁体および前記弾性体を収容した弁本体と、
    前記弁体が一端に取り付けられ、前記弁本体の外部に突出した他端に前記操作レバーが取り付けられた揚弁軸と、
    前記弁本体に取り付けられて前記揚弁軸を摺動自在に保持するキャップと、
    を有し、
    前記駆動部は、
    前記操作レバーに係合する駆動アームと、
    前記駆動アームを駆動させて前記操作レバーを開弁側に変位させる電動機構と、
    を有し、
    前記駆動部により前記圧力逃し弁を開弁させるときには、前記操作レバーを前記揚弁軸の長手軸を含む平面内で回動させて、前記キャップとの当接箇所を支点とするテコの作用により前記揚弁軸を前記弾性体の弾性力に抗して開弁側に変位させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記操作レバーは、前記キャップに当接して前記支点となる突起部を有することを特徴とする請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記圧力逃し弁に接続されて外部に通じる2次側排出管路と、
    前記2次側排出管路を流れる流体の有無を検出する検出部と、
    を更に有し、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果を基に前記圧力逃し弁の作動状態を判断する判断部を有し、
    前記リモートコントローラは、前記判断部の判断結果を表示する表示部を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記駆動部は、前記駆動アームの変位量を検出する変位量検出部を更に有し、
    前記判断部は、前記変位量検出部の検出結果を基に前記圧力逃し弁の作動状態を判断する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の貯湯式給湯機。
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