JPH1015516A - タンク洗浄装置 - Google Patents
タンク洗浄装置Info
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- JPH1015516A JPH1015516A JP17617196A JP17617196A JPH1015516A JP H1015516 A JPH1015516 A JP H1015516A JP 17617196 A JP17617196 A JP 17617196A JP 17617196 A JP17617196 A JP 17617196A JP H1015516 A JPH1015516 A JP H1015516A
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Abstract
装置を提供する。 【解決手段】タンク屋根T′に挿入仮設された複数の洗
浄機1に洗浄液を供給するボールバルブ1b及び逃し弁
2にそれぞれ標識1b′、2′を設け、ボールバルブ1
b及び逃し弁2をタンク外の安全域から制御すると共
に、タンクTの上部に設けた監視カメラ3により標識1
b′、2′を上記安全域においてビデオモニター3aで
監視することにより、ボールバルブ1b及び逃し弁2の
動作状態を確認する。
Description
るタンク内を洗浄するタンク洗浄装置に関するものであ
る。
を洗浄するタンク洗浄装置としては、本願の出願人が既
に出願した特公平3−79280号公報、特開平6−2
85449号公報、及び特開平6−320131号公報
等において開示されている技術内容が知られている。
するタンク洗浄機に関するものであり、後者は例えば前
者の技術を応用して洗浄機に設けられたバルブをタンク
外の安全域から制御することにより、危険なバルブ操作
の自動化を実現する技術に関するものである。
技術においても洗浄機の作動状態及びタンク内の洗浄状
態の確認は、洗浄するタンクの上にいる作業員が行わな
ければならず、洗浄機等の始動/停止の確認やスラッジ
類の堆積状態の観測等のために作業員が頻繁にタンク屋
根まで昇降する必要が生じ、しかも洗浄に際しては、防
爆のためにタンク内に不活性化ガスを充填をおこない、
且つタンク内の残留物の気化した可燃ガス等がタンク上
に滞留しているため、タンク上は酸欠状態となってお
り、洗浄作業の効率や作業員の安全性といった面で少な
からぬ問題点を生じていた。
あり、洗浄機の動作確認の効率化及び安全性を確保する
タンク洗浄装置に係わるものである。
されたもので、タンク内の洗浄の際に、タンク屋根に挿
入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外に設置さ
れた洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄機のノズ
ルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッジ類等を
溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に設置され
た吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液の液圧が
過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放出する逃
し弁を備えるタンク洗浄装置であって、上記洗浄機の動
作及び上記各洗浄機への上記洗浄液の供給を上記タンク
外の安全域から遠隔で制御する洗浄機制御手段を設ける
と共に、上記各洗浄機にはその作動状態を表示する作動
表示手段を有し、且つ、上記タンクの上縁部には、上記
タンク屋根上の様子及び上記各洗浄機の上記作動表示手
段を監視する監視カメラを設置すると共に、上記タンク
外の安全域において上記監視カメラの撮像を表示するモ
ニター手段を設けたタンク洗浄装置を提供するものであ
る。
も圧縮空気を用いておこなうタンク洗浄装置を提供する
ものである。
に相当するコードを、複数本のエアーケーブルを介して
上記タンク外の安全域から上記圧縮空気の信号として伝
達することにより、使用する洗浄機を選択するタンク洗
浄装置を提供するものである。
ンク外の安全域に設置された複数の電磁バルブにて発生
されるタンク洗浄装置を提供するものである。
濃度及び酸素濃度を遠隔で計測し、これに基づいて上記
タンク内に封入する不活性ガスの流量及び圧力を上記タ
ンク外の安全域より自動か若しくは手動にて調整する不
活性ガス制御手段を設けたタンク洗浄装置を提供するも
のである。
積状況を検出するスラッジ検出センサーを設けたタンク
洗浄装置を提供するものである。
明する。図1は本発明の一実施形態におけるタンク洗浄
装置の全体の構成を示す概念図であり、この実施形態に
おいては、タンクTは浮き屋根T′を有する構造とす
る。尚、この図ではタンクT内を温水洗浄する際の構成
を示している。
号公報にて示されている浮き屋根T′に挿入仮設された
洗浄機であり、本実施形態においては、圧縮空気を用い
て駆動されるものとする。また、1aは各洗浄機1毎に
設けられたエアーリレーユニットであり、後述する圧縮
空気の信号に基づいて特定の洗浄機1及びボールバルブ
1bを選択するように機能する。また、1b′はボール
バルブ1bの回転軸に取り付けられた標識であって、ボ
ールバルブ1bの状態(回転状態)が分かるように機能
している。
る洗浄ポンプ10から送られてきた洗浄液が過昇した際
やエアーリレーユニット2aを介して後述する圧縮空気
の信号に基づき、洗浄液をタンクT内に放出する逃し弁
である。また、2′は逃し弁2の回転軸に取り付けられ
た標識であって、逃し弁2の状態(回転状態)が分かる
ように機能している。
高感度のビデオカメラであって、タンクTの最上部に設
置されており、安全域に設置されたコントロールルーム
15内に設けられたビデオモニター3aによって浮き屋
根T′上を常時監視することができる。
り、必要に応じて複数台設置され、コントロールルーム
15内に設けられたリモートコントローラー3bを操作
することによって、監視する向きやズーミング状態を制
御することが可能である。これによって、ボールバルブ
1bに設けられた標識1b′や逃し弁2に設けられた標
識2′等を昼夜を問わず安全且つ効率よく監視すること
ができる。
ーユニットであり、タンクT内のO 2 ,HCガスの濃度
や内圧、温度等を検出する。また、5は浮き屋根T′に
挿入仮設されたスラッジ面(液面)距離センサーであ
り、例えばマイクロ波を使用して、その反射波の到達時
間を測定することにより、浮き屋根T′とスラッジ面
(液面)との距離を測定することによって、スラッジ類
の堆積状況を検出するものである。尚、スラッジ面(液
面)距離センサー5は、必要に応じて複数個所に複数台
設置できる。
を減圧することによって、タンクT内のスラッジ類と洗
浄液との混合液を吸い出して、更に移送ポンプ8によっ
てこの混合液を澄槽9に移送する。そして、澄槽9にお
いて、スラッジ類と洗浄液とを分離して、洗浄液のみを
洗浄ポンプ10によりタンクTの浮き屋根T′上に移送
する。尚、移送ポンプ8及び洗浄ポンプ10は後述する
マイクロコンピューター14により、始動/停止を制御
される。
空気を電磁弁ユニット12に送り込んで後述する圧縮空
気の信号を発生させると共に、アンプリファイヤー13
を介してタンクTの浮き屋根T′上のエアーリレーユニ
ット1a及び2aに圧縮空気の信号を送付して制御をお
こなう。
れ、電磁弁ユニット12、移送ポンプ8、及び洗浄ポン
プ10を制御したり、各種センサーからの信号を検出し
てCRTモニター14aで表示をおこなったりするマイ
クロコンピューターであり、詳細については後述する。
であり、該液体窒素ローリーから送出された液体窒素
は、気化器17で窒素ガスに気化され、N2 ガス圧力/
流量センサー18を介してタンクT内に充填される。
尚、本発明の洗浄装置は、タンクT内に不活性化ガスで
ある窒素ガスが所定の内圧以上となるまで充填され、且
つ、センサーユニット4において、タンクT内のO2 ,
HCガスの濃度が一定以下となった場合に、運転を開始
するものである。
洗浄装置のエアーラインを示すブロック図であり、安全
域に設置されたエアーコンプレッサー11で発生した圧
縮空気を電磁弁ユニット12を介して圧縮空気の信号に
変換し、数100メートル長のマルチエアーケーブルを
介してタンクT上のアンプリファイヤー13で圧縮空気
の信号の空気圧を増幅し、特定のエアーリレーユニット
1aを選択する過程を示したものである。
気は、4つの電磁弁12′に印加された4ビットの電気
信号によって4ビット相当の圧縮空気の信号に変換され
る。ここで、現在電磁弁ユニット12で設定させている
圧縮空気の符号を、2進数で”1000”と定義する。
空気と一緒にマルチエアーケーブルACを介してアンプ
リファイヤー13に到達する。該アンプリファイヤー1
3においては、4つのエアーオペレートバルブAによっ
て、マルチエアーケーブルAC内を伝わって減圧した圧
縮空気の信号の空気圧を元通りに変換して、更に、元の
圧縮空気と一緒にマルチエアーケーブルACを介してエ
アーリレーユニット1aに到達する。
のエアーオペレートバルブA′が、2進数で”100
0”となるように組み合わされており、2進数で”10
00”と定義された圧縮空気の信号のみに対応して、更
に2つのエアーオペレートバルブA′及びエアーオペレ
ートバルブA″を開状態にし、洗浄機1及びボールバル
ブ1bに圧縮空気を供給して駆動する。一方、符号が一
致しなければ、2つのエアーオペレートバルブA′及び
エアーオペレートバルブA″は開状態にならず、洗浄機
1及びボールバルブ1bに圧縮空気が供給されない。
力された4ビットの電気信号に対応した符号を有する洗
浄機1か若しくは逃し弁2が動作するわけである。そし
て、圧縮空気の信号はこの実施形態では4ビット相当な
ので、16台の洗浄機1等を判別して駆動できる。ま
た、洗浄機1等は圧縮空気の信号に基づいて選択及び駆
動されるので、防爆という観点からも最適な構成といえ
る。
ット数を増加する(例えば8ビット)ことによって、更
に多くの洗浄機1等を制御することができ、これによる
制御系の重量や体積等の増加は殆ど認められない。尚、
必要に応じて、元の圧縮空気の経路をマルチエアーケー
ブルAC外に設けてもよい。
タンク洗浄装置の制御系を示すブロック図を示す。図に
おいて、14はマイクロコンピューターであり、CRT
モニター14a、マウス14b、キーボード14c及び
ハードディスク14dが接続され、画像の表示やデータ
の入力及びデータやプログラムの記憶がおこなわれてい
る。
を入力するアナログ入力ポート14e、各種のディジタ
ルデータを入力するディジタル入力ポート14f、及び
電磁弁ユニット12を制御するディジタル出力ポート1
4gやその他のディジタル信号を出力するディジタル出
力ポート14hが設けられており、それぞれの入出力の
内容は下記の表1〜3に示すとおりである。尚、表にお
いて、チャンネル番号がAI001〜AI006、PT
001〜PT007はアナログ入力信号、DI001〜
DI003はディジタル入力信号、DO001〜DO0
06はディジタル出力信号である。
一実施形態におけるタンクの洗浄装置の制御プログラム
とその表示画面等を示す。
洗浄装置の制御系の自動洗浄データ設定ルーチンS1を
示すフローチャートである。先ず、ステップS1−1に
てCRTモニター14a上に図5に示す自動設定画面を
表示し、マウス14bにてステップS1−2でデータ削
除を選択するとステップS1−3で表示されている全て
のデータを削除し、ステップS1−13にジャンプす
る。
選択しなければ、テップS1−4にて入力するデータの
位置をマウス14bで指定し、それがデータ取消位置の
指定であれば(ステップS1−5)、ステップS1−6
にて指定されたデータを消去し、以降のデータを順次繰
り上げて表示し、ステップS1−13にジャンプする。
14bで指定したのがデータ取消位置の指定で無けれ
ば、ステップS1−7でバルブ番号の指定であるかを判
断し、バルブ番号の指定であれば、ステップS1−8に
おいてキーボード14cでバルブ番号を入力し、ステッ
プS1−13にジャンプする。
定で無ければ、ステップS1−9でマウス14bで指定
したのが時間データの入力位置かを判断し、時間データ
の入力位置で無ければ、ステップS1−4から再度実行
すると共に、時間データの入力位置であれば、ステップ
S1−10で対応するバルブ番号の有無を判断し、バル
ブ番号が無ければ、ステップS1−11で入力エラー表
示をおこない、ステップS1−13にジャンプする。
−12でキーボード14cにて作動させる時間データを
入力し、ステップS1−13に至る。そして、ステップ
S1−13において、データ入力が終了かを判断し、終
了であれば、ステップS1−14で、編集したデータを
ハードディスク14dに保存し、プログラムを終了す
る。また、ステップS1−13において、データ入力が
終了でなければ、ステップS1−1がら再度実行する。
6に示す構成となっており、後述する自動/手動バルブ
操作ルーチンS3において、自動モードが選択された場
合の制御データとなる。
洗浄装置の制御系のバルブ配置登録ルーチンを示すフロ
ーチャートS2である。先ず、ステップS2−1にてC
RTモニター14a上に図8(a)に示すバルブ配置マ
スター画面(タンクTの平面図)を表示し、ステップS
2−2でマウス14bを用いてバルブ配置マスター画面
上の位置を指定すると、指定された位置はバルブ位置を
示す点Bとして表示される。
にてバルブ番号の削除が選択されているかを判断し、バ
ルブ番号の削除が選択されていれば、ステップS2−4
で画面上から指定されたボールバルブ1bを消去して、
ステップS2−7にジャンプする。
ければ、ステップS2−5でキーボード14cにてバル
ブ番号を入力すると、ステップS2−6において、図8
(b)に示すように点Bの近くにバルブ番号を表示して
ステップS2−7に至る。
タ入力が終了かを判断し、終了であれば、ステップS2
−8で、編集したデータをハードディスク14dに保存
し、プログラムを終了する。また、ステップS2−7に
おいて、データ入力が終了でなければ、ステップS2−
1から再度実行する。
述する自動/手動バルブ操作ルーチンS3において、手
動モードが選択された場合のバルブ配置データとなる。
ーチンS3を示すフローチャートである。先ず、ステッ
プS3−1で逃し弁2を開状態に設定し、ステップS3
−2で移送ポンプ8及び洗浄ポンプ10を始動させ、ス
テップS3−3で自動モード/手動モードの選択をおこ
なう。
選択されたならば、自動運転データを読み込み、ステッ
プS3−5で運転時計の計数を開始し、ステップS3−
6で自動運転データにより、設定されたボールバルブ1
bを開状態にし、ステップ3−7でボールバルブ1bの
開表示(アラーム等)をおこない、ステップS3−8で
逃し弁2を閉状態にする。
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの開状態及
び逃し弁2の閉状態を確認できる。
3−11において、警報信号の有無と中断信号の有無を
確認し、警報信号があれば、ステップS3−10でCR
Tモニター14a上に異常状態を表示し、ステップS3
−18で逃し弁2を開状態にし、ステップS3−19で
設定されたボールバルブ1bを閉状態にし、ステップS
3−20でボールバルブ1bの閉表示(アラーム等)を
おこない、ステップS3−21で運転時計の計数を中断
する。また、中断信号がある場合はステップS3−18
にジャンプして上記した動作を実行する。
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
復帰したかをCRTモニター14a上で確認し、異常が
無ければステップS3−23で運転を再開するかを判断
し、再開するのであればステップS3−24で運転時計
の計数を再開し、ステップS3−6に戻ると共に、再開
しないのであればステップS3−25で移送ポンプ8及
び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了する。ま
た、ステップS3−22で異常が全て復帰していなけれ
ばテップS3−10に戻る。
−11において、警報信号及び中断信号が無ければ、ス
テップS3−12で設定された運転時間が終了したかを
判断し、終了していなければステップS3−9に戻る。
プS3−13で逃し弁2を開状態にし、ステップS3−
14で設定されたボールバルブ1bを閉状態にし、ステ
ップS3−15でボールバルブ1bの閉表示(アラーム
等)をおこなう。
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
号をインクリメントし、ステップS3−17で、自動運
転データにそのファイル番号があるかを判断し、ファイ
ル番号があればステップS3−5に戻り、ファイル番号
が無ければステップS3−25で移送ポンプ8及び洗浄
ポンプ10を停止し、プログラムを終了する。
を選択した場合、ステップS3−26でハードディスク
14dより図8(b)に示したバルブ配置データを読み
込んでCRTモニター14a上に表示し、ステップS3
−27でマウス14bにてバルブ位置を設定し、ステッ
プS3−28でキーボード14cから運転時間を入力す
る。
ボールバルブ1bを開状態にし、ステップ3−30でボ
ールバルブ1bの開表示(アラーム等)をおこない、ス
テップS3−31で逃し弁2を閉状態にする。
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの開状態及
び逃し弁2の閉状態を確認できる。
1bを閉状態にするかを判断する。この場合、スラッジ
面距離センサー5の出力結果を見て、スラッジ類の除去
状態を参考にしながらボールバルブ1bの制御を判断し
ても良い。そして、ボールバルブ1bを閉状態にすると
判断した場合には、ステップS3−35で逃し弁2を開
状態にし、ステップS3−36で設定されたボールバル
ブ1bを閉状態にし、ステップS3−37でボールバル
ブ1bの閉表示(アラーム等)をおこなう。
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
れば、ステップS3−34で運転時間が終了するまで残
り時間を表示し(ステップS3−33)、残り時間が無
くなれば、ステップS3−35で逃し弁2を開状態に
し、ステップS3−36で設定されたボールバルブ1b
を閉状態にし、ステップS3−37でボールバルブ1b
の閉表示(アラーム等)をおこなう。
内でビデオモニター3aを見ることによって、標識1
b′及び2′の向きから、ボールバルブ1bの閉状態及
び逃し弁2の開状態を確認できる。
8及び洗浄ポンプ10を停止し、プログラムを終了す
る。
コントロールルーム15内でビデオモニター3aを見る
ことによって、標識1b′及び2′の向きから、ボール
バルブ1bの開閉状態及び逃し弁2の開閉状態を確認す
ることが可能であり、作業員の負担が少なくて済み且つ
安全性が確保できると共に、洗浄装置の信頼性及び防爆
に対する安全性も向上する。
たが、本発明は上記した実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り、どのようにでも実施できる。例えば、本実施形態に
おいては、澄槽を用いているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、澄槽の代わりに他の貯留タンク等を
用い、且つ、そこに貯留されている原油等の液体を洗浄
液として使用しても構わない。
浄装置は、洗浄機の始動/停止やスラッジ類の堆積状態
の観測等のために作業員が頻繁にタンク屋根まで昇降す
る必要が無く、しかも危険区域での監視当直要員も要せ
ず、且つコンピューター及びビデオモニターによるバル
ブ類等の自動か若しくは半自動の操作及び監視によっ
て、装置の信頼性も向上し、これにより作業員の数を削
減できると共に洗浄に要する時間と費用とを大幅に削減
できる。
縮空気を用いているので、防爆対策に費やす費用が削減
でき、且つ安全性も向上する等、多大な効果を奏する。
全体の構成を示す概念図である。
エアーラインを示すブロック図である。
制御系を示すブロック図である。
制御系の自動洗浄データ設定ルーチンを示すフローチャ
ートである。
制御系の自動洗浄データ設定画面を示す概念図である。
制御系の自動洗浄データの構成を示す概念図である。
制御系のバルブ配置登録ルーチンを示すフローチャート
である。
おけるタンク洗浄装置の制御系のバルブ配置登録画面を
示す概念図である。
制御系の自動/手動バルブ操作ルーチンを示すフローチ
ャートである。
の制御系の自動/手動バルブ操作ルーチンを示すフロー
チャートである。
の制御系の自動/手動バルブ操作ルーチンを示すフロー
チャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 タンク内の洗浄の際に、タンク屋根に挿
入仮設された複数の洗浄機に対して、タンク外に設置さ
れた洗浄ポンプより洗浄液を圧送し、上記洗浄機のノズ
ルから噴射して上記タンク内を洗浄し、スラッジ類等を
溶解及び粉砕した後の上記洗浄液をタンク外に設置され
た吸引ポンプにて排出すると共に、上記洗浄液の液圧が
過昇する際に、上記洗浄液を上記タンク内に放出する逃
し弁を備えるタンク洗浄装置であって、 上記洗浄機の動作及び上記各洗浄機への上記洗浄液の供
給を上記タンク外の安全域から遠隔で制御する洗浄機制
御手段を設けると共に、上記各洗浄機にはその作動状態
を表示する作動表示手段を有し、 且つ、上記タンクの上縁部には、上記タンク屋根上の様
子及び上記各洗浄機の上記作動表示手段を監視する監視
カメラを設置すると共に、上記タンク外の安全域におい
て上記監視カメラの撮像を表示するモニター手段を設け
たことを特徴とするタンク洗浄装置。 - 【請求項2】 各洗浄機の駆動及び制御は何れも圧縮空
気を用いておこなわれることを特徴とする請求項1に記
載のタンク清浄装置。 - 【請求項3】 各洗浄機に割り当てられた番号に相当す
るコードを、複数本のエアーケーブルを介して上記タン
ク外の安全域から上記圧縮空気の信号として伝達するこ
とにより、使用する洗浄機を選択することを特徴とする
請求項1乃至請求項2の何れかに記載のタンク清浄装
置。 - 【請求項4】 上記圧縮空気の信号は、上記タンク外の
安全域に設置された複数の電磁バルブにて発生されるこ
とを特徴とする請求項3に記載のタンク清浄装置。 - 【請求項5】 上記タンク内における可燃ガス濃度及び
酸素濃度を遠隔で計測し、これに基づいて上記タンク内
に封入する不活性ガスの流量及び圧力を上記タンク外の
安全域より自動か若しくは手動にて調整する不活性ガス
制御手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
4の何れかに記載のタンク洗浄装置。 - 【請求項6】 上記タンク内のスラッジ類の堆積状況を
検出するスラッジ検出センサーを設けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項4の何れかに記載のタンク洗浄装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17617196A JP3307540B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | タンク洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17617196A JP3307540B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | タンク洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015516A true JPH1015516A (ja) | 1998-01-20 |
JP3307540B2 JP3307540B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=16008912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17617196A Expired - Lifetime JP3307540B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | タンク洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3307540B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009281675A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯機 |
RU196517U1 (ru) * | 2018-08-03 | 2020-03-03 | Общество с ограниченной ответственностью "Чистый Мир М" | Устройство для мойки внутренней поверхности емкости для нефтепродуктов |
CN113003028A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-22 | 威特龙消防安全集团股份公司 | 外浮顶储罐全过程运行安全防护系统及方法 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17617196A patent/JP3307540B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN113003028A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-22 | 威特龙消防安全集团股份公司 | 外浮顶储罐全过程运行安全防护系统及方法 |
CN113003028B (zh) * | 2021-03-24 | 2022-11-11 | 威特龙消防安全集团股份公司 | 外浮顶储罐全过程运行安全防护系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3307540B2 (ja) | 2002-07-24 |
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