JP2003331369A - ガス検知装置およびガス検知システム - Google Patents

ガス検知装置およびガス検知システム

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JP2003331369A
JP2003331369A JP2002143042A JP2002143042A JP2003331369A JP 2003331369 A JP2003331369 A JP 2003331369A JP 2002143042 A JP2002143042 A JP 2002143042A JP 2002143042 A JP2002143042 A JP 2002143042A JP 2003331369 A JP2003331369 A JP 2003331369A
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gas
gas detection
detection device
situation
concentration
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Tadashi Iwazawa
忠 岩澤
Tetsuji Ishikawa
哲治 石川
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Riken Keiki KK
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Riken Keiki KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 必要に応じて、検査対象現場の状況を視覚的
に把握することのできるガス検知装置およびガス検知シ
ステムを提供すること。 【解決手段】 ガス検知装置は、検査対象現場の雰囲気
中における特定の検知対象ガスを検知するセンサを備え
てなり、当該センサによって検知対象ガスが検知された
ときに発信されるガス検知信号に基づいて駆動される、
当該検査対象現場の状況を撮影する撮像カメラが設けら
れていることを特徴とする。ガス検知システムは、複数
の定置型のガス検知装置が共通の制御装置に接続されて
なるガス検知システムにおいて、ガス検知装置の少なく
とも1つが上記のガス検知装置であることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス検知装置およ
びガス検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば二酸化炭素ガス、一酸化炭素ガ
ス、メタンガス、ブタンガス、プロパンガス、麻酔性ガ
ス、二酸化硫黄ガス、フロンガスなどのガスを検知対象
ガスとするガス検知装置としては、その検知した被検知
ガスの濃度が予め定められた一定の濃度以上である場合
に、例えば各種の表示、音、光などの信号によって警報
を発するよう構成されているものが知られている。
【0003】このようなガス検知装置を用いることによ
り、検査対象現場において発生した、例えば被検知ガス
の漏洩などの異常事態を警報によって認識することはで
きるが、異常事態の発生時点における検査対象現場の状
況を視覚的に把握することができないことから、その状
況の詳細を知ることができず、異常事態発生の原因の解
析が困難となる場合がある。
【0004】また、ガス検知装置を配置した、例えば工
場、その他の建物などの内部の適宜の個所に、当該内部
の状況を、常時、広角的に監視するための単数あるいは
複数の固定型のカメラが設けられている場合には、異常
事態の発生時点における当該内部の画像データを得るこ
とが可能であるかもしれないが、当該カメラがガス検知
装置とは独立した状態のものであることから、得られた
画像データが異常事態発生の原因の解析に有効に利用で
きない場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
事情に基づいてなされたものであって、その目的は、必
要に応じて、検査対象現場の状況を視覚的に把握するこ
とのできるガス検知装置を提供することにある。本発明
の他の目的は、必要に応じて、検査対象現場の状況を視
覚的に把握することのできるガス検知システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガス検知装置
は、検査対象現場の雰囲気中における特定の検知対象ガ
スを検知するセンサを備えてなり、当該センサによって
検知対象ガスが検知されたときに発信されるガス検知信
号に基づいて駆動される、当該検査対象現場の状況を撮
影する撮像カメラが設けられていることを特徴とする。
【0007】本発明のガス検知装置においては、撮像カ
メラが、撮影して得られた画像データを記録する画像デ
ータ記録機構を有することが好ましい。
【0008】本発明のガス検知装置は、携帯型として構
成することができる。
【0009】本発明のガス検知システムは、複数の定置
型のガス検知装置が共通の制御装置に接続されてなるガ
ス検知システムにおいて、ガス検知装置の少なくとも1
つが上記のガス検知装置であることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のガス検知装置によれば、検査対象現場
の雰囲気中における特定の検知対象ガスがセンサによっ
て検知されたときには、必要に応じて、ガス検知信号に
基づいて撮像カメラが駆動されるため、当該撮像カメラ
により、検査対象現場の状況を視覚的に把握することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は、本発明のガ
ス検知装置の構成の一例における正面図であり、図2
は、図1のガス検知装置の左方の側面を示す側面図であ
り、図3は、図1のガス検知装置の右方の側面を示す側
面図である。また、図4は、図1のガス検知装置の拡大
上面図である。このガス検知装置は、携帯型のガス検知
装置であって、ガス検知装置本体10と、当該ガス検知
装置本体10に着脱自在に保持され、ガス検知装置本体
10に、その先端に形成されたガス導入口22を介して
検査対象現場の雰囲気を構成する検査対象ガス(以下、
「現場雰囲気ガス」ともいう。)を導入するためのガス
導入路を構成するノズル体20とを備えている。この例
においては、ノズル体20は、ガス検知装置本体10
に、例えば螺合機構によって装着され、これにより、固
定される構成を有している。
【0013】ノズル体20は、例えばゴムなどの弾性体
よりなり、その内孔によってガス導入路を形成するチュ
ーブ状のテーパーノズル21と、当該テーパーノズル2
1の基端部21Aに係合され、例えばシート状フィルタ
ーをガス導入路上において保持するためのフィルターユ
ニット23とにより構成されている。
【0014】ガス検知装置本体10は、電池ボックス部
12を有する箱状のケース体11を備えており、このケ
ース体11の開口部に固定される蓋部材15が装着され
ることによってその内部に構成部材用の収容空間が形成
される構成を有している。この例において、16は電源
スイッチ16Aを備えた操作パネルであり、17は算出
される被検知ガス濃度を示すための濃度表示手段であ
る。
【0015】ガス検知装置本体10の内部には、図5に
示すように、ノズル体20におけるガス導入口22およ
び内孔を介して現場雰囲気ガスを導入するために作用す
るポンプを有するポンプ部31と、導入された現場雰囲
気ガス中において特定の検知対象ガス(被検知ガス)
が、センサによって検知されたときに、検知部信号を発
信するセンサ部32と、このセンサ部32からの検知部
信号に基づいて被検知ガス濃度を算出し、この被検知ガ
ス濃度に基づいて適宜のガス検知信号を発信するガス濃
度検知部33と、被検知ガス濃度が一定のレベルである
危険濃度レベルを超える濃度を示したときに、この状態
を異常事態として警報を発信する警報発信手段34およ
び各構成要素に適宜の指令信号を発信することにより、
当該各構成要素の動作状態を管理する制御部35などの
構成部材が収容されている。図5において、破線は現場
雰囲気ガスの導入経路を示す。
【0016】そして、このガス検知装置には、被検知ガ
スがセンサによって検知されたときに発信されるガス検
知信号に基づいて駆動し、検査対象現場を撮像する撮像
カメラ40が内蔵されて一体化されている。この例にお
ける撮像カメラ40は、ノズル体20におけるガス導入
口22を形成する縁部22Aに設けられた複数の光入射
部41を構成するレンズを介して検査対象現場の状況を
撮影して画像データとして入力する画像入力機構と、こ
れらのレンズを介して入力された画像データを記録する
画像データ記録機構とを有しており、当該撮像カメラ4
0の動作を制御する動作制御部を備えてなるものであ
る。撮像カメラ40において、光入射部41を構成する
レンズを介して入力された画像データは、ガス検知装置
本体10の内部に配置された当該撮像カメラ40におけ
る画像データ記録機構を構成する記録手段に記録され
る。
【0017】撮像カメラ40は、被検知ガス濃度が警報
発信手段34によって警報が発せられる危険濃度レベル
以上の濃度となった時点、すなわち警報発信手段34に
よって警報が発せられる時点に、ガス濃度検知部33か
ら発信されるガス検知信号(以下、「特定ガス検知信
号」ともいう。)を動作制御部において受信することに
より駆動するものである。
【0018】更に、この例においては、撮像カメラ40
の駆動時間は、異常事態の発生初期における一定時間に
設定されていることが好ましい。この一定期間は、例え
ば、警報発信手段34によって警報が発せられてから、
この警報によって現場に人が駆けつけるために要すると
される時間、具体的には、例えば15分間程度とされ
る。
【0019】撮像カメラ40によって入力される画像デ
ータは、静止画像のデータ、動画像のデータのいずれで
あってもよい。
【0020】撮像カメラ40としては、特に限定される
ものではないが、例えばテレビジョンカメラ、ビデオカ
メラ、デジタルカメラなどを用いることができる。ま
た、撮像カメラ40における記録手段としては、当該撮
像カメラ40に適したものが用いられる。
【0021】このような構成を有するガス検知装置は、
ノズル体20がガス検知装置本体10に装着され、当該
ガス検知装置本体10の電池ボックス部12に、駆動電
源である乾電池が装着され、操作パネル16における電
源スイッチ16AがON状態とされることによってガス
検知動作状態となり、そのガス検知動作中においては、
ポンプ部31の吸引作用により、ノズル体20における
ガス導入口22および内孔によって形成されたガス導入
路によって導入された現場雰囲気ガスがセンサ部32の
センサに対して供給され、この供給された現場雰囲気ガ
ス中における被検知ガスに基づいてセンサ部32から発
信された検知部信号を受信したガス濃度検知部33にお
いては、この検知部信号に基づいて被検知ガス濃度が算
出され、これにより、被検知ガス濃度を検知することが
できる。
【0022】そして、ガス濃度検知部33において算出
された被検知ガス濃度が濃度表示手段17に表示される
と共に、当該ガス濃度検知部33からガス検知信号が発
信されるが、被検知ガス濃度が危険濃度レベルを超える
場合に発信される特定ガス検知信号を受けることによ
り、警報発信手段34においては警報が発せられる。
【0023】更に、このガス検知装置においては、ガス
濃度検知部33から発信される特定ガス検知信号を撮像
カメラ40における動作制御部が受けることにより、当
該撮像カメラ40が自動的に駆動され、駆動状態となっ
た撮像カメラ40においては、継続的または断続的に、
画像データを入力し、その画像データを記録手段に記録
するという画像データ入力動作が行われる。その後、一
定期間経過後には、動作制御部の作用によって自動的に
その駆動が停止される。このようにして、駆動時間内に
おける検査対象現場の状況が光入射部41を構成するレ
ンズを介して画像データとして記録手段に記録される。
なお、撮像カメラ40は、自動的にだけではなく、手動
によっても駆動および停止することができることが好ま
しい。
【0024】以上のような構成のガス検知装置によれ
ば、撮像カメラ40が内蔵されており、この撮像カメラ
40が特定ガス検知信号に基づいて駆動するため、検査
対象現場において警報発信手段34から警報が発せられ
る異常事態が発生した際に、その検査対象現場の状況が
自動的に撮影されることから、異常事態の発生した検査
対象現場の状況を視覚的に把握することができる。従っ
て、専用の装置を個別に設けることなく、発生した異常
事態を視覚的に把握することができるため、異常事態発
生の原因の解析を容易なものとすることができる可能性
がある。
【0025】また、撮像カメラ40が画像データを記録
する記録手段を有するものであるため、異常事態の発生
から時間が経過した後においても、改めて異常事態が発
生した検査対象現場の状況を確認することができる。更
に、ガス検知装置が異常事態の影響により故障して最終
的に駆動しなくなってしまった場合にも、異常事態の発
生初期の一定期間においては撮像カメラ40が自動的に
駆動することにより、当該撮像カメラ40の記録手段に
記録された画像データによって検査対象現場の状況を把
握することができると共に、この異常事態の発生初期に
おいてガス検知装置が駆動状態にあったことを明確にす
ることができる。従って、例えば飛行機事故の原因解析
において、回収されたボイスレコーダーによる記録が有
効活用されるのと同様に、異常事態発生の原因の解析を
容易なものとすることができる可能性がある。
【0026】更に、撮像カメラ40の駆動時間を異常事
態の発生初期における一定時間に設定しておくことによ
り、当該撮像カメラ40における記録手段を、画像デー
タを記録するための容量が小さいものとすることがで
き、これにより、撮像カメラ40を内蔵することによっ
てガス検知装置自体の大型化が抑制されるため、ガス検
知装置を携帯型のものとして好適に用いることができ
る。
【0027】そして、ガス検知装置が携帯型のものであ
り、撮像カメラ40のレンズがノズル体20の先端部に
ある構成によれば、検査対象現場において、自動的に検
査対象現場を視野内に収めることができ、また、目視に
よって確認することが不能な任意の個所の局部的な撮影
をすることも可能である。
【0028】(第2の実施の形態)図6は、本発明のガ
ス検知装置の構成の他の例を示す説明用図である。この
ガス検知装置は、工場、その他の建物の壁などに固定さ
れる定置型のガス検知装置であって、内部に構成部材が
収容されており、正面51に現場雰囲気ガスを導入する
ガス導入用開口52と、光入射部53とが形成された、
例えば箱状のステンレスよりなるケース本体50を備え
てなるものである。図6において、56は電源スイッチ
であり、57は検知された被検知ガス濃度を示すための
濃度表示手段である。なお、このガス検知装置は、駆動
電源に接続されており、また、ケース本体50の内部に
は、例えば第1の実施の形態において前述した機能を有
するポンプ部、センサ部、ガス濃度検知部、警報発信手
段および制御部などの適宜の構成部材が収容されてい
る。
【0029】この例においては、画像入力機構と、画像
データ記録機構とを有し、その動作を制御する動作制御
部を備えてなる、第1の実施の形態と同様の構成を有す
る撮像カメラが内蔵されて一体化されている。この撮像
カメラにおいては、ケース本体50の正面51における
光入射部53を構成するレンズを介して検査対象現場の
状況を撮影して画像データとして入力された画像データ
がケース本体50の内部に配置された当該撮像カメラに
おける画像データ記録機構を構成する記録手段に記録さ
れる。
【0030】このような構成を有するガス検知装置は、
電源スイッチ56がON状態とされることによってガス
検知動作状態となり、ガス導入用開口52を介してガス
導入路によって導入された現場雰囲気ガスがセンサ部の
センサに対して供給されること以外は第1の実施の形態
と同様にして、ガス濃度検知部において算出された被検
知ガス濃度が濃度表示手段57に表示されると共に、当
該ガス濃度検知部からガス検知信号が発信される。そし
て、被検知ガス濃度が危険濃度レベルを超える場合に発
信される特定ガス検知信号を受けることにより、警報発
信手段においては警報が発せられる。
【0031】更に、このガス検知装置においては、ガス
濃度検知部から発信される特定ガス検知信号を動作制御
部が受けることにより、撮像カメラが自動的に駆動さ
れ、動作制御部の作用によってその駆動が自動的に停止
されるまでの駆動時間内における検査対象現場の状況が
光入射部53を構成するレンズを介して画像データとし
て記録手段に記録される。なお、撮像カメラは、自動的
にだけではなく、手動によっても駆動および停止するこ
とができることが好ましい。
【0032】以上のような構成のガス検知装置によれ
ば、撮像カメラが内蔵されており、この撮像カメラが特
定ガス検知信号に基づいて駆動するものであるため、検
査対象現場において警報発信手段から警報が発せられる
異常事態が発生した際に、その検査対象現場の状況が自
動的に撮影されることから、異常事態の発生した検査対
象現場の状況を視覚的に把握することができる。
【0033】また、撮像カメラが画像データを記録する
記録手段を有するものであるため、異常事態の発生から
時間が経過した後においても、改めて異常事態が発生し
た検査対象現場の状況を確認することができる。更に、
ガス検知装置が異常事態の影響により故障して最終的に
駆動しなくなってしまった場合にも、異常事態の発生初
期の一定期間においては撮像カメラが自動的に駆動する
ことにより、当該撮像カメラの記録手段に記録された画
像データによって検査対象現場の状況を把握することが
できると共に、この異常事態の発生初期においてガス検
知装置が駆動状態にあったことを明確にすることができ
る。
【0034】以上のような定置型のガス検知装置は、例
えば集中管理を行うためなどに用いられる、各々、異な
る種類のガスを被検知ガスとする複数の定置型のガス検
知装置が共通の制御装置に接続されてなるガス検知シス
テムを構成するガス検知装置として好適に用いることが
できる。
【0035】このようなガス検知装置を複数備えてなる
ガス検知システムによれば、或る種のガスを検知するた
めのガス検知装置において特定検知信号が発信された場
合には、他のガス検知装置において特定検知信号が発信
されていなくても、このガス検知システムを構成するガ
ス検知装置に備えられているすべての撮像カメラを駆動
状態とすることができる。従って、複数の個所における
画像データを得ることができるため、異常事態の発生し
た検査対象現場の状況を視覚的に把握することが可能と
なる。
【0036】第1の実施の形態および第2の実施の形態
のガス検知装置においては、具体的に、例えば二酸化炭
素ガス、一酸化炭素ガス、メタンガス、ブタンガス、プ
ロパンガス、麻酔性ガス、二酸化硫黄ガス、フロンガス
などのガスを被検知ガスとすることができる。
【0037】以上、本発明を一例を用いて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、適宜に種々の
変更を加えることができる。例えば、撮像カメラは、被
検知ガス濃度が警報発信手段によって警報が発せられる
危険濃度レベル未満であるが、例えば危険濃度レベルの
80%以上などの一定のレベル以上の濃度を示した時点
で発信されるガス検知信号によって駆動される構成のも
のであってもよい。
【0038】また、ガス検知装置は、例えば酸素を被検
知ガスとし、検知した被検知ガス濃度が予め定められた
一定の濃度以下である場合に、撮像カメラが自動的に駆
動される構成のものであってもよい。
【0039】第2の実施の形態に係るガス検知装置にお
いては、撮影カメラが画像入力機能のみを有するもので
あってもよく、この場合には、撮像カメラによって撮影
された画像データを記録する画像データ記録装置を個別
に設けることによって撮影カメラによって撮影された画
像データを記録することができる。
【0040】また、ガス検知装置は、検知対象のガスを
検知するセンサと、撮像カメラとを有するものであれ
ば、その他の当該ガス検知装置を構成する構成部材は限
定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】本発明のガス検知装置によれば、検査対
象現場の雰囲気中における特定の検知対象ガスがセンサ
によって検知されたときには、必要に応じて、ガス検知
信号に基づいて撮像カメラが駆動されるため、当該撮像
カメラにより、検査対象現場の状況を視覚的に把握する
ことができる。従って、必要な状況になったときに、検
査対象現場の状況を視覚的に把握することができる。
【0042】本発明のガス検知システムによれば、ガス
検知装置として上記のガス検知装置を用いているため、
専用の装置を個別に設けることなく、当該ガス検知装置
に設けられている撮像カメラにより、必要な状況になっ
たときに、検査対象現場の状況を視覚的に把握すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス検知装置の構成の一例における正
面図である。
【図2】図1のガス検知装置の左方の側面を示す側面図
である。
【図3】図1のガス検知装置の右方の側面を示す側面図
である。
【図4】図1のガス検知装置の拡大上面図である。
【図5】図1のガス検知装置の各構成部材の関係を示す
説明用ブロック図である。
【図6】本発明のガス検知装置の構成の他の例を示す説
明用図である。
【符号の説明】
10 ガス検知装置本体 11 ケース体 12 電池ボックス部 15 蓋部材 16 操作パネル 16A 電源スイッチ 17 濃度表示手段 20 ノズル体 21 テーパーノズル 21A 基端部 22 ガス導入口 22A 縁部 23 フィルターユニット 31 ポンプ部 32 センサ部 33 ガス濃度検知部 34 警報発信手段 35 制御部 40 撮像カメラ 41 光入射部 50 ケース本体 51 正面 52 ガス導入用開口 53 光入射部 56 電源スイッチ 57 濃度表示手段
フロントページの続き Fターム(参考) 2G046 AA11 AA12 AA14 AA18 AA19 AA21 AA22 BD01 BD06 BF07 BG01 BG04 BH02 BH03 BH04 BJ08 BJ11 CA04 DC07 DC12 DC14 DD01 2G060 AA01 AB08 AB09 AB11 AB15 AB16 AB17 AB18 AE19 AF02 BC03 BD08 HC07 HC10 HC15 HC22 HD01 HD07 HE02 5C086 AA02 BA20 CB11 DA15 DA33 EA08 EA11 EA13 EA41 FA11 5C087 AA19 DD07 DD27 EE05 EE16 FF01 FF04 FF13 GG02 GG18 GG23 GG30 GG52 GG57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象現場の雰囲気中における特定の
    検知対象ガスを検知するセンサを備えてなり、当該セン
    サによって検知対象ガスが検知されたときに発信される
    ガス検知信号に基づいて駆動される、当該検査対象現場
    の状況を撮影する撮像カメラが設けられていることを特
    徴とするガス検知装置。
  2. 【請求項2】 撮像カメラが、撮影して得られた画像デ
    ータを記録する画像データ記録機構を有することを特徴
    とする請求項1に記載のガス検知装置。
  3. 【請求項3】 携帯型として構成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のガス検知装置。
  4. 【請求項4】 複数の定置型のガス検知装置が共通の制
    御装置に接続されてなるガス検知システムにおいて、 ガス検知装置の少なくとも1つが請求項1または請求項
    2に記載のガス検知装置であることを特徴とするガス検
    知システム。
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