JP2014047967A - 給湯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、表示部の表示に基づいて機能部品やセンサの動作状態を判断することができる給湯機を提供する。
【解決手段】給湯動作に用いられる機能部品と、給湯動作の状態を検出するセンサと、機能部品に対して所定の動作指令を行う指令部と、所定の動作指令の内容と、その動作指令に関係するセンサの検出値とを同時に表示する表示部とを備える。例えば、機能部品は、給水源から給湯端末への経路を開放する状態と、遮断する状態とを切り換える電磁弁10であり、センサは、給水源から給湯端末へ供給される給水の流量を検出する流量センサ11である。
【選択図】図1
【解決手段】給湯動作に用いられる機能部品と、給湯動作の状態を検出するセンサと、機能部品に対して所定の動作指令を行う指令部と、所定の動作指令の内容と、その動作指令に関係するセンサの検出値とを同時に表示する表示部とを備える。例えば、機能部品は、給水源から給湯端末への経路を開放する状態と、遮断する状態とを切り換える電磁弁10であり、センサは、給水源から給湯端末へ供給される給水の流量を検出する流量センサ11である。
【選択図】図1
Description
本発明は、給湯機に関する。
給湯機は、電磁弁、混合弁、ポンプ等の機能部品を有するものであり、これらを用いて給湯端末への給湯、浴槽への湯張り、浴槽水の追焚等の給湯動作が行われる。また、給湯機には、これらの給湯動作を行うために機能部品を制御すべく、給湯動作の状態を検出する温度センサや流量センサ等のセンサが設けられている。
給湯機は、この他にも給湯システムの制御部や、これとは別に設けられるリモコンの制御部を有する。給湯システムの制御部は給湯装置内に設けられ、リモコンの制御部は給湯装置の外部に設けられる。そして、ユーザは、リモコンから沸き上げ動作、風呂機能等の行いたい動作を選択し、設定する。リモコンで設定した内容は給湯システムの制御部に送られる。設定内容を受け取った給湯システムの制御部は、その設定と各種センサの検出結果とに基づいてヒートポンプユニット、ポンプ等の駆動を制御する。
また、リモコンにはタンク温度やポンプ等機能部品の現在の状態を表示する機能と、ポンプや混合弁等に指定した動作を行わせる機能を有する。それらの情報はリモコンの画面に表示される。
このような機能は、機能部品やセンサが故障してメンテナンスを行う場合に利用されるものである。このようなメンテナンスの具体例は、例えば特許文献1に提案されており、特許文献1の給湯機では、機能部品に対する動作指令の内容を表示することや、センサの検出値を表示することが可能となっている。
しかしながら、上記従来の給湯機は、機能部品に対する動作指令の内容や、センサの検出値を単独で表示部に表示するものであるため、これらの表示だけでは、例えば機能部品が動作指令どおりに動作しているかや、センサが給湯動作の状態を正確に検出しているかを判断することができなかった。従って、機能部品やセンサの動作状態を確認するためには、例えば、実際に機能部品が配置されている場所までメンテナンス者が移動し、動作を確認するといったように、手間がかかる作業となっていた。
そこで、本発明は、表示部の表示に基づいて機能部品やセンサの動作状態を判断することができる給湯機を提供することを目的とする。
本発明は、給湯動作に用いられる機能部品と、前記給湯動作の状態を検出するセンサと、前記機能部品に対して所定の動作指令を行う指令部と、前記所定の動作指令の内容と、その動作指令に関係するセンサの検出値とを同時に表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示部の表示に基づいて機能部品やセンサの動作状態を判断することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る給湯機は、図1に示すように、給水源から供給された清水を貯留するためのタンク5、タンク5に貯留された清水を加熱してお湯を生成するヒートポンプユニット4、及び、これらタンク5及びヒートポンプユニット4と給湯端末等とを接続し、清水またはお湯が流通可能な経路を備える。
また、給湯機は、機能部品として、給水源から給湯端末への経路を開放する状態と遮断する状態とを切り換える(又は、給水源からの給水を給湯端末に向けて供給する状態と供給しない状態とを切り換える)電磁弁10や、高温水と低温水とを混合する混合弁7、8や、浴槽水循環回路において追焚熱交換器へ向かう経路と追焚熱交換器をバイパスする経路への流量を調整する流量調整弁12や、浴槽水を浴槽水循環回路で循環させるポンプ6や、ヒートポンプ加熱回路において水をヒートポンプユニット4で加熱した後にタンク上部へ送る状態とヒートポンプユニット4から出た水を循環させる状態とを切り換える三方弁18(凍結防止三方弁などと呼ばれる)を備える。
なお、電磁弁10は、浴槽給湯端末への給湯経路に配置されて湯はりを行う際に用いられるため一般的に風呂電磁弁と呼ばれ、混合弁8は、浴槽給湯端末への給湯経路に配置されて湯はりを行う際に用いられるため一般的に風呂混合弁と呼ばれ、混合弁7は、蛇口やシャワー等の一般給湯端末への給湯を行う際に用いられるため一般的に給湯混合弁と呼ばれ、ポンプ6は、浴槽水を浴槽水循環回路で循環させる際に用いられるため一般的に風呂循環ポンプと呼ばれ、三方弁18は、凍結防止のためにヒートポンプユニット4から出た水を循環させる際に用いられるため一般的に凍結防止三方弁などと呼ばれる。
また、給湯機は、各種のセンサとして、タンク5内の水温を検出するタンク温度センサ19〜24、浴槽に張られたお湯の水位を検出する水位センサ16、前記高温水と低温水とが混合された後の混合水の温度とを検出する温度センサ14,17、給湯流量を検出する給湯流量センサ9,11等を備える。なお、本実施形態に係る給湯機はいわゆる貯湯式の給湯機であり、高温水の温度を検出する温度センサとしては、タンク最頂部の温度センサ19を用い、低温水の温度を検出する温度センサとしては、タンク最下部の温度センサ24を用いている。
また、給湯機は、図2に示す台所用リモコン2及び図3に示す風呂用リモコン3を有する。給湯システムの制御基板1は風呂用リモコン3、台所用リモコン2と通信可能に接続されており、風呂用リモコン3または台所用リモコン2から出力された設定と各種センサの検出結果とに基づいて、ヒートポンプユニット4、ポンプ6等の駆動を制御する。なお、風呂用リモコン3または台所用リモコン2は、機能部品に対して所定の動作指令を行う指令部、及び、所定の動作指令の内容やセンサの検出値を表示する表示部として機能する。
ヒートポンプユニット4は電気を間接的に用いて熱を生成する熱源であり、タンク5に貯留された清水は、ヒートポンプユニット4によって生成された熱と熱交換することによって加熱されてお湯となる。なお、熱源は、前記したヒートポンプユニット4に限定されず、電気を用いて熱を生成するヒータがタンク5内に配置される構成であっても良い。
ユーザが給湯機を操作する際には風呂用リモコン3または台所用リモコン2から使用する動作を選択し、決定する。
風呂用リモコン3、台所用リモコン2、及びヒートポンプユニット4からの動作指令は、給湯システムの制御基板1に送信され、給湯システムの制御基板1からそれぞれの制御部に送信される。
給湯システムの制御基板1を中心としてデータの送受信をおこなうことで、台所用リモコン2とヒートポンプユニット4、台所用リモコン2と風呂用リモコン3、風呂用リモコン3とヒートポンプユニット4を接続する必要がなくなり、効率が良い。
風呂用リモコン3と台所用リモコン2はどちらも、タンク温度センサ19〜24、給湯温度センサ17、温度センサ14の値や三方弁18の状態、ヒートポンプユニット4の動作等機能部品の動作状態を確認できる機能と、混合弁8、ポンプ6等機能部品を単品で動作させることができる機能を有している。
また、給湯機1は、メンテナンス用のモードとして、機能部品の動作状態を表示するモード(テストモード1)、機能部品に対して所定の動作指令を行い、機能部品を動作させるモード(テストモード2)と、機能部品に対して所定の動作指令を行い、且つ、動作指令の内容と、その動作指令に関係するセンサの検出値とを同時に表示するモード(テストモード3)とを有する。これらの機能は通常ユーザは使用しないため、特定のキー操作でメンテナンス用のモードに入り、図4に示すような画面を表示させて、選択、操作することができる。
テストモード3では、同画面に機能部品の動作を選択する項目と、その機能部品に関連する機能部品の状態、または温度センサや流量センサの値を表示する。
次に、給湯動作に用いられる機能部品が電磁弁10であり、給湯動作の状態を検出するセンサが流量センサ10である場合について説明する。
例えば浴槽給湯端末への給湯である湯はりを行ったが適切に注湯されなかった場合には、電磁弁10が正常に動作しているかをメンテナンスにおいて確認する。
まず、メンテナンス用のモードを起動しテストモード3を選択する。図5に示す電磁弁10のページには、電磁弁10のON・OFF状態、流量センサ11、給湯流量センサ9の値が表示されている。
このページで電磁弁10をONにして流量に0ではない値が表示されれば、電磁弁10が正常にONの動作を行ったことが分かる。次にOFFにして流量は0になれば、正常にOFFの動作が行われたことが分かる。
一方で、このページで電磁弁10をONにしても流量が0であったり、明らかに少ない流量である場合や、電磁弁10をOFFにしても流量が0にならない場合などには、電磁弁又は流量センサが故障していることが分かる。
次に、給湯動作に用いられる機能部品が混合弁7であり、給湯動作の状態を検出するセンサがタンク最頂部の温度センサ19、タンク最下部の温度センサ24、給湯温度センサ17、給湯流量センサ9である場合について説明する。
例えば一般給湯端末での給湯動作を行っても、給湯温度が設定温度と異なるなど、適切に給湯されなかった場合には、混合弁7が正常に動作しているかをメンテナンスにおいて確認する。図6に示す給湯混合弁7のページには、給湯混合弁7の開度(具体的には対応するパルス数)、タンク最頂部の温度センサ19、タンク最下部の温度センサ24、給湯温度センサ17、給湯流量センサ9の値が表示されている。
そして、タンク最頂部付近の温度とタンク最下部付近の温度から、給湯混合弁7の開度を操作し、給湯温度センサ17の値から高温水と低温水が正常に混合されているかを判断することができる。
給湯混合弁7を湯側全開にすればタンク最頂部の温度センサ19の値に近くなり、水側全開にすればタンク最下部の温度センサ24の値に近くなるはずである。水側から徐々に湯側に開度を上げていき、給湯温度センサ17の検知する温度が徐々に上がることで、給湯混合弁7の動作を確認することができる。
一方で、タンク最頂部付近の温度とタンク最下部付近の温度と給湯混合弁7の開度との関係から想定される温度が給湯温度センサ17の値と異なる場合には、給湯混合弁7、タンク最頂部の温度センサ19、タンク最下部の温度センサ24、給湯温度センサ17の少なくとも一つが故障していることが分かる。
このように、本実施形態によれば、表示部の表示に基づいて機能部品やセンサの動作状態を判断することができる。
この点、従来であれば、メンテナンス用のモードを起動し、部品を動作させるテストモード2から電磁弁10をONさせて実際に浴槽まで行き、注湯されているか、または貯湯ユニット25内に取り付けられた電磁弁10が開くかどうかを実際に確認する必要があった。
また、この他にも、例えば、風呂用リモコン3でテストモード2を起動して電磁弁10をONさせた上で、台所用リモコン2で部品状態の表示のみを行うテストモード1を起動して、電磁弁10をONにした場合に流量が検出されるかどうかで確認するといったように、台所用リモコン2と風呂用リモコン3とを用いる方法もあったが、台所用リモコン2と風呂用リモコン3はそれぞれ別々の場所に設置されるため、確認作業が困難であった。
一方、本実施形態によれば、同画面に機能部品の動作を選択する項目と、その機能部品に関連する機能部品の状態、又は温度センサや流量センサの値を表示するテストモード3によって機能部品の動作確認を一つのリモコンで行うことができる。
なお、上記実施形態においては、テストモード1や2とは別にテストモード3が設けられるものを例に説明したが、同画面に機能部品の動作を選択する項目と、その機能部品に関連する機能部品の状態、または温度センサや流量センサの値を表示する方法としては、図7に示すように、テストモード1から動作させられる機能部品を選択してテストモード3に相当するモードを起動する方法や、図8に示すように、テストモード2から起動させる部品を選択してテストモード3に相当するモードを起動する方法であってもよい。
1…制御基板、2…台所用リモコン、3…風呂用リモコン、4…ヒートポンプユニット、5…タンク、6…ポンプ、7,8…混合弁、9,11…流量センサ、10…電磁弁、14,17,19〜24…温度センサ、16…水位センサ、18…三方弁
Claims (3)
- 給湯動作に用いられる機能部品と、
前記給湯動作の状態を検出するセンサと、
前記機能部品に対して所定の動作指令を行う指令部と、
前記所定の動作指令の内容と、その動作指令に関係するセンサの検出値とを同時に表示する表示部とを備えることを特徴とする給湯機。 - 前記機能部品は、給水源から給湯端末への経路を開放する状態と、遮断する状態とを切り換える電磁弁であり、
前記センサは、給水源から給湯端末へ供給される給水の流量を検出する流量センサであることを特徴とする請求項1に記載の給湯機。 - 前記機能部品は、高温水と低温水とを混合する混合弁であり、
前記センサは、前記高温水の温度と、前記低温水の温度と、前記高温水と低温水とが混合された後の混合水の温度とを検出する温度センサであることを特徴とする請求項1に記載の給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012190808A JP2014047967A (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | 給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2014047967A true JP2014047967A (ja) | 2014-03-17 |
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Family Applications (1)
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JP2012190808A Pending JP2014047967A (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | 給湯機 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105042838A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-11-11 | 朱锦龙 | 电磁炉热水器 |
JP2019066102A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 給湯機 |
JP2019113212A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 三菱電機株式会社 | 給湯装置 |
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2012
- 2012-08-31 JP JP2012190808A patent/JP2014047967A/ja active Pending
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