JP2007032904A - コジェネレーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 コジェネレーションシステムにおいて、補助熱源も含めたシステム全体のエネルギー効率を低下させることなく、貯湯タンクの湯水切れをできるだけ防止して安定して給湯する。
【解決手段】 コジェネレーションシステムは、貯湯タンク内の湯水が補助熱源を通過して再び貯湯タンクに戻る構成となっている。制御装置は、発電装置を運転していない状態で、かつ、貯湯タンクの残湯量が所定量以下である場合には、貯湯タンク内の湯水を補助熱源を通過させて連続的に加熱する(ステップ102〜106)。
【選択図】 図3
【解決手段】 コジェネレーションシステムは、貯湯タンク内の湯水が補助熱源を通過して再び貯湯タンクに戻る構成となっている。制御装置は、発電装置を運転していない状態で、かつ、貯湯タンクの残湯量が所定量以下である場合には、貯湯タンク内の湯水を補助熱源を通過させて連続的に加熱する(ステップ102〜106)。
【選択図】 図3
Description
本発明は、コジェネレーションシステムに関する。
このコジェネレーションシステムの一形式としては、特許文献1「コージェネレーションシステムの制御装置」に示されているように、発電装置(排熱装置(ガスエンジン発電機))8と、この発電装置8の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンク101と、この貯湯タンク101に貯留している湯水を利用する複数の湯水利用機器と、貯湯タンク101と湯水利用機器との間に設けられて貯湯タンクの湯水を加熱して湯水利用機器に供給する補助熱源401とを備えたものが知られている。湯水利用機器としては、例えば洗面所や台所の給湯口117、浴槽9の湯張り弁114、床暖房系統3の床33,34、高温暖房機36、および風呂加熱系統5の風呂追焚き用熱交換器501がある。
このコージェネレーションにおいては、給湯時において、貯湯タンク101内の湯は、補助熱源401を経由して給湯口117から供給される。補助熱源401は、貯湯サーミスタ103の計測温度が低く、内蔵の水流センサが水流を検知したときに、通水を加熱する。したがって、貯湯タンク101の貯湯の温度が低い場合には補助熱源401で加熱された湯が給湯口117から供給されることになり、低温湯が供給されることを防止するようになっている。また、このコージェネレーションの中央処理装置71は、排熱の能力過不足を判定し、能力が不足しているときには排熱を暖房のみに使用するようにし、能力過多であるときには排熱を暖房と貯湯タンクの加熱とに使用するようにすることができるので、排熱装置の排熱を優先的に暖房に使用して効率的な排熱利用を実現するようになっている。
また、他の形式としては、特許文献2「給湯装置」に示されているように、発電装置(発電部)2と、この発電装置2の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンク(貯留タンク)31と、この貯湯タンク31に貯留している湯水を利用する複数の湯水利用機器と、貯湯タンク31と湯水利用機器との間に設けられて貯湯タンクの湯水を加熱して湯水利用機器に供給する補助熱源(熱源(温水装置))6とを備えたものが知られている。湯水利用機器としては、例えば洗面所や台所の給湯栓7、暖房装置8および浴槽(浴槽循環回路36)がある。
このコージェネレーションにおいても、貯留タンク31の貯湯の温度が低い場合には温水装置6で加熱された湯が給湯栓7から供給されることになり(給湯運転モード)、低温湯が供給されることを防止するようになっている。また、暖房装置の加熱と給湯との同時使用できるようになっている。このモードにおいては、温水装置6によって加熱され、温水装置6から吐出された高温湯を、給湯回路33側と加熱循環回路32側に適切に配分し、給湯に供される熱エネルギーと、暖房に供される熱エネルギーのバランスを確保している。
特開2004−257713号公報
特開2004−263915号公報
上述した特許文献1および特許文献2に記載のコジェネレーションシステムにおいては、浴槽へのお湯はり、シャワー、キッチン、洗面所への給湯のために貯湯タンク内の湯水を使用している。この使用中に貯湯タンク内の湯水がなくなった場合には、貯湯タンク内の低温の湯水を補助熱源で加熱して供給するようになっている。このとき、補助熱源の運転開始の際には一瞬であるが低温の湯水が給湯されるおそれがあった。また、補助熱源が頻繁かつ断続的に運転される場合には、同じ運転時間で連続的に運転する場合と比較して補助熱源も含めたシステム全体のエネルギー効率が悪化するという問題があった。
本発明は、上述した各問題を解消するためになされたもので、コジェネレーションシステムにおいて、補助熱源も含めたシステム全体のエネルギー効率を低下させることなく、貯湯タンクの湯水切れをできるだけ防止して安定して給湯することができることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、発電装置と、この発電装置の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンクに貯留している湯水を利用する複数の湯水利用機器と、貯湯タンクと湯水利用機器との間に設けられて貯湯タンクの湯水を加熱して湯水利用機器に供給する補助熱源とを備えたコジェネレーションシステムにおいて、貯湯タンク内の湯水が補助熱源を通過して再び貯湯タンクに戻る構成とし、発電装置を運転していない状態で、かつ、貯湯タンクの残湯量が所定量以下である場合には、貯湯タンク内の湯水を補助熱源を通過させて連続的に加熱することである。
また請求項2に係る発明の構成上の特徴は、発電装置と、この発電装置の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンクに貯留している湯水を利用する湯水利用機器と、貯湯タンクと湯水利用機器との間に設けられて貯湯タンクの湯水を加熱して湯水利用機器に供給する補助熱源とを備えたコジェネレーションシステムにおいて、貯湯タンク内の湯水が補助熱源を通過して再び貯湯タンクに戻る構成とし、発電装置を運転していない状態である場合、湯水の需要と貯湯タンクの残湯量とを比較してその結果に応じて貯湯タンク内の湯水を補助熱源を通過させて連続的に加熱することである。
また請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項2において、湯水の需要は湯水利用機器での湯水の使用履歴および現在の使用状況に基づいて設定されることである。
また請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、複数の湯水利用機器の優先順位は湯水を給湯として利用する第1種利用機器の順位が湯水を熱源として利用する第2種利用機器の順位より高くなるように設定され、貯湯タンク内の湯水を優先順位の高い湯水利用機器へ優先的に供給するようにすることである。
また請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、第2種利用機器の代替装置を設置し、この第2種利用機器への湯水の供給が停止されている間は、代替装置による代替え運転を自動的に実施することである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、発電装置を運転していない状態で、かつ、貯湯タンクの残湯量が所定量以下である場合には、貯湯タンク内の湯水を補助熱源を通過させて連続的に加熱するので、補助熱源も含めたシステム全体のエネルギー効率を低下させることなく、貯湯タンクの湯水切れをできるだけ防止して安定して給湯することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、発電装置を運転していない状態である場合、湯水の需要と貯湯タンクの残湯量とを比較してその結果に応じて貯湯タンク内の湯水を補助熱源を通過させて連続的に加熱するので、補助熱源も含めたシステム全体のエネルギー効率を低下させることなく、貯湯タンクの湯水切れをできるだけ防止してより確実、的確かつ安定的に給湯することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項2に係る発明において、湯水の需要は湯水利用機器での湯水の使用履歴および現在の使用状況に基づいて設定されるので、より的確にシステムを稼動してシステムの省エネ性を向上させることができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、請求項1乃至請求項3の何れか一項に係る発明において、複数の湯水利用機器の優先順位は湯水を給湯として利用する第1種利用機器の順位が湯水を熱源として利用する第2種利用機器の順位より高くなるように設定され、貯湯タンク内の湯水を優先順位の高い湯水利用機器へ優先的に供給するようになっている。これにより、貯湯タンク内の湯水は優先的に給湯に使用されるため、例えばシャワー中に湯切れとなり低温の湯水が供給されるのをできるだけ防止することができる。一方、第2種利用機器例えば床暖房への湯水の供給が規制されても、その第2種利用機器の暖房能力は徐々に低下することを考慮すると、第2種利用機器は、暫くの間暖房能力を維持することができる。したがって、コジェネレーションシステムは、暖房能力を維持しつつ給湯能力を最大限発揮させることができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項4に係る発明において、第2種利用機器の代替装置を設置し、この第2種利用機器への湯水の供給が停止されている間は、代替装置による代替え運転を自動的に実施するため、第2種利用機器例えば床暖房への湯水の供給が規制されて、その第2種利用機器の暖房能力が低下した場合、代替装置による暖房が自動的に実施されるので、暖房能力を高く維持することできる。
以下、本発明によるコジェネレーションシステムの一実施形態について説明する。図1はこのコジェネレーションシステムの概要を示す概要図である。このコジェネレーションシステムは、発電装置11と、発電装置11の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンク12と、貯湯タンク12に貯留している湯水を利用する複数の湯水利用機器20と、貯湯タンク12と湯水利用機器20との間に設けられて貯湯タンク12の湯水を加熱して湯水利用機器20に供給する補助熱源13とを備えている。
発電装置11は、電力を発生しその電力を電気機器などの負荷装置に供給するものであり、例えば、燃料電池発電装置、ディーゼルエンジン、ガスエンジン、ガソリンエンジン、ガスタービン、マイクロガスタービンなどのエンジンを駆動源とするエンジン発電装置が挙げられる。発電装置11には、発電装置11の排熱を回収して発電装置11を冷却する熱媒体が循環する冷却回路31が接続されている。冷却回路31上には、第1熱交換器41、第2熱交換器42および第1ポンプP1が配設されている。第1ポンプP1は、制御装置50の指令に従って駆動制御されて熱媒体を循環させるものである。これにより、発電装置11が発電中に第1ポンプP1が駆動されると、発電装置11の排熱を回収した熱媒体が第1熱交換器41および第2熱交換器42を通って冷却されて再び発電装置11に戻るようになっている。なお、発電装置11は、エンジン発電装置だけでなく、燃料電池発電装置などがある。
発電装置11の排熱とは、例えば、燃料電池発電装置の場合、燃料電池スタックの排熱や改質装置の排熱などをいい、エンジン発電装置の場合、エンジンの排熱などが挙げられる。しかし、それに限定せず発電機それ自体の熱など回収可能な排熱なら何でも利用できる。
貯湯タンク12は、1つの柱状容器を備えており、その内部に湯水が層状に、すなわち上部の湯水が最も高温であり下部にいくにしたがって低温となり下部の湯水が最も低温であるように貯留されるようになっている。貯湯タンク12に貯留されている高温の湯水が貯湯タンク12の柱状容器の上部から導出され、その導出された分を補給するように貯湯タンク12の柱状容器の下部から給水口12aを介して水道水などの水(低温の水)が導入されるようになっている。
また、貯湯タンク12の内部には残湯量検出センサである温度センサ群T1が設けられている。温度センサ群T1は複数(本実施の形態においては5個)の温度センサT1−1,T1−2,T1−3,・・・,T1−5から構成されており、上下方向(鉛直方向)に沿って等間隔(貯湯タンク12内の上下方向高さの四分の一の距離)にて配設されている。温度センサT1−1は貯湯タンク12の内部上面位置に配置されている。各温度センサT1−1,T1−2,T1−3,・・・,T1−5はその位置の貯湯タンク12内の液体(温水または水)の温度をそれぞれ検出するものである。この温度センサ群による各位置での湯温の検出結果に基づいて貯湯タンク12内の残湯量が検出されるようになっている。残湯量は、貯湯タンク12内に残っている所定温度(例えば60℃)以上である湯水の残量を表している。したがって、例えば、各温度センサT1−1〜T1−3が60℃以上を検出し、各温度センサT1−4、T1−5が60℃未満を検出している場合には、残湯量検出センサT1は貯湯タンク12の天井内壁面から温度センサT1−3までの水量(湯量)を残湯量として検出する。このときの残湯量は貯湯タンク12の容量の1/2である。また、各温度センサT1−1〜T1−4が60℃以上を検出し、各温度センサT1−5が60℃未満を検出している場合には、残湯量検出センサT1は貯湯タンク12の容量の3/4を残湯量として検出する。
なお、60℃以上を検出した温度センサと60℃未満を検出した温度センサとの間の残湯量は、これら両温度センサを含む上下複数の温度センサによって算出される温度勾配とセンサ間距離に基づいて算出することができるので、この算出したセンサ間の残湯量を合算することにより、貯湯タンク12内の残湯量をより正確に算出することができる。
このような貯湯タンク12には、貯湯タンク12内の湯水を加熱するための湯水循環回路32が接続されている。湯水循環回路32上には、第1熱交換器41、第2ポンプP1および第1バルブV1が配設されている。第1熱交換器41は、冷却回路31を循環する熱媒体と湯水循環回路32を循環する湯水との間で熱交換が行われるものである。第2ポンプP2は、制御装置50の指令に従って駆動制御されて湯水を循環させるものである。第1バルブV1は、制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。
さらに、湯水循環回路32には、補助熱源13を経由する補助熱源回路33が接続されている。補助熱源回路33上には、第2バルブV2および補助熱源13が配設されている。第1バルブV1は、制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。補助熱源13は、例えばガスバーナであり、制御装置50の指令に従って運転制御されるものである。この補助熱源13は同じ時間運転するのであれば、間欠運転より連続運転のほうが効率がよい形式のものである。
したがって、発電中の発電装置11の排熱により湯水を加熱する場合には、第1および第2バルブV1,V2をそれぞれ開、閉状態とし、第1および第2ポンプP1,P2を駆動する。これにより、第1熱交換器41において熱媒体と湯水との間で熱交換が行われて回収した発電装置11の排熱が湯水に回収されて、湯水が加熱される。残湯量検出センサである温度センサ群T1によって貯湯タンク12が温度的に満タンであることを検出すると、前述した湯水の加熱を停止する。
また、発電停止中などの場合に補助熱源13により湯水を加熱する場合には、第1および第2バルブV1,V2をそれぞれ閉、開状態とし、補助熱源13の運転を開始し、第2ポンプP2を駆動する。これにより、貯湯タンク12の湯水が補助熱源13を通過する際に加熱され、その後貯湯タンク12に戻される。
貯湯タンク12には、給湯管34が接続されている。給湯管34には、上流から順番に補助熱源13、混合弁V3および温度センサT2が配設されている。補助熱源13は、給湯管34を通過する貯湯タンク12からの湯水を加熱して給湯するようになっている。混合弁V3は、貯湯タンク12からの湯水と給水口12aからの水道水を混合して湯水をぬるくして給湯するようになっている。温度センサT2は混合弁V3を通過した後の湯水の温度を検出するものであり、その検出信号は制御装置50に送信されるようになっている。すなわち、温度センサT2で検出した湯水の温度が後述する設定された給湯温度となるように、補助熱源13で加熱したり、水道水を混合したりしている。
給湯管34には、貯湯タンク12に貯留している湯水を給湯として利用する複数の第1種利用機器20aが接続されている。この第1種利用機器20aとしては、浴槽(浴槽の給湯口)21、シャワ22、キッチン(キッチンの蛇口)23、洗面所(洗面所の蛇口)24などがある。浴槽21は、浴槽21内の湯量(水量)を検出するための湯量センサ21a、および浴槽21への給湯・停止をするための第4バルブV4を備えている。湯量センサ21aの検出信号は制御装置50に送信されるようになっており、第4バルブV4は制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。
シャワ22は、シャワ22に供給されている湯量(水量)を検出するための流量センサ22a、およびシャワ22への給湯・停止をするための第5バルブV5を備えている。流量センサ22aの検出信号は制御装置50に送信されるようになっている。第5バルブV5は制御装置50の指令に従って開閉制御されるものであり、シャワ22の蛇口が開いていても第5バルブV5が閉じれば給湯は停止する。
キッチン(キッチンの蛇口)23は、キッチン23に供給されている湯量(水量)を検出するための流量センサ23a、およびキッチン23への給湯・停止をするための第6バルブV6を備えている。流量センサ23aの検出信号は制御装置50に送信されるようになっている。第6バルブV6は制御装置50の指令に従って開閉制御されるものであり、キッチン23の蛇口が開いていても第6バルブV6が閉じれば給湯は停止する。
洗面所(洗面所の蛇口)24は、洗面所24に供給されている湯量(水量)を検出するための流量センサ24a、および洗面所24への給湯・停止をするための第7バルブV7を備えている。流量センサ24aの検出信号は制御装置50に送信されるようになっている。第7バルブV7は制御装置50の指令に従って開閉制御されるものであり、洗面所24の蛇口が開いていても第7バルブV7が閉じれば給湯は停止する。
さらに、貯湯タンク12には、浴槽21のお湯を追い焚きするために貯湯タンク12の湯水が循環する追焚用循環回路35が接続されている。追焚用循環回路35上には、補助熱源13、混合弁V3、温度センサT2、第8バルブV8、第3熱交換器43および第3ポンプP3が配設されている。第8バルブV8は、制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。第3熱交換器43は、追焚用循環回路35を循環する湯水と浴槽湯水循環回路36を循環する浴槽21の湯水との間で熱交換が行われるものである。第3ポンプP3は、制御装置50の指令に従って駆動制御されて湯水を循環させるものである。なお、給湯管34の一部が追焚用循環回路35として共用されている。
また、浴槽21と第3熱交換器43との間には、浴槽21内の湯水が循環する浴槽湯水循環回路36が設けられている。浴槽湯水循環回路36上には、温度センサT3および第4ポンプP4が配設されている。温度センサT3は浴槽21の出口温度を検出しその検出信号を制御装置50に送信している。第4ポンプP4は、制御装置50の指令に従って駆動制御されて浴槽21の湯水を循環させるものである。
これにより、浴槽21のお湯を追い焚きする場合には、第8バルブV8を開状態とし、第3および第4ポンプP3,P4を駆動する。これにより、第3熱交換器43において貯湯タンク12の湯水と浴槽12の湯水との間で熱交換が行われて、浴槽12の湯水が加熱される。浴槽12の湯水が設定された温度に達すると、前述した浴槽21のお湯の追い焚きを停止する。
さらに、貯湯タンク12には、貯湯タンク12の湯水を熱源として利用する第2種利用機器20b、例えば浴室暖房25、床暖房26を加熱するために貯湯タンク12の湯水が循環する暖房用湯水循環回路37が接続されている。暖房用湯水循環回路37上には、補助熱源13、混合弁V3、温度センサT2、第9バルブV9、第4熱交換器44および第3ポンプP3が配設されている。第9バルブV9は、制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。第4熱交換器44は、暖房用湯水循環回路37を循環する湯水と暖房用熱媒体循環回路38を循環する熱媒体との間で熱交換が行われるものである。なお、給湯管34の一部が暖房用湯水循環回路37として共用されている。また、上述した浴槽湯水循環回路36からなる追い炊き機構も第2種利用機器20bに含まれる。
貯湯タンク12に貯留している湯水を利用する湯水利用機器20は上述した第1種利用機器20aおよび第2種利用機器20bから構成されている。
貯湯タンク12に貯留している湯水を利用する湯水利用機器20は上述した第1種利用機器20aおよび第2種利用機器20bから構成されている。
また、浴室暖房25、床暖房26と第4熱交換器44との間には、熱媒体が循環する暖房用熱媒体循環回路38が設けられている。暖房用熱媒体循環回路38上には、温度センサT4、第5ポンプP5および第2熱交換器42が配設されている。温度センサT4は浴室暖房25、床暖房26の出口温度を検出しその検出信号を制御装置50に送信している。第5ポンプP5は、制御装置50の指令に従って駆動制御されて熱媒体を循環させるものである。暖房用熱媒体循環回路38上には、浴室暖房25、床暖房26が並設されている。
また、浴室暖房25は、浴室暖房25への熱媒体の供給・停止をするための第10バルブV10を備えている。第10バルブV10は制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。床暖房26は、床暖房26への熱媒体の供給・停止をするための第11バルブV11を備えている。第11バルブV11は制御装置50の指令に従って開閉制御されるものである。
これにより、浴室暖房25を運転する場合には、第9および第10バルブV9,V10を開状態とし、第3および第5ポンプP3,P5を駆動する。これにより、第4熱交換器44において貯湯タンク12の湯水と浴室暖房25の熱媒体との間で熱交換が行われて、浴室暖房25の熱媒体が加熱され浴室が暖房される。浴室暖房25の熱媒体が設定された温度に達すると、前述した浴室暖房25の熱媒体の加熱を停止する。また、床暖房26を運転する場合には、第9および第11バルブV9,V11を開状態とし、第3および第5ポンプP3,P5を駆動する。これにより、浴室暖房25の運転と同様に床暖房26が運転される。なお、発電装置11が発電中には、第1ポンプP1を駆動して発電装置11の排熱を第2熱交換器42にて浴室暖房25の熱媒体に回収して、浴室暖房25の熱媒体を加熱し浴室を暖房するようにしてもよい。
上述した発電装置11、貯湯タンク12の温度センサ群T1、補助熱源13、浴室21の湯量センサ21a、各流量センサ22a,23a,24a、各温度センサT2〜T4、各ポンプP1〜P4、各バルブV1,V2,V4〜V11、および混合弁V3は、図2に示すように、制御装置50に接続されている。また、制御装置50は、浴室暖房スイッチ25a、床暖房スイッチ26a、自動お湯はりスイッチ21b、給湯温度設定スイッチ51および優先順位設定スイッチ52が接続されている。浴室暖房スイッチ25aは、浴室暖房運転のオン・オフスイッチであり、床暖房スイッチ26aは床暖房運転のオン・オフスイッチであり、自動お湯はりスイッチ21bは浴槽21の自動お湯はり運転のオン・オフスイッチである。給湯温度設定スイッチ51は給湯温度を設定するスイッチであり、優先順位設定スイッチ52は上述した各湯水利用機器21〜26の貯湯タンク12の湯水使用の優先順位をユーザが設定するスイッチである。いずれのスイッチもその状態が制御装置50に送信されている。
制御装置50はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続された入出力インターフェース、CPU、RAMおよびROM(いずれも図示省略)を備えている。CPUは、上述したコジェネレーションシステムの運転を制御している。RAMはシステムの運転を制御する制御プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶するものであり、ROMは前記制御プログラムを記憶するものである。
次に、上述したコジェネレーションシステムの基本的な作動について説明する。まず、排熱回収動作においては、制御装置50は、第1および第2バルブV1,V2をそれぞれ開、閉状態とし、第1および第2ポンプP1,P2を駆動する。したがって、熱媒体が冷却回路31を循環し、湯水が湯水循環回路32を循環する。これにより、第1熱交換器41において熱媒体と湯水との間で熱交換が行われて回収した発電装置11の発電に伴う排熱が湯水に回収されて、湯水が加熱される。残湯量検出センサである温度センサ群T1によって貯湯タンク12が温度的に満タンであることを検出すると、前述した湯水の加熱を停止する。
自動お湯はり動作においては、制御装置50は、自動お湯はりスイッチ21bがオンされると、第4バルブV4を開状態とし、貯湯タンク21の湯水を浴槽21へ供給する。浴槽21の湯量が予め設定された湯量となったことを湯量センサ21aによって検出すれば、第4バルブV4を閉状態とし、貯湯タンク21の湯水の浴槽21への供給を停止する。なお、温度センサT2によって検出される温度が混合弁V3によって制御されて、浴槽21へ供給される湯水の温度が予め設定された温度となるようなっている。
追い焚き動作においては、制御装置50は、第8バルブV8を開状態とし、第3および第4ポンプP3,P4を駆動する。したがって、貯湯タンク12の湯水が追焚用循環回路35を循環し、浴槽21内の湯水が浴槽湯水循環回路36を循環する。これにより、第3熱交換器43において貯湯タンク12の湯水と浴槽12の湯水との間で熱交換が行われて、浴槽12の湯水が加熱される。浴槽12の湯水が設定された温度に達すると、第8バルブV8を閉状態とし、第3および第4ポンプP3,P4の駆動を停止する。
給湯動作においては、シャワ22、キッチン23または洗面所24の各蛇口が開かれると、貯湯タンク12から湯水が供給される。このとき、温度センサT2によって検出される温度が混合弁V3によって制御されて、供給される湯水の温度が給湯温度設定スイッチ51で設定された温度となるようになっている。また、供給された分が給水口12aを介して貯湯タンク12に供給されるようになっている。したがって、制御装置50は、特にポンプやバルブを制御していないが、各流量センサ22a,23a,24aからシャワ22、キッチン23、洗面所24で使用した湯水の量(給湯使用量)を入力して使用履歴を作成し記憶している。使用履歴には浴槽21での使用量も含んでいる。
浴室暖房動作においては、制御装置50は、浴室暖房スイッチ25aがオンされると、第9および第10バルブV9,V10を開状態とし、第3および第5ポンプP3,P5を駆動する。したがって、貯湯タンク12の湯水が暖房用湯水循環回路37を循環し、熱媒体が暖房用熱媒体循環回路38を循環する。これにより、第4熱交換器44において貯湯タンク12の湯水と浴室暖房25の熱媒体との間で熱交換が行われて、浴室暖房25の熱媒体が加熱され浴室が暖房される。浴室暖房25の熱媒体が設定された温度に達すると、第9および第10バルブV9,V10を閉状態とし、第3および第5ポンプP3,P5の駆動を停止する。なお、発電装置11が発電中には、第1ポンプP1を駆動して発電装置11の排熱を第2熱交換器42にて浴室暖房25の熱媒体に回収して、浴室暖房25の熱媒体を加熱し浴室を暖房するようにしてもよい。
床暖房動作においては、床暖房スイッチ26aがオンされると、第9および第11バルブV9,V11を開状態とし、第3および第5ポンプP3,P5を駆動する。したがって、貯湯タンク12の湯水が暖房用湯水循環回路37を循環し、熱媒体が暖房用熱媒体循環回路38を循環する。これにより、第4熱交換器44において貯湯タンク12の湯水と床暖房26の熱媒体との間で熱交換が行われて、床暖房26の熱媒体が加熱され浴室が暖房される。床暖房26の熱媒体が設定された温度に達すると、第9および第11バルブV9,V11を閉状態とし、第3および第5ポンプP3,P5の駆動を停止する。
さらに、上述したコジェネレーションシステムの補助熱源による貯湯タンク12の湯水の加熱動作について図3のフローチャートに沿って説明する。制御装置50は、図示しないメインスイッチが投入されると、ステップ100にてプログラムを起動する。制御装置50は、発電装置11を運転していない状態で、かつ、貯湯タンク12の残湯量が所定量以下である場合には、貯湯タンク12内の湯水を補助熱源13を通過させて連続的に加熱している(ステップ106)。具体的には、制御装置50は、ステップ102において、発電装置11と互いに通信しており、発電装置11が発電中であるか否かすなわち発電装置11を運転しているか否かを判定している。発電装置11を運転している(発電中)場合、発電に伴う排熱によって貯湯タンク12の湯水を加熱することができ、補助熱源13によって加熱する必要はないので、ステップ102にて「YES」と判定しプログラムをステップ108に進めて補助熱源13の運転を停止する。
発電装置11を運転していない(発電中でない)場合であっても、貯湯タンク12に湯水が十分残っている場合には、例えばシャワ22への給湯中に湯切れが発生しないので、湯水を生成する必要はない。このような場合に対応するため、制御装置50は、ステップにおいて貯湯タンク12の残湯量が所定量以下であるか否かを判定している。所定量は、例えばシャワ22への給湯中に湯切れが発生しない十分な量、すなわちシャワ22の使用量より大きい値に設定されている。したがって、制御装置50は、貯湯タンク12の残湯量が所定量より多い場合には、ステップ104にて「NO」と判定しプログラムをステップ108に進めて補助熱源13の運転を停止する。
そして、発電装置11を運転していない(発電中でない)場合であって、貯湯タンク12の残湯量が所定量以下である場合には、制御装置50は、ステップ102,104にて「NO」、「YES」と判定して、ステップ106において貯湯タンク12の湯水を補助熱源13によって加熱して、貯湯タンク12の残湯量を増加させる。具体的には、制御装置50は、ステップ106において、第1および第2バルブV1,V2をそれぞれ閉、開状態とし、補助熱源13の運転を開始し、第2ポンプP2を駆動する。これにより、貯湯タンク12内底部の湯水が補助熱源13を通過する際に加熱され、その後貯湯タンク12内の上部に戻される。
なお、前述したステップ104、106の処理において、貯湯タンク12の湯水の需要と貯湯タンク12の残湯量とを比較してその結果に応じて貯湯タンク12内の湯水を補助熱源13を通過させて連続的に加熱するようにしてもよい。この場合、ステップ104の処理において、貯湯タンク12の湯水の需要と貯湯タンク12の残湯量とを比較し、貯湯タンク12の湯水の需要が貯湯タンク12の残湯量以下である場合には、ステップ104にて「NO」と判定し、補助熱源13の運転を停止する(ステップ108)。一方、貯湯タンク12の湯水の需要が貯湯タンク12の残湯量より大きい場合には、ステップ104にて「YES」と判定し、補助熱源13による加熱を開始する(ステップ106)。
この場合、貯湯タンク12の湯水の需要は、湯水利用機器20での湯水の使用履歴および現在の使用状況に基づいて設定されるのが望ましい。これによれば、より的確にシステムを稼動してシステムの省エネ性を向上させることができる。
さらに、上述したコジェネレーションシステムの貯湯タンク12の湯水の優先使用動作について図4のフローチャートに沿って説明する。制御装置50は、図示しないメインスイッチが投入されると、ステップ200にてプログラムを起動する。制御装置50は、複数の湯水利用機器21〜26のなかから予め決定された貯湯タンク12の湯水の使用の優先順位を読み込む(ステップ202)。この優先順位は、貯湯タンク12の湯水を給湯として利用する第1種利用機器20a例えば浴槽21、シャワ22、キッチン23、洗面所24の順位が貯湯タンク12の湯水を熱源として利用する第2種利用機器20b例えば浴室暖房25、床暖房26より高くなるように設定されている。また、第1種利用機器20aのなかでの優先順位をさらに詳細にユーザが優先順位設定スイッチ52により設定するようにしてもよい。例えば、シャワ22を最優先にしてシャワ使用中の湯切れをなくすようにしてもよいし、キッチン23を最優先にして食器洗い中の湯切れをなくすようにしてもよい。
湯水利用機器20の優先順位は装置内に予め設定しておいても、ユーザが設定できるようにしておいても良い。特に第1種利用機器20a内の優先順位や第2種利用機器20b内の優先順位はユーザが設定できるようにしておく方が望ましい。
制御装置50は、ステップ204において、浴室暖房スイッチ25aおよび床暖房スイッチ26aの各状態、ならびに、湯量センサ21aおよび各流量センサ22a〜24aからの検出信号に基づいて各湯水利用機器20の使用状況を検出する。例えば、湯量センサ21aが浴槽21の湯量の増加を検出すれば浴槽21に給湯されていることを検出し、流量センサ22aが流量を検出すればシャワ22に給湯されていることを検出し、浴室暖房スイッチ25aがオンであれば浴室暖房25の運転中を検出する。
例えば、浴室暖房25とシャワ22の使用が重なった場合、制御装置50は、先に読み込んだ優先順位に基づいて貯湯タンク12内の湯水を優先順位の高い湯水利用機器すなわちシャワ22へ優先的に供給する(ステップ206)。具体的には、制御装置50は、上述した浴室暖房25の運転を停止して、貯湯タンク12の湯水のシャワ22への供給を継続する。
そして、制御装置50は、浴室暖房25への湯水の供給が停止されている間は、浴室暖房25の代替装置53による代替え運転を自動的に実施する(ステップ210)。具体的には、ステップ208にて、浴室暖房25の停止を判定すると、ステップ210にて浴室暖房25の代替装置53による代替え運転を自動的に実施する。代替装置53としては、エアコン、ファンヒータなどの電気式暖房機器や、ガスファンヒータ、ガス温水式暖房機、ガスエンジン空調装置などのガス式暖房機器などが挙げられる。
上述の説明から明らかなように、この実施形態においては、発電装置11を運転していない状態で、かつ、貯湯タンク12の残湯量が所定量以下である場合には、貯湯タンク12内の湯水を補助熱源13を通過させて連続的に加熱する(ステップ102〜106)ので、補助熱源13も含めたシステム全体のエネルギー効率を低下させることなく、貯湯タンク12の湯水切れをできるだけ防止して安定して給湯することができる。
また、発電装置11を運転していない状態である場合、湯水の需要と貯湯タンク12の残湯量とを比較してその結果に応じて貯湯タンク12内の湯水を補助熱源13を通過させて連続的に加熱するので、補助熱源13も含めたシステム全体のエネルギー効率を低下させることなく、貯湯タンク12の湯水切れをできるだけ防止してより確実、的確かつ安定的に給湯することができる。
また、複数の湯水利用機器の優先順位は湯水を給湯として利用する第1種利用機器20aの順位が湯水を熱源として利用する第2種利用機器20bより高くなるように設定され、貯湯タンク12内の湯水を優先順位の高い湯水利用機器へ優先的に供給するようになっている(ステップ206)。これにより、貯湯タンク12内の湯水は優先的に給湯に使用されるため、例えばシャワー中に湯切れとなり低温の湯水が供給されるのをできるだけ防止することができる。一方、第2種利用機器20b例えば床暖房26への湯水の供給が規制されても、その床暖房26の暖房能力は徐々に低下することを考慮すると、床暖房26は、暫くの間暖房能力を維持することができる。したがって、コジェネレーションシステムは、暖房能力を維持しつつ給湯能力を最大限発揮させることができる。
また、第2種利用機器20bの代替装置53を設置し、この第2種利用機器20bへの湯水の供給が停止されている間は、代替装置53による代替え運転を自動的に実施するため、第2種利用機器20b例えば床暖房26への湯水の供給が規制されて、その床暖房26の暖房能力が低下した場合、代替装置53による暖房が自動的に実施されるので、コジェネレーションシステムの暖房能力を高く維持することできる。
代替装置53としては、エアコン、ファンヒータなどの電気式暖房機器や、ガスファンヒータ、ガスエンジン空調装置などのガス式暖房機器などが挙げられる。
11…発電装置、12…貯湯タンク、13…補助熱源、20…湯水利用機器、20a…第1種利用機器、20b…第2種利用機器、21…浴槽、21a…湯量センサ、22…シャワ(シャワの蛇口)、22a〜24a…流量センサ、23…キッチン(キッチンの蛇口)、24…洗面所(洗面所の蛇口)、25…浴室暖房、26…床暖房、50…制御装置、53…代替装置、T1…温度センサ群、T2〜T4…温度センサ。
Claims (5)
- 発電装置と、該発電装置の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンクに貯留している湯水を利用する複数の湯水利用機器と、前記貯湯タンクと前記湯水利用機器との間に設けられて前記貯湯タンクの湯水を加熱して前記湯水利用機器に供給する補助熱源とを備えたコジェネレーションシステムにおいて、
前記貯湯タンク内の湯水が前記補助熱源を通過して再び前記貯湯タンクに戻る構成とし、
前記発電装置を運転していない状態で、かつ、前記貯湯タンクの残湯量が所定量以下である場合には、前記貯湯タンク内の湯水を前記補助熱源を通過させて連続的に加熱することを特徴とするコジェネレーションシステム。 - 発電装置と、該発電装置の発電に伴って生じる排熱を回収した湯水を貯留する貯湯タンクと、該貯湯タンクに貯留している湯水を利用する湯水利用機器と、前記貯湯タンクと前記湯水利用機器との間に設けられて前記貯湯タンクの湯水を加熱して前記湯水利用機器に供給する補助熱源とを備えたコジェネレーションシステムにおいて、
前記貯湯タンク内の湯水が前記補助熱源を通過して再び前記貯湯タンクに戻る構成とし、
前記発電装置を運転していない状態である場合、前記湯水の需要と前記貯湯タンクの残湯量とを比較してその結果に応じて前記貯湯タンク内の湯水を前記補助熱源を通過させて連続的に加熱することを特徴とするコジェネレーションシステム。 - 請求項2において、前記湯水の需要は前記湯水利用機器での湯水の使用履歴および現在の使用状況に基づいて設定されることを特徴とするコジェネレーションシステム。
- 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、前記複数の湯水利用機器の優先順位は前記湯水を給湯として利用する第1種利用機器の順位が前記湯水を熱源として利用する第2種利用機器の順位より高くなるように設定され、前記貯湯タンク内の湯水を前記優先順位の高い湯水利用機器へ優先的に供給するようにすることを特徴とするコジェネレーションシステム。
- 請求項4において、前記第2種利用機器の代替装置を設置し、該第2種利用機器への湯水の供給が停止されている間は、前記代替装置による代替え運転を自動的に実施することを特徴とするコジェネレーションシステム。
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- 2005-07-26 JP JP2005215407A patent/JP2007032904A/ja not_active Withdrawn
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