JP2009281417A - クラッチ装置及びワイパモータ - Google Patents

クラッチ装置及びワイパモータ Download PDF

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Abstract

【課題】クラッチ装置の部品点数を少なくして、コストを低減すると共にクラッチ装置を小型化する。
【解決手段】クラッチ装置18は、クラッチプレート34と、クラッチプレート34に対して相対回転可能とされた出力軸36と、出力軸36に一体回転可能に固定されると共に、クラッチプレート34に対して相対回転可能とされた皿ばね38と、クラッチプレート34に形成された突起部42と、皿ばね38に形成され、突起部42と皿ばね38の回転方向に係合された係合状態と、出力軸36に対して回転方向に所定以上の外力が作用した場合に皿ばね38を軸方向に弾性圧縮変形させて突起部42との係合が解除された係合解除状態とを取り得るように構成された切り欠き部48と、を備えている。この構成によれば、出力側のクラッチプレートを備えない分、部品点数を少なくできるので、コストを低減できると共に小型化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クラッチ装置及びワイパモータに関する。
従来、ワイパモータに備えられたクラッチ装置としては、例えば、次のものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。すなわち、特許文献1、特許文献2に記載のクラッチ装置では、出力軸に係合ベース及びクラッチディスクが一体回転可能に設けられており、クラッチディスクは、係合ベースとの間に設けられた弾性部材によって入力ディスクに押圧されている。また、クラッチディスクには、係合凹部が形成され、入力ディスクには、係合凸部が形成されている。そして、このクラッチ装置では、出力軸に所定以上の外力が作用した場合には、弾性部材の弾性変形を伴ってクラッチディスクが入力ディスクから軸方向に離間し係合凸部と係合凹部との係合状態が解除されるようになっている。
特開2006−308026号公報 特開2005−155904号公報
しかしながら、上述の特許文献1、特許文献2に記載のクラッチ装置では、出力軸、入力ディスク、クラッチディスク、ウェーブワッシャ、クラッチベースを備えて構成されている。このため、クラッチ装置の部品点数が多くなって、コストが増加すると共にクラッチ装置が大型化するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、クラッチ装置の部品点数を少なくして、コストを低減すると共にクラッチ装置を小型化することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のクラッチ装置は、入力回転部材と、前記入力回転部材と同軸状に配置されると共に前記入力回転部材に対して相対回転可能とされた出力回転部材と、前記入力回転部材及び前記出力回転部材の一方に一体回転可能に固定されると共に、前記入力回転部材及び前記出力回転部材の他方に対して相対回転可能とされた弾性回転部材と、前記入力回転部材及び前記出力回転部材の他方に形成された係合部と、前記弾性回転部材に形成され、前記係合部と前記弾性回転部材の回転方向に係合された係合状態と、前記出力回転部材に対して回転方向に所定以上の外力が作用した場合に前記弾性回転部材を弾性変形させて前記係合部との係合が解除された係合解除状態とを取り得るように構成された被係合部と、を備えている。
請求項1に記載のクラッチ装置では、入力回転部材及び出力回転部材の一方に弾性回転部材が一体回転可能に固定されており、この弾性回転部材は、入力回転部材及び出力回転部材の他方に対して相対回転可能とされている。そして、通常使用状態においては、入力回転部材及び出力回転部材の他方に形成された係合部と、弾性回転部材に形成された被係合部とが弾性回転部材の回転方向に係合された状態に維持される。従って、入力回転部材に回転力が入力されて入力回転部材が回転されると、入力回転部材の回転力が弾性回転部材を介して出力回転部材に伝達され、出力回転部材が回転される。
一方、例えば、入力回転部材が拘束された状態で出力回転部材に過大な荷重が作用するか、又は、出力回転部材が拘束された状態で入力回転部材が回転される等により、出力回転部材に対して回転方向に所定以上の外力が作用した場合には、弾性回転部材の弾性変形を伴って係合部と被係合部との係合状態が解除される。従って、この場合には、入力回転部材が出力回転部材に対して相対的に空転されるので、入力回転部材や、この入力回転部材に接続された減速機構等の損傷を防止することができる。
ここで、請求項1に記載のクラッチ装置では、上述のように、入力回転部材及び出力回転部材の他方に形成された係合部と係合される被係合部が弾性回転部材に形成されている。すなわち、請求項1に記載のクラッチ装置は、入力回転部材、出力回転部材、弾性回転部材で足り、例えば、係合部が形成された入力回転部材、被係合部が形成された動力伝達部材、出力回転部材、弾性回転部材を備えた構成に比して、動力伝達部材を備えない分、部品点数が少ない構成である。
このように、請求項1に記載のクラッチ装置によれば、部品点数を少なくできるので、コストを低減できると共に小型化することができる。
請求項2に記載の車両用ワイパ装置は、請求項1に記載のクラッチ装置において、前記係合部及び前記被係合部が前記弾性回転部材の回転方向に不等間隔で複数形成された構成とされている。
請求項2に記載の車両用ワイパ装置によれば、係合部及び被係合部が弾性回転部材の回転方向に不等間隔で複数形成されており、出力回転部材が入力回転部材に対して一定の回転位置にあるときのみ各係合部と各被係合部が係合状態となる。従って、出力回転部材に対して回転方向に所定以上の外力が作用して出力回転部材が入力回転部材に対して相対的に空転されても、その後、各係合部と各被係合部が係合されるように出力回転部材が入力回転部材に対して相対的に回転されることで、出力回転部材を入力回転部材に対して空転前の一定の回転位置に復帰させることができる。
請求項3に記載の車両用ワイパ装置は、請求項1又は請求項2に記載のクラッチ装置において、前記係合部が前記入力回転部材及び前記出力回転部材の他方から突出された突起部とされ、前記被係合部が前記弾性回転部材の一部が切り欠かれた切り欠き部又は前記弾性回転部材の一部に凹状に形成された凹面部とされた構成とされている。
請求項3に記載の車両用ワイパ装置によれば、被係合部が弾性回転部材の一部を切り欠かいた切り欠き部とされた場合には、弾性回転部材への切り欠き部の形成は容易であるので、コストをより低減することができる。一方、被係合部が弾性回転部材の一部に凹状に形成された凹面部とされた場合には、凹面部に傾斜面を容易に形成することができるので、これにより、係合部としての突起部と被係合部としての凹面部との係合状態を円滑に解除することができる。
また、前記課題を解決するために、請求項4に記載のワイパモータは、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のクラッチ装置と、前記入力回転部材を回転させるためのモータ本体と、を備えている。
請求項4に記載のワイパモータによれば、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のクラッチ装置を備えているので、クラッチ装置の部品点数が少なくなることで、コストを低減できると共にクラッチ装置を小型化することができる。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るワイパモータ10が示されている。この図に示されるワイパモータ10は、例えば、車両の払拭面を払拭するための車両用ワイパ装置の駆動源として好適に用いられるものであり、次の構成とされている。
すなわち、このワイパモータ10は、モータ本体12と、減速機構14と、リンク機構16と、クラッチ装置18とを主要な構成として備えている。
モータ本体12は、例えば、ブラシ付き直流モータにより構成されており、モータシャフト20を有して構成されている。減速機構14は、モータシャフト20の先端側に形成されたウォーム22と、このウォーム22と噛合されたウォームホイール24とにより構成されている。
リンク機構16は、第一リンクレバー26と第二リンクレバー28とを有して構成されている。第一リンクレバー26は、ウォームホイール24と一体回転可能に固定された回転軸30に一体回転可能に固定されており、第二リンクレバー28は、第一リンクレバー26の先端側に相対回転可能に連結されている。
クラッチ装置18は、クラッチプレート34と、出力軸36と、皿ばね38と、ストッパ40とを主要な構成として備えている。ここで、図2〜図5Bには、このクラッチ装置18が詳細に示されている。
図2に示されるように、出力軸36は、その基端側が第二リンクレバー28の基端側に相対回転可能に支持されており、その先端側には、図示しないワイパアームが固定される固定部32が形成されている。
クラッチプレート34とストッパ40は、出力軸36と同軸状に配置されると共に、出力軸36の軸方向に互いに対向して配置されている。そして、クラッチプレート34は、上述の第二リンクレバー28と一体回転可能に固定されており、ストッパ40は、上述の出力軸36と一体回転可能に固定されている。
クラッチプレート34におけるストッパ40側の面には、ストッパ40側に向けて突出する突起部42が形成されており、この突起部42には、クラッチプレート34の回転方向両側に傾斜面42Aが形成されている。一方、ストッパ40の外周部には、径方向外側に向けて突出する当接部44が形成されている。この当接部44は、図示しない車体の被当接部と当接されることで出力軸36の回転範囲を制限するものである。
皿ばね38は、上述のクラッチプレート34とストッパ40との間に介挿されており、図4に示されるように、例えば金属製とされると共に円錐台状に形成され、且つ、その中央部に孔部46を有して構成されている。また、この皿ばね38は、その自由長L1がクラッチプレート34とストッパ40との間の軸方向長さL2よりも長くなるように構成されている。
そして、この皿ばね38は、例えば、次の要領により出力軸36に一体回転可能に固定されている。つまり、図4に示されるように、孔部46に出力軸36が挿入された後、皿ばね38がクラッチプレート34とストッパ40とによって軸方向に挟み込まれて軸方向に弾性圧縮変形される。そして、これにより孔部46が縮径され、孔部46の内周部が出力軸36の外周部に密着されることで、皿ばね38が出力軸36に一体回転可能に固定されている。また、この皿ばね38は、上述のように出力軸36に一体回転可能に固定される一方で、クラッチプレート34に対しては相対回転可能とされている。
また、この皿ばね38には、外周部の一部が切り欠かれることで切り欠き部48が形成されている。この切り欠き部48は、図3に示されるように、突起部42と整合する位置に形成されており、且つ、突起部42と皿ばね38の回転方向に係合されている。また、この突起部42及び切り欠き部48は、皿ばね38の回転方向に不等間隔で複数形成されている。
なお、本発明の一実施形態において、クラッチプレート34は、本発明における入力回転部材に相当し、出力軸36及びストッパ40は、本発明における出力回転部材に相当する。また、皿ばね38は、本発明における弾性回転部材に相当し、突起部42は、本発明における係合部に相当し、切り欠き部48は、本発明における被係合部に相当する。
また、本発明の一実施形態において、本発明における入力回転部材及び出力回転部材の一方は出力回転部材であり、本発明における入力回転部材及び出力回転部材の他方は入力回転部材である。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
本発明の一実施形態に係るクラッチ装置18では、図2に示されるように、クラッチプレート34とストッパ40との間に皿ばね38が介挿されており、この皿ばね38は、出力軸36に一体回転可能に固定されると共に、クラッチプレート34に対して相対回転可能とされている。そして、図5Aに示されるように、通常使用状態においては、クラッチプレート34に形成された突起部42と、皿ばね38に形成された切り欠き部48とが皿ばね38の回転方向に係合された状態に維持される。従って、モータ本体12が作動し、モータ本体12の回転力が減速機構14及びリンク機構16を介してクラッチプレート34に入力されてクラッチプレート34が回転されると、クラッチプレート34の回転力が皿ばね38を介して出力軸36に伝達され、出力軸36が回転される。
一方、例えば、図示しないワイパアームを介して出力軸36に過大な荷重が作用するか、又は、図示しないワイパアームと共に出力軸36が拘束された状態でモータ本体12が回転される等により、出力軸36に対して回転方向に所定以上の外力が作用した場合には、図5Bに示されるように、皿ばね38の軸方向への弾性圧縮変形を伴って突起部42と切り欠き部48との係合状態が解除される。従って、この場合には、クラッチプレート34が出力軸36に対して相対的に空転されるので、このクラッチプレート34や、このクラッチプレート34に接続されたリンク機構16、減速機構14等の損傷を防止することができる。
ここで、本発明の一実施形態に係るクラッチ装置18では、上述のように、クラッチプレート34に形成された突起部42と係合される切り欠き部48が皿ばね38に形成されている。すなわち、本発明の一実施形態に係るクラッチ装置18は、クラッチプレート34、出力軸36、皿ばね38、ストッパ40で足り、例えば、図15に示される比較例のワイパモータ110に備えられたクラッチ装置118のように、係合部142が形成された入力側のクラッチプレート134、被係合部148が形成された出力側のクラッチプレート135、出力軸136、皿ばね138、ストッパ140を備えた構成に比して、出力側のクラッチプレート135を備えない分、部品点数が少ない構成である。
このように、本発明の一実施形態に係るクラッチ装置18によれば、部品点数を少なくできるので、コストを低減できると共に小型化することができる。
しかも、本発明の一実施形態に係るクラッチ装置18によれば、突起部42及び切り欠き部48が皿ばね38の回転方向に不等間隔で複数形成されており、出力軸36がクラッチプレート34に対して一定の回転位置にあるときのみ各突起部42と各切り欠き部48が係合状態となる。従って、出力軸36に対して回転方向に所定以上の外力が作用して出力軸36がクラッチプレート34に対して相対的に空転されても、その後、各突起部42と各切り欠き部48が係合されるように出力軸36がクラッチプレート34に対して相対的に回転されることで、出力軸36をクラッチプレート34に対して空転前の一定の回転位置に復帰させることができる。これにより、出力軸36に固定される図示しないワイパアームの回動範囲、ひいては、このワイパアームに接続されるワイパブレードの払拭範囲が変更されることを防止することができる。
また、本発明の一実施形態に係るクラッチ装置18によれば、例えば皿ばね38を打ち抜き加工等により製造する際に皿ばね38への切り欠き部48の形成は容易であるので、コストをより低減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、孔部46の内周部が出力軸36の外周部に密着されることで、皿ばね38が出力軸36に一体回転可能に固定されていたが、例えば、図6に示されるように、出力軸36の外周部に係合凸部50が形成されると共に皿ばね38の孔部46に係合凹部52が形成され、この係合凸部50と係合凹部52が係合されることで、皿ばね38が出力軸36に一体回転可能に固定されていても良い。
また、上記実施形態において、皿ばね38は、出力軸36に一体回転可能に固定されていたが、ストッパ40に一体回転可能に固定されていても良い。
また、上記実施形態において、突起部42及び切り欠き部48は、皿ばね38の回転方向に不等間隔で複数形成されていたが、例えば、図7に示されるように、皿ばね38の回転方向における一箇所に形成されていても良い。このように構成されていても、出力軸36に固定される図示しないワイパアームの回動範囲、ひいては、このワイパアームに接続されるワイパブレードの払拭範囲が変更されることを防止することができる。
また、上記実施形態において、係合部としての突起部42と係合される被係合部は、皿ばね38の一部が切り欠かれた切り欠き部48とされていたが、例えば、図8,図9に示されるように、皿ばね38の一部に凹状に形成された凹面部54とされていても良い。この場合には、例えば皿ばね38をプレス加工等により製造する際に凹面部54に傾斜面54Aを容易に形成することができるので、これにより、係合部としての突起部42と被係合部としての凹面部54との係合状態を円滑に解除することができる。
また、上記実施形態において、クラッチ装置18は、皿ばね38を一つ有する構成とされていたが、皿ばね38を複数有する構成とされていても良い。また、この場合に、皿ばね38は、図10に示されるように、同じ向きで複数重ねられた配置(直列配置)とされていても良く、また、図11に示されるように、互いに異なる向きで複数重ねられた配置(並列配置)とされていても良い。
また、上記実施形態において、クラッチ装置18は、弾性回転部材として皿ばね38を有する構成とされていたが、例えば、図12に示されるように、弾性回転部材としてコイルばね56を有する構成とされていても良く、また、図13に示されるように、弾性回転部材として板ばね58を有する構成とされていても良い。
なお、図12に示されるコイルばね56は、係止凸部60を有し、この係止凸部60がストッパ40に形成された係止凹部62に係止されることで、ストッパ40に一体回転可能に固定されている。また、図13に示される板ばね58は、係止凸部64を有し、この係止凸部64がストッパ40に形成された係止凹部66に係止されることで、ストッパ40に一体回転可能に固定されている。
また、上記実施形態において、クラッチ装置18は、皿ばね38が出力軸36に一体回転可能に固定されると共にクラッチプレート34に対して相対回転可能とされ、且つ、突起部42がクラッチプレート34に形成された構成とされていたが、例えば、図14に示されるように、皿ばね38がクラッチプレート34に一体回転可能に固定されると共に出力軸36に対して相対回転可能とされ、且つ、突起部42が出力軸36に一体回転可能に固定されたストッパ40に形成された構成とされていても良い。
なお、図14に示される変形例において、本発明における入力回転部材及び出力回転部材の一方は入力回転部材であり、本発明における入力回転部材及び出力回転部材の他方は出力回転部材である。
また、図14に示される変形例において、クラッチプレート34が省かれて皿ばね38が第二リンクレバー26に一体回転可能に固定されていても良い。このように構成されていると、クラッチ装置18の部品点数をさらに少なくできるので、クラッチ装置18のコストをより低減できると共にクラッチ装置18をさらに小型化することができる。なお、この場合には、第二リンクレバー26が本発明における入力回転部材に相当する。
本発明の一実施形態に係るワイパモータの斜視図である。 図1に示されるワイパモータの要部拡大図である。 図2に示される皿ばね及びクラッチプレートの平面図である。 図2に示されるクラッチ装置の組立説明図である。 図2に示されるクラッチ装置の動力伝達状態を示す側面図である。 図2に示されるクラッチ装置の動力遮断状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る皿ばねの変形例を示す図である。 図9の9−9線断面図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の変形例を示す図である。 比較例に係るワイパモータの斜視図である。
符号の説明
10…ワイパモータ、12…モータ本体、14…減速機構、16…リンク機構、18…クラッチ装置、20…モータシャフト、22…ウォーム、24…ウォームホイール、26…第一リンクレバー、28…第二リンクレバー、30…回転軸、32…固定部、34…クラッチプレート(入力回転部材)、36…出力軸(出力回転部材の一部)、38…皿ばね(弾性回転部材)、40…ストッパ(出力回転部材の一部)、42…突起部(係合部)、44…当接部、46…孔部、48…切り欠き部(被係合部)、50…係合凸部、52…係合凹部、54…凹面部、56…コイルばね(弾性回転部材)、58…板ばね(弾性回転部材)

Claims (4)

  1. 入力回転部材と、
    前記入力回転部材と同軸状に配置されると共に前記入力回転部材に対して相対回転可能とされた出力回転部材と、
    前記入力回転部材及び前記出力回転部材の一方に一体回転可能に固定されると共に、前記入力回転部材及び前記出力回転部材の他方に対して相対回転可能とされた弾性回転部材と、
    前記入力回転部材及び前記出力回転部材の他方に形成された係合部と、
    前記弾性回転部材に形成され、前記係合部と前記弾性回転部材の回転方向に係合された係合状態と、前記出力回転部材に対して回転方向に所定以上の外力が作用した場合に前記弾性回転部材を弾性変形させて前記係合部との係合が解除された係合解除状態とを取り得るように構成された被係合部と、
    を備えたクラッチ装置。
  2. 前記係合部及び前記被係合部は、前記弾性回転部材の回転方向に不等間隔で複数形成されている、
    請求項1に記載のクラッチ装置。
  3. 前記係合部は、前記入力回転部材及び前記出力回転部材の他方から突出された突起部とされ、
    前記被係合部は、前記弾性回転部材の一部が切り欠かれた切り欠き部又は前記弾性回転部材の一部に凹状に形成された凹面部とされている、
    請求項1又は請求項2に記載のクラッチ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のクラッチ装置と、
    前記入力回転部材を回転させるためのモータ本体と、
    を備えたワイパモータ。
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