JP2009281039A - 入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】登録ID番号を保有する入退室者と保有しない入退室者とが共連れで入退室する入退室者群であることを的確に判定して入退室者を管理する入退室管理システムを提供する。
【解決手段】ビデオカメラ12により撮影された入退室者群13の映像を記録する入退室者映像記録部2と、登録ID番号とその登録者の顔画像とを対応付けて記憶する登録者顔画像記憶部3と、記録映像から入退室者群13の全ての入退室者の顔画像を抽出する入退室者顔画像抽出部4と、読み取られた登録ID番号からそのID番号の登録者の顔画像を検索し、抽出された全ての入退室者のそれぞれの顔画像と比較し、同一人物が含まれるか否かを判断する入退室者顔画像比較部5と、入退室者群13のなかに登録ID番号の登録者と同一人物が含まれていると判断された場合には共連れ入退室であると判定して入退室者群13を管理する入退室管理部6と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、入退室管理システムに係り、特に、室出入口において、入退室者群のうちのいずれかの入退室者の登録されたID番号をカードリーダに読み取らせて入退室を管理し、ビデオカメラにより入退室者群の映像を撮影して保管する入退室管理システムに関する。
一般的な入退室管理システムでは、室出入口において、例えば、入退室者に登録されたID番号が書き込まれたIDカードを、室出入口の扉の前に設置されたカードリーダに読み取らせるなどの認証手段により入退室者を確認し、登録されたID番号が書き込まれたIDカードを所持しない不審者の侵入を管理している。この入退室管理システムの場合には、IDカードをカードリーダに読み取らせるなどの認証手段を行った入退室者のみを管理する。
また、例えば、IDカードをカードリーダに読み取らせるなどの認証手段を操作中の入退室者を正面からカメラにより撮影し、入退室者の顔画像を記録することも行われている。例えば、特許文献1には、通行者の顔画像を記録する入退室管理装置が開示され、認証情報を読み込む認証情報読込部と、認証情報読込部を操作している通行者を正面から撮影するカメラと、認証情報が正当であれば電気錠を開錠させる通行許可判定部と、カメラにより撮影された映像から通行者による操作履歴と通行者の顔画像とを関連づけて記録する操作履歴記録部とを有することが記載されている。この入退室管理システムの場合には、IDカードをカードリーダに読み取らせるなどの認証手段を行った入退室者のみをカメラにより撮影して管理する。
さらに、入退室が行われる室の上部にビデオカメラが設置される場合がある。そして、例えば、IDカードをカードリーダに読み取らせるなどの認証手段が行われる室全体について、入退室者の通行履歴の映像をこのビデオカメラにより撮影する。従って、上述した共連れ入退室者群に対し、撮影されたビデオカメラの映像を再生し、入退室者の通行履歴を視覚的に確認して判定する。
特開2006−214231号公報
登録者と共に紛れ込んで室に侵入する不審者を、カードリーダ等の個人認証手段、或いは認証手段を操作中の入退室者を正面からカメラにより撮影する手段では防止することができない。そして、不審者の室への侵入は、ビデオカメラなどの映像を再生して入退室者の通行履歴を視覚的に確認しなければ判定できないという問題があった。
不審者の侵入を防止するには、登録されたID番号を保有する登録者と、登録されたID番号を保有しない登録者とが混在して入退室する、いわゆる共連れ入退室者群を判定しなければならない。しかし、入退室が行われる室の上部にビデオカメラを設置しても、その映像からでは共連れ入退室者群であるか否かを的確に判定することは難しい。
本願の目的は、かかる課題を解決し、登録ID番号を保有する入退室者と保有しない入退室者とが共連れで入退室する入退室者群であることを的確に判定して入退室者を管理する入退室管理システムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る入退室管理システムは、室出入口において、入退室者群のうちのいずれかの入退室者の登録されたID番号をカードリーダに読み取らせて入退室を管理し、ビデオカメラにより入退室者群の映像を撮影して保管する入退室管理システムにおいて、ビデオカメラにより撮影された、いずれかの入退室者のID番号をカードリーダに読み取らせて入退室する入退室者群の映像を記録する入退室者映像記録部と、登録されたID番号とそのID番号の登録者の顔画像とを対応付けて記憶する登録者顔画像記憶部と、入退室者映像記録部に記録された映像から入退室者群に含まれる全ての入退室者の顔画像をそれぞれ抽出する入退室者顔画像抽出部と、カードリーダで読み取られたID番号から、登録者顔画像記憶部に記憶されたそのID番号の登録者の顔画像を検索し、入退室者顔画像抽出部が抽出した全ての入退室者のそれぞれの顔画像と比較し、入退室者群のなかに同一人物が含まれるか否かを判断する入退室者顔画像比較部と、入退室者顔画像比較部が入退室者群のなかにID番号の登録者と同一人物が含まれていると判断した場合には、入退室者群を共連れ入退室であると判定して管理する入退室管理部と、を備える。
この構成により、いずれかの入退室者のID番号をカードリーダに読み取らせて入退室する入退室者群について、入退室者群に含まれる入退室者全員の顔画像と、検索されたID番号の登録者の顔画像を比較することで共連れ入退室であるか否かが的確に判定できる。そして、その判定に基づいて入退室者群に含まれる共連れ入退室者が個別に管理できる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、入退室者顔画像抽出部に対し、入退室者映像記録部に記録された映像から、入退室者群に含まれる各入退室者の顔が識別可能な複数の顔画像をそれぞれ選択させ、それらの顔画像のうち各入退室者が特定可能な顔画像をそれぞれ抽出させることが好ましい。これにより、各入退室者の顔画像について、識別可能な複数の顔画像がそれぞれ選択され、さらにその中から入退室者が特定可能な顔画像がそれぞれ抽出され、入退室管理の目的に合わせて共連れ入退室者全員が管理できる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、入退室者映像記録部に対し、入退室者顔画像抽出部が各入退室者に対してそれぞれ選択した複数の顔画像と、入退室者顔画像比較部のそれぞれの比較結果と、共連れ入退室に関する情報とを、その入退室者群の入退室日時とともに記録させることが好ましい。これにより、入退室者映像記録部には共連れ入退室に関する情報が選択された複数の顔画像などとともに記録され、的確な共連れ入退室の管理ができる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、入退室者映像記録部に対し、入退室者顔画像抽出部が各入退室者に対してそれぞれ抽出した顔画像と、入退室者顔画像比較部のそれぞれの比較結果と、共連れ入退室に関する情報とを、その入退室者群の入退室日時とともに記録させることが好ましい。これにより、入退室者映像記録部には共連れ入退室に関する情報が抽出された顔画像などとともに記録され、的確な共連れ入退室の管理ができる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、入退室群が共連れ入退室であると判定した場合には、入退室者顔画像比較部に対し、ID番号の登録者以外の各入退室者について登録者顔画像記憶部に記憶された登録者の顔画像から同一人物を検索させることが好ましい。これにより、登録者でありながら共連れ入退室を行なった者が把握できる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、入退室者顔画像比較部がID番号の登録者以外の入退室者について登録者顔画像記憶部に記憶された登録者の顔画像から同一人物を検索した場合には、入退室者映像記録部に対し、その入退室者の記録のうち共連れ入退室に関する情報に登録者の共連れ入退室であることを記録させることが好ましい。これにより、登録者でありながら共連れ入退室を行なった者を入退室者映像記録部に記録させて管理できる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、入退室者顔画像比較部がID番号の登録者以外の入退室者について登録者顔画像記憶部に記憶された登録者の顔画像から同一人物を検索しない場合には、入退室者映像記録部に対し、その入退室者の記録のうち共連れ入退室に関する情報に非登録者の共連れ入退室であることを記録させることが好ましい。これにより、非登録者による共連れ入退室を入退室者映像記録部に記録させて管理できる
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、ID番号の登録者の顔画像と同一人物である入退室者について、入退室者顔画像抽出部が抽出した顔画像を、その登録者の顔画像として更新させて登録者顔画像記憶部に記憶させることが好ましい。これにより、ID番号の登録者の顔画像が、最新の顔画像に置き換えられてより精度の高い顔画像の比較ができる。
また、入退室管理システムは、入退室管理部が、共連れにより入退室した登録者について、入退室者顔画像抽出部が抽出した顔画像を、その登録者の顔画像として更新させて登録者顔画像記憶部に記憶させることが好ましい。これにより、共連れにより入退室した登録者の顔画像が、最新の顔画像に置き換えられてより精度の高い顔画像の比較ができる。
また、入退室管理システムは、共連れによる入退室に対して情報を発信する共連れ情報発信部を備え、入退室管理部が、入退室者群を共連れ入退室であると判定した場合には、共連れ情報発信部に共連れ情報を発信させることが好ましい。これにより、共連れ入退室が発生した情報を、例えば管理センターなどの管理部門に迅速に発信できる。
さらに、入退室管理システムは、非登録者の入退室に対して警報を発報する不審者警報発報部を備え、入退室管理部が、入退室者顔画像比較部が入退室者群のうちのいずれもがID番号の登録者の顔画像と同一人物ではないと判断した場合には、不審者警報発報部に警報を発報させることが好ましい。これにより、登録されたID番号を有しない入退室者群について警報を発報し、不審者の入退室に対して迅速に対処することができる。
以上のように、本発明に係る入退室管理システムによれば、登録ID番号を保有する入退室者と保有しない入退室者とが共連れで入退室する入退室者群であることを的確に判定して入退室者を管理することが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係る入退室管理システムの実施の形態につき、詳細に説明する。
図1に、入退室管理システムの1つの実施形態の概略構成を示す。入退室管理システム1は、入退室者映像記録部2、登録者顔画像記憶部3、入退室者顔画像抽出部4、入退室者顔画像比較部5、入退室管理部6、共連れ情報発信部7、及び不審者警報発報部8から構成される。本実施形態では、入退室者群13の入退室が管理される室10の出入口に入退室管理室14を設定する。この入退出管理室14は必ずしも室として設けられない場合がある。その場合には廊下等の一部が入退出管理室14に代替する。この入退室管理室14には、登録ID番号が書き込まれたIDカードを読取るカードリーダ11a,11bが設置される。また、入退室者群13全体の映像を撮影するビデオカメラ12が入退室管理室14の上方に設置される。なお、このビデオカメラ12は、より確実に入退室者の映像を撮影するために複数台設置されても良い。
この入退室管理室14に登録ID番号を保有する入退室者と保有しない入退室者とが共連れで入退室する入退室者群13を設定する。ここで、説明のために入退室者群13は第1入退室者24、第2入退室者25、及び第3入退室者26の3名から構成されるものとする。第1入退室者24は登録ID番号が記録されたIDカード(図示せず)などの個人認証手段を有する登録者であり、第2入退室者25は自らのIDカードによる認証をせずに入退室する登録者であり、第3入退室者26は個人認証手段を有さない非登録者であるものとする。
第1入退室者24が入室時にIDカードをカードリーダ11aに読取らせ、登録されたID番号が確認されると入退室扉15が解錠される。また、退室時には、第1入退室者24が入退室管理室14の前にてIDカードをカードリーダ11bに読取らせて退室する。第2入退室者25及び第3入退室者26は、入室時及び退室時のいずれも第1入退室者24と共連れにより入退室する。
図2に、入退室管理システム1の1つの実施形態の概略の動作を示す。入退室管理システム1の入退室者映像記録部2は、まず、ビデオカメラ12により撮影された入退室者群13の映像16を一旦記録する。ビデオカメラ12は、共連れで入退室する第1入退室者24、第2入退室者25、及び第3入退室者26を全て撮影する。このビデオカメラ12は、入退室管理室14に入退室者群13が入るか、又は入退室扉15の前に立つとそれを検知して撮影を開始し、入退室管理室14から入退室者群13が出るか、又は入退室扉15を通過するとそれを検知して撮影を終了する。すなわち、入退室者映像記録部2が入退室者群13に対して撮影する画像16は、入退室者群13が入退室管理室14に入った時点から出る時点、又は、入退室扉15を通過するまでの映像記録である。
登録者顔画像記憶部3は、室10の各登録者21、その登録者21の登録ID番号17、及びその登録者21の顔画像18を対応付けて記憶する。すなわち、全ての登録者21は、登録ID番号17が付与される登録時に識別可能な顔画像18も登録し、登録者顔画像記憶部3は登録ID番号17と顔画像18とを相互に関連付けして記憶する。
入退室者顔画像抽出部4は、入退室者映像記録部2に記録された映像16から、第1入退室者24の顔が認識可能な顔画像19a,19b,19c、第2入退室者25の顔が認識可能な顔画像29a,29b,29c、及び第3入退室者26の顔が認識可能な顔画像39a,39b,39cを選択する。本実施形態では、顔画像19,29,39はいずれも3枚の画像であるが、その数はこれに限らない。そして、顔画像19a,19b,19cのうち第1入退室者24が特定可能な1枚を第1入退室者24の顔画像20として抽出する。同時に、顔画像29a,29b,29cのうち第2入退室者25が特定可能な1枚を第2入退室者25の顔画像30として抽出し、顔画像39a,39b,39cのうち第3入退室者26が特定可能な1枚を第3入退室者26の顔画像40として抽出する。すなわち、顔画像19のうち最もその第1入退室者24が判別し易い顔画像20が抽出され、顔画像29のうち最もその第2入退室者25が判別し易い顔画像30が抽出され、顔画像39のうち最もその第3入退室者26が判別し易い顔画像40が抽出される。
入退室者顔画像比較部5は、カードリーダ11から読み取られた第1入退室者24の登録ID番号17を受信する。そして、登録者顔画像記憶部3の登録ID番号17に対応付けられた登録者21の顔画像18aを検索する。入退室者顔画像比較部5は、検索した登録者21の顔画像18aと入退室者顔画像抽出部4が抽出した顔画像20,30,40とを比較し、それぞれ同一人物か否かを判断する。すなわち、入退室者顔画像比較部5は、カードリーダ11から読み取られた登録ID番号17が、第1入退室者24、第2入退室者25、又は第3入退室者26いずれが保有するものであるかを判断せず、全ての入退室者24,25,26についてそれぞれ比較して同一人物を割り出す。
図3に、入退室者顔画像比較部5が入退室者群13に登録ID番号17の登録者21と同一人物が含まれていると判断した場合の入退室管理部6の動作を示す。この場合には、入退室管理部6は、入退室者顔画像比較部5に対し、第1入退室者24以外の者、すなわち第2入退室者25及び第3入退室者26について、登録者顔画像記憶部3に記憶された登録者21の登録された他の顔画像18b,18c,18dなどから同一人物を検索させる。すなわち、入退室者顔画像比較部5は、顔画像30,40に対して、登録者顔画像記憶部3に記憶された登録者21の顔画像18のうち顔画像18aを除く顔画像18b,18c,18dを順次比較していく。これは、登録ID番号17を保有しながらそれをカードリーダ11に読み取らせずに入退室する登録者21を検出するためである。
入退室管理部6は、入退室者顔画像比較部5が、登録者顔画像記憶部3に記憶された登録者21の顔画像18から同一人物を検索できない場合は、非登録者の共連れ入退室であると判定する。また、入退室管理部6は、入退室者顔画像比較部5に記憶された登録者21の顔画像18から同一人物であると判断した場合は、登録者21の共連れ入退室であると判定する。例えば、第2入退室者25は登録者21の共連れ入退室と判断され、第3入退室者26は非登録者の共連れ入退室と判断する。
図4に、入退室管理部6が入退室者群13を共連れ入退室と判定した場合の動作を示す。入退室管理部6は、まず入退室者映像記録部2に対して記録されたその入退室者群13の映像16を削除させる。そして、入退室管理部6は、入退室者映像記録部2に対し、入退室者顔画像抽出部4が抽出した入退室者群13のそれぞれの顔画像20,30,40と、入退室者顔画像比較部5のそれぞれの比較結果23a,23b,23cと、その入退室者群13の入退室日時22とを映像16に置き換えて記録させる。このとき、入退室管理部6は、入退室者顔画像比較部5に入退室者顔画像比較部5の比較結果23を入退室者映像記録部2に送信させる。また、入退室管理部6は、カードリーダ11から入退室者群13の入退室日時22のデータを入退室者映像記録部2に送信させる。
また、入退室管理部6は、入退室者映像記録部2に共連れ情報28としてその者の共連れに関する情報を記録させる。すなわち、入退室管理部6は、この入退室者群13に関し、登録ID番号17を保有する第1入退室者24と、登録者21である第2入退室者25と、非登録者である第3入退室者26とが共連れにより入退室したと判定する。本実施形態では、入退室管理部6は、第1入退室者24の共連れ情報28aには「共連れ入退室」と記録させ、第2入退室者25の共連れ情報28aには「登録者21による第1入退室者24との共連れ入退室」と記録させ、第3入退室者26の共連れ情報28aには「非登録者による第1入退室者24との共連れ入退室」と記録させる。
また、入退室管理部6は、入退室者顔画像抽出部4が抽出した第1入退室者24の顔画像20を、その第1入退室者24の登録ID番号17の登録者21の顔画像20として更新させて登録者顔画像記憶部3に登録させる。また、入退室管理部6は、登録者21による共連れ入退室である第2入退室者25についても、入退室者顔画像抽出部4が抽出した顔画像30を、その登録者21の顔画像30として更新させて登録者顔画像記憶部3に記憶させる。これらにより、登録ID番号17の登録者21の顔画像18が、最新の顔画像20,30に置き換えられる。
さらに、入退室管理部6は、入退室者群13が非登録者を含む共連れ入退室であると判定した場合には、共連れ情報発信部7に非登録者を含む共連れ入退室であるという情報を発信させる。また、入退室管理部6は、入退室者群13が登録者21を含む共連れ入退室であると判定した場合には、共連れ情報発信部7に登録者21を含む共連れ入退室であるという情報を発信させる。共連れ情報発信部7は、例えば、管理センター27などの管理部門に設置された警報装置(図示せず)に、これらの共連れ入退室の情報を発信する。
図5に、入退室管理部6が入退室者群13を共連れ入退室と判定しない場合の動作を示す。この場合には入退室者群13には登録者21が含まれていない。入退室管理部6は、まず、入退室者映像記録部2にその入退室者群13の映像16をそのまま保管させる。これにより、入退室管理室14における不審者による共連れ入退室の全行動が記録される。また、入退室管理部6は、入退室者映像記録部2に対し、入退室者顔画像抽出部4が抽出した顔画像20,30,40と、入退室者顔画像比較部5の比較結果23と、共連れ情報28と、その入退室者群13の入退室日時22とを、保管された入退室者群13の映像16に対応付けて記録させる。この共連れ情報28には、全員とも「非登録者の共連れ入退室」と記録される。
さらに、入退室管理部6は、入退室者顔画像比較部5が、入退室者群13の抽出された顔画像20,30,40のいずれもが登録ID番号17の登録者21の登録された顔画像18と同一人物であると判断しない場合には、不審者警報発報部7に警報を発報させる。この場合は、登録ID番号17が不法に使用された場合である。この場合、不審者警報発報部7は、例えば、管理センター27などの管理部門に設置された警報装置(図示せず)に発報させ、管理者に対して入退室管理室14に不審者が共連れで侵入したことを伝達する。
本発明に係る入退室管理システムの1つの実施形態の概略構成を示す図である。 本発明に係る入退室管理システムの1つの実施形態の概略の動作を示す説明図である。 入退室者顔画像比較部が入退室者群に登録ID番号の登録者と同一人物が含まれていると判断した場合の入退室管理部の動作を示す説明図である。 入退室管理部が入退室者群を共連れ入退室と判定した場合の動作を示す説明図である。 入退室管理部が入退室者群を共連れ入退室と判定しない場合の動作を示す説明図である。
符号の説明
1 入退室管理システム、2 入退室者映像記録部、3 登録者顔画像記憶部、4 入退室者顔画像抽出部、5 入退室者顔画像比較部、6 入退室管理部、7 共連れ情報発信部、8 不審者警報発報部、10 室、11a,11b カードリーダ、12 ビデオカメラ、13 入退室者群、14 入退室管理室、15 入退室扉、16 (入退室者群の)映像、17 登録ID番号、18 (登録された)顔画像、19 (選択された)第1入退室者の顔画像、20 (抽出された)第1入退室者の顔画像、21 登録者、22 入退室日時、23 比較結果、24 第1入退室者、25 第2入退室者、26 第3入退室者、27 管理センター、28 共連れ情報、29 (選択された)第2入退室者の顔画像、30 (抽出された)第2入退室者の顔画像、39 (選択された)第3入退室者の顔画像、40 (抽出された)第3入退室者の顔画像。

Claims (11)

  1. 室出入口において、入退室者群のうちのいずれかの入退室者の登録されたID番号をカードリーダに読み取らせて入退室を管理し、ビデオカメラにより入退室者群の映像を撮影して保管する入退室管理システムにおいて、
    ビデオカメラにより撮影された、いずれかの入退室者のID番号をカードリーダに読み取らせて入退室する入退室者群の映像を記録する入退室者映像記録部と、
    登録されたID番号とそのID番号の登録者の顔画像とを対応付けて記憶する登録者顔画像記憶部と、
    入退室者映像記録部に記録された映像から入退室者群に含まれる全ての入退室者の顔画像をそれぞれ抽出する入退室者顔画像抽出部と、
    カードリーダで読み取られたID番号から、登録者顔画像記憶部に記憶されたそのID番号の登録者の顔画像を検索し、入退室者顔画像抽出部が抽出した全ての入退室者のそれぞれの顔画像と比較し、入退室者群のなかに同一人物が含まれるか否かを判断する入退室者顔画像比較部と、
    入退室者顔画像比較部が入退室者群のなかにID番号の登録者と同一人物が含まれていると判断した場合には、入退室者群を共連れ入退室であると判定して管理する入退室管理部と、
    を備えることを特徴とする入退室管理システム。
  2. 請求項1に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、入退室者顔画像抽出部に対し、入退室者映像記録部に記録された映像から、入退室者群に含まれる各入退室者の顔が識別可能な複数の顔画像をそれぞれ選択させ、それらの顔画像のうち各入退室者が特定可能な顔画像をそれぞれ抽出させることを特徴とする入退室管理システム。
  3. 請求項2に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、入退室者映像記録部に対し、入退室者顔画像抽出部が各入退室者に対してそれぞれ選択した複数の顔画像と、入退室者顔画像比較部のそれぞれの比較結果と、共連れ入退室に関する情報とを、その入退室者群の入退室日時とともに記録させることを特徴とする入退室管理システム。
  4. 請求項2に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、入退室者映像記録部に対し、入退室者顔画像抽出部が各入退室者に対してそれぞれ抽出した顔画像と、入退室者顔画像比較部のそれぞれの比較結果と、共連れ入退室に関する情報とを、その入退室者群の入退室日時とともに記録させることを特徴とする入退室管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、入退室群が共連れ入退室であると判定した場合には、入退室者顔画像比較部に対し、ID番号の登録者以外の各入退室者について登録者顔画像記憶部に記憶された登録者の顔画像から同一人物を検索させることを特徴とする入退室管理システム。
  6. 請求項5に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、入退室者顔画像比較部がID番号の登録者以外の入退室者について登録者顔画像記憶部に記憶された登録者の顔画像から同一人物を検索した場合には、入退室者映像記録部に対し、その入退室者の記録のうち共連れ入退室に関する情報に登録者の共連れ入退室であることを記録させることを特徴とする入退室管理システム。
  7. 請求項5に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、入退室者顔画像比較部がID番号の登録者以外の入退室者について登録者顔画像記憶部に記憶された登録者の顔画像から同一人物を検索しない場合には、入退室者映像記録部に対し、その入退室者の記録のうち共連れ入退室に関する情報に非登録者の共連れ入退室であることを記録させることを特徴とする入退室管理システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、ID番号の登録者の顔画像と同一人物である入退室者について、入退室者顔画像抽出部が抽出した顔画像を、その登録者の顔画像として更新させて登録者顔画像記憶部に記憶させることを特徴とする入退室管理システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1に記載の入退室管理システムであって、入退室管理部は、共連れにより入退室した登録者について、入退室者顔画像抽出部が抽出した顔画像を、その登録者の顔画像として更新させて登録者顔画像記憶部に記憶させることを特徴とする入退室管理システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1に記載の入退室管理システムであって、共連れによる入退室に対して情報を発信する共連れ情報発信部を備え、入退室管理部は、入退室者群を共連れ入退室であると判定した場合には、共連れ情報発信部に共連れ情報を発信させることを特徴とする入退室管理システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1に記載の入退室管理システムであって、非登録者の入退室に対して警報を発報する不審者警報発報部を備え、入退室管理部は、入退室者顔画像比較部が入退室者群のうちのいずれもがID番号の登録者の顔画像と同一人物ではないと判断した場合には、不審者警報発報部に警報を発報させることを特徴とする入退室管理システム。
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