JP2009281008A - 自動水栓 - Google Patents
自動水栓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009281008A JP2009281008A JP2008132481A JP2008132481A JP2009281008A JP 2009281008 A JP2009281008 A JP 2009281008A JP 2008132481 A JP2008132481 A JP 2008132481A JP 2008132481 A JP2008132481 A JP 2008132481A JP 2009281008 A JP2009281008 A JP 2009281008A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- light receiving
- light
- sensor case
- water discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】吐水管12の先端面12Aに吐水口30とともに人体検知センサ38における発光部40と受光部42とを設けて成る自動水栓において、センサケース44,46を発光部40側と受光部42側とに別々に独立して設け、センサケース44の内部に発光部40を、センサケース46の内部に受光部42をそれぞれ収めた状態で、発光部40及び受光部42をセンサケース44,46ごと吐水口30周りに互いに離隔して別々に配置する。
【選択図】 図2
Description
この種自動水栓は、近年家庭の洗面所やキッチン等にも用いられるようになって来ている。
ここで赤外線式の人体検知センサは、発光部と受光部とを有し、発光部から発した赤外光の人体による反射光を受光部で受光して人体検知する。通常はその受光量が設定したしきい値よりも多いことをもって人体有りと判定する。
このようにしておけば、使用者が吐水口からの吐水を受けようとして手を差し出したときに、自動的に人体検知センサにてこれを検知することができ、使用者が吐水のための特別の動作、即ち人体検知センサにて手を検知させるための特別の動作を必要とせず、単に吐水口からの吐水方向の前方に手を差し出すだけで吐水を行わせることができる。
そのために従来の自動水栓では吐水管の先端面に吐水口を設け、そしてその同じ先端面に人体検知センサにおける発光部と受光部とを設けることが多い。
図中200は吐水管を、200Aは吐水管200の先端面を、202は吐水口を、204はセンサケースを、206,208はセンサケース204に収容された発光部,受光部をそれぞれ表している。
しかしながらこの特許文献1に開示のものでは、吐水管の先端面の形状を若干は小形状化できるもののその効果は限定的であり、吐水管の先端面を十分に小形状化することはできない。
従って発光部側と受光部側とにそれぞれ別々の種類のセンサケースを用意しなくてもよく、1種類のセンサケースを発光部側と受光部側とで共用することによって所要コストを安価となすことができる。
鉢面等で鏡面反射した赤外光は同じ偏光方向(振動方向)を維持しながら反射して受光部側の偏光板に達する。
このとき、受光部側の偏光板の偏光方向に対して鏡面反射によりそこに到達した反射光は振動方向が直角方向となるため、その受光部側の偏光板を通過して受光部へと達することができない。
尚、このように発光部側と受光部側とに偏光板を用いる点については特許文献1に開示されている。
図1において、10は本実施形態の自動水栓で、12は自動水栓10における吐水管である。
吐水管12は、図中下端部に大径の基部14を有しており、この基部14において取付装置16によりカウンタ部(取付基体)18に固定状態に取り付けられている。
そしてその取付装置16の上側の挟持部材20に対し基部14が下向きに嵌合され、カウンタ部18に着座せしめられている。
ここで基部14は止め具26にて挟持部材20に止め付けられ、回転方向にまた抜け方向にも固定状態とされている。
尚、28はカウンタ部18を貫通して設けられた取付穴である。
ここで吐水管12は、吐水口30が手洗鉢やシンク等の水槽内部を向くようにして設けられている。
給水路32上には、吐水口30からの吐水と止水とを行う開閉弁としての電磁弁35が設けられている。
36はこの電磁弁35の開閉を制御する制御部で、この制御部36に対し電磁弁35が電気的に接続されている。
ここで発光部40,受光部42はそれぞれ吐水口30とほぼ同方向、つまり吐水口30からの吐水の方向とほぼ同方向に向けて配向されている。
また人体非検知となったときに、吐水口30からの吐水が自動的に停止せしめられる。
一方、人体非検知状態になると制御部36が開弁状態にある電磁弁35を閉弁させ、吐水口30からの吐水を停止させる。
ここで発光部40は、赤外光を発光するLED等の発光素子で構成し、発光素子を発光させる駆動回路とともに発光側のセンサケース44内部に収容しておくことができる。
また受光部42は、フォトダイオード,フォトトランジスタ等の受光素子にて構成し、受光素子にて受光した光を電気信号に変換し信号処理する処理回路とともに受光側のセンサケース46内部に収容しておくことができる。
尚発光部40,受光部42の前方には必要に応じてそれぞれ光学レンズを備えておくことができる。
その上辺の寸法L1,一方の側辺の寸法L2が同寸法をなし、また他方の側辺の寸法L3と下辺の寸法L4とが同寸法をなしている。
またこれら発光側のセンサケース44と受光側のセンサケース46とは、何れか一方を自己周りに90°回転した向きとしたときに他方と同形状となる形状となしてある。またここではそれらが図2(B)に示しているように吐水口30の中心Oに対し90°の角度を成すように配置されている。
尚、後述するように本実施形態では偏光板50,52として同一の偏光板を用いるが、そのためには発光側のセンサケース44,受光側のセンサケース46は、それぞれ自己周りに90°回転したときに他方と同形状となれば良く、必ずしも吐水口30の中心O周りに90°回転した位置に配置しなければならないものではない。従って吐水口30の中心O周りに他の角度で回転した位置にそれぞれを配置しておくこともできる。
発光側のセンサケース44及び受光側のセンサケース46は、それぞれの上辺が先端面12Aに対する正面視において水平となり、また各側辺が上辺に対し直角の向きとなるように先端面12Aに配置されている。
そして略上半部の図中左上のコーナー部に発光側のセンサケース44が、また右上のコーナー部に受光側のセンサケース46がそれぞれ配置されている。
尚先端面12Aにおける上辺は図中左右方向に水平な形状をなしており、また左右の側辺が上辺に対し直角な形状をなしている。
ここで発光側の偏光板50,受光側の偏光板52は、何れもそれぞれ対応する発光側のセンサケース44,受光側のセンサケース46の正面形状と同形状をなしている。
但し発光側の偏光板50と受光側の偏光板52とは、その偏光方向が互いに90°異なった向きとされている。
例えば発光側の偏光板50はその偏光方向が図中垂直向きとされ、また受光側の偏光板52はその偏光方向が図中水平向きとされている。
従ってその反射光が受光部42側の偏光板52に達しても偏光板52を通過することができず、受光部42に達することができない。即ち受光部42にて受光されない。
従って鏡面反射により反射光量が多くてもその光量に基づいて手洗鉢等が誤検知されない。
従って、反射光の一部は受光部42側の偏光板52を通過することができる。
この光は概ね反射物までの距離の2乗に逆比例するので、この光量を用いて人体の有無を判定することができる。
これにより吐水管12の先端面12Aの形状を小形状化することができ、またこれに伴って吐水管12の先端面12Aの形状によって定まる吐水管12の太さを細くし得て吐水管12自体をコンパクト化でき、吐水管12のデザイン性,意匠性を良好となすことができる。
従って発光部40側と受光部42側とにそれぞれ別々の種類のセンサケースを用意しなくてもよく、1種類のセンサケースを発光部40側と受光部42側とで共用することによって所要コストを安価となすことができる。
例えば本発明においては発光素子,受光素子を吐水管の先端から離隔して配置しておき、それら発光素子,受光素子から光ファイバーを吐水管12の先端面12Aまで延ばして、その光ファイバーの先端を発光部40,受光部42となすことも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
12 吐水管
12A 先端面
30 吐水口
38 人体検知センサ
40 発光部
42 受光部
44,46 センサケース
50,52 偏光板
Claims (3)
- 吐水管の先端面に吐水口を設けるとともに、該先端面に、赤外線式の人体検知センサにおける発光部と受光部とをセンサケースに収容した状態で設け、該発光部から発した赤外光の人体による反射光を該受光部で受光して人体検知し、前記吐水口から自動吐水する自動水栓において
前記センサケースを前記発光部側と前記受光部側とに別々に独立して設け、該発光部側のセンサケースの内部に前記発光部を、該受光部側のセンサケースの内部に前記受光部をそれぞれ収めた状態で、該発光部と受光部とを該発光部側のセンサケース,該受光部側のセンサケースごと前記吐水口周りに互いに離隔して別々に配置してあることを特徴とする自動水栓。 - 請求項1において、前記発光部側のセンサケースと前記受光部側のセンサケースとの形状を、前記吐水管の先端面に対する正面視において左右対称形状をなし且つ何れか一方を自己周りに所定角度回転した向きとしたときに他方と同形状となる形状となしてあることを特徴とする自動水栓。
- 請求項2において、前記所定角度として90°回転した向きとしたときに前記発光部側のセンサケースと受光部側のセンサケースとが同形状となるものとなしてあり、該発光部側のセンサケースと該受光部側のセンサケースとの前端には、偏光方向が互いに90°異なった偏光板が設けてあることを特徴とする自動水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008132481A JP2009281008A (ja) | 2008-05-20 | 2008-05-20 | 自動水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008132481A JP2009281008A (ja) | 2008-05-20 | 2008-05-20 | 自動水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009281008A true JP2009281008A (ja) | 2009-12-03 |
Family
ID=41451741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008132481A Pending JP2009281008A (ja) | 2008-05-20 | 2008-05-20 | 自動水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009281008A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356889A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Toto Ltd | 自動吐水機器 |
JP2004116083A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Toto Ltd | 自動水栓装置 |
JP2005299142A (ja) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Toto Ltd | 自動吐水装置 |
-
2008
- 2008-05-20 JP JP2008132481A patent/JP2009281008A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356889A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Toto Ltd | 自動吐水機器 |
JP2004116083A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Toto Ltd | 自動水栓装置 |
JP2005299142A (ja) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Toto Ltd | 自動吐水装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3726953B2 (ja) | 自動水栓制御装置 | |
JP6784933B2 (ja) | 吐水装置及び光電センサ | |
US8421020B2 (en) | Infrared sensing device | |
JP2007270538A (ja) | 自動水栓 | |
US20170328045A1 (en) | Faucet apparatus | |
JP2009281009A (ja) | 自動水栓 | |
JP4784908B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP2009281008A (ja) | 自動水栓 | |
JP2007291829A5 (ja) | ||
JP2004116083A (ja) | 自動水栓装置 | |
JP2000227359A (ja) | 光センサー | |
JP5349286B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP4457734B2 (ja) | 自動吐水装置 | |
JP5927578B2 (ja) | 自動水栓の赤外線センサの取り付け構造 | |
JP6315428B2 (ja) | 自動水栓装置 | |
JP2007262759A (ja) | 自動水栓装置 | |
JP5891397B2 (ja) | 自動水栓 | |
JP2001033565A (ja) | 対象物検知センサ | |
JP2019178496A (ja) | 吐水装置 | |
JP4500196B2 (ja) | 人体検知装置 | |
JP2011122359A (ja) | 自動水栓 | |
JP2019178495A (ja) | 吐水装置 | |
JP2006058050A (ja) | センサ装置 | |
JPH0676704A (ja) | 光電スイッチ | |
JP2006280674A (ja) | 便座装置及びトイレ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20101215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20110523 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120710 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20121106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |