JP2009280748A - コーティング材組成物及び反射防止基材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のコーティング材組成物は、4官能加水分解性オルガノシランと、エポキシ基及びアルコキシ基を有する加水分解性オルガノシランとの加水分解物と、シリカ系金属酸化物微粒子とを含有する。エポキシ基及びアルコキシ基を有する加水分解性オルガノシランを含有させることにより、硬化被膜の表面側及び基板側の屈折率のバランスが良くなり、優れた耐擦傷性と反射防止性能とを有する硬化被膜が得られる。また、エポキシ基が、基材に含まれる水酸基やカルボニル基といった酸素サイトと結合するので、硬化被膜と基材の密着性を向上し、硬化温度が低くても耐擦傷性を上げることができる。
【選択図】なし
Description
上記一般式(1)において、加水分解基Xは、アルコキシル基、アセトキシ基、オキシム基、エノキシ基等を表す。
上記一般式(2)において、R1は1価の炭化水素基であれば特に限定されるものではなく、好ましくは炭素数1〜8の1価の炭化水素基が用いられ、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、へプチル基、オクチル基等のアルキル基等を表す。本実施形態で用いられる4官能加水分解性オルガノシランとしては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等が挙げられる。
R2R4Si(OR3)2 …(4)
上記一般式(3)(4)において、R2はエポキシ基、グリシドキシ基及びこれらの置換体から選ばれた基を表す。R3は上記R1と同様に、1価の炭化水素基であれば特に限定されるものではなく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基等を表す。R4は水素、アルキル基、フルオロアルキル基、アリール基、アルケニル基、メタクリルオキシ基、エポキシ基、グリシドキシ基、アミノ基、及びそれらの置換体から選ばれた基を表わす。本実施形態で用いられるエポキシ基及びアルコキシ基を有する加水分解性オルガノシランとしては、例えば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、又はγ−グリシドキシプロピルジメトキシメチルシラン等が挙げられる。
R5R7Si(OR6)2 …(6)
上記一般式(5)(6)において、R5はフルオロアルキル基、パーフルオロアルキル基又はそれらの置換体から選ばれた基を表す。R6は上述したR1,R3と同様に、1価の炭化水素基であれば特に限定されるものではなく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基等を表す。R7は上述したR4と同様に、水素、アルキル基、フルオロアルキル基、アリール基、アルケニル基、メタクリルオキシ基、エポキシ基、グリシドキシ基、アミノ基、及びそれらの置換体から選ばれた基を表わす。本実施形態で用いられるフッ素置換アルキル基を有する加水分解性オルガノシランとしては、例えば、トリフルオロメチルトリメトキシシラン、トリフルオロメチルトリエトキシシラン、パーフルオロプロピルエチルトリメトキシシラン、パーフルオロプロピルエチルトリエトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン等が挙げられる。
テトラエトキシシラン204.8部にγ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン1.0部、イソプロピルアルコール(IPA)600部を加え、これを水53.2部及び0.1Nの硝酸水溶液17.7部(「H2O」/「OR」=1.0(水比))に加えて、混合液を得た。この混合液を60℃恒温槽中で1時間加温し、重量平均分子量を1330に調整されたシリコーン加水分解物がマトリクス形成材料として得られた。次に、中空シリカIPA分散ゾル(製品名:スルーリアCS60−IPA、固形分20重量%、平均一次粒子径約60nm、外殻厚み約10nm、触媒化成工業製)を用い、これをシリコーン加水分解物に加え、中空シリカ微粒子/シリコーン混合物(縮合化合物換算)が固形分基準で重量比が40/60となるように配合し、その後、全固形分が1%となるようにIPA/酢酸ブチル/ブチルセロソルブ混合液(希釈後の溶液の全量中の5%が酢酸ブチル、全量中の2%がブチルセロソルブとなるようにあらかじめ混合された用液)で希釈し、更にジメチルシリコーンオイル(N≒40)を酢酸エチルで5重量%となるように希釈した溶液を、中空シリカ微粒子とシリコーンレジン(縮合化合物換算)の固形分の和に対して、ジメチルシリコーンオイルの固形分が2重量%になるよう添加することによって、実施例1のコーティング材組成物を調整した。
実施例1において、テトラエトキシシラン204.8部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン1.0部としたのを、テトラエトキシシラン201.4部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部に換え、また、水53.2部、0.1Nの硝酸水溶液17.7部としたのを、水52.5部、0.1Nの硝酸水溶液17.5部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1340であった。その他は実施例1と同様の材料及び手法に従い、実施例2のコーティング材組成物を調整した。
実施例1において、テトラエトキシシラン204.8部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン1.0部としたのを、テトラエトキシシラン191.0部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン5.0部に換え、また、水53.2部、0.1Nの硝酸水溶液17.7部としたのを、水50.2部、0.1Nの硝酸水溶液16.7部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1345であった。その他は実施例1と同様の材料及び手法に従い、実施例3のコーティング材組成物を調整した。
実施例1において、テトラエトキシシラン204.8部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン1.0部としたのを、テトラエトキシシラン173.6部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン10.0部に換え、また、水53.2部、0.1Nの硝酸水溶液17.7部としたのを、水46.5部、0.1Nの硝酸水溶液15.5部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1335であった。その他は実施例1と同様の材料及び手法に従い、実施例4のコーティング材組成物を調整した。
テトラエトキシシラン194.4部にγ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン1.5部、IPA600部を加え、これを水49.0部及び0.1Nの硝酸水溶液16.3部(「H2O」/「OR」=1.0)に加え、混合液を得た。この混合液を60℃恒温槽中で1時間加温し、重量平均分子量を1340に調整したシリコーン加水分解物をマトリクス形成材料として得た。
実施例5において、テトラエトキシシラン194.4部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部としたのを、テトラエトキシシラン184.0部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン5.0部に換え、また、水50.8部、0.1Nの硝酸水溶液16.9部としたのを、水48.5部、0.1Nの硝酸水溶液16.2部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1340であった。その他は実施例5と同様の材料及び手法に従い、実施例6のコーティング材組成物を調整した。
実施例5において、テトラエトキシシラン194.4部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部としたのを、テトラエトキシシラン166.7部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン10.0部に換え、また、水48.5部、0.1Nの硝酸水溶液16.2部としたのを、水44.8部、0.1Nの硝酸水溶液14.9部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1380であった。その他は実施例5と同様の材料及び手法に従い、実施例7のコーティング材組成物を調整した。
実施例5において、テトラエトキシシラン194.4部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン1.5部としたのを、テトラエトキシシラン184.0部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン3.8部に換え、また、水50.8部、0.1Nの硝酸水溶液16.9部としたのを、水48.3部、0.1Nの硝酸水溶液16.1部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1345であった。その他は実施例5と同様の材料及び手法に従い、実施例8のコーティング材組成物を調整した。
実施例8において、テトラエトキシシラン184.0部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部としたのを、テトラエトキシシラン173.6部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン5.0部に換え、また、水48.3部、0.1Nの硝酸水溶液16.1部としたのを、水46.0部、0.1Nの硝酸水溶液15.3部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1325であった。その他は実施例8と同様の材料及び手法に従い、実施例9のコーティング材組成物を調整した。
実施例8において、テトラエトキシシラン184.0部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部としたのを、テトラエトキシシラン156.2部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン10.0部に換え、また、水48.3部、0.1Nの硝酸水溶液16.1部としたのを、水42.3部、0.1Nの硝酸水溶液14.1部に替えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1335であった。その他は実施例8と同様の材料及び手法に従い、実施例10のコーティング材組成物を調整した。
実施例5において、テトラエトキシシラン194.4部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン1.5部としたのを、テトラエトキシシラン166.7部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン0.75部に換え、また、水50.8部、0.1Nの硝酸水溶液16.9部としたのを、水44.1部、0.1Nの硝酸水溶液14.7部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1340であった。その他は実施例5と同様の材料及び手法に従い、実施例11のコーティング材組成物を調整した。
実施例11において、テトラエトキシシラン166.7部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部を、テトラエトキシシラン156.2部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン5.0部に変え、水44.1部、0.1Nの硝酸水溶液14.7部を水41.8部、0.1Nの硝酸水溶液13.9部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1350であった。その他は実施例11と同様の材料及び手法に従い、実施例12のコーティング材組成物を調整した。
実施例11において、テトラエトキシシラン166.7部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン2.0部としたのを、テトラエトキシシラン138.9部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン10.0部に換え、また、水44.1部、0.1Nの硝酸水溶液14.7部としたのを、水38.1部、0.1Nの硝酸水溶液12.7部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1340であった。その他は実施例11と同様の材料及び手法に従い、実施例13のコーティング材組成物を調整した。
実施例2において、水52.5部、0.1Nの硝酸水溶液17.5部としたのを、水26.3部、0.1Nの硝酸水溶液8.8部(「H2O」/「OR」=0.5(水比))に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1110であった。その他は実施例2と同様の材料及び手法に従い、実施例14のコーティング材組成物を調整した。
実施例2において、水52.5部、0.1Nの硝酸水溶液17.5部としたのを、水78.8部、0.1Nの硝酸水溶液26.3部(「H2O」/「OR」=1.5)に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1460であった。その他は実施例2と同様の材料及び手法に従い、実施例15のコーティング材組成物を調整した。
実施例2において、水52.5部、0.1Nの硝酸水溶液17.5部としたのを、水157.5部、0.1Nの硝酸水溶液52.5部(「H2O」/「OR」=3.0)に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1600であった。その他は実施例2と同様の材料及び手法に従い、実施例16のコーティング材組成物を調整した。
実施例2において、水52.5部、0.1Nの硝酸水溶液17.5部としたのを、水262.5部、0.1Nの硝酸水溶液87.5部(「H2O」/「OR」=5.0)に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は2000であった。その他は実施例2と同様の材料及び手法に従い、実施例17のコーティング材組成物を調整した。
実施例13において、水38.1部、0.1Nの硝酸水溶液12.7部としたのを、水19.0部、0.1Nの硝酸水溶液6.3部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1200であった。その他は実施例13と同様の材料及び手法に従い、実施例18のコーティング材組成物を調整した。
実施例13において、水38.1部、0.1Nの硝酸水溶液12.7部としたのを、水57.1部、0.1Nの硝酸水溶液19.0部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1520であった。その他は実施例13と同様の材料及び手法に従い、実施例19のコーティング材組成物を調整した。
実施例13において、水38.1部、0.1Nの硝酸水溶液12.7部としたのを、水114.2部、0.1Nの硝酸水溶液38.1部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1650であった。その他は実施例13と同様の材料及び手法に従い、実施例20のコーティング材組成物を調整した。
実施例13において、水38.1部、0.1Nの硝酸水溶液12.7部としたのを、水190.3部、0.1Nの硝酸水溶液63.4部に換えた。得られたマトリクス形成材料の重量平均分子量は1950であった。その他は実施例13と同様の材料及び手法に従い、実施例21のコーティング材組成物を調整した。
テトラエトキシシラン208.3部にIPA600部を加え、更にこれを水54.0部及び0.1Nの硝酸水溶液18.0部(「H2O」/「OR」=1.0(水比))に加え、混合液を得た。この混合液を60℃恒温槽中で1時間加温し、重量平均分子量を1350に調整したシリコーン加水分解物をマトリクス形成材料として得た。次に、中空シリカIPA分散ゾル(製品名:スルーリアCS60−IPA、固形分20重量%、平均一次粒子径約60nm、外殻厚み約10nm、触媒化成工業製)を用い、これをシリコーン加水分解物に加え、中空シリカ微粒子/シリコーン混合物(縮合化合物換算)が固形分基準で重量比が40/60となるように配合し、その後、全固形分が1%となるようにIPA/酢酸ブチル/ブチルセロソルブ混合液(希釈後の溶液の全量中の5%が酢酸ブチル、全量中の2%がブチルセロソルブとなるようにあらかじめ混合された用液)で希釈し、更にジメチルシリコーンオイル(N≒40)を酢酸エチルで5重量%となるように希釈した溶液を、中空シリカ微粒子とシリコーンレジン(縮合化合物換算)の固形分の和に対して、ジメチルシリコーンオイルの固形分が2重量%になるよう添加することによって、比較例1のコーティング材組成物を調整した。
テトラエトキシシラン138.9部にγ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン20.0部、IPA600部を加え、これを水38.9部及び0.1Nの硝酸水溶液13.0部(「H2O」/「OR」=1.0)に加え、混合液を得た。この混合液を60℃恒温槽中で1時間加温し、重量平均分子量を1350に調整したシリコーン加水分解物をマトリクス形成材料として得た。次に、中空シリカIPA分散ゾル(製品名:スルーリアCS60−IPA、固形分20重量%、平均一次粒子径約60nm、外殻厚み約10nm、触媒化成工業製)を用い、これをシリコーン加水分解物に加え、中空シリカ微粒子/シリコーン混合物(縮合化合物換算)が固形分基準で重量比が40/60となるように配合し、その後、全固形分が1%となるようにIPA/酢酸ブチル/ブチルセロソルブ混合液(希釈後の溶液の全量中の5%が酢酸ブチル、全量中の2%がブチルセロソルブとなるようにあらかじめ混合された用液)で希釈し、更にジメチルシリコーンオイル(N≒40)を酢酸エチルで5重量%となるように希釈した溶液を、中空シリカ微粒子とシリコーンレジン(縮合化合物換算)の固形分の和に対して、ジメチルシリコーンオイルの固形分が2重量%になるよう添加することによって、比較例2のコーティング材組成物を調整した。
分光光度計(日立製作所製「U−4100」)を使用して、最小反射率(5°相対反射率)を測定した。
磨耗試験機(新東科学製、HEIDEN−14DR、スチールウール♯0000、250G荷重、10往復)で、硬化被膜の表面を擦り、硬化被膜の表面に発生した単位面積あたりの傷の本数を測定した。
Claims (6)
- 加水分解性オルガノシランの加水分解物を含有する反射防止被膜形成用のコーティング材組成物において、
4官能加水分解性オルガノシランと、エポキシ基及びアルコキシ基を有する加水分解性オルガノシランとの加水分解物と、シリカ系金属酸化物微粒子とを含有することを特徴とするコーティング材組成物。 - 前記エポキシ基及びアルコキシ基を有する加水分解性オルガノシランの加水分解物の含有量が、樹脂の全固形分に対して1〜10重量%であることを特徴とする請求項1に記載のコーティング材組成物。
- フッ素置換アルキル基を有する加水分解性オルガノシランの加水分解物を更に含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコーティング材組成物。
- 前記加水分解性オルガノシランの加水分解物は、該加水分解性オルガノシランに含まれるアルコキシ基に対する水比が1.0〜3.0で反応させたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコーティング材組成物。
- 前記加水分解性オルガノシランの加水分解物は、ポリスチレン換算重量平均分子量1000〜2000の化合物であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のコーティング材組成物。
- 基材の表面に請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のコーティング材組成物から形成された硬化被膜を有する反射防止基材。
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