JP2009279663A - ロボット用位置同定方法および装置 - Google Patents

ロボット用位置同定方法および装置 Download PDF

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正之 平井
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Abstract

【課題】ロボットの与えられた作業動作を環境に合わせて補正可能として、簡易な設置方法でのロボットの運用を可能とするとともに、ロボットを環境の変化に迅速に対応させ得るようにすることにある。
【解決手段】作業用の複数の撮像手段7と作業腕4とを持つ移動可能なロボット1の、少なくとも作業台Tを含む位置同定対象物に対する相対位置を同定するに際し、前記位置同定対象物に設けたマークCMを前記複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像し、前記マークを撮像した複数の方向に基づき前記相対位置を求めることを特徴とする、ロボット用位置同定方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定する方法および装置に関するものである。
今日の産業用ロボットの多くは、高速化され、人では為し得ない重量物の移動や組立、悪環境での作業等に使用されている。一方、ヒューマノイドロボットのような自律形ロボットも進歩してきている。
それゆえ今後は、例えば特許文献1記載の双腕ロボットのように、人と共存、協調することが予定されるロボットが多くなると予想される。
特開2005−238350号公報
ところで、作業腕を持つ産業用ロボットは、主に作業腕を振り回すことにより各種作業を行う。対象作業としては、工場の出荷工程や倉庫での製品運搬などに供されるパレタイズ作業、ワークへの溶剤塗布などに供されるシーリング作業、プラスチック成形時のゲートカット作業、NC旋盤との組み合わせ等工作機械でのワーク取付け・取外し作業、クリーンルーム内等特別な空間での特殊作業等々があげられ、また、その動作は一見しただけでは予想がつきにくい。
このため産業用ロボットに関しては、過去に「叩かれる・挟まれる」など「労働災害」が発生しており、産業用ロボットを取り扱う作業は危険・有害作業に指定されている。それゆえ、予め作業工程に係る動作を教示(ティーチング)しておかなければならないが、その作業に従事する作業者は「特別教育の修了」が必要であり,また産業用ロボットの管理運営に当たっては「柵などの接触防止装置」の設置、「作業規定」の策定と遵守、「表示」や「点検」の徹底など法令で義務づけられている。
従って、1人ないし数人の作業者が1つの製品を作り上げるセル生産の現場等にロボットを投入する場合には、従来の産業用ロボットをそのまま投入することは安全上の問題からも難しい。そこで、ロボットの可動出力の低減や、人との接触や外乱に対し危害を加えないような措置が必要となり、従来の産業用ロボットのようにロボットを架台へ設置固定することはできない。つまり、ロボットを簡易設置することが、特徴・利点であると同時に必要条件でもある。
また、セル生産の現場にロボットを投入する場合には、作業者と同じ環境への対応が求められ、さらに、移動と設置を頻繁に行うことが考えられるため迅速な設置と運用が必須である。しかも、初期設置時以外にもセル生産現場では、作業者との接触などによるロボットの位置ズレが起こり得る。
それゆえこの発明は、視覚(撮像手段)を用いてロボットの座標と環境との位置同定を行い、ロボットの与えられた作業動作を環境に合わせて補正することで、簡易な設置方法でのロボットの運用を可能とし、ロボットが環境の変化に迅速に対応できるようにすることを目的としている。
また、この発明は、人との接触、もしくは何らかの外乱によるロボットの位置ずれに対して、視覚(撮像手段)を利用して環境を把握し、与えられた動作を補正して作業を継続できるようにすることを目的としている。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明のロボット用位置同定方法は、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定するに際し、前記位置同定対象物に設けたマークを前記複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像し、前記マークを撮像した複数の方向に基づき前記相対位置を求めることを特徴とするものである。
また、この発明のロボット用位置同定装置は、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定する位置同定装置において、前記位置同定対象物に設けたマークを前記複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像する際にそれらの撮像手段が前記マークを撮像する方向を検出する撮像方向検出手段と、前記撮像方向検出手段が検出した複数の方向に基づき前記相対位置を求める相対位置同定手段と、を具えることを特徴とするものである。
上述したこの発明のロボット用位置同定方法によれば、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定するに際し、位置同定対象物に設けたマークを複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像し、そのマークを撮像した複数の方向に基づき相対位置を求めるので、ロボットを精密に位置決めしない簡易な設置方法でも、ロボットの座標と少なくとも作業台を含む位置同定対象物との間の3次元的な位置同定を行い、ロボットの与えられた作業動作を環境に合わせて補正することができ、それによって、簡易な設置方法でのロボットの運用を可能とするとともに、ロボットを環境の変化に迅速に対応させることができる。
また、上述したこの発明のロボット用位置同定装置によれば、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定する位置同定装置において、撮像方向検出手段が、位置同定対象物に設けたマークを複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像する際にそれらの撮像手段がマークを撮像する方向を検出し、相対位置同定手段が、その撮像方向検出手段が検出した複数の方向に基づき前記相対位置を求めるので、ロボットを精密に位置決めしない簡易な設置方法でも、ロボットの座標と少なくとも作業台を含む位置同定対象物との間の3次元的な位置同定を行い、ロボットの与えられた作業動作を環境に合わせて補正することができ、それによって、簡易な設置方法でのロボットの運用を可能とするとともに、ロボットを環境の変化に迅速に対応させることができる。
ところで、3次元認識(撮像)では、周辺環境の照度や輝度の変化によって、安定した画像を取得することが困難になる。周辺環境の照度および輝度が変化する要因には、照明のちらつき、外光の変化、隣接作業者もしくはロボット自身によって生じる影等がある。従って、撮像手段で視覚認識を行う場合は作業環境における光源の安定化が求められる。しかしながらセル生産用ロボットに関しては、人と同じ作業環境への導入が求められる。従ってロボットに特化し過ぎた作業環境の構築は、人との共存協調を阻害する恐れがあり難しい。すなわち、ロボット用の照明器具を配置すると、人の作業効率が落ちる。また照明器具を都度設置すると、ロボットの設置に手間が掛かる。さらに、ワークを精度良く撮像するための処理を増やした場合、撮像、認識、座標取得のプロセスに時間が掛かる。また撮像結果に対する誤差評価や正誤の判断が難しい。
これに対し本願発明のようにマークを用いて3次元認識を行えば、マークを認識するため、座標取得が正確であり且つ安定している。また、光源などの変化といった外乱の影響を受けにくい。さらに、3点以上のマークから、平面の特定、平面の姿勢を認識し、マークで構成される平面の任意座標を取得することができる。また、3個以上のマークの配置から、空間座標と姿勢を特定することができ、さらに、マークの配置と対象物を関連付けることで、対象物の姿勢や、座標の置換認識を行うことができる。
なお、この発明のロボット用位置同定方法および位置同定装置においては好ましくは、前記マークは1つまたは複数のクロスマークとする。点を持つクロスマークを用いることで、位置同定対象物の3次元認識の精度や安定性を高めるとともに、3次元認識処理の高速化も図ることができる。
また、この発明のロボット用位置同定方法および位置同定装置においては好ましくは、前記ロボットは前記複数の撮像手段と作業腕とを搭載した台車により走行移動可能とする。台車により手押しで、あるいはモータ等により自走して走行移動可能とすることで、ロボットを所要に応じて任意の場所に移動させてその場所に簡易な設置方法で容易に設置することができる。
さらにこの発明のロボット用位置同定方法および位置同定装置においては好ましくは、前記ロボットは前記複数の撮像手段を頭部に持つものとする。頭部に撮像手段を持つことで、作業中でも、高い位置から作業腕等に妨げられずに作業台等の対象物を撮像し得て、容易にロボット自身の位置確認を行うことができる。
そしてこの発明のロボット用位置同定方法および位置同定装置においては好ましくは、前記位置同定対象物は作業対象物を含むものとする。これによりロボットが、作業台との間の位置同定だけでなく作業対象物との間の位置同定もできるので、作業者等の人との接触、もしくは何らかの外乱によるロボットの位置ずれに対しても、その位置ずれを把握し、与えられた動作を補正して作業を継続することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づく実施例によって詳細に説明する。ここに、図1は、この発明のロボット用位置同定方法の一実施例を実施するこの発明のロボット用位置同定装置の一実施例をそれぞれ具える二台の双腕ロボットが一人の作業者と共存、協調して作業するセル生産現場の全体を示す斜視図、図2(a),(b)は、その双腕ロボットを示す正面図および側面図、図3(a),(b),(c)は、上記双腕ロボットを示す平面図,背面図および斜視図、図4は、上記双腕ロボットが作業台(机)上および作業対象物(ワーク)上に付されたマークを認識した状態を示す説明図、図5は、上記実施例のロボット用位置同定方法による上記双腕ロボットと一般的な位置同定対象物との間の位置同定の手順を示すフローチャート、図6は、上記実施例のロボット用位置同定方法による上記双腕ロボットと作業台(机)との間の位置同定の手順を示すフローチャート、そして、図7は、上記実施例のロボット用位置同定方法による上記双腕ロボットと作業対象物(ワーク)との間の位置同定の手順を示すフローチャートである。
図1に示すセル生産現場は、作業台としての五つの机T1〜T5を略コ字状に配置して具えており、中央の机T3の手前には作業者Mが配置され、中間の二つの机T2,T4の手前には二台の双腕ロボット1が、作業者Mと共存、協調して作業するように配置されている。このセル生産現場では、両端の机T1,T5上に図示しないワークを載せたパレットPが搬入されると、二台の双腕ロボット1が、それらの机T1,T5上のパレットPをそれぞれ中間の二つの机T2,T4上に移してそこでパレットPからワークを取り出し、円形の台RT上でワークの組み立てを行い、組み立てたワークを空のパレットPに載せ、そのパレットPを中央の机T3上に移す。そして作業者Mが中央の机T3上で、それらのパレットPから組み立てたワークを取り出し、円形の台RT上で組み合わせて図示しない製品を組み立てて、その製品をパレットPとともに机T3上から搬出する。
かかるセル生産作業を行うため、ここにおける二台の双腕ロボット1は互いに同一の構成とされ、各双腕ロボット1は、図2,3に示すように、胴体2と、その胴体2の上端に設けられた頭3と、その胴体2のロボット自身から見て左右側方に位置する二本の腕4と、それらの腕4の先端に設けられたエンドエフェクタの一例としての挟持型の手5と、胴体2の下部2aを脚の代わりに支持する台車6とを具えている。また、各双腕ロボット1は、頭3の前面に撮像手段としての二台のビデオカメラ7を搭載するとともに、頭3を支持する首関節8を具えており、その首関節8は、頭3を軸線P1周りに前後に傾動させる首ピッチ軸と、胴体2の上下方向に延在する中心線である軸線Y1周りに頭3を左右に回動させる首ヨー軸とを可動軸として有している。さらに、各双腕ロボット1は、胴体2の下部2aと上部2bとの間に腰関節9を具えており、その腰関節9は、胴体2の上部2bを下部2aひいては台車6に対して軸線Y1周りに左右に回動させる腰ヨー軸を可動軸として有している。
さらに、各双腕ロボット1は、胴体2と各腕4の上腕4aとの間の肩関節10と、各腕4の上腕4aと下腕4bとの間の肘関節11と、各腕4の下腕4bと手5との間の手首関節12とをそれぞれ具えており、肩関節10は、図2(a)に示すように、胴体2の左右に突出して略ハ字状をなす肩ブラケット13上にそれぞれ配置され、胴体2に対し腕4全体を軸線Y2周りに相対的に左右に回動させる肩ヨー軸と、その肩ヨー軸の軸線Y2と互いに直交して軸線P2を配置され、胴体2に対し腕4全体をその軸線P2周りに相対的に前後に傾動させる肩ピッチ軸とを可動軸として有している。ここで、肩ブラケット13の上面は、上記軸線Y1に対して斜め下方に15度傾いて配置されていることから、各肩ヨー軸の軸線Y2は、胴体2の上下方向に対して15度傾いて、下方へ行くほど胴体2に近くなるように延在しており、それに伴い、各肩ヨー軸の軸線Y2と互いに直交する各肩ピッチ軸の軸線P2も、床面に対して15度傾いている。そして腕4の上腕4aは、下に下げた状態で肘関節11に近い部分ほど胴体2に近くなるように傾いて延在している。
さらに、各肘関節11は、上腕4aに対し下腕4bを、軸線P2に平行な軸線P3周りに上下に傾動させる肘ピッチ軸を可動軸として有し、また各手首関節12は、下腕4bに対して手5を軸線P4周りに相対的に上下に傾動させる手首ピッチ軸と、その手5を軸線P4に直交する軸線Y3周りに相対的に左右に回動させる手首ヨー軸と、下腕4bに対して手首ピッチ軸と手首ヨー軸とを軸線R周りにねじる手首ロール軸とを可動軸として有しており、結果として各腕4は、合計6つの可動軸、すなわち6自由度を有し、これら可動軸の軸配置により、この二本の腕4は特異点がなく自由な姿勢を作ることが可能である。なお、これらの可動軸は各々、周知のように例えばステップモータ等のモータと例えば商品名ハーモニックドライブ等の減速機とを組み合わせた回動機構で構成されている。
さらに、各双腕ロボット1は、台車6の上端部に胴体2の下部2aを昇降可能に支持するとともに、レバー14aの操作で図示しないねじ部材を回転させることでその下部2aを締め付け固定する、一部切り欠かれたリング状の二個の胴ブラケット14と、胴体2の下部2aと台車6の下部との間に介挿されて、それらの胴ブラケット14による昇降可能な支持状態で胴体2を昇降移動させる、例えば通常のボールねじ式の電動アクチュエータ15と、胴体2の上部2b内に収容された各可動軸用駆動回路と、台車6の下部に搭載されて双腕ロボット1の上記各可動軸用駆動回路の作動を制御する、通常のコンピュータを有するコントロールボックス16と、頭3の前面に搭載した二台のビデオカメラ7からの画像(視覚情報)に基づき後述の如くして机T1〜T5やワークの3次元座標および向きを認識してコントロールボックス16に伝達する、これも通常のコンピュータを有する視覚制御ボックス17とを具えている。
そして、ここにおける台車6はその下部に、四本の固定脚18と、各々首振り可能な四個のキャスタ19とを有しており、これらのキャスタ19は、台車6の下部に平行リンク21を介して昇降可能に支持された可動フレーム20に取付けられて可動フレーム20とともに昇降可能とされ、可動フレーム20は、図では折り畳まれているペダル21を外に倒して踏み降ろすことで下降させて、キャスタ19が固定脚18よりも下がって台車6を床面F上で走行可能に支持する図示しない下降位置に固定することができ、また反対側のペダル22を踏み降ろすことでロックを解除して図示しないスプリングで、キャスタ19が固定脚18よりも上がって台車6が固定脚18で固定支持される図示の収納位置へ上昇させることができる。
また、ここにおける台車6はその後部に、人手で押し引きできるようにハンドル23を設けられるとともに、そのハンドル23に、スイッチボックス24を着脱可能に装着されており、このスイッチボックス24には、双腕ロボット1の非常停止スイッチ24aおよび保護停止スイッチ24bと、電動アクチュエータ15による胴体2の上昇スイッチ24cおよび下降スイッチ24dとが設けられている。そして、各双腕ロボット1の首関節8には、頭3と緩衝しないように表示灯25が立設され、この表示灯25には、作動状態等の表示内容に応じて色分けされた複数のランプが設けられている。
かかる構成を具える各双腕ロボット1において、視覚制御ボックス17は、頭3の前面に搭載した二台のビデオカメラ7で、図4に示すように、机T1〜T5(代表として符号Tで示す)上の四隅または三箇所の隅に幅方向間隔aおよび奥行き方向間隔bをあけて設けたマークとしてのクロスマークCMや、円形台RTの例えば中心点から所定半径rの円上に周方向に等間隔に設けた、あるいはその中心点に設けた(図1参照)マークとしてのクロスマークCMや、パレットP上の四隅または三箇所の隅に幅方向および奥行き方向にそれぞれ所定間隔をあけて設けたマークとしてのクロスマークCMを撮像して、それらのクロスマークCMの画像の位置、すなわち二台のビデオカメラ7がそのクロスマークCMを撮像している方向を求め、それらの方向から、図5〜図7に示す如くして、ロボットと位置同定対象物との位置同定を行う。
すなわち、図5は、双腕ロボット1と一般的な位置同定対象物との位置同定の場合を示し、この場合は、先ずステップS1で、例えば双腕ロボット1の座標が判明している部位を撮像するキャリブレーションを行って、ビデオカメラ7の3次元座標系とロボットの3次元座標系とを合致させ、次いでステップS2で、位置同定対象物に付された各クロスマークCMを撮像し、続くステップS3で、各クロスマークCMの中心点(交差する線の交差点)の、ロボットの3次元座標系での点座標を画像処理によって求める。このような画像処理は例えば、二台のビデオカメラ7での二つの画像中の同じ四点または三点のクロスマークCMをそれらのクロスマークCMの相互の位置関係の近似性から認識し、次いでそれら四点または三点のクロスマークCMのうち同じ一点のクロスマークCMを相互の位置関係から識別して、その一点のクロスマークCMが両画像中で見える方向を求めることで、ロボットの3次元座標系でのその一点のクロスマークCMの点座標を幾何学的に演算する、という処理を繰り返すことで行うことができる。
次いでステップS4で、ロボットの3次元座標系での複数のクロスマークCMの配置を計算して、パターンマッチングにより、クロスマークCMのその配置に意味付けされた位置同定対象物として認識し、続くステップS5で、複数のクロスマークCMの配置から、ロボットの3次元座標系でのその位置同定対象物の姿勢を計算して認識し、最後にステップS6で、ロボットの3次元座標系でのこの位置同定対象物の位置および姿勢をコントロールボックス16に伝達して位置同定を完了する。
図6は、双腕ロボット1と図4に示す位置同定対象物としての机T1〜T5(代表として符号Tで示す)との位置同定の場合を示し、この場合は、先ずステップS11で、ステップS1と同様にしてキャリブレーションを行って、ビデオカメラ7の3次元座標系とロボットの3次元座標系(図4では水平面座標軸X,Yのみ示す)とを合致させ、次いでステップS12で、双腕ロボット1を、キャスタ19を用いて机Tの手前の左右方向中央部の概略所定位置に移動させてその位置で固定脚18により固定(仮固定)し、あるいはさらに、胴ブラケット14を緩めて昇降スイッチ24c,24dで胴体2の高さを適宜調整した後胴ブラケット14を締め、次いでステップS13で、机T上の四隅または三隅に付された各クロスマークCMを撮像し、続くステップS14で、各クロスマークCMの中心点(交差する線の交差点)の、ロボットの3次元座標系での点座標を、ステップS3と同様にして画像処理によって求める。
次いでステップS15で、ロボットの3次元座標系での複数のクロスマークCMの配置を計算して、パターンマッチングにより、クロスマークCMのその配置、すなわち図4に示すように例えば幅aおよび奥行きbの四点または三点のクロスマークCMを持つ配置から、その配置に意味付けされた机Tとして認識し、続くステップS16で、四点または三点のクロスマークCMの配置から、ロボットの3次元座標系でのその机Tの姿勢を計算して認識し、続くステップS17で、あらかじめ行った条件設定に基づく動作解析と干渉判断とにより、双腕ロボット1が動作可能か否かを判断し、例えば机Tが遠すぎて所定の作業動作ができなかったり、机Tが近すぎて所定の作業動作により机Tとの干渉が生じたりする場合は動作可能でない(NO)と判断してステップS12へ戻り、例えば表示灯25で設置位置が不適当である旨を表示して、作業者M等に当該双腕ロボット1の設置位置の移動を求める。そしてステップS17で、双腕ロボット1が動作可能(YES)の場合は、最後にステップS18で、ロボットの3次元座標系でのこの机Tの位置および姿勢すなわち局所3次元座標系(図4では水平面座標軸X,Yのみ示す)をコントロールボックス16に伝達して位置同定を完了する。
なお、視覚制御ボックス17は同様にして、所定の半径r上に周方向に等間隔に位置する三点のクロスマークCMを持つものを円形台RTと認識するとともに、ロボット座標系でのその円形台RTの平面の局所3次元座標系(図4では水平面座標軸XRT,YRTのみ示す)を認識し、あるいは周囲所定距離内にクロスマークが存在しない一点のクロスマークCMを持つものを円形台RTと認識するとともに、ロボット座標系でのその円形台RTの平面の局所3次元座標系を机T上の平面の局所3次元座標系を所定距離上方および側方へ平行移動したものとして認識し、また所定の幅および奥行きの四点または三点のクロスマークCMを持つものをパレットPと認識するとともに、ロボット座標系でのそのパレットP上の平面の局所3次元座標系(図4では水平面座標軸X,Yのみ示す)を認識し、それらをコントロールボックス16に伝達する。
図7は、双腕ロボット1と位置同定対象物としての図示しないワークとの位置同定の場合を示し、この場合は、先ずステップS21で、ステップS1と同様にしてキャリブレーションを行って、ビデオカメラ7の3次元座標系とロボットの3次元座標系とを合致させ、次いでステップS22で、パレットP上に載置してワークを机T上に配置し、次いでステップS23で、そのワーク上の四隅または三隅に付された各クロスマークCMを撮像し、続くステップS24で、各クロスマークCMの中心点(交差する線の交差点)の、ロボットの3次元座標系での点座標を、ステップS3と同様にして画像処理によって求める。
次いでステップS25で、ロボットの3次元座標系での複数のクロスマークCMの配置を計算して、パターンマッチングにより、クロスマークCMのその配置から、その配置に意味付けされた種類のワークとして認識し、続くステップS26で、複数のクロスマークCMの配置から、ロボットの3次元座標系でのそのワークの姿勢を計算して認識し、続くステップS27で、あらかじめ行った条件設定に基づく動作解析と干渉判断とにより、双腕ロボット1が動作可能か否かを判断し、例えばワークが遠すぎて所定の作業動作ができなかったり、ワークが近すぎて所定の作業動作によりワークその他との干渉が生じたりする場合は動作可能でない(NO)と判断してステップS22へ戻り、例えば表示灯25で設置位置が不適当である旨を表示して、作業者M等に当該ワークの設置位置の移動を求める。そしてステップS27で、双腕ロボット1が動作可能(YES)の場合は、最後にステップS28で、ロボットの3次元座標系でのこのワークの位置および姿勢すなわち局所3次元座標系をコントロールボックス16に伝達して位置同定を完了する。
従って、ステップS3,S14,S24を実行する視覚制御ボックス17は、撮像方向検出手段に相当し、ステップS5,S16,S26を実行する視覚制御ボックス17は、相対位置同定手段に相当し、この実施例のロボット用位置同定方法および装置によれば、作業用の二台のビデオカメラ7と二本の腕4とを持つ移動可能な双腕ロボット1の、机T1〜T5と円形台RTとパレットPとワークとを含む位置同定対象物に対する相対位置を同定するに際し、それらの位置同定対象物に設けたクロスマークCMを二台のビデオカメラ7で互いに異なる二方向から撮像し、そのクロスマークCMを撮像した二方向に基づき相対位置を求めるので、双腕ロボット1を精密に位置決めしない簡易な設置方法でも、双腕ロボット1の座標と各位置同定対象物との間の3次元的な位置同定を行い、双腕ロボット1の与えられた作業動作を環境に合わせて補正することができ、それによって、簡易な設置方法での双腕ロボット1の運用を可能とするとともに、双腕ロボット1を環境の変化に迅速に対応させることができる。
すなわち、双腕ロボット1の配置場所に隣接する設備に対してクロスマークCMを貼り、それを視覚で捉えることで、双腕ロボット1は設備との位置関係を取得することができる(作業空間に対する位置同定)。そして動作中に双腕ロボット1の位置が変わらない限り、双腕ロボット1の取得している座標は変わらない。また、双腕ロボット1と設備との相対位置にずれが生じた場合も、再度クロスマークCMを認識することで位置同定をやり直すことができる。
かかる視覚による位置同定は環境のみならず作業対象物(ワーク)に対しても活用できる。作業対象物にクロスマークCMを貼ることで、作業対象物の位置を把握し、手5を作業対象物へアプローチさせることが可能である。しかも、作業対象物の位置を視覚で取得するため、作業対象物の設置精度を下げることができる。例えば作業エリア、ワークの入ったトレーやパレットP、付帯装置などの作業対象物にそれぞれクロスマークCMを貼ってクロスマークCMと作業対象物との関連付けを行い、関連付けされたクロスマークCMを双腕ロボット1の視覚で捉え、双腕ロボット1との相対座標や姿勢を取得する。
さらに、作業者Mと双腕ロボット1との接触等の外乱によって双腕ロボット1と作業環境との相対位置が変化したことが、例えば各関節の可動軸の駆動用モータの負荷の変化等によって判明した場合、視覚制御ボックス17は、再度クロスマーク認識を行い、双腕ロボット1と作業空間および作業対象との位置同定を行って、この位置同定の結果から動作可能か否かの判断を行い、作業継続の可否を判定することができる。
さらに、この実施例のロボット用位置同定方法および装置によれば、マークとして、点を持つ1つまたは複数のクロスマークを用いているので、位置同定対象物の3次元認識の精度や安定性を高めるとともに、3次元認識処理の高速化も図ることができる。
また、この実施例のロボット用位置同定方法および装置によれば、双腕ロボット1は二台のビデオカメラ7と二本の腕4とを搭載した台車6により手押しで走行移動可能であるので、双腕ロボット1を所要に応じて任意の場所に移動させてその場所に簡易な設置方法で容易に設置することができる。
さらにこの実施例のロボット用位置同定方法および装置によれば、双腕ロボット1は二台のビデオカメラ7を頭3に持つので、作業中でも、高い位置から腕4等に妨げられずに机T1〜T5等の位置同定対象物を撮像し得て、容易にロボット自身の位置確認を行うことができる。
そしてこの実施例のロボット用位置同定方法および装置によれば、位置同定対象物はワークを含むことから、双腕ロボット1が、机T1〜T5との間の位置同定だけでなくワークとの間の位置同定もできるので、作業者M等の人との接触、もしくは他の何らかの外乱による双腕ロボット1の位置ずれに対しても、その位置ずれを把握し、与えられた動作を補正して作業を継続することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば、上記実施例は双腕ロボットに適用したが、本発明の適用対象のロボットは、片腕のロボットでも良い。また、上記実施例の双腕ロボットは肩ヨー軸の軸線が傾斜しているが、肩ヨー軸の軸線が鉛直方向へ延在するロボットでも良い。さらに、上記実施例ではロボットは手押し式の台車を具えているが、ロボットはモータ等で自走する台車を具えていても良い。
さらに、上記実施例の双腕ロボットは二台のビデオカメラを頭に具えているが、本発明ではロボットは、頭の代わりに、あるいは頭に加えて胸や手にビデオカメラまたは他の撮像手段を具えていても良い。そして、上記実施例ではクロスマークの配置から位置同定対象物を認識したが、複数のマークのうちの少なくとも一部に、例えば二次元バーコード等の単独で識別可能あるいは情報を持ち得るマークを用いても良い。
かくして本発明のロボット用位置同定方法によれば、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定するに際し、位置同定対象物に設けたマークを複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像し、そのマークを撮像した複数の方向に基づき相対位置を求めるので、ロボットを精密に位置決めしない簡易な設置方法でも、ロボットの座標と少なくとも作業台を含む位置同定対象物との間の3次元的な位置同定を行い、ロボットの与えられた作業動作を環境に合わせて補正することができ、それによって、簡易な設置方法でのロボットの運用を可能とするとともに、ロボットを環境の変化に迅速に対応させることができる。
また、本発明のロボット用位置同定装置によれば、作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定する位置同定装置において、撮像方向検出手段が、位置同定対象物に設けたマークを複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像する際にそれらの撮像手段がマークを撮像する方向を検出し、相対位置同定手段が、その撮像方向検出手段が検出した複数の方向に基づき前記相対位置を求めるので、ロボットを精密に位置決めしない簡易な設置方法でも、ロボットの座標と少なくとも作業台を含む位置同定対象物との間の3次元的な位置同定を行い、ロボットの与えられた作業動作を環境に合わせて補正することができ、それによって、簡易な設置方法でのロボットの運用を可能とするとともに、ロボットを環境の変化に迅速に対応させることができる。
この発明のロボット用位置同定方法の一実施例を実施するこの発明のロボット用位置同定装置の一実施例をそれぞれ具える二台の双腕ロボットが一人の作業者と共存、協調して作業するセル生産現場の全体を示す斜視図である。 (a),(b)は、上記双腕ロボットを示す正面図および側面図である。 (a),(b),(c)は、上記双腕ロボットを示す平面図,背面図および斜視図である。 上記双腕ロボットが作業台(机)上およびパレット上に付されたマークを認識した状態を示す説明図である。 上記実施例のロボット用位置同定方法による上記双腕ロボットと一般的な位置同定対象物との間の位置同定の手順を示すフローチャートである。 上記実施例のロボット用位置同定方法による上記双腕ロボットと作業台(机)との間の位置同定の手順を示すフローチャートである。 上記実施例のロボット用位置同定方法による上記双腕ロボットと作業対象物(ワーク)との間の位置同定の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 双腕ロボット
2 胴体
2a 下部
2b 上部
3 頭
4 腕
4a 上腕
4b 下腕
5 手
6 台車
7 ビデオカメラ
8 首関節
9 腰関節
10 肩関節
11 肘関節
12 手首関節
13 肩ブラケット
14 胴ブラケット
14a レバー
15 電動アクチュエータ
16 コントロールボックス
17 視覚制御ボックス
18 固定脚
19 キャスタ
20 可動フレーム
21,22 ぺダル
23 ハンドル
24 スイッチボックス
24a 非常停止スイッチ
24b 保護停止スイッチ
24c 上昇スイッチ
24d 下降スイッチ
CM クロスマーク
M 作業者
P パレット
RT 円形台
T,T1〜T5 机

Claims (10)

  1. 作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定するに際し、
    前記位置同定対象物に設けたマークを前記複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像し、
    前記マークを撮像した複数の方向に基づき前記相対位置を求めることを特徴とする、ロボット用位置同定方法。
  2. 前記マークは1つまたは複数のクロスマークである、請求項1記載のロボット用位置同定方法。
  3. 前記ロボットは前記複数の撮像手段と作業腕とを搭載した台車により走行移動可能である、請求項1または2記載のロボット用位置同定方法。
  4. 前記ロボットは前記複数の撮像手段を頭部に持つ、請求項1から3までの何れか1項記載のロボット用位置同定方法。
  5. 前記位置同定対象物は作業対象物を含む、請求項1から4までの何れか1項記載のロボット用位置同定方法。
  6. 作業用の複数の撮像手段と作業腕とを持つ移動可能なロボットの、少なくとも作業台を含む位置同定対象物に対する相対位置を同定する位置同定装置において、
    前記位置同定対象物に設けたマークを前記複数の撮像手段で互いに異なる複数の方向から撮像する際にそれらの撮像手段が前記マークを撮像する方向を検出する撮像方向検出手段と、
    前記撮像方向検出手段が検出した複数の方向に基づき前記相対位置を求める相対位置同定手段と、
    を具えることを特徴とする、ロボット用位置同定装置。
  7. 前記マークは1つまたは複数のクロスマークである、請求項6記載のロボット用位置同定装置。
  8. 前記ロボットは前記複数の撮像手段と作業腕とを搭載した台車により走行移動可能である、請求項6または7記載のロボット用位置同定装置。
  9. 前記ロボットは前記複数の撮像手段を頭部に持つ、請求項6から8までの何れか1項記載のロボット用位置同定装置。
  10. 前記位置同定対象物は作業対象物を含む、請求項6から9までの何れか1項記載のロボット用位置同定装置。
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