JP2009278537A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像が形成された媒体の光透過率を精度良く検出して画像データを補正する画像処理装置及び画像処理方法を提供すること。
【解決手段】 原稿が形成されている媒体の光透過率を検知する透過率検知手段と、媒体の第一の表面における画像が描画されていない第一の領域の情報と、前記媒体の第二の表面における画像が描画されていない第二の領域の情報と、に基づいて、前記媒体における前記第一の表面及び前記第二の表面の何れにも画像が描画されていない非描画領域を検知する非描画領域検知手段と、前記透過率検知手段により検知された光透過率のうち、前記非描画領域における光透過率を取得する透過率取得手段と、前記透過率取得手段により取得された光透過率に基づいて、前記媒体の第一の表面を読み取って得られた第一の画像データ及び/又は前記媒体の第二の表面を読み取って得られた第二の画像データを補正する画像補正手段と、を有する画像処理装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、両面原稿が読み取られたデジタル画像データを処理する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来から、両面原稿を読み取って画像データを生成する際に、裏読みされた部分の画像データを補正する画像処理装置等の技術がある。例えば、特開平11−187268号公報(特許文献1)には、原稿の光透過率が大きい場合には、読み取られた画像データにおける裏面黒部の濃度が大きい位置のデータをノイズとして補正する画像形成装置が開示されている。
なお、「裏読み」とは、例えば、原稿が形成された媒体において、読み取った面とは異なる面に形成された画像の情報が、読み取った画像データに含まれてしまうことであり、「裏映り]とも言う。
特開平11−187268号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像形成装置では、媒体に画像が描画された箇所で光透過率を検出すると、その画像を描画しているトナーやインク等によって正確な原稿紙の光透過率が検出できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、画像が形成された媒体の光透過率を精度良く検出して画像データを補正する画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
本発明は、上記問題を解決するために、原稿が形成されている媒体の光透過率を検知する透過率検知手段と、前記媒体の第一の表面における画像が描画されていない第一の領域の情報と、前記媒体の第二の表面における画像が描画されていない第二の領域の情報と、に基づいて、前記媒体における前記第一の表面及び前記第二の表面の何れにも画像が描画されていない非描画領域を検知する非描画領域検知手段と、前記透過率検知手段により検知された光透過率のうち、前記非描画領域における光透過率を取得する透過率取得手段と、前記透過率取得手段により取得された光透過率に基づいて、前記媒体の第一の表面を読み取って得られた第一の画像データ及び/又は前記媒体の第二の表面を読み取って得られた第二の画像データを補正する画像補正手段と、を有する構成とすることができる。
これにより、画像が形成された媒体の光透過率を精度良く検出して画像データを補正する画像処理装置を提供することができる。
本発明は、また、上記画像処理装置が実行する画像処理方法でもよい。
本発明によれば、画像が形成された媒体の光透過率を精度良く検出して画像データを補正する画像処理装置及び画像処理方法を提供することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、媒体の「表面」及び「裏面」は、それぞれ、原稿が形成されている媒体の2つの面のうち、一方の面と他方の面であり、一方を「第一の表面」という場合に他方を「第二の表面」と言う。また、画像が形成されている媒体を「原稿」とも言う。また、「画素値」を「色値」、「濃度」又は「濃度値」とも言う。
本発明の実施の態様としては、例えば、媒体の表と裏とに対応する複数の入力系と一の出力系とを備えたシステムが考えられ、例えば両面読取機能を備えた複写機や両面読取スキャナからPCに画像データを取り込むといったシステムが考えられる。
(第一の実施の形態)
(本実施形態の画像処理装置の機能構成の例)
図1は、本実施形態の画像処理装置の機能構成を説明する図である。図1の画像処理装置100は、ADF(Auto Document Feeder)の搬送路に設けられた2つの読取部により原稿の両面をそれぞれ読み取り、生成した画像データの非描画領域における裏映りを補正する。
図1の画像処理装置100は、原稿表面読取部101、原稿表面非描画領域検知部104、原稿裏面読取部103、原稿裏面非描画領域検知部105、両面非描画領域演算部106、光透過率決定部107、表面ページメモリ108、裏面ページメモリ109、表面濃度補正値演算部110、表面読取特性格納部111、裏面濃度補正値演算部112、裏面読取特性格納部113、セレクタ114、画像濃度調整部115、出力装置インタフェース(以下、「I/F」という。)部116、及び、画像出力部117を有する。
原稿表面読取部101は、原稿の表面の画像データを読み込む。原稿表面読取部101は、光透過率検知部102を有する。光透過率検知部102は、原稿が形成された媒体の光の透過率を検知する手段である。
原稿裏面読取部103は、原稿の裏面の画像データを読み込む。原稿表面非描画領域検知部104は、原稿表面読取部101において読み取られた原稿の表面の画像データから、画像が描画されていない領域を検知する。原稿裏面非描画領域105は、原稿裏面読取部103において読み取られた原稿の裏面の画像データから、画像が描画されていない領域を検知する。
両面非描画領域演算部106は、原稿表面非描画領域検知部104において検知された領域と原稿裏面非描画領域検知部105で検知された領域とから、媒体の両面において画像が形成されていない非描画領域を取得する。
光透過率決定部107は、光透過率検知部102から出力される光透過率の値と、両面非描画領域演算部106で検知された媒体の両面共に画像が描画されていない非描画領域の情報とに基づいて、原稿が形成されている媒体の光透過率を決定する。
表面ページメモリ108は、原稿表面読取部101により読み込まれた原稿の表面の画像データを格納する表面ページメモリである。裏面ページメモリ109は、原稿裏面読取部103から読み込まれた原稿の裏面の画像データを格納する裏面ページメモリである。
表面濃度補正値演算部110は、光透過率決定部107で決定した原稿の光透過率と表面読取特性格納部111に格納されている原稿表面読取部101の読取特性の値とから表面の画像データにおける濃度補正値を演算する。濃度補正値は、例えば、原稿の表面の画像が描画されていない領域における色値であり、画像データにおいて画像が描画されていない領域の色値をその値にすることにより、読み取った画像データにおける裏映りを除去することができる。表面読取特性格納部111は前記原稿表面読取部101の読取特性を格納している。
裏面濃度補正値演算部112及び裏面読取特性格納部113は、原稿の裏面の画像データにおける濃度補正値を演算するために供せられる。裏面濃度補正値演算部112及び裏面読取特性格納部113は、それぞれ、裏面の画像データに対し、表面濃度補正値演算部110及び表面読取特性格納部111と同一の機能を実現するのでここでは説明を省略する。
セレクタ114は表面ページメモリ108に格納されている画像データと裏面ページメモリ109に格納されている画像データとの何れの画像データを後段へ出力するかを選択する。セレクタ114は、さらに、表面濃度補正演算部110で演算された表面の濃度補正値と、裏面濃度補正演算部112で演算された裏面の濃度補正値との何れの濃度補正値を選択するかを決定する。画像濃度調整部115は、セレクタ114で選択された画像データと濃度補正値とから画像データの濃度調整を行なう。
出力装置I/F部116は、画像出力部117に対するインタフェースであり、画像出力部117の仕様に基づいて画像データの変換を行う。画像出力部117は、濃度補正が行われた画像データを出力する。
本実施形態の画像処理装置100は、さらに、図示しない全体統括制御部を有してもよい。全体統括制御部は、例えば、全体を統括的に制御するCPUを搭載する。
(本実施形態の画像処理装置における動作)
次にこれらの手段の動作を説明する。図1の太矢印は画像データの流れ、細矢印は画像データを補正するためのデータを示している。原稿表面読取部101と原稿裏面読取部103とにより原稿の表面と裏面とが同時に読み込まれた画像データは、表面、裏面それぞれの画像データが表面ページメモリ108、裏面ページメモリ109へそれぞれ同時に格納される。なお、原稿の表面と裏面とに対する処理は、同時である他に、非同期でもよく、何れかの画像に対する処理に他方の画像に対する処理が続いてもよい。
原稿表面読取部101の内部に搭載されている光透過率検知部102は、原稿表面読取部101が画像を読み取るのと並行して読み取られた原稿上の同じ位置における光透過率を順次読み取っていく。なお、ここでは透過率ではなく、原稿を透過した光の光量値で読み取ってもよい。光量値を読み取る場合には、予めわかっている全透過時の光量値で除算することにより透過率を求めることができる。読み取られた光透過率は、画素に対応づけて保持される。
原稿表面読取部101で読み取られた表面の画像データは表面ページメモリ108へ格納され、さらに、原稿表面非描画領域検知部104へ入力される。原稿表面非描画領域検知部104は、表面の画像データから、表面画像の非描画領域、すなわち、画像が形成された媒体上に画像が描画されていない領域を検知する。
同様に、原稿裏面読取部103で読み取られた裏面の画像データは裏面ページメモリ109へ格納され、さらに、原稿裏面非描画領域検知部105へ入力され、原稿裏面非描画領域検知部105において、裏面の画像データから、裏面画像の非描画領域、すなわち、画像が形成された媒体上に画像が描画されていない領域を検知する。
ここで検知された表面画像と裏面画像との非描画領域の情報は、両面非描画領域演算部106に入力される。両面非描画領域演算部106は表面画像における非描画領域の情報と裏面画像における非描画領域の情報とから、媒体の表面と裏面との何れにも描画されていない領域を、演算により求める。演算方法としては、例えば、表面の描画領域を「1」、非描画領域を「0」とし、裏面も同様に描画領域を「1」、非描画領域を「0」とすると、両面の非描画領域と描画領域とは表面と裏面のOR演算をすることで求めることができる。つまり、表面の非描画領域「0」と裏面の非描画領域「0」のOR演算により、「0」が重なった領域が両面の非描画領域「0」となる。
光透過率決定部107は、両面非描画領域演算部106において求められた両面の非描画領域の情報と光透過率検知部102により求められた光透過率とから原稿両面非描画領域における光透過率の値を決定する。この決定の処理は、例えば、表面の画像データと、裏面の画像データとが、それぞれ、表面ページメモリ108と裏面ページメモリ109とに格納されるのとほぼ同時に実行されるとよい。そのために、入力される画像データの画素毎に順次処理を行う「パイプライン処理」が行われるとよい。
次に表面濃度補正値演算部110は、表面読取特性格納部111に格納されている原稿表面読取部101の読取特性と光透過率決定部107で決定した光透過率とから表面の画像データに対する濃度補正値を演算する。同様に裏面濃度補正値演算部112は、裏面読取特性格納部113に格納されている原稿裏面読取部103の読取特性と光透過率決定部107で決定した光透過率とから裏面の画像データにおける濃度補正値を演算する。
表面読取特性格納部111と、裏面読取特性格納部113との2つの格納部があることにより、例えば、読取装置の構成において、原稿表面読取部101の読取素子と原稿裏面読取部103の読取素子との特性が異なる場合に、各々の特性に対応することができる。
ここまでで、表面ページメモリ108、裏面ページメモリ109にそれぞれ表面の画像データと裏面の画像データとが格納され、表面濃度補正値演算部110、裏面濃度補正値演算部112にそれぞれ表面の濃度補正値と裏面の濃度補正値が格納されている状態である。
次にセレクタ114において、表面の画像データ及び表面濃度補正値と、裏面の画像データ及び裏面濃度補正値と、の何れかが選択される。セレクタ114によって選択された画像データは、セレクタ114で選択された濃度補正値により、画像濃度調整部115で濃度補正処理を施される。この濃度補正は、セレクタ114の機能により表面の画像データに対する補正と、裏面の画像データに対する補正とが順次実施される。この時、前記表面読取特性格納部111に格納された表面特性と裏面読取特性格納部113に格納された裏面特性とによって、表面と裏面との濃度レベルがほぼ同一になるように濃度調整されるとよい。すなわち、本実施の形態では、主として非描画領域の濃度値の補正について説明するが、画像に含まれる画素値に対する補正が行われてもよい。
本実施の形態では、正確な媒体の光透過率を検知する。より詳細には、両面共に画像が描画されていない領域である非描画領域の光透過率を求めることにより、形成された画像の画素値の寄与がない領域における光透過率を求める。このようにして、画像濃度調整部115により表面画像と裏面画像との濃度レベルが同じになるように調整された表面の画像データ、及び/又は、裏面の画像データが、出力装置I/F部116において、画像出力部117が必要とする制御フォーマットに変換されて画像出力部117に送信され、画像出力部117によって出力される。
(原稿を読み取る装置の構造の例)
図2は、原稿を読み取る装置の構造を説明する図である。図2の原稿を読み取る装置には、図1における原稿表面読取部101及び原稿裏面読取部103が含まれる。原稿を読み取る装置200は、原稿台201、ガイド板202、給紙ベルト203、分離コロ204、搬送路205、搬送コロ206、受光素子207、スリットガラス208、搬送コロ209、搬送コロ210、搬送コロ211、排紙台212、ランプ213a、及び、受光素子213bを有する。
原稿台201は原稿を置くための台である。ガイド板202は原稿台から原稿をスムースに送り出す働きを有する。給紙ベルト203及び分離コロ204は、それぞれ回転しながら読み取るべき原稿を1枚ずつ給紙していく。給紙ベルト203は、図2における右回転を行い、分離コロ204も同様に、右回転を行うように制御され、一番上の原稿のみが給紙できるように構成される。搬送路205は、原稿を誘導する搬送路であり、搬送コロ206によって搬送路205上を搬送される。
受光素子207は光透過率を検知する。受光素子207は、例えば、フォトトランジスタ等で構成され入力された原稿透過光の光電変換を行なう。光透過率を検知するための発光部は、スリットガラス208の下に設けられた表面画像読取部本体に含まれる。表面画像読取本体については、図3で詳述する。
ランプ213aと受光素子213bは、それぞれ、原稿の裏面の画像を読み取る光を照射するランプと受光素子である。ランプ213a及び受光素子213bは、搬送経路に沿って搬送されてきた原稿の裏面に位置するように設置され、裏面画像を読み取る。また、スリットガラス208を通して表面原稿の画像データが読み取られる。スリットガラス208で表面画像が読み取られた原稿は、搬送コロ209ないし211の回転により、排紙台212に排紙される。なお、搬送コロによる原稿の搬送は、ステッピングモータを回転させることにより制御される。
(スキャナユニットを含む画像を読み取る装置の構成)
図3は、スキャナユニットを含む画像を読み取る装置の構成の例を示す図である。図3の画像を読み取る装置300は、スキャナユニット310の上部に、図2の原稿を読み取る装置200が設けられている。図3のスキャナユニット310は、圧板方式によるものである。圧板方式では、一度の操作により、原稿の片面を読み取る。画像を読み取る装置300は、スキャナユニット310の他に、ADF309及び読み取りガラス板311を有する。
図3の画像を読み取る装置300では、ADF309とスキャナユニット310の間の読み取りガラス板311の上に載せられた原稿に対し、スキャナユニット310の中のスキャナキャリッジ304が走査し、原稿を画像データとして読み込む。
スキャナユニット310は、スキャナキャリッジ304、結像レンズ305、CCD(Charge Coupled Device)ユニット306、及び、画像処理ユニット307を有する。
スキャナキャリッジ304は、ランプ302、走査ミラー303、及び、結像レンズ305を有する。ランプ302の光は、複数の走査ミラー303により誘導され、結像レンズ305を介してCCDユニット306に結像する。結像した光はCCDユニット306によって光電変換され、例えばRGBのデジタルデータに変換される。
(画像を読み取る装置300における原稿を読み取る処理の説明)
画像を読み取る装置300における原稿の両面読み取り時の表面の画像データの読み取り方式について説明する。
両面読み取り時の表面の原稿読み取りでは、圧板方式とは異なりスキャナキャリッジ304が走行体として走査しない。スキャナキャリッジ304は、スリットガラス301の真下に移動し画像読み取り中はその場に固定されている。読み取り原稿は、ADF309の搬送経路に沿って搬送された際に、スリットガラス301の位置で固定されたスキャナキャリッジ304により読み取られる。この時、ADF309の搬送路に設けれた受光部308に搭載されている透過光受光素子によって原稿の光透過率も読み取られる。
(原稿が形成された媒体上における非描画領域の検知)
図4から図8は、原稿が形成された媒体上における非描画領域の検知の処理を説明する図である。これらの処理は、例えば、図1の原稿表面非描画領域検知部104又は原稿裏面非描画領域検知部105において実行される。これらの処理では、非描画領域、すなわち、原稿の地肌部の領域が検知される。より詳細には、例えば、原稿が読み取られて得られた画像データにおいて、ある一定の閾値、すなわち、スレッシュレベルの濃度以下の画像がある一定の範囲に渡って連続している領域を非描画領域候補として抽出する。ここで、スレッシュレベルは白紙データの濃度に近い低濃度の位置に設定しておく。
次に、抽出された複数の非描画領域候補領域の領域内の平均濃度を順次演算する。この時、複数の非描画候補領域の平均濃度値の中で一番濃度値が低かった濃度を非描画領域の濃度値と決定する。
図4は、画像データの中のある主走査の1ラインにおける各画素の濃度値を表すグラフである。縦軸は濃度を示し、上に行くほど画素の濃度が濃いことを表す。図4において、符号401を付した曲線が画素の濃度値であり、符号402を付した点線がスレッシュレベルを表す。領域Aはスレッシュレベルよりも濃度値が低く、かつ、一定範囲その濃度レベルが継続している領域を示す。領域Bはスレッシュレベルよりも濃度値が高い領域である。領域Cはスレッシュレベルよりも濃度値が低い部分と高い部分とが混在し、スレッシュレベルよりも低い濃度の領域が長く継続されない。図4では、例えば、領域Aを非描画領域の候補とする。なお、候補とした領域の中にも濃度が高い部分や低い部分があるが、複数の候補の領域毎に濃度平均値を演算し、一番濃度が低い領域の平均値を非描画領域の濃度値と決定する。
なお、この処理を画像データが入力されるにしたがってパイプライン的に実行するために、例えば、主走査のライン単位で実施するとよい。
(地肌領域を検知する処理の例)
図5は、画像データにおける地肌領域を検知する処理を示すフロー図である。なお、図5中「画素値」は「濃度値」に対応する。図5の処理は、1主走査ラインにおける処理でもよい。図5のステップS101では、地肌領域の濃度値LVLの値を無限大に初期化する。ステップS101に続いてステップS102に進み、地肌領域の画素数CNTを0に初期化する。ステップS102に続いてステップS103に進み、地肌領域の画素の濃度値の和SUMを0に初期化する。
ステップS103に続いてステップS104に進み、処理を行っている主走査ライン中の未だ読み込まれていない画素の有無の判断が行われる。読み込まれていない画素がある場合には、ステップS105に進み、読み込まれていない画素がない場合には、ステップS112に進む。
ステップS104に続いてステップS105に進み、主走査ライン中の1画素を読み込む。ステップS105に続いてステップS106に進み、ステップS105で読み込まれた画素の濃度値が、LVLよりも小さな値の場合には、ステップS107に進み、読み込まれた画素の濃度値が、LVL以上の場合には、ステップS102に戻って処理を繰り返す。
ステップS106に続くステップS107では、地肌領域の画素数CNTの値に1加算する。ステップS107に続いてステップS108に進み、地肌領域の画素の濃度値の和SUMに、ステップS105で読み込まれた画素の濃度値を加算する。ステップS108に続いてステップS109に進み、地肌領域の画素数CNTの値が、所定の値MAXCNT以上であるか否かの判断がなされる。CNTの値が、所定の値MAXCNT以上の場合には、ステップS110に進み、CNTの値が、所定の値MAXCNTより小さな場合には、ステップS104に戻って処理を繰り返す。
ステップS109に続くステップS110では、地肌領域の濃度値LVLに対し、値SUMを値CNTで除した数を代入することにより、LVLの値を更新する。ステップS110に続いてステップS111に進み、ステップS110で更新されたLVLの値を、ワークメモリに格納する。ステップS111の後、ステップS102に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS104に続くステップS112では、ワークメモリに格納されている地肌領域の濃度値LVLの値を、原稿における地肌領域の濃度値とする。
図5の処理の後、図5において処理された主走査ラインの画素に対して、決定された地肌領域と、濃度が同じ又は濃度が低い領域を順次検知する。例えば、決定した地肌領域と、濃度が同じか濃度又は低い領域を「0」、それ以外を「1」として後段の両面非描画領域検知部106に送信する。この時、流れてくる画像データと並行してパイプライン的に処理するために、地肌領域の濃度値を決定するプロセスに対して、さらに1ラインだけ遅れた主走査ラインに対して処理を行なう。すなわち、1ライン分のラインメモリを使用して、1ライン目で地肌領域の濃度値を決定するプロセスを動作させた後、ラインメモリにて1ライン遅延させ、決定された濃度値を参照して、ラインメモリに格納された主走査ラインの画像データに対して地肌領域の検知を行なう。
以上の構成により、画像の読み込みから画像データの格納までをパイプライン的に処理することができ、読み込まれた画像データを補正することなく格納する場合に比して、同等の処理時間を実現することができる。
(表面の非描画領域と裏面の非描画領域とから両面の非描画領域を演算によって得る処理)
図6及び図7は、図5の処理により得られた非描画領域とその他の領域とを「0」、「1」で表したものである。図中、白色の領域が、非描画領域であり値「0」を有する。また、黒色の領域は画像が形成された描画領域であり値「1」を有する。
図6は、表面の画像に対応し、図7は、裏面の画像に対応する。図8は、両面ともに画像が形成されていない非描画領域であり、表面と裏面とで共に「0」の部分である。両面ともに画像が形成されていない非描画領域は、図5の画像と図6の画像とのOR演算処理で求められる。このOR演算処理は、図1の両面非描画領域演算部106で実行される。
(光透過率を決定する処理)
図9は、光透過率を決定する処理の例を説明するフロー図である。図中、「透過画像」は「非描画領域」を表し、「画素値」は「濃度値」を表す。また「透過データ」は「光透過率」を表す。
図9の処理は、光透過率決定部107において実行される。光透過率決定部107は原稿の表面裏面共に非描画領域である領域の光透過率を決定する。両面非描画領域演算部106で演算された非描画領域の情報と光透過率検知部102で検知された光透過率とから原稿の表面裏面共に非描画領域となる領域の光透過率の平均値を求め、これを原稿全体の光透過率とする。なお、図9の処理は、画像データのうち1つの主走査ライン毎に行われてもよい。
図9のステップS201では、非描画領域の光透過率の和SUMの値を0に初期化する。ステップS201に続いてステップS202に進み、非描画領域の画素の数CNTの値を0に初期化する。
ステップS202に続いてステップS203に進み、画像データのうち、未だ処理されていない画素があるか否かの判断がなされる。未だ処理されていない画素がある場合には、ステップS204に進み、全ての画素が処理されている場合には、ステップS209に進む。
ステップS203に続くステップS204では、画像データに含まれる画素の中から所定の順に従って1つの画素の濃度値が読み込まれる。ステップS204に続いてステップS205に進み、ステップS204で濃度値が読み込まれた画素に対応する光透過率の値が読み込まれる。
ステップS205に続いてステップS206に進み、ステップS204で読み込まれた画素の濃度値が、非描画領域の濃度値LVL以下か否かの判断がなされる。非描画領域の濃度値LVLは、図5の処理によって求められたものである。画素の濃度値が非描画領域の濃度値LVL以下の場合には、その画素は非描画領域に属するものとして、ステップS207に進む。一方、画素の濃度値が非描画領域の濃度値LVLより大きい場合には、ステップS203に戻って処理を繰り返す。
ステップS206に続くステップS207では、非描画領域の画素の数CNTを1加算する。ステップS207に続いてステップS208に進み、非描画領域の光透過率の和SUMに対し、ステップS205で読み込まれた光透過率の値を加算する。ステップS208の処理の後、ステップS203に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS203に続くステップS209では、非描画領域の光透過率の値の和SUMを非描画領域の画素の数CNTを除した値を、原稿が形成された媒体の光透過率とする。
図9の処理により求められた原稿の光透過率に基づいて、表面濃度補正値演算部110及び裏面濃度補正演算部112は、濃度補正値を決定する。より詳細には、例えば、原稿表面読取部101に対して原稿裏面読取部103の原稿読み値が90%程のゲインであるとすると、裏面の画像データは90%程度暗い画像になる。また、さらに薄い原稿等で原稿透過率が80%の場合には、最終的には、表面画像は80%、裏面画像は72%(90%×80%)となる。このような相違は、読取部の装置構成の違い、又は、部品精度の違い等により生じる。
そこで、光透過率と読み値ゲインとを考慮し、表面の画像データと裏面の画像データとを同等の濃度レベルにするために、例えば、読み込まれた画素の濃度値に対し、次の演算を実施する。
表面の画素:補正後の濃度値=読み込まれた濃度値/0.9
裏面の画素:補正後の濃度値=読み込まれた濃度値/0.72
これにより表面の画像と裏面の画像との濃度値のバランスが良くなる。
このように正確な原稿の光透過率を検知し、原稿読取手段の特性値を保持しておくことにより、表面画像と裏面画像で濃度レベルが同等である画像処理装置が実現できる。
(第二の実施の形態)
図10は、図1とは異なる構成により、読み込まれた画像データの濃度値を補正する画像処理装置の構成の例を説明する図である。図10の画像処理装置800は、原稿表面読取部101、光透過率検知部102、原稿表面非描画領域検知部104、光透過率決定部107、表面濃度補正値演算部110、表面読取特性格納部111、画像濃度調整部115、出力装置I/F部116、画像出力部117、圧板原稿読取部801、セレクタ802、目標地肌レベル演算部803、及び、目標地肌レベル格納部804を有する。
図10において、図1と同一の機能及び作用を有する各部は、図1と同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
圧板原稿読取部801は、圧板方式で片面画像を読み取る。圧板原稿読取部801は、例えば、図3に示した構成を有する。セレクタ802は、原稿表面読取部101からの画像データと圧板原稿読取部801からの画像データとのうち、何れか一の画像データを選択する。目標地肌レベル演算部803は、圧板原稿読取部801により読み込まれた画像データにより、原稿表面読取部101が画像データを補正する際の目標地肌レベルを演算する。ここでは、例えば、画像データの中から非描画領域における濃度値の平均値が演算により取得される。目標地肌レベルとは、地肌領域の補正の際に目標となる濃度値である。
目標地肌レベル格納部804は、目標地肌レベル演算部803で演算した目標地肌レベルが格納され、原稿表面読取部101からの画像が入力された時の参照に供する。
図10における各部の動作について説明する。図10の太矢印は画像データの流れ、細矢印は画像を補正するためのデータを示している。セレクタ802は圧板原稿読取部801から出力される画像データを選択して後段へ送信させる。これにより、圧板原稿読取部801で読み込まれた画像データが、セレクタ802を介して画像濃度調整部115へ送信され濃度調整が施される。
また画像データは、目標地肌レベル演算部803へも入力され、圧板原稿読取部801において読み込まれた画像データの地肌の濃度値が検知される。検知された地肌の濃度値は、目標地肌レベルとして目標地肌レベル格納部804に一旦格納される。その後、画像データは、出力装置I/F部116を介して画像出力部117から出力される。以上の処理により、圧板原稿読取部801において読み取られた原稿の画像データの地肌の濃度値が検知される。目標地肌レベルは、原稿表面読取部101において画像データが補正される際の目標値として参照されることになる。
次に、原稿表面読取部101により原稿の表面と裏面とが読み込まれた画像データは、セレクタ802を介して後段へ送信される。このとき原稿表面読取部101の内部に搭載されている光透過率検知部102は、原稿表面読取部101が画像を読み取るのと並行して同時に原稿の光透過率を順次読み取っていく。なお、ここでは透過率ではなく、原稿を透過した光の光量値で読み取ってもよい。その場合には、予めわかっている全透過時の光量値で除算することにより透過率を求めることができる。
原稿表面読取部101で読み取られた表面の画像データは後段処理へ送信され、さらに、原稿表面非描画領域検知部104へも入力される。原稿表面非描画領域検知部104では、入力される画素の値に対しパイプライン的な処理が行われ、表面画像の非描画領域、すなわち、原稿の表面上に何も描画されていない領域を検知する。ここで検知された表面の非描画領域を示したデータは次に光透過率決定部107に送信される。
光透過率決定部107は、原稿表面非描画領域検知部104で求められた非描画領域の情報と光透過率検知部102で読み取った光透過率とから原稿の表面における非描画領域の光透過率の値を決定する。
表面濃度補正値演算部110は、表面読取特性格納部111に格納されている原稿表面読取部101の読取特性と、前記光透過率決定部107で決定した原稿の光透過率とから表面の画像データに対する濃度補正値を演算する。濃度補正値は、目標地肌レベル格納部804に格納されている目標地肌レベルを参照し、原稿の表面の画像データの地肌の濃度値がこの目標地肌レベルになる補正値を、演算により求める。
画像濃度調整部115は、表面濃度補正値演算部110で求められた補正値により、地肌の濃度値が目標地肌レベルと同等になる濃度補正を行なう。濃度補正された画像データは、出力装置I/F部116により画像出力部117に対応するフォーマットに変換され、画像出力部117に送信される。画像出力部117は受信された画像データを出力する。
なお、画像処理装置800が、さらに、図示しない裏面の画像データを読み取る機能を有する場合には、濃度値の補正を、裏面の画像データに対しても実行することにより、表面の画像データと裏面の画像データとが、圧板原稿読取部801により読み取られた画像と同等な濃度レベルとなる。これにより、裏面の画像データが、表面の画像データと同じ濃度レベルになるという効果を奏する。
(光透過率検知部と画像読取部とを一の構成とする例)
図11は、光透過率検知部と画像読取部とを一の手段により実現する構成を説明する図である。図11において、図2と同一の機能及び構成を有する各部は、図2と同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。図11の発光部1101は、光透過率を検知するための光を照射するランプである。これにより、光透過率を検知する光を受光する受光部1102を、画像読み取りの受光部と一の構成とすることができ、画像処理装置の構成を簡易にすることができる。
また、図3において、光透過率を検知する際に用いる受光部308を設けることにより、光透過率を検知する際に用いる発光部を、画像読み取りの発光部であるランプ302と一の構成とすることができ、画像処理装置の構成を簡易にすることができる。
本実施形態の画像処理装置の機能構成を説明する図である。 原稿を読み取る装置の構造を説明する図である。 スキャナユニットを含む画像を読み取る装置の構成の例を示す図である。 画像データの中の主走査の1ラインにおける各画素の濃度値を表すグラフである。 画像データにおける地肌領域を検知する処理を示すフロー図である。 表面の非描画領域を説明する図である。 裏面の非描画領域を説明する図である。 媒体の両面に共通な非描画領域を説明する図である。 光透過率を決定する処理の例を説明するフロー図である。 読み込まれた画像データの濃度値を補正する画像処理装置の構成の例を説明する図である。 光透過率検知部と画像読取部とを一の手段により実現する構成を説明する図である。

Claims (9)

  1. 画像が形成されている媒体の光透過率を検知する透過率検知手段と、
    前記媒体の第一の表面における画像が描画されていない第一の領域の情報と、前記媒体の第二の表面における画像が描画されていない第二の領域の情報と、に基づいて、前記媒体における前記第一の表面及び前記第二の表面の何れにも画像が描画されていない非描画領域を検知する非描画領域検知手段と、
    前記透過率検知手段により検知された光透過率のうち、前記非描画領域における光透過率を取得する透過率取得手段と、
    前記透過率取得手段により取得された光透過率に基づいて、前記媒体の第一の表面を読み取って得られた第一の画像データ及び/又は前記媒体の第二の表面を読み取って得られた第二の画像データを補正する画像補正手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記画像補正手段は、前記第一の画像データ及び/又は前記第二の画像データにおける画像が描画されていない領域の画素値を補正する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第一の画像データから、前記第一の領域を検知する第一の検知手段と、
    前記第二の画像データから、前記第二の領域を検知する第二の検知手段と、
    を有する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記媒体の第一の表面を読み取り前記第一の画像データを取得する第一の画像読取手段と、
    前記媒体の第二の表面を読み取り前記第二の画像データを取得する第二の画像読取手段と、
    画像が形成された媒体の第一の表面又は第二の表面のうち何れか一の表面を圧板方式により読み取り第三の画像データを取得する第三の画像読取手段と、
    を有し、
    前記画像補正手段は、
    前記第一の画像読取手段の画像読取特性と前記第三の画像読取手段の画像読取特性とに基づいて、前記第一の画像データを補正し、
    前記第二の画像読取手段の画像読取特性と前記第三の画像読取手段の画像読取特性とに基づいて、前記第二の画像データを補正する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 画像が形成された媒体の第一の表面又は第二の表面のうち何れか一の表面を圧板方式により読み取り第三の画像データを取得する第三の画像読取手段と、
    前記第三の画像読取手段により読み取られた第三の画像データから、前記媒体の非描画領域の画素値を検知する画素値検知手段と、
    を有し、
    前記画像補正手段は、前記光透過率及び前記非描画領域の画素値に基づいて、前記第一の画像データ及び/又は前記第二の画像データを補正する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  6. 前記媒体の非描画領域の画素値を保持する画素値保持手段を有する請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記透過率取得手段は発光部を備え、該発光部は、前記第一の画像読取手段又は前記第二の画像読取手段において、画像を読み取る際の発光部として用いられる請求項1ないし6何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記透過率取得手段は受光部を備え、該受光部は、前記第一の画像読取手段又は前記第二の画像読取手段において、画像を読み取る際の受光部として用いられる請求項1ないし6何れか一項に記載の画像処理装置。
  9. 画像が形成されている媒体の光透過率を検知する透過率検知ステップと、
    前記媒体の第一の表面における画像が描画されていない第一の領域の情報と、前記媒体の第二の表面における画像が描画されていない第二の領域の情報と、に基づいて、前記媒体における前記第一の表面及び前記第二の表面の何れにも画像が描画されていない非描画領域を検知する非描画領域検知ステップと、
    前記透過率検知ステップにおいて検知された光透過率のうち、前記非描画領域における光透過率を取得する透過率取得ステップと、
    前記透過率取得ステップにおいて取得された光透過率に基づいて、前記媒体の第一の表面を読み取って得られた第一の画像データ及び/又は前記媒体の第二の表面を読み取って得られた第二の画像データを補正する画像補正ステップと、
    を有する画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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