JP2009278128A - 導電性ボールの搭載装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題は、電子部品の電極に形成される接続バンプとして採用される導電性ボールを低粘着質の仮固定膜が形成された前記電極に搭載する搭載装置であって、前記仮固定膜を介した状態で前記導電性ボールを前記電極に搭載するとともに、前記電極に搭載された導電性ボールを通じて熱的または機械的作用を前記仮固定膜に付与する仮固定手段により前記仮固定膜を高粘着質に変性させる搭載部を有し、前低粘着質の仮固定膜の粘着性は導電性ボールが仮固定膜に付着しない粘着性であり、前記高粘着質の仮固定膜の粘着性は導電性ボールが仮固定膜に付着する粘着性であることを特徴とする導電性ボールの搭載装置により解消される。
【選択図】図7
Description
そのような径小の導電性ボールを搭載する場合、吸着方式では、導電性ボールを吸着している吸着ヘッドの下面と電極との対峙している隙間が非常に狭隘となり、電極に塗布された高粘着質の仮固定材(フラックス)が吸着ヘッドに付着し、付着した仮固定材による吸着不良が生じ易くなるという問題があった。その問題を防止するためには都度吸着ヘッドのクリーニングが必要となり、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明の第1の実施態様について説明する。第1態様は、充填方式にて半田ボールを搭載するものである。なお、ここで参照する図1は、第1態様に係る搭載装置の構成図である。図2は、図1の搭載部であってその構成の一例を示す図である。図3は、図2の部分拡大平面図と要部断面図であり、マスクと電子部品の詳細を説明する図である。図4は、図1の搭載部においてその仮固定手段の種々の形式を説明する図である。図5は、図1の搭載装置による半田ボールの搭載方法を説明する工程フロー図である。
熱的作用を利用した仮固定手段としては、例えば、図4(a)に示すように位置決め開口部121に充填された半田ボール4の頂部に当接可能に配設されるとともに発熱可能な仮固定手段131、或いは図4(b)に示すように電子ビーム(例えばレーザ)により選択的に半田ボール4を加熱する仮固定手段132がある。かかる仮固定手段131、132によれば、半田ボール4は選択的に加熱され、半田ボール4を介して伝導した熱で半田ボール4の周囲の仮固定膜6が溶融し、その仮固定膜6は高粘着質となる。なお、仮固定手段131は、図4(a)の一部に示すように、半田ボール4の直径よりマスク12の厚みが薄い場合には、その半田ボール4との当接部が平板状のものとすればよい。また、マスク12の方が厚い場合には、位置決め開口部121に対応し位置決め開口部121に挿入可能な突起を仮固定手段121の当接部に設けておけばよい。
図5(a)に示すように、既に仮固定膜6が形成された電極51と位置決め開口部121が対応するように、電子部品5の上方にマスク12を位置合わせする。マスク12の上面に半田ボール4を供給し、充填手段11で半田ボール4を転滑動させて位置決め開口部121に充填し、仮固定膜6を介した状態で電極51に搭載する。
図5(b)に示すように、例えば上記した仮固定手段131で半田ボール4を加熱することで、半田ボール4が接触している仮固定膜6を高粘着質に変性し、半田ボール4を電極51に仮固定する。
本発明の第2態様について説明する。第2態様は、第1態様と同様に予め低粘着質の仮固定膜が形成された電極51を有する前記電子部品5の該電極51に、吸着方式で半田ボールを搭載するものである。図1に示すように、第2態様の搭載装置2は、第1態様の搭載装置1と基本的に同様な構成の搭載部2aを備えている。ここで参照する図6は、図1の搭載部2aの概略構成図である。図7は、搭載装置2による半田ボール4の搭載方法を説明する工程フロー図である。なお図6,7において、上記説明で参照した図面と同一構成には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
例えば、容器に溜められた半田ボール4を位置決め吸着部211で吸着し、図6(a)に示すように、位置決め吸着部211が電極51に対応するように吸着ヘッド21を位置決めし、位置決め吸着部211から半田ボール4を切り離し、仮固定膜6を介した状態で電極51に搭載する。
図6(b)に示すように、例えば上記した仮固定手段131で半田ボール4を加熱することにより、半田ボール4が接触している仮固定膜6を高粘着質に変性し、半田ボール4を電極51に仮固定する。
本発明の第3態様について説明する。第3態様は、電極51に仮固定膜6を形成し、充填方式で半田ボール4を搭載するものである。ここで参照する図8は、第3態様に係る搭載装置1´の構成図である。図9は、図8の仮固定膜形成部1bであってその構成の一例を示す図である。図10は、搭載装置1´による半田ボール4の搭載方法を説明する工程フロー図である。なお図8〜10において、上記説明で参照した図面と同一構成には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
液状で高粘着質の仮固定材6aを電極51に塗布し、仮固定材6aを加熱或いは冷却して固化し、図10(a)に示すように、低粘着質の仮固定膜6を形成する。
図10(b)に示すように、電極51と位置決め開口部121が対応するように、電子部品5の上方にマスク12を位置合わせする。マスク12の上面に半田ボール4を供給し、充填手段11で半田ボール4を転滑動させて位置決め開口部121に充填し、仮固定膜6を介した状態で電極51に搭載する。
図10(d)に示すように、例えば上記した仮固定手段131で半田ボール4を加熱することで、半田ボール4が接触している仮固定膜6の粘着性を回復させ、半田ボール4を電極51に仮固定する。
一般に使用されるペースト状のロジン系のフラックスを仮固定材として使用した例を説明する。なお、フラックスとしては樹脂系或いは水溶性のものを用いてもよい。
図9(a)に示すように、数μm〜数十μmの厚みで仮固定材を電極51に塗布した。120℃の温風を30秒間吹き当てて仮固定材を加熱し、仮固定材(フラックス)の溶媒成分を揮発させ、マスクや半田ボール等に仮固定材が付着しない程度に仮固定材の表面を乾燥させ、図10(a)に示すように、低粘着質の仮固定膜6を形成した。
揮発性の高いIPAで希釈した液状のロジン系フラックスを仮固定材として使用した例を説明する。なお希釈に用いる溶媒は揮発性の高い液体、例えばエタノールなどのアルコール類を用いてもよい。
実施例1と同様にして仮固定膜6を形成した。本実施例の仮固定材によれば、IPAは揮発性が高いため仮固定材がより早く乾燥し、仮固定膜6を効率的に形成することができる。また、IPAは揮発し消失するので仮固定材中のIPAの割合により仮固定膜6の膜厚を制御することができ、例えば薄い膜厚の仮固定膜6が必要な場合にはその割合を大きくすればよい。
室温の領域に融点のあるドデシルアルコール(融点24℃)で希釈されたロジン系のフラックスを仮固定材として使用した例を説明する。なおこの種の溶媒としては、ブチルアルコール(融点25℃)、テトラデシルアルコール(融点38℃)なども使用できる。
まず、実施例1と同様に上記仮固定材を電極51に塗布し、仮固定材を冷却し固化させて仮固定膜6を形成した。ここで、仮固定材がフラックスのみの場合には、その融点が−40℃程度と室温より低いため、汎用される冷却方法(例えば冷蔵する、或いは冷風を当てる。)では冷却し固化することが難しい。しかしながら、上記仮固定材によれば、室温領域で固化するドデシルアルコールで希釈されているので、ドデシルアルコールの融点以下に仮固定材を冷却すると、フラックスを内包する状態でドデシルアルコールが固化し、低粘着質の仮固定膜6を形成することができる。
なお、上記のようにして半田ボール4を仮固定した後に、仮固定膜6を再冷却し固化させれば、半田ボール4は固化した仮固定膜6でさらに強固に固定される。さらに、上記仮固定膜6を電極51のみに形成すれば、ドデシルアルコールの融点以上に基板5自体を加熱することにより半田ボール4を電極に仮固定することができる。
室温の領域に融点のあるドデシルアルコール(融点24℃)を仮固定材として使用した例を説明する。
図9(d)に示す塗布手段36で仮固定材を電子部品5の表面に塗布し、その融点以下に冷却し仮固定膜6を形成する。この仮固定材によれば、その融点が室温の領域にあるので、固化状態の維持(すなわち冷却を維持すること)を比較的容易に行うことができるという利点がある。
Claims (4)
- 電子部品の電極に形成される接続バンプとして採用される導電性ボールを低粘着質の仮固定膜が形成された前記電極に搭載する搭載装置であって、前記仮固定膜を介した状態で前記導電性ボールを前記電極に搭載するとともに、前記電極に搭載された導電性ボールを通じて熱的または機械的作用を前記仮固定膜に付与する仮固定手段により前記仮固定膜を高粘着質に変性させる搭載部を有し、前低粘着質の仮固定膜の粘着性は導電性ボールが仮固定膜に付着しない粘着性であり、前記高粘着質の仮固定膜の粘着性は導電性ボールが仮固定膜に付着する粘着性であることを特徴とする導電性ボールの搭載装置。
- 電子部品の電極に形成される接続バンプとして採用される導電性ボールの搭載装置であって、低粘着質の仮固定膜を少なくとも前記電極に形成する仮固定膜形成部と、前記仮固定膜を介した状態で前記導電性ボールを前記電極に搭載するとともに、前記電極に搭載された導電性ボールを通じて熱的または機械的作用を前記仮固定膜に付与する仮固定手段により前記仮固定膜を高粘着質に変性させる搭載部を有し、前低粘着質の仮固定膜の粘着性は導電性ボールが仮固定膜に付着しない粘着性であり、前記高粘着質の仮固定膜の粘着性は導電性ボールが仮固定膜に付着する粘着性であることを特徴とする導電性ボールの搭載装置。
- 請求項1又は2に記載の搭載装置において、前記搭載部は、前記電極に対応し形成された位置決め開口部を備えたマスクと、前記位置決め開口部に前記導電性ボールを充填する充填手段とを有することを特徴とする搭載装置。
- 請求項1又は2に記載の搭載装置において、前記搭載部は、前記電極に対応し形成され前記導電性ボールを着脱自在な位置決め吸着部を備えた吸着手段を有することを特徴とする搭載装置。
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