JP2019096709A - 部品実装基板の製造方法 - Google Patents

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靖司 水岡
隆弘 遠藤
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隆弘 遠藤
泰博 鈴木
Yasuhiro Suzuki
泰博 鈴木
牧野 洋一
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【課題】基板の形状や姿勢等によらず微量の半田を安定的に供給して高品質の部品実装基板を製造することができる部品実装基板の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】基板のランド上にフラックスを供給したうえで(ステップST1)、ランド上に半田チップを載置する(ステップST2)。そして、ランド上に載置した半田チップにフラックスを供給し(ステップST3)、そのフラックスを供給した半田チップに部品を搭載する(ステップST4)。半田チップに部品を搭載したら半田チップを加熱して溶融させた後(ステップST5)、溶融した半田チップを冷却して固化させることにより、ランドと部品の電極を接合する半田部を形成する(ステップST6)。【選択図】図2

Description

本発明は、基板に部品を搭載して部品実装基板を製造する部品実装基板の製造方法に関する。
従来、基板に部品を搭載した部品実装基板の製造においては、基板のランドにスクリーン印刷で半田を供給した後、ランドに部品を搭載する。そして、部品が搭載された基板をリフロー装置に搬入し、半田を加熱して溶融させた後に冷却して固化させることによって、部品を基板に結合させる。このような部品実装基板の製造において、部品実装基板の品質を向上させるにはランドへの安定した半田の供給が必要である。この点、スクリーン印刷は、定量の半田を安定して供給するのに適した方法となっている。
一方、基板の形状や姿勢によっては半田をスクリーン印刷によって供給できない場合もある。これは、例えば、ランドの付近に凹凸部があってスクリーンマスクを接触させることができない場合などである。このような場合には印刷後ディスペンサによってランドに半田を吐出供給するようにしている(例えば、下記の特許文献1)。
特開2000−244107号公報
しかしながら、ディスペンサによる半田の吐出コントロールは難しく、特に、面積の小さいランドに微量の半田を安定的に供給するのは非常に困難であった。微量の半田を供給する場合にはその半田の粒子径が小さい方が有利であるが、ディスペンサでは目詰まりを起こし易いからである。また、基板が互いに平行でない複数の面のそれぞれにランドを有しており、基板を傾けながら各ランドに半田を供給する必要が或る場合には、ディスペンサで供給した半田が基板の傾きによってランド上から流出してしまうおそれがあった。
そこで本発明は、基板の形状や姿勢等によらず微量の半田を安定的に供給して高品質の部品実装基板を製造することができる部品実装基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装基板の製造方法は、基板のランド上にフラックスを供給する第1のフラックス供給工程と、前記第1のフラックス供給工程でフラックスが供給された前記ランド上に半田チップを載置する半田チップ載置工程と、前記半田チップ載置工程で前記ランド上に載置された前記半田チップにフラックスを供給する第2のフラックス供給工程と、前記第2のフラックス供給工程でフラックスが供給された前記半田チップに部品を搭載する部品搭載工程と、前記部品搭載工程で前記部品が搭載された前記半田チップを加熱して溶融させる加熱工程と、前記加熱工程で溶融した前記半田チップを冷却して固化させることにより前記ランドと前記部品の電極を接合する半田部を形成する冷却工程とを含む。
本発明のもうひとつの部品実装基板の製造方法は、基板のランド上にフラックスを供給する第1のフラックス供給工程と、前記第1のフラックス供給工程でフラックスが供給された前記ランド上に半田チップを載置する半田チップ載置工程と、部品の電極にフラックスを付着させる第2のフラックス供給工程と、前記第2のフラックス供給工程で前記電極にフラックスが付着した部品を前記半田チップに搭載する部品搭載工程と、前記部品搭載工程で前記部品が搭載された前記半田チップを加熱して溶融させる加熱工程と、前記加熱工程で溶融した前記半田チップを冷却して固化させることにより前記ランドと前記部品の前記電極を接合する半田部を形成する冷却工程とを含む。
本発明によれば、基板の形状や姿勢等によらず微量の半田を安定的に供給して高品質の部品実装基板を製造することができる。
本発明の実施の形態1における部品実装基板の製造方法により製造される部品実装基板の断面図 本発明の実施の形態1における部品実装基板の製造方法の実行手順を示すフローチャート (a)(b)(c)本発明の実施の形態1における部品実装基板の製造方法の実行手順を説明する図 (a)(b)本発明の実施の形態1における部品実装基板の製造方法の実行手順を説明する図 (a)(b)本発明の実施の形態2における部品実装基板の製造方法の実行手順を説明する図
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1は本発明の実施の形態1における部品実装基板の製造方法により製造された部品実装基板1であり、基板2と部品3を備えて構成されている。基板2は上面に複数(ここでは2つ)のランド4を有している。部品3は両端部に電極5を有しており、これら2つの電極5は半田部6によってランド4に接合されている。
本実施の形態における部品実装基板1の製造方法では、先ず、基板2の各ランド4上にフラックス7を供給する(図2のフローチャート示すステップST1の第1のフラックス供給工程。図3(a))。フラックス7の供給は、図3(a)ではフラックス塗布器8を用いてランド4上に塗布するようにしているが、噴霧や転写等のその他の方法によってフラックス7を供給するようにしてもよい。
次に、上記第1のフラックス供給工程でフラックス7が供給されたランド4上に、半田チップ9を載置する(ステップST2の半田チップ載置工程。図3(b))。半田チップ9には固形フラックスが混合されることもある。半田チップ9の大きさは表面実装用のコンデンサや抵抗等のチップ部品と同様なキャリアテープに梱包されており、部品供給用のテープフィーダ(図示せず)によって供給することが可能である。
半田チップ9は、図3(b)に示すように、下端に真空吸着口を備えた半田チップ吸着ノズル10によって上面が吸着され、フラックス7が供給されたランド4上に載置される。ランド4上に載置された半田チップ9は、フラックス7の粘性による粘着力によって、ランド4上に保持される。半田チップ9のランド4上への載置は、半田チップ吸着ノズル10とは異なる手段を用いて行っても構わない。
上記の半田チップ載置工程によりでランド4上に半田チップ9を載置したら、その半田チップ9の表面(少なくとも上面)にフラックス7を供給する(ステップST3の第2のフラックス供給工程。図3(c))。このフラックス7の供給も、図3(c)では、第1のフラックス供給工程の場合と同様に、フラックス塗布器8を用いてランド4上にフラックス7を塗布するようにしているが、その他の方法によってフラックス7を供給するようにしてもよい。
半田チップ9にフラックス7を供給したら、そのフラックス7を供給した半田チップ9に部品3を搭載する(ステップST4の部品搭載工程。図4(a))。具体的には、部品3が備える2つの電極5のそれぞれが2つの半田チップ9の上面に接触するように部品3が搭載される。
ここでの部品3の搭載は、部品吸着ノズル11によって部品3の上面を吸着して行う。この部品搭載工程により、基板2のランド4上には、半田チップ9を介して部品3が搭載された状態となる(図4(b))。なお、半田チップ9への部品3の搭載は、部品吸着ノズル11とは異なる手段によって行っても構わない。
部品搭載工程で部品3を半田チップ9に搭載したら、部品3を搭載した基板2(図4(b))を図示しないリフロー装置に搬入し、基板2の全体を半田チップ9の融点を超える温度にまで加熱する(ステップST5の加熱工程)。
半田チップ9の周囲にはフラックス7が接触しているので、加熱によりフラックスが活性化されて半田チップ9の表面の酸化膜を還元して除去する。また、ランド4や電極5の表面の酸化膜も活性化したフラックス7により除去される。これにより溶融した液状の半田はランド4と電極5の表面に濡れ広がり、ランド4と電極5が溶融した半田で接続された状態となる。
その後、基板2の全体が冷却され、溶融した半田は固化して半田部6となる。これにより、基板2のランド4と部品3の電極5とが半田部6によって接合された部品実装基板1が完成する(図1。ステップST6の冷却工程)。
(実施の形態2)
以下、図5(a),(b)を参照して本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2は半田チップ載置工程までは実施の形態1と同じである。実施の形態1の第2のフラックス供給工程は、半田チップ9にフラックス7を供給しているが、実施の形態2の第2のフラックス供給工程は、部品3の電極5の下面にフラックス7を付着させるようにしている。
図5(a)に示すように、平坦なテーブル12の表面に膜状に伸ばしたフラックス7に、部品吸着ノズル11に保持された部品3の電極5を接触させる(図中に示す鎖線参照)。その後、部品3を引き上げると電極5には適量のフラックス7が付着する(図5(b))。そして、続く部品搭載工程では電極5にフラックス7が付着した部品3を基板2に搭載する。これにより半田チップ9の上面にはフラックス7を介して電極5が位置するようになる。以降の工程は実施の形態1と同じなので説明を省略する。
以上説明したように、実施の形態1、2における部品実装基板1の製造方法では、半田を供給するために半田チップ9を用いるようにしている。
実施の形態1、2における部品実装基板1の製造方法では、固形の半田チップ9がランド4に対してフラックス7で接着されるため、基板2を傾けたとしても半田チップ9は基板2から脱落せず、ランド4上から流動も移動もしない。よって、基板2が互いに平行でない複数の面のそれぞれにランド4を有している場合であっても、基板2を傾けながら各ランド4に半田チップ9を載置(すなわちランド4に半田を供給)していくことができる。このような半田の供給方法は、スクリーン印刷やディスペンサによる従来の方法では、基板2を傾けた際に半田がランド4上から流出してしまうおそれがあるため有効でなかったが、実施の形態1、2における部品実装基板1の製造方法によれば、それが可能となる。
また、ディスペンサでは半田の吐出コントロールが難しいという難点があるが、実施の形態1、2ではこのようなディスペンサに有する難点は一切なく、半田チップ9による定量の半田の安定した供給が可能である。このため実施の形態1、2における部品実装基板1の製造方法によれば、基板2の形状や姿勢等によらず、微量の半田を安定的に供給して、高品質の部品実装基板1を製造することができる。
基板の形状や姿勢等によらず微量の半田を安定的に供給して高品質の部品実装基板を製造することができる部品実装基板の製造方法を提供する。
1 部品実装基板
2 基板
3 部品
4 ランド
6 半田部
7 フラックス
9 半田チップ

Claims (2)

  1. 基板のランド上にフラックスを供給する第1のフラックス供給工程と、
    前記第1のフラックス供給工程でフラックスが供給された前記ランド上に半田チップを載置する半田チップ載置工程と、
    前記半田チップ載置工程で前記ランド上に載置された前記半田チップにフラックスを供給する第2のフラックス供給工程と、
    前記第2のフラックス供給工程でフラックスが供給された前記半田チップに部品を搭載する部品搭載工程と、
    前記部品搭載工程で前記部品が搭載された前記半田チップを加熱して溶融させる加熱工程と、
    前記加熱工程で溶融した前記半田チップを冷却して固化させることにより前記ランドと前記部品の電極を接合する半田部を形成する冷却工程とを含む部品実装基板の製造方法。
  2. 基板のランド上にフラックスを供給する第1のフラックス供給工程と、
    前記第1のフラックス供給工程でフラックスが供給された前記ランド上に半田チップを載置する半田チップ載置工程と、
    部品の電極にフラックスを付着させる第2のフラックス供給工程と、
    前記第2のフラックス供給工程で前記電極にフラックスが付着した部品を前記半田チップに搭載する部品搭載工程と、
    前記部品搭載工程で前記部品が搭載された前記半田チップを加熱して溶融させる加熱工程と、
    前記加熱工程で溶融した前記半田チップを冷却して固化させることにより前記ランドと前記部品の前記電極を接合する半田部を形成する冷却工程とを含む部品実装基板の製造方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174386A (ja) * 1987-01-14 1988-07-18 富士通株式会社 フラツクスの塗布方法
JPH09283914A (ja) * 1996-04-15 1997-10-31 Omron Corp 部品実装基板の製造方法及び装置
JP2009113104A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Juki Corp フラックス膜形成装置

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