JP2009277313A - ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置および磁気記録評価装置 - Google Patents

ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置および磁気記録評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な処理で精度よく偏心補正量を検出し、磁気ヘッドをDTM型ディスクのトラック上に追従するように制御することが可能な磁気ヘッド位置制御方法を提供する
【解決手段】加振データが加わっていない状態で、磁気ヘッド3とDTM型ディスク1のトラック13の相対変位がピークとなる角度θ1を角度検出部7で検出し、振幅Pv1でθ1から所定値ずらした角度θ2で変位がピークとなるような第1の加振データを加振データ演算部8で算出する。第1の加振データを加えた状態で相対変位がピークとなる角度θ3を角度検出部7で検出し、補正データ演算部9で、検出角度θ1、θ3と、加振振幅Pv1、角度θ2とから、トラック13の偏心に対する補正データを算出する。補正データにより磁気ヘッド3の位置を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスクリート型磁気記録媒体に対するヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置、および前記ヘッド位置制御方法により磁気ヘッドの位置制御を行って磁気記録媒体あるいは磁気ヘッドを評価する磁気記録評価装置に関するものである。
磁気ディスク装置の高記録密度化技術として、同心円状に形成される複数のトラックの間に溝などを形成し、各トラック間を磁気的に分離することによって磁気記録特性の向上を図る、ディスクリートトラック型の磁気ディスク(以下、DTM型ディスク)の開発が進められている。このDTM型ディスクでは、製造段階でトラックがディスク上に形成されるため、ディスク製造時やスピンドルへの組み込み時のアラインメント誤差等によって、トラック中心とスピンドルの回転中心がずれる偏心の発生が避けられない。
実際に磁気ディスク装置に組み込んで使用されるDTM型ディスクでは、製造時にトラックと一体に形成する等で、トラック上に磁気ヘッドを性格に位置決めさせるためのサーボ情報が存在するため、上記偏心に対応可能である。それに対して、DTM型ディスクの特に初期の開発段階では、サーボによるヘッドの位置決めは、サーボ情報の作りこみやポジション信号の復調回路やサーボ回路およびその調整が試作の度に必要となるため、ハードルが高く適用が困難である。そのため、試作評価用のDTM型ディスクでは、サーボ情報を含まない、同心円状に複数のトラックのみが形成されたものとなることが多い。
このようなトラックのみが形成されたDTM型ディスクを使用して磁気記録特性の評価を行う場合、磁気ヘッドを一定位置に固定した状態では、上記偏心の影響によって、ディスクが1回転する間に多数のトラックを横切ることになるため、連続した領域での評価が困難となる。
上記問題の対応策としては、例えば特許文献1に開示されているように、磁気ヘッドの再生信号の振幅変動から磁気ヘッドとトラックとの交差する状態を観測して、交差する回数とトラックピッチの積から偏心量を算出し、交差する間隔の最長となる方向を偏心方向として、磁気ヘッドの位置を補正する方法が提案されている。
特許第4012057号公報
しかしながら、高記録密度化によってトラックピッチが減少していくと、トラックと磁気ヘッドの交差する数が増大するため、交差数のカウントや偏心方向を決定するための交差間隔の判定処理の高速・高精度化が必要となる。例えば、偏心量が最大で数十μm程度の場合、トラックピッチが100nm以下になると、磁気ヘッドとトラックとの交差する回数は最大で1000を超えることになり、この値はトラックピッチの減少とともに増大する一方となる。
また、偏心量の検出単位がトラックピッチ単位となるため、トラックピッチ以下の偏心の検出および補正については困難であるという問題があった。
本発明の目的は、簡単な処理で精度よく偏心補正量を検出し、磁気ヘッドをディスクリートトラック型磁気ディスクのトラック上に追従するように制御することが可能な磁気ヘッド位置制御方法を提供することである。
本発明の他の目的は、前記磁気ヘッド位置制御方法を実行する磁気ヘッド位置制御装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前記磁気ヘッド位置制御装置を搭載する磁気記録評価装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の代表的なヘッド位置制御方法は、同心円状に複数のトラックが形成され、かつ各トラック間が磁気的に分離されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体を回転駆動機構上に固定して回転させ、前記磁気記録媒体上に磁気ヘッドを位置決めし、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第1の回転角度を検出する第1ステップと、
前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第2の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第1の加振データを算出する第2ステップと、
前記第1の加振データで前記磁気ヘッドを加振して振動させ、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第3の回転角度を検出する第3ステップと、
前記第1の回転角度と前記第2の回転角度と前記第3の回転角度と前記磁気ヘッドの加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出するステップと、
前記ヘッド位置補正データに従って前記磁気ヘッドの位置を補正するステップと、を有する。
上記他の目的を達成するために、本発明の代表的なヘッド位置制御装置は、同心円状に複数のトラックが形成されかつ各トラック間が磁気的に分離されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体を回転させる回転駆動機構と、前記磁気記録媒体に対して信号の記録および再生を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上の少なくとも半径方向に移動可能なアクチュエータと、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の回転角度を検出する角度検出部と、前記回転駆動機構の回転に同期しかつ所定の回転角度で前記磁気ヘッドの変位がピークとなるような前記アクチュエータの加振データを演算する加振データ演算部と、前記角度検出部で検出された回転角度と前記加振データ演算部で演算決定された加振データに基づいてヘッド位置補正データを演算する補正データ演算部と、前記各部位の動作を制御する制御部とを備え、
前記角度検出部は、前記磁気ヘッドが加振されていない状態で前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第1の回転角度を検出し、
前記加振データ演算部は、前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第2の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第1の加振データを算出し、
前記アクチュエータは、前記第1の加振データで前記磁気ヘッドを加振し、
前記角度検出部は、加振された前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第3の回転角度を検出し、
前記補正データ演算部は、前記第1の回転角度と前記第2の回転角度と前記第3の回転角度と前記磁気ヘッドの加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出し、
前記アクチュエータは、前記ヘッド位置補正データに従って前記磁気ヘッドの位置を補正するものである。
上記さらに他の目的を達成するために、本発明の代表的な磁気記録評価装置は、同心円状に複数のトラックが形成されかつ各トラック間が磁気的に分離されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体を回転させる回転駆動機構と、前記磁気記録媒体に対して信号の記録および再生を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上の少なくとも半径方向に移動可能なアクチュエータと、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の回転角度を検出する角度検出部と、前記回転駆動機構の回転に同期しかつ所定の回転角度で前記磁気ヘッドの変位がピークとなるような前記アクチュエータの加振データを演算する加振データ演算部と、前記角度検出部で検出された回転角度と前記加振データ演算部で演算決定された加振データに基づいてヘッド位置補正データを演算する補正データ演算部と、前記各部位の動作を制御する制御部と、前記磁気ヘッドで前記磁気記録媒体に特定のパターンを記録し、当該特定パターンの再生信号から磁気記録特性の評価を行う評価部とを備え、
前記角度検出部は、前記磁気ヘッドが加振されていない状態で前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第1の回転角度を検出し、
前記加振データ演算部は、前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第2の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第1の加振データを算出し、
前記アクチュエータは、前記第1の加振データで前記磁気ヘッドを加振し、
前記角度検出部は、加振された前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第3の回転角度を検出し、
前記補正データ演算部は、前記第1の回転角度と前記第2の回転角度と前記第3の回転角度と前記磁気ヘッドの加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出し、
前記アクチュエータは、前記ヘッド位置補正データに従って前記磁気ヘッドの位置を補正し、
前記評価部は、前記磁気ヘッドの位置補正が行われている状態で、前記磁気記録媒体に特定のパターンを記録し、当該特定パターンの再生信号から磁気記録特性の評価を行うものである。
本発明によれば、偏心によって発生する磁気ヘッドとトラックとの相対変位がピークになる角度と、それに対して回転同期成分で磁気ヘッドを加振したときの磁気ヘッドとトラックとの相対変位がピークになる角度と、さらに加振振幅とから偏心量を算出するので、磁気ヘッドとトラックとの交差数を検出する必要がなく、簡単な処理で精度よく偏心補正量を検出し、磁気ヘッドをトラック上に追従するように制御することができる。また1トラック以下の偏心量の検出が可能であるため、磁気ヘッドをトラック上に正確に追従させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施例1>
図1は、実施例1による磁気記録評価装置の構成図である。図1において、磁気記録評価装置の機構系は、DTM型ディスク1、スピンドル(回転駆動機構)2、磁気ヘッド3、サスペンション4、アクチュエータ5、定盤6から構成されている。また、磁気記録評価装置の回路系は、角度検出部7、加振データ演算部8、補正データ演算部9、制御部10、評価部11を備えて構成されている。
DTM型ディスク1は、図2に示すように、基板12上に、データを保持するための磁性膜が表面に設けられたトラック13と、各トラック13間を磁気的に分離するための磁性膜の存在しない溝部14とが、同心円状に交互に構成されている。なお、図2の例においては、溝部14は、磁気ヘッド3の浮上特性を考慮して、トラック13とほぼ同じ高さになるように非磁性材料が充填されている。
図1に戻り、DTM型ディスク1は、スピンドル2に保持されており、スピンドル2は、データの記録再生時に一定回転数で回転するようになっている。DTM型ディスク1に対してデータの記録再生を行う磁気ヘッド3は、サスペンション4を介してアクチュエータ5に保持されている。アクチュエータ5は、制御部10から出力される目標位置データに従って駆動され、磁気ヘッド3をDTM型ディスク1の任意の半径上に位置決めする。なお、スピンドル2およびアクチュエータ5は、外部からの振動の影響を受けにくいように、常盤6上に固定されている。
角度検出部7は、エンベロープ検出回路7−1、ローパスフィルタ(LPF)7−2、スイッチ7−3、角度演算部7−4から構成されており、エンベロープ検出回路7−1では、磁気ヘッド3から出力される再生信号のエンベロープを検出して出力する。エンベロープ検出回路7−1から出力されるエンベロープ波形は2つに分岐され、一方がLPF7−2に入力されて高周波成分がカットされた後、共にスイッチ7−3に入力される。スイッチ7−3では、角度演算部7−4からの信号によって、角度演算部7−4に入力されるエンベロープ波形がLPF7−2を介したものか否かを選択するようになっている。角度演算部7−4では、入力されたエンベロープ波形から、磁気ヘッド3とトラック13との相対変位(以下、相対変位)がピークとなるスピンドル2の回転角度を算出して出力する。
加振データ演算部8は、スピンドル2の回転に同期して磁気ヘッド3を半径方向に変位させるための、アクチュエータ5に対する加振データを演算して出力する。また、補正データ演算部9は、角度検出部7からの角度データと加振データ演算部8からの加振データとに基づいて、磁気ヘッド3の位置を補正するためのアクチュエータ5に対する補正データを出力する。さらに、制御部10は、スピンドル2、アクチュエータ5、角度検出部7、加振データ演算部8および補正データ演算部9の動作を制御する。
評価部11は、補正データによって磁気ヘッド3の位置制御が行われている状態であることを制御部10からの信号で確認した後、磁気ヘッド3によって評価用パターン(特定パターン)をDTM型ディスク1に記録し、その再生信号から磁気記録特性の評価を実施する。また、評価部11は、制御部10からの信号によって、角度検出のための測定領域イレーズおよびバースト信号ライト用の記録信号を生成して、磁気ヘッド3に出力するようになっている。
以上のような構成のもとに、加振データが加わっていない状態で、トラック13の偏心による相対変位がピークとなる角度θ1(第1の回転角度)を角度検出部7で検出し、振幅Pv1で角度θ1に対して所定角度ずらした角度θ2(第2の回転角度)で磁気ヘッド3の変位がピークとなるような加振データ(第1の加振データ)を加振データ演算部8で算出する。次に、加振データを加えた状態でアクチュエータ5を駆動し、加振した状態での相対変位がピークとなる角度θ3(第3の回転角度)を角度検出部7で検出する。補正データ演算部9では、角度検出部7からの角度θ1、角度θ3と、加振データ演算部8からの振幅Pv1、角度θ2とから、トラック13の偏心に対する補正データを算出する。さらに、この補正データを加えた値でアクチュエータ5を駆動することによって、トラック13の偏心状態にかかわらず、磁気ヘッド3を同一トラック13上に位置させることが可能になる。
なお、上記角度θ1〜θ3は、スピンドル2の回転角度であり、スピンドル2に内蔵されたエンコーダ出力の例えばインデックス信号が制御部10を介して入力され、その信号に同期して検出された値であり、以下、角度については同様にスピンドル回転角度を表す。
図3は、DTM型ディスク1上に形成されたトラック13と、磁気ヘッド3との関係の一例を示す図である。トラック13は、例えば原型となるパターンをDTM型ディスク上に転写することで作成されるので、DTM型ディスク1の中心とトラック13との中心にはメカ公差などの要因によってずれが生じる。さらに、DTM型ディスク1をスピンドル2に取り付ける際にも、同様にメカ公差などの要因によって、スピンドル2の回転中心に対してずれが生じる。最終的には、トラック13の中心Ctとスピンドル2の回転中心Csとのずれが偏心となり、その値は最大で数十μmにもなり、例えば100nmのトラックピッチに対して非常に大きな値になる。図3において、点線は、磁気ヘッド3を一定位置に固定した場合のトラック13に対する磁気ヘッド3の軌跡であり、偏心によって相対変位が生じて、磁気ヘッド3が複数のトラック13上を移動する。このような状態では連続した領域での評価が困難であるため、偏心に対するヘッド位置の補正が必要となる。
相対変位は、磁気ヘッド3とトラック13の中心Ctの距離の変化によって生じる。トラック13の中心Ctは、図3の一点鎖線で示すような軌跡でスピンドル2の回転中心Csの周りを回るが、トラック13の中心Ctとスピンドル2の回転中心Csとの距離に対して、磁気ヘッド3とスピンドル2の回転中心Csとの距離が十分大きいため、相対変位は回転1次の正弦波で近似できる。
図4は、実施例1における偏心補正量の検出原理を示した図である。図4において、点線が偏心による相対変位を示しており、この場合角度θ1でピークを持ち、振幅Pcが偏心量となる。この相対変位のピークは、磁気ヘッド3とトラック13の中心Ctの距離が最大になった場合(+ピーク)と最小になった場合(−ピーク)との、スピンドル2の1回転のうち2箇所で発生するが、以下、特に説明がない場合には+ピークとして扱う。
図4において、一点鎖線は、加振データ演算部8からの第1の加振データを加えてアクチュエータ5を駆動したときの磁気ヘッド3の変位を示している。ここで、第1の加振データの振幅はPv1、変位のピークの角度はθ2である。このような磁気ヘッド3が加振された状態では、相対変位は、点線の波形と一点鎖線の波形が合成された実線の波形となる。このときの相対変位のピークの角度をθ3とし、計算を簡単化するためにθ1を原点にして、θ2’=θ2−θ1、θ3’=θ3−θ1を用いると、以下の関係(式1)が得られる。
Figure 2009277313
この式1を変形すると、
Figure 2009277313
となり(式2)、角度θ1、θ2(θ2’)、θ3(θ3’)および振幅Pv1は既知であるため、これらからPcが求まる。さらに、θ1とPcから、それを打ち消すような逆位相のデータを補正データとして、アクチュエータ5に加えて駆動することで、偏心の補正が可能になる。また、ここで、θ2’=π/2に設定すると、
Figure 2009277313
となって、さらに簡単な計算でPcを求めることができる。
なお、ここで注目する点は、Pv1がアクチュエータ5に加えられる加振データの振幅であるため、算出されるPcの値もアクチュエータ5に加える値として求まることであり、アクチュエータ5の特性ばらつきに関わらず、正確な補正データの振幅を得ることができる。また、角度検出部7で検出されるθ1、θ3は連続値となるため、1トラック以下の偏心補正量の算出も可能である。
図5に、実施例1の偏心検出及び補正処理の手順の一例を示す。S1〜S9はステップ番号を示している。まず、加振データをアクチュエータ5に加えていない状態で、測定領域をイレーズして一定周波数のバースト信号を1周分記録する(S1)。磁気ヘッド3の記録素子の位置と再生素子の位置とが半径方向にずれている場合には、そのずれ(WRオフセット)分アクチュエータ5を移動させ、記録したバースト信号を読み出して、再生信号のエンベロープから角度検出部7で角度θ1を検出する(S2)。検出されたθ1に対して所定値(θ2’)ずらした角度θ2と加振振幅Pv1とを決定して、第1の加振データを算出する(S3)。なお、θ2は磁気ヘッド3の実際の変位のピーク角度であり、加振データの算出においては、加振データ出力のタイミングから実際に磁気ヘッド3が動作するまでの、回路系および機構系の時間遅れ(位相遅れ)分を考慮しておく必要がある。
次に、第1の加振データをアクチュエータ5に加えて加振を開始し(S4)、その状態で測定領域をイレーズして一定周波数のバースト信号を1周分記録する(S5)。WRオフセットがある場合にはその分アクチュエータ5を移動させ、記録したバースト信号を読み出して、再生信号のエンベロープから角度検出部7で角度θ3を検出した(S6)後、第1の加振データでの加振を終了する(S7)。
その後、加振振幅Pv1、角度θ1、θ2、θ3から補正データを算出し(S8)、算出された補正データをアクチュエータ5に加えることにより補正動作を開始する(S9)。なお、補正データの算出においても、加振データ算出の場合と同様に、回路系および機構系の位相遅れ分を考慮しておく必要がある。
図6は、偏心や加振によって相対変位が発生している場合の、バースト再生信号のエンベロープ波形の一例で、スピンドル2の回転角度の反対側(π回った側)でもほぼ同様な信号が得られるため、ここでは半周分の波形を示している。磁気ヘッド3がトラック13上にあるときにはエンベロープ信号は大きくなり、溝部14上を通過する際にはエンベロープ信号は低下するため、磁気ヘッド3とトラック13の交差する数だけエンベロープ波形にピークが発生する。また、相対変位のピーク角度近傍では、相対変位の変化が緩やかになるため、エンベロープ波形のピークの間隔が広がっていき、間隔の最も広い部分の中間が相対変位のピーク角度となる。従って、相対変位が偏心に起因する場合においては、この検出角度が偏心方向と一致する。なお、上述のように、スピンドル2の回転角度の反対側(π回った側)でもほぼ同様な信号が得られるため、最低限半周分のエンベロープ波形があれば、上記相対変位のピーク角度検出は可能であり、必ずしもバースト信号を1周分記録する必要はない。
ところで、エンベロープ波形のピークの数をカウントすることで、偏心量の概算値を求めることも可能であるが、トラックピッチに対して偏心量が大きくなると、エンベロープ波形の変化が高速になり、交差数が増大するため、エンベロープ波形のピーク数のカウントが困難になる。例えば、アナログ回路では、回路の高周波化に加え、磁気記録評価装置では多品種のテストを行う必要があるため、再生信号の振幅や周波数、エンベロープ波形の周波数などの対応範囲を広くする必要があり、回路構成が複雑になる。また、エンベロープ波形をADコンバータ(ADC)などでデジタル化して、デジタル回路内で処理するようにすると処理の柔軟性は増すが、ADCの高速サンプリングや大容量データの処理が必要になる。ただし、相対変位のピーク付近ではエンベロープ波形の変化が緩やかになるため、このピーク角度の検出に限定すれば、デジタル化しても高速処理の必要はなく、簡単な構成で検出可能となる。そこで、本実施例1においては、エンベロープ波形を、相対変位のピーク角度の検出のみに用い、加振による検出角度の変化から偏心量求めるようにしている。
図7は、図6のエンベロープ波形を1024点/周でサンプリングしたものである。エンベロープ波形全体を低サンプリングレートでサンプリングすると、エンベロープ波形の高周波部分でのエイリアスによって、エンベロープ波形のピーク間隔が最大になる部分の検出が困難になる場合が発生し、相対変位のピーク角度の検出ミスとなる。そこで、例えば、エンベロープ波形をLPF7−2に通して、エンベロープ波形の低周波成分を強調し、エンベロープ波形の変化が緩やかな部分を切り出して検出処理をすることで、相対変位のピーク角度の検出を正確に行うようにする。
図8は、図6のエンベロープ波形をLPF7−2に通した波形であり、図9は、その波形を1024点/周でサンプリングしたものである。図9において、例えば最大値の80%の閾値を設けるなどして、エンベロープ波形の振幅の大きな部分にのみ注目すれば、低サンプリングレートのデータでも問題なくピーク角度の検出処理を行うことが可能である。なお、LPF7−2によって位相遅れが生じるため、その分相対変位のピーク角度の検出値誤差となるが、LPF7−2の位相遅れ分は予測可能であり、その値を補正することで検出誤差を低減することができる。また、LPF7−2を通したエンベロープ波形でピーク角度の検出に使用する角度領域を決定し、LPF7−2を通さないベロープ波形の上記角度領域部分を切り出して、実際にピーク角度の検出処理を行うことで、LPF7−2の位相遅れの影響を避けることも可能である。
図10は、検出角度θ3’と、θ3’の値がπ/180ずれた場合に生じる偏心量Pcの検出誤差との関係の例を示す図である。θ3’=θ2’/2近傍で偏心量Pcの検出誤差が最小になり、θ3’が0あるいはθ2’に近づくほど急激に誤差が増大する。従って、加振振幅Pv1は、Pv1≒Pcになるように選ばれていることが望ましく、それから大きく外れてθ3’が0あるいはθ2’に近い値になった場合には、Pv1の値を再設定しなおして測定することも必要となる。
なお、角度検出部7では、原理的に+ピークと−ピークの判断が不可能であるが、本発明の実施例1においては、偏心のピークに関しては加振時のピーク角度θ3’の値の範囲によって判別可能であり、θ3’<θ2’であれば+ピーク、θ3’>θ2’であれば−ピークとなる。
また、図10に示すように、θ2’を大きくとることによって、+ピークの場合の偏心量Pcの検出誤差を抑えることが可能になるが、逆に−ピークの場合の誤差が増大するため、+ピークと−ピークの判断がつかない状態では、どちらの場合でも誤差が同じになるθ2’=π/2に設定することが望ましい。それとは逆に、一旦測定を行った後など、偏心による相対変位のピークの方向が既知の場合には、θ2’を適正値に設定することで、偏心量Pcの検出精度の向上を図ることが可能になる。
以上のように、実施例1では、加振振幅Pv1がアクチュエータ5に加えられる加振データの振幅であるため、算出されるPcの値もアクチュエータ5に加える値として求まるため、アクチュエータ5の特性ばらつきに関わらず、正確な補正データの振幅を得ることができる。また、角度検出部7で検出される角度θ1、θ3は連続値となるため、1トラック以下の偏心補正量の算出も可能でとなる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2について説明するが、構成については、図1に示す実施例1と同一である。実施例2においては、加振データが加わっていない状態で、トラック13の偏心による相対変位がピークとなる角度θ1(第1の回転角度)を角度検出部7で検出し、振幅Pv1で角度θ1に対して所定角度ずらした角度θ2(第2の回転角度)で磁気ヘッド3の変位がピークとなるような加振データ(第1の加振データ)を加振データ演算部8で算出する。次に、加振データを加えた状態でアクチュエータ5を駆動し、加振した状態での相対変位がピークとなる角度θ3(第3の回転角度)を角度検出部7で検出する。さらに、振幅Pv2で角度θ1に対してθ2とは異なる所定角度ずらした角度θ4(第4の回転角度)で磁気ヘッド3の変位がピークとなるような加振データ(第2の加振データ)を加振データ演算部8で算出し、この加振データを加えた状態でアクチュエータ5を駆動し、加振した状態での相対変位がピークとなる角度θ5(第5の回転角度)を角度検出部7で検出する。補正データ演算部9では、角度検出部7からの角度θ1、θ3、θ5と、加振データ演算部8からの振幅Pv1、Pv2とから、トラック13の偏心に対する補正データを算出する。さらに、この補正データを加えた値でアクチュエータ5を駆動することによって、トラック13の偏心状態にかかわらず、磁気ヘッド3を同一トラック13上に位置させることが可能になる。
図11は、実施例2における偏心補正量検出原理を示した図である。図11において、点線が偏心による相対変位を示しており、この場合角度θ1でピークを持ち、振幅Pcが偏心量となる。一点鎖線は、それぞれ加振データ演算部8からの第1の加振データおよび第2の加振データを加えてアクチュエータ5を駆動したときの磁気ヘッド3の変位を示している。ここで、第1の加振データの振幅はPv1、変位のピークの角度はθ2、第2の加振データの振幅はPv2、変位のピークの角度はθ4、である。このような磁気ヘッド3が加振された状態では、相対変位は、それぞれ点線の波形と一点鎖線の波形が合成された実線の波形となる。このときの相対変位のピークの角度をθ3およびθ5とする。
ここで、θ2及びθ4は磁気ヘッド3の実際の変位のピーク角度であり、加振データのピークに対して、回路系および機構系の位相遅れ分を考慮しておく必要があり、この位相遅れは装置や加振振幅、加振周波数などで異なる。そこで、実施例2においては、θ2及びθ4を未知の値としてまずその値を求める。ただし、第1の加振と第2の加振での位相遅れは同一とし、δ=θ4−θ2は既知の値とする。計算を簡単化するためにθ1を原点にして、θ2’=θ2−θ1、θ3’=θ3−θ1、θ4’=θ4−θ1、θ5’=θ5−θ1を用いると、式(1)に加えて以下の関係(式4)が得られる。
Figure 2009277313
式(1)および式(4)と、δ=θ4−θ2の関係から、
Figure 2009277313
となり、角度θ1、θ3(θ3’)、θ5(θ5’)、δおよび振幅Pv1、Pv2は既知であるため、これらからθ2(θ2’)が求まる。次に、求まったθ2(θ2’)とθ3(θ3’)を式(2)に代入することによって、偏心の振幅Pcが求まる。さらに、θ1とPcから、それを打ち消すような逆位相のデータを補正データとして、アクチュエータ5に加えて駆動することで、偏心の補正が可能になる。また、ここで、δ=πに設定すると、
Figure 2009277313
となり、さらにPv1=Pv2としておくと、
Figure 2009277313
となって、よりに簡単な計算でPcを求めることができる。
図12に、実施例2の偏心検出及び補正処理の手順の一例を示す。S11〜S26はステップ番号を示している。まず、加振データをアクチュエータ5に加えていない状態で、測定領域をイレーズして一定周波数のバースト信号を1周分記録する(S11)。磁気ヘッド3の記録素子の位置と再生素子の位置とが半径方向にずれている場合には、そのずれ(WRオフセット)分アクチュエータ5を移動させ、記録したバースト信号を読み出して、再生信号のエンベロープから角度検出部7で角度θ1を検出する(S12)。検出されたθ1に対して所定値(θ2’)ずらした角度θ2と加振振幅Pv1とを決定して、第1の加振データを算出する(S13)。
次に、第1の加振データをアクチュエータ5に加えて加振を開始し(S14)、その状態で測定領域をイレーズして一定周波数のバースト信号を1周分記録する(S15)。WRオフセットがある場合にはその分アクチュエータ5を移動させ、記録したバースト信号を読み出して、再生信号のエンベロープから角度検出部7で角度θ3を検出した(S16)後、第1の加振データでの加振を終了する(S17)。θ3が所定範囲に入っていない場合には(S18)、再度第1の加振データの算出(S13)からやり直す。
θ3が所定範囲内に入っている場合には(S18)、θ1に対して所定値(θ4’)ずらした角度θ4と加振振幅Pv2とを決定して、第2の加振データを算出する(S19)し、第2の加振データをアクチュエータ5に加えて加振を開始する(S20)。その状態で測定領域をイレーズして一定周波数のバースト信号を1周分記録する(S21)。WRオフセットがある場合にはその分アクチュエータ5を移動させ、記録したバースト信号を読み出して、再生信号のエンベロープから角度検出部7で角度θ5を検出した(S22)後、第2の加振データでの加振を終了する(S23)。
その後、加振振幅Pv1、Pv2、角度θ1、θ3、θ5、δ(=θ4−θ2)から補正データを算出し(S24)、算出された補正データをアクチュエータ5に加えることにより補正動作を開始する(S25)。補正動作された状態でオントラックの状況を観測し、オントラックが不十分な場合には(S26)、現状の補正動作を保持したままで、偏心補正残差に対して再度最初(S11)から補正処理を行う。十分にオントラックしている場合には(S26)、処理を終了する。
実施例2においては、θ3の値のチェックによって(S18)、偏心振幅Pcの算出精度を上げることができる。また、オントラックのチェックによって(S26)、偏心補正残差に対して再度偏心検出および補正動作を繰り返し実施することにより、偏心補正精度の向上を図ることが可能になる。
以上のように、実施例2では、θ2(θ2’)を算出して使用するため、アクチュエータ5の特性ばらつきに加え、回路系および機構系の位相遅れ分のばらつきの影響を排除でき、正確な補正データの振幅を得ることができる。また、アクチュエータ5がヒステリシス特性を持つ場合でも、位相遅れとして近似可能ならば、上記θ2(θ2’)の算出に含めることができ、その影響を低減することが可能である。
なお、実施例2においては、θ3の値のチェック(S18)およびオントラックのチェック(S26)の両方を行っているが、これはどちらか一方のみを実施するようにしてもよい。また、上記実施例1に対して、これらのチェックを行うようにすることも可能である。
上記実施の形態において、角度検出部7ではバースト信号のエンベロープ波形によって角度検出を行っているが、これはバースト信号以外のパターンを記録するようにしてもよく、また特定の信号を記録する代わりにDCイレーズを行い、その出力波形から角度検出するようにすることも可能である。なお、DTM型ディスク1の偏心検出に使用する範囲が、バースト信号や特定パターン、DCイレーズなどで初期化されている状態の場合には、角度検出の前のイレーズおよび再生信号出力用の記録動作(S1、S5、S11、S15およびS21)が不要となる。
また、上記実施の形態では、最低限半周分のエンベロープ波形があれば、角度検出部7で相対変位のピーク角度検出が可能であるため、トラック13および溝部14は必ずしも全周にわたって構成されている必要はなく、少なくとも半周分以上連続して構成されていればよい。
さらに、DTM型ディスク1の一部に、偏心検出部として連続したトラック13および溝部14を作り込み、その他の部分にはテスト用の別パターンを作り込むことも可能である。
また、上記実施の形態では、偏心に注目してスピンドル2の回転1次成分の検出および補正について記載しているが、DTM型ディスク1ではトラック13のゆがみなどによって回転2次以上の成分が発生し、こちらの方が主要因となる場合にも、回転1次の偏心の場合と同様の手順によって、回転2次以上の成分の低減を図ることが可能である。
さらに、上記実施の形態において、角度演算部7−4、加振データ演算部8、補正データ演算部9および制御部10の全部あるいは一部を、マイクロプロセッサとADコンバータやDAコンバータなどとの組合せで構成するようにしてもよい。
なお、サーボ情報が作り込まれたDTM型ディスクの場合でも、サーボ情報の復調信号を利用して相対変位のピーク角度を検出することにより、本発明を適用することが可能である。
また、本発明は、DTM型ディスクのみでなく、同様にトラック間に非磁性領域が存在するような、ビットパターンドメディア(BPM)型ディスクに対しても適用可能である。
実施例1による磁気記録評価装置の構成図である。 DTM型ディスクの断面の一例を示す図である。 DTM型ディスク上に形成されたトラックと、磁気ヘッドとの関係の一例を示す図である。 実施例1における磁気ヘッドとトラック間の相対変位と、スピンドル回転角度との関係を示した図である。 実施例1によるヘッド位置制御方法のフローチャートである。 再生信号エンベロープ波形の一例を示す図である。 再生信号エンベロープ波形をサンプリングした例を示す図である。 再生信号エンベロープ波形をLPFに通した場合の一例を示す図である。 再生信号エンベロープ波形をLPFに通した後にサンプリングした例を示す図である。 検出角度θ3’と、θ3’の検出誤差によって生じる偏心量検出誤差との関係の一例を示す図である。 実施例2における磁気ヘッドとトラック間の相対変位と、スピンドル回転角度との関係を示した図である。 実施例2によるヘッド位置制御方法のフローチャートである。
符号の説明
1…DTM型ディスク、
2…スピンドル、
3…磁気ヘッド、
4…サスペンション、
5…アクチュエータ、
6…定盤、
7…角度検出部、
8…加振データ演算部、
9…補正データ演算部、
10…制御部、
11…評価部、
12…基板、
13…トラック、
14…溝部。

Claims (16)

  1. 同心円状に複数のトラックが形成され、かつ各トラック間が磁気的に分離されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体を回転駆動機構上に固定して回転させ、前記磁気記録媒体上に磁気ヘッドを位置決めし、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第1の回転角度を検出する第1ステップと、
    前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第2の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第1の加振データを算出する第2ステップと、
    前記第1の加振データで前記磁気ヘッドを加振して振動させ、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第3の回転角度を検出する第3ステップと、
    前記第1の回転角度と前記第2の回転角度と前記第3の回転角度と前記磁気ヘッドの加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出するステップと、
    前記ヘッド位置補正データに従って前記磁気ヘッドの位置を補正するステップと、
    を有することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  2. 請求項1記載のヘッド位置制御方法において、前記ヘッド位置補正データを算出するステップは、前記第1の回転角度をθ1、前記第2の回転角度をθ2、前記第3の回転角度をθ3、θ2−θ1=θ2′、θ3−θ1=θ3′、前記第1加振データの振幅をPv1としたとき、
    (sinθ2′/tanθ3′−cosθ2′)×Pv1
    によりヘッド位置補正データを算出することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  3. 請求項2記載のヘッド位置制御方法において、前記θ2′をπ/2に設定することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  4. 請求項1記載のヘッド位置制御方法において、前記第1ステップ及び第3ステップは、前記磁気ヘッドの再生信号のエンベロープ波形から低周波数成分を強調し、低周波数成分が強調されたエンベロープ波形のピークの間隔が最も広い部分の中間を相対変位のピーク角度として検出することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  5. 請求項4記載のヘッド位置制御方法において、前記低周波数成分が強調されたエンベロープ波形をサンプリングし、所定の閾値を超える部分において前記相対変位のピーク角度を検出することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  6. 請求項1記載のヘッド位置制御方法において、前記第1ステップ及び第3ステップは、前記磁気ヘッドの再生信号のエンベロープ波形から低周波数成分を強調し、低周波数成分が強調されたエンベロープ波形から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位のピーク角度の検出に使用する角度領域を決定し、前記磁気ヘッドの再生信号のエンベロープ波形の前記角度領域部分を切り出して前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位のピーク角度を検出することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  7. 請求項1記載のヘッド位置制御方法において、前記第1ステップは、前記磁気ヘッドが位置決めされた前記磁気記録媒体の領域に検出用信号を記録するステップを含むことを特徴とするヘッド位置制御方法。
  8. 請求項7記載のヘッド位置制御方法において、前記第3ステップは、前記磁気ヘッドが位置決めされた前記磁気記録媒体の領域をイレーズし、新たに検出用信号を記録するステップを含むことを特徴とするヘッド位置制御方法。
  9. 請求項1記載のヘッド位置制御方法において、前記磁気記録媒体のトラックに、前記第1ステップ及び第3ステップにおいて前記磁気ヘッドにより再生される検出用信号が記録されていることを特徴とするヘッド位置制御方法。
  10. 請求項1記載のヘッド位置制御方法において、前記第3ステップの後に、さらに、
    前記第2の回転角度とは異なり、かつ前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第4の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第2の加振データを算出する第4ステップと、
    前記第2の加振データで前記磁気ヘッドを加振して振動させ、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第5の回転角度を検出する第5ステップと、を有し、
    前記ヘッド位置補正データを算出するステップにおいて、前記第1の回転角度と,前記第2の回転角度と,前記第3の回転角度と,前記第4の回転角度と,前記第5の回転角度と,前記第1の加振データによる加振振幅と,前記第2の加振データによる加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  11. 請求項1又は請求項10記載のヘッド位置制御方法において、前記第3ステップの後に、前記第3の回転角度が所定の範囲に入っているかどうかを判定するステップを有し、所定の範囲に入っていない場合には前記第2ステップからやり直すことを特徴とするヘッド位置制御方法。
  12. 請求項1又は請求項10記載のヘッド位置制御方法において、前記磁気ヘッドの位置を補正するステップの後、前記磁気ヘッドがオントラックしているかどうかを判定し、オントラックが不十分な場合は補正残差に対して前記第1ステップから実行することを特徴とするヘッド位置制御方法。
  13. 同心円状に複数のトラックが形成されかつ各トラック間が磁気的に分離されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体を回転させる回転駆動機構と、前記磁気記録媒体に対して信号の記録および再生を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上の少なくとも半径方向に移動可能なアクチュエータと、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の回転角度を検出する角度検出部と、前記回転駆動機構の回転に同期しかつ所定の回転角度で前記磁気ヘッドの変位がピークとなるような前記アクチュエータの加振データを演算する加振データ演算部と、前記角度検出部で検出された回転角度と前記加振データ演算部で演算決定された加振データに基づいてヘッド位置補正データを演算する補正データ演算部と、前記各部位の動作を制御する制御部とを備え、
    前記角度検出部は、前記磁気ヘッドが加振されていない状態で前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第1の回転角度を検出し、
    前記加振データ演算部は、前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第2の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第1の加振データを算出し、
    前記アクチュエータは、前記第1の加振データで前記磁気ヘッドを加振し、
    前記角度検出部は、加振された前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第3の回転角度を検出し、
    前記補正データ演算部は、前記第1の回転角度と前記第2の回転角度と前記第3の回転角度と前記磁気ヘッドの加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出し、
    前記アクチュエータは、前記ヘッド位置補正データに従って前記磁気ヘッドの位置を補正することを特徴とするヘッド位置制御装置。
  14. 請求項13記載のヘッド位置制御装置において、前記角度検出部が第3の回転角度を検出した後に、さらに、
    前記加振データ演算部は、前記第2の回転角度とは異なり、かつ前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第4の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第2の加振データを算出し、
    前記アクチュエータは、前記第2の加振データで前記磁気ヘッドを加振し、
    前記角度検出部は、前記第2の加振データで加振された前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第5の回転角度を検出し、
    前記補正データ演算部は、前記第1の回転角度と,前記第2の回転角度と,前記第3の回転角度と,前記第4の回転角度と,前記第5の回転角度と,前記第1の加振データによる加振振幅と,前記第2の加振データによる加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出することを特徴とするヘッド位置制御装置。
  15. 同心円状に複数のトラックが形成されかつ各トラック間が磁気的に分離されたディスクリートトラック型の磁気記録媒体を回転させる回転駆動機構と、前記磁気記録媒体に対して信号の記録および再生を行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上の少なくとも半径方向に移動可能なアクチュエータと、前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の回転角度を検出する角度検出部と、前記回転駆動機構の回転に同期しかつ所定の回転角度で前記磁気ヘッドの変位がピークとなるような前記アクチュエータの加振データを演算する加振データ演算部と、前記角度検出部で検出された回転角度と前記加振データ演算部で演算決定された加振データに基づいてヘッド位置補正データを演算する補正データ演算部と、前記各部位の動作を制御する制御部と、前記磁気ヘッドで前記磁気記録媒体に特定のパターンを記録し、当該特定パターンの再生信号から磁気記録特性の評価を行う評価部とを備え、
    前記角度検出部は、前記磁気ヘッドが加振されていない状態で前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第1の回転角度を検出し、
    前記加振データ演算部は、前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第2の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第1の加振データを算出し、
    前記アクチュエータは、前記第1の加振データで前記磁気ヘッドを加振し、
    前記角度検出部は、加振された前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第3の回転角度を検出し、
    前記補正データ演算部は、前記第1の回転角度と前記第2の回転角度と前記第3の回転角度と前記磁気ヘッドの加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出し、
    前記アクチュエータは、前記ヘッド位置補正データに従って前記磁気ヘッドの位置を補正し、
    前記評価部は、前記磁気ヘッドの位置補正が行われている状態で、前記磁気記録媒体に特定のパターンを記録し、当該特定パターンの再生信号から磁気記録特性の評価を行うことを特徴とする磁気記録評価装置。
  16. 請求項15記載の磁気記録評価装置において、前記角度検出部が第3の回転角度を検出した後に、さらに、
    前記加振データ演算部は、前記第2の回転角度とは異なり、かつ前記第1の回転角度に対して所定の角度ずらした前記回転駆動機構の第4の回転角度で、前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなるような第2の加振データを算出し、
    前記アクチュエータは、前記第2の加振データで前記磁気ヘッドを加振し、
    前記角度検出部は、前記第2の加振データで加振された前記磁気ヘッドの再生信号から前記磁気ヘッドと前記トラックとの相対変位がピークとなる前記回転駆動機構の第5の回転角度を検出し、
    前記補正データ演算部は、前記第1の回転角度と,前記第2の回転角度と,前記第3の回転角度と,前記第4の回転角度と,前記第5の回転角度と,前記第1の加振データによる加振振幅と,前記第2の加振データによる加振振幅とに基づいてヘッド位置補正データを算出することを特徴とする磁気記録評価装置。
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