JP2009277309A - 録画装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】録画情報を常に可搬型記録媒体に録画するようにしたストレート型の録画装置において、可搬型の記録媒体が装着されてなく、あるいは録画途中で可搬型記録媒体が装着された場合にも、簡単かつ確実に可搬型の記録媒体に録画情報を録画させることができるようにする。
【解決手段】録画装置10は、録画情報を一時的に記憶する一時バッファ102を備え、可搬型の記録媒体(ここでは光ディスク)が記録可能な状態で光ディスクドライブ101に装着されているときには、録画情報を光ディスクに直接録画する。また、光ディスクドライブ101に光ディスクが装着されていないときに録画を行う場合、一時バッファ102に一時的に録画し、光ディスクが装着され、その光ディスクに録画可能と判断した際に、一時バッファ102に録画した録画情報を光ディスクに録画する。
【選択図】図1
【解決手段】録画装置10は、録画情報を一時的に記憶する一時バッファ102を備え、可搬型の記録媒体(ここでは光ディスク)が記録可能な状態で光ディスクドライブ101に装着されているときには、録画情報を光ディスクに直接録画する。また、光ディスクドライブ101に光ディスクが装着されていないときに録画を行う場合、一時バッファ102に一時的に録画し、光ディスクが装着され、その光ディスクに録画可能と判断した際に、一時バッファ102に録画した録画情報を光ディスクに録画する。
【選択図】図1
Description
本発明は、録画装置に関し、より詳細には、光ディスクなどの可搬型の記録媒体を主記憶手段として録画情報を録画するようにした録画装置に関する。
DVDやBD(Blu-ray Disc)などの光ディスク記録媒体(以下単にディスクともいう)を主として使用する録画装置では、録画を開始するときにディスクが装着されている必要がある。このような録画装置では、ディスクの未装着や書き込み容量の不足などによる録画失敗を回避すべく、例えば、HDDなどの代替装置がある場合、自動的にその代替装置に録画する技術が知られている。
例えば特許文献1では、記録装置は、予約録画の設定において記録先の可搬型記録媒体を識別子を用いて指定し、コンテンツの記録時に、指定されている識別子の可搬型記録媒体がドライブユニットに取り付けられていない場合、代替記録用記録媒体へコンテンツを記録する。そして、代替記録用記録媒体にコンテンツが記録された後に、指定されている識別子の可搬型記録媒体がドライブユニットに取り付けられた場合、コンテンツを可搬型記録媒体へダビングするようにしている。
また、特許文献2には、電源がオンされてから録画開始までのレコーダの起動時間を短縮し、併せて、映像、音声の途切れを抑えて番組を録画するようにしたデータ処理装置が開示されている。このデータ処理装置は、映像および/または音声のデータを記録媒体に書き込むことが可能で、電源制御部は、電源オフの指示を受けてドライブ部への電力の供給を停止し、かつ、信号処理回路および自身への電力の供給を継続する。ハードウェア要素は通電されているため、装置の電源がオンされても初期化動作は不要で、これに伴って、ソフトウェア要素も動作可能な状態にあるため初期化処理は不要となる。よってその後すぐに信号処理回路が処理を開始できる。
特開表2007−517344号公報
特開2006−209941号公報
HDDなどの大容量記録媒体と、ディスクの再生・録画が可能な光ディスクドライブとを併せ持つハイブリッドレコーダ(録画装置)を例とする。このような録画装置では、例えばユーザが、放送番組をHDDに録画し、その番組をディスクに保存しておきたい場合には、ユーザはHDDからディスクへの番組のダビング操作を行う必要がある。
しかしながら、このようなダビング操作を行う場合、ある程度ダビング操作に習熟したユーザであれば特に問題は生じないが、例えば、機械操作に疎いユーザなどにとっては敷居が高い操作であり、ダビング操作の失敗による録画番組の喪失など、操作に係わる問題が生じやすい。
しかしながら、このようなダビング操作を行う場合、ある程度ダビング操作に習熟したユーザであれば特に問題は生じないが、例えば、機械操作に疎いユーザなどにとっては敷居が高い操作であり、ダビング操作の失敗による録画番組の喪失など、操作に係わる問題が生じやすい。
一方、録画装置で番組等を録画するときに、ディスク等の可搬型の記録媒体を主記憶手段として、このような可搬型の記録媒体に直接に録画を行うようにした録画装置(所謂ストレートレコーダ)がある。
このような録画装置では、番組を録画するときには常にディスクに録画するため、上記のようなダビング操作を行う必要がなく、操作が簡単となるが、反面、さまざまなデメリットが生じる。
このような録画装置では、番組を録画するときには常にディスクに録画するため、上記のようなダビング操作を行う必要がなく、操作が簡単となるが、反面、さまざまなデメリットが生じる。
例えば、上記のような録画装置にて番組ないしコンテンツ等の録画を行う場合には、必ず録画可能なディスクが所定のスロットに装着されている必要がある。また、ユーザが、録画可能なディスクを録画装置に装着しておいた状態で録画予約を実行した後、例えばBD−ROMなどのコンテンツを視聴するために一旦ディスクを取り出してしまい、コンテンツの視聴後に再度ディスクを装着することを忘れてしまうと、録画できないという問題も生じる。
あるいは、ユーザがすぐに録画を開始したいときに、ディスクを録画装置に装着したにもかかわらず、録画装置におけるディスクの認識処理に時間がかかって録画を開始することができない、などの問題が生じる場合もある。
あるいは、ユーザがすぐに録画を開始したいときに、ディスクを録画装置に装着したにもかかわらず、録画装置におけるディスクの認識処理に時間がかかって録画を開始することができない、などの問題が生じる場合もある。
この他、上記のようなストレートレコーダ型の録画装置にて長時間番組などを録画する場合、ディスクの容量を超える番組の録画を指示することができない、などの問題もある。 このような問題は、ユーザが複数の番組を指定して録画させる場合にも生じることがある。
さらに、ストレートレコーダ型の録画装置では、転送レートやハードウェア上の制限から、番組等をディスクに録画しているときに、ディスクの別の領域に録画した別の番組タイトルを再生できなかったり、録画中の番組を追いかけ再生することができなかったりする問題も生じる。
特許文献1では、録画予約時に可搬メディアからIDを取得した上で、大容量記録装置に代理録画させ、その後同じIDのメディアが装着されることによってダビングを実行させるようにしている。
しかし、ディスクIDが認識できない状況下において、例えば、余剰ディスクが用意できない場合や、録画対象の番組が既に開始してしまっていて、すぐに録画を開始したい場合などの状況下においては、特許文献1の技術は無力化されてしまうという問題がある。
しかし、ディスクIDが認識できない状況下において、例えば、余剰ディスクが用意できない場合や、録画対象の番組が既に開始してしまっていて、すぐに録画を開始したい場合などの状況下においては、特許文献1の技術は無力化されてしまうという問題がある。
また、特許文献2では、電源ON時の起動中に録画を開始できない問題を解決する手段に関して述べられている。ここでは、システム起動中などにより録画を開始できない期間を、一時バッファに録画することで回避するようにしているが、記録先の書き込み媒体が認識できる状態である必要があると明記されている。つまり、ディスクが装着されていない場合には効力を発揮することができないという問題がある。さらに、データ処理装置を使用するユーザが、それらの仕組みを理解しておかなければ、意図しない誤解を招く可能性もある。例えば、実際はIDが違うために代理録画されているにもかかわらず、ユーザはディスクを入れたにも係わらず録画されてなかったと誤認するような問題が想定される。
また、上記特許文献とは関係なく、大容量記録装置と可搬記録装置が併設されたこの種の録画機器では、その仕組みが複雑となるため、ユーザが十分に使いこなすことができないという問題もある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、録画情報を常に可搬型記録媒体に録画するようにしたストレート型の録画装置において、可搬型の記録媒体が装着されてなく、あるいは録画途中で可搬型記録媒体が装着された場合にも、簡単かつ確実に可搬型の記録媒体に録画情報を録画させることができるようにした録画装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、録画情報を入力する入力手段と、可搬型の記録媒体を装着し、記録媒体に対して入力手段が入力した録画情報を録画する録画手段とを備えた録画装置において、録画情報を一時的に記憶する一時バッファを備え、録画手段は、可搬型の記録媒体が記録可能な状態で装着されているときには、入力手段に入力した録画情報を可搬型の記録媒体に直接録画し、可搬型の記録媒体が装着されていないときに録画情報の録画を行う場合、一時バッファに対して一時的に録画情報を録画し、可搬型の記録媒体が装着され、装着された記録媒体に録画情報を録画可能と判断した際に、一時バッファに録画した録画情報を可搬型の記録媒体に録画することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、録画手段は、一時バッファから可搬型の記録媒体に対して一時的に録画した録画情報を録画する際に録画情報の録画が継続されている場合、一時バッファに対する録画を継続しながら、一時バッファから可搬型の記録媒体に対して録画を行い、一時バッファの録画情報を可搬型の記録媒体に録画した後に、入力手段に入力した録画情報を可搬型の記憶媒体に直接録画する動作に移行することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または2の技術手段において、一時バッファから可搬型の記録媒体に対して一時的に録画した録画情報を録画する際に、一時バッファから可搬型の記録媒体に録画した録画情報は、一時バッファから削除することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜3のいずれかの技術手段において、録画手段は、可搬型の記録媒体に対して録画情報を録画する際に、可搬型の記録媒体の残容量が所定の条件を満足している場合にのみ、可搬型の記録媒体への録画を実行することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜4のいずれかの技術手段において、録画手段は、可搬型の記録媒体に対して録画情報の録画を開始するときに、一時バッファにすでに録画されている録画情報がある場合、一時バッファにすでに録画されている録画情報を先に可搬型の記録媒体に録画した後、入力手段に入力された録画情報を可搬型の記録媒体へ直接録画することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜4のいずれかの技術手段において、録画手段は、可搬型の記録媒体に対して録画情報の録画を開始するときに、一時バッファにすでに録画されている録画情報がある場合、現在録画中の番組ないしコンテンツに係わる録画情報が一時バッファになければ、入力手段に入力された録画情報を可搬型の記録媒体へ直接録画し、現在録画中の番組ないしコンテンツに係わる録画情報が一時バッファにあれば、現在録画中の番組ないしコンテンツに係わる録画情報のみを先に可搬型の記録媒体に録画した後、入力手段に入力された録画情報を可搬型の記録媒体へ直接録画することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜6のいずれかの技術手段において、録画装置を現在操作しているユーザを判別するユーザ判別手段を有し、録画手段は、一時バッファに録画情報を録画する際に、ユーザ判別手段が判別したユーザを識別可能な情報を録画情報に付与し、一時バッファに録画した録画情報を可搬型の記録媒体に録画する際に、ユーザ判別手段が判別した現在のユーザに係わる録画情報のみを可搬型の記録媒体に録画することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、ユーザ判別手段は、録画装置を操作するための操作入力手段対してユーザ毎に割り当てた操作ボタンを配し、操作ボタンに対して行われたユーザ操作に応じて、現在録画装置を操作しているユーザを判別することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜8のいずれかの技術手段において、可搬型の記憶媒体に対して録画情報を録画するか否かを選択可能とするGUI画面を表示する手段を有し、前録画手段は、CUI画面に対する選択操作に従って、可搬型記録媒体に対する録画を行うことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、GUI画面として、可搬型の記録媒体に録画する録画情報の選択を可能とする画面を表示することを特徴としたものである。
本発明によれば、録画情報を常に可搬型記録媒体に録画するようにしたストレート型の録画装置において、可搬型の記録媒体が装着されてなく、あるいは録画途中で可搬型記録媒体が装着された場合にも、簡単かつ確実に可搬型の記録媒体に録画情報を録画させることができるようにすることができる。
本発明に係る実施形態の録画装置は、録画番組を常に可搬型の記録媒体(ディスク等)に記録するようにした所謂ストレートレコーダに係わるものである。そして、この録画装置には、録画番組を一時的に記憶しておく一時バッファを備え、ディスク等の可搬型の記録媒体が装着されていないときや、記録媒体の認識処理やフォーマットにより録画ができない状態のとき、もしくは記録媒体の残容量が所定の条件を満足しないときに、一時バッファを使用して録画を行い、後に可搬型の記録媒体が装着され、録画可能と判断したときに、一時バッファから可搬型の記録媒体に対して録画情報を録画する。
これにより、本発明に係る実施形態の録画装置では、可搬型の記録媒体を主記憶手段として録画を行うストレートレコーダであるにもかかわらず、録画動作の前に可搬メディアを装着してIDを取得しておく等の必要がなく、かつ、一時バッファの存在をユーザに意識させずに可搬型の記録媒体への録画を簡単かつ確実に実行することができる。つまり録画装置では、一つの可搬型の記録媒体を用いた録画装置であるように振る舞うことができる。
また、可搬型の記録媒体を録画装置に装着することで、録画装置の一時バッファに蓄積した番組を自動的に可搬型の記録媒体に録画し、その後、一時バッファに蓄積した録画情報を削除するため、ユーザは一時バッファ内の録画情報を管理する必要がなくなるという効果も得られる。さらに、録画装置の一時バッファ内に既にいくつかの他の番組等の録画情報が保存されていたとしても、録画中に可搬型の記録媒体を装着した場合、その番組を優先して可搬型の記録媒体に録画することもできる。
さらに、録画装置を操作しているユーザを判別し、録画情報をユーザごとに可搬型の記録媒体に録画させることができ、他のユーザとの間で録画情報が混同することなく、利便性の高い録画装置を得ることができる。
さらに、録画装置を操作しているユーザを判別し、録画情報をユーザごとに可搬型の記録媒体に録画させることができ、他のユーザとの間で録画情報が混同することなく、利便性の高い録画装置を得ることができる。
以下に本発明に係る録画装置の実施形態を、添付された図面を参照しながらさらに具体的に説明する。
図1は、本発明による録画装置の構成例を示すブロック図である。録画装置10は、光ディスクのデータの読み取り及び書き込みが可能な光ディスクドライブ101と、HDD、フラッシュメモリなどの一時バッファ102とを備えている。光ディスクドライブ101によってデータの読み取り・書き込みを行う光ディスクは、本発明の可搬型の記録媒体の一例に該当する。また、一時バッファ102としては、SDカードなどのカード媒体やUSBメモリなどを用いるように構成してもよい。
図1は、本発明による録画装置の構成例を示すブロック図である。録画装置10は、光ディスクのデータの読み取り及び書き込みが可能な光ディスクドライブ101と、HDD、フラッシュメモリなどの一時バッファ102とを備えている。光ディスクドライブ101によってデータの読み取り・書き込みを行う光ディスクは、本発明の可搬型の記録媒体の一例に該当する。また、一時バッファ102としては、SDカードなどのカード媒体やUSBメモリなどを用いるように構成してもよい。
さらに録画装置10は、光ディスクや内蔵ストレージあるいは外部メモリ等に記録された符号化データをデコードして出力するデコーダ103と、デコーダ103から出力されたデータ信号をテレビ等の外部機器に対して出力する出力IF部104と、リモコンから送信されるリモコン信号を受信するリモコン受信部105と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部111と、装置各部を制御するマイコン112と、プログラムやデータの記憶メモリとしてROM108、EEPROM107,RAM106と、アンテナを介して受信した放送波を選局するチューナ113と、チューナで選局された放送信号を符号化するエンコーダ114を備えている。ここでは、チューナ113で受信した放送信号がデジタル放送のTSで、その形態で録画する場合には、エンコーダ114は使用しない。
上記のような構成により、光ディスクドライブ101を用いて録画番組を常に光ディスクに記録するようにした所謂ストレートレコーダを実現する。
録画装置10で録画する録画情報は、チューナ113により受信された放送信号として入力される。もしくはテレビ等の外部機器から入力する録画情報であってもよい。これらの録画情報が入力するチューナ113や図示しない外部機器IF等により、本発明の録画情報の入力手段が実現される。また、入力手段に入力した録画情報は、主にマイコン112の制御によって光ディスクドライブ101に装着された光ディスクや一時バッファ102に録画される。また、一時バッファ102に蓄積された録画情報を光ディスクに録画したり、一時バッファの録画情報を削除する動作がマイコン112の制御の元に実行される。これらにより本発明の録画手段が実現される。
録画装置10で録画する録画情報は、チューナ113により受信された放送信号として入力される。もしくはテレビ等の外部機器から入力する録画情報であってもよい。これらの録画情報が入力するチューナ113や図示しない外部機器IF等により、本発明の録画情報の入力手段が実現される。また、入力手段に入力した録画情報は、主にマイコン112の制御によって光ディスクドライブ101に装着された光ディスクや一時バッファ102に録画される。また、一時バッファ102に蓄積された録画情報を光ディスクに録画したり、一時バッファの録画情報を削除する動作がマイコン112の制御の元に実行される。これらにより本発明の録画手段が実現される。
さらに、録画装置10を現在操作しているユーザを判別する本発明のユーザ判別手段は、マイコン112等の制御により実現される。さらに、ディスクに対する録画の有無や録画番組等を選択させるGUIを表示させる制御もマイコン112により行われる。GUIは、図示しない録画装置10の表示画面に表示させてもよく、あるいは出力IF部104を介して出力してテレビ等で表示させてもよい。
ここで、上記の一時バッファ102としてHDDを備える構成の場合には、従来から一般的なハイブリッド型の録画装置と同様の構成になるが、本発明に係る実施形態では、一時バッファ102は主記憶媒体として用いることを目的とするものではない。従って、一時バッファ102としては、必要に応じた容量を備えるものであればよく、例えば光ディスク1枚分や2枚分などの容量を備えたものを使用することができる。また、一時バッファに使用する記録媒体としては、その種類を問うものでない。ここでは、上記のハイブリッドレコーダのようにHDDを用いても問題は無いが、HDDのスピンアップ時間等を考慮すると、フラッシュメモリなどの媒体を用いることが好ましい。
番組録画を行う主記憶媒体としては、光ディスクドライブ101で使用する可搬型の光ディスクを使用することができ、光ディスクとしては、例えば大容量のBD(Blu-ray Disc)を好適に用いることができる。その他DVDやCD、あるいは他の各種規格の光ディスクを用いるものであってもよい。または主記憶媒体として光磁気ディスクを使用可能な形態としてもよい。さらには、カード型の媒体等の外部メモリを主記憶媒体として用いるように構成したものであってもよい。以下の例では、主記憶媒体として用いる可搬型の記録媒体を単にディスクとして説明する。
図2は、本発明による録画装置の実施形態おいて、ディスクへの録画ができないときの処理例を説明するためのフローチャートである。
例えば、録画装置にディスクが装着されていなかったり、ディスクが装着されていてもその記憶容量の残量がなかったり、あるいはディスクが装着された直後で録画装置がディスクを認識中やフォーマット中であったりしたとき、ディスクに対する録画を開始することができない状態を考える。この状態で録画を開始する必要性が生じた場合、本発明に係る実施形態では、一時バッファに自動的に録画を行うようにする。
例えば、録画装置にディスクが装着されていなかったり、ディスクが装着されていてもその記憶容量の残量がなかったり、あるいはディスクが装着された直後で録画装置がディスクを認識中やフォーマット中であったりしたとき、ディスクに対する録画を開始することができない状態を考える。この状態で録画を開始する必要性が生じた場合、本発明に係る実施形態では、一時バッファに自動的に録画を行うようにする。
図2に示すように、ユーザ操作等によって録画開始が指示されると(ステップS1)、録画装置では、ディスクが装着済みであるかどうかを判別する(ステップS2)。ここでディスクが装着済みであれば、さらにそのディスクの記憶容量の残量を確認し、残量があるかどうかを判断する(ステップS3)。ここでディスクに残量があればディスクに直接録画を行う(ステップS4)。この場合、ディスクの残量の判断は、すこしでも残量があればディスクへの録画を行うようにしてもよく、また録画を行うかどうかを判断する残量の閾値を設けてもよい。あるいは、録画しようとする番組の番組情報から判別した記憶容量よりもディスクの残量が大きい場合にディスク残量があるものと判断するようにしてもよい。
一方、上記ステップS2で録画装置にディスクが装着されていない場合、あるいはステップS3でディスク残量が不足している場合には、一時バッファに録画を行う(ステップS5)。
図3は、本発明による録画装置の実施形態おいて、一時バッファへの録画中にディスクを認識したときの処理例を説明するためのフローチャートである。
図2のような処理によって、録画装置が一時バッファに録画を行っているときに(ステップS11)、録画装置に装着された新たなディスクを認識した場合(ステップS12)、録画再生装置ではディスクの残量を確認して残量があるかどうかを判断する(ステップS13)。このディスク残量の有無の判断は、上記のステップS3と同様に、所定の条件に従って行う。また、ディスクに対するフォーマットが必要であれば、必要に応じてフォーマットを行い、その後ディスク残量を確認する。
図2のような処理によって、録画装置が一時バッファに録画を行っているときに(ステップS11)、録画装置に装着された新たなディスクを認識した場合(ステップS12)、録画再生装置ではディスクの残量を確認して残量があるかどうかを判断する(ステップS13)。このディスク残量の有無の判断は、上記のステップS3と同様に、所定の条件に従って行う。また、ディスクに対するフォーマットが必要であれば、必要に応じてフォーマットを行い、その後ディスク残量を確認する。
そして、ディスク残量があるものと判断されたならば、すでに一時バッファに録画した録画情報をディスクに録画する(ステップS14)。また同時に、一時バッファへの録画は継続して行う(ステップS15)。そして、一時バッファの全ての録画情報のディスクへの録画が終了すると(ステップS16−YES)、それに続いてディスクへの直接録画を実行する(ステップS17)。このように、ディスク残量があるディスクが装着されたことによって、一時バッファからディスクへの録画を行い、その間一時バッファへの録画は継続させ、一時バッファからディスクへの録画が終了した後は、ディスクに直接録画させるようにすることができる。
一方、上記ステップS13で、ディスク残量がないものと判断されたときには、一時バッファに対して継続して録画を行う(ステップS18)。そして、新たなディスクを認識しなければ(ステップS19−NO)、その一時バッファへの録画を継続し、ここで新たなディスクを認識したならば(ステップS10−YES)、ステップS13に戻ってディスク残量を確認する処理を行う。
従来のハイブリッドレコーダでは、「代理録画」として上記と同様の機能が存在するが、この場合には、HDDなどのストレージに録画した後、ディスクに録画する場合にはユーザによるダビング操作が必要となる。本発明に係る実施形態では、一時バッファからディスクへの書き込みは自動的に行われるため、その処理をユーザに意識させずに実行することができ、かつディスクが記録できない状態であっても一時バッファを用いて確実にユーザ所望の部分を録画することができるようになる。そしてここでは、一時バッファの記録中にディスクが装着されれば、一時バッファに記録しておいた録画情報をディスクへ書き込む処理を自動的に行い、ディスクへの書き込みが追いついたときにディスクへの直接録画に移行することで(所謂「追いかけ録画」)、ユーザに意識させずに一時バッファからディスクへの書き込みとその後の直接録画を実行させることができるようになる。
図4は、上記の追いかけ録画の処理について説明するための図である。
図4(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。
図4(B)は、ディスクへの追いかけ録画が開始された後の状態を説明する図である。上記のようにディスクへの直接録画ができない状態で一時バッファへの録画が行われ、その後、ディスクが装着されて録画可能と判断されることにより、録画装置ではディスクへの追いかけ録画を開始する。
図4(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。
図4(B)は、ディスクへの追いかけ録画が開始された後の状態を説明する図である。上記のようにディスクへの直接録画ができない状態で一時バッファへの録画が行われ、その後、ディスクが装着されて録画可能と判断されることにより、録画装置ではディスクへの追いかけ録画を開始する。
この場合、図4(B)に示すように、一時バッファへの録画情報の蓄積は継続しながら、かつ一時バッファに最初に蓄積した録画情報からディスクへ録画していく。この場合、ディスクに録画済みの録画情報は一時バッファから削除して、その記憶領域を開放していく。
そしてこのような一時バッファからディスクへの録画は、一時バッファへの録画情報の録画速度よりも速く行われるため、図4(C)に示すように、一時バッファ内に蓄積された全ての録画情報がディスクに書き込まれ、一時バッファの全領域が開放された状態となる。
ここで、図4(D)に示すように、録画装置では、録画情報の録画先を一時バッファからディスクに切り替えて、ディスクに直接に録画を行うようにする。
そしてこのような一時バッファからディスクへの録画は、一時バッファへの録画情報の録画速度よりも速く行われるため、図4(C)に示すように、一時バッファ内に蓄積された全ての録画情報がディスクに書き込まれ、一時バッファの全領域が開放された状態となる。
ここで、図4(D)に示すように、録画装置では、録画情報の録画先を一時バッファからディスクに切り替えて、ディスクに直接に録画を行うようにする。
図5は、本発明による録画装置の実施形態において、ディスクに対する録画時のGUI表示の例を示す図である。
図5(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに表示されるGUI(Graphical User Interface)表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、そのディスクに対する録画を開始するか否かをユーザが選択可能となるようなGUIを表示する。
つまり上述の処理例では、録画装置では、装着されたディスクを自動認識して自動的にディスクへの録画を行うようにしていたが、この例のように、ディスクが装着されたときに、そのディスクに録画を行うことを選択させるGUIを表示して、ユーザ操作によってディスク録画が選択されたときに、そのディスクへの録画処理を実行させるようにすることもできる。
図5(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに表示されるGUI(Graphical User Interface)表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、そのディスクに対する録画を開始するか否かをユーザが選択可能となるようなGUIを表示する。
つまり上述の処理例では、録画装置では、装着されたディスクを自動認識して自動的にディスクへの録画を行うようにしていたが、この例のように、ディスクが装着されたときに、そのディスクに録画を行うことを選択させるGUIを表示して、ユーザ操作によってディスク録画が選択されたときに、そのディスクへの録画処理を実行させるようにすることもできる。
図5(B)は、録画装置で一時バッファに録画しているときに、ディスクが装着されていないことを示す画面表示例を示している。この例では、ディスクが装着されていないことを示すイメージとして、ディスクを連想させるイメージ11と、そのディスクが否定されることを示すイメージ(×印)12とを表示させることにより、ディスクが装着されていないことをユーザに認識させることができる。勿論このような表示は、この例に限ることなく、適宜設定できる。
図5(C)は、録画装置で一時バッファからディスクに追いかけ録画を実行しているときの画面表示例を示している。この例では、一時バッファを連想させるイメージ13と、ディスクを連想させるイメージ11と、この間でデータが転送されているイメージ(矢印)14とを表示させることにより、一時バッファからディスクに対して追いかけ録画が実行中であることをユーザに認識させることができる。勿論このような表示は、この例に限ることなく、適宜設定できる。
図6は、本発明による録画装置の実施形態おいて、一時バッファ内に録画した録画情報を全てディスクに書き込むときの処理例を説明するためのフローチャートである。
本発明に係る実施形態では、録画装置で一時バッファに録画を行っている状態で、ディスクが装着されたことをトリガーとしてディスクへの録画処理を開始するが、本例では、一時バッファにすでに他の番組等の録画情報が蓄積されている場合には、一時バッファ内に先に蓄積された録画情報をディスクに録画し、その後続いて、録画中の番組やコンテンツ等の録画情報について追いかけ録画を行うようにする。
本発明に係る実施形態では、録画装置で一時バッファに録画を行っている状態で、ディスクが装着されたことをトリガーとしてディスクへの録画処理を開始するが、本例では、一時バッファにすでに他の番組等の録画情報が蓄積されている場合には、一時バッファ内に先に蓄積された録画情報をディスクに録画し、その後続いて、録画中の番組やコンテンツ等の録画情報について追いかけ録画を行うようにする。
図6に示すように、ユーザ操作等によって録画開始が指示されると(ステップS21)、録画装置では、ディスクが装着済みであるかどうかを判別する(ステップS22)。ここでディスクが装着済みであれば、さらにそのディスクの残量を確認して残量があるかどうかを判断する(ステップS23)。この場合、ディスク残量の判断は、上記図2、図3の例と同様に所定条件に従って判断する。
そして、ディスク残量があれば、さらに一時バッファにディスクへの未記録番組があるかどうかを判別する(ステップS24)。つまりここでは、一時バッファからディスクに録画していない未記録番組等の録画情報が一時バッファに残っているかどうかを判別している。そして、未記録の録画情報が一時バッファになければ、ディスクに直接録画を行う(ステップS25)。
一方、上記ステップS22で録画装置にディスクが装着されていない場合、あるいはステップS23でディスク残量が不足している場合には、一時バッファに録画を行う(ステップS26)。そして、新たなディスクを認識しなければ(ステップS27−NO)、その一時バッファへの録画を継続し、ここで新たなディスクを認識したならば(ステップS27−YES)、ステップS23に戻ってディスク残量を確認する処理を行う。
また、上記ステップS24で、一時バッファにディスクへの未記録番組がある場合、録画番組を一時バッファに録画し(ステップS28)、一時バッファ内の未記録番組のディスクへの録画を開始する(ステップS29)。そして、一時バッファ内の未記録番組のディスクへの録画が完了すると(ステップS30−YES)、さらに録画をスタートした対象番組が録画中であるかどうかを確認する(ステップS32)。
ここで、対象番組が録画中でなければ、ステップS23に戻り、ディスク残量を確認する。また、対象番組が録画中であれば、一時バッファからディスクへの追いかけ録画を実行する(ステップS31)。そして、一時バッファの録画情報を全てディスクへ録画したならば(ステップS33−YES)、それに続いてディスクへの直接録画を実行する(ステップS25)。
ここで、対象番組が録画中でなければ、ステップS23に戻り、ディスク残量を確認する。また、対象番組が録画中であれば、一時バッファからディスクへの追いかけ録画を実行する(ステップS31)。そして、一時バッファの録画情報を全てディスクへ録画したならば(ステップS33−YES)、それに続いてディスクへの直接録画を実行する(ステップS25)。
このように、本例では、装着されたディスクが録画可能と判断されると、一時バッファに未記録番組等の録画情報が蓄積されているかどうかを判別し、蓄積されていれば、一時バッファからディスクへの未記録番組等の録画を行い、その間、入力してくる録画情報の一時バッファへの録画を継続しておき、録画中の番組の追いかけ録画が終了した後は、ディスクに直接録画させるようにすることができる。
図7は、一時バッファにすでに他の番組等の録画情報が蓄積されているときの追いかけ録画の処理について説明するための図である。
図7(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。このときに、すでに番組1の録画情報が蓄積されている状態で録画を開始すると、現在録画中の録画情報(番組2)は、番組1の録画情報とは別に蓄積されていく。
図7(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。このときに、すでに番組1の録画情報が蓄積されている状態で録画を開始すると、現在録画中の録画情報(番組2)は、番組1の録画情報とは別に蓄積されていく。
図7(B)は、ディスクへの追いかけ録画が開始された後の状態を説明する図である。上記のように番組1の録画情報が蓄積されている状態で、一時バッファに番組2の録画が行われ、その後、ディスクが装着されて録画可能と判断されると、録画装置では、番組1をディスクに録画した後、さらに番組2のディスクへの追いかけ録画を開始する。
この場合、図7(B)に示すように、一時バッファへの録画情報の蓄積は継続されながら、かつ一時バッファに既に蓄積されている番組1の録画情報をディスクに録画していく。そして図7(C)に示すように、番組1の録画情報のディスクへの録画が終了すると、一時バッファの番組管理情報を更新し、録画中の番組2の追いかけ録画を開始する。
この後は、上記図4の例で説明したように、一時バッファからディスクへの録画は、一時バッファへの録画情報の録画速度よりも速く行われるため、一時バッファ内に蓄積された全ての録画情報がディスクに録画され、一時バッファの全領域が開放された状態となる。ここで録画装置では、録画情報の蓄積先を一時バッファからディスクに切り替えて、ディスクに直接に録画を行うようにする。
図8は、本発明による録画装置の実施形態において、ディスクに対する自動録画時のGUI表示の他の例を示す図である。図8(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されているときに表示されるGUI表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合には、その旨を通知する表示を行うようにしている。
図8(B)では、ユーザが録画装置にディスクを装着して一時バッファに録画するときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合、その一時バッファ内の録画情報をディスクに対して録画するか否かをユーザが選択可能となるようなGUIを表示する。
つまり上述の図6の処理例では、録画装置では、装着されたディスクを自動認識して、一バッファにすでに録画情報がある場合には、自動的にディスクへの録画を行うようにしていた。これに対して本例のように、ディスクが装着されたときに、一時バッファにすでに録画されている録画情報をディスクに録画することを選択させるGUIを表示し、ユーザ操作によって録画が選択されたときに、そのディスクへの録画処理を実行させるようにすることもできる。
つまり上述の図6の処理例では、録画装置では、装着されたディスクを自動認識して、一バッファにすでに録画情報がある場合には、自動的にディスクへの録画を行うようにしていた。これに対して本例のように、ディスクが装着されたときに、一時バッファにすでに録画されている録画情報をディスクに録画することを選択させるGUIを表示し、ユーザ操作によって録画が選択されたときに、そのディスクへの録画処理を実行させるようにすることもできる。
図8(C)では、ユーザが録画装置にディスクを装着して一時バッファに録画するときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が複数録画されている場合、その一時バッファ内の録画情報をディスクに対して録画するか否かをユーザが選択可能となるようなGUIを表示する。
この例では、一時バッファにすでに複数の録画情報が蓄積されているため、GUIでは“全て録画”、“選択録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。“選択記録”がユーザ選択されれば、さらに個々の録画情報が選択できるようなGUIを表示させればよい。
この例では、一時バッファにすでに複数の録画情報が蓄積されているため、GUIでは“全て録画”、“選択録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。“選択記録”がユーザ選択されれば、さらに個々の録画情報が選択できるようなGUIを表示させればよい。
図9は、本発明による録画装置の実施形態おいて、一時バッファへの録画中にディスクを認識したときの他の処理例を説明するためのフローチャートである。この例では、ディスクが装着されたときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が蓄積されていても、録画中の番組やコンテンツのみをディスクに録画する処理例を示している。
まず、録画装置に対してディスクが未装着の状態で、録画情報を一時バッファに録画しているものとする(ステップS41)。この状態は、例えば上記図2に示すようなフローによって、録画が開始されたもののディスクが未装着であるため、録画装置では一時バッファに対して録画を実行している状態を指す。
そして、録画再生装置が一時バッファに録画を行っているときに、新たなディスクを認識した場合(ステップS42−YES)、録画再生装置ではディスクの残量を確認して残量があるかどうかを判断する(ステップS43)。このディスク残量の有無の判断は、上述の例と同様に、所定の条件に従って行う。
そして、録画再生装置が一時バッファに録画を行っているときに、新たなディスクを認識した場合(ステップS42−YES)、録画再生装置ではディスクの残量を確認して残量があるかどうかを判断する(ステップS43)。このディスク残量の有無の判断は、上述の例と同様に、所定の条件に従って行う。
そして、ディスク残量があるものと判断したならば、一時バッファに録画中の番組について、一時バッファからディスクへの追いかけ録画を開始する(ステップS44)。追いかけ録画は、上述したように、一時バッファへの録画を継続しながら、その番組について一時バッファに録画した録画情報をディスクに録画する処理である。そして、その番組について一時バッファの録画情報のディスクへの録画が終了すると、それに続いてディスクへの直接録画を実行する(ステップS45)。そして録画中の番組終了により録画を停止する(ステップS46)。
一方、上記ステップS43で、ディスク残量がないものと判断したときには、一時バッファに対して継続して録画を行う(ステップS47)。そして、新たなディスクを認識しなければ(ステップS48−NO)、その一時バッファへの録画を継続し、ここで新たなディスクを認識したならば(ステップS48−YES)、ステップS43に戻ってディスク残量を確認する処理を行う。
本例では、上記の各例と同様に、録画装置の一時バッファに録画を行っている状態でディスクが装着されたことをトリガーとして、ディスクに録画する処理を実行するが、ディスクが装着されたときに、一時バッファにおける録画済みの他の録画情報があっても、録画中の番組のみをディスクに録画させるようにする。つまり、ディスクが装着されて録画可能と判断したときに、録画中の番組やコンテンツ以外の他の録画情報が一時バッファにあったとしても、この録画情報をディスクに書き込む処理は行わずに、録画中の番組のみをディスクに録画させる。このとき、一時バッファに録画している録画中の番組等に限っては、追いかけ録画によってディスクに録画する。これにより、録画指示した録画中の番組をディスクに録画させたい、というユーザの要求に忠実に応えることができる。
図10は、一時バッファにすでに他の番組等の録画情報が蓄積されているときの追いかけ録画の他の処理について説明するための図で、一時バッファに録画を開始したときに他の番組の録画情報がすでに一時バッファに蓄積されていても、録画中の番組のみをディスクに録画するようにしたときの処理例を示すものである。
図10(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。このときに、すでに番組1の録画情報が蓄積されている状態で録画を開始すると、現在録画中の録画情報(番組2)は、番組1の録画情報とは別に蓄積されていく。
図10(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。このときに、すでに番組1の録画情報が蓄積されている状態で録画を開始すると、現在録画中の録画情報(番組2)は、番組1の録画情報とは別に蓄積されていく。
図10(B)は、ディスクへの追いかけ録画が開始された後の状態を説明する図である。上記のように番組1の録画情報が蓄積されている状態で、一時バッファに番組2の録画が行われ、その後ディスクが装着されて録画可能と判断されると、録画装置では、一バッファの番組1をディスクに録画する処理は行わず、録画中の番組2についてディスクへの追いかけ録画を開始する。
この場合、図10(B)に示すように、一時バッファへの録画情報の蓄積は継続しながら、かつ一時バッファに既に蓄積されている番組2の録画情報をディスクに録画していく。この場合、ディスクに録画済みの録画情報は一時バッファから削除し、一時バッファを開放していく。
そして図10(C)に示すように一時バッファ内に蓄積された番組2の録画情報がディスクに録画され、一時バッファの番組2の領域が開放された状態となる。
ここで、図10(D)に示すように、録画装置では、録画情報の蓄積先を一時バッファからディスクに切り替えて、ディスクに直接に録画を行うようにする。
そして図10(C)に示すように一時バッファ内に蓄積された番組2の録画情報がディスクに録画され、一時バッファの番組2の領域が開放された状態となる。
ここで、図10(D)に示すように、録画装置では、録画情報の蓄積先を一時バッファからディスクに切り替えて、ディスクに直接に録画を行うようにする。
図11は、本発明による録画装置の実施形態において、ディスクに対する自動録画時のGUI表示の更に他の例を示す図である。
図11(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されているときに表示されるGUI表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合に、ディスクに録画する番組を選択させる表示を行っている。
図11(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されているときに表示されるGUI表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合に、ディスクに録画する番組を選択させる表示を行っている。
ここでは、ユーザが録画装置にディスクを装着して一時バッファに録画するときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合、その一時バッファ内の録画情報をディスクに対して録画するか否かをユーザが選択可能となるようなGUIを表示する。この例では、GUIでは、“録画中の番組”、“選択して録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。“録画中の番組”が選択されれば、上記図9に示すような処理により、録画中の番組のみをディスクに録画させる。
また、“選択して録画”がユーザ選択されれば、さらに図11(B)に示すように、個々の録画情報が選択できるようなGUIを表示させる。この画面では、一時バッファにすでに蓄積されている番組等の録画情報が一覧で表示され、ユーザは、任意の録画情報を選択する操作を行うことで、その録画情報をディスクに書き込むことができる。
つまり図9の処理例では、録画装置では、装着されたディスクを自動認識して、一時バッファにすでに他の番組等の録画情報があっても、自動的に録画中の番組をディスクへ録画するようにしていた。これに対して本例のように、ディスクが装着されたときに、一時バッファにすでに録画されている他の番組の録画情報があったときに、どのような録画情報をディスクに録画するかを選択させるGUIを表示し、ユーザ操作に従ってディスクへの録画処理を実行させるようにすることもできる。
図12は、本発明による録画装置の実施形態おいて、一時バッファへの録画中にディスクを認識したときの更に他の処理例を説明するためのフローチャートである。この例では、ディスクが装着されたときに、録画したユーザを判断してディスクに録画する番組を振り分ける処理例を示している。
まず、録画装置に対してディスクが装着されると(ステップS51)、録画装置では録画する番組を振り分ける条件を確認する(ステップS52)。この例では予め登録された3人のユーザ(ユーザA,ユーザB,ユーザC)の条件を確認するものとし、ユーザCについての確認処理例を示している。ユーザA,Bについても処理はユーザCと同様であるため、その説明は省略する。
ステップS52では、現在操作中のユーザがユーザA〜Cのいずれのユーザであるかを判断する。ユーザを判断する手法については特に限定されるものではないが、画面にユーザ一覧を表示させてユーザに選択させるようにしたり、あるいは、リモコン等の操作部に対して、ユーザ識別可能なボタン等を設ける構成を用いてもよい。例えば、リモコンの電源ボタンを複数設け、各ボタンをユーザに割り当てて、操作されたボタンによって特定のユーザを認識できるようにすることができる。
ユーザ一覧からユーザが選択された場合には、以後、録画指示を行ったときには、その録画情報には特定のユーザの識別情報が付与される。また、ユーザ選択後にディスクが装着された場合には、そのユーザのディスクであるものとして、以下の録画情報の書き込みを行う。またユーザに割り当てられた特定の電源ボタンが押されて録画装置の電源がONになった場合にも同様に、以後の録画情報にはそのユーザの識別情報が付与される。またディスクが装着された場合にはそのユーザによるディスクであるものとして、以下の録画情報の録画処理を行う。
ステップS52でユーザCが認識されたものとすると、録画装置では、さらに一時バッファにユーザCが録画した番組であって、ディスクに未記録の番組があるかどうかを判別する(ステップS53)。この場合、番組等の録画情報に付与されている識別情報からユーザ判別が可能である。そして、ユーザCが録画したディスク未記録番組が一時バッファにあれば、さらに録画再生装置ではディスク残量を確認する(ステップS54)。このディスク残量の有無の判断は、上記各例と同様に、所定の条件に従って行う。
そして、ディスク残量があるものと判断されたならば、ユーザCが録画した一時バッファ内のディスク未記録番組のディスクへの録画を開始する(ステップS55)。そして、1番組または複数番組のディスクへの録画が完了したならば(ステップS56−YES)、処理を終了する。また、上記ディスクへの録画が完了していなければ、ステップS54に戻ってディスク残量を確認する。1番組または複数番組の録画は、ユーザにより選択されたものであってもよく、予め定められた処理であってもよい。また、ステップS55で一時バッファに録画中であれば、その録画中の番組の追いかけ録画を実行させるようにする。
一方、上記ステップS53にて、ユーザの未記録の番組が一時バッファにない場合、一時バッファに録画中であれば、その録画中の番組の追いかけ録画を実行し(ステップS57)、処理を終了する。また、ステップS54でディスク残量がないと判断した場合、録画が指示されていれば一時バッファに録画を行う(ステップS58)。
このように本例では、一時バッファに蓄積された録画情報であって、ディスクへの録画が行われていない録画情報に対して、その録画を行ったユーザを判別し、ディスクが装着された際に、そのディスクに録画すべきユーザの録画情報を抽出して、ユーザ毎に録画情報をディスクに録画させることができるようになる。
また、この例ではユーザ単位で録画情報を振り分けているが、例えば、録画情報のジャンルごとに振り分けを行うようにしてもよい。ジャンル情報としては、例えば、デジタル放送の放送信号に重畳される電子番組情報(EPG情報)に含まれるジャンルコードを用いることができる。また、ジャンル情報は、アナログ放送に重畳されてくるEPG情報からも取得が可能である。
また、この例ではユーザ単位で録画情報を振り分けているが、例えば、録画情報のジャンルごとに振り分けを行うようにしてもよい。ジャンル情報としては、例えば、デジタル放送の放送信号に重畳される電子番組情報(EPG情報)に含まれるジャンルコードを用いることができる。また、ジャンル情報は、アナログ放送に重畳されてくるEPG情報からも取得が可能である。
図13は、一時バッファに番組等の録画情報が蓄積されているときのユーザ毎の振り分け処理例について説明するための図である。
図13(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。このときに、一時バッファに蓄積される番組等の録画情報にはユーザ識別情報が付与され、ユーザ認識が可能な状態になっている。
図13(A)は、一時バッファに対して録画情報を蓄積しているときの状態を説明する図で、録画情報は、時間の経過とともに一時バッファに蓄積データとして蓄積されていく。このときに、一時バッファに蓄積される番組等の録画情報にはユーザ識別情報が付与され、ユーザ認識が可能な状態になっている。
図13(B)は、ディスクが装着されて録画を開始したときの状態を説明する図である。
上記のように複数ユーザの録画情報が一時バッファに蓄積されている状態で、ディスクが装着されて録画が開始されると、録画装置では、現在のユーザを判別し、そのユーザの識別情報を持った録画情報を一時バッファから抽出して、ディスクへ録画する処理を行う。この例では、図13(B)のように、ユーザCが録画した番組だけがディスクに録画されていく。番組がディスクに録画されると、その録画情報が一時バッファから削除され、一時バッファが開放される。
上記のように複数ユーザの録画情報が一時バッファに蓄積されている状態で、ディスクが装着されて録画が開始されると、録画装置では、現在のユーザを判別し、そのユーザの識別情報を持った録画情報を一時バッファから抽出して、ディスクへ録画する処理を行う。この例では、図13(B)のように、ユーザCが録画した番組だけがディスクに録画されていく。番組がディスクに録画されると、その録画情報が一時バッファから削除され、一時バッファが開放される。
そして図13(C)に示すように、一時バッファからは、ユーザCが録画した番組のみが無くなり、録画装置に装着されているディスクには、ユーザCが録画した番組だけが録画される。
またこのときに、ディスクが未装着の状態で録画中の番組を一時バッファに録画し、その後ディスクが装着された場合には、ユーザ毎の録画情報をディスクに録画した後、上述の追いかけ録画処理を実行する。
またこのときに、ディスクが未装着の状態で録画中の番組を一時バッファに録画し、その後ディスクが装着された場合には、ユーザ毎の録画情報をディスクに録画した後、上述の追いかけ録画処理を実行する。
図14は、本発明による録画装置の実施形態において、ディスクに対する自動録画時のGUI表示の更に他の例を示す図である。
図14(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されているときに表示されるGUI表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合には、その旨を表示するとともに、一時バッファ内の録画情報をディスクに対して録画するか否かをユーザが選択可能となるような表示を行う。
この例では、一時バッファにすでに複数の録画情報が蓄積されているため、GUIでは“全て録画”、“ユーザAの番組だけ録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。 “ユーザAの番組だけ録画”の表示は、現在の使用ユーザに応じて変化させるようにしてもよく、あるいは“特定のユーザの番組だけ録画”との表示を行って、これが選択されたときにさらに個々のユーザを選択させる画面を表示させてもよい。あるいは選択可能な全てのユーザ(例えばA〜C)を最初に表示させるようにしてもよい。
図14(A)は、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されているときに表示されるGUI表示画面の例を示している。この例では、ユーザが録画装置にディスクを装着したときに、一時バッファ内にすでに他の番組等の録画情報が録画されている場合には、その旨を表示するとともに、一時バッファ内の録画情報をディスクに対して録画するか否かをユーザが選択可能となるような表示を行う。
この例では、一時バッファにすでに複数の録画情報が蓄積されているため、GUIでは“全て録画”、“ユーザAの番組だけ録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。 “ユーザAの番組だけ録画”の表示は、現在の使用ユーザに応じて変化させるようにしてもよく、あるいは“特定のユーザの番組だけ録画”との表示を行って、これが選択されたときにさらに個々のユーザを選択させる画面を表示させてもよい。あるいは選択可能な全てのユーザ(例えばA〜C)を最初に表示させるようにしてもよい。
図14(B)では、図14(A)のようなユーザ毎の選択に変えて、録画情報のジャンル毎にディスクへの録画を選択できるようにするGUIを示している。
この場合には、GUIでは“全て録画”、“特定のジャンルの番組だけ録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。“特定のジャンルの番組だけ記録”が選択されれば、さらにジャンル選択を行うためGUIを表示させる。
この場合には、GUIでは“全て録画”、“特定のジャンルの番組だけ録画”、“録画しない”のいずれかをユーザが選択できるようにしている。“特定のジャンルの番組だけ記録”が選択されれば、さらにジャンル選択を行うためGUIを表示させる。
図15は、本発明による録画装置の実施形態において、録画装置にユーザを識別させるための手段の例を説明するための図である。
録画装置でユーザを識別させるために、例えば図15(A)に示すように、画面にユーザ一覧を表示させてユーザに選択させるようにすることができる。ユーザは、リモコン等の操作部を使用して、ユーザ選択を行う。これにより録画装置では、現在使用中のユーザを識別でき、録画が行われて一時バッファに録画する必要がある場合には、そのユーザの識別情報を録画情報に付与して録画しておく。またディスクが装着された場合には、そのユーザの識別情報をもつ一時バッファの録画情報を抽出して、ディスクに書き込むことができる。
録画装置でユーザを識別させるために、例えば図15(A)に示すように、画面にユーザ一覧を表示させてユーザに選択させるようにすることができる。ユーザは、リモコン等の操作部を使用して、ユーザ選択を行う。これにより録画装置では、現在使用中のユーザを識別でき、録画が行われて一時バッファに録画する必要がある場合には、そのユーザの識別情報を録画情報に付与して録画しておく。またディスクが装着された場合には、そのユーザの識別情報をもつ一時バッファの録画情報を抽出して、ディスクに書き込むことができる。
図15(B)の例では、録画装置でユーザを識別させるために、録画装置のリモコン20に対して、ユーザ識別可能なボタン21を設ける構成としている。ここでは、リモコン20の電源ボタンを複数設け、各ボタンをユーザに割り当てて、操作されたボタンによって特定のユーザを認識できるようにすることができる。
これにより録画装置では、電源が入れられたときに、現在使用中のユーザを識別でき、録画が行われて一時バッファに録画する必要がある場合には、そのユーザの識別情報を録画情報に付与して録画しておく。またディスクが装着された場合には、そのユーザの識別情報をもつ一時バッファの録画情報を抽出して、ディスクに録画することができる。
また、ユーザ毎の電源ボタンに代えて、別途ユーザの切換ボタンを設ける構成としてもよい。
これにより録画装置では、電源が入れられたときに、現在使用中のユーザを識別でき、録画が行われて一時バッファに録画する必要がある場合には、そのユーザの識別情報を録画情報に付与して録画しておく。またディスクが装着された場合には、そのユーザの識別情報をもつ一時バッファの録画情報を抽出して、ディスクに録画することができる。
また、ユーザ毎の電源ボタンに代えて、別途ユーザの切換ボタンを設ける構成としてもよい。
10…録画装置、11,12…イメージ、20…リモコン、21…ボタン、101…光ディスクドライブ、102…一時バッファ、103…デコーダ、104…出力IF部、105…リモコン受信部、106…EEPROM、107…RAM、108…ROM、111…操作部、112…マイコン、113…チューナ、114…エンコーダ。
Claims (10)
- 録画情報を入力する入力手段と、可搬型の記録媒体を装着し、該記録媒体に対して前記入力手段が入力した録画情報を録画する録画手段とを備えた録画装置において、
録画情報を一時的に記憶する一時バッファを備え、前記録画手段は、前記可搬型の記録媒体が記録可能な状態で装着されているときには、前記入力手段に入力した録画情報を前記可搬型の記録媒体に直接録画し、
前記可搬型の記録媒体が装着されていないときに前記録画情報の録画を行う場合、前記一時バッファに対して一時的に前記録画情報を録画し、前記可搬型の記録媒体が装着され、該装着された記録媒体に録画情報を録画可能と判断した際に、前記一時バッファに録画した録画情報を前記可搬型の記録媒体に録画することを特徴とする録画装置。 - 請求項1に記載の録画装置において、前記録画手段は、前記一時バッファから前記可搬型の記録媒体に対して前記一時的に録画した録画情報を録画する際に前記録画情報の録画が継続されている場合、前記一時バッファに対する録画を継続しながら、前記一時バッファから前記可搬型の記録媒体に対して録画を行い、前記一時バッファの録画情報を前記可搬型の記録媒体に録画した後に、前記入力手段に入力した録画情報を前記可搬型の記憶媒体に直接録画する動作に移行することを特徴とする録画装置。
- 請求項1または2に記載の録画装置において、前記一時バッファから前記可搬型の記録媒体に対して前記一時的に録画した録画情報を録画する際に、前記一時バッファから前記可搬型の記録媒体に録画した録画情報は、前記一時バッファから削除することを特徴とする録画装置。
- 請求項1〜3のいずれか1に記載の録画装置において、前記録画手段は、前記可搬型の記録媒体に対して前記録画情報を録画する際に、前記可搬型の記録媒体の残容量が所定の条件を満足している場合にのみ、前記可搬型の記録媒体への録画を実行することを特徴とする録画装置。
- 請求項1〜4のいずれか1に記載の録画装置において、前記録画手段は、前記可搬型の記録媒体に対して前記録画情報の録画を開始するときに、前記一時バッファにすでに録画されている録画情報がある場合、前記一時バッファにすでに録画されている録画情報を先に前記可搬型の記録媒体に録画した後、前記入力手段に入力された録画情報を前記可搬型の記録媒体へ直接録画することを特徴とする録画装置。
- 請求項1〜4のいずれか1に記載の録画装置において、前記録画手段は、前記可搬型の記録媒体に対して前記録画情報の録画を開始するときに、前記一時バッファにすでに録画されている録画情報がある場合、現在録画中の番組ないしコンテンツに係わる録画情報が前記一時バッファになければ、前記入力手段に入力された録画情報を前記可搬型の記録媒体へ直接録画し、
現在録画中の番組ないしコンテンツに係わる録画情報が前記一時バッファにあれば、前記現在録画中の番組ないしコンテンツに係わる録画情報のみを先に前記可搬型の記録媒体に録画した後、前記入力手段に入力された録画情報を前記可搬型の記録媒体へ直接録画することを特徴とする録画装置。 - 請求項1〜6のいずれか1に記載の録画装置において、該録画装置を現在操作しているユーザを判別するユーザ判別手段を有し、
前記録画手段は、前記一時バッファに録画情報を録画する際に、前記ユーザ判別手段が判別したユーザを識別可能な情報を録画情報に付与し、前記一時バッファに録画した録画情報を前記可搬型の記録媒体に録画する際に、前記ユーザ判別手段が判別した現在のユーザに係わる録画情報のみを前記可搬型の記録媒体に録画することを特徴とする録画装置。 - 請求項7に記載の録画装置において、
前記ユーザ判別手段は、該録画装置を操作するための操作入力手段対してユーザ毎に割り当てた操作ボタンを配し、該操作ボタンに対して行われたユーザ操作に応じて、現在録画装置を操作しているユーザを判別することを特徴とする録画装置。 - 請求項1〜8のいずれか1に記載の録画装置において、前記可搬型の記憶媒体に対して前記録画情報を録画するか否かを選択可能とするGUI画面を表示する手段を有し、前録画手段は、該CUI画面に対する選択操作に従って、前記可搬型記録媒体に対する録画を行うことを特徴とする録画装置。
- 請求項9に記載の録画装置において、前記GUI画面として、前記可搬型の記録媒体に録画する録画情報の選択を可能とする画面を表示することを特徴とする録画装置。
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