JP2009276353A - バイオセンサの基板のパターン製造方法およびそれを用いたバイオセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】バイオセンサの基板のパターン製造方法およびそれを用いたバイオセンサを提供する。
【解決手段】本発明により、ポリエチレンイミン(PEI)を用いて基板上にアミン基を形成し、生体物質を固定化しようとするサイトをマスキング(masking)した後、紫外線を照射するだけで基板上に所望の形状のパターンを形成することができる、バイオセンサの基板のパターン製造方法、および前記方法で得られたパターン上に生体物質を固定化させたバイオセンサを提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はバイオセンサの基板のパターン製造方法およびそれを用いたバイオセンサに関する。
バイオセンサとは特定物質に対する認識機能を有する生物学的収容体が電気または光学的変換器(transducer)と結合して生物学的相互作用および認識反応を電気的または光学的信号に変換することによって分析しようとする物質を選択的に検知できる素子であり、ここで、物質はDNA又は血糖のような生体物質だけでなく、一般的な化学物質を含む。生物学的収容体は分析物質を選択的に認識すると同時に変換器が測定できる信号を発生させる役割をする生体物質であり、酵素、タンパク質、DNA、細胞、ホルモン、生体膜(biomembrane)、組織(tissue)等が用いられる。発生した生体信号または認識反応などを有用な信号に変換させるのに電気化学、光学、磁気、圧電、電子などの様々な物理化学的な方法が適用されており、究極的には電気信号が得られる。バイオセンサは特定物質に対する認識過程が可逆的に進行されるために連続した測定が可能である。バイオセンサ中、抗原−抗体の相互作用またはDNAのハイブリッド形成のように認識過程がほぼ非可逆的に進行される場合があるが、このような検出器概念のバイオセンサはバイオチップに区分される。しかし、今日ではバイオセンサとバイオチップの境界が曖昧となり、技術的互換が活発に進行されており、バイオセンサとバイオチップをあえて区別しない現状である。
バイオセンサの特定区域上に生体活性化合物を固定化することはバイオセンサの製造に必須である。大部分のバイオセンサは基板、化学的リンカー、および生物学的インターフェース(interface)から構成される。ガラス、石英、シリコンウェハまたはポリマーが一般的に基板として用いられる。しかし、これらの基板は生体物質に直接に結合するための特定結合特性を有しない。よって、基板と生物学的インターフェースとの間の結合を許容するために表面の改質(modification)が必要である。
基板そのものを改質する時または有機フィルムに様々な試薬を添加する時、特定結合特性を有する化学的リンカーが基材表面に生成されるかまたは添加され得る。表面改質のために、通常の技術は物理的吸着、化学的結合(bonding)、配位子−収容体の結合、およびこれらの組み合わせをベースにする。前記目的のための技術の選択は、基板および/または生物学的インターフェースの特定の化学的または物理的特性をベースにする。たとえ基板の改質のために多くの化学物質(chemicals)および材料が用いられても、化学的リンカーとして作用する材料および化学物質の大部分は基板および生物学的インターフェースの全てに結合する二官能性(bi−functional)でなければならない。
ポリエチレンイミン(polyethylenimine:PEI)はこの目的のために用いられるポリマーのうちの一つである。このポリマーは、細胞、DNA、およびタンパク質の固定化のために、また、細胞株のトランスフェクション(transfection)のためにも用いられてきた。PEIは高密度アミン基を有する分岐(branched)ポリマーである。純粋PEIは複数のアミンを有し、フィルムと生体活性化合物との間のリンカーとして主に用いられるスクシンイミジルエステル、スルホニルクロライド、およびイソチオシアネートのような他の分子と共有結合することができる。また、PEIは自然吸収(spontaneous absorption)によってシリコンオキサイドフィルム上に固定化できると知られている。これらの特性がPEIを表面改質に好適な材料にする。
従来、パターンをなして生体物質を固定化する方法としては主にエッチング工程を利用する技術が用いられてきた。例えば、フォトリソグラフィ(photolithography)法を利用してポリペプチド(polypeptide)を基板上に固定する方法は、チップを製造する時ごとにそれぞれのパターンを有するマスク(mask)を製作しなければならず、工程ごとに洗浄とマスク配列過程が行われなければならない。これにより、工程が複雑になり、高価の装置を必要とするために費用が高くなる問題点がある。それと共に、パターンデザインの制限性、そして非環境親和的な問題点を抱いていた。
基板に生体物質を固定させるにおいて、生体物質の固定化率が高くなければならないことは勿論、所望のパターン(好ましくは微細パターン)で固定されなければならない。特に、生体物質をできるだけマイクロメータ大きさ(micrometer scale)の特定領域(spot)に高密度で集積させ固定化させることが何より重要である。高密度で集積された場合、それだけ遺伝情報を解読できる能力が向上するためである。しかし、センサの非常に小さい領域に生体物質をスポッティング(spotting)したり塗布したりするためには、マイクロアレイヤー(micro−arrayer)のような非常に高価の装置が要求されており、これは、バイオセンサのセンシング要素(sensing element)が非常に小さい領域を占有するためである。全体センサがより大きいとしても、前記領域は一般的にnm〜μm範囲である。よって、固定化または付着を制御するための新しい方法の開発が要求される。
そこで、本発明者らは、UV照射により、基板表面に形成されたPEI層のアミン基が除去(elimination)されてスクシンイミジルエステルに対する結合特性(capability)を失うことと、基板表面をパターン化できることを発見し、前記パターン化された表面上に固定化させた生体物質(例:ビオチン)に選択的に結合した物質(例:ストレプトアビジン)のシグナルを確認し、本発明を完成するに至った。
本発明はバイオセンサの基板のパターン製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記方法で製造されたバイオセンサの基板のパターンに生体物質が固定されていることを特徴とするバイオセンサを提供することを他の目的とする。
また、本発明は、前記バイオセンサを用いた生体物質と結合する標的物質の検出方法を提供することをまた他の目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、
(a)基板にシリコンオキサイドフィルムを蒸着するステップ;
(b)前記シリコンオキサイドフィルム上にポリエチレンイミン層を形成するステップ;
(c)前記ポリエチレンイミン層上の、生体物質を固定化しようとするサイトを選択的にマスキング(masking)するステップ;および
(d)前記基板を紫外線で照射するステップ;
を含んでなっていることを特徴とする、バイオセンサの基板のパターン製造方法を提供する。
本発明において、前記基板は、シリコン(silicon)、石英(quartz)およびガラス(glass)を含む群から選択されたいずれか一つであることを特徴とする。
本発明において、前記マスキングはテフロン(登録商標)テープ、アルミ箔およびエナメル銅線を含む群から選択されたいずれか一つを用いて行われることを特徴とする。
本発明において、前記照射は220nm〜300nmの紫外線で10分〜1時間行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記方法で製造された基板のパターン上に生体物質が固定されていることを特徴とするバイオセンサを提供する。
本発明において、前記生体物質はアミン−反応性基と共有結合を形成するリンカーを介して前記基板に固定されることを特徴とする。
本発明において、前記アミン−反応性基は、カルボン酸エステル、酸クロライド、スルホニルクロライド、無水物、ケトン、アルデヒド、ハロ、イソチオシアネート、チオイソシアネート、エポキシド、活性化されたヒドロキシル基、オレフィン、カルボキシル、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、マレイミド、エポキシおよびエテンスルホニル基を含む群から選択された一つ以上の基であることを特徴とする。
本発明において、前記生体物質は、酵素、タンパク質、DNA、RNA、微生物、動植物細胞および器官、および神経細胞からなる群から選択されることを特徴とする。
また、本発明は、(i)前記バイオセンサに標的物質を含有する試料を適用するステップ;および(ii)前記バイオセンサ上の生体物質と特異的に結合する標的物質を検出するステップ;を含む、バイオセンサを用いた生体物質と結合する標的物質の検出方法を提供する。
以下、本発明についてより詳細に説明する。
本発明に係るバイオセンサの基板のパターン製造方法をステップ別に説明すれば下記の通りである:
(a)基板にシリコンオキサイドフィルムを蒸着するステップ;
(b)前記シリコンオキサイドフィルム上にポリエチレンイミン層を形成するステップ;
(c)前記ポリエチレンイミン層上の、生体物質を固定化しようとする所定のサイトを選択的にマスキング(masking)するステップ;および
(d)前記基板を紫外線で照射するステップ;
を含んでなっていることを特徴とする、バイオセンサの基板のパターン製造方法を提供する。
本発明に用いられる基板はその上に密着性皮膜の形成を許容するものであれば特に限定されず、特にPEI層を形成するためにはガラス、石英、シリコンウェハなどの基板が好ましい。前記基板は、使用前にRCA方法などの通常の方法で洗浄し乾燥して用いることが好ましい。
本発明では前記基板にシリコンオキサイド(SiO2)フィルムを蒸着し、これは、PEIが自然吸収(spontaneous absorption)によってシリコンオキサイドフィルム上に固定化され得るためである。シリコンオキサイドフィルムの蒸着は、例えば、熱化学気相蒸着(thermal CVD)法などによって行うことができ、その層の厚さは約500Å〜2000Åになるようにすることが好ましいが、これに限定されない。
上記のようにシリコンオキサイドフィルムが形成された基板を、ポリエチレンイミン(PEI)溶液に1時間〜6時間、好ましくは2時間〜4時間ディッピング(dipping)方法によって浸漬して基板上にアミン基を形成する。
上記のようにアミン基が形成された基板上に、形成しようとするパターンの形状をしたマスクを配置する。この時、前記UVに対するマスキングを行うためのマスク(mask)として、その材料は光を遮断できる光不透過性の材料であれば特に制限されず、その形態はパターン化しようとする形状によって制限されず、一例としてプレート(plate)形状であってもよく、線(line)形状であってもよい。本発明ではテフロン(登録商標)材質のテープを用い、この他にもアルミ箔、エナメル銅線なども用いることができるが、これらに限定されない。また、本発明においてパターンの形状は制約的ではない。例えば、前記パターンは、固定化しようとする生体物質の使用目的または集積度に応じ、線形、円形、三角形、四角形などの様々な形状であってもよい。また、円形、三角形、四角形などのパターンが碁盤形態で配列されたものを含む。また、本発明の表面パターンは直径(円形の場合)または一面の長さ(三角形、四角形の場合)が最小5マイクロメータ(μm)を有し得、具体的な例としては、DNA(又はCell)チップの製作時、20マイクロメータ(μm)〜100マイクロメータ(μm)を有し得る。
上記のようにマスクを配置した基板を、紫外線(以下、UVと記載することもある)領域を含む光を利用して照射すれば、前記マスキングされない表面のアミン基は除去され、これは構造的変化によるものと推定される。前記UV照射のためには、紫外線領域、好ましくは220nm〜300nm波長範囲の紫外線、特に好ましくは260nm以下の短波長紫外線を放射できる光源を用いて10分〜1時間照射を行い、前記光源としては市販製品を容易に入手することができる。また、表面と光源との間の距離は、表面上に到達するエネルギー強度を最大化できるように近いほど良く、例えば、2cm以下、特に好ましくは0.5cmである。上記のように紫外線で照射した基板は後処理を行うことなく直ちに用いることができる。すなわち、従来のフォトリソグラフィ法におけるパターン形成後のエッチング、剥離などのステップを行う必要がない。
上記のように製造されたパターン上には、すなわちマスキングされた部分にはアミン基がそのまま付着しており、該アミン基を利用して生体物質を固定化してバイオセンサとして用いることができる。これにより、本発明は、前記方法で製造された基板のパターン上に生体物質が固定されていることを特徴とするバイオセンサを提供する。
本発明において、前記生体物質はアミン−反応性基と共有結合を形成したリンカーを介して前記基板に固定されており、本発明では、一端にはスクシンイミジルエステル基を有し、他端にはビオチンを有するリンカーが固定化され、ここにストレプトアビジンでコーティングされた磁性粒子が結合されて生体物質との結合可能性を示しているが、これに限定されない。前記リンカーはチップ表面の官能基と反応して表面に固定化し、同時に生体物質が有する官能基とカップリング反応できる反応基を末端に有している化合物を通称するものであり、前記アミン−反応性基はカルボン酸エステル、酸クロライド、スルホニルクロライド、無水物、ケトン、アルデヒド、ハロ、イソチオシアネート、チオイソシアネート、エポキシド、活性化されたヒドロキシル基、オレフィン、カルボキシル、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、マレイミド、エポキシおよびエテンスルホニル基を含む群から選択された一つ以上の基であることを特徴とする。
また、本発明は、
(i)上記のように製造されたバイオセンサに標的物質を含有する試料を流すか、前記試料溶液に浸漬する方法などを利用して試料を適用するステップ;および
(ii)前記バイオセンサ上の生体物質と特異的に結合する標的物質を検出するステップ;を含む、バイオセンサを用いた生体物質と結合する標的物質の検出方法を提供する。
本発明において、基板上に固定される生体物質は、一般的に分析しようとする標的物質と特異的に反応する特性を有することが一般的である。例えば、前記生体物質が核酸である場合、相補的なヌクレオチド配列を有する標的核酸と混成化反応を介して相互反応することができる。前記生体物質がタンパク質である場合、抗原および抗体反応、配位子および収容体間の相互反応、酵素と基質間の相互反応などを介して互いに特異的に相互反応することができる。また、前記生体物質が多糖類である場合、多糖類を認知するタンパク質または抗体によって特異的に認知され得る。このような生体物質と標的物質の特異的相互作用とこのような相互作用の結果を検出できる検出システムを利用して、本発明の生体物質を基板上に固定化して得られるバイオセンサを色々な分析に用いることができる。
本発明のパターン製造方法は、PEI層を形成した後に紫外線を照射するだけでバイオセンサの基板上に所望の形状のパターンを形成することができるため、複雑な工程および高価の装置を必要とする従来のバイオセンサの基板のパターン製造技術の短所を克服することができる。また、生体物質の固定化が基板のパターン製造後になされるため、生体物質の固定化率が高くなり得る長所を有する。
本発明の好ましい一実施例によるバイオセンサの基板のパターン製造方法を示す概略図である。 本発明の好ましい一実施例によるバイオセンサの基板のパターンを蛍光顕微鏡で観察した写真である。UVに露出されない部分が十字形パターンで形成されている。 ポリエチレンイミンとNHS−ビオチンが結合された分子構造である。 PEI層上のビオチンの固定化に対するUVの効果を示すAR−XPSスペクトルである。 本発明の好ましい一実施例によるバイオセンサの基板のパターン上にストレプトアビジンでコーティングされた磁性粒子の固定化を示す写真である。
以下、本発明について実施例を用いてより詳細に説明する。但し、下記実施例は本発明を例示するためのものであって、本発明が下記実施例によって限定されるものではなく、様々に修正および変更することができる。
実施例1.バイオセンサの基板上パターンの形成
本実施例の概略図を図1に示す。シリコンウェハ(Nano fab center、大田、韓国)上にSiO2フィルム(10.0nm)を熱蒸着(thermal deposition)した。前記サンプルを1cm×1cm大きさに切って試片を作った。通常のRCA方法(先ず、SiO2表面上の有機物質を除去するために、温度380Kの加熱浴において溶液(NH4OH:H22:脱イオン水=1:1:5)で10分間洗浄した。その次、表面に存在する重金属成分を除去するために、温度380Kの加熱欲において溶液(HCl:H22:脱イオン水=1:1:5で10分間洗浄する)で前記試片の有機物を除去した。MeOH:HCl(1:1 v/v)溶液を利用して前記試片の表面をシラノール(silanol)形態に変換させた。50mM Na2CO3(pH8.2)に溶かした10%PEI(cat #.P3143、SIGMA、USA)溶液に3時間浸漬させるディッピング(dipping)方法によってSi−ウェハ表面をPEI層でコーティングした。インキュベーション後、脱イオン水で過量のPEIを除去し、水分は窒素ガスで除去した。生体物質を固定化しようとする基板表面上に特定パターン(本実施例では基板上に交差する十字形状で形成)を有するテフロン(登録商標)テープを貼り付けた。暗室において、前記シリコンウェハを254nmの紫外線で1時間照射した。シリコンウェハとUVランプ(Spectroline、ENF−260 C、USA)との間の距離は0.5cmであった。
実験例1.表面特性分析
UVによる基板上のパターン形成を測定するために下記の2つの方法を使った。
[蛍光顕微鏡分析]
表面に対するUV照射の効果を確認するために蛍光顕微鏡を使って分析した。この実験のために、分子の一端にはスクシンイミジルエステルを有し、他端には354nmにおいて最大吸収波長、442nmにおいて最大放出波長を有する蛍光化合物からなるAMCA−X,SE[6−((7−アミノ−4−メチルクマリン−3−アセチル)アミノ)ヘキサン酸,スクシンイミジルエステル](Anaspec、USA)を使った。AMCA−X,SEは生体物質をタギング(tagging)するために最も広く用いられる蛍光分子のうちの一つであり、その部分(Moiety)の一端にスクシンイミジルエステルを有する。したがって、これは、抗体およびタンパク質のようにアミンを含有する分子と水溶液内で反応することができる。また、アミノヘキサノイル領域(space)もコンジュゲーション(conjugation)する間、フルオロフォア(fluorophore)のクエンチング(quenching)を減少させることができる。
AMCA−X,SEストック(stock)はAMCA−X,SE 10mgを1.0mlのDMSOに溶かして準備した。表面に塗布する前、貯蔵溶液を無−アミンPBS(amine−free phosphate buffer saline)と25:75の比率で混合した。実施例1で準備した基板を該溶液にディッピングし、30分間インキュベートした。最後に、サンプルをアルゴンガスで乾燥させた。蛍光イメージを、350nm放出波長を有する蛍光源を備えた顕微鏡で観察した。UVに露出されたサイトから蛍光が観察されなかったり、または同一基板上の遮断されたサイトから蛍光が観察されたりとすれば、基板のアミン基に対するUV照射の効果を間接的に立証することができるのである。
蛍光顕微鏡で観察した結果によれば、UV照射部からはいかなる蛍光も示されなかったが、テフロン(登録商標)テープでカバーしたUV遮断部からは蛍光が観察された(図2参照)。この結果に基づき、UV遮断部、すなわちパターン形成部において、選択的にアミンとAMCA−X,SEの結合がなされたことが分かる。
[AR−XPS分析]
PEI−コーティングされた表面上の化学的結合状態(chemical bonding state)の確認および定量化のために、AR−XPS(Axis−NOVA、Kratos社、UK)およびスルホスクシンイミジル−6−[ビオチン−アミノ]ヘキサン(NHS−Sulfo−ビオチン、PIERCE社、USA)を用いたが、これは、この分子が生体物質に対する化学的リンカーとして最も広く用いられる分子のうちの一つであり、また、シリコンウェハおよびPEIの構成成分ではない硫黄を含有しているためである。
測定前に、試片を500μlのPBSバッファ(pH7.4)に2.2mgのNHS−Sulfo−Biotinを溶かした溶液に30分間沈積した。その次、試片を脱イオン水で洗浄し、窒素ガスで処理した。XPS分析に用いられた放射線源(radiation source)としてはmonochromatic Al−Kα(1486.6eV)を用い、半球形分析器を使った。陰極電力(anode power)はUHV(1.0×10-9Torr)において75W(5mA、15kV)を維持した。表面感度(sensitivity)を増加させるために、AR−XPSは分析器に対し0〜60°の範囲にかけてtake−off angle(TOA)を変更しながら行った。
UV照射部および遮断部から収得された、1.2eVのスプリティング(splitting)を有するS2pスペクトルを図4に示す。前記AR−XPS結果はUV照射区域とUV遮断区域との間に有意な相異性があることを示す。164.0eVにおけるS2pピークはS2+から発生したものであり、これは、UV遮断部にビオチンが結合されたことを示す。
上記のような蛍光顕微鏡およびAR−XPSの結果から、短波長UV照射(254nm)がシリコンオキサイドフィルム上のPEI層の表面を確実に改質させたことが分かった。蛍光顕微鏡およびAR−XPSを介してAMCA−X,SEとNHS−Sulfo−biotinのコンジュゲーションを確認できなかった反面、AMCA−X,SEおよびNHS−Sulfo−biotinとPEI層のアミンとのコンジュゲーションを介してUV照射の効果を確認した。
前記の結果により、PEI表面改質はNHS−Sulfo−biotinのような化学的リンカーの固定化を制御するのに用いられ得ることが分かり、これは、全体ポリマー層の特定部分を改質させることによって特定化学的リンカーの付着を制御できることが分かる。
実験例2.パターン上のビオチン−ストレプトアビジン結合の分析
前記実施例1で製造されたバイオセンサの基板のパターンにタンパク質であるストレプトアビジンを固定するために、実施例1で準備した試片を500μlのPBSバッファ(pH7.4)に2.2mgのNHS−スルホ−ビオチン(NHS−Sulfo−Biotin)を溶かした溶液に30分間沈積した。
表面にストレプトアビジンがコーティングされた磁性粒子であるDynabeads(登録商標)−280(Invitrogen Dynal AS、Oslo、Norway)懸濁液100μlをPBSバッファで洗浄した後、前記洗浄後の磁性粒子100μlをPBSバッファ100μlで再び浮遊させ、磁性粒子溶液100μlを製造した。室温において、前記磁性粒子溶液に、前記ビオチンを結合させた試片を30分間沈積した後に取り出し、3次蒸留水で3回洗浄し、蛍光顕微鏡で観察した。蛍光反応は前記で言及したAMCA−X,SEを利用して観察した。
図5に示すように、パターン化した表面上に固定化されたビオチンに選択的に結合したストレプトアビジン磁性粒子の蛍光シグナルを確認することができた。

Claims (9)

  1. (a)基板にシリコンオキサイドフィルムを蒸着するステップ;
    (b)前記シリコンオキサイドフィルム上にポリエチレンイミン層を形成するステップ;
    (c)前記ポリエチレンイミン層上の、生体物質を固定化しようとするサイトを選択的にマスキング(masking)するステップ;および
    (d)前記基板を紫外線で照射するステップ;
    を含んでなっていることを特徴とする、バイオセンサの基板のパターン製造方法。
  2. 前記基板は、シリコン(silicon)、石英(quartz)およびガラス(glass)を含む群から選択されたいずれか一つからなる基板であることを特徴とする、請求項1に記載のバイオセンサの基板のパターン製造方法。
  3. 前記マスキングは、テフロン(登録商標)テープ、アルミ箔およびエナメル銅線を含む群から選択されたいずれか一つを用いて行われることを特徴とする、請求項1に記載のバイオセンサの基板のパターン製造方法。
  4. 前記照射は、220nm〜300nmの紫外線で10分〜1時間行うことを特徴とする、請求項1に記載のバイオセンサの基板のパターン製造方法。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載された方法で製造された基板のパターン上に生体物質が固定されていることを特徴とするバイオセンサ。
  6. 前記生体物質は、アミン−反応性基と共有結合を形成するリンカーを介して前記基板に固定されていることを特徴とする、請求項5に記載のバイオセンサ。
  7. 前記アミン−反応性基は、カルボン酸エステル、酸クロライド、スルホニルクロライド、無水物、ケトン、アルデヒド、ハロ、イソチオシアネート、チオイソシアネート、エポキシド、活性化されたヒドロキシル基、オレフィン、カルボキシル、スクシンイミジルエステル、スルホスクシンイミジルエステル、マレイミド、エポキシおよびエテンスルホニル基を含む群から選択された一つ以上の基であることを特徴とする、請求項6に記載のバイオセンサ。
  8. 前記生体物質は、酵素、タンパク質、DNA、RNA、微生物、動植物細胞および器官、および神経細胞からなる群から選択されることを特徴とする、請求項5に記載のバイオセンサ。
  9. (i)請求項5に記載されたバイオセンサに標的物質を含有する試料を適用するステップ;および
    (ii)前記バイオセンサ上の生体物質と特異的に結合する標的物質を検出するステップ;
    を含む、バイオセンサを用いた生体物質と結合する標的物質の検出方法。
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