JP2009275427A - 車両用通信制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子キーの電池の残量の低下をさらに抑制することにより、車載機器の制御をできるだけ長く行うことができる車両用通信制御システムを提供する。
【解決手段】車両用通信制御システムは、電子キーとしての機能が搭載された携帯電話と、車両に搭載され、車載機器を制御する車載装置とを備える。携帯電話は、動作電源である二次電池の充電残量を検出する充電残量検出部と、その検出された充電残量を含むIDコード信号及び制御信号を送信するUHF送信部とを備える。車載装置は、リクエスト信号を送信する送信部と、IDコード信号及び制御信号を受信する車載受信部とを備え、IDコード信号及び制御信号に含まれる充電残量に応じて送信部から送信されるリクエスト信号の送信間隔を予め設定された送信間隔よりも長く設定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、無線通信機能を有する携帯機と、その携帯機との無線通信に基づいて車両を制御する車載装置とを備えた車両用通信制御システムに関する。
近年、自動車においては、基本性能や安全性の向上はもとより、利便性の向上が求められている。そこで、こうした利便性の向上を目的として、従来、使用者によって所持される携帯機(電子キー)と車載装置との間で自動的に無線通信を行い、該無線通信が成立したことを条件としてドア錠の施解錠を自動的に行ったり、エンジンの始動を可能としたりする車両用通信制御システムが提案されている(特許文献1参照。)。
詳しくは、車載装置は、車両周辺や車両室内に無線信号からなる応答要求信号(リクエスト信号)を間欠的に送信する。車両周辺にリクエスト信号が送信される場合、リクエスト信号は車両周辺の所定領域(車外領域)に送信され、車両室内にリクエスト信号が送信される場合、リクエスト信号は車両室内の領域(室内領域)のみに送信され、車外には送信されないように設定されている。このため、通信機能を有する電子キーを所持した使用者(運転者)が車外領域や室内領域に進入すると、電子キーはリクエスト信号を受信するとともに、そのリクエスト信号に応答して自身に設定されたIDコードを含む応答信号(IDコード信号)を返信する。車載装置は、このIDコード信号を受信し、自身に設定されたIDコードとIDコード信号に含まれるIDコードとの照合を行う。その結果、車載装置は、それらIDコード同士が一致した際に電子キーとの通信が成立したと判断し、該IDコード信号が車外領域に送信したリクエスト信号に応答したものであればドア錠を自動的に解錠させ、該IDコード信号が室内領域に送信したリクエスト信号に応答したものであればエンジンを始動可能な状態にする。すなわち、車載装置と電子キーとの間で自動的に相互通信が行われ、その相互通信が確立したことを条件としてドア錠が自動的に解錠されたり、エンジンが始動可能な状態となったりする。このため、ドアの施解錠やエンジンの始動に機械キーを用いるなどの煩雑な操作が不要となり、車両の操作性が向上する。また、電気的な照合に基づいて施解錠、エンジン始動が制御されるため、セキュリティレベルも向上する。
特開2001‐311333号公報
ところで、上記電子キーは、電源としての電池の残量が減少した場合には、車載装置から送信されたリクエスト信号に応答してIDコード信号を送信することができなくなり、ひいては車載機器である、例えばドアロックの施解錠やエンジンの始動を行わせることができなくなる。
また、近年では携帯電話が普及していることもあって、電子キーとしての機能を搭載した携帯電話を用いた通信制御システムが提案されている。このように電子キーとしての機能が搭載された携帯電話においては、無線通信基地局等のネットワークを介して通話やデータ通信を累積して長時間行った場合には電源としての電池が著しく減少してしまうおそれがある。このような場合には、上記と同様に携帯電話は車載装置との相互通信を行うことができなくなり、ひいては車載機器の制御を行わせることができなくなる。
そこで、電池の残量の低下を抑制することにより、車載機器の制御をできるだけ長く行うことができる車両用通信制御システムが求められていた。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子キーの電池の残量の低下を抑制することにより、車載機器の制御をできるだけ長く行うことができる車両用通信制御システムを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、無線通信機能を有し、対応する車載装置から送信される応答要求信号を受信したことを条件として応答信号を送信する電子キーと、車両に搭載され、前記応答要求信号を車両室内外に送信するとともに、前記応答信号を受信したことを条件として対応する車載機器を制御する車載装置とを備えた車両用通信制御システムであって、前記電子キーはその機能の動作モードとして、前記応答要求信号に対して前記応答信号を送信することによって自動的に前記車載装置に前記車載機器を制御させる自動制御モードと、使用者の手動操作によって一方的に制御信号を送信して前記車載装置に前記車載機器を制御させる手動制御モードとを有するとともに、動作電源である電池の残量を検出する検出手段と、その検出された電池の残量を示す残量コードを含む前記応答信号及び前記制御信号を送信する携帯送信手段と、携帯制御手段とを備え、前記車載装置は、前記応答要求信号を送信する車載送信手段と、前記応答信号及び前記制御信号を受信する車載受信手段と、前記応答信号及び前記制御信号に含まれる残量コードによって示される残量が所定値以下である場合には同車載送信手段から送信される前記応答要求信号の送信間隔を予め設定された送信間隔よりも長く設定する車載制御手段とを備えることをその要旨としている。
同構成によれば、電子キーの携帯送信手段から送信される応答信号及び制御信号に電池の残量を示す残量コードを含ませている。そして、車載装置の車載制御手段は、受信した応答信号又は制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量に応じて車載送信手段から送信される応答要求信号の送信間隔を予め設定された送信間隔よりも長く設定する。このため、一定時間における応答要求信号の受信回数が少なくなることにより電子キーは応答要求信号を受信することによる電池の消費を抑制できるとともに、応答要求信号に応じて応答信号を送信することによる電池の消費を抑制できる。
よって、電子キーの電池の残量が所定値以下において、電池の残量の低下を抑制することにより、車載機器の制御をできるだけ長く行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用通信制御システムにおいて、前記車載制御手段は、前記制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が前記所定値よりも小さな値の第2所定値以下である場合には前記車載送信手段から送信される前記応答要求信号の送信を停止することをその要旨としている。
同構成によれば、電子キーの残量が所定値からさらに低下し第2所定値以下になった場合には、電子キーは応答要求信号の受信及び応答信号の送信を停止する、すなわち手動制御モードよりも電池を消費する自動制御モードでの動作を停止する。よって、電子キーを携帯する使用者が車載機器を制御したいときにのみ、携帯送信手段によって制御信号を送信するため、電池の充電残量の低下を抑制することができるとともに、電子キーとしての機能として車載機器の制御を行うことができる状態を長時間維持することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両用通信制御システムにおいて、前記応答要求信号の送信を停止している際に、前記電子キーから送信された前記制御信号を前記車載受信手段によって受信し、同制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が前記所定値より大きい場合には、前記車載制御手段は前記車載送信手段から送信される前記応答要求信号の送信を再開することをその要旨としている。
同構成によれば、応答要求信号の送信を停止している際に、制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が所定値より大きい場合には、一次電池であれば交換が、二次電池であれば充電が行われたと判断することができるため、車載制御手段は車載送信手段から送信される応答要求信号の送信を再開する。このため、一旦応答要求信号の送信が停止された際に、車載装置に対して何らかの操作をしなくとも、電子キーからの制御信号に基づいて自動で応答要求信号の送信を再開することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、前記携帯制御手段は、前記検出手段が検出した電池の残量が前記所定値より小さな値の第2所定値以下である場合には前記自動制御モードによる前記応答要求信号の受信及び前記応答信号の送信を停止し、前記手動制御モードによってのみ前記車載機器の制御を可能とすることをその要旨としている。
電子キーにおいて、自動制御モードの消費電流に比べ、一方的に制御信号を送信して車載機器を制御させる手動制御モードにおいて使用される消費電流(手動制御モードの消費電流)はさらに大幅に少ない。
そこで、上記構成によれば、受信した制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が第2所定値以下である場合には、車載装置の車載制御手段は車載送信手段から送信される応答要求信号の送信を停止する。このため、電子キーが応答要求信号の受信を停止しているのに併せて無意味な応答要求信号の送信を行わずに済むとともに、車載装置の暗電流を低減することができる。なお、暗電流とは、車両の走行駆動源が停止状態において、消費される電流をいう。よって、電子キーの電池の消費を抑制できるとともに、車両のバッテリの消耗を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、前記携帯送信手段が送信する前記応答信号及び前記制御信号に含まれる残量コードは、前記電池の残量の値そのものではなくその値に応じて設定される簡易コードであることをその要旨としている。
例えば、同構成を請求項1に適用した場合には、残量コードは電池の残量の値そのものではなく所定値を基準として、そのときの電池の残量に応じた簡易コードが選択される。例えば、電池の残量が所定値より大きい範囲Aに相当する簡易コード、所定値以下である範囲Bに相当する簡易コードが選択される。また、請求項2に適用した場合には、電池の残量が第2所定値より大きく所定値以下である範囲Bに相当する簡易コード、電池の残量が第2所定値以下である範囲Cに相当する簡易コードが選択される。このため、残量コードとして電池の残量の値そのものであれば事細かな値を応答信号及び制御信号に含めなければならないが、簡易コードであれば情報量を抑制して容易に応答信号及び制御信号に含めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、前記電子キーは、携帯電話としての機能を搭載し、前記携帯制御手段は前記検出手段が検出した電池の残量が前記所定値以下である場合には、前記携帯電話としての機能を停止することを要旨としている。
携帯電話としての機能を備えた電子キーにおいて、通常の携帯電話としての機能、すなわち通話やデータ通信に使用される消費電流(携帯電話機能の消費電流)に比べ、車両と相互通信を行って車載機器を制御させる自動制御モードにおいて使用される消費電流(自動制御モードの消費電流)は大幅に少ない。
そこで、上記構成によれば、携帯制御手段は電池の残量が所定値以下になった場合には著しく電池を消費する携帯電話としての機能を停止するため、電池の残量の極度の低下を抑制することができるとともに、電子キーとしての機能として車載機器の制御を行うことができる状態を長時間維持することができる。なお、所定値は、通常の携帯電話としての機能及び電子キーとしての機能の動作可能期間のバランスを考慮して設定される。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、前記携帯制御手段が前記携帯電話の携帯電話としての機能、又は電子キーとしての機能を制限すべきか否かの判断基準となる前記電池の残量の値は、前記電子キーを携帯する使用者が一定範囲内で変更可能であることをその要旨としている。
同構成によれば、所定値及び第2所定値は、電子キーを携帯する使用者が一定範囲内で変更可能であるため、例えば、車載機器の制御をできる限り長時間行えるようにしたければ、第2所定値を大きめにすることによって対応することができる。さらに、携帯電話としての機能を犠牲にしてでも、車載機器の制御をさらに長時間行えるようにしたければ、所定値を大きくすることによって対応することができる。
請求項8に記載されるように、前記車載機器としてはドアロックがあり、前記車載装置は携帯電話との無線通信を通じてドアロックの施解錠を行う。
本発明によれば、電子キーの電池の残量の低下をさらに抑制することにより、車載機器の制御をできるだけ長く行うことができる車両用通信制御システムを提供することができる。
以下、本発明にかかる車両用通信制御システムの一実施形態について図1〜図7を参照して説明する。本実施形態の車両用通信制御システムでは、電子キーの機能が搭載された携帯電話10を用いる。
図1に示されるように、車両用通信制御システム1は、車両3の運転者によって所持される電子キーの機能が搭載された携帯電話10と、車両3に配設された車載装置30とを備えている。携帯電話10と車載装置30との間で自動的に相互通信が行われ、その相互通信が確立したことを条件として車載機器としてのドア錠の施解錠やエンジンの始動が制御される。
<携帯電話10の構成>
携帯電話10には、無線基地局等のネットワークを介して通話やデータ通信を行う際に作動する電話機能部11と、無線通信機能を有し、車載装置30と相互通信を行い、車載機器の制御を行う電子キーとして機能する電子キー機能部20とが備えられている。また、携帯電話10には、これら電話機能部11と電子キー機能部20とに電源を供給する動作電源としての二次電池15と、その二次電池15の充電残量を検出する検出手段として機能し、この検出した充電残量を電話機能部11及び電子キー機能部20の後述する各制御部へ出力する充電残量検出部16とが備えられている。
電話機能部11には、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された端末制御部12と、その端末制御部12に電気的に接続され、各種データの送受信を行う電話機能送受信部13とが備えられている。端末制御部12は、携帯電話10の操作ボタン14が通話操作されると、電話機能送受信部13を介して通話制御を行うとともに、携帯電話10の操作ボタン14がデータ通信操作されると、電話機能送受信部13を介してデータ通信制御を行う。
電子キー機能部20には、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部21と、その電子キー制御部21に電気的に接続された携帯受信手段としてLF帯の信号を受信可能なLF受信部22と、携帯送信手段としてUHF帯の信号を送信可能なUHF送信部23と、車両3のドア錠の施解錠を行う解錠ボタン24及び施錠ボタン25とが備えられている。
LF受信部22は、車載装置30から送信される応答要求信号(リクエスト信号Srq)を受信すると、同リクエスト信号Srqをパルス信号に復調し、復調された復調信号を電子キー制御部21へ出力する。電子キー制御部21には例えばEEPROM等からなる不揮発性のメモリ21aが設けられ、そのメモリ21aには予め設定された固有のIDコードが登録されている。電子キー制御部21は、LF受信部22から復調信号が入力されると、受信データを読み取るとともに、メモリ21aに登録されたIDコードを含む応答信号としてのIDコード信号SidをUHF送信部23へ出力する。また、電子キー制御部21は、携帯電話10に設けられた解錠ボタン24及び施錠ボタン25が操作された場合には、メモリ31aに登録されたIDコードを含む制御信号(解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdc)をUHF送信部23へ出力する。このとき、電子キー制御部21は、充電残量検出部16から出力された充電残量に応じた充電残量コードとしての簡易コードCra,Crb,Crc,CrdをIDコード信号Sid、解錠要求信号Sdo、又は施錠要求信号Sdcに含ませてUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、電子キー制御部21からIDコード信号Sid、解錠要求信号Sdo、又は施錠要求信号Sdcが入力されると、所定周波数(UHF帯)の無線信号に変調して送信する。なお、端末制御部12と電子キー制御部21によって携帯制御手段を構成する。
ここで、電子キー機能部20は、車載装置30から送信されるリクエスト信号Srqに対してIDコード信号Sidを自動的に送信するという、車載装置30との間の相互通信によって車載機器としてのドア錠等を制御させる自動制御モードと、使用者の手動操作によって一方的に解錠要求信号Sdo及び施錠要求信号Sdcを送信することによってドア錠を制御させる手動制御モードとを有する。
図2に示されるように、携帯電話10は、二次電池15の充電残量に応じて電話機能及び電子キー機能を制御する。詳しくは、充電残量検出部16が二次電池15の電圧を測定して、この測定した電圧を二次電池15の充電残量として端末制御部12及び電子キー制御部21に逐次出力する。充電残量検出部16は、二次電池15の充電残量を示す符号である充電残量コードとしての簡易コードCra,Crb,Crc,Crdを端末制御部12及び電子キー制御部21に逐次出力する。詳しくは、電圧レベル(充電残量)を判定する電圧閾値として、3つの電圧値、すなわちV1,V2,V3(V1>V2>V3)が設定されており、充電残量検出部16は、二次電池15の電圧が所定値V1より大きい範囲Aに含まれる場合には、その旨を示す簡易コードCra、二次電池15の電圧が第2所定値V2より大きく所定値V1以下である範囲Bに含まれる場合には、その旨を示す簡易コードCrb、二次電池15の電圧が第3所定値V3より大きく第2所定値V2以下である範囲Cに含まれる場合には、その旨を示す簡易コードCrc、二次電池15の電圧が第3所定値V3以下である範囲Dに含まれる場合には、その旨を示す簡易コードCrdを端末制御部12及び電子キー制御部21へ出力する。
携帯電話10において、携帯電話としての機能、すなわち通話やデータ通信に使用される消費電流(携帯電話機能の消費電流)に比べ、車両3と相互通信を行って車載機器としてのドア錠等を制御させる自動制御モードにおいて使用される消費電流(自動制御モードの消費電流)は大幅に少ない。さらに、自動制御モードの消費電流に比べ、一方的に制御信号(解錠要求信号Sdo及び施錠要求信号Sdc)を送信して車載機器を制御させる手動制御モードにおいて使用される消費電流(手動制御モードの消費電流)はさらに大幅に少ない。
充電残量検出部16から出力された二次電池15の電圧が所定値V1より大きい場合、すなわち簡易コードCraが入力された場合には、端末制御部12及び電子キー制御部21は通常通り動作を行う。すなわち、携帯電話10は、通常の携帯電話としての機能(通話及びデータ通信)、並びに自動制御モード及び手動制御モードのいずれも有効とされる。
充電残量検出部16から出力された二次電池15の電圧が第2所定値V2より大きく所定値V1以下となった場合、すなわち簡易コードCrbが入力された場合には、端末制御部12は携帯電話としての機能を停止する。すなわち、使用者は携帯電話10によって通話及びデータ通信をできなくなる。
また、充電残量検出部16から出力された二次電池15の電圧が第3所定値V3より大きく第2所定値V2以下(範囲C)になった場合、すなわち簡易コードCrcが入力された場合には、電子キー制御部21はLF受信部22による無線信号の受信と、UHF送信部23による無線信号の送信とを停止し、自動制御モードによる車載機器としてのドア錠の制御をできなくする。すなわち、使用者は車載機器としてのドア錠の制御を手動制御モードのみによって行うことができる。
さらに、充電残量検出部16から出力された二次電池15の電圧が第3所定値V3以下(範囲D)になった場合、すなわち簡易コードCrdが入力された場合には、まもなく充電切れとなりすべての動作が行えなくなるため、端末制御部12及び電子キー制御部21は携帯電話としての機能及び電子キーとしての機能のすべてを完全に停止する。ここで、便宜上、第3所定値以下(範囲D)としたが、簡易コードCrdが端末制御部12及び電子キー制御部21に入力された時点で、すべての機能を完全に停止するため、実際には第3所定値に基づいた制御となる。
二次電池15の電圧の所定値V1は、使用者が範囲Xにおいて変更可能である。例えば、使用者が車載機器の自動制御モードをできるだけ長く利用できるようにしたければ、範囲Xにおいて範囲Bを広げるようにすれば、車載機器の自動制御モードをできるだけ長くすることができる。
また、二次電池15の電圧の第2所定値V2は、使用者が範囲Yにおいて変更可能である。例えば、使用者が車両3に必ず乗り込むことができるようにしたければ、範囲Yにおいて範囲Cを広げるようにすれば、手動制御モードでドア錠の施解錠をできるだけ長くすることができる。
<車載装置30の構成>
車載装置30は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットによって構成された前記ドア錠を含む各種の車載機器を制御する車載制御手段として機能する車載制御部31と、その車載制御部31に電気的に接続され、車両3の周囲にリクエスト信号Srqを送信する車載送信手段として機能する車外送信部32と、車両3の室内にリクエスト信号Srqを送信する室内送信部33と、携帯電話10から送信されるIDコード信号Sid、解錠要求信号Sdo、及び施錠要求信号Sdcを受信する車載受信手段としての車載受信部34とを備えている。
車外送信部32は、車載制御部31からリクエスト信号Srqが入力されると、そのリクエスト信号Srqを所定周波数(LF帯)の無線信号に変調して、予め設定された間欠周期(送信間隔T1)で車外送信アンテナ32aを介して車両3の周辺の所定領域に送信する。室内送信部33は、車載制御部31からリクエスト信号Srqが入力されると、そのリクエスト信号Srqを所定周波数(LF帯)の無線信号に変調して、予め設定された間欠周期(送信間隔T1)で室内送信アンテナ33aを介して車両3の室内の所定領域に送信する。ここで、車外の送信領域と室内の送信領域とは、重複していない。
車載受信部34は、受信アンテナ34aを介して携帯電話10から送信される無線信号(IDコード信号Sid、解錠要求信号Sdo、及び施錠要求信号Sdc)を受信すると、同無線信号をパルス信号に復調し、車載制御部31へ出力する。
車載制御部31は不揮発性のメモリ31aを備え、そのメモリ31aには対応する携帯電話10に設定されたIDコードと同一のIDコードが登録されている。また、車載制御部31には、アウトサイドドアハンドル(図示略)にそれぞれ設けられたドアハンドルセンサ41及びロックスイッチ42と、車両3の室内における運転席近傍に設けられた始動スイッチ43と、ドアロック装置44及びエンジン制御装置45とが電気的に接続されている。なお、ドアロック装置44は、ドア錠を自動的に施解錠する装置であり、車載制御部31から解錠信号が入力されるとドア錠を解錠し、施錠信号が入力されるとドア錠を施錠するとともに、ドア錠の施解錠状態を示す施解錠状態信号を車載制御部31へ出力する。エンジン制御装置45は、図示しないセルモータに接続され、車載制御部31から駆動信号が入力されると同セルモータを駆動して走行駆動源としてのエンジンを始動させるとともに、エンジンの駆動状態を示すエンジン状態信号を車載制御部31へ出力する。このため、車載制御部31は、施解錠状態信号やエンジン状態信号に基づいて、ドア錠の施解錠状態やエンジンの駆動状態を認識可能となる。
車載制御部31は、入力されたIDコード信号Sid、解錠要求信号Sdo、及び施錠要求信号Sdcのパルス信号に含まれる充電残量コードとしての簡易コードCra,Crb,Crc,Crdを読み出し、この読み出したコードに示される携帯電話10の二次電池15の充電残量に応じてリクエスト信号Srqの送信を制御する。
簡易コードCraが入力された場合、すなわち二次電池15の電圧が所定値V1より大きい範囲Aに含まれる場合には、車載制御部31は予め設定された通常の送信間隔T1で車外送信部32及び室内送信部33からリクエスト信号Srqを送信する(図3(a)参照。)。
簡易コードCrbが入力された場合、すなわち二次電池15の電圧が第2所定値V2より大きく所定値V1以下の範囲Bに含まれる場合には、車載制御部31は車外送信部32及び室内送信部33から送信するリクエスト信号Srqを予め設定された送信間隔T1よりも長く設定して送信する。例えば、予め設定された送信間隔の倍の送信間隔T2に設定する(図3(b)参照。)。
また、簡易コードCrcが入力された場合、すなわち二次電池15の電圧が第3所定値より大きく第2所定値V2以下の範囲Cに含まれる場合には、車載制御部31は車外送信部32及び室内送信部33から送信するリクエスト信号Srqを停止する(図3(c)参照。)。よって、自動制御モードによる車載機器としてのドア錠の制御をできなくする。すなわち、使用者は携帯電話10を通じて車載機器としてのドア錠の制御を手動制御モードのみによって行うことができる。
簡易コードCrdが入力された場合、すなわち二次電池15の電圧が第3所定値以下の範囲Dに含まれる場合には、車載制御部31は車外送信部32及び室内送信部33から送信するリクエスト信号Srqを停止する(図3(c)参照。)。よって、携帯電話10の全機能停止に併せて、無意味なリクエスト信号Srqの送信を行わずに済む。そして、車載装置30の暗電流を低減することができる。
車載制御部31は、車外送信部32及び室内送信部33に対してリクエスト信号Srqを間欠的にそれぞれ異なるタイミングで出力する。そして、車載制御部31は、車外送信部32及び室内送信部33を通じて送信したリクエスト信号Srqに応答して携帯電話10から送信されたIDコード信号Sidが車載受信部34によって受信されると、そのIDコード信号Sidに含まれるIDコードとメモリ31aに記録されたIDコードとの比較(IDコード照合)を行う。この際、車載制御部31は、携帯電話10から送信されたIDコード信号Sidが車外送信部32、室内送信部33のどちらから送信されたリクエスト信号Srqに応答したものであるかに基づいて、携帯電話10が車両3の周辺及び車両3の室内のいずれに存在するかを判断する。
車載制御部31は、車両3の周辺においてIDコード照合が成立すると、携帯電話10との相互通信が成立したと判断して、ドア錠解錠許可状態となる。そして、車載制御部31は、この状態においてドアハンドルセンサ41から、アウトサイドドアハンドルに対する人の接触を検出した旨の検出信号が入力されると、ドアロック装置44に対して解錠信号を出力してドア錠を解錠させる。また、こうしたドア錠の解錠状態においてロックスイッチ42から操作信号が入力されると、車載制御部31は、ドアロック装置44に対して施錠信号を出力してドア錠を施錠させる。ここで、解錠信号はドア錠を解錠する旨の指令信号であり、施錠信号はドア錠を施錠する旨の指令信号である。
車載制御部31は、車両3の室内においてIDコード照合が成立すると、携帯電話10との相互通信が成立したと判断して、エンジン始動許可状態となる。そして、車載制御部31は、始動スイッチ43から操作信号が入力されたことを条件として、エンジン制御装置45に対して駆動信号を出力してエンジンを始動させる。換言すれば、車載制御部31は、エンジン始動許可状態とならない限り、たとえ始動スイッチ43から操作信号が入力されたとしてもエンジン制御装置45に対して駆動信号を出力しない。
また、車載制御部31は、車載受信部34を通じて携帯電話10から送信された制御信号としての解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを受信した際には、IDコード照合が成立すると、ドアロック装置44に対して解錠信号を出力してドア錠を解錠させる、又は施錠信号を出力してドア錠を施錠させる。
次に、図4〜図7を併せ参照して、上記車両用通信制御システムの携帯電話10及び車載装置30の動作について携帯電話10の充電残量(範囲A、範囲B、範囲C、範囲D)毎に説明する。
<充電残量(範囲A)>
図4に示されるように、この場合、携帯電話10は、充電残量検出部16によって二次電池15の充電残量が範囲Aであることを検出する(ステップS10)。充電残量が所定値V1より大きい状態では、携帯電話としての機能及び電子キーとしての機能を問題なく動作できるので、通常通りの制御を行う。
車載装置30は、車外送信部32又は室内送信部33を介してリクエスト信号Srqを所定の周期T1で間欠的に送信する(ステップS11)。携帯電話10は、LF受信部22を介して車載装置30から送信されたリクエスト信号Srqを受信すると、UHF送信部23を介してIDコード及び充電残量コード(簡易コードCra)を含むIDコード信号Sidを送信する(ステップS12)。
車載装置30は、車載受信部34を介して携帯電話10から送信されたIDコード信号Sidを受信すると、IDコード照合を行い、IDコード照合が成立すると車載機器の制御を行う(ステップS13)。すなわち、車外においてIDコード照合が成立した場合には、車載装置30はドア錠解錠許可状態となる。そして、車載装置30は、ドアハンドルセンサ41によりアウトサイドドアハンドルの操作を検出すると、ドア錠を解錠させる。室内においてIDコード照合が成立した場合には、車載装置30はエンジン始動許可状態となる。そして、車載装置30は、始動スイッチ43への操作を検出すると、エンジンを始動させる。
車載装置30は、IDコード信号Sidを受信すると、IDコード信号Sidに含まれる充電残量コードを読み出す(ステップS14)。ここでは、簡易コードCraを取得するため、車載装置30は、リクエスト信号Srqを予め設定された送信間隔T1で送信する。
<充電残量(範囲B)>
図5に示されるように、この場合、携帯電話10は、充電残量検出部16によって二次電池15の充電残量が範囲Bであることを検出する(ステップS20)。携帯電話10は、取得した充電残量が範囲Bであるため、携帯電話としての機能(通話及びデータ通信)を停止する(ステップS21)。
車載装置30は、車外送信部32又は室内送信部33を介してリクエスト信号Srqを間欠的に送信する(ステップS22)。ここで、前回に携帯電話10から送信されたIDコード信号Sid等によって取得した充電残量が範囲Aであれば、リクエスト信号Srqを送信間隔T1で送信し、充電残量が範囲Bであれば、リクエスト信号Srqを送信間隔T2で送信する。
携帯電話10は、LF受信部22を介して車載装置30から送信されたリクエスト信号Srqを受信すると、UHF送信部23を介してIDコード及び充電残量コード(簡易コードCrb)を含むIDコード信号Sidを送信する(ステップS23)。
車載装置30は、車載受信部34を介して携帯電話10から送信されたIDコード信号Sidを受信すると、IDコード照合を行い、IDコード照合が成立すると車載機器の制御を行う(ステップS24)。すなわち、車外においてIDコード照合が成立した場合には、車載装置30はドア錠解錠許可状態となる。そして、車載装置30は、ドアハンドルセンサ41によりアウトサイドドアハンドルの操作を検出すると、ドア錠を解錠させる。室内においてIDコード照合が成立した場合には、車載装置30はエンジン始動許可状態となる。そして、車載装置30は、始動スイッチ43への操作を検出すると、エンジンを始動させる。
車載装置30は、IDコード信号Sidを受信すると、IDコード信号Sidに含まれる充電残量コードを読み出す(ステップS25)。ここでは、簡易コードCrbを取得するため、車載装置30は、リクエスト信号Srqを送信間隔T2に設定して送信する(ステップS26)。
<充電残量(範囲C)>
図6に示されるように、この場合、携帯電話10は、充電残量検出部16によって二次電池15の充電残量が範囲Cであることを検出する(ステップS30)。携帯電話10は、取得した充電残量が範囲Cであるため、携帯電話としての機能(通話及びデータ通信)の停止に加え、LF受信部22によるリクエスト信号Srqの受信を停止し(ステップS31)、UHF送信部23によるIDコード信号Sidの送信を停止する(ステップS32)。
このような状態になると、自動的にドア錠の施解錠動作が行われないため、使用者によって携帯電話10の解錠ボタン24又は施錠ボタン25が操作され、携帯電話10はUHF送信部23を介してIDコード及び充電残量コード(簡易コードCrc)を含む制御信号としての解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを送信する(ステップS33)。
車載装置30は、車載受信部34を介して携帯電話10から送信された解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを受信すると、IDコード照合を行い、IDコード照合が成立すると車載機器としてのドア錠の制御を行う(ステップS34)。すなわち、車載装置30はドア錠解錠許可状態となる。そして、車載装置30は、ドアハンドルセンサ41によりアウトサイドドアハンドルの操作を検出すると、ドア錠を解錠させる。
車載装置30は、解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを受信すると、解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcに含まれる充電残量コードを読み出す(ステップS35)。ここでは、簡易コードCrcを取得するため、車載装置30は、リクエスト信号Srqの送信を停止する(ステップS36)。
<充電残量(範囲D)>
図7に示されるように、この場合、携帯電話10は、充電残量検出部16によって二次電池15の充電残量が範囲Dであることを検出する(ステップS40)。携帯電話10は、取得した充電残量が範囲Dであるため、携帯電話としての機能及び電子キーとしての機能のすべてを完全に停止する(ステップS41)。
車載装置30は、事前に携帯電話10の充電残量を取得することができている場合には、それぞれの残量に応じて上記のようにリクエスト信号Srqの送信を制御する。しかしながら、事前に携帯電話10の充電残量を取得することがなく、リクエスト信号Srqに対するIDコード信号Sidの受信が5日以上ない場合には、車載装置30は、リクエスト信号Srqを送信間隔T2で送信する(ステップS42)。さらに、リクエスト信号Srqに対するIDコード信号Sidの受信が14日以上ない場合には、車載装置30は、リクエスト信号Srqの送信を停止する(ステップS43)。
次に、上記のように携帯電話10の充電残量に応じて、リクエスト信号Srqの送信を制御した後に、携帯電話10が充電されて充電残量が範囲Aとなった際の携帯電話10及び車載装置30の動作について説明する。
<充電残量(範囲B→範囲A)>
図5に示されるように、携帯電話10は、充電されて(ステップS50)、充電残量検出部16によって二次電池15の充電残量が範囲Aであることを検出する(ステップS51)。携帯電話10は、取得した充電残量が範囲Aであるため、携帯電話としての機能及び電子キーとしての機能をすべて通常通りに動作する(ステップS52)。
車載装置30は、車外送信部32又は室内送信部33を介してリクエスト信号Srqを送信間隔T2で送信する(ステップS53)。
携帯電話10は、LF受信部22を介して車載装置30から送信されたリクエスト信号Srqを受信すると、UHF送信部23を介してIDコード及び充電残量コード(簡易コードCra)を含むIDコード信号Sidを送信する(ステップS54)。
車載装置30は、車載受信部34を介して携帯電話10から送信されたIDコード信号Sidを受信すると、IDコード照合を行い、IDコード照合が成立すると車載機器の制御を行う(ステップS55)。
車載装置30は、IDコード信号Sidを受信すると、IDコード信号Sidに含まれる充電残量コードを読み出す(ステップS56)。ここでは、簡易コードCraを取得するため、車載装置30は、リクエスト信号Srqを送信間隔T1に設定して送信する(ステップS57)。
なお、携帯電話10からリクエスト信号Srqに対するIDコード信号Sidではなく、制御信号としての解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcが送信された際には、解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcに含まれる充電残量コード(簡易コードCra)に応じてステップS56及びステップS57を行う。
<充電残量(範囲C、範囲D→範囲A)>
図6及び図7に示されるように、携帯電話10は、充電されて(ステップS60,S70)、充電残量検出部16によって二次電池15の充電残量が範囲Aであることを検出する(ステップS61,S71)。携帯電話10は、取得した充電残量が範囲Aであるため、携帯電話としての機能及び電子キーとしての機能をすべて通常通りに動作する(ステップS62,S72)。
車載装置30は、リクエスト信号Srqの送信を停止しているため、自動的にドア錠の施解錠動作が行われない。このため、使用者によって携帯電話10の解錠ボタン24又は施錠ボタン25が操作され、携帯電話10はUHF送信部23を介してIDコード及び充電残量コード(簡易コードCra)を含む制御信号としての解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを送信する(ステップS63,S73)。
車載装置30は、車載受信部34を介して携帯電話10から送信された解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを受信すると、IDコード照合を行い、IDコード照合が成立すると車載機器としてのドア錠の制御を行う(ステップS64,S74)。
車載装置30は、解錠要求信号Sdo又は施錠要求信号Sdcを受信すると、IDコード信号Sidに含まれる充電残量コードを読み出す(ステップS65,S75)。ここでは、簡易コードCraを取得するため、車載装置30は、リクエスト信号Srqを送信間隔T1に設定して送信を再開する(ステップS66,76)。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)携帯電話10のUHF送信部23から送信されるIDコード信号Sid及び制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に二次電池15の充電残量を示す充電残量コードを含ませている。そして、車載装置30の車載制御部31は、受信したIDコード信号Sid又は制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に含まれる充電残量コードによって示される充電残量に応じて車外送信部32及び室内送信部33から送信されるリクエスト信号Srqの送信間隔を予め設定された送信間隔T1よりも長く設定する。このため、一定時間におけるリクエスト信号Srqの受信回数が少なくなることにより携帯電話10はリクエスト信号Srqを受信することによる二次電池15の消費を抑制できるとともに、リクエスト信号Srqに応じてIDコード信号Sidを送信することによる二次電池15の消費を抑制できる。
よって、携帯電話10の二次電池の充電残量が所定値V1以下において、二次電池15の充電残量の低下を抑制することにより、ドア錠等の車載機器の制御をできるだけ長く行うことができる。
(2)携帯電話10の充電残量が所定値からさらに低下し第2所定値V2以下になった場合には、携帯電話10はリクエスト信号Srqの受信及びIDコード信号Sidの送信を停止する、すなわち手動制御モードよりも二次電池15を消費する自動制御モードでの動作を停止する。よって、携帯電話10を携帯する使用者がドア錠を制御したいときにのみ、UHF送信部23によって制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)を送信するため、二次電池15の充電残量の低下を抑制することができるとともに、電子キーの機能としてドア錠の制御を行うことができる状態を長時間維持することができる。
(3)リクエスト信号Srqの送信を停止している際に、制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に含まれる充電残量コードによって示される充電残量が所定値V1より大きい場合には、充電が行われたと判断することができるため、車載制御部31は車外送信部32及び室内送信部33から送信されるリクエスト信号Srqの送信を再開する。このため、一旦リクエスト信号Srqの送信が停止された際に、車載装置30に対して何らかの操作をしなくとも、携帯電話10からの制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に基づいて自動でリクエスト信号Srqの送信を再開することができる。
(4)受信した制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に含まれる充電残量コードによって示される充電残量が第2所定値V2以下である場合には、車載装置30の車載制御部31は車外送信部32及び室内送信部33から送信されるリクエスト信号Srqの送信を停止する。このため、携帯電話10がリクエスト信号Srqの受信を停止しているのに併せて無意味なリクエスト信号Srqの送信を行わずに済むとともに、車載装置30の暗電流を低減することができる。
(5)充電残量コードは充電残量の値そのものではなく所定値V1及び第2所定値V2に応じて選択される、充電残量が所定値V1より大きい範囲Aに相当する簡易コードCra、充電残量が第2所定値V2より大きく所定値V1以下である範囲Bに相当する簡易コードCrb、充電残量が第3所定値V3より大きく第2所定値V2以下である範囲Cに相当する簡易コードCrc、充電残量が第3所定値V3以下である範囲Dに相当する簡易コードCrdとする。このため、充電残量コードとして充電残量の値そのものであれば事細かな値を応答信号及び制御信号に含めなければならないが、簡易コードであれば情報量を抑制して容易に応答信号及び制御信号に含めることができる。
(6)携帯電話10の端末制御部12は二次電池15の充電残量が所定値V1以下になった場合には著しく二次電池15を消費する携帯電話としての機能を停止するため、二次電池15の充電残量の極度の低下を抑制することができるとともに、電子キーの機能としてドア錠等の車載機器の制御を行うことができる状態を長時間維持することができる。
(7)二次電池15の電圧の所定値V1は使用者が範囲Xにおいて変更可能であるとともに、二次電池15の電圧の第2所定値V2は、使用者が範囲Yにおいて変更可能である。このため、使用者が車載機器の自動制御モードをできるだけ長く利用できるようにしたければ、範囲Xにおいて範囲Bを広げるようにすれば、車載機器の自動制御モードをできるだけ長くすることができる。また、使用者が車両3に必ず乗り込むことができるようにしたければ、範囲Yにおいて範囲Cを広げるようにすれば、手動制御モードでドア錠の施解錠をできるだけ長くすることができる。よって、使用者の要望に合わせることが可能である。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、照合一致で車載機器を制御して(ステップS13,S24,S34,S55,S64,S74)、充電残量コードを取得し(ステップS14,S25,S35,S56,S65,S75)、リクエスト信号Srqの送信を制御した(ステップS26,S36,S57,S66,S76)。しかしながら、照合一致で充電残量コードを取得し、リクエスト信号Srqの送信を制御して、車載機器を制御するようにしてもよい。また、照合一致で、車載機器を制御することと、充電残量コードを取得し、リクエスト信号Srqの送信を制御することとを同時に行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、使用者が一定範囲X,Yにおいて所定値V1及び第2所定値V2を変更できるようにしたが、予め設定された所定値V1及び第2所定値V2に固定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、充電残量検出部16は充電残量の値が所定値V1、第2所定値V2、及び第3所定値V3を基準として決定する範囲に該当する簡易コードCra,Crb,Crc,Crdを充電残量コードとして出力したが、充電残量の値そのものを充電残量コードとして出力するようにしてもよい。
・上記実施形態では、車載装置30がリクエスト信号Srqの送信を停止している際に、携帯電話10から送信された制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に含まれる充電残量コードによって示される充電残量が所定値V1より大きい場合には、リクエスト信号Srqの送信を再開するようにした。しかしながら、使用者が何らかの操作、例えば車両3に設けられた再開ボタンを操作することによってリクエスト信号Srqの送信を再開するようにしてもよい。
・上記実施形態では、車載装置30が携帯電話10から送信された制御信号(解錠要求信号Sdo、施錠要求信号Sdc)に含まれる充電残量コードによって示される充電残量が第2所定値V2以下となった場合には、リクエスト信号Srqの送信を停止するようにした。しかしながら、リクエスト信号Srqの送信を停止してしまうと、リクエスト信号Srqの送信を再開するための制御又は操作が必要となるため、これらの制御又は操作をなくして簡易にするならば、リクエスト信号Srqの送信を停止しないようにしてもよい。
・上記実施形態では、車両用通信システムに電子キーとしての機能が搭載された携帯電話を用いたが、携帯機電話としての機能がない電子キーを用いるようにしてもよい。
・上記構成において、電池は二次電池に限らず、一次電池でもよい。
車両用通信制御システムの構成図。 携帯電話の二次電池の充電残量を示す図。 (a)(b)(c)車載装置から送信される応答要求信号の送信間隔を示す図。 携帯電話の二次電池の充電残量が範囲Aであるときの携帯電話及び車載装置の動作を示すシーケンスチャート。 携帯電話の二次電池の充電残量が範囲Bであるときの携帯電話及び車載装置の動作を示すシーケンスチャート。 携帯電話の二次電池の充電残量が範囲Cであるときの携帯電話及び車載装置の動作を示すシーケンスチャート。 携帯電話の二次電池の充電残量が範囲Dであるときの携帯電話及び車載装置の動作を示すシーケンスチャート。
符号の説明
1…車両用通信制御システム、3…車両、10…携帯電話、11…電話機能部、12…端末制御部、13…電話機能送信部、14…操作ボタン、15…二次電池、16…充電残量検出部、20…電子キー機能部、21…電子キー制御部、21a…メモリ、22…LF受信部、23…UHF送信部、24…解錠ボタン、25…施錠ボタン、30…車載装置、31…車載制御部、31a…メモリ、32…車外送信部、32a…車外送信アンテナ、33…室内送信部、33a…室内送信アンテナ、34…車載受信部、34a…受信アンテナ、41…ドアハンドルセンサ、42…ロックスイッチ、43…始動スイッチ、44…ドアロック装置、45…エンジン制御装置、A,B,C,D,X,Y…範囲、Cra,Crb,Crc,Crd…簡易コード、Sdc…解錠信号、Sdo…施錠信号、Sid…IDコード信号、Srq…リクエスト信号、T1,T2…送信間隔。

Claims (8)

  1. 無線通信機能を有し、対応する車載装置から送信される応答要求信号を受信したことを条件として応答信号を送信する電子キーと、車両に搭載され、前記応答要求信号を車両室内外に送信するとともに、前記応答信号を受信したことを条件として対応する車載機器を制御する車載装置とを備えた車両用通信制御システムであって、
    前記電子キーはその機能の動作モードとして、前記応答要求信号に対して前記応答信号を送信することによって自動的に前記車載装置に前記車載機器を制御させる自動制御モードと、使用者の手動操作によって一方的に制御信号を送信して前記車載装置に前記車載機器を制御させる手動制御モードとを有するとともに、
    動作電源である電池の残量を検出する検出手段と、その検出された電池の残量を示す残量コードを含む前記応答信号及び前記制御信号を送信する携帯送信手段と、携帯制御手段とを備え、
    前記車載装置は、前記応答要求信号を送信する車載送信手段と、前記応答信号及び前記制御信号を受信する車載受信手段と、前記応答信号及び前記制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が所定値以下である場合には同車載送信手段から送信される前記応答要求信号の送信間隔を予め設定された送信間隔よりも長く設定する車載制御手段とを備える
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記車載制御手段は、前記制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が前記所定値よりも小さな値の第2所定値以下である場合には前記車載送信手段から送信される前記応答要求信号の送信を停止する
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  3. 請求項2に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記応答要求信号の送信を停止している際に、前記電子キーから送信された前記制御信号を前記車載受信手段によって受信し、同制御信号に含まれる残量コードによって示される電池の残量が前記所定値より大きい場合には、前記車載制御手段は前記車載送信手段から送信される前記応答要求信号の送信を再開する
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記携帯制御手段は、前記検出手段が検出した電池の残量が前記所定値からさらに低下し第2所定値以下である場合には前記自動制御モードによる前記応答要求信号の受信及び前記応答信号の送信を停止し、前記手動制御モードによってのみ前記車載機器の制御を可能とする
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記携帯送信手段が送信する前記応答信号及び前記制御信号に含まれる残量コードは、前記電池の残量の値そのものではなくその値に応じて設定される簡易コードである
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記電子キーは、携帯電話としての機能を搭載し、前記携帯制御手段は前記検出手段が検出した電池の残量が前記所定値以下である場合には、前記携帯電話としての機能を停止する
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記携帯制御手段が携帯電話としての機能、又は電子キーとしての機能を制限すべきか否かの判断基準となる前記電池の残量の値は、前記電子キーを携帯する使用者が一定範囲内で変更可能である
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用通信制御システムにおいて、
    前記車載機器はドアロックであり、前記車載装置はドアロックの施解錠を行う
    ことを特徴とする車両用通信制御システム。
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