JP2009274801A - エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム - Google Patents

エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2009274801A
JP2009274801A JP2008126708A JP2008126708A JP2009274801A JP 2009274801 A JP2009274801 A JP 2009274801A JP 2008126708 A JP2008126708 A JP 2008126708A JP 2008126708 A JP2008126708 A JP 2008126708A JP 2009274801 A JP2009274801 A JP 2009274801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless terminal
operation control
elevator car
destination
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008126708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5283162B2 (ja
Inventor
Iichiro Yokoo
威一郎 横尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Infrontia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Infrontia Corp filed Critical NEC Infrontia Corp
Priority to JP2008126708A priority Critical patent/JP5283162B2/ja
Publication of JP2009274801A publication Critical patent/JP2009274801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5283162B2 publication Critical patent/JP5283162B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】携帯する無線端末を用いて、利用者がホールでケージの待ち時間を短縮するように、上下に移動するケージの運行を最適化制御する。
【解決手段】利用者が携帯する無線端末10に行き先を予約する入力手段を備え、その無線端末10を用いて建物1内のネットワークを介して端末位置および予約行き先を含む端末情報をケージ3の運行制御装置7に送る。運行制御装置7では、無線端末10の端末情報により行き先のフロアまたは上下移動方向の予約指定を受けて記憶し、更にホールに到着したことを無線端末10との交信により受けて検出した際にケージ3の所定の運行制御を開始する。運行制御の演算は、行き先予約受付けの際に開始することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータケージの運行を円滑にして利用者の待ち時間を短縮するように制御する方法およびそのシステムに関するものである。
従来、エレベータのケージ運行を制御するシステムとして、例えば特開2001−206649号公報(特許文献1)がある。特許文献1では、個人が携帯する発信器が発信する電波の強度を受けて発信器の位置を検出することにより、エレベータホールでの待ち人数を演算して、エレベータ利用者のフロア間変動に迅速に対応するエレベータ運行管理システムが開示されている。すなわち、特許文献1では、エレベータホールで立ち止まった発信器から待ち人数を計算し、例えば多数の待ち人を有するフロアから優先して運ぶことによりケージ運行制御の最適化を図ることができる。
また、例えば特開2003−242229号公報(特許文献2)では、サービス提供者がビル利用者の携帯する無線器の位置を検出することにより、エレベータホールで立ち止まった無線器から待ち人数を、またエレベータケージ内の無線器から乗員数を、それぞれ計数して、利用者をエレベータホールに待たせないサービスの提供を図っている。
然しながら、上記特許文献1,2のいずれも、ケージの運行方向はホールで待つ利用者の上下方向のボタン制御に従っており、更に、行き先フロアの指示はケージ内での利用者のボタン操作に基づいて、それぞれを決定するので、各フロアでの待ち人数のみが計算されても、更に各ケージ内の乗員数が計算されても、上下するケージに対して、運行前に最適制御を図るには条件不足である。
これを改善するエレベータ制御システムとして、例えば特開2000−143106号公報(特許文献3)がある。特許文献3では、例えばホテルにおけるルームキーに内蔵される無線器により、例えば建物および部屋の出入口、通路、ホールなどを通過の時点でエレベータの制御器に信号を送り、事前に最適運行のための解析を行って待ち時間の短縮を図っている。すなわち、ルームキーの無線器にはルームの所在フロアが記憶されており、例えば部屋を出た時刻により食事の時間帯では食堂フロアを行く先とするようなプログラムを上記制御器に登載してエレベータのケージ運行を最適に自動制御するとしている。然しながら、利用者が別の目的で外出しようとする場合でも、プログラム制御を受けるので手動の手間が加わり、その指示が煩わしく感じられる。また、利用者の行動が予め設定された特定条件の想定内であればよいが、想定外の行動が多発の場合には、プログラムの実行に混乱を生じかねない。
特開2001−206649号公報 特開2003−242229号公報 特開2000−143106号公報
解決しようとする問題は、利用者が無線器を用いて利用者の行動を無線信号でエレベータの制御器に送っても、利用者がケージ待ちの時間を短縮できるようなケージ運行の最適化を図ることができるとは限らないことである。
本発明は、上下に移動するエレベータケージの運行を、利用者が携帯する無線端末を用いて、利用者がケージ待ちの時間を短縮できるように、最適化制御することを目的とする。そのため、無線端末により建物内のネットワークを介して前記無線端末の位置を認識し、行き先通知を受けた際に最適運行を演算してエレベータケージの運行を制御する場合であって、行き先を予約する入力手段を有する前記無線端末を備え、その運行制御装置が当該無線端末から行き先の予約指定を受けてエレベータケージの運行を制御することを主要の特徴とする。
更に、前記無線端末と交信してその番号および位置を検出する検出手段を所定場所に備え、前記運行制御装置が、前記検出手段からその番号、位置または予約行き先を含む端末情報を受付けの場合にその情報を記録してエレベータケージの最適運行制御を演算し、予約指定のあった無線端末がエレベータホールに到着したことを検出した際に、前記演算に基づいてエレベータケージの運行制御を開始することを特徴とする。
その具体的な運行制御システムは、前記無線端末が行き先を予約するための入力手段を備え、かつ、前記無線端末と交信してその端末の番号、位置または予約行き先を含む端末情報を検出する検出手段と、前記検出手段で検出の前記端末情報を受付けする受信手段と、
前記受信手段の端末情報を受付けして当該無線端末対応に記録する記憶手段と、前記記憶手段で新たな記録またはその更新があった際にその情報に基づきエレベータケージの最適運行制御を演算する運行演算手段と、前記検出手段で乗りフロアのエレベータホールに到着した無線端末を検出した際に前記運行演算手段で演算の結果に基づきエレベータケージに対する所定の運行制御の開始指示を前記エレベータ制御装置に送る運行指示手段と、を備える。
本発明のエレベータケージの運行制御では、無線端末が行き先を予約する入力手段を備えるので、ユーザがエレベータホールで上下方向を指示し、かつ、エレベータケージ内で行く先フロアを指示する前に、エレベータケージの移動予定情報が入手できる。したがって、実際に利用者がエレベータホールに到着の以前に、エレベータケージの最適運行計画が構築可能である。また、行き先予約の無線端末が乗込みのため、エレベータホールに到着したことを検出して、エレベータケージの所定の運行制御を開始するため、それまでの収集情報から運行制御開始の際にエレベータケージがどのフロアからどのフロアまで何人を運行するかが把握できているので、利用者のケージ待ち時間を短縮できるために最適と思われるいろいろな運行制御が可能である。最適化プログラムは、一つではなく、多くの実績から適宜得ることができる。
また、前記無線端末から行き先の予約が自由にできるので、指定を受けた際に既に行き先の予約が記録されている場合でも、その予約記録を新たに受けた予約指定により更新することができる。このように自由に変更可能な構成により、利用者は気兼ねなく行き先の指定を予約することができる。すなわち、エレベータホールでの上下方向の指定、またはエレベータケージ内での行き先フロア指定などによる変更指定が容易に可能である。
また、エレベータケージの運行制御装置で、利用者がエレベータケージから降りてフロアのエレベータホールに到着したことを無線端末との交信により検出した際には、当該無線端末の行き先フロアを、今回の乗込みしたフロアに切り替えて予約指定することができる。このような構成により、行き先から戻る際のフロアの予約指定を不要にできるので、利用者の利便性の向上および改善を図ることができる。
更に、エレベータケージ内で、滞在する無線端末を検出し、検出された無線端末対応に予約された行き先フロアを表示することが望ましい。このような構成により、利用者はエレベータケージ内での無線端末における表示により行き先フロアの確認ができるだけでなく、行き先フロアをエレベータケージ内のフロア指定ボタンでも簡単容易に変更または訂正することができる。
本発明は、利用者が携帯する無線端末を用いて、上下に移動するエレベータケージ(以後、ケージとのみ略称する)の運行を、利用者のケージ待ち時間を短縮するために最適化制御するという目的を有する。この目的を、利用者が携帯する無線端末に行き先を予約する入力手段を備え、その無線端末を用いて建物内のネットワークを介して情報をケージの運行制御装置に送ることにより実現した。すなわち、ケージの運行制御装置では、無線端末からの端末情報により行き先のフロアまたは上下移動方向の予約指定を受けて記憶し、更にエレベータホール(以後、ホールとのみ略称する)に到着したことを無線端末との交信により検出した際にケージの所定の運行制御を開始することにより、ケージ運行制御の最適化を達成できる。
以下に、図面を参照して実施例の詳細を説明する。図面では本発明に係る部分が示されており、必須の機能でも省略されている部分がある。また、図示される機能ブロックの分離併合、手順の入替えなどの変更は、本発明の趣旨に基づく限り自由であり、以下の説明が本発明を限定するものではない。
本発明の実施例1について図1から図6までを参照して説明する。
図1は、本発明によるエレベータケージの運行制御システム全体の一形態を模式的に示す説明図である。
図1に示される運行制御システム1は、地下1階を有する9階建ての建物に、エレベータ制御装置2、ケージ3-A、フロア端末検出部4-1〜4-9,4-B1、ホール端末検出部5-1〜5-9,5-B1、ケージ内無線通信部6-A、および運行制御装置7を有する。運行制御システム1は、運行制御装置7が建物内の無線端末10と交信してエレベータ制御装置2を駆動する。
エレベータ制御装置2は、運行制御装置7からの指示により、地下1階(B1F)から9階(9F)までのフロアを移動するケージ3-A,3-B(図示されていない)の運行を駆動する。ケージ3-Aは、エレベータ制御装置2により駆動を制御され、利用者の乗降のため上下移動し、各フロアのホールで停止して扉を開閉する。ケージ3-Bは、ケージ3-Aと平行して運行するものとする。したがって、各フロアは、一つのエレベータホールのみを有するものとする。
図2は、各フロアのホールにおける一つのケージに対応するエレベータ外観と無線端末10との一形態を示す概観図である。無線端末10は、行き先指定ボタン11と表示画面12とを有する。行き先指定ボタン11はフロア(1F〜9F,B1F)を予約指定するものである。図示されるように、エレベータ外扉13の脇側には、上下方向指定ボタン14が、上方にはケージ位置表示のフロア表示器15が、それぞれ従来同様に設けられる。また、フロア側にはフロア端末検出部4、またホールにはホール端末検出部5それぞれが図示されている。
フロア端末検出部4(4-1〜4-9,4-B1)は、各フロアに配備され、ホール以外の位置にある無線端末10と交信しその位置を端末番号と共に検出し、端末情報として運行制御装置7に通知する。更に、フロア端末検出部4は、無線端末10の行き先指定ボタン11から所定の行き先予約を受けて運行制御装置7に通知する。無線端末10では、予約の行き先を表示画面12に表示できる。ホール端末検出部5(5-1〜5-9,5-B1)は、各フロアのホールに配備され、ホールに位置する無線端末10と交信しその端末情報を検出して運行制御装置7に通知する。フロア端末検出部4およびホール端末検出部5それぞれは、無線端末10と例えば近距離無線の通信技術により交信して無線端末10の位置を確定できるように配備される。または、端末情報に信号レベルを含み、複数の無線端末それぞれから受ける端末情報により運行制御装置7が無線端末10の複数の信号レベルから周知の技術を用いて確定することも可能である。
図3は、各ケージ3(3-A,3-B)内部の一形態を示す概観図である。図示されるように、エレベータ内扉16の脇側には行き先のフロア指定ボタン17、上方にはケージ位置表示のフロア表示器18それぞれが設けられる。また、天井にはケージ内での無線通信部6が図示されている。
無線通信部6(6-A,6-B)は、ケージ3内に配備され、内扉16が閉じた際に無線端末10と交信してその位置を端末番号と共に検出し運行制御装置7に通知する。勿論、無線端末10との交信は内扉16の開閉時期とは無関係でもよい。図1で示されていないケージ内無線通信部6-Bは、ケージ3-B内に配備される。更に、無線端末10は、記録されている行き先を運行制御装置7から受けて表示画面12に表示できる。
図4は、運行制御装置7における一実施例の詳細をブロックで示す説明図である。図示される運行制御装置7は、受信部21、記憶部22、運行演算部23、および運行指示部24を備え、それぞれがバスで接続されて図示されていない制御部により制御を受けるものとする。記憶部22は、端末位置テーブル25および端末分布テーブル26を有する。運行演算部23は、プロセッサ27と最適運行演算プログラム28とを有する。
受信部21は、上述のフロア端末検出部4、ホール端末検出部5およびケージ内無線通信部6並びに上下方向指定ボタン14およびフロア指定ボタン17を接続し、無線端末10の端末番号およびその位置を受ける。フロア端末検出部4およびホール端末検出部5からは、例えば定期的に無線端末10の端末番号およびその位置、更に、行き先の予約指定を付加した情報が受付けされる。ケージ内無線通信部6からは、内扉16が閉じた際に内部の無線端末10と交信し、その無線端末10の端末番号およびその位置情報が受付けされる。上下方向指定ボタン14およびフロア指定ボタン17からは従来と同様、操作されたボタン情報が受付けされる。
記憶部22は、制御部の制御を受け、受信部21で受付けの情報を所定の手順で記録するかまたは記録を更新する。運行演算部23は、受信部21で受付けの情報を所定の手順で記憶部22に記録するかまたはその記録を更新すると共に、所定の時期に記憶部22の記録情報に基づいてケージ3の最適運行条件を演算して運行指示部24を介しエレベータ制御装置2にその結果を送出し運転駆動を指示する。
端末位置テーブル25には、受信部21から得られる情報により、無線端末10の端末番号対応に、現在位置が記録され、付加的にその直前位置、行き先、および乗込みのあった乗りフロアなどが記録される。現在位置および直前位置のそれぞれは、フロア4-1〜4-9,4-B1、ホール5-1〜5-9,5-B1、またはケージ3-A,3-Bのうちの一つが記録される。行き先および乗りフロアのそれぞれにはフロア4-1〜4-9,4-B1またはホール5-1〜5-9,5-B1のうちの一つが記録される。
端末分布テーブル26には、端末位置テーブル25の現在位置と行き先とからそれぞれの組合せに対する無線端末10の滞在数が記録される。端末分布テーブル26のデータにより、その時点での、各ケージでの乗込み人数、ホールでの待ち人数、各フロアでホールに未到着の行き先別予約人数それぞれが認識可能である。
プロセッサ27は、端末分布テーブル26のデータと最適運行演算プログラム28とを用いて、ケージ3が停止して乗込み人数が「ゼロ」になった際にそのケージの移動先フロアを演算し、運行指示部24を介しエレベータ制御装置2にその結果を送出する。また、どのホールも待ち人「ゼロ」の場合には、端末分布テーブル26のフロアデータと行き先データとにより最適運行演算プログラム28を用いて、待機するフロアを演算し、運行指示部24を介しエレベータ制御装置2にその結果を送出する。したがって、プロセッサ27は、無線端末10の番号、位置または予約行き先を含む端末情報を受付けの場合にその情報を記録してケージ3の最適運行制御を演算し、次いで、予約指定のあった無線端末10がホールに到着したことを検出した際に上記演算に基づいてケージ3の運行制御を開始することができる。
最適運行演算プログラム28は、その内容が限定されることはない。最新の改善プログラムを適用することが望ましい。無線端末10を所持または携帯しない利用者は記憶部22にデータ登録されないので、ホールでの上下方向指定ボタン14およびケージ内でのフロア指定ボタン17それぞれによるデータが演算に加算される。最適運行演算には、実質的に、上下方向指定ボタン14の情報が空きケージの行き先決定に寄与するのみで、フロア指定ボタン17の情報は無関係である。また、無線端末10で行き先予約した利用者が行き先変更して上下方向指定ボタン14およびフロア指定ボタン17またはこのうちのいずれかを操作することもある。この場合、無線端末10は交信していないので、記憶部22におけるその無線端末10に対応の情報は更新されない。勿論、無線端末10から行き先を指定した際には、記憶部22のそれまでの記録データが更新される。
次に、図5のフローチャートに図4のブロック図を併せ参照して本発明における運行制御装置7の主要運行制御動作手順の一形態について説明する。
まず、フロア端末検出部4またはホール端末検出部5で無線端末10から予約指定の行き先を電波で受信(手順S1)の際には、その電波には同時に端末番号および位置が含まれる。したがって、制御部は、端末番号に対応する位置および行き先の情報を記憶部22の端末位置テーブル25に登録し、端末分布テーブル26を作成する。既に、その情報が登録済みであれば上書き保存によりその記録は更新(手順S2)される。
行き先登録で、運行制御装置7は、情報発信の無線端末10に対応する記憶部22の端末位置テーブル25における現在位置および行き先を調査(手順S3)する。ここで、その無線端末10の現在位置はホール(手順S4のYES)であるがその直前位置はケージ外(手順S5のNO)の場合、すなわち、その無線端末10が乗込みのためケージ待ちになった場合がある。この場合、運行制御装置7では、プロセッサ27が端末分布テーブル26のデータを解析して最適運行演算プログラム28の実行を開始し、ケージ3の最適運行制御を演算(手順S6)する。すなわち、一人でもホールでケージ待ちが生じた場合、最適運行演算プログラム28の実行が開始される。その際、複数の無線端末10がホールに到着した場合には、その都度、ホールでの待ち人数が変化するので最適運行演算プログラム28の実行は改めて開始される。ケージ3内に無線端末10の滞在が「ゼロ」でケージ3が待機中(手順S7のYES)の場合には演算結果に基づくケージ3の行き先がエレベータ制御装置2に指示(手順S8)され、ケージ3が移動中(手順S7のNO)の場合にはケージ3の運行状態に基づき再度記憶部22のデータを解析する手順S6に戻る。
したがって、ケージ3内に無線端末10の滞在が「ゼロ」すなわち空きケージになるまで、手順は繰り返される。無線端末10を所持しない利用者により無線端末10の滞在が「ゼロ」とならない場合があるが、それはケージ3内のフロア指定ボタン17により指定された最後のフロアで内扉16が閉じたことで検出できる。
上記手順S5が「YES」でその直前位置がケージ内の場合ではその無線端末10はケージ3から降りフロアに到着したので、制御部は、記憶部22でこの無線端末10の行き先を乗込みした乗りフロアに記録を変更して上書きにより更新(手順S9)する。
一方、フロア端末検出部4またはホール端末検出部5は、例えば定期的に無線端末10に電波を発信し、その無線端末10の端末番号およびその位置が含まれる応答電波を受信(手順S11)する。制御部は、その受信情報に行き先指定あり(手順S12のYES)が含まれている場合には行き先を登録する上記手順S2に続き、この手順から先の手順へ進む。この手順S12が「NO」で行き先指定がない場合に制御部は、記憶部22でこの無線端末10に対応する現在位置、行き先を調査し、現在位置および直前位置に相違があればそれを更新(手順S13)する。ここで、予約行き先の登録あり(手順S14のYES)の場合に制御部は、現在位置を再調査する上記手順S4に続き、この手順から先の手順へ進む。
上記手順S4が「NO」で現在位置がホールでない場合、または上記手順S14が「NO」で予約行き先の登録がない場合、フロア端末検出部4またはホール端末検出部5により生じる次の上記手順S11を待つ。
このような構成を採用したので、利用者が携帯する無線端末を用いて、上下に移動するエレベータケージの運行を予約でき、従って、ホールでの待合せ時間を最小にするような最適化制御を可能とする。また、対象の無線端末がエレベータホールに到着してから最適運行を演算することで、演算条件の変化が最小であり、より的確な制御が可能である。
上記説明では、無線端末10の位置を検出する無線通信に近距離無線による通信技術を利用するとしたが、位置の確実な検出のため、図1に示されるように、1階(1F)から9階(9F)および地下1階(B1F)の各フロアおよび各ホール、並びに各ケージのそれぞれを電磁遮蔽することにしてもよい。電磁遮蔽された場合、通信のためには、遮蔽区域ごとに通信用アクセスポイントの設置が必要となろう。
本実施例では、各フロアで一つのホールのみとしたが、ケージの位置が離れた場所で複数のホールを有する場合がある。しかし、最適運行演算プログラムは無線端末がホールに到着した際に演算開始するとしたので、フロアでの無線端末位置から何れのケージを利用するかを予測する必要はない。
本発明の実施例2として、空きケージの待機位置について図5のフローチャートに図4のブロック図を併せ参照して説明する。すなわち、どのホールも待ち人「ゼロ」の場合には、端末分布テーブル26のフロアデータと行き先データとにより最適運行演算プログラム28を用いて、待機するフロアを演算し、運行指示部24を介しエレベータ制御装置2にその結果を送出することができる。
従って、上記実施例1の説明では、ケージの最適運行制御の開始を、行き先予約した無線端末が乗込みのためのホールに到着した際としたが、上記手順4が「NO」で無線端末10がホールにいない場合でも、空きケージ3がある場合にはホールでの待ち時間を短縮するためのケージ3の最適待機位置を演算することができる。すなわち、運行演算部23は、記憶部22のデータを解析して空になったケージの最適待機位置を演算(手順S15)して演算結果に基づくケージ3の待機位置をエレベータ制御装置2に指示(手順S16)することができる。すなわち、運行演算部23は、記憶部22のデータからホールに近づく無線端末10を識別することにより、空きケージが効率よく利用者を捌くために必要な最初に行くべきフロアを演算できるからである。
このような構成により、ケージの運行制御装置は、無線端末から行き先予約を受付けした際に最適運行制御を演算してケージの移動先を予測し、どのホールも待ち人「ゼロ」で空きケージがある場合または空きケージが生じた場合にはその位置にケージを移動させて待機させることができる。また、行き先予約した無線端末がホールに到着した場合には、空きのケージが生じた際にケージの運行開始が可能なように、その条件で最適運行制御を演算してその結果をエレベータ制御装置に通知する。
上記説明では、各フロアで一つのホールのみとしたが、ケージの位置が離れた場所で複数のホールを有する場合、各ケージの待機位置は、最適運行演算プログラムでフロアでの無線端末位置から何れのケージを利用するかを予測して選定し、ホール近辺への到着で条件が確定されることとなる。そのため、ケージの移動距離が少なくて済むので、利用者の待ち時間を更に短縮することができる。
本発明の実施例3として、ケージ内の無線端末に対する運行制御装置7の主要動作機能について図6のフローチャートに図3のケージ内部概観図および図4のブロック図を併せ参照して説明する。
ケージ3の内部には無線通信部6が配備され、例えば定期的に電波を発信してケージ3内の無線端末10から端末情報を有する応答電波を受信(手順S21)の際、図示されない制御部の制御により、記憶部22でその無線端末10の現在位置を調査(手順S22)する。その結果、記録された現在位置に変更あり(手順S23のYES)の場合には、記憶部22でその現在位置と直前位置とを更新(手順S24)して、行き先を調査(手順S25)する。この結果、行き先の記録あり(手順S26のYES)の場合、その行き先は、記憶部22から読出し(手順S27)され、受信部21からケージ3内の無線通信部6を介して無線端末10に送信(手順S28)される。上記手順S23が「NO」で記録に変更がない場合には既に手順S25から以降の手順が実行されていると見なして、手順は終了する。勿論手順S23の「NO」から手順S25へ進む手順であってもよい。
このような構成により、利用者はケージに乗込みした際に予約指示した行き先を表示画面で確認できるので、行き先の変更または間違い指定があった場合、ケージ3内のフロア指定ボタン17で改めて行き先を指示することができる。
本発明の実施例4として、図7に図1および図4を併せ参照して、図1の建物1に配備される構内交換システム30の内線用無線端末40を上述した無線端末10に充当するシステムについて説明する。
図示されるように、内線用無線端末40を上述した無線端末10に充当するため、内線用無線端末40と無線で交信する構内交換システム30のアクセスポイント(以後、APと略称する)に、上述したフロア端末検出部4、ホール端末検出部5、およびケージ内無線通信部6それぞれに相当するフロアAP31、ホールAP32、およびケージ内AP33が配備される。構内交換システム30はこれらフロアAP31、ホールAP32、およびケージ内AP33が交信する端末情報などの情報は受信部21を介して運行制御装置7と授受される。
基本的な機能および動作手順は、フロア端末検出部4、ホール端末検出部5、ケージ内無線通信部6、および無線端末10を、フロアAP31、ホールAP32、ケージ内AP33、および内線用無線端末40それぞれに読替えすることで、上記実施例により説明できる。
内線用無線端末40が有するダイヤルパッド41および表示画面42は、無線端末10の行き先指定ボタン11および表示画面12のそれぞれの機能を有する。したがって、例えば、内線用無線端末40での行き先指示は、ダイヤルパッド41により、地上または地下を示す特殊符号に続く数字で各フロアが指定できる。
本実施例では、建物内に配備される一つの構内交換システムについて説明したが、複数の企業をテナントとする建物のように、複数の構内交換システムが配備されてもよい。
この場合、複数の構内交換システムに対して一つの運行制御装置を配備し、複数の構内交換システムそれぞれが運行制御装置の一つの受信部に接続されることにより、上述した実施例と同様な機能を発揮することができる。
本発明の実施例5として、図1を参照して、無線端末がケージの上下移動方向のみの指示でよい場合について説明する。
図1の建物1で、例えば、フロアごとに異なるテナントがあり相互の交流がない場合の無線端末、またはホテルの客室フロアにおける無線端末内蔵ルームキーなどの場合、例えば、食堂または浴室の9階(9F)と出入り口またはフロントの1階(1F)とのみが行き先であれば部屋を出る際に上下方向の行き先予約することのみによっても、運行制御装置で行き先フロアが予測でき、ホールでの待ち時間の短縮を図ることができる。
上述するように、利用者が携帯する無線端末のボタン指定を用いて、上下に移動するエレベータケージの行き先をフロアまたは移動方向により予約ができることにより、空きエレベータケージの移動先フロアまたは待機フロアを決定することができる。このため、本発明は、利用者がエレベータホールでの待ち時間を短縮するために必要な全ての建物のエレベータ制御に適用可能である。
本発明によるケージの運行制御システム全体の一形態を建物に対応させて模式的に示す説明図である。(実施例1〜5) 各フロアのホールにおける一つのケージに対応するエレベータ外観の一形態を示す概観図である。(実施例1) 本発明による各ケージ内部の一形態を示す概観図である。(実施例1) 本発明による運行制御装置の一実施例を機能ブロックで示す説明図である。(実施例1) 本発明による運行制御装置の主要運行制御動作手順の一形態をフローチャートで示す説明図である。(実施例1、2) 本発明による運行制御装置のケージ内無線通信による運行制御動作手順の一形態をフローチャートで示す説明図である。(実施例3) 本発明によるエレベータケージの運行制御システムで、建物に配備される構内交換システムの内線用無線端末を本発明によるシステムの無線端末に充当する場合を模式的に機能ブロックで示す説明図である。(実施例4)
符号の説明
1 運行制御システム
2 エレベータ制御装置
3、3-A ケージ
4、4-1〜4-9、4-B1 フロア端末検出部
5、5-1〜5-9、5-B1 ホール端末検出部
6、6-A 無線通信部
7 運行制御装置
10 無線端末
11 行き先指定ボタン
12、42 表示画面
13 外扉
14 上下方向指定ボタン
15、18 フロア表示器
16 内扉
17 フロア指定ボタン
21 受信部
22 記憶部
23 運行演算部
24 運行指示部
25 端末位置テーブル
26 端末分布テーブル
27 プロセッサ
28 最適運行演算プログラム
30 構内交換システム
31 フロアAP
32 ホールAP
33 ケージ内AP
40 内線用無線端末
41 ダイヤルパッド

Claims (13)

  1. 利用者が携帯する無線端末を用いて建物内のネットワークを介して前記無線端末の位置を認識し、行き先通知を受けた際に最適運行を演算してエレベータケージの運行を制御する方法において、行き先を予約する入力手段を有する前記無線端末を備え、運行制御装置が当該無線端末から行き先の予約指定を受けてエレベータケージの運行を制御することを特徴とするエレベータケージの運行制御方法。
  2. 請求項1に記載のエレベータケージの運行制御方法において、更に、前記無線端末と交信してその番号および位置を検出する検出手段を所定場所に備え、前記運行制御装置が、前記検出手段からその番号、位置、または予約行き先を含む端末情報を受付けの場合にその情報を記録してエレベータケージの最適運行制御を演算し、予約指定のあった無線端末がエレベータホールに到着したことを検出した際に、前記演算に基づいてエレベータケージの運行制御を開始することを特徴とするエレベータケージの運行制御方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエレベータケージの運行制御方法において、エレベータケージ内に無線通信手段を備え、前記運行制御装置が、当該無線通信手段により、その内部に滞在する無線端末を検出し、検出された無線端末に、当該無線端末対応の予約行き先を通知して表示させることを特徴とするエレベータケージの運行制御方法。
  4. 請求項1から請求項3までの一つに記載のエレベータケージの運行制御方法において、予約の行き先は、フロアまたは移動の上下方向であることを特徴とするエレベータケージの運行制御方法。
  5. 請求項1から請求項4までの一つに記載のエレベータケージの運行制御方法において、前記運行制御装置が、前記無線端末が乗込みのためエレベータホールに到着したことを検出の際に当該乗込みのフロアを記憶し、前記無線端末がエレベータケージから降りてエレベータホールに到着したことを検出した際には、当該無線端末のそれまで記憶していた行き先を、今回の乗込みフロアに切り替えて予約指定することを特徴とするエレベータケージの運行制御方法。
  6. 請求項1から請求項5までの一つに記載のエレベータケージの運行制御方法において、構内交換システムの内線無線端末及びそのアクセスポイントを前記無線端末および前記検出手段それぞれに充当することを特徴とするエレベータケージの運行制御方法。
  7. 利用者が携帯する無線端末を用い、建物内のネットワークを介して信号をエレベータ制御装置に送り、エレベータケージの運行を制御するシステムにおいて、
    前記無線端末が行き先を予約するための入力手段を備え、かつ、
    前記無線端末と交信してその端末の番号、位置または予約行き先を含む端末情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出の前記端末情報を受付けする受信手段と、
    前記受信手段の端末情報を受付けして当該無線端末対応に記録する記憶手段と、
    前記記憶手段で新たな記録またはその更新があった際にその情報に基づきエレベータケージの最適運行制御を演算する運行演算手段と、
    前記検出手段で乗りフロアのエレベータホールに到着した無線端末を検出した際に前記運行演算手段で演算の結果に基づきエレベータケージに対する所定の運行制御の開始指示を前記エレベータ制御装置に送る運行指示手段と、を備える
    ことを特徴とするエレベータケージの運行制御システム。
  8. 請求項7に記載のエレベータケージの運行制御システムにおいて、エレベータケージ内にあって、乗込みの無線端末と交信して端末番号を検出し、その際に当該端末番号に対応して記録される予約行き先を前記記憶手段から読出しして表示のため前記無線端末に返送する無線通信手段を更に備えることを特徴とするエレベータケージの運行制御システム。
  9. 請求項7または請求項8に記載のエレベータケージの運行制御システムにおいて、予約の行き先は、フロアまたは移動の上下方向であることを特徴とするエレベータケージの運行制御システム。
  10. 請求項7から請求項9までの一つに記載のエレベータケージの運行制御システムにおいて、前記検出手段は、予約行き先を記録する無線端末がエレベータホールに到着した際に当該無線端末の乗りフロアまたは降りフロアを識別して検出し、前記記憶手段が、前記検出手段でエレベータホールに到着したことを検出の際には当該無線端末の乗りフロアまたは降りフロアを確認し、降りフロアの場合には、当該無線端末に対応する記録済みの行き先を当該無線端末における乗りフロアに切替えて記録を更新することを特徴とするエレベータケージの運行制御システム。
  11. 利用者が携帯するものであって、建物内のネットワークを介して接続し、エレベータケージの運行を制御する無線端末において、行き先を予約するための入力手段を備えることを特徴とする無線端末。
  12. 利用者が携帯する無線端末を用い、建物内のネットワークを介して信号をエレベータ制御装置に送り、エレベータケージの運行を制御する装置において、
    前記無線端末と交信してその番号、位置または予約行き先を含む端末情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出の前記端末情報を受付けする受信手段と、
    前記受信手段の端末情報を受付けして当該無線端末対応に記録する記憶手段と、
    前記記憶手段で新たな記録またはその更新があった際にその情報に基づきエレベータケージの最適運行制御を演算する運行演算手段と、
    前記検出手段で乗りフロアのエレベータホールに到着した無線端末を検出した際に前記運行演算手段で演算の結果に基づきエレベータケージに対する所定の運行制御の開始指示を前記エレベータ制御装置に送る運行指示手段と、
    を備えることを特徴とするエレベータケージの運行制御装置。
  13. 構内交換システムにあって、内線無線端末を請求項11に記載の無線端末に充当し、前記内線無線端末のアクセスポイントを請求項12に記載の検出手段に充当し、かつ、収容する回線の少なくとも一つを請求項12に記載の受信手段に接続する構成を有することを特徴とする構内交換システム。
JP2008126708A 2008-05-14 2008-05-14 エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム Expired - Fee Related JP5283162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008126708A JP5283162B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008126708A JP5283162B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009274801A true JP2009274801A (ja) 2009-11-26
JP5283162B2 JP5283162B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=41440586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008126708A Expired - Fee Related JP5283162B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5283162B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012032214A1 (en) * 2010-09-07 2012-03-15 Kone Corporation Elevator system
CN106081756A (zh) * 2016-08-28 2016-11-09 韩斌 一种基于移动终端的电梯智能运行系统
JP6039027B1 (ja) * 2015-09-07 2016-12-07 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP2018095439A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 株式会社東芝 エレベータ呼び出しシステム
KR20180104697A (ko) * 2016-04-05 2018-09-21 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 엘리베이터 시스템
CN108840185A (zh) * 2018-09-05 2018-11-20 乐思灯具(上海)有限公司 一种电梯控制系统及电梯控制方法
CN109678017A (zh) * 2018-12-29 2019-04-26 重庆大学 一种基于蓝牙通信的智能呼梯方法
CN110203782A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 奥的斯电梯公司 用于阻断和过滤错误自动电梯呼叫的方法
JP6669328B1 (ja) * 2019-06-05 2020-03-18 三菱電機株式会社 携帯端末
CN112141831A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 东芝电梯株式会社 电梯的群管理系统
CN113928946A (zh) * 2021-12-02 2022-01-14 北京房地天宇特种设备安装工程有限公司 一种电梯运行安全辅助方法、系统及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240583B2 (ja) * 1984-11-28 1990-09-12 Fuji Tetsuku Kk
JPH05278962A (ja) * 1992-04-03 1993-10-26 Fujita Corp エレべータの操作装置
JP2000143106A (ja) * 1998-11-05 2000-05-23 Hitachi Ltd エレベータ制御システム
JP2001206649A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Shimizu Corp 携帯発信機信号を利用したエレベータ運行管理システム
JP2005280906A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Toshiba Elevator Co Ltd 携帯端末およびエレベータシステム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240583B2 (ja) * 1984-11-28 1990-09-12 Fuji Tetsuku Kk
JPH05278962A (ja) * 1992-04-03 1993-10-26 Fujita Corp エレべータの操作装置
JP2000143106A (ja) * 1998-11-05 2000-05-23 Hitachi Ltd エレベータ制御システム
JP2001206649A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Shimizu Corp 携帯発信機信号を利用したエレベータ運行管理システム
JP2005280906A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Toshiba Elevator Co Ltd 携帯端末およびエレベータシステム

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103313925A (zh) * 2010-09-07 2013-09-18 通力股份公司 电梯系统
US9327940B2 (en) 2010-09-07 2016-05-03 Kone Corporation Elevator system providing an energy saving mode
WO2012032214A1 (en) * 2010-09-07 2012-03-15 Kone Corporation Elevator system
JP6039027B1 (ja) * 2015-09-07 2016-12-07 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP2017052581A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
KR20180104697A (ko) * 2016-04-05 2018-09-21 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 엘리베이터 시스템
KR102144856B1 (ko) * 2016-04-05 2020-08-14 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 엘리베이터 시스템
CN106081756A (zh) * 2016-08-28 2016-11-09 韩斌 一种基于移动终端的电梯智能运行系统
CN106081756B (zh) * 2016-08-28 2019-01-15 徐州物应电子商务有限公司 一种基于移动终端的电梯智能运行系统
JP2018095439A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 株式会社東芝 エレベータ呼び出しシステム
CN110203782A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 奥的斯电梯公司 用于阻断和过滤错误自动电梯呼叫的方法
CN108840185A (zh) * 2018-09-05 2018-11-20 乐思灯具(上海)有限公司 一种电梯控制系统及电梯控制方法
CN109678017A (zh) * 2018-12-29 2019-04-26 重庆大学 一种基于蓝牙通信的智能呼梯方法
JP6669328B1 (ja) * 2019-06-05 2020-03-18 三菱電機株式会社 携帯端末
WO2020245938A1 (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 三菱電機株式会社 エレベータのかご側無線通信装置、エレベータシステムおよび携帯端末
CN112141831A (zh) * 2019-06-27 2020-12-29 东芝电梯株式会社 电梯的群管理系统
CN112141831B (zh) * 2019-06-27 2023-02-17 东芝电梯株式会社 电梯的群管理系统
CN113928946A (zh) * 2021-12-02 2022-01-14 北京房地天宇特种设备安装工程有限公司 一种电梯运行安全辅助方法、系统及装置
CN113928946B (zh) * 2021-12-02 2023-10-31 北京房地天宇特种设备安装工程有限公司 一种电梯运行安全辅助方法、系统及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5283162B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5283162B2 (ja) エレベータケージの運行制御方法およびそのシステム
JP4516072B2 (ja) エレベータ呼び登録システム
JP6321124B1 (ja) エレベータシステム
US8813917B2 (en) Method and system for limiting access rights within a building
FI119105B (fi) Hissijärjestelmä
KR101232020B1 (ko) 엘리베이터의 그룹 관리 장치
CN110116945B (zh) 电梯系统
CN107851349B (zh) 具有电梯系统的建筑物中需要疏散的楼层的顺序
RU2438960C2 (ru) Способ направления пользователя к лифтовой установке
JP6570047B1 (ja) エレベータシステム
US20120118677A1 (en) controlling an elevator installation
US20210179386A1 (en) Elevator trip planning based on destinations and activity parameters
JP2016037366A (ja) エレベーターの呼び登録システム
CN112638804B (zh) 电梯系统
JP4757465B2 (ja) エレベータシステム
CN113213281B (zh) 电梯系统
CN112047208B (zh) 电梯的运行控制系统、电梯系统以及电梯的运行控制方法
JP6747380B2 (ja) 携帯端末、プログラム、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム
JP6016758B2 (ja) エレベータ制御システム
JP2013112515A (ja) エレベータの群管理システム
KR102571991B1 (ko) 엘리베이터의 제어 시스템
KR20180044078A (ko) 스마트 엘리베이터 시스템
JPH01226681A (ja) エレベータの群管理制御装置
RU2341439C2 (ru) Устройство и способ связи пассажира с транспортером
KR100554918B1 (ko) 엘리베이터용 목적층 예약장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5283162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees