JP2009273335A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】突入電流および高調波電流を抑制しながらも部品点数を削減可能な電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置1は、第1のチョークコイルL1と、該コイルよりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルL2とが同一のコアに巻回されたコイル部品Lと、接続モードを、第1のチョークコイルL1を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる第1接続モードと、第2のチョークコイルL2を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる第2接続モードとに切り替えるリレーRLと、出力電圧Voutの多寡を検出する電圧検知手段4とを備える。リレーRLは、受電を開始した直後は、接続モードを第2接続モードに設定する。そして、スイッチング電源回路4が起動して出力電圧Voutが所定値を超えたことが検知されると、接続モードを第2接続モードから第1接続モードに切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】電源装置1は、第1のチョークコイルL1と、該コイルよりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルL2とが同一のコアに巻回されたコイル部品Lと、接続モードを、第1のチョークコイルL1を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる第1接続モードと、第2のチョークコイルL2を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる第2接続モードとに切り替えるリレーRLと、出力電圧Voutの多寡を検出する電圧検知手段4とを備える。リレーRLは、受電を開始した直後は、接続モードを第2接続モードに設定する。そして、スイッチング電源回路4が起動して出力電圧Voutが所定値を超えたことが検知されると、接続モードを第2接続モードから第1接続モードに切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は電源装置に関し、特に、電源投入時に流れる突入電流を抑制するとともに、チョークコイルを用いて高調波電流対策を行う電源装置に関する。
電源装置は従来から種々のものがあるが、例えば、電源投入時に流れる過大な電流(突入電流)を抑制するとともに、チョークコイルを用いて高調波電流対策を行うものが知られている。
このような電源装置の一例を図7に示す。電源装置1’において、受電した交流電源電圧Vinは、サーキットブレーカーB1、B2およびヒューズF1、F2を通じて整流回路2に入力される。整流回路2に入力された交流電源電圧Vinは、整流回路2において整流され、高調波電流を抑制するためのチョークコイルL’と平滑コンデンサCとを介して直流の出力電圧Voutとなって出力される。出力電圧Voutは、適宜スイッチング電源回路3で昇圧/降圧されてから出力される場合もある(図8参照)。
このような電源装置の一例を図7に示す。電源装置1’において、受電した交流電源電圧Vinは、サーキットブレーカーB1、B2およびヒューズF1、F2を通じて整流回路2に入力される。整流回路2に入力された交流電源電圧Vinは、整流回路2において整流され、高調波電流を抑制するためのチョークコイルL’と平滑コンデンサCとを介して直流の出力電圧Voutとなって出力される。出力電圧Voutは、適宜スイッチング電源回路3で昇圧/降圧されてから出力される場合もある(図8参照)。
また、電源装置1’、1”は、突入電流を抑制するための突入電流抑制抵抗Rpと、これに並列に接続されるリレーRLを備える。突入電流抑制抵抗RpおよびリレーRLは、整流回路2と平滑コンデンサCとの間に備えられる。リレーRLは制御コイルとスイッチとからなり、制御コイルに励磁電流を流すとスイッチが閉じて導通状態となる。
リレーRLは、交流電源投入時は開放状態であり、突入電流が突入電流抑制抵抗Rpを流れた後に閉じた状態(導通状態)とされる。すなわち、リレーRLの制御コイルに励磁電流が流れてスイッチが閉じ、突入電流抑制抵抗Rpの両端をショートする。これにより、電源投入時に過大な電流が流れるのを防止しながらも、定常時に突入電流抑制抵抗Rpを介して交流電源電圧が投入されるのを回避することが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−107734号公報
しかしながら、図7および図8に示す電源装置1’、1”では、高周波電流対策を行いながら突入電流を抑制するために、チョークコイルのほか、新たに突入電流抑制抵抗と、リレー等の切替手段の少なくとも3点の部品が必要となり、部品点数を削減する要請に反していた。
また、電源装置1’、1”では、例えば電源装置が待機状態にある場合でも励磁電流を流し続けており、リレーにおいて電力損失が発生(待機電力が発生)していた。
また、電源装置1’、1”では、例えば電源装置が待機状態にある場合でも励磁電流を流し続けており、リレーにおいて電力損失が発生(待機電力が発生)していた。
そこで、本発明は、突入電流および高調波電流を抑制しながらも部品点数を削減することができる電源装置を提供することを第1の課題とする。
また、本発明は、リレーにおける待機電力を削減することができる電源装置を提供することを第2の課題とする。
また、本発明は、リレーにおける待機電力を削減することができる電源装置を提供することを第2の課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電源装置の第1態様は、受電した交流電源電圧を整流および平滑して得た直流電圧をスイッチング電源回路に入力し、所定の出力電圧を前記スイッチング電源回路から負荷回路に向けて出力する電源装置であって、前記スイッチング電源回路の入力側に直列に挿入され、第1のチョークコイルと、前記第1のチョークコイルよりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルとが同一のコアに巻回されたコイル部品と、接続モードを、前記スイッチング電源回路の入力側に前記第1のチョークコイルを接続して該第1のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる第1接続モードと、前記スイッチング電源回路の入力側に前記第2のチョークコイルを接続して該第2のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる第2接続モードとに切り替えるモード切替手段と、前記スイッチング電源回路の出力側に設けられ、前記出力電圧の多寡を検出する電圧検知手段とを備え、前記モード切替手段は、前記交流電源電圧の受電を開始した直後においては、接続モードを前記第2接続モードに設定し、前記スイッチング電源回路が起動して前記電圧検知手段によって前記出力電圧が所定値を超えたことが検知されると、接続モードを前記第2接続モードから前記第1接続モードに切り替えることを特徴としている。
上記構成によれば、第1のチョークコイルと該第1のチョークコイルよりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルとが互いに同一のコアに巻回されている。そして、交流電源電圧の受電を開始した直後においては、接続モードが、スイッチング電源回路の入力側に第2のチョークコイルが接続されて該第2のチョークコイルを通じて受電電圧がスイッチング電源回路に入力される第2接続モードに設定されるので、突入電流抑制抵抗をスイッチング電源回路の入力側に接続するのと同様に突入電流を抑制する効果を得ることができる。さらに、スイッチング電源回路が起動した後に、電圧検知手段によって出力電圧が所定の電圧値を超えたことが検知されると、第2接続モードに替えて、スイッチング電源回路の入力側に第1のチョークコイルが接続されて該第1のチョークコイルを通じて受電電圧がスイッチング電源回路に入力される第1接続モードに切り替えられる。
これにより、高周波電流対策を行いながらも定常時にインピーダンスの高い第2のチョークコイルに交流電源電圧が投入されるのを回避することができる。しかも、突入電流を抑制するために、突入電流抑制抵抗のような新たな部品を追加することなく、従来から高周波電流対策を行うために必要とされていたコイル部品に改良を施すだけで足りる。すなわち、第1および第2のチョークコイルを互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路の入力側に直列に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
これにより、高周波電流対策を行いながらも定常時にインピーダンスの高い第2のチョークコイルに交流電源電圧が投入されるのを回避することができる。しかも、突入電流を抑制するために、突入電流抑制抵抗のような新たな部品を追加することなく、従来から高周波電流対策を行うために必要とされていたコイル部品に改良を施すだけで足りる。すなわち、第1および第2のチョークコイルを互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路の入力側に直列に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
ここで、第1のチョークコイルよりも第2のチョークコイルのインピーダンスを簡易かつ確実に高くするために、前記第1および第2のチョークコイルは同一巻数に巻回され、前記第2のチョークコイルを構成する巻線の線径を、前記第1のチョークコイルを構成する巻線の線径よりも細く構成することが好ましい。
また、本発明に係る電源装置の第2態様は、受電した交流電源電圧を整流および平滑して得た直流電圧をスイッチング電源回路に入力し、所定の出力電圧を前記スイッチング電源回路から負荷回路に向けて出力する電源装置であって、前記スイッチング電源回路の入力側に直列に挿入され、2つのチョークコイルが互いに同一のコアに、かつ同一の巻数で巻回されたコイル部品と、接続モードを、前記スイッチング電源回路の入力側に前記2つのチョークコイルの片方を接続して該片方のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる片コイル接続モードと、前記スイッチング電源回路の入力側に前記2つのチョークコイルの両方を接続して該両方のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる両コイル接続モードとに切り替えるモード切替手段と、前記スイッチング電源回路の出力側に設けられ、前記出力電圧の多寡を検出する電圧検知手段とを備え、前記モード切替手段は、前記交流電源電圧の受電を開始した直後においては、接続モードを前記片コイル接続モードに設定し、前記スイッチング電源回路が起動して前記電圧検知手段によって前記出力電圧が所定値を超えたことが検知されると、接続モードを前記片コイル接続モードから前記両コイル接続モードに切り替えることを特徴としている。
上記構成によれば、第1態様に係る電源装置と同様の作用効果が得られる。すなわち、2つのチョークコイルが同一のコアに、かつ同一の巻数で巻回されている。そして、交流電源電圧の受電を開始した直後においては、接続モードが、スイッチング電源回路の入力側に2つのチョークコイルの片方が接続されて該片方のチョークコイルを通じて受電電圧がスイッチング電源回路に入力される片コイル接続モードに設定されるので、突入電流抑制抵抗と同様に突入電流を抑制する効果を得ることができる。さらに、スイッチング電源回路が起動した後に、電圧検知手段によって所定の電圧値を超えたことが検知されると、片コイル接続モードに替えて、スイッチング電源回路の入力側に2つのチョークコイルの両方が接続されて該両方のチョークコイルを通じて受電電圧がスイッチング電源回路に入力される両コイル接続モードに切り替えられる。
これにより、高周波電流対策を行いながらも定常時に比較的高インピーダンスのチョークコイルに交流電源電圧が投入されるのを回避することができる。しかも、突入電流を抑制するために、突入電流抑制抵抗のような新たな部品を追加することなく、従来から高周波電流対策を行うために必要とされていたコイル部品に改良を施すだけで足りる。すなわち、2つのチョークコイルを互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路の入力側に直列に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
これにより、高周波電流対策を行いながらも定常時に比較的高インピーダンスのチョークコイルに交流電源電圧が投入されるのを回避することができる。しかも、突入電流を抑制するために、突入電流抑制抵抗のような新たな部品を追加することなく、従来から高周波電流対策を行うために必要とされていたコイル部品に改良を施すだけで足りる。すなわち、2つのチョークコイルを互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路の入力側に直列に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
ここで、第1および第2態様に係る電源装置における前記モード切替手段は、好ましくは、制御コイルと、該制御コイルにより電磁的に切替制御されるスイッチとを含むリレーであり、前記電圧検知手段によって前記出力電圧が所定値を超えたことが検知されると、前記電圧検知手段から前記制御コイルに励磁電流が流れ、前記スイッチが切り替えられるように構成されている。
また、装置外部から前記電圧検知手段に入力される外部信号によって、前記制御コイルに流れる励磁電流が強制的にオフされるように構成すると、前記リレーにおける消費電力を削減することができる。ここで、前記外部信号が前記負荷回路から前記電圧検知手段に入力され、前記負荷回路が待機状態であることを示す待機信号であるときは、前記リレーにおける待機電力を削減することができる。
本発明に係る電源装置によれば、突入電流および高調波電流を抑制しながらも部品点数を削減することができる。
また、装置外部から外部信号(待機信号)を入力する場合には、リレーにおける待機電力を削減することもできる。
また、装置外部から外部信号(待機信号)を入力する場合には、リレーにおける待機電力を削減することもできる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電源装置の好ましい実施形態について説明する。
図1に、実施例1に係る電源装置を示す。電源装置1は、整流回路2と、スイッチング電源回路3と、電圧検知手段4とを備える。整流回路2とスイッチング電源回路3との間には、コイル部品Lが直列に挿入されるとともに、コイル部品Lの出力側に平滑コンデンサCが並列に接続されている。コイル部品Lは高調波電流を抑制し、平滑コンデンサCは整流回路2で整流された後の電圧を平滑する。
この電源装置1において、受電した交流電源電圧Vinは、サーキットブレーカーB1、B2およびヒューズF1、F2を通って整流回路2に入力される。整流回路2に入力された交流電源電圧Vinは、整流回路2において整流され、コイル部品Lと平滑コンデンサCとを介して直流電圧となる。スイッチング電源回路3は平滑コンデンサCからの直流電圧を適宜昇圧/降圧し、直流の出力電圧Voutとして不図示の負荷回路に出力する。
図2は、コイル部品Lの側断面図である。コイル部品Lは、コア11a、bと、コア11aの中足を包囲するように取付けられた鍔付円筒状のボビン13と、ボビン13の筒軸回りに巻回された、第1のチョークコイルL1と第2のチョークコイルL2とを有する。なお、符号14はコア11aと11bの間に設けられたギャップを示し、コア11a、bの両サイドに配置される符号12は、コア11aと11bとを締付けている絶縁テープを示している。また、第1のチョークコイルL1と第2のチョークコイルL2の両端部はそれぞれ、所定の引出し端子15に絡げて半田付けされている。
図2に示すように、コイル部品Lは、第1のチョークコイルL1と、第2のチョークコイルL2とが同一のコア11に巻回されてなる。このうち、第1のチョークコイルL1は低インピーダンスとなるように比較的太い巻線(約φ0.8mmのエナメル線)で構成され、第2のチョークコイルL2は第1のチョークコイルL1よりも高インピーダンスとなるように比較的細い巻線(約φ0.2mmのエナメル線)で構成される。本実施例における第1のチョークコイルL1および第2のチョークコイルL2のインピーダンス(DC時)は、それぞれ、0.23Ω、3.68Ωである。また、本実施例において、第1のチョークコイルL1と、第2のチョークコイルL2とは互いに同一の巻数でコアに巻回されている。
コイル部品LにはリレーRL(“モード切替手段”に相当)が接続され、スイッチング電源回路3の入力側に第1のチョークコイルL1を接続して該第1のチョークコイルL1を通じて受電電圧(整流回路2で整流した後の交流電源電圧)をスイッチング電源回路3に入力させる第1接続モードと、スイッチング電源回路3の入力側に第2のチョークコイルL2を接続して該第2のチョークコイルL2を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる第2接続モードとの間で接続モードを選択的に切り替えることが可能となっている。
すなわち、交流電源投入直後(交流電源電圧Vinの受電を開始した直後)は第2接続モードが選択され、整流回路2とスイッチング電源回路3との間に第2のチョークコイルL2が介挿される。これにより、第2のチョークコイルL2が有する高いインピーダンスによって突入電流が抑制される。そして、スイッチング電源回路3が起動し、スイッチング電源回路3から出力電圧Voutが負荷回路に向けて出力され、電圧検知手段4によって所定の電圧を超えたことが検知されると、リレーRLによって接続モードが第2接続モードから第1接続モードに切り替えられ、整流回路2とスイッチング電源回路3との間に第1のチョークコイルL1が介挿される。これにより、高周波電流を阻止しながらもコイル部品Lにおいて電力損失の発生が抑制される。なお、インピーダンスが高い第2のチョークコイルL2は、電源装置1の動作には何ら寄与しない。
図1に示すように、リレーRLは、制御コイルLmと該制御コイルLmにより電磁的に切替制御されるスイッチSWとからなる。スイッチSWは、通常、第2のチョークコイルL2側に接続されているが、制御コイルLmに所定の励磁電流が流れると第1のチョークコイルL1側に接続される。すなわち、制御コイルLmに励磁電流が流れているときは、接続モードが第1接続モードに設定され、それ以外のときは第2接続モードに設定される。
スイッチング電源回路3の出力側には電圧検知手段4が備えられ、出力電圧Voutの多寡に応じてスイッチSWの切り替え(制御コイルLmに対する励磁電流の発生の有無)が制御される。電圧検知手段4は、トランジスタTrおよびベース電流制限抵抗Rからなり、制御コイルLmは、トランジスタTrのコレクタとスイッチング電源回路3の高電位側出力との間に接続される。トランジスタTrのエミッタは、スイッチング電源回路3の低電位側出力に接続される。また、ベース電流制限抵抗Rは、トランジスタTrのベースとスイッチング電源回路3の高電位側出力との間に接続される。
本実施例に係る電源装置1の動作は、図3に示す通りである。
時間T1において交流電源電圧Vinが投入されると(図3(A)参照)、インピーダンスが高く、突入電流を抑制可能な第2のチョークコイルL2を介して平滑コンデンサCの充電が開始される。そして、スイッチング電源回路3は、平滑コンデンサCの直流電圧を適宜昇圧/降圧して出力電圧Voutを出力する。図3(B)に示すように、出力電圧Voutは所定の電圧値に向かって緩やかに上昇する。すなわち、交流電源電圧Vinが投入されてから、スイッチング電源回路3が起動して所定の出力電圧が出力されるまでには、ある程度の時間を要する。そのため、スイッチング電源回路3から所定の出力電圧が出力されるまでに突入電流の発生は終了している。
時間T1において交流電源電圧Vinが投入されると(図3(A)参照)、インピーダンスが高く、突入電流を抑制可能な第2のチョークコイルL2を介して平滑コンデンサCの充電が開始される。そして、スイッチング電源回路3は、平滑コンデンサCの直流電圧を適宜昇圧/降圧して出力電圧Voutを出力する。図3(B)に示すように、出力電圧Voutは所定の電圧値に向かって緩やかに上昇する。すなわち、交流電源電圧Vinが投入されてから、スイッチング電源回路3が起動して所定の出力電圧が出力されるまでには、ある程度の時間を要する。そのため、スイッチング電源回路3から所定の出力電圧が出力されるまでに突入電流の発生は終了している。
出力電圧Voutがある程度(所定の出力電圧)まで上昇すると(時間T2)、ベース電流制限抵抗Rを通ってトランジスタTrにベース電流が流れ、トランジスタTrがONする。これとともに、リレーRLの制御コイルLmに励磁電流が流れ(図3(C)参照)、スイッチSWはインピーダンスが低い第1のチョークコイルL1側に切り替わり、電源装置1全体としての起動が完了する。
以上のように、本発明に係る電源装置1では、互いにインピーダンスの異なる2つのチョークコイルL1、L2を同一のコアに巻回してなるコイル部品LとリレーRLを用いて、交流電源電圧Vinの受電を開始した直後は、比較的インピーダンスの高い第2のチョークコイルL2をスイッチング電源回路3の入力側に挿入させ、スイッチング電源回路3が起動して該スイッチング電源回路3から所定の出力電圧が出力された後(電圧検知手段4により出力電圧Voutが所定値を超えたことが検知された後)は、比較的インピーダンスの高い第1のチョークコイルL1をスイッチング電源回路3の入力側に挿入させている。
したがって、本発明に係る電源装置1によれば、突入電流を抑制しながらも、定常時におけるコイル部品Lにおける電力損失の発生を低減しつつ高周波電流対策を行うことができる。しかも、突入電流抑制抵抗Rpのような新たな部品を追加することなく、第1および第2のチョークコイルL1、L2を互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路3の入力側に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
また、本発明に係る電源装置1によれば、突入電流発生後の第1のチョークコイルL1と第2のチョークコイルL2の切り替えを、スイッチング電源回路3が起動して出力電圧Voutが所定の電圧値まで上昇する時間を利用して行っているので、チョークコイルを切り替えるための時間を専用に用意する必要がなく、かつ電圧検知手段4により出力電圧Voutを検知するという簡易な回路で切り替えを行うことができる。
したがって、本発明に係る電源装置1によれば、突入電流を抑制しながらも、定常時におけるコイル部品Lにおける電力損失の発生を低減しつつ高周波電流対策を行うことができる。しかも、突入電流抑制抵抗Rpのような新たな部品を追加することなく、第1および第2のチョークコイルL1、L2を互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路3の入力側に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
また、本発明に係る電源装置1によれば、突入電流発生後の第1のチョークコイルL1と第2のチョークコイルL2の切り替えを、スイッチング電源回路3が起動して出力電圧Voutが所定の電圧値まで上昇する時間を利用して行っているので、チョークコイルを切り替えるための時間を専用に用意する必要がなく、かつ電圧検知手段4により出力電圧Voutを検知するという簡易な回路で切り替えを行うことができる。
次に、図4を参照して、実施例2に係る電源装置について説明する。
電源装置1によって電力供給され得る負荷回路(不図示)には種々のものがある。例えば、負荷回路が複写機であり、複写機が待機状態(節電モード等の、印刷等の処理を行っていない低消費電力状態)となっている場合には、コイル部品Lにはほとんど電流は流れない。したがって、この場合は、コイル部品Lにおける電力損失は無視できる程度である。しかしながら、実施例1に係る電源装置では、スイッチング電源回路3から所定の出力電圧が出力された後は、第1接続モードとなって制御コイルLmに励磁電流が流れ続けており、リレーRLにおいて電力損失が発生してしまう。
電源装置1によって電力供給され得る負荷回路(不図示)には種々のものがある。例えば、負荷回路が複写機であり、複写機が待機状態(節電モード等の、印刷等の処理を行っていない低消費電力状態)となっている場合には、コイル部品Lにはほとんど電流は流れない。したがって、この場合は、コイル部品Lにおける電力損失は無視できる程度である。しかしながら、実施例1に係る電源装置では、スイッチング電源回路3から所定の出力電圧が出力された後は、第1接続モードとなって制御コイルLmに励磁電流が流れ続けており、リレーRLにおいて電力損失が発生してしまう。
そこで、本実施例に係る電源装置1は待機信号入力端子5を追加的に備える。待機信号入力端子5は、トランジスタTrのベース、および不図示の負荷回路(例えば、複写機)に接続される。待機信号入力端子5には、負荷回路から待機時に“Lowレベル”となるような信号(以下、“待機信号”という)が入力される。
待機信号入力端子5に“Lowレベル”の待機信号が入力されると、ベース電流制限抵抗Rを通ってトランジスタTrのベースに流れていた電流が待機信号入力端子5を通じて負荷回路に流れ込むようになる。このため、トランジスタTrはOFFし、制御コイルLmに励磁電流は流れなくなる。これにより、出力電圧Voutの多寡に関係なくリレーRLが強制的にオフされ、第2接続モードに設定される。
結局、実施例2に係る電源装置1によれば、実施例1に係る電源装置と同様に突入電流抑制抵抗Rpを備えることなく突入電流を抑制することができる。さらに、“Lowレベル”の待機信号が入力された際に制御コイルLmの励磁電流を強制的に流れないようにし、リレーRLにおける電力損失(待機電力)を削減することができる。
次に、図5を参照して、実施例3に係る電源装置について説明する。
この実施例3が実施例1、2と異なる点は、以下の点である。すなわち、実施例1、2では、第1のチョークコイルL1をスイッチング電源回路3の入力側に挿入した状態(第1接続モード)と、第2のチョークコイルL2をスイッチング電源回路3の入力側に挿入した状態(第2接続モード)との間で接続モードを切り替えていた。これに対し、本実施例では、スイッチング電源回路3の入力側に2つのチョークコイルL3、L4のうちの片方(例えば、L4)を接続して、その片方のチョークコイルL4を通じて受電電圧(整流回路2で整流した後の交流電源電圧)をスイッチング電源回路3に入力させる片コイル接続モードと、スイッチング電源回路3の入力側に2つのチョークコイルL3、L4の両方を接続して両チョークコイルL3、L4を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる両コイル接続モードとの間で接続モードを切り替えている。
この実施例3が実施例1、2と異なる点は、以下の点である。すなわち、実施例1、2では、第1のチョークコイルL1をスイッチング電源回路3の入力側に挿入した状態(第1接続モード)と、第2のチョークコイルL2をスイッチング電源回路3の入力側に挿入した状態(第2接続モード)との間で接続モードを切り替えていた。これに対し、本実施例では、スイッチング電源回路3の入力側に2つのチョークコイルL3、L4のうちの片方(例えば、L4)を接続して、その片方のチョークコイルL4を通じて受電電圧(整流回路2で整流した後の交流電源電圧)をスイッチング電源回路3に入力させる片コイル接続モードと、スイッチング電源回路3の入力側に2つのチョークコイルL3、L4の両方を接続して両チョークコイルL3、L4を通じて受電電圧をスイッチング電源回路3に入力させる両コイル接続モードとの間で接続モードを切り替えている。
すなわち、本実施例では、片方のチョークコイル(例えば、L4)のみが接続されて相対的に高いインピーダンスを有するコイル部品Lがスイッチング電源回路3の入力側に挿入された状態(片コイル接続モード)と、2つのチョークコイルL3、L4が並列に接続されて相対的に低いインピーダンスを有するコイル部品Lがスイッチング電源回路3の入力側に挿入された状態(両コイル接続モード)とが切り替え可能となっている。
なお、2つのチョークコイルL3、L4が同一のコアに巻回されている点は、実施例1、2と同様である。また、2つのチョークコイルL3、L4は同一の巻数でコアに巻回されていることを要するが、線径は同一であるかどうかは問わない。
なお、2つのチョークコイルL3、L4が同一のコアに巻回されている点は、実施例1、2と同様である。また、2つのチョークコイルL3、L4は同一の巻数でコアに巻回されていることを要するが、線径は同一であるかどうかは問わない。
本実施例では、交流電源電圧Vinの受電を開始した直後は、接続モードが片コイル接続モードに設定され、スイッチング電源回路3が起動して該スイッチング電源回路3から所定の出力電圧が出力された後(電圧検知手段4により出力電圧Voutが所定値を超えたことが検知された後)は、接続モードが片コイル接続モードから両コイル接続モードに切り替えられる。
したがって、本実施例に係る電源装置1によれば、実施例1、2と同様に、突入電流を抑制しながらも、定常時におけるコイル部品Lにおける電力損失の発生を低減しつつ高周波電流対策を行うことができる。しかも、突入電流抑制抵抗Rpのような新たな部品を追加することなく、2つのチョークコイルL3、L4を互いに同一のコアに巻回したコイル部品をスイッチング電源回路3の入力側に挿入すれば足りるので、部品点数を削減することができる。
また、本実施例に係る電源装置1においても、待機信号入力端子5に“Lowレベル”の待機信号が入力されると、出力電圧Voutの多寡に関係なく、リレーRL強制的にオフされ、リレーRLにおける待機電力を削減することができる。
また、本実施例に係る電源装置1においても、待機信号入力端子5に“Lowレベル”の待機信号が入力されると、出力電圧Voutの多寡に関係なく、リレーRL強制的にオフされ、リレーRLにおける待機電力を削減することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更を行うことが可能である。例えば、図6に示すように、高調波電流を抑制するコイル部品Lを整流回路2の交流電源電圧入力側に設けても、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例1、2では、第1のチョークコイルL1と第2のチョークコイルL2とを互いに同一の巻数でコアに巻回しているが、これに限定されず、互いに異なる巻数としてもよい。要は、第1のチョークコイルL1と該第1のチョークコイルL1よりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルL2とが同一のコアに巻回されていればよい。
また、上記実施例1、2では、第1のチョークコイルL1と第2のチョークコイルL2とを互いに同一の巻数でコアに巻回しているが、これに限定されず、互いに異なる巻数としてもよい。要は、第1のチョークコイルL1と該第1のチョークコイルL1よりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルL2とが同一のコアに巻回されていればよい。
1 電源装置
2 整流回路
3 スイッチング電源回路
4 電圧検知手段
5 待機信号入力端子
B1、2 サーキットブレーカー
F1、2 ヒューズ
C 平滑コンデンサ
L コイル部品
L1 第1のチョークコイル
L2 第2のチョークコイル
L3、4 チョークコイル
Lm 制御コイル
R ベース電流制限抵抗
Rp 突入電流抑制抵抗
RL リレー(モード切替手段)
Tr トランジスタ
2 整流回路
3 スイッチング電源回路
4 電圧検知手段
5 待機信号入力端子
B1、2 サーキットブレーカー
F1、2 ヒューズ
C 平滑コンデンサ
L コイル部品
L1 第1のチョークコイル
L2 第2のチョークコイル
L3、4 チョークコイル
Lm 制御コイル
R ベース電流制限抵抗
Rp 突入電流抑制抵抗
RL リレー(モード切替手段)
Tr トランジスタ
Claims (6)
- 受電した交流電源電圧を整流および平滑して得た直流電圧をスイッチング電源回路に入力し、所定の出力電圧を前記スイッチング電源回路から負荷回路に向けて出力する電源装置であって、
前記スイッチング電源回路の入力側に直列に挿入され、第1のチョークコイルと、前記第1のチョークコイルよりもインピーダンスが高い第2のチョークコイルとが同一のコアに巻回されたコイル部品と、
接続モードを、前記スイッチング電源回路の入力側に前記第1のチョークコイルを接続して該第1のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる第1接続モードと、前記スイッチング電源回路の入力側に前記第2のチョークコイルを接続して該第2のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる第2接続モードとに切り替えるモード切替手段と、
前記スイッチング電源回路の出力側に設けられ、前記出力電圧の多寡を検出する電圧検知手段と、
を備え、
前記モード切替手段は、前記交流電源電圧の受電を開始した直後においては、接続モードを前記第2接続モードに設定し、前記スイッチング電源回路が起動して前記電圧検知手段によって前記出力電圧が所定値を超えたことが検知されると、接続モードを前記第2接続モードから前記第1接続モードに切り替えることを特徴とする電源装置。 - 前記第1および第2のチョークコイルは同一巻数に巻回され、前記第2のチョークコイルを構成する巻線の線径は、前記第1のチョークコイルを構成する巻線の線径よりも細いことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 受電した交流電源電圧を整流および平滑して得た直流電圧をスイッチング電源回路に入力し、所定の出力電圧を前記スイッチング電源回路から負荷回路に向けて出力する電源装置であって、
前記スイッチング電源回路の入力側に直列に挿入され、2つのチョークコイルが互いに同一のコアに、かつ同一の巻数で巻回されたコイル部品と、
接続モードを、前記スイッチング電源回路の入力側に前記2つのチョークコイルの片方を接続して該片方のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる片コイル接続モードと、前記スイッチング電源回路の入力側に前記2つのチョークコイルの両方を接続して該両方のチョークコイルを通じて受電電圧を前記スイッチング電源回路に入力させる両コイル接続モードとに切り替えるモード切替手段と、
前記スイッチング電源回路の出力側に設けられ、前記出力電圧の多寡を検出する電圧検知手段と、
を備え、
前記モード切替手段は、前記交流電源電圧の受電を開始した直後においては、接続モードを前記片コイル接続モードに設定し、前記スイッチング電源回路が起動して前記電圧検知手段によって前記出力電圧が所定値を超えたことが検知されると、接続モードを前記片コイル接続モードから前記両コイル接続モードに切り替えることを特徴とする電源装置。 - 前記モード切替手段は、制御コイルと、該制御コイルにより電磁的に切替制御されるスイッチとを含むリレーであり、前記電圧検知手段によって前記出力電圧が所定値を超えたことが検知されると、前記電圧検知手段から前記制御コイルに励磁電流が流れ、前記スイッチが切り替えられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電源装置。
- 装置外部から前記電圧検知手段に入力される外部信号によって、前記制御コイルに流れる前記励磁電流が強制的にオフされることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
- 前記外部信号は、前記負荷回路から前記電圧検知手段に入力され、前記負荷回路が待機状態であることを示す待機信号であることを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124378A JP2009273335A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 電源装置 |
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JP2009273335A true JP2009273335A (ja) | 2009-11-19 |
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JP2008124378A Pending JP2009273335A (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 電源装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101877547A (zh) * | 2010-07-05 | 2010-11-03 | 艾默生网络能源有限公司 | 双电源供电的变换器 |
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-
2008
- 2008-05-12 JP JP2008124378A patent/JP2009273335A/ja active Pending
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