JP2009273327A - 電池内蔵機器と充電台 - Google Patents

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正一 遠矢
Yasunari Mizoguchi
康成 溝口
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栄治 薩摩
Kyozo Terao
恭三 寺尾
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Abstract

【課題】電池内蔵機器側に内蔵されるリチウムイオン電池の満充電付近での発熱を少なくして、効率よく充電する。
【解決手段】電池内蔵機器と充電台は、リチウムイオン電池60を内蔵する電池内蔵機器50と、この電池内蔵機器50をセットして充電する充電台10からなる。電池内蔵機器50は、受電コイル51に誘導される交流を直流に変換する充電回路52と、リチウムイオン電池60の電圧を検出して、電圧信号を充電台10に送信する送信器54を備える。充電台10は、送信器54から送信される信号を受信して電圧信号を検出する受信器14と、送電コイル11に交流電力を供給する高周波電源12とを備える。充電台10は、充電されるリチウムイオン電池60の電圧を、受信器14と送信器54を介して検出し、高周波電源12が、リチウムイオン電池60の電圧が設定電圧を超えないように制御しながらリチウムイオン電池60を充電する。
【選択図】図2

Description

本発明は、充電できる電池を内蔵する電池内蔵機器と、この電池内蔵機器に内蔵される電池を充電する充電台に関する。
電磁誘導の作用で電源コイルから誘導コイルに電力搬送して、内蔵電池を充電する充電台は開発されている。(特許文献1及び2参照)
特許文献1は、充電台に、高周波電源で励磁される電源コイルを内蔵し、パック電池には電源コイルに電磁結合される誘導コイルを内蔵する構造を記載する。さらに、パック電池は、誘導コイルに誘導される交流を整流し、これを電池に供給して充電する回路も内蔵する。この構造によると、充電台の上にパック電池を載せて、非接触状態でパック電池の電池を充電できる。
さらに、特許文献2は、電池内蔵機器の底部に電池を内蔵し、さらにその下方に二次側充電用アダプターを設けて、この二次側充電用アダプターに誘導コイルと充電回路を内蔵する構造を記載する。また、誘導コイルに電磁結合される電源コイルを充電台に設ける構造も記載する。充電台に二次側充電用アダプターを結合する電池内蔵機器を載せ、電源コイルから誘導コイルに電力搬送して、電池内蔵機器の電池を充電する。
特開平9−63655号公報 実用新案登録第3011829号
これらの公報に記載される電池内蔵機器と充電台は、電池内蔵機器を充電台にセットして、接点を介することなく、電池内蔵機器の電池を充電できる。この構造は、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等の電池のように、満充電するまで所定の電力で充電する電池を充電できるが、リチウムイオン電池のように、危険性回避のため一定電圧を絶対超えないように充電する充電電池においては、満充電に近づくと充電電流を徐々に減少させなければならない。送電電力を一定に保っていては、徐々に増加していく無効な磁束が渦電流となってケースその他を加熱してしまう。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池内蔵機器側に内蔵されるリチウムイオン電池の定電圧充電領域での不要な送電電力を削減して効率よく充電できる電池内蔵機器と充電台を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の電池内蔵機器と充電台は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
電池内蔵機器と充電台は、受電コイル51を内蔵し、この受電コイル51に誘導される電力で充電されるリチウムイオン電池60を内蔵する電池内蔵機器50、70、80と、この電池内蔵機器50、70、80をセットして電池内蔵機器50、70、80のリチウムイオン電池60を充電する充電台10、30、40とからなる。電池内蔵機器50、70、80は、受電コイル51に誘導される交流を整流してリチウムイオン電池60を充電する直流に変換する充電回路52と、充電されるリチウムイオン電池60の電圧を検出して、電圧信号を充電台10、30、40に送信する送信器54、74、84を備えている。充電台10、30、40は、電池内蔵機器50、70、80の送信器54、74、84から送信される信号を受信してリチウムイオン電池60の電圧信号を検出する受信器14、34、44と、この受信器14、34、44で検出される電圧信号に制御されて、送電コイル11に交流電力を供給してリチウムイオン電池60を設定電圧以下に制御しながら充電する高周波電源12とを備える。充電台10、30、40は、充電されるリチウムイオン電池60の電圧を、受信器14、34、44と送信器54、74、84を介して検出し、高周波電源12が、リチウムイオン電池60の電圧が設定電圧を超えないように制御しながらリチウムイオン電池60を充電する。
以上の構成は、リチウムイオン電池が満充電に近づくにしたがって、充電台から電池内蔵機器に供給される電力を少なくして、リチウムイオン電池を満充電できる。このため、充電台から電池内蔵機器に供給される電力でもってリチウムイオン電池を効率よく満充電できる。それは、充電台が電池内蔵機器に供給する電力を制御して、リチウムイオン電池を充電するからである。このため、電池内蔵機器側で無駄に電力を消費して、リチウムイオン電池の充電電力を制御する必要がなく、電池内蔵機器側における電池ケースの渦電流による発熱を少なくできる。電池内蔵機器側での発熱はリチウムイオン電池に悪い影響を与える。本発明は、充電台側で充電電力をコントロールして電池内蔵機器側の発熱を少なくして、リチウムイオン電池の温度上昇を少なくできる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、電池内蔵機器50の送信器54が、リチウムイオン電池60の電圧で搬送波を変調する変調回路55と、この変調回路55で変調された信号を電波として無線送信する送信アンテナ56とを備え、充電台10の受信器14が、送信器14から無線送信される電波を受信する受信アンテナ16と、その受信アンテナ16で受信される信号を復調して電圧信号を検出する受信回路15とを備えることができる。
この構造は、送信アンテナから受信アンテナに電波を送信して、リチウムイオン電池の電圧信号を充電台に伝送するので、送電コイルから受電コイルへの電力搬送に影響を与えることなく、充電台から電池内蔵機器に電力を搬送してリチウムイオン電池を充電できる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、電池内蔵機器70、80の送信器34、44が、受電コイル51と送電コイル11を介してリチウムイオン電池60の電圧信号を充電台30、40に伝送することができる。
この構造は、アンテナを設けることなく、リチウムイオン電池の電圧信号を電池内蔵機器から充電台に伝送できる。このため、回路構成を簡単にして、電池内蔵機器から充電台に安定してリチウムイオン電池の電圧信号を伝送できる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、電池内蔵機器の送信器84が、リチウムイオン電池60の電圧信号でオンオフに切り換えられるタイミングが制御され、かつ受電コイル51の出力側に接続してなるスイッチング素子86を備え、このスイッチング素子86がオンオフに切り換えられて、受電コイル51の負荷のインピーダンスを制御して、リチウムイオン電池60の電圧信号を充電台40に伝送することができる。
この構造は、送信器にスイッチング素子を設けて、これをオンオフに切り換える簡単な回路構成としながら、リチウムイオン電池の電圧信号を安定して充電台に伝送できる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、送信器84が、リチウムイオン電池60の電圧信号でスイッチング素子86をオンに切り換える周期、又はオン状態の時間幅を制御する制御回路85を備えることができる。
この構造は、スイッチング素子の周期や時間幅でリチウムイオン電池の電圧信号を伝送するので、簡単な回路構成として電圧信号を安定して充電台に伝送できる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、スイッチング素子86と直列に接続されるインピーダンス素子87を備え、スイッチング素子86とインピーダンス素子87との直列回路を受電コイル51に接続することができる。
この構造は、インピーダンス素子で受電コイルの出力側を短絡して、受電コイルの負荷インピーダンスを所定のタイミングで変更することで、リチウムイオン電池の電圧信号を安定して充電台に伝送できる。
さらにまた、本発明の電池内蔵機器と充電台は、インピーダンス素子87をコンデンサーとすることができる。
この構造は、交流的に短絡されるコンデンサーで、受電コイルの負荷を短絡することで、リチウムイオン電池60の電圧信号を安定して充電台に伝送できる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、送信器74が、リチウムイオン電池60の電圧信号で搬送波を変調する変調回路75を備え、この変調回路75で変調された搬送波を受電コイル51に供給すると共に、充電台30の受信器34は、受電コイル51から送電コイル11に伝送される搬送波を復調して電圧信号を検出する受信回路35を備えることができる。
この構造は、搬送波を介してリチウムイオン電池の電圧信号を安定して充電台に伝送できる。
さらに、本発明の電池内蔵機器と充電台は、電池内蔵機器50が脱着自在なパック電池61を備え、このパック電池61が、リチウムイオン電池60と、このリチウムイオン電池60を送電コイル11の交流磁界から磁気シールドするシールド層と、リチウムイオン電池60の充電回路52と、リチウムイオン電池60の電圧信号を充電台に送信する送信器54とを内蔵することができる。
この構造は、パック電池内の発熱を少なくしながら、パック電池のリチウムイオン電池を満充電できる。脱着できるパック電池を内蔵する電池内蔵機器は、パック電池の放熱がより難しい。それは、パック電池を小さくして電池内蔵機器に装着するからである。電池内蔵機器に内蔵されるリチウムイオン電池や充電回路は、パック電池に内蔵されるものに比較して放熱面積を大きくできることから、パック電池よりも容易に放熱が可能である。ただ、パック電池は、極めて小さくして、電池内蔵機器に装着されることから、大きな放熱面積を設けることができず、いかに発熱を少なくできるかが特に大切である。この電池内蔵機器と充電台は、パック電池内の発熱を少なくしながら、リチウムイオン電池を満充電できる。とくに、シールド層でもって送電コイルの交流磁界を磁気シールドしながらリチウムイオン電池を満充電でき、また、リチウムイオン電池が満充電に近づくにしたがって、充電台から電池内蔵機器に伝送する電力を少なくするので、シールド層の発熱や、これで磁気シールドされるリチウムイオン電池や回路基板の発熱も少なくしながら、リチウムイオン電池を満充電できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電池内蔵機器と充電台を例示するものであって、本発明は電池内蔵機器と充電台を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1は、リチウムイオン電池60を電源とする電池内蔵機器50、70、80と、この電池内蔵機器50、70、80をセットして、内蔵するリチウムイオン電池60を充電する充電台10、30、40とを示している。図2は本発明の第1の実施例である電池内蔵機器50と充電台10のブロック図を、図3は本発明の第2の実施例である電池内蔵機器70と充電台30のブロック図を、図4は本発明の第3の実施例である電池内蔵機器80と充電台40のブロック図をそれぞれ示している。
電池内蔵機器50、70、80は、充電台10、30、40の送電コイル11に電磁結合される受電コイル51と、この受電コイル51に誘導される交流を整流してリチウムイオン電池60を充電する直流に変換する充電回路52と、充電されるリチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する検出回路53と、この検出回路53で検出される電圧信号と電流信号と温度信号を充電台10、30、40に送信する送信器54、74、84を備えている。
充電回路52は、図示しないが、受電コイル51に誘導される交流を整流して直流に変換する整流回路と、整流回路で整流された脈流を平滑化するコンデンサーからなる平滑回路とを備える。リチウムイオン電池60は電圧と電流を制限しながら満充電されるが、この充電回路52は、リチウムイオン電池60を充電する電圧と電流を検出して、電圧と電流とで充電状態を制御しない。リチウムイオン電池60の充電電圧と充電電流は、充電台10、30、40の高周波電源12で制御される。
充電台10、30、40の高周波電源12がリチウムイオン電池60の充電を制御するために、電池内蔵機器50、70、80は、リチウムイオン電池60の状態を充電台10、30、40に伝送する送信器54、74、84を内蔵している。送信器54、74、84は、検出回路53で検出される電圧信号と電流信号と温度信号を充電台10、30、40の受信器14、34、44に伝送する。
検出回路53は、リチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する。電流を検出する回路は、リチウムイオン電池60と直列に接続している電流検出抵抗57の両端の電圧をアンプ(図示せず)で増幅する。アンプの出力電圧から充電電流が検出される。リチウムイオン電池60の温度を検出するために、リチウムイオン電池60に熱結合する温度センサ58を備える。温度センサ58は、サーミスタ等の温度によって電気抵抗が変化する素子で、電気抵抗を検出して電池温度が検出される。リチウムイオン電池60の電圧と、電流と、温度は、A/Dコンバータ59でデジタル信号に変換される。A/Dコンバータ59は、所定のサンプリング周期で順番に、電圧と電流と温度を繰り返しデジタル信号に変換して、電圧信号と、電流信号と、温度信号を送信器54、74、84に出力する。
充電台10、30、40は、電池内蔵機器50、70、80の送信器54、74、84から送信される信号を受信してリチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号を検出する受信器14、34、44と、この受信器14、34、44で検出される電圧信号と電流信号と温度信号に制御されて、送電コイル11に交流電力を供給してリチウムイオン電池60を設定電圧以下に制御しながら充電する高周波電源12を備えている。
受信器14で検出される電圧信号と、電流信号と、温度信号は、フィードバック回路17を介して高周波電源12を制御する。フィードバック回路17は、高周波電源12の出力をコントロールして、リチウムイオン電池60を定電圧定電流充電する。したがって、フィードバック回路17は、検出されるリチウムイオン電池60の電圧が設定値を超えないように高周波電源12の出力を制御する。たとえば、充電しているリチウムイオン電池60の電圧が設定値よりも高くなると、フィードバック回路17は高周波電源12の出力を減少させるように制御して、リチウムイオン電池60の電圧を低下させる。また、リチウムイオン電池60の電圧が設定値よりも低くなると、高周波電源12の出力を大きくするように制御して、リチウムイオン電池60の電圧を設定値となるように制御する。また、フィードバック回路17は、リチウムイオン電池60の充電電流も制御する。リチウムイオン電池60は、電圧を設定値よりも低い状態とする状態では定電流充電される。この状態で、充電電流が設定値よりも小さいと、フィードバック回路17は高周波電源12の出力を大きくなるように制御して、充電電流を設定値とする。反対に、充電電流が設定値よりも大きいと、充電電流が小さくなるように制御して、充電電流を設定値に制御する。さらに、フィードバック回路17は、リチウムイオン電池60の温度で充電電流を制御する。電池温度が最高温度よりも高くなり、あるいは最低温度よりも低くなると、充電電流を減少し、あるいは充電電流を遮断する。
高周波電源12は、DC/DCコンバータで、図示しないが、高周波トランスと直列に接続しているスイッチング素子をオンオフに切り換えるデューティーを制御して、出力をコントロールできる。スイッチング素子をオンに切り換えるタイミングを長くして、すなわちデューティーを大きくして出力を大きく、反対にデューティーを小さくして出力を小さく制御できる。
以下、図2ないし図4に基づいて、第1ないし第3の実施例の電池内蔵機器の送信器とと充電台の受信器について詳述する。
図2の電池内蔵機器50の送信器54は、電圧信号と電流信号と温度信号で搬送波を変調する変調回路55と、この変調回路55で変調された信号を電波として無線送信する送信アンテナ56とを備える。この送信器54は、搬送波を変調回路55で変調して、送信アンテナ56から電波として無線送信する。この送信器54は、検出回路53から順番に繰り返し入力される、リチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号で、搬送波を、たとえばASK変調して電波として送信アンテナ56から無線送信する。搬送波の周波数は、たとえば数MHz〜数GHzに設定される。送信器54の送信アンテナ56は、受電コイル51に接近して配設する。
さらに、図2の充電台10の受信器14は、送信器54から無線送信される電波を受信する受信アンテナ16と、この受信アンテナ16で受信される信号を復調して電圧信号と電流信号と温度信号を検出する受信回路15とを備える。この受信回路15は、図示しないが、受信アンテナ16で受信した信号から送信器54の搬送波を選択する同調回路と、この同調回路で選択して受信される搬送波を復調して、電圧信号と電流信号と温度信号を検出する復調回路とを備える。この受信回路15は、同調回路で搬送波を選択して検出し、検出される搬送波を復調回路で復調して、リチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する。検出される電圧信号と電流信号と温度信号は、フィードバック回路17に入力される。フィードバック回路17は、入力される信号で高周波電源12を制御して、リチウムイオン電池60の充電電圧と電流をコントロールして、リチウムイオン電池60を定電圧・定電流充電する。
図2の電池内蔵機器50と充電台10は、送信アンテナ56から受信アンテナ16に電波を送信して、リチウムイオン電池の電圧信号を充電台に伝送する。この構造は、送電コイル11から受電コイル51への電力搬送に影響を与えることなく、充電台10から電池内蔵機器50に電力を搬送してリチウムイオン電池60を充電できる。さらに、この電池内蔵機器50と充電台10は、図示しないが、好ましくは、送信器54の送信アンテナ56を受電コイル51に接近して配設し、受信器14の受信アンテナ16を送電コイル11に接近して配設する。この構造は、送電コイル11を受電コイル51に接近させてリチウムイオン電池60を充電する状態で、受信アンテナ16と送信アンテナ56とを接近できるので、送信器54から受信器14に確実に電波を送信して信号を伝送できる。
図3と図4の電池内蔵機器70、80と充電台30、40は、搬送波を変調して無線伝送する方式によらず、すなわち、送信アンテナと受信アンテナを使用することなく、受電コイル51と送電コイル11を介して、リチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号を充電台30、40に無線伝送する。
図3の電池内蔵機器70と充電台30は、送信アンテナと受信アンテナを使用することなく、受電コイル51と送電コイル11を介して搬送波を送信器74から受信器34に伝送する。送信器74は、カップリングコンデンサー76を介して高周波出力を受電コイル51に供給する。送信器54は、リチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号で搬送波を変調する変調回路75を備え、この変調回路75で変調された搬送波を受電コイル51に供給する。この送信器74は、変調回路75で変調される搬送波の周波数を、たとえば、数百kHz〜数MHzとして、送電コイル11から受電コイル51にリチウムイオン電池60を充電する電力を伝送する周波数よりも高い周波数に設定する。
受信器34は、受電コイル51から送電コイル11に伝送される搬送波を復調して電圧信号と電流信号と温度信号を検出する受信回路35を備える。送電コイル11に誘導される高周波出力は、カップリングコンデンサー36を介して受信器34の受信回路35に入力される。受信回路35は、図示しないが、入力信号から送信器74の搬送波を選択する同調回路と、この同調回路で選択して受信される搬送波を復調して、電圧信号と電流信号と温度信号を検出する復調回路とを備える。受信回路35は、同調回路で搬送波を選択して検出し、検出される搬送波を復調回路で復調して、リチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する。検出される電圧信号と電流信号と温度信号は、フィードバック回路17に入力される。フィードバック回路17は、入力される信号で高周波電源12を制御して、リチウムイオン電池60の充電電圧と電流をコントロールして、リチウムイオン電池60を定電圧・定電流充電する。
さらに、図4の電池内蔵機器80の送信器84は、受電コイル51の出力側に接続しているスイッチング素子86を備える。このスイッチング素子86は、リチウムイオン電池60の電圧信号と、電流信号と、温度信号でオンオフに切り換えられるタイミングが制御されて、受電コイル51の負荷インピーダンスを制御する。スイッチング素子86がオンに切り換えられると、受電コイル51の出力側が短絡されて、負荷インピーダンスは小さくなる。図4は、スイッチング素子86と直列にインピーダンス素子87としてコンデンサーを接続している。コンデンサーは交流のインピーダンスが小さく、スイッチング素子86をオンに切り換える状態で受電コイル51の出力側のインピーダンスを小さく、すなわちショートに近い状態とする。図の送信器84は、リチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号でスイッチング素子86をオンに切り換える周期(t)を制御する制御回路85を備える。送信器84は、制御回路85が、リチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号でスイッチング素子86をオンに切り換える周期(t)を順番に制御して、受電コイル51と送電コイル11を介して、リチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を充電台40に伝送する。
図4は、インピーダンス素子87としてコンデンサーをスイッチング素子86と直列に接続しているが、インピーダンス素子にはコンデンサーに代わって、低抵抗な抵抗器、あるいは受電コイルに比較してインダクタンスの小さいコイル等、交流に対してインピーダンスの小さい素子も使用できる。
制御回路85は、図5に示すように、入力される電圧信号でスイッチング素子86をオンに切り換える周期(t1)を変更して、電圧信号を充電台40に伝送する。たとえば、電圧信号の電圧値が大きくなると周期(t1)を長くし、電圧値が小さくなると周期(t1)を短くして電圧信号を伝送する。また、制御回路85は、入力される電流信号でスイッチング素子86をオンに切り換える周期(t2)を変更して、電流信号を充電台40に伝送する。たとえば、電流信号の電流値が大きくなると周期(t2)を長くし、電流値が小さくなると周期(t2)を短くして電流信号を伝送する。さらにまた、制御回路85は、入力される温度信号でスイッチング素子86をオンに切り換える周期(t3)を変更して、温度信号を充電台40に伝送する。たとえば、温度信号の温度値が大きくなると周期(t3)を長くし、温度値が小さくなると周期(t3)を短くして温度信号を伝送する。ただ、制御回路は、入力される電圧信号と電流信号と温度信号でスイッチング素子をオン状態とする時間幅を制御することもできる。
充電台40の受信器44は、受電コイル51の負荷インピーダンスの変化を波形成形して検出する。スイッチング素子86がオンオフに切り換えられると、送電コイル11に流れる高周波信号の波形が変化する。受信器44は、波形整形回路45で送電コイル11の波形を整形して、受電コイル51のインピーダンスの変化を検出する。波形整形回路45は、送信器84のスイッチング素子86がオンに切り換えられるタイミングに同期するトリガー信号を出力する。受信器44は、このトリガー信号の周期(t1、t2、t3)から、リチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する。受信器44で検出されるリチウムイオン電池60の電圧信号と電流信号と温度信号をフィードバック回路17に入力する。フィードバック回路17は、入力される電圧信号と電流信号と温度信号で高周波電源12を制御して、リチウムイオン電池60を定電圧・定電流充電する。
図6の電池内蔵機器50は、電池収納部62に脱着できるようにパック電池61を装着して、このパック電池61にリチウムイオン電池60を内蔵している。図6の電池内蔵機器50は、専用のパック電池61を装着できる形状の電池収納部62として、ここにパック電池61を脱着できるように収納している。図6のパック電池61は、脱着蓋63を外して電池収納部62に装着される。図に示すパック電池61は、脱着蓋63と別部材としている。ただ、電池収納部に装着されるパック電池は、脱着蓋を一体構造に設けることもできる。このパック電池は、電池収納部に装着されて、電池収納部の開口部を閉塞する。
電池内蔵機器50に脱着自在に装着されるパック電池61は、図2と図7に示すように、電池内蔵機器50の電源となるリチウムイオン電池60と、このリチウムイオン電池60を充電する充電回路52と、この充電回路52に電力を供給する受電コイル51と、リチウムイオン電池60を送電コイル11の交流磁界から磁気シールドするシールド層68と、充電されるリチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する検出回路53と、検出回路53で検出されるリチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を充電台10に伝送する送信器54とを内蔵している。
ただし、電池内蔵機器は、脱着できるパック電池とはしないで、充電できるリチウムイオン電池を脱着できないように内蔵すると共に、リチウムイオン電池の充電回路と、検出回路と、送信器とを内蔵することもできる。あるいは、電池内蔵機器は、リチウムイオン電池のみを脱着できるパック電池に内蔵して、リチウムイオン電池の充電回路と、検出回路と、送信器とを脱着できない構造で電池内蔵機器本体に内蔵することもできる。充電回路を電池内蔵機器本体に内蔵して、リチウムイオン電池を脱着できるパック電池に内蔵する電池内蔵機器は、充電回路とパック電池とを接点(図示せず)で接続して、受電コイルに誘導される電力でリチウムイオン電池を充電する。
図7に示すパック電池61は、薄型電池であるリチウムイオン電池60と、回路基板64と、回路基板64をカバーして定位置に配置するカバーケース65とを備える。さらに、図のパック電池61は、リチウムイオン電池60の表面に、シールド層68を積層して、受電コイル51とスペーサ66とを配置すると共に、全体の外側にプラスチックフィルム67を付着して、これらを定位置に保持している。
図7に示すリチウムイオン電池60は、厚さよりも幅の広い薄型電池であって、対向する2面を第1のフラット面60aと第2のフラット面60bとしている。第1のフラット面60aと第2のフラット面60bは四角形である。
回路基板64は、図示しないが、リチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出する検出回路を実現する電子部品と、検出回路で検出されるリチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を充電台に伝送する送信器を実現する電子部品を実装している。さらに、回路基板64は、図示しないが、リチウムイオン電池60の保護回路も実装している。保護回路は、リチウムイオン電池60の過電流を保護する回路、あるいはリチウムイオン電池60の過充電や過放電を防止する回路である。図7のパック電池61は、リード板78、79を介して、リチウムイオン電池60の正負の電極に回路基板64を連結している。図のパック電池61は、一方の接続リードを保護素子69として、リード板78を介して、リチウムイオン電池60の電極端子面に設けた凸部電極に接続し、さらに、他方の接続リードをリード板79として、リチウムイオン電池60の電極端子面に設けた平面電極に接続している。回路基板64は、リチウムイオン電池60に連結される状態でカバーケース65が連結されて、定位置に配置される。回路基板64は、表面に出力端子77を固定している。この出力端子77は、カバーケース65に設けた電極窓65aから外部に表出される。カバーケース65は、プラスチック等の絶縁材を成形したもので、回路基板64を配置する電池端面に連結している。
受電コイル51は、線材を平面で渦巻き状に巻いた平面コイルである。さらに、受電コイル51の平面コイルは、コアレスの空芯コイルである。平面コイルの受電コイル51は、薄型電池の第1のフラット面60aに、シールド層68を介して積層して固定される。この受電コイル51は、パック電池61を電池内蔵機器50にセットする状態で、背面プレートである脱着蓋63の内側にあって、背面プレートに接近して平行な姿勢で配設される。受電コイル51は、複数本の絶縁金属線を、薄型電池であるリチウムイオン電池60の第1のフラット面60aに平行に並べて渦巻き状に巻いて、空芯の平面コイルとしている。
受電コイル51の磁気誘導作用でリチウムイオン電池60を充電する電池内蔵機器は、磁気誘導作用でリチウムイオン電池60の外装缶に渦電流が流れると、外装缶が加熱される等の弊害がある。この弊害を防止するために、受電コイル51とリチウムイオン電池60の第1のフラット面60aとの間にシールド層68を設けている。
シールド層68は、送電コイル11から受ける磁力線を磁気シールドして、リチウムイオン電池60の悪影響を防止する。シールド層68は、送電コイル11による磁力線を遮蔽するために、透磁率の大きい材料、たとえばアモルファス金属でシート状に製作される。シート状のシールド層68は、薄型電池であるリチウムイオン電池60の第1のフラット面60aに積層され、このシールド層68の上に受電コイル51が積層される。シールド層68は、第1のフラット面60aをカバーする形状、すなわち、第1のフラット面60aと同じ四角形としている。シールド層68は、第1のフラット面60aの全面ないしほぼ全面をカバーする。
以上のように、シールド層68を介してリチウムイオン電池60に受電コイル51を配設する構造は、磁力線の影響、たとえばリチウムイオン電池60の外装缶に渦電流が流れて加熱される等の悪影響を有効に防止できると共に、送電コイル11から放射される磁力線がリチウムイオン電池60に影響を受けないので、送電コイル11から受電コイル51に伝送できる電力効率を高くできる特長もある。
スペーサ66は、第1のフラット面60aに積層されるシート状、もしくは薄い板状で、第1のフラット面60aと同じ四角形に成形される。図7のスペーサ66は、その中心部に受電コイル51を嵌着する嵌合穴66Aを両面を貫通して設けている。嵌合穴66Aは、ここに受電コイル51を入れて、すなわち嵌着して定位置に配置する。したがって、嵌合穴66Aは、受電コイル51を入れることができるように、受電コイル51の外形よりもわずかに大きく、たとえば、受電コイル51の外形よりも0.2mm〜1mm大きくしている。図7のスペーサ66は、受電コイル51の引出線を配置するように、嵌合穴66Aの一部を切欠して引出部66Bとしている。渦巻き状に巻かれた平面コイルの受電コイル51は、中心と外周に引出線がある。スペーサ66は、これらの引出線を平面コイルから引き出するために、引出部66Bを設けている。受電コイル51の引出線は、引出部66Bから引き出されて、回路基板64に接続される。さらに、スペーサ66の厚さは、受電コイル51の厚さと等しくする。このスペーサ66は、嵌合穴66Aに受電コイル51を入れて、受電コイル51の外側面とスペーサ66の外周表面とを同一面とすることができる。
プラスチックフィルム67は、可撓性のあるプラスチック製の絶縁シートやラベルである。このプラスチックフィルム67は、接着材を介してリチウムイオン電池60とカバーケース65に接着され、あるいは粘着層を介して接着される。プラスチックフィルム67は、薄型電池であるリチウムイオン電池60の第1のフラット面60a及び第2のフラット面60bと、両側面の表面に接着される。以上のパック電池は、外周面をプラスチックフィルム67で被覆して組み立てられる。ただ、パック電池は、電池の外周をカバーする枠ケースを備えることもできる。この枠ケースは、全体をプラスチックで一体的に成形して製作することができる。
図1ないし図4及び図8ないし図11は、電池内蔵機器50、70、80を上に載せて、電池内蔵機器50、70、80に内蔵されるリチウムイオン電池60を磁気誘導作用で充電する充電台10、30、40の概略構成図及び原理図を示している。これらの図に示す充電台10、30、40は、高周波電源12に接続されて受電コイル51に起電力を誘導する送電コイル11と、この送電コイル11を内蔵すると共に、上面には電池内蔵機器50、70、80を載せる上面プレート21を有するケース20と、このケース20に内蔵されて、送電コイル11を上面プレート21の内面に沿って移動させる移動機構13と、上面プレート21に載せられる電池内蔵機器50、70、80の位置を検出して、移動機構13を制御して送電コイル11を電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51に接近させる位置検出制御器18とを備える。充電台10、30、40は、送電コイル11と、高周波電源12と、移動機構13と、位置検出制御器18とをケース20に内蔵している。
この充電台10、30、40は、以下の動作で電池内蔵機器50、70、80のリチウムイオン電池60を充電する。
(1)ケース20の上面プレート21に電池内蔵機器50、70、80が載せられると、この電池内蔵機器50、70、80の位置が位置検出制御器18で検出される。
(2)電池内蔵機器50、70、80の位置を検出した位置検出制御器18は、移動機構13を制御して、移動機構13でもって送電コイル11を上面プレート21に沿って移動させて電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51に接近させる。
(3)受電コイル51に接近する送電コイル11は、受電コイル51に電磁結合されて受電コイル51に交流電力を搬送する。
(4)電池内蔵機器50、70、80は、充電回路52で、受電コイル51の交流電力を整流して直流に変換し、この直流でリチウムイオン電池60を充電する。
以上の動作で電池内蔵機器50、70、80のリチウムイオン電池60を充電する充電台10、30、40は、高周波電源12に接続している送電コイル11をケース20に内蔵している。送電コイル11は、ケース20の上面プレート21の下に配設されて、上面プレート21に沿って移動するように配設される。送電コイル11から受電コイル51への電力搬送の効率は、送電コイル11と受電コイル51の間隔を狭くして向上できる。好ましくは、送電コイル11を受電コイル51に接近する状態で、送電コイル11と受電コイル51の間隔は7mm以下とする。したがって、送電コイル11は、上面プレート21の下にあって、できるかぎり上面プレート21に接近して配設される。送電コイル11は、上面プレート21の上に載せられる電池内蔵機器50の受電コイル51に接近するように移動するので、上面プレート21の下面に沿って移動できるように配設される。
送電コイル11を内蔵するケース20は、電池内蔵機器50、70、80を載せる平面状の上面プレート21を上面に設けている。図の充電台10、30、40は、上面プレート21全体を平面状として水平に配設している。上面プレート21は、大きさや外形が異なる種々の電池内蔵機器50、70、80を上に載せることができる大きさ、たとえば、一辺を5cmないし30cmとする四角形、又は直径を5cmないし30cmとする円形としている。充電台は、上面プレートを大きくして、すなわち複数の電池内蔵機器を同時に載せることができる大きさとして、複数の電池内蔵機器を一緒に載せて内蔵電池を順番に充電することもできる。また、上面プレートは、その周囲に周壁などを設け、周壁の内側に電池内蔵機器をセットして、内蔵する電池を充電することもできる。
送電コイル11は、上面プレート21と平行な面で渦巻き状に巻かれて、上面プレート21の上方に交流磁束を放射する。この送電コイル11は、上面プレート21に直交する交流磁束を上面プレート21の上方に放射する。送電コイル11は、高周波電源12から交流電力が供給されて、上面プレート21の上方に交流磁束を放射する。送電コイル11は、磁性材からなるコア28に線材を巻いてインダクタンスを大きくできる。コア28は、透磁率が大きいフェライト等の磁性材料で、上方を開放する壺形としている。壺形のコア28は、渦巻き状に巻かれた送電コイル11の中心に配置する円柱部28Aと、外側に配置される円筒部28Bを底部で連結する形状としている。コア28のある送電コイル11は、磁束を特定部分に集束して、効率よく電力を受電コイル51に伝送できる。ただ、送電コイルは、必ずしもコアを設ける必要はなく、空芯コイルとすることもできる。空芯コイルは軽いので、これを上面プレートの内面で移動する移動機構を簡単にできる。送電コイル11は、受電コイル51の外径にほぼ等しくして、受電コイル51に効率よく電力搬送する。
高周波電源12は、可撓性のリード線29を介して送電コイル11に接続される。送電コイル11が、上面プレート21に載せられる電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51に接近するように移動されるからである。高周波電源12は、図示しないが、自励式の発振回路と、この発振回路から出力される交流を電力増幅するパワーアンプとを備える。自励式の発振回路は、送電コイル11を発振コイルに併用している。したがって、この発振回路は、送電コイル11のインダクタンスで発振周波数が変化する。送電コイル11のインダクタンスは、送電コイル11と受電コイル51との相対位置で変化する。送電コイル11と受電コイル51との相互インダクタンスが、送電コイル11と受電コイル51との相対位置で変化するからである。したがって、送電コイル11を発振コイルに使用する自励式の発振回路は、高周波電源12が受電コイル51に接近するにしたがって変化する。このため、自励式の発振回路は、発振周波数の変化で送電コイル11と受電コイル51との相対位置を検出することができ、位置検出制御器18に併用できる。
送電コイル11は、移動機構13で受電コイル51に接近するように移動される。図1及び図8ないし図10の移動機構13は、送電コイル11を、上面プレート21に沿って、X軸方向とY軸方向に移動させて受電コイル51に接近させる。図の移動機構13は、位置検出制御器18で制御されるサーボモータ22でネジ棒23を回転して、ネジ棒23にねじ込んでいるナット材24を移動して、送電コイル11を受電コイル51に接近させる。サーボモータ22は、送電コイル11をX軸方向に移動させるX軸サーボモータ22Aと、Y軸方向に移動させるY軸サーボモータ22Bとを備える。ネジ棒23は、送電コイル11をX軸方向に移動させる一対のX軸ネジ棒23Aと、送電コイル11をY軸方向に移動させるY軸ネジ棒23Bとを備える。一対のX軸ネジ棒23Aは、互いに平行に配設されて、ベルト25に駆動されてX軸サーボモータ22Aで一緒に回転される。ナット材24は、各々のX軸ネジ棒23Aにねじ込んでいる一対のX軸ナット材24Aと、Y軸ネジ棒23Bにねじ込んでいるY軸ナット材24Bからなる。Y軸ネジ棒23Bは、その両端を一対のX軸ナット材24Aに回転できるように連結している。送電コイル11はY軸ナット材24Bに連結している。
さらに、図に示す移動機構13は、送電コイル11を水平な姿勢でY軸方向に移動させるために、Y軸ネジ棒23Bと平行にガイドロッド26を配設している。ガイドロッド26は、両端を一対のX軸ナット材24Aに連結しており、一対のX軸ナット材24Aと一緒に移動する。ガイドロッド26は、送電コイル11に連結されるガイド部27を貫通しており、送電コイル11をガイドロッド26に沿ってY軸方向に移動できるようにしている。すなわち、送電コイル11は、互いに平行に配設されるY軸ネジ棒23Bとガイドロッド26に沿って移動するY軸ナット材24Bとガイド部27を介して、水平な姿勢でY軸方向に移動する。
この移動機構13は、X軸サーボモータ22AがX軸ネジ棒23Aを回転させると、一対のX軸ナット材24AがX軸ネジ棒23Aに沿って移動して、Y軸ネジ棒23Bとガイドロッド26をX軸方向に移動させる。Y軸サーボモータ22BがY軸ネジ棒23Bを回転させると、Y軸ナット材24BがY軸ネジ棒23Bに沿って移動して、送電コイル11をY軸方向に移動させる。このとき、送電コイル11に連結されたガイド部27は、ガイドロッド26に沿って移動して、送電コイル11を水平な姿勢でY軸方向に移動させる。したがって、X軸サーボモータ22AとY軸サーボモータ22Bの回転を位置検出制御器18で制御して、送電コイル11をX軸方向とY軸方向に移動できる。ただし、充電台は、移動機構を以上のメカニズムには特定しない。移動機構には、送電コイルをX軸方向とY軸方向に移動できる全ての機構を利用できるからである。
さらに、充電台は、移動機構を、送電コイルをX軸方向とY軸方向に移動させる機構に特定しない。それは、充電台を、上面プレートに直線状のガイド壁を設けて、このガイド壁に沿って電池内蔵機器を載せる構造として、送電コイルをガイド壁に沿って直線上に移動できる構造とすることができるからである。この充電台は、図示しないが、送電コイルを、一方向、たとえばX軸方向にのみ移動できる移動機構として、送電コイルをガイド壁に沿って直線上に移動できる。
位置検出制御器18は、上面プレート21に載せられた電池内蔵機器50、70、80の位置を検出する。図2と図11の位置検出制御器18は、電池内蔵機器50に内蔵される受電コイル51の位置を検出して、送電コイル11を受電コイル51に接近させる。さらに、位置検出制御器18は、受電コイル51の位置を粗検出する第1の位置検出制御器18Aと、受電コイル51の位置を精密検出する第2の位置検出制御器18Bとを備える。この位置検出制御器18は、第1の位置検出制御器18Aで受電コイル51の位置を粗検出すると共に、移動機構13を制御して送電コイル11の位置を受電コイル51に接近させた後、さらに、第2の位置検出制御器18Bで受電コイル51の位置を精密検出しながら移動機構13を制御して、送電コイル11の位置を正確に受電コイル51に接近させる。この充電台10は、速やかに、しかも、より正確に送電コイル11を受電コイル51に接近できる。
第1の位置検出制御器18Aは、図11に示すように、上面プレート21の内面に固定している複数の位置検出コイル90と、この位置検出コイル90にパルス信号を供給するパルス電源91と、このパルス電源91から位置検出コイル90に供給されるパルスに励起されて受電コイル51から位置検出コイル90に出力されるエコー信号を受信する受信回路92と、この受信回路92が受信するエコー信号から送電コイル11の位置を判別する識別回路93とを備える。
位置検出コイル90は複数列のコイルからなり、複数の位置検出コイル90を上面プレート21の内面に所定の間隔で固定している。位置検出コイル90は、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する複数のX軸検出コイル90Aと、Y軸方向の位置を検出する複数のY軸検出コイル90Bとを備える。各々のX軸検出コイル90Aは、Y軸方向に細長いループ状であって、複数のX軸検出コイル90Aは、所定の間隔で上面プレート21の内面に固定されている。隣接するX軸検出コイル90Aの間隔(d)は、受電コイル51の外径(D)よりも小さく、好ましくはX軸検出コイル90Aの間隔(d)を受電コイル51の外径(D)の1倍ないし1/4倍としている。X軸検出コイル90Aは、間隔(d)を狭くして、受電コイル51のX軸方向の位置を正確に検出できる。各々のY軸検出コイル90Bは、X軸方向に細長いループ状であって、複数のY軸検出コイル90Bは、所定の間隔で上面プレート21の内面に固定されている。隣接するY軸検出コイル90Bの間隔(d)も、X軸検出コイル90Aと同じように、受電コイル51の外径(D)よりも小さく、好ましくはY軸検出コイル90Bの間隔(d)を受電コイル51の外径(D)の1倍ないし1/4倍としている。Y軸検出コイル90Bも、その間隔(d)を狭くして、受電コイル51のY軸方向の位置を正確に検出できる。
パルス電源91は、所定のタイミングでパルス信号を位置検出コイル90に出力する。パルス信号が入力される位置検出コイル90は、パルス信号で接近する受電コイル51を励起する。励起された受電コイル51は、流れる電流のエネルギーでエコー信号を位置検出コイル90に出力する。したがって、受電コイル51の近くにある位置検出コイル90は、図12に示すように、パルス信号が入力された後、所定の時間遅れて、受電コイル51からのエコー信号が誘導される。位置検出コイル90に誘導されるエコー信号は、受信回路92で識別回路93に出力される。したがって、識別回路93は、受信回路92から入力されるエコー信号でもって、位置検出コイル90に受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。複数の位置検出コイル90にエコー信号が誘導されるとき、識別回路93は、エコー信号レベルの大きい位置検出コイル90にもっとも接近していると判定する。
図11に示す位置検出制御器18は、各々の位置検出コイル90を切換回路94を介して受信回路92に接続する。この位置検出制御器18は、入力を順番に切り換えて複数の位置検出コイル90に接続するので、ひとつの受信回路92で複数の位置検出コイル90のエコー信号を検出できる。ただし、各々の位置検出コイルに受信回路を接続してエコー信号を検出することもできる。
図11の位置検出制御器18は、識別回路93で制御される切換回路94で複数の位置検出コイル90を順番に切り換えて受信回路92に接続する。パルス電源91は切換回路94の出力側に接続されて、位置検出コイル90にパルス信号を出力する。パルス電源91から位置検出コイル90に出力されるパルス信号のレベルは、受電コイル51からのエコー信号に比較して極めて大きい。受信回路92は、入力側にダイオードからなるリミッター回路95を接続している。リミッター回路95は、パルス電源91から受信回路92に入力されるパルス信号の信号レベルを制限して受信回路92に入力する。信号レベルの小さいエコー信号は、制限されることなく受信回路92に入力される。受信回路92は、パルス信号とエコー信号の両方を増幅して出力する。受信回路92から出力されるエコー信号は、パルス信号から所定のタイミング、たとえば数μsec〜数百μsec遅れた信号となる。エコー信号がパルス信号から遅れる遅延時間は、一定の時間であるから、パルス信号から所定の遅延時間後の信号をエコー信号とし、このエコー信号のレベルから位置検出コイル90に受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。
受信回路92は、位置検出コイル90から入力されるエコー信号を増幅して出力するアンプである。受信回路92は、パルス信号とエコー信号を出力する。識別回路93は、受信回路92から入力されるパルス信号とエコー信号から位置検出コイル90に受電コイル51が接近してセットされるかどうかを判定する。識別回路93は、受信回路92から入力される信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ96を備えている。このA/Dコンバータ96から出力されるデジタル信号を演算してエコー信号を検出する。識別回路93は、パルス信号から特定の遅延時間の後に入力される信号をエコー信号として検出し、さらにエコー信号のレベルから受電コイル51が位置検出コイル90に接近しているかどうかを判定する。
識別回路93は、複数のX軸検出コイル90Aを順番に受信回路92に接続するように切換回路94を制御して、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する。識別回路93は、各々のX軸検出コイル90Aを受信回路92に接続する毎に、識別回路93に接続しているX軸検出コイル90Aにパルス信号を出力し、パルス信号から特定の遅延時間の後に、エコー信号が検出されるかどうかで、このX軸検出コイル90Aに受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。識別回路93は、全てのX軸検出コイル90Aを受信回路92に接続して、各々のX軸検出コイル90Aに受電コイル51が接近しているかどうかを判定する。受電コイル51がいずれかのX軸検出コイル90Aに接近していると、このX軸検出コイル90Aを受信回路92に接続する状態でエコー信号が検出される。したがって、識別回路93は、エコー信号を検出できるX軸検出コイル90Aから受電コイル51のX軸方向の位置を検出できる。受電コイル51が複数のX軸検出コイル90Aに跨って接近する状態では、複数のX軸検出コイル90Aからエコー信号が検出される。この状態において、識別回路93はもっとも強いエコー信号、すなわちレベルの大きいエコー信号が検出されるX軸検出コイル90Aにもっとも接近していると判定する。識別回路93は、Y軸検出コイル90Bも同じように制御して、受電コイル51のY軸方向の位置を検出する。
識別回路93は、検出するX軸方向とY軸方向から移動機構13を制御して、送電コイル11を受電コイル51に接近する位置に移動させる。識別回路93は、移動機構13のX軸サーボモータ22Aを制御して、送電コイル11を受電コイル51のX軸方向の位置に移動させる。また、移動機構13のY軸サーボモータ22Bを制御して、送電コイル11を受電コイル51のY軸方向の位置に移動させる。
以上のようにして、第1の位置検出制御器18Aが送電コイル11を受電コイル51に接近する位置に移動させる。充電台は、第1の位置検出制御器18Aで送電コイル11を受電コイル51に接近した後、送電コイル11から受電コイル51に電力搬送してリチウムイオン電池60を充電することができる。ただ、充電台は、さらに送電コイル11の位置を正確に制御して受電コイル51に接近させた後、電力搬送してリチウムイオン電池60を充電することができる。送電コイル11は、第2の位置検出制御器18Bでより正確に受電コイル51に接近される。
第2の位置検出制御器18Bは、高周波電源12を自励式の発振回路として、自励式の発振回路の発振周波数から送電コイル11の位置を正確に検出して移動機構13を制御する。第2の位置検出制御器18Bは、移動機構13のX軸サーボモータ22AとY軸サーボモータ22Bを制御して、送電コイル11をX軸方向とY軸方向に移動させて、高周波電源12の発振周波数を検出する。自励式の発振回路の発振周波数が変化する特性を図13に示している。この図は、送電コイル11と受電コイル51の相対的な位置ずれに対する発振周波数の変化を示している。この図に示すように、自励式の発振回路の発振周波数は、送電コイル11が受電コイル51に最も接近する位置でもっとも高くなり、相対位置がずれるにしたがって発振周波数が低くなる。したがって、第2の位置検出制御器18Bは、移動機構13のX軸サーボモータ22Aを制御して送電コイル11をX軸方向に移動し、発振周波数が最も高くなる位置で停止する。また、Y軸サーボモータ22Bも同じように制御して送電コイル11をY軸方向に移動して、発振周波数が最も高くなる位置で停止する。第2の位置検出制御器18Bは、以上のようにして、送電コイル11を受電コイル51に最も接近する位置に移動できる。
以上の充電台は、第1の位置検出制御器18Aで受電コイル51の位置を粗検出した後、さらに第2の位置検出制御器18Bで微調整して送電コイル11を受電コイル51に接近させるが、図14に示す以下の位置検出制御器38は、微調整することなく送電コイル11を受電コイル51に接近できる。
この位置検出制御器38は、図14に示すように、上面プレートの内面に固定している複数の位置検出コイル90と、この位置検出コイル90にパルス信号を供給するパルス電源91と、このパルス電源91から位置検出コイル90に供給されるパルスに励起されて受電コイル51から位置検出コイル90に出力されるエコー信号を受信する受信回路92と、この受信回路92が受信するエコー信号から送電コイル11の位置を判別する識別回路98とを備える。さらに、この位置検出制御器38は、識別回路98に、受電コイル51の位置に対する各々の位置検出コイル90に誘導されるエコー信号のレベル、すなわち図12に示すように、各々の位置検出コイル90をパルス信号で励起して所定の時間経過後に誘導されるエコー信号のレベルを記憶する記憶回路99を備えている。この位置検出制御器38は、各々の位置検出コイル90に誘導されるエコー信号のレベルを検出し、検出したエコー信号のレベルを記憶回路99に記憶しているエコー信号のレベルに比較して、受電コイル51の位置を検出している。
この位置検出制御器38は、以下のようにして、各々の位置検出コイル90に誘導されるエコー信号のレベルから、受電コイル51の位置を求めている。図14に示す位置検出コイル90は、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する複数のX軸検出コイル90Aと、Y軸方向の位置を検出する複数のY軸検出コイル90Bとを備え、複数の位置検出コイル90を上面プレート21の内面に所定の間隔で固定している。各々のX軸検出コイル90Aは、Y軸方向に細長いループ状であって、各々のY軸検出コイル90Bは、X軸方向に細長いループ状としている。図15は、受電コイル51をX軸方向に移動させる状態における、X軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルを示しており、横軸が受電コイル51のX軸方向の位置を示し、縦軸が各々のX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルを示している。この位置検出制御器38は、各々のX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルを検出することによって、受電コイル51のX軸方向の位置を求めることができる。この図に示すように、受電コイル51をX軸方向に移動すると、各々のX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルは変化する。たとえば、受電コイル51の中心が第1のX軸位置検出コイル90Aの中心にあるとき、図15の点Aで示すように、第1のX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルが最も強くなる。また、受電コイル51が第1のX軸位置検出コイル90Aと第2のX軸位置検出コイル90Aの中間にあるとき、図15の点Bで示すように、第1のX軸位置検出コイル90Aと第2のX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルは同じとなる。すなわち、各々のX軸位置検出コイル90Aは、受電コイル51が最も近くにあるときに誘導されるエコー信号のレベルが最も強くなり、受電コイル51が離れるにしたがってエコー信号のレベルは小さくなる。したがって、どのX軸位置検出コイル90Aのエコー信号のレベルが最も強いかで、受電コイル51がどのX軸位置検出コイル90Aに最も接近しているかを判定できる。また、ふたつのX軸位置検出コイル90Aにエコー信号が誘導されるとき、強いエコー信号を検出するX軸位置検出コイル90Aからどの方向にあるX軸位置検出コイル90Aにエコー信号が誘導されるかで、最もエコー信号の強いX軸位置検出コイル90Aからどの方向にずれて受電コイル51があるかを判定でき、また、エコー信号のレベル比でふたつのX軸位置検出コイル90Aとの相対位置を判定できる。たとえば、ふたつのX軸位置検出コイル90Aのエコー信号のレベル比が1であると、受電コイル51はふたつのX軸位置検出コイル90Aの中央に位置すると判定できる。
識別回路73は、受電コイル51のX軸方向の位置に対する、各々のX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルを記憶回路99に記憶している。受電コイル51が置かれると、いずれかのX軸位置検出コイル90Aにエコー信号が誘導される。したがって、識別回路98は、X軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号で受電コイル51が載せられたこと、すなわち電池内蔵機器が充電台に載せられたことを検出する。さらに、いずれかのX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベルを、記憶回路99に記憶しているレベルに比較して、受電コイル51のX軸方向の位置を判別することができる。識別回路は、隣接するX軸位置検出コイルに誘導されるエコー信号のレベル比から受電コイルのX軸方向の位置を特定する関数を記憶回路に記憶して、この関数から受電コイルの位置を判別することもできる。この関数は、ふたつのX軸位置検出コイルの間に受電コイルを移動させて、各々のX軸位置検出コイルに誘導されるエコー信号のレベル比を検出して求められる。識別回路98は、ふたつのX軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号のレベル比を検出し、検出されるレベル比から、この関数に基づいてふたつのX軸位置検出コイル90Aの間における受電コイル51のX軸方向の位置を演算して検出することができる。
以上は、識別回路98が、X軸位置検出コイル90Aに誘導されるエコー信号から、受電コイル51のX軸方向の位置を検出する方法を示すが、受電コイル51のY軸方向の位置もX軸方向と同じようにして、Y軸位置検出コイル90Bに誘導されるエコー信号から検出できる。
識別回路98が、受電コイル51のX軸方向とY軸方向の位置を検出すると、この識別回路98からの位置信号でもって、位置検出制御器38は送電コイル11を受電コイル51の位置に移動させる。
なお、上記のような波形のエコー信号が検出されたとき、充電台の識別回路98は、電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51が搭載されたと認識、識別することができる。エコー信号の波形とは異なる波形が検出、識別されるときは、電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51以外(例えば、金属異物)のものが搭載されたとして、電力供給を停止することができる。また、エコー信号の波形が検出、識別されないときは、電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51が搭載されていないとして、電力供給をしない。
充電台10、30、40は、位置検出制御器18、38で移動機構13を制御して送電コイル11を受電コイル51に接近させた状態で、高周波電源12で送電コイル11に交流電力を供給する。送電コイル11の交流電力は受電コイル51に電力搬送されて、リチウムイオン電池60の充電に使用される。電池内蔵機器50、70、80は、充電されるリチウムイオン電池60の電圧と電流と温度を検出回路53で検出し、検出回路53で検出した電圧と電流と温度とを、送信器54、74、84から充電台10、30、40に電圧信号と電流信号と温度信号として送信する。充電台10、30、40は、送信器54、74、84から送信される電圧信号と電流信号と温度信号を受信器14、34、44で受信し、フィードバック回路17を介して高周波電源12を制御する。フィードバック回路17は、高周波電源12の出力をコントロールして、リチウムイオン電池60を定電圧定電流充電する。
リチウムイオン電池60が満充電されると、電池内蔵機器50、70、80は、検出回路53がこのことを検出して満充電信号を充電台10、30、40に伝送する。検出回路53は、例えば、リチウムイオン電池60の充電電流が設定電流よりも小さくなると満充電されたと判定して満充電信号を出力する。この満充電信号は、電池内蔵機器50、70、80の送信器54、74、84から充電台10、30、40に送信される。充電台10、30、40は、送信器54、74、84から送信される満充電信号を受信器14、34、44で受信すると、フィードバック回路17を介して高周波電源12を制御して、送電コイル11からの電力搬送を停止してリチウムイオン電池60の充電を終了する。
図2の電池内蔵機器50の送信器54は、満充電信号を示す搬送波を変調回路55で変調して、送信アンテナ56から電波として無線送信し、この電波を充電台10の受信器14が受信アンテナ16で受信する。受信器14は、受信アンテナ16で受信される信号を受信回路15で復調して満充電信号を検出する。ただ、リチウムイオン電池の満充電信号は、搬送波を変調して送信アンテナと受信アンテナで無線伝送する方式によらず、前述の図3と図4に示す電池内蔵機器70、80がリチウムイオン電池60の情報を充電台30、40に伝送するのと同様にして、すなわち、受電コイル51と送電コイル11を介して、電池内蔵機器70、80から充電台30、40に無線伝送することもできる。
さらに、充電されるリチウムイオン電池の満充電は、電池内蔵機器の検出回路ではなく、充電台側で検出することもできる。この充電台は、電池内蔵機器から送信される電流信号から充電されるリチウムイオン電池の充電電流を検出し、この電流値が設定電流よりも小さくなるとリチウムイオン電池が満充電されたと判定して送電コイルからの電力搬送を停止するように高周波電源を制御する。
さらに、複数の電池内蔵機器50を載せることができる上面プレート21の充電台10は、複数の電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60を順番に切り換えて満充電する。この充電台10は、最初にいずれかの電池内蔵機器50の受電コイル51の位置を検出して、この受電コイル51に送電コイル11を接近させて、この電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60を満充電する。この電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60が満充電されて、満充電信号を受信すると、位置検出制御器18は、この電池内蔵機器50とは別の位置にセットされる第2の電池内蔵機器50の受電コイル51の位置を検出し、移動機構13を制御して送電コイル11を第2の電池内蔵機器50の受電コイル51に接近させる。この状態で、第2の電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60に電力搬送して、このリチウムイオン電池60を満充電する。さらに、第2の電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60が満充電されて、第2の電池内蔵機器50からの満充電信号を受信すると、位置検出制御器18が、さらに第3の電池内蔵機器50の受電コイル51を検出して、移動機構13を制御して第3の電池内蔵機器50の受電コイル51に送電コイル11を接近させて、この電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60を満充電する。以上のように、複数の電池内蔵機器50が上面プレート21にセットされると、次々と電池内蔵機器50を切り換えてリチウムイオン電池60を満充電する。この充電台10は、満充電された電池内蔵機器50の位置を記憶して、満充電された電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60を充電しない。上面プレート21の上にセットされる全ての電池内蔵機器50のリチウムイオン電池60を満充電したことを検出すると、充電台10は、高周波電源12の動作を停止してリチウムイオン電池60の充電を停止する。
以上の構造の充電台10、30、40は、ケース20の上面に載せられる電池内蔵機器50、70、80の位置を位置検出制御器18で検出すると共に、移動機構13を制御して、送電コイル11を電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51に接近させるので、送電コイル11から受電コイル51に効率よく電力搬送して電池内蔵機器50、70、80に内蔵されるリチウムイオン電池60を効率よく充電できる特徴がある。とくに、電池内蔵機器50、70、80の受電コイル51の位置を位置検出制御器18で検出し、移動機構13を制御して、送電コイル11を受電コイル51に接近させる構造は、検出回路53で検出されるリチウムイオン電池60の電圧等の情報を、電池内蔵機器50、70、80から充電台10、30、40に確実に伝送できる特徴もある。それは、図2に示すように、送信アンテナ56と受信アンテナ16を介して情報を無線伝送する構造においては、送信アンテナ56を受電コイル51に接近して配設し、受信アンテナ16を送電コイル11に接近して配設することで、互いに接近する送信アンテナ56と受信アンテナ16を介して送信器54から受信器14に確実に電波を伝送でき、また、図3と図4に示すように、受電コイル51と送電コイル11を介して情報を伝送する構造においては、送電コイル11と受電コイル51とを接近させることで、受電コイル51から送電コイル11へ確実に信号を伝送して、リチウムイオン電池60の電圧等の情報を充電台30、40に正確に伝送できるからである。
ただ、本発明は、充電器を以上の構造には特定しない。充電器は、図示しないが、電池内蔵機器を脱着自在に定位置にセットする装着部を備える構造とすることもできる。この充電器は、装着部にセットされる電池内蔵機器の受電コイルに電力搬送できるように、受電コイルに対向する位置に送電コイルを配設する。この充電台は、電池内蔵機器を装着部にセットする状態で、誘電コイルを充電台の定位置に配置して、すなわち、受電コイルと送電コイルとを接近させる状態で配置して、確実に電力搬送しながら、電池内蔵機器に内蔵されるリチウムイオン電池を効率よく充電する。また、電池内蔵機器の検出回路で検出されるリチウムイオン電池の電圧等の情報を、電池内蔵機器から充電台に確実に伝送できる。
本発明の一実施例にかかる電池内蔵機器と充電台の概略斜視図である。 本発明の第1の実施例にかかる電池内蔵機器と充電台のブロック図である。 本発明の第2の実施例にかかる電池内蔵機器と充電台のブロック図である。 本発明の第3の実施例にかかる電池内蔵機器と充電台のブロック図である。 図4に示す送信器が電圧信号と電流信号と温度信号でスイッチング素子をオンに切り換える状態を示す図である。 電池内蔵機器からパック電池を取り出した状態を示す分解斜視図である。 図6に示すパック電池の分解斜視図である。 図1に示す充電台の内部構造を示す水平断面図である。 図8に示す充電台の垂直縦断面図である。 図8に示す充電台の垂直横断面図である。 充電台の位置検出制御器を示す回路図である。 パルス信号で励起された受電コイルから出力されるエコー信号の一例を示す図である。 送電コイルと受電コイルの相対的な位置ずれに対する発振周波数の変化を示す図である、 充電台の位置検出制御器の他の一例を示す回路図である。 図14に示す位置検出制御器の位置検出コイルに誘導されるエコー信号のレベルを示す図である。
符号の説明
10…充電台
11…送電コイル
12…高周波電源
13…移動機構
14…受信器
15…受信回路
16…受信アンテナ
17…フィードバック回路
18…位置検出制御器 18A…第1の位置検出制御器
18B…第2の位置検出制御器
20…ケース
21…上面プレート
22…サーボモータ 22A…X軸サーボモータ
22B…Y軸サーボモータ
23…ネジ棒 23A…X軸ネジ棒
23B…Y軸ネジ棒
24…ナット材 24A…X軸ナット材
24B…Y軸ナット材
25…ベルト
26…ガイドロッド
27…ガイド部
28…コア 28A…円柱部
28B…円筒部
29…リード線
30…充電台
34…受信器
35…受信回路
36…カップリングコンデンサー
38…位置検出制御器
40…充電台
44…受信器
45…波形整形回路
50…電池内蔵機器
51…受電コイル
52…充電回路
53…検出回路
54…送信器
55…変調回路
56…送信アンテナ
57…電流検出抵抗
58…温度センサ
59…A/Dコンバータ
60…リチウムイオン電池 60a…第1のフラット面
60b…第2のフラット面
61…パック電池
62…電池収納部
63…脱着蓋
64…回路基板
65…カバーケース 65a…電極窓
66…スペーサ 66A…嵌着穴
66B…引出部
67…プラスチックフィルム
68…シールド層
69…保護素子
70…電池内蔵機器
74…送信器
75…変調回路
76…カップリングコンデンサー
77…出力端子
78…リード板
79…リード板
80…電池内蔵機器
84…送信器
85…制御回路
86…スイッチング素子
87…インピーダンス素子
90…位置検出コイル 90A…X軸検出コイル
90B…Y軸検出コイル
91…パルス電源
92…受信回路
93…識別回路
94…切換回路
95…リミッター回路
96…A/Dコンバータ
98…識別回路
99…記憶回路

Claims (9)

  1. 受電コイルを内蔵し、この受電コイルに誘導される電力で充電されるリチウムイオン電池を内蔵する電池内蔵機器と、この電池内蔵機器をセットして電池内蔵機器のリチウムイオン電池を充電する充電台とからなり、
    前記電池内蔵機器は、受電コイルに誘導される交流を整流してリチウムイオン電池を充電する直流に変換する充電回路と、充電されるリチウムイオン電池の電圧を検出する検出回路と、この検出回路で検出される電圧信号を充電台に送信する送信器を備えており、
    前記充電台は、前記電池内蔵機器の送信器から送信される信号を受信してリチウムイオン電池の電圧信号を検出する受信器と、この受信器で検出される電圧信号に制御されて、前記送電コイルに交流電力を供給してリチウムイオン電池を設定電圧以下に制御しながら充電する高周波電源とを備え、
    充電台の高周波電源が、充電されるリチウムイオン電池の電圧を受信器と送信器を介して検出し、リチウムイオン電池の電圧が設定電圧を超えないように制御しながら充電するようにしてなる電池内蔵機器と充電台。
  2. 前記電池内蔵機器の送信器が、リチウムイオン電池の電圧で搬送波を変調する変調回路と、この変調回路で変調された信号を電波として無線送信する送信アンテナとを備え、
    前記充電台の受信器が、送信器から無線送信される電波を受信する受信アンテナと、この受信アンテナで受信される信号を復調して電圧信号を検出する受信回路とを備える請求項1に記載される電池内蔵機器と充電台。
  3. 前記電池内蔵機器の送信器が、受電コイルと送電コイルを介してリチウムイオン電池の電圧信号を充電台に伝送する請求項1に記載される電池内蔵機器と充電台。
  4. 前記電池内蔵機器の送信器が、リチウムイオン電池の電圧信号でオンオフに切り換えられるタイミングが制御され、かつ受電コイルの出力側に接続してなるスイッチング素子を備え、このスイッチング素子がオンオフに切り換えられて、受電コイルの負荷のインピーダンスを制御して、リチウムイオン電池の電圧信号を充電台に伝送するようにしてなる請求項3に記載される電池内蔵機器と充電台。
  5. 前記送信器が、リチウムイオン電池の電圧信号でスイッチング素子をオンに切り換える周期、又はオン状態の時間幅を制御する制御回路を備える請求項4に記載される電池内蔵機器と充電台。
  6. 前記スイッチング素子と直列に接続されるインピーダンス素子を備え、スイッチング素子とインピーダンス素子との直列回路を受電コイルに接続している請求項4に記載される電池内蔵機器と充電台。
  7. 前記インピーダンス素子がコンデンサーである請求項6に記載される電池内蔵機器と充電台。
  8. 前記送信器が、リチウムイオン電池の電圧信号で搬送波を変調する変調回路を備え、この変調回路で変調された搬送波を受電コイルに供給するようにしており、
    さらに、前記充電台の受信器は、受電コイルから送電コイルに伝送される搬送波を復調して電圧信号を検出する受信回路とを備える請求項3に記載される電池内蔵機器と充電台。
  9. 前記電池内蔵機器が脱着自在なパック電池を備え、このパック電池が、リチウムイオン電池と、このリチウムイオン電池を送電コイルの交流磁界から磁気シールドするシールド層と、リチウムイオン電池の充電回路と、リチウムイオン電池の電圧信号を充電台に送信する送信器とを内蔵する請求項1に記載される電池内蔵機器と充電台。
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