JP2004064938A - 充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】二次電池側の構成を簡略化し、最適な電力を供給して二次電池を充電することができる充電システムを提供する。
【解決手段】カメラ本体12に内蔵された二次電池Eの充電に関わる情報がカメラ本体12側から充電器14側に無接点で送信され、この情報に基づいて充電器14に内蔵されたCPU22が充電器14の充電を制御する。これにより、二次電池側に不要回路を付加することなく、充電器14への装着時の状態に最適な電力を供給して二次電池Eを充電することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】カメラ本体12に内蔵された二次電池Eの充電に関わる情報がカメラ本体12側から充電器14側に無接点で送信され、この情報に基づいて充電器14に内蔵されたCPU22が充電器14の充電を制御する。これにより、二次電池側に不要回路を付加することなく、充電器14への装着時の状態に最適な電力を供給して二次電池Eを充電することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は充電システムに係り、特に防水カメラ等に用いられ、電磁誘導を利用して無接点で充電する二次電池の充電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平7−14615号公報には、防水カメラの電源システムとして、充電可能な二次電池をカメラ本体に封入し、この二次電池を充電器との間で無接点で充電することが記載されている。この電源システムでは、カメラ本体に封入された二次電池の充電レベルを検出し、検出した充電レベルをカメラ本体と充電器との間で無接点で交信し、その検出充電レベルと所定の充電レベルカーブと充電時の周囲温度等の情報から残り充電時間を演算し、二次電池を充電している。
【0003】
また、特開2000−287375号公報では、無接点の充電システムとして、二次電池側の共振回路のインピーダンスを変化させて不要な電力を受け取らないようにすることにより、充電回路の発熱を抑え、充電システムの効率を向上させることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−287375号公報の充電システムでは、二次電池側に付加回路が必要になり、二次電池側の部品点数が増し、コストアップになるという欠点がある。
【0005】
また、特開平7−14615号公報の電源システムでは、検出充電レベルと所定の充電レベルカーブと充電時の周囲温度等の情報から残り充電時間を演算して、二次電池を充電しているため、電池残量に応じた最適な充電ができないという欠点がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、二次電池側の構成を簡略化し、最適な電力を供給して二次電池を充電することができる充電システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、二次電池を充電器で無接点にて充電する充電システムにおいて、前記二次電池に設けられ、前記二次電池の充電に関わる情報を検出する検出手段と、前記二次電池に設けられ、前記検出手段で検出された前記二次電池の充電に関わる情報を無接点で送信する送信手段と、前記充電器に設けられ、前記送信手段から送信された前記二次電池の充電に関わる情報を無接点で受信する受信手段と、前記充電器に設けられ、前記受信手段で受信された前記二次電池の充電に関わる情報に基づいて前記充電器の充電をフィードバック制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする充電システムを提供する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記検出手段は、前記二次電池の充電電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池の充電電流を検出する電流検出手段と、で構成され、前記制御手段は、前記受信手段で受信される前記二次電池の充電電流と充電電圧とに基づいて、充電初期は、前記二次電池の充電電流が一定となるように充電を制御し、前記二次電池の充電電圧が所定の値を超えると、前記二次電池の充電電圧が一定となるように充電を制御し、前記二次電池の充電電流が所定の値を下回ると、前記二次電池の充電を終了することを特徴とする請求項1に記載の充電システムを提供する。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記送信手段は発光素子であり、前記受信手段は受光素子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システムを提供する。
【0010】
本発明によれば、二次電池の充電に関わる情報が二次電池から充電器に無接点で送信され、この情報に基づいて充電器に備えられた制御手段が充電器の充電を制御する。これにより、二次電池側に不要回路を付加することなく、充電器への装着時の状態に最適な電力を供給して二次電池を充電することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る充電システムの好ましい実施の形態について詳説する。
【0012】
図1は、本発明に係る充電システムが適用されたデジタルカメラシステム10の外観図である。
【0013】
同図に示すように、このデジタルカメラシステム10は、カメラ本体12と充電器14とで構成され、カメラ本体12を充電器14の上面に形成された凹部16に載置すると、カメラ本体12に封入された二次電池E(たとえばニッケル水素電池やリチュウムイオン電池、ニッケルカドニウム電池等)が充電器14によって無接点で充電される。
【0014】
図2は、充電器14とカメラ本体12の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、充電器14は、定電圧回路18、DC−ACコンバータ20、送信コイルL1、CPU22、第1受光素子24A及び第2受光素子24B等を内蔵しており、カメラ本体12は、二次電池E、受信コイルL2、ダイオードD、コンデンサC、検流器R、充電電圧検出回路26、充電電流検出回路28、第1発光素子30A及び第2発光素子30B等を内蔵している。
【0015】
カメラ本体12の受信コイルL1はカメラ本体12の底部近傍に配置されるとともに、充電器14の送信コイルL2は凹部16の底部近傍に配置され、カメラ本体12を充電器14にセットすると、互いに対向する位置で近接して配置される。
【0016】
また、図1に示すように、カメラ本体12の第1発光素子30Aと第2発光素子30Bは、カメラ本体12の底面に形成された透明な窓32A、32Bの内側に配置されるとともに、充電器14の第1受光素子24Aと第2受光素子24Bは凹部16の底面に形成された透明な窓34A、34Bの内側に配置され、カメラ本体12を充電器14にセットすると、互いに対向して配置される。
【0017】
充電器14は、商用電源等の交流電源を定電圧回路18によって所定電圧の直流に変換し、これをDC−ACコンバータ20によって所定の周波数の交流に変換して送信コイルL1に供給する。
【0018】
送信コイルL1から放出された電磁波は、カメラ本体12内の受信コイルL2に受信され、ダイオードDで検波された後、コンデンサCにて平滑され、二次電池Eに充電される。
【0019】
カメラ本体12に設けられた充電電圧検出回路26は、二次電池Eの端子電圧から充電電圧を検出する。検出された二次電池Eの充電電圧は、電圧値に応じた第1発光素子30Aの点滅として充電器14側に送信される。
【0020】
また、充電電流検出回路28は、低抵抗の検流器Rの端子電圧から二次電池Eの充電電流を検出する。検出された二次電池Eの充電電流は、電流値に応じた第2発光素子30Bの点滅として充電器14側に送信される。
【0021】
充電器14に設けられたCPU22は、第1受光素子24Aを介して受信される二次電池Eの充電電圧の情報と、第2受光素子24Bを介して受信される二次電池Eの充電電圧の情報とに基づいて定電圧回路18の出力電圧を調整し、二次電池Eの充電を制御する。この制御は次のように行なわれる。
【0022】
カメラ本体12が充電器14にセットされて充電が開始されると、CPU22は充電初期において定電流充電を行なう。すなわち、図3に示すように、充電電流検出回路28によって検出される充電電流が一定になるように(たとえば100mA)、定電圧回路18の出力電圧を調整して、二次電池Eを充電する。
【0023】
二次電池Eは充電の進行に伴って電池電圧が上昇するので、CPU22は、充電電圧検出回路26によって検出される充電電圧が所定の電圧(たとえば4.1V)に達すると定電圧充電を行なう。すなわち、充電電圧検出回路26によって検出される充電電圧が一定になるように、定電圧回路18の出力電圧を調整して二次電池Eを充電する。
【0024】
一方、二次電池Eが満充電が近づくと、これに伴って充電電流が低下するので、CPU22は、充電電流検出回路28によって検出される充電電流が所定の電流値よりも低下すると、満充電に達したと判断して充電を終了する。
【0025】
このように、本実施の形態のデジタルカメラシステム10によれば、カメラ本体12側から二次電池Eの充電に関わる情報が充電器14側に送信され、これに基づいて充電器14の充電が制御されるので(フィードバック制御)、二次電池Eの状態に関わらず常に最適な電力を供給して二次電池Eを充電することができる。これにより、発熱や無駄な電力の消費を防止することができる。
【0026】
また、二次電池側に付加回路を設ける必要がないので、二次電池側の構成を簡略化でき、二次電池側の製造コストを低減させることができる。
【0027】
なお、本実施の形態では、本発明に係る充電システムをデジタルカメラの電源システムに適用した例で説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、二次電池を内蔵した機器(たとえば携帯電話等の携帯電子機器)にも適用することができる。また、二次電池を内蔵した機器に限らず、機器に着脱自在に装着され、二次電池を内蔵したバッテリーパック等にも同様に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、二次電池側から送信される二次電池の充電に関わる情報に基づいて充電器の制御手段が充電を制御することにより、充電器への装着時の状態に最適な電力を供給して二次電池を充電することができる。これにより、発熱や無駄な電力の消費を防止することができる。また、二次電池側に付加回路を設ける必要がないので、二次電池側の構成を簡略化でき、二次電池側の製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電システムが適用されたデジタルカメラシステムの外観図
【図2】充電器とカメラ本体の内部構成を示すブロック図
【図3】充電動作の説明図
【符号の説明】
10…デジタルカメラシステム、12…カメラ本体、14…充電器、16…凹部、18…定電圧回路、20…DC−ACコンバータ、22…CPU、24A…第1受光素子、24B…第2受光素子、L2…受信コイル、26…充電電圧検出回路、28…充電電流検出回路、30A…第1発光素子、30B…第2発光素子、32A、32B…窓、34A、34B…窓、E…二次電池、L1…送信コイル、L2…受信コイル、D…ダイオード、C…コンデンサ、R…検流器
【発明の属する技術分野】
本発明は充電システムに係り、特に防水カメラ等に用いられ、電磁誘導を利用して無接点で充電する二次電池の充電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平7−14615号公報には、防水カメラの電源システムとして、充電可能な二次電池をカメラ本体に封入し、この二次電池を充電器との間で無接点で充電することが記載されている。この電源システムでは、カメラ本体に封入された二次電池の充電レベルを検出し、検出した充電レベルをカメラ本体と充電器との間で無接点で交信し、その検出充電レベルと所定の充電レベルカーブと充電時の周囲温度等の情報から残り充電時間を演算し、二次電池を充電している。
【0003】
また、特開2000−287375号公報では、無接点の充電システムとして、二次電池側の共振回路のインピーダンスを変化させて不要な電力を受け取らないようにすることにより、充電回路の発熱を抑え、充電システムの効率を向上させることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−287375号公報の充電システムでは、二次電池側に付加回路が必要になり、二次電池側の部品点数が増し、コストアップになるという欠点がある。
【0005】
また、特開平7−14615号公報の電源システムでは、検出充電レベルと所定の充電レベルカーブと充電時の周囲温度等の情報から残り充電時間を演算して、二次電池を充電しているため、電池残量に応じた最適な充電ができないという欠点がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、二次電池側の構成を簡略化し、最適な電力を供給して二次電池を充電することができる充電システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、二次電池を充電器で無接点にて充電する充電システムにおいて、前記二次電池に設けられ、前記二次電池の充電に関わる情報を検出する検出手段と、前記二次電池に設けられ、前記検出手段で検出された前記二次電池の充電に関わる情報を無接点で送信する送信手段と、前記充電器に設けられ、前記送信手段から送信された前記二次電池の充電に関わる情報を無接点で受信する受信手段と、前記充電器に設けられ、前記受信手段で受信された前記二次電池の充電に関わる情報に基づいて前記充電器の充電をフィードバック制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする充電システムを提供する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記検出手段は、前記二次電池の充電電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池の充電電流を検出する電流検出手段と、で構成され、前記制御手段は、前記受信手段で受信される前記二次電池の充電電流と充電電圧とに基づいて、充電初期は、前記二次電池の充電電流が一定となるように充電を制御し、前記二次電池の充電電圧が所定の値を超えると、前記二次電池の充電電圧が一定となるように充電を制御し、前記二次電池の充電電流が所定の値を下回ると、前記二次電池の充電を終了することを特徴とする請求項1に記載の充電システムを提供する。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記送信手段は発光素子であり、前記受信手段は受光素子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システムを提供する。
【0010】
本発明によれば、二次電池の充電に関わる情報が二次電池から充電器に無接点で送信され、この情報に基づいて充電器に備えられた制御手段が充電器の充電を制御する。これにより、二次電池側に不要回路を付加することなく、充電器への装着時の状態に最適な電力を供給して二次電池を充電することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る充電システムの好ましい実施の形態について詳説する。
【0012】
図1は、本発明に係る充電システムが適用されたデジタルカメラシステム10の外観図である。
【0013】
同図に示すように、このデジタルカメラシステム10は、カメラ本体12と充電器14とで構成され、カメラ本体12を充電器14の上面に形成された凹部16に載置すると、カメラ本体12に封入された二次電池E(たとえばニッケル水素電池やリチュウムイオン電池、ニッケルカドニウム電池等)が充電器14によって無接点で充電される。
【0014】
図2は、充電器14とカメラ本体12の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、充電器14は、定電圧回路18、DC−ACコンバータ20、送信コイルL1、CPU22、第1受光素子24A及び第2受光素子24B等を内蔵しており、カメラ本体12は、二次電池E、受信コイルL2、ダイオードD、コンデンサC、検流器R、充電電圧検出回路26、充電電流検出回路28、第1発光素子30A及び第2発光素子30B等を内蔵している。
【0015】
カメラ本体12の受信コイルL1はカメラ本体12の底部近傍に配置されるとともに、充電器14の送信コイルL2は凹部16の底部近傍に配置され、カメラ本体12を充電器14にセットすると、互いに対向する位置で近接して配置される。
【0016】
また、図1に示すように、カメラ本体12の第1発光素子30Aと第2発光素子30Bは、カメラ本体12の底面に形成された透明な窓32A、32Bの内側に配置されるとともに、充電器14の第1受光素子24Aと第2受光素子24Bは凹部16の底面に形成された透明な窓34A、34Bの内側に配置され、カメラ本体12を充電器14にセットすると、互いに対向して配置される。
【0017】
充電器14は、商用電源等の交流電源を定電圧回路18によって所定電圧の直流に変換し、これをDC−ACコンバータ20によって所定の周波数の交流に変換して送信コイルL1に供給する。
【0018】
送信コイルL1から放出された電磁波は、カメラ本体12内の受信コイルL2に受信され、ダイオードDで検波された後、コンデンサCにて平滑され、二次電池Eに充電される。
【0019】
カメラ本体12に設けられた充電電圧検出回路26は、二次電池Eの端子電圧から充電電圧を検出する。検出された二次電池Eの充電電圧は、電圧値に応じた第1発光素子30Aの点滅として充電器14側に送信される。
【0020】
また、充電電流検出回路28は、低抵抗の検流器Rの端子電圧から二次電池Eの充電電流を検出する。検出された二次電池Eの充電電流は、電流値に応じた第2発光素子30Bの点滅として充電器14側に送信される。
【0021】
充電器14に設けられたCPU22は、第1受光素子24Aを介して受信される二次電池Eの充電電圧の情報と、第2受光素子24Bを介して受信される二次電池Eの充電電圧の情報とに基づいて定電圧回路18の出力電圧を調整し、二次電池Eの充電を制御する。この制御は次のように行なわれる。
【0022】
カメラ本体12が充電器14にセットされて充電が開始されると、CPU22は充電初期において定電流充電を行なう。すなわち、図3に示すように、充電電流検出回路28によって検出される充電電流が一定になるように(たとえば100mA)、定電圧回路18の出力電圧を調整して、二次電池Eを充電する。
【0023】
二次電池Eは充電の進行に伴って電池電圧が上昇するので、CPU22は、充電電圧検出回路26によって検出される充電電圧が所定の電圧(たとえば4.1V)に達すると定電圧充電を行なう。すなわち、充電電圧検出回路26によって検出される充電電圧が一定になるように、定電圧回路18の出力電圧を調整して二次電池Eを充電する。
【0024】
一方、二次電池Eが満充電が近づくと、これに伴って充電電流が低下するので、CPU22は、充電電流検出回路28によって検出される充電電流が所定の電流値よりも低下すると、満充電に達したと判断して充電を終了する。
【0025】
このように、本実施の形態のデジタルカメラシステム10によれば、カメラ本体12側から二次電池Eの充電に関わる情報が充電器14側に送信され、これに基づいて充電器14の充電が制御されるので(フィードバック制御)、二次電池Eの状態に関わらず常に最適な電力を供給して二次電池Eを充電することができる。これにより、発熱や無駄な電力の消費を防止することができる。
【0026】
また、二次電池側に付加回路を設ける必要がないので、二次電池側の構成を簡略化でき、二次電池側の製造コストを低減させることができる。
【0027】
なお、本実施の形態では、本発明に係る充電システムをデジタルカメラの電源システムに適用した例で説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、二次電池を内蔵した機器(たとえば携帯電話等の携帯電子機器)にも適用することができる。また、二次電池を内蔵した機器に限らず、機器に着脱自在に装着され、二次電池を内蔵したバッテリーパック等にも同様に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、二次電池側から送信される二次電池の充電に関わる情報に基づいて充電器の制御手段が充電を制御することにより、充電器への装着時の状態に最適な電力を供給して二次電池を充電することができる。これにより、発熱や無駄な電力の消費を防止することができる。また、二次電池側に付加回路を設ける必要がないので、二次電池側の構成を簡略化でき、二次電池側の製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電システムが適用されたデジタルカメラシステムの外観図
【図2】充電器とカメラ本体の内部構成を示すブロック図
【図3】充電動作の説明図
【符号の説明】
10…デジタルカメラシステム、12…カメラ本体、14…充電器、16…凹部、18…定電圧回路、20…DC−ACコンバータ、22…CPU、24A…第1受光素子、24B…第2受光素子、L2…受信コイル、26…充電電圧検出回路、28…充電電流検出回路、30A…第1発光素子、30B…第2発光素子、32A、32B…窓、34A、34B…窓、E…二次電池、L1…送信コイル、L2…受信コイル、D…ダイオード、C…コンデンサ、R…検流器
Claims (3)
- 二次電池を充電器で無接点にて充電する充電システムにおいて、
前記二次電池に設けられ、前記二次電池の充電に関わる情報を検出する検出手段と、
前記二次電池に設けられ、前記検出手段で検出された前記二次電池の充電に関わる情報を無接点で送信する送信手段と、
前記充電器に設けられ、前記送信手段から送信された前記二次電池の充電に関わる情報を無接点で受信する受信手段と、
前記充電器に設けられ、前記受信手段で受信された前記二次電池の充電に関わる情報に基づいて前記充電器の充電をフィードバック制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする充電システム。 - 前記検出手段は、前記二次電池の充電電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池の充電電流を検出する電流検出手段と、で構成され、
前記制御手段は、前記受信手段で受信される前記二次電池の充電電流と充電電圧とに基づいて、充電初期は、前記二次電池の充電電流が一定となるように充電を制御し、前記二次電池の充電電圧が所定の値を超えると、前記二次電池の充電電圧が一定となるように充電を制御し、前記二次電池の充電電流が所定の値を下回ると、前記二次電池の充電を終了することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。 - 前記送信手段は発光素子であり、前記受信手段は受光素子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002222302A JP2004064938A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | 充電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002222302A JP2004064938A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | 充電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004064938A true JP2004064938A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31942353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002222302A Pending JP2004064938A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | 充電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004064938A (ja) |
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JP2020516223A (ja) * | 2017-04-07 | 2020-05-28 | オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | 無線充電装置、方法および充電対象機器 |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002222302A patent/JP2004064938A/ja active Pending
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