JP2009272722A - 特典付与システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信負荷が小さく、特典の取り扱いが容易で、特典を簡単に複製されることの無い特典付与システムを提供する。
【解決手段】特典付与システム1では、特典重畳装置11で、放送コンテンツに応じた特典情報が音響透かし化されて放送コンテンツの音声データに重畳され、放送局13から放送される。視聴確認装置17は、放送受信装置15が放音した放送コンテンツの音声を収音し、特典取得操作を受け付けると、特典の取得日時情報を特典情報に付加して記憶する。視聴者が特典を使用する場合には、特典情報は、視聴確認装置17から特典提供装置19を介して特典交換サーバ21に送られる。特典交換サーバ21は、特典情報の照合を行い、放送用コンテンツの放送日時が一致し、特典の取得日時が許容範囲内であれば、特典認証情報を特典提供装置19に送信する。特典提供装置19は、特典認証情報を受信すると、特典を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送コンテンツの視聴者に特典を付与する特典付与システムに関する。
従来、テレビ番組の視聴者に特典を付与し、また、視聴者にも、ポイントを提供するスポンサー側にも、番組を提供する側にもメリットがある特典付与システムがあった(特許文献1参照。)。
特開2007−281968号公報
特許文献1に記載の発明は、放送番組を出力するモニタやスピーカ機器、特典を発行する特典発行サーバ装置、発行した特典に対する応答を管理する特典管理サーバ装置、発行された特典に対して応答する応答端末装置、特典を印刷するプリンタを含む構成である。この発明では、番組の放送中に特典発行サーバ装置が特典を発行し、応答端末装置で特典取得操作(応答)があると、特典管理サーバ装置がその応答を管理する構成である。そのため、応答端末装置は、特典発行サーバ装置や特典管理サーバ装置とネットワークを介して常に接続しておく必要があった。また、特典発行サーバ装置や特典管理サーバ装置は、番組の放送中にリアルタイムで処理を行わなければならなかった。番組の放送中には、通常複数の視聴者が特典を取得しようとするので、特典発行サーバ装置や特典管理サーバ装置は、複数の応答端末装置と通信しなければならない。そのため、ネットワークの通信負荷が大きくなるという問題があった。また、特典をプリンタで印刷して引き替えなければならず、視聴者は煩雑な操作を行う必要があった。また、特典を印刷して使用するので、特典を複数回利用される可能性があるが、その対策が明確でなかった。
そこで、本発明は、通信負荷が小さく、特典の取り扱いが容易で、特典を簡単に複製されることの無い特典付与システムを提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)放送局から放送される放送コンテンツの音声データに、この放送コンテンツの放送日時を含む特典情報を音響透かしに変換して重畳する特典重畳手段を備えた特典重畳装置と、
前記放送局から放送された放送コンテンツの音声データを受信する放送受信手段と、前記放送受信手段が受信した音声データを音声として放音する放音手段と、を備えた放送受信装置と、
音声を収音して音声データに変換する収音手段と、現在の日時を計時する計時手段と、放送コンテンツの音声データに重畳された特典情報を抽出する抽出手段と、特典情報を記憶する特典記憶手段と、特典取得操作を受け付ける操作手段と、前記操作手段が特典取得操作を受け付けると、現在の日時情報を特典の取得日時情報として前記特典情報に付加して前記特典記憶手段に記憶させる情報付加手段と、前記特典記憶手段から特典情報を読み出して送信する特典情報送信手段と、を備えた視聴確認装置と、
前記視聴確認装置が出力した特典情報を受信する特典情報受信手段と、前記特典情報受信手段が受信した特典情報を照合先に送信し、前記送信した特典情報に対応する特典認証情報を受信する通信手段と、前記通信手段が受信した特典認証情報に基づいて特典を提供する特典提供手段と、を備えた特典提供装置と、
前記特典重畳装置が特典情報を重畳した放送用コンテンツの放送日時と、特典の取得日時の許容期間を含む照合用情報を記憶する照合情報記憶手段と、前記特典提供装置が送信した特典情報を受信する第2通信手段と、前記特典情報を受信すると、その特典情報と前記照合用情報を照合し、前記放送日時が一致し、前記特典の取得日時が前記許容期間内であれば、前記第2通信手段を制御して、その特典情報に対応する特典認証情報を前記特典提供装置へ送信させる特典照合手段と、を備えた特典交換装置と、
を有することを特徴とする。
この構成においては、特典重畳装置は、放送コンテンツに応じた特典情報を音響透かし化して放送コンテンツの音声データに重畳する。また、放送受信装置は、放送局から放送された放送コンテンツを受信して、その音声を放音する。また、視聴確認装置は、放送コンテンツの音声を収音して音声データに変換し、特典取得操作を受け付けると、特典の取得日時情報を特典情報に付加して記憶する。視聴者が特典を交換する場合には、視聴確認装置は、特典提供装置を介して特典交換装置に特典情報を送る。特典交換装置は、特典情報の照合を行い、放送用コンテンツの放送日時が一致し、特典の取得日時が許容期間内であれば、特典認証情報を特典提供装置に送信する。特典提供装置は、特典認証情報を受信すると、視聴者に特典を提供する。したがって、視聴確認装置は放送受信装置から放音される音声により特典情報を取得し、特典を交換するときのみ特典提供装置や特典交換装置との通信が発生するので、各装置間の通信負荷を小さくすることができる。また、特典情報を印刷することなく使用できるので、ユーザの利便性を図ることできる。また、特典を使用時には、放送用コンテンツの放送日時や特典の取得日時を確認するので、特典の悪用を防止すること可能である。
(2)前記放送受信装置の放音手段は、1つまたは複数のスピーカであり、
前記視聴確認装置は、前記収音手段が収音した音声の再生方式を識別する識別手段を備え、前記情報付加手段で、前記識別手段が識別した音声の再生方式の情報を前記特典情報に付加し、
前記特典交換装置は、前記特典照合手段で、前記特典情報と前記照合用情報を照合する際に前記第2通信手段を制御して、前記音声の再生方式の情報に応じて異なる特典認証情報を前記特典提供装置へ送信させることを特徴とする。
この構成においては、特典付与システムでは、視聴確認装置は、収音した音声が、モノラル、ステレオ、サラウンドのいずれの再生方式で再生されたかを識別する。そして、この音声の再生方式の情報を特典情報に付加する。特典交換装置は、特典を照合する際に音声の再生方式に関する情報が付加されていると、音声の再生方式情報に応じて異なる特典認証情報を特典提供装置に送信する。したがって、視聴者の音声再生環境に応じて異なる特典が付与されるので、視聴者に対して視聴環境の変更の動機付けを図ることが可能となる。また、視聴環境に応じた特典を付与することが可能になる。
(3)前記特典交換装置は、前記特典情報と前記照合用情報の照合結果を集計する集計手段を備えたことを特徴とする。
この構成においては、特典交換装置は、特典の使用のために送られてきた特典情報の有効性を照合した照合結果を集計手段で集計する。したがって、放送コンテンツが実際に再生された日時や特典の利用状況を容易に把握できる。すなわち、放送コンテンツが放送時間に視聴されているのか、録画されて視聴されているのかを容易に把握できる。また、特典の使用率を容易に把握できる。これにより、視聴率の改善や放送コンテンツによる広告(CM)効果の分析に役立つ。
(4)前記視聴確認装置は、位置情報提供手段から提供される情報に基づいて現在位置情報を特定する位置特定手段を備え、前記情報付加手段で、前記位置特定手段が特定した現在位置情報を前記特典情報に付加し、
前記特典交換装置は、前記照合情報記憶手段で、前記特典重畳装置が特典情報を重畳した放送用コンテンツの放送エリアの情報を記憶し、前記第2通信手段で前記特典情報を受信すると、前記特典照合手段で、さらに特典情報に含まれる現在位置の情報を、前記照合情報記憶手段が記憶する放送エリアの情報と照合し、前記現在位置が前記放送エリア内の場合には、前記第2通信手段を制御して、その特典情報に対応する特典認証情報を前記特典提供装置へ送信させることを特徴とする。
この構成においては、視聴確認装置は、位置情報提供手段から提供される情報に基づいて現在位置情報を特定し、この現在位置情報を特典情報に付加する。また、特典交換装置は、特典重畳装置が特典情報を重畳した放送用コンテンツの放送エリアの情報を記憶しておき、現在位置の情報が付加された特典情報を受信すると、その現在位置が放送エリア内の場合には、その特典情報に対応する特典認証情報を特典提供装置へ送信する。したがって、特典を取得した位置を特定できるので、地域限定の特典を発行した場合等に、その特典が不正に使用されるのを防止できる。
(5)また、(1)から(4)のいずれかの発明において、前記特典重畳装置は、前記特典情報を暗号化する暗号化手段を備え、
前記特典交換装置は、前記暗号化された特典情報を復号化する復号化手段を備えたものとすることができる。
この構成においては、特典重畳装置は、特典情報を暗号化して送信し、特典交換装置は、暗号化された特典情報を復号化する。したがって、特典情報は放送されてから照合される直前まで暗号化された状態なので、特典情報が不正に改ざんされるのを防ぐことができる。
本発明によれば、視聴確認装置は放送受信装置から放音される音声により特典情報を取得し、特典を使用するときのみ特典提供装置や特典交換装置との通信が発生するので、各装置間の通信負荷を小さくすることができる。また、特典情報を印刷することなく使用できるので、ユーザの利便性を図ることができる。また、特典を使用時には、放送用コンテンツの放送日時や特典の取得日時を確認するので、特典の悪用を防止できる。
まず、本発明の実施形態に係る特典付与システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る特典付与システムのブロック図である。
特典付与システム1は、特典重畳装置11と、放送局13と、テレビ装置(放送受信装置)15と、視聴確認装置17と、特典提供装置19と、特典交換サーバ(特典交換装置)21と、複数のGPS衛星(位置情報提供手段)23を備えた構成である。
特典重畳装置11は、操作部31、特典生成部33、特典記憶部35、GPS情報受信部37、日時情報付加部39、特典暗号部41、操作指示作成部42、透かし生成部43、放送コンテンツ入力部45、透かし埋め込み部47、及び放送コンテンツ出力部49を備えている。
操作部31は、オペレータが特典重畳装置11を操作するためのユーザインタフェースである。
特典生成部33は、操作部31から入力されたオペレータの指示(操作)に基づき、放送コンテンツ用の特典情報を生成する。
特典記憶部35は、特典生成部33が出力した特典情報を一時的に記憶する。
GPS情報受信部37は、GPS衛星23からの電波(GPS電波)を、アンテナ37Aを介して受信する。
日時情報付加部39は、日時を計時しており、特典記憶部35から読み出した特典に日時情報を付加する。日時情報付加部39が計時する日時は、GPS電波に含まれる日時情報に基づいて校正される。
特典暗号部(暗号化手段)41は、日時情報が付加された特典を周知の暗号化方法により暗号化する。なお、特典重畳装置11では、放送コンテンツの特典の内容や集計目的によっては、特典暗号部41で暗号化せずにそのまま出力することも可能である。
操作指示作成部42は、操作部31から入力されたオペレータの指示(操作)に基づき、テレビ装置15のモニタ59に表示させる操作指示情報を作成する。この操作指示情報は、特典の取得を希望する視聴者に、後述する視聴確認装置17の操作部75を操作して特典を取得するように促すためのものである。操作指示作成部42は、この操作指示情報を、オペレータが特典を生成するために操作部31を操作したときなど、特典生成部33において特典情報が生成される際に作成する。操作指示作成部42は、操作指示情報を作成すると、放送コンテンツ出力部49に出力する。なお、操作指示作成部42は、音声により操作指示情報を作成することも可能である。
透かし生成部(特典重畳手段)43は、暗号化された特典情報から音響透かしを生成する。
放送コンテンツ入力部45は、放送コンテンツの入力インタフェースである。
透かし埋め込み部(特典重畳手段)47は、放送コンテンツの音声データに音響透かし化された特典情報を重畳する(埋め込む)。
放送コンテンツ出力部49は、音響透かし(特典情報)が重畳された(埋め込まれた)放送コンテンツの出力インタフェースである。放送コンテンツ出力部49は、操作指示作成部42から出力された操作指示情報を放送コンテンツに重畳(合成)して出力する。
なお、特典重畳装置11では、操作部31の操作により特典情報を特典生成部33で生成する構成としたが、これに限るものではなく他の構成であっても良い。例えば、放送コンテンツ入力部45から放送コンテンツが入力されると、特典生成部33でその音声情報や映像情報を解析して、自動的に特典情報を生成するように構成しても良い。また、外部から放送コンテンツを入力する際に、予め生成した特典情報を外部から入力するように構成することも可能である。
放送局13は、特典重畳装置11が音響透かし(特典情報)を重畳した放送コンテンツの放送データ(音声データ及び映像データ)を放送波に重畳してアンテナ13Aから送信(放送)する。
テレビ装置(放送受信装置)15は、受信部51、変換部53、記録部55、スピーカ57、及びモニタ59を備えている。テレビ装置15は、放送局13が送信(放送)した放送波を、アンテナ51Aを介して受信部(放送受信手段)51で受信する。続いて、受信した放送波を変換部53で放送データ(音声データと映像データ)に変換する。そして、テレビ装置15は、音声データを音声としてスピーカ(放音手段)57から放音し、映像データを映像としてモニタ59に表示する。また、テレビ装置15は、変換部53が変換した放送データを記録部55に記録できる。テレビ装置15は、不図示の操作部で受け付ける操作に応じて、記録部55に記録した音声データを音声としてスピーカ57から放音し、映像データを映像としてモニタ59に表示することができる。さらに、テレビ装置15は、放送データに操作指示情報が含まれる場合には、モニタ59に操作指示情報を表示させる。また、テレビ装置15は、操作指示情報が音声データの場合には、スピーカ57からこの操作指示情報を放音させる。
なお、記録部55は、テレビ装置15と一体でも別体でも良い。また、テレビ装置15のスピーカ57は、視聴者の好みに応じて数量を変更可能である。すなわち、音声再生方式は、視聴者が設定する視聴環境に応じて、モノラル(1ch)・ステレオ(2ch)・サラウンド(5ch)のいずれの構成であっても良い。例えば、視聴者の好みに応じて、テレビ装置15のスピーカを使用しても、別に外部スピーカを設けてステレオやサラウンドで音声を放音(再生)するように構成しても良い。
視聴確認装置17は、マイク61、音響透かし抽出部63、GPS情報受信部65、計時部67、位置情報算出部69、機器情報記憶部71、表示部73、操作部75、情報付加部77、特典情報記憶部78、及び特典情報送信部79を備えている。視聴確認装置17としては、携帯電話やPDA等、携帯型の端末装置が好適である。
マイク(収音手段)61は、テレビ装置15のスピーカ57から放音された音声を収音して音声データに変換する。マイク61としては1つの無指向性マイクを用いても、複数の無指向性マイクを用いても良い。
音響透かし抽出部(抽出手段)63は、マイク61が変換した音声データに含まれる音響透かしを抽出し、電子データ(以下、特典情報と称する。)に変換して情報付加部77に出力する。音響透かし抽出部63は、音響透かしが暗号化されている場合には、復号せずにそのまま出力する。また、音響透かし抽出部63は、音響透かしを抽出して特典情報に変換する際に、操作指示情報が含まれている場合には、この操作指示情報を表示部73に出力する。
再生方式識別部(識別手段)64は、マイク61が収音した音声の再生方式、すなわち、モノラル(1ch)・ステレオ(2ch)・サラウンドのいずれで音声が再生されているかを識別する。そして、音声の再生方式の情報を情報付加部77に出力する。
5チャンネルのサラウンド音声を、5つのスピーカから放音した場合、ダウンミックスして2つのスピーカから放音した場合、及びダウンミックスして1つのスピーカから放音した場合では、スピーカ数によりマイクで収音した音声の波形や周波数特性が異なる。これは、スピーカの配置やスピーカ数により室内での反響状態が異なるからである。そのため、再生方式識別部64は、1つの無指向性マイクで収音した場合には、収音した音声の周波数や反射波群のパターンを分析して、音声の再生方式の違い、すなわちモノラル・ステレオ・サラウンドの違いを識別する。また、再生方式識別部64は、マイク61を複数設けた構成の場合には音声の放音方向を把握できるので、収音した音声の周波数や反射波群のパターンに加えて、音声の放音方向を分析して、音声の再生方式を識別する。また、視聴者が特典を取得する際に、音声の再生方式の情報を送信する必要が無い場合には、マイク61若しくは視聴確認装置17をいずれかのスピーカ57に近づけて音声を収音すると良い。一方、視聴者が特典を取得する際に、音声の再生方式の情報を送信する必要がある場合には、マイク61または視聴確認装置17を視聴者の視聴位置に移動させてスピーカ57から放音された音声を収音すると良い。これにより、音声の再生方式を容易に判別することができる。
GPS情報受信部65は、複数のGPS衛星23からの電波(GPS電波)を、アンテナ65Aを介して受信する。
計時部(計時手段)67は、日時を計時しており、放送コンテンツの再生日時情報として日時情報を情報付加部77に出力する。計時部67が計時する日時は、GPS電波から抽出された日時情報により校正される。
位置情報算出部(位置特定手段)69は、複数のGPS衛星23からのGPS電波を用いて現在位置を算出し、この現在位置情報を情報付加部77に出力する。
機器情報記憶部71は、視聴確認装置17に関する情報(機器情報)を記憶する。例えば、視聴確認装置17を特定するシリアル番号等の情報や、視聴確認装置17の使用者の情報(例えば、年齢、性別、職業、趣味等の情報)を記憶している。
表示部73は、取得した特典情報等など、操作部75の操作に応じた内容を表示する。
操作部(操作手段)75は、複数の入力ボタンを備えており、視聴者(ユーザ)の操作を受け付けて、その操作に応じた信号(操作情報)を情報付加部77に出力する。視聴者は、例えば、テレビ装置15のモニタ59に特典の取得を促す内容が表示されたときには、特典を取得するための操作(特典取得操作)を行う。また、視聴者は、特典を割引券やポイントに交換する際に、操作部75を操作することで、特典提供装置と通信して、特典情報を特典交換サーバ21において照合することができる。
情報付加部(情報付加手段)77は、音響透かし抽出部63が出力した特典情報に、計時部67が出力した日時情報を付加する。また、情報付加部77は、位置情報算出部69が出力した現在位置情報、再生方式識別部64が出力した音声の再生方式の情報、機器情報記憶部71が記憶する機器情報、再生方式識別部64が識別した音声の再生方式の情報等、これらの情報(以下、付加情報とも称する。)の1つまたは複数を特典情報に付加することができる。情報付加部77は、1つまたは複数の付加情報を付加した特典情報を特典情報記憶部78に出力する。
特典情報記憶部(特典記憶手段)78は、情報付加部77が出力した特典情報を記憶する。
特典情報送信部(特典情報送信手段)79は、特典情報記憶部78から特典情報を読み出して、特典提供装置19に出力(送信)する。
なお、視聴確認装置17では、情報付加部77に暗号部を設けて、付加情報を暗号化し、暗号化した付加情報を特典情報に付加するように構成することも可能である。
特典提供装置19は、特典情報受信部81、通信部83、及び特典提供部85を備えている。
特典情報受信部(特典情報受信手段)81は、視聴確認装置17が出力した特典情報を受信する。特典情報受信部81は、視聴確認装置17と無線または有線で接続されている。視聴確認装置17が携帯型の端末装置の場合には、無線で通信する構成が好適である。一方、視聴確認装置17が固定型の端末装置の場合には、有線または無線でネットワークを介して通信する構成が好適である。
通信部(通信手段)83は、特典情報受信部81が受信した特典情報を、ネットワークを介して特典交換サーバ21に送信する。また、通信部83は、特典交換サーバ21が送信した特典情報に対応する特典認証情報や特典認証不可情報を受信する。特典認証情報は、特典交換サーバ21において特典情報を照合の結果、問題が無い場合に発行される。一方、特典認証不可情報は、特典交換サーバ21において特典情報を照合の結果、問題がある場合に発行される。
特典提供部(特典提供手段)85は、通信部83が受信した特典情報に対応する特典を提供する。特典としては、割引サービスやポイント付与サービス等がある。
特典交換サーバ21は、通信部91、特典復号部93、照合情報記憶部95、特典照合部97、及び集計部99を備えている。特典交換サーバ21は、ネットワークを介して特典提供装置19と接続されている。
通信部(第2通信手段)91は、視聴確認装置17が出力した特典情報を受信する。
特典復号部(復号化手段)93は、暗号化されている特典情報を復号化する。特典復号部93は、特典情報に付加された付加情報(日時情報・現在位置情報・機器情報・音声の再生方式情報等)が暗号化されている場合には、その情報も復号する。そして、特典復号部93は、特典情報や付加された付加情報を特典照合部97に出力する。
照合情報記憶部(照合情報記憶手段)95は、特典重畳装置11が特典情報を重畳した放送用コンテンツの放送日時の情報を照合用情報として記憶する。
特典照合部(特典照合手段)97は、特典復号部93から特典情報等を受け取ると、照合情報記憶部95が記憶する情報である特典情報に含まれる放送日時、視聴日時、特典内容の情報を読み出して、これらを照合する。そして、照合した情報が正しい場合には、通信部91を制御して、その特典情報に応じた特典認証情報を特典提供装置19へ送信させる。
集計部(集計手段)99は、特典復号部93が出力した特典情報や、視聴確認装置17の情報付加部77で付加された情報や、特典情報と照合用情報の照合結果を関連付けて集計する。
特典付与システム1では、以上のような構成により、放送コンテンツの視聴者に対して特典を付与し、特典を交換する際には特典交換サーバ21で照合を行い、その結果に応じて特典を提供する。
特典重畳装置11では、上記のように、放送コンテンツを特定するための特典を周知の音響透かし技術を用いて音声データ化して、放送コンテンツの音声データに重畳するので、視聴者は、特典が重畳されたことは意識すること無く、放送コンテンツを視聴できる。
特典重畳装置11が放送コンテンツに重畳する特典情報としては、放送日・開始時刻・終了時刻、特典の内容(割引する金額、または付与するポイント数等)の情報を設定すると良い。
前記のように、視聴確認装置17では、特典情報を取得したときの日時を特典の取得日時情報として特典情報に付加するので、特典を付与する対象をリアルタイムで放送コンテンツを視聴した視聴者に限定した場合等に、特典の使用を制限できる。具体的には、特典交換サーバで特典の照合をする際に、照合情報記憶部95が記憶する放送コンテンツの放送日時の情報と、特典情報に含まれる放送日時の情報が一致し、かつ、視聴確認装置17で付加された特典の取得日時情報が、放送時間帯に含まれているかどうかを確認すれば良い。特典の取得日時情報が放送時間帯に含まれていれば、正しく取得された特典であり、特典認証情報を特典提供装置19へ送信する。一方、特典の取得日時情報が放送時間帯に含まれていなければ、録画等の再生中に取得された特典であり、特典認証不可情報を特典提供装置19へ送信する。
また、特典付与システム1では、放送コンテンツを視聴した際に特典を取得可能な期間(許容期間)に幅を持たし、許容期間内であるか否かにより特典を付与することも可能である。例えば、録画や録音が可能な放送コンテンツの場合、放送してから一週間以内に特典を取得した場合には、この特典をポイント等に交換できるように設定することができる。
また、上記のように放送コンテンツを視聴した際に特典を取得可能な期間(許容期間)に幅を持たせた場合に、時間の経過とともに特典の価値を下げるように設定することも可能である。例えば、特典を取得可能な期間を、放送日から一週間に設定した場合、リアルタイムの視聴に対しては10ポイント付与し、放送日から放送日から2日以内は5ポイント付与し、放送後3日から7日までは2ポイント付与するように設定することができる。
また、前記のように、視聴確認装置17では、特典情報を取得したときの位置情報を特典情報に付加するので、特典を付与する対象地域を特定の地域に限定した場合等に、特典の使用を制限できる。例えば、静岡の放送局から放送された番組を視聴した視聴者のみが特典を使用できるように地域限定の特典を正しく使用されるように設定できる。具体的には、特典交換サーバで特典の照合をする際に、照合情報記憶部95が記憶する放送コンテンツの放送エリアの情報と、特典情報に含まれる視聴位置の情報を比較し、放送エリア内に視聴位置が含まれているかどうかを確認すれば良い。特典の取得位置情報が放送エリアに含まれていれば、放送エリアで正しく取得された特典であり、特典認証情報を特典提供装置19へ送信する。一方、特典の取得位置情報が放送エリアに含まれていなければ、録画等を放送エリア外で再生して取得された特典であり、特典認証不可情報を特典提供装置19へ送信する。
また、前記のように、視聴確認装置17では、再生方式識別部64で音声の再生方式を識別できるので、視聴者の音声再生環境に応じて異なる特典を付与するように設定することができる。例えば、サラウンド再生の場合には10ポイント、ステレオ再生の場合には5ポイント、モノラル再生の場合には2ポイントをそれぞれ付与するように設定できる。このようにすることで、視聴者に対して視聴環境を、付与されるポイント数が高い構成に音声の再生方式を変更するように動機付けを図ることが可能となる。また、視聴環境に応じた特典を付与することも可能である。例えば、音声の再生方式によって異なる商品の交換券を提供するように設定することが可能である。
また、特典交換サーバ21の集計部99では、上記のように特典を照合した際に確認した情報、すなわち、放送コンテンツの放送日時、特典の取得時間情報、特典の取得位置情報、視聴確認装置17に登録された機器情報等を集計するので、これらの情報を分析することで、様々な情報が得られる。例えば、放送コンテンツが実際に再生された日時や特典の利用状況を容易に把握できる。また、放送コンテンツが放送時間に視聴されているのか、録画されて視聴されているのか、特典がどのくらい交換されるのか(使用されるのか)等を容易に把握できる。したがって、視聴率の改善や放送コンテンツによる広告(CM)効果の分析に役立つ。
また、特定のコマーシャル中のみや特定のコーナー中のみに特典を発行することで、番組提供者やスポンサーに視聴状況を報告することができる。また、現在位置情報や機器情報を集計することで、特典使用率の高い地域や年齢層等を分析できる。
また、特典重畳装置11では、暗号化した特典を音響透かしとして、音声データに重畳することで、特典交換サーバ21で特典が照合されるまで復号化されないので、特典に含まれる情報が不正に改ざんされるのを防止できる。
さらに、視聴確認装置17は、GPS衛星23からの電波を受信して計時部67を校正しているので、放送コンテンツを再生した日時について正確な情報を出力できる。また、特典重畳装置11もGPS衛星23からの電波を受信して、日時情報を校正しているので、視聴確認装置17と特典重畳装置11はGPS衛星23を介して同期が取られていることになる。そのため、特典交換サーバ21において放送コンテンツの放送日時や視聴日時についてより正確な情報を集計できる。
また、視聴確認装置17が携帯型の端末装置の場合には、ユーザは、特典情報を持ち運べるので、印刷等の作業が不要であり、気軽に特典を使用することができる。また、視聴確認装置17が固定型の端末装置の場合には、ネットワークを介して特典提供装置19と通信するので、この場合にも印刷等の作業が不要であり、気軽に特典を使用することができる。
次に、特典付与システム1の処理動作について説明する。図2には、本発明の実施形態に係る特典付与システムの処理動作を説明するためフローチャートである。
特典重畳装置11には、図外の記録装置や中継装置から出力された放送コンテンツ(例えば、ニュース・ドラマ・映画・ガイダンス・コマーシャル等)が入力される(s1)。特典重畳装置11は、操作部31が操作されるまで、放送コンテンツに別の情報を重畳せずに出力する(s2:N)。特典重畳装置11は、操作部31が操作されて特典情報の生成指示を受け付けると(s2:Y)、放送コンテンツの音声データに、その放送コンテンツ用の特典情報を音声透かし化して重畳する(s3)。すなわち、特典重畳装置11は、放送コンテンツ用の特典情報を周知の音響透かし技術を用いて音声データ化し、この音声データ(音響透かし)を放送コンテンツの音声データに重畳する。
特典重畳装置11が音響透かし(特典情報)を重畳した放送コンテンツの放送データ(音声データ及び映像データ)は、放送局13に出力され(s4)、放送局13で放送波に重畳して送信(放送)される(s5)。
テレビ装置15は、放送局13が放送(送信)した放送波を受信して(s11)、受信した放送波を放送データ(音声データと映像データ)に変換する(s12)。そして、テレビ装置15は、音声データを音声としてスピーカ57から放音し、映像データを映像としてモニタ59に表示する(s13)。
視聴確認装置17は、テレビ装置15のスピーカ57から放音された音声をマイク61で収音し(s21)、音声に含まれる音響透かしを抽出して電子データである特典情報に変換する(s22)。そして、視聴確認装置17は、日時情報・現在位置情報・音声の再生方式情報・機器情報等の付加情報を設定に応じて特典情報に付加する(s23)。視聴者は、特典を取得する場合には、特典提供装置19と通信して特典情報を出力する(s24)。
ここで、視聴確認装置17が携帯型の端末装置の場合には、視聴者が視聴確認装置17を持ち運び、店舗などに設置された特典提供装置19と通信させて、特典情報に応じた特典を取得する。また、視聴確認装置17が固定型の端末装置の場合には、ネットワークを介して特典提供装置19と通信させて、特典情報に応じた特典を取得する。
特典提供装置19は、視聴確認装置17と通信して特典情報を受け取るまでは待機している(s31:N)。視聴確認装置17と通信して特典情報を受け取ると(s31:Y)、ネットワークを介して特典交換サーバ(照合先)21にこの特典情報を送信する(s32)。
特典交換サーバ21は、特典情報を受信するまで待機している(s41:N)。特典情報を受信すると(s41:Y)、特典情報が暗号化されている場合には(s42:Y)、特典復号部93で復号してから(s43)、特典照合部97で情報の照合を行う(s44)。また、特典情報が暗号化されていない場合には(s42:N)、すぐに特典照合部97で情報の照合を行う(s44)。
特典交換サーバ21は、放送局13から放送する放送コンテンツに重畳する特典情報に関する情報を照合情報記憶部95で記憶している。照合情報記憶部95で記憶している情報としては、特典情報を付加した放送コンテンツの番組名、放送日時、特典の特典等の情報を記憶している。なお、照合情報記憶部95が記憶する情報は、オペレータにより予め入力されるように構成しても、特典重畳装置11が特典交換サーバ21に対して特典に関する情報を送信するように構成しても良い。
特典交換サーバ21は、特典照合部97で情報の照合を行う(s44)。照合した情報に問題が無い場合には(s45:Y)、通信部91を制御して、その特典情報に応じた特典認証情報を特典提供装置19へ送信させる(s46)。照合した情報に問題が無い場合としては、照合情報記憶部95が記憶している情報と一致し、付加情報も各条件の範囲内の場合である。
例えば、照合情報記憶部95が、この放送コンテンツの特典情報として、50円の割引情報を記憶していた場合には、特典認証情報として商品の購入代金から50円を割り引く旨の情報を特典認証情報として、ネットワークを介して特典提供装置19に送信する。
また、照合情報記憶部95が、この放送コンテンツの特典に関する特典情報として、10ポイントの付与情報を記憶していた場合には、特典提供装置19に10ポイントを付与する旨の情報を送信する。
一方、特典交換サーバ21は、特典照合部97で照合した情報に問題がある場合には(s45:N)、通信部91を制御して、特典を認証できない旨の情報(特典認証不可情報)を特典提供装置19へ送信させる(s47)。特典照合部97で照合した情報に問題がある場合としては、照合情報記憶部95が記憶している情報と一致しない場合や、付加情報のいずれかが条件の範囲外の場合等である。
特典提供装置19は、情報を受信するまで待機しており(s33:N)、特典交換サーバ21から受信した情報が(s33:Y)、特典認証情報であると(s34:Y)、その情報に応じた特典を提供する(s35)。例えば、特典情報が50円の割引サービス情報の場合には、商品の購入時にこの特典を提示されると、商品の代金から50円を割り引く。また、特典情報がポイントの場合には、特典情報が提示されると、その特典に応じたポイントを付与し、ポイントに応じた(貯まった点数に応じた)サービスを提供する。
また、特典提供装置19は、特典交換サーバ21から特典認証不可情報を受信した場合には(s34:N)、特典が認証できない旨を表示部87に表示させる(s36)。
なお、以上の説明では、本発明をテレビ放送に適用した場合について述べたが、本発明はこれに限るものではなく、ラジオ放送やインターネット放送等、放送によりユーザにコンテンツを提供する形態であれば良い。また、放送受信装置が受信する放送の種類はアナログ放送でもデジタル放送でも良い。
また、本発明では、位置情報提供手段の一例として、複数のGPS衛星からGPS電波により視聴確認装置(視聴確認装置)が位置を特定する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、他の手段を用いることももちろん可能である。例えば、携帯電話やPHSの基地局や、無線LANのノードから発信される電波を利用して、GPS衛星の場合と同様に、周知の三角測量法等によりその位置を特定すると良い。また、道路等に所定の間隔で設置した位置ID発振器(ビーコン)やICタグ等の機器から位置情報(位置ID)を取得するようしても良い。それらの機器との距離が短い場合には、その位置情報を現在位置情報としたり、それらの機器との距離が長い場合には、それらの機器との相対距離を算出して位置情報を取得したり、種々の方法を用いることが可能である。
本発明の実施形態に係る特典付与システムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る特典付与システムの処理動作を説明するためフローチャートである。
符号の説明
1…特典付与システム 11…特典重畳装置 13…放送局 15…テレビ装置 17…視聴確認装置 19…特典提供装置 21…特典交換サーバ 23…GPS衛星 31…操作部 33…特典生成部 35…特典記憶部 39…日時情報付加部 43…透かし生成部 45…放送コンテンツ入力部 47…透かし埋め込み部 49…放送コンテンツ出力部 51…受信部 53…変換部 57…スピーカ 61…マイク 63…音響透かし抽出部 64…再生方式識別部 65…GPS情報受信部 67…計時部 69…位置情報算出部 71…機器情報記憶部 75…操作部 77…情報付加部 78…特典情報記憶部 79…特典情報送信部 81…特典情報受信部 83…通信部 85…特典提供部 87…表示部 95…照合情報記憶部 97…特典照合部 99…集計部

Claims (4)

  1. 放送局から放送される放送コンテンツの音声データに、この放送コンテンツの放送日時を含む特典情報を音響透かしに変換して重畳する特典重畳手段を備えた特典重畳装置と、
    前記放送局から放送された放送コンテンツの音声データを受信する放送受信手段と、前記放送受信手段が受信した音声データを音声として放音する放音手段と、を備えた放送受信装置と、
    音声を収音して音声データに変換する収音手段と、現在の日時を計時する計時手段と、放送コンテンツの音声データに重畳された特典情報を抽出する抽出手段と、特典情報を記憶する特典記憶手段と、特典取得操作を受け付ける操作手段と、前記操作手段が特典取得操作を受け付けると、現在の日時情報を特典の取得日時情報として前記特典情報に付加して前記特典記憶手段に記憶させる情報付加手段と、前記特典記憶手段から特典情報を読み出して送信する特典情報送信手段と、を備えた視聴確認装置と、
    前記視聴確認装置が出力した特典情報を受信する特典情報受信手段と、前記特典情報受信手段が受信した特典情報を照合先に送信し、前記送信した特典情報に対応する特典認証情報を受信する通信手段と、前記通信手段が受信した特典認証情報に基づいて特典を提供する特典提供手段と、を備えた特典提供装置と、
    前記特典重畳装置が特典情報を重畳した放送用コンテンツの放送日時と、特典の取得日時の許容期間を含む照合用情報を記憶する照合情報記憶手段と、前記特典提供装置が送信した特典情報を受信する第2通信手段と、前記特典情報を受信すると、その特典情報と前記照合用情報を照合し、前記放送日時が一致し、前記特典の取得日時が前記許容期間内であれば、前記第2通信手段を制御して、その特典情報に対応する特典認証情報を前記特典提供装置へ送信させる特典照合手段と、を備えた特典交換装置と、
    を有する特典付与システム。
  2. 前記放送受信装置の放音手段は、1つまたは複数のスピーカであり、
    前記視聴確認装置は、前記収音手段が収音した音声の再生方式を識別する識別手段を備え、前記情報付加手段で、前記識別手段が識別した音声の再生方式の情報を前記特典情報に付加し、
    前記特典交換装置は、前記特典照合手段で、前記特典情報と前記照合用情報を照合する際に前記第2通信手段を制御して、前記音声の再生方式の情報に応じて異なる特典認証情報を前記特典提供装置へ送信させる請求項1に記載の特典付与システム。
  3. 前記特典交換装置は、前記特典情報と前記照合用情報の照合結果を集計する集計手段を備えた請求項1または2に記載の特典付与システム。
  4. 前記視聴確認装置は、位置情報提供手段から提供される情報に基づいて現在位置情報を特定する位置特定手段を備え、前記情報付加手段で、前記位置特定手段が特定した現在位置情報を前記特典情報に付加し、
    前記特典交換装置は、前記照合情報記憶手段で、前記特典重畳装置が特典情報を重畳した放送用コンテンツの放送エリアの情報を記憶し、前記第2通信手段で前記特典情報を受信すると、前記特典照合手段で、さらに特典情報に含まれる現在位置の情報を、前記照合情報記憶手段が記憶する放送エリアの情報と照合し、前記現在位置が前記放送エリア内の場合には、前記第2通信手段を制御して、その特典情報に対応する特典認証情報を前記特典提供装置へ送信させる請求項1乃至3のいずれかに記載の特典付与システム。
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