JP2012114749A - 端末およびサーバ - Google Patents

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【課題】送信機を介して放送された放送波を受信する端末と、該放送波を直接受信した端末に特典情報を提供するサーバと、を提供する
【解決手段】サーバは、放送波を直接受信した端末の複写不可領域に記録されている送信元の送信機を特定する送信機特定情報と、複写不可領域に記録されている放送波の受信期間情報と、複写不可領域と異なる記録領域に記録されている特典情報を提供する提供先アドレスを含んだデータと、を該端末から受信し、提供先アドレスに関連付けられている送信機を識別する送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ提供先アドレスに関連付けられている放送波の配信期間情報と受信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合、提供先アドレスに関連付けられている特典情報を記録部から取得し、取得した特典情報を端末へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送を利用した配信サービスに用いられる端末とサーバに関する。
従来、放送局、広告配信手段、インセンティブ決定手段を用いて、広告コンテンツを見た視聴者にインセンティブデータを与える技術が知られている。放送局は、広告コンテンツを伴う番組コンテンツを複数のコンテンツ再生装置すべてに一斉配信する。広告配信手段は、放送局とは別のルートでその露出依頼を受け付けた広告コンテンツを複数のコンテンツ再生装置の一部又はすべてに配信する。インセンティブ決定手段は、蓄積されている履歴データから当該視聴者による広告コンテンツに対する接触行動を特定し、特定した接触行動に応じたインセンティブデータの価値を決定する。コンテンツ再生装置は、放送局及び広告配信手段から受信した番組コンテンツ及び広告コンテンツをそれぞれ独立に再生可能な形態で蓄積する。そして、蓄積されているコンテンツのうち視聴者により選択された番組コンテンツ、広告コンテンツ又はこれらの組合せを視聴者により指定された順序とタイミングで再生するための編成情報を生成する。次に、この編成情報に従い、該当するコンテンツを読み出して再生するとともに、広告コンテンツの再生時の露出態様の指示と、視聴者が選択した広告コンテンツに対する未視聴とを含む接触行動を検出し、検出した接触行動の履歴データを蓄積する。
また、近年微弱電波を利用した放送により手軽に独自のコンテンツを配信するサービスとして、例えば、スポットキャスト(エリアワンセグ放送)などの技術が知られている。
特開2003−158721号公報
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、送信機を介して放送された放送波を受信する端末と、該放送波を直接受信した端末に特典情報を提供するサーバと、を提供することを目的とする。
実施の態様のひとつである端末は、第1の受信部、処理部、送信部、第2の受信部を有している。第1の受信部は、放送波を受信する。処理部は、放送波に含まれる送信元の送信機を特定する送信機特定情報と、上記放送波の受信開始日時と受信終了日時とのいずれか又は両方を示す受信期間情報とを記録部の複写不可領域に記録する。また、上記放送波を直接受信した場合に特典情報を提供するサーバの提供先アドレスを含んだコンテンツを上記記録部の上記複写不可領域と異なる領域に記録する。送信部は、上記提供先アドレスに対するアクセスの指示が入力されると、上記複写不可領域に記録した上記送信機特定情報と上記受信期間情報とを、該提供先アドレスへ送信する。第2の受信部は上記サーバから特典情報を取得する。
他の実施の態様のひとつであるサーバは、受信部、処理部、送信部を有している。受信部は、放送波を直接受信した端末の複写不可領域に記録されている送信元の送信機を特定する送信機特定情報と、上記放送波の受信開始日時または受信終了日時とのいずれか又は両方を示す前記複写不可領域に記録されている受信期間情報を端末から受信する。また、受信部は特典情報を提供する第1の特典情報を提供する提供先アドレスを含んだデータと、を前記端末から受信する。処理部は、上記提供先アドレスに関連付けられている上記送信機を識別する送信機情報と上記送信機特定情報が一致し、かつ上記提供先アドレスに関連付けられている上記放送波の配信開始と配信終了日時を示す配信期間情報と上記受信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合、上記提供先アドレスに関連付けられている第1の特典情報を記録部から取得する。送信部は、取得した上記第1の特典情報を上記端末へ送信する。
実施の態様によれば、送信機を介して放送された放送波を直接受信した端末にのみ特典情報を提供するという効果を奏する。
配信サービスに用いるシステムの一実施例を示す図である。 放送端末のハードウェアの一実施例を示す図である。 放送端末の一実施例を示すブロック図である。 放送端末の動作の一実施例を示すフロー図である。 配信サーバのハードウェアの一実施例を示す図である。 配信サーバの一実施例を示すブロック図である。 配信サーバの動作の一実施例を示すフロー図である。 配信テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。 配信サーバの動作の一実施例を示すフロー図である。 実施形態2の特典情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。
スポットキャストなどのように限定された放送範囲に放送された放送波を直接受信して、端末に放送波に含まれるコンテンツを記録しておけば、別の場所に移動した後でも利用者はコンテンツを視聴することができる。また、放送範囲で直接受信した端末に記録されているコンテンツを放送範囲に行っていない利用者の端末に複写、またはコンテンツが記録されている記録媒体を貸すことで、放送範囲に行っていない利用者でもコンテンツを視聴することができる。ここで、放送されたコンテンツとは、動画、静止画、テキスト、ウェブにアクセスするためのデータなどである。コンテンツは、例えば、Broadcast Markup Language(BML)言語で記述されたデータなどである。
しかし、現地に足を運んでくれた利用者に対して何らかのインセンティブな情報(特典情報)を与えたい場合、上記説明したコンテンツの管理では放送波を直接受信した利用者にだけインセンティブな情報を視聴させることができない。つまり、コンテンツを直接受信した端末であるか否かを判定することができない。
そこで、放送波を直接受信した端末にのみインセンティブな情報を視聴可能にさせるために、放送波を直接受信した日時と該放送波を送信した送信機とを特定する情報とを端末の記録部の複写不可領域に記録する。また、コンテンツを複写不可領域と異なる記録部の記録領域に記録する。端末はコンテンツに含まれる特典情報を提供するサーバの提供先アドレスにアクセスするためのデータを用いて、インセンティブな情報を配信するサーバにアクセスし、放送波を直接受信した日時と該放送波を送信した送信機とを特定する情報をサーバに送信する。提供先アドレスとは、例えば、ウェブアドレスなどである。サーバは、端末から送信された情報と、サーバの記録部に記録されている該コンテンツを放送した日時と該コンテンツを放送した送信機を特定する情報とを比較して、放送波を直接受信した端末であるかを判定する。判定の結果、放送波を直接受信した端末であると判定された場合には、サーバがインセンティブな情報を、放送波を直接受信した端末に配信する。
以下図面に基づいて、実施形態について詳細を説明する。
実施形態1について説明する。
図1は、配信サービスに用いるシステムの一実施例を示す図である。図1のシステムは、放送波を受信可能な端末1、放送を配信するサーバ2、ネットワーク5を介して配信サーバ2から放送用のデータを取得する端末3、端末3から放送用のデータを受信して放送する送信機4を有している。なお、以降、端末1を放送端末1と呼び、サーバ2を配信サーバ2と呼び、端末3を配信端末3と呼ぶ。
放送端末1は、放送波を受信して、放送波に含まれる送信元の送信機4を特定する送信機特定情報と、放送波の受信開始日時または受信終了日時のいずれか又は両方を示す受信期間情報とを放送端末1の備える記録部の複写不可領域に記録する。また、放送端末1は放送波に含まれるコンテンツであって、特典情報を提供するウェブアドレスを含んだデータを複写不可領域または記録部の複写不可領域と異なる領域に記録する。放送端末1は、特典情報を提供するウェブアドレスに対するアクセスの指示が入力されると、複写不可領域に記録した送信元情報と受信期間情報を、該アドレスへ送信する。また、放送端末1は携帯電話、Personal Handy-phone System(PHS)、携帯型パソコンなどの携帯端末などに用いることが考えられる。特典情報は、例えば、通常は放送、配信されていない動画、静止画などのコンテンツである。
配信サーバ2は、放送波の送信開始日時または送信終了日時を示す配信期間情報、コンテンツなどを送信機4に送信する。また、配信サーバ2は、放送端末1が受信した放送波に含まれる送信元の送信機4を特定する送信機特定情報と、放送波の受信開始日時または受信終了日時のいずれか又は両方を示す受信期間情報とを放送端末1から受信する。さらに、配信サーバ2は、コンテンツに含まれる特典情報を提供するウェブアドレスを放送端末1から受信する。配信サーバ2は、放送端末1から受信した送信機特定情報と受信期間情報とコンテンツに含まれる特典情報を提供するウェブアドレスとを用いて、記録部に記録されている特典情報を決定する。例えば、放送端末1から受信した特典情報を提供するウェブアドレスと一致する配信サーバ2の記録部に記録されているウェブアドレスを検出する。次に、検出したウェブアドレスに関連付けられている送信機情報と配信期間情報を検出する。次に、送信機特定情報と受信期間情報とを用いて、配信サーバ2の記録部に記録されている送信機情報と配信期間情報とを比較し、送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているか判定する。その後、送信機情報と送信機特定情報とが一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報とが一致または予め決められた期間を共有していると判定された、送信機情報と配信期間情報とに関連付けられている特典情報を、放送波を直接受信した放送端末1へ送信する。なお、配信サーバ2は、放送用のコンテンツを管理するサーバと、放送端末1にコンテンツを提供するサーバとに分けてもよい。
配信端末3は、ネットワーク5を介して配信サーバ2から放送に用いるデータを取得する。配信端末3はPersonal Computer(PC)などを用いることが考えられる。
なお、図1の例では配信端末3を介して送信機4に配信サーバ2から放送波の配信開始または配信終了日時を示す配信期間情報やコンテンツなどのデータを送信しているが、配信サーバ2から直接送信機4にデータを送信してもよい。
送信機4は、放送用のデータを受信して受信したデータを用いて放送波にして、予め決められた範囲に放送波を送信する。例えば、スポットキャスト(エリアワンセグ放送)などに用いられる送信機が考えられる。スポットキャストでは、微弱電波に限定したワンセグ放送を利用して、送信機4周辺の放送端末1に対して情報を送信する。放送端末1の性能にもよるが、1本の送信アンテナからの放送範囲は数センチ〜2mである。ただし、送信機4はスポットキャストに用いる送信機に限定されるものではない。また、放送範囲は数センチ〜2mに限定されるものではない。
図2は、放送端末1のハードウェアの一実施例を示す図である。
放送端末1のハードウェアは、処理部21、記録部22、記録媒体読取装置23、入出力インタフェース24(入出力I/F)、通信部25、受信部29などを備えている。また、上記各構成部はバス26によってそれぞれ接続されている。
処理部21は、記録部22に格納されている後述する図4のフロー図に示すようなプログラムを実行する。処理部21は、Central Processing Unit(CPU)やプログラマブルなデバイス(Field Programmable Gate Array(FPGA)、Programmable Logic Device(PLD)など)を用いてもよい。
記録部22には、処理部21が実行するプログラム、テーブル、データが記録されている。また、ワークエリアなどとして使用される。記録部22は、例えば、Read Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)などのメモリやハードディスクなどである。また、記録部22はパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、ワークエリアとして用いることもできる。
記録媒体読取装置23は、処理部21の制御に従って記録媒体27に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体27に記録媒体読取装置23の制御で書き込まれたデータを記録させたり、記録媒体27に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体27は、コンピュータで読み取り可能なnon-transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、Digital Versatile Disc(DVD)、DVD−RAM、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)、Universal Serial Bus(USB)メモリなどがある。光磁気記録媒体には、Magneto-Optical disk (MO)などがある。また、半導体メモリにはフラッシュメモリなどがある。なお、記録部22もnon-transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力インタフェース24には、入出力部28が接続され、利用者が入力した情報を受信し、バス26を介して処理部21に送信する。また、処理部21からの命令に従ってディスプレイの画面上に操作情報などを表示する。
入出力部28は入力部、出力部などを備えている。例えば、出力部がディスプレイであれば、入力部としてディスプレイに設けられたタッチパネルなどが考えられる。また、キーボード、スイッチなどが考えられる。なお、ディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイなどが考えられる。出力部は、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置である。出力部は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツを表示する。
通信部25は、必要に応じ、他のコンピュータやサーバとの間のLocal Area Network(LAN)接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースである。また、他の装置に接続され、外部装置から通信されるデータの入出力を制御する。
受信部29は、放送波を受信して復調して、バス26を介して処理部21に復調したデータを転送する。例えば、ディジタル放送などを受信することが考えられ、ディジタル放送はワンセグ放送などであってもよい。
また、このようなハードウェア構成を有する放送端末1を用いることによって、ディジタル放送の表示処理、通信処理、各種処理機能を実現する場合、上記処理を実行するためのプログラムが提供される。そのプログラムを処理部21で実行することにより、上記処理機能が放送端末1で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体27に記録しておくことができる。
なお、プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの記録媒体27が販売される。また、プログラムをサーバの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバから放送端末1にそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータを有する放送端末1は、例えば、記録媒体27に記録されたプログラムもしくはサーバから転送されたプログラムを、自己の記録部22に格納する。そして、コンピュータは、自己の記録部22からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、記録媒体27から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
図3、図4を用いて放送端末1の動作の説明をする。
図3は、放送端末1の一実施例を示すブロック図である。図4は、放送端末1の動作の一実施例を示すフロー図である。図3に示した記録部22は、複写不可領域31と複写不可領域31と異なる記録領域32を有している。複写不可領域31は、例えば、放送端末1がエリアワンセグ放送を受信可能な携帯電話などである場合にはNon Volatile RAM(NVRAM)などが考えられる。ただし、複写不可領域31はNVRAMに限定されるものではなく、記録部22に記録されたデータが複写不可な不揮発性メモリであればよい。複写不可領域31と異なる記録領域32は、例えば、放送端末1がワンセグ放送を受信可能な携帯電話などである場合にはSDメモリカード、miniSDカード、microSDカードなどのメモリを記録媒体27として用いることが考えられる。ただし、記録媒体27はSDメモリカード、miniSDカード、microSDカードなどのメモリだけでなく、受信部29で受信した放送波を復調したデータに含まれるコンテンツを記録できるメモリであれば限定されるものではない。
図4のステップS1では、受信部29が送信機4から送信された放送波を直接受信する。次に、受信部29は受信した放送波を復調して、送信機を特定するための送信機特定情報とコンテンツなどを取得する。また、受信部29が放送波を受信した期間を示す情報として、処理部21が受信日時と受信終了日時を示す受信期間情報を取得する。
ステップS2では、処理部21が送信機特定情報と受信期間情報を複写不可領域31に記録する。ステップS3では、処理部21が動画、静止画、テキスト、ウェブにアクセスするためのデータなどが含まれるコンテンツを記録領域32に記録する。なお、送信機特定情報と受信期間情報は記録する際に関連付けられているが、コンテンツは送信機特定情報および受信期間情報とは関連付けられていなくてもよい。
ステップS4では、ステップS3までの処理が実施された後、利用者が入出力部28を利用して記録領域32に記録されているコンテンツを再生する。例えば、ワンセグ放送などであれば動画や静止画や、インセンティブな情報を提供するウェブにアクセスするためのデータに関連付けられた表示画像(ボタンなどの画像)が表示される。利用者が表示画像(ボタンなどの画像)を選択する。
ここで、放送端末1が放送波を直接受信していない場合には、複写不可領域31に送信機特定情報と受信期間情報が記録されていない場合や、複写不可領域31に直接受信した放送波に対応しない異なる送信機特定情報と受信期間情報が記録されていることがある。すなわち、コンテンツを借りて放送波を直接受信していない放送端末1で視聴している場合が考えられる。しかし、この場合においてもインセンティブな情報を提供するウェブにアクセスするためのデータに関連付けられた表示画像(ボタンなどの画像)が表示される。また、利用者が表示画像(ボタンなどの画像)を選択することは可能である。
ステップS5では、表示画像が選択されると処理部21が複写不可領域31に記録した送信機特定情報と受信期間情報を取得して、取得した送信機特定情報と受信期間情報とを通信部25を介して、配信サーバ2へ送信する。なお、コンテンツを借りて放送波を直接受信していない放送端末1で視聴している場合には、送信機特定情報および受信期間情報がコンテンツと関連付けられていない。
配信サーバ2は、送信機特定情報と受信期間情報とを用いて、配信サーバ2の記録部に記録されている送信機情報と配信期間情報とを比較する。送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているか判定して、送信機情報と配信期間情報に関連付けられている特典情報の供給先ウェブアドレスを決定する。その後、配信サーバ2が決定した特典情報のウェブアドレスを、直接放送波を受信した放送端末1に送信する。配信サーバ2の動作については後述する。
ステップS6〜ステップS7は、利用者が特典情報を視聴するときの放送端末1の動作である。ステップS6では、放送端末1の受信部29が配信サーバ2から特典情報を受信する。ステップS7では、処理部21が入出力部28に特典情報を表示させる。
配信サーバ2について説明する。
図5は、配信サーバ2のハードウェアの一実施例を示す図である。
配信サーバ2のハードウェアは、処理部51、記録部52、記録媒体読取装置53、入出力インタフェース54(入出力I/F)、通信部55などを備えている。また、上記各構成部はバス56によってそれぞれ接続されている。
処理部51は、記録部52に格納されている後述する図7のフロー図に示すようなプログラムを実行する。処理部51は、CPUなどを用いてもよい。
記録部52には、処理部51が実行するプログラム、テーブル、データが記録されている。また、ワークエリアなどとして使用される。記録部52は、例えば、ROM、RAMなどのメモリやハードディスクなどである。また、記録部52はパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、ワークエリアとして用いることもできる。
記録媒体読取装置53は、処理部51の制御に従って記録媒体57に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体57に記録媒体読取装置53の制御で書き込まれたデータを記録させたり、記録媒体57に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体57は、コンピュータで読み取り可能なnon-transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、Digital Versatile Disc(DVD)、DVD−RAM、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)、Universal Serial Bus(USB)メモリなどがある。光磁気記録媒体には、Magneto-Optical disk(MO)などがある。また、半導体メモリにはフラッシュメモリなどがある。なお、記録部52もnon-transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力インタフェース54には、入出力部58が接続され、利用者が入力した情報を受信し、バス56を介して処理部51に送信する。また、処理部51からの命令に従ってディスプレイの画面上に操作情報などを表示する。
入出力部58は入力部、出力部などを備えている。例えば、出力部がディスプレイであれば、入力部としてディスプレイに設けられたタッチパネルなどが考えられる。また、キーボード、スイッチなどが考えられる。なお、ディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイなどが考えられる。出力部は、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置である。出力部は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツを表示する。
通信部55は、必要に応じ、他のコンピュータやサーバとの間のLAN接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースである。また、他の装置に接続され、外部装置から通信されるデータの入出力を制御する。
また、このようなハードウェア構成を有する配信サーバ2を用いることによって、ディジタル放送の配信処理、通信処理、各種処理機能を実現する場合、上記処理を実行するためのプログラムが提供される。そのプログラムを処理部51で実行することにより、上記処理機能が配信サーバ2で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体57に記録しておくことができる。
なお、プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの記録媒体57が販売される。また、プログラムをサーバの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバから放送端末1にそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータを有する配信サーバ2は、例えば、記録媒体57に記録されたプログラムもしくは他のサーバから転送されたプログラムを、自己の記録部52に格納する。そして、コンピュータは、自己の記録部52からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、記録媒体57から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
図6、図7を用いて配信サーバ2の動作の説明をする。
図6は、配信サーバ2の一実施例を示すブロック図である。図7は、配信サーバ2の動作の一実施例を示すフロー図である。配信部61と管理部62は、配信サーバ2の処理部51に含まれる。第1の送信部63と受信部64と第2の送信部65は、配信サーバ2の通信部55に含まれる。配信部61は、記録部52に記録されているコンテンツと該コンテンツを配信するために用いる送信機の情報などを取得して、配信に必要なデータを生成する。配信に必要なデータは、後述する配信テーブルからデータを取得して生成する。
管理部62は、放送端末1の複写不可領域31に記録された送信機特定情報と受信期間情報と、記録領域32に記録されている特典情報を提供するウェブアドレスとを、ネットワーク5と受信部64を介して受信する。管理部62は、受信した特典情報を提供するウェブアドレスと一致する後述する配信テーブルに記録されているウェブアドレスを検出する。そして、受信した特典情報を提供するウェブアドレスに関連付けられた送信機特定情報と受信期間情報が、配信テーブルで検出されたウェブアドレスに関連付けられた送信機情報と配信期間情報と比較する。送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している特典情報の供給先ウェブアドレスを決定する。
第1の送信部63は、配信部61から配信に用いるデータを取得して、ネットワーク5などを介して配信端末3や送信機4に送信する。
第2の送信部65は、管理部62から送信された特典情報の供給先ウェブアドレスなどを含むデータを取得して、ネットワーク5などを介して放送端末1に送信する。
なお、第1の送信部63と第2の送信部65は、どちらもネットワーク5に接続されているので、どちらかひとつの送信部を用いて、配信端末3や送信機4、放送端末1などにデータを送信してもよい。
図7のステップS71では、配信部61が記録部52に記録されている配信テーブルを参照して、コンテンツと該コンテンツを配信するために用いる送信機の情報などを取得して、配信に必要なデータを生成する。図8は、配信テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。配信テーブル81は、「配信期間情報」「配信エリア」「送信機情報」「配信チャンネル」「コンテンツ番号」「ウェブアドレス」を有する。「配信期間情報」は、「配信開始日時」「配信終了日時」を有している。「配信開始日時」には送信機4が配信を開始する日時が示され、「配信終了日時」には送信機4が配信を終了する日時が示されている。本例では、「配信開始日時」として、2010年9月25日午前9時を示す「2010/9/25 9:00」などが記録されている。また、「配信終了日時」として、2010年9月25日20時を示す「2010/9/25 20:00」などが記録されている。「配信エリア」には、放送波を送信するエリアが記録されている。配信エリアは、例えば、コンサート会場、イベント会場、水族館、博物館などの会場、レストランなどの店舗などが考えられる。ただし、配信エリアは上記会場や店舗に限定されるわけではない。本例では、配信エリアとして「A」「B」などが記録されている。「送信機情報」は、「コンテンツ番号」に記録されている配信するコンテンツを識別する識別子に対応するコンテンツを配信する送信機4を識別する識別子が記録されている。本例では、2010年9月25日午前9時から2010年9月25日20時までの間、配信エリア「A」にコンテンツ番号「1」に対応するコンテンツを配信チャンネル「13」で配信する送信機4として「SC−A1」が記録されている。また、2010年9月25日午前9時から2010年9月25日20時までの間、配信エリア「A」にコンテンツ番号「1」に対応するコンテンツを配信チャンネル「14」で配信する送信機4として「SC−A2」が記録されている。また、2010年9月26日午前9時から2010年9月26日20時までの間、配信エリア「A」にコンテンツ番号「1」に対応するコンテンツを配信チャンネル「13」で配信する送信機4として「SC−A1」が記録されている。また、配信エリア「A」にコンテンツ番号「2」に対応するコンテンツを配信チャンネル「14」で配信する送信機4として「SC−A2」が記録されている。また、配信エリア「B」にコンテンツ番号「2」に対応するコンテンツを配信チャンネル「14」で配信する送信機4として「SC−B2」が記録されている。「配信チャンネル」は、例えば、ワンセグ放送の配信チャンネルを識別する識別子である。「コンテンツ番号」は、例えば、配信するコンテンツを識別する識別子であり、記録部52に記録されているコンテンツに関連付けられている。「ウェブアドレス」は、特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/1.htm2」「http://www.sc.fujitsu.com/1.htm3」が記録されている。また、特典情報を提供するウェブアドレスには、「配信期間情報」「配信エリア」「送信機情報」「配信チャンネル」「コンテンツ番号」に記録されているデータが関連付けられている。
次に、ステップS71で第1の送信部63が、送信機4に配信開始日時、配信終了日時、配信チャンネル、配信するコンテンツなどを含む配信に必要なデータ、ネットワーク5と配信端末3を介して送信する。次に、ステップS71で配信端末3は、配信開始日時になると配信に必要なデータのうち送信機情報とコンテンツを送信機4に送信して、送信機4が送信機情報とコンテンツを含む放送波を送信する。
なお、第1の送信部63は配信端末3を介さずに配信に必要なデータのうち送信機情報とコンテンツを直接送信機4に送信してもよい。
図7のステップS72では、放送端末1から送信された記録領域32に記録されている特典情報を提供するウェブアドレスと複写不可領域31に記録された送信機特定情報と受信日時情を、受信部64が受信する。
ステップS73では、管理部62が受信した特典情報を提供するウェブアドレスと一致する配信テーブルに記録されているウェブアドレスを検出する。次に、管理部62は受信した特典情報を提供するウェブアドレスに関連付けられた送信機特定情報と受信期間情報が、検出された配信テーブルに記録されているウェブアドレスに関連付けられた送信機情報と配信期間情報と比較する。
ステップS74では、管理部62が送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているか否かを判定する。送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合はステップS75(Yes)に移行し、一部一致または全て一致していない場合はステップS76(No)に移行する。送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合(全て一致)は、放送端末1が所定のエリアにおいて決められた日時において配信されたコンテンツを含む放送波を直接受信したことになる。
ステップS75では、管理部62がステップS74で全て一致している場合に利用者に提供する特典情報のうち価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスを、特典情報テーブルを参照して決定する。図8は、特典情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。特典情報テーブル82は、「ウェブアドレス」「一致のウェブアドレス」「不一致のウェブアドレス」を有している。「ウェブアドレス」は、放送端末1から送信された特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/1.htm2」「http://www.sc.fujitsu.com/1.htm3」が記録されている。「一致のウェブアドレス」には、全て一致している場合に、「ウェブアドレス」に関連付けられ、利用者に提供する特典情報のうち価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/yes/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/yes/2.html」「http://www.sc.fujitsu.com/yes/3.html」「http://www.sc.fujitsu.com/yes/4.html」が記録されている。なお、価値が高い特典情報は、「一致のウェブアドレス」に記載されているウェブアドレスに関連付けられ記録部52に記録されている。価値が高い特典情報は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツである。
「不一致のウェブアドレス」には、一部一致または全て一致していない場合に、「ウェブアドレス」に関連付けられ、利用者に提供する特典情報のうち全て一致したときより価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/no/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/no/2.html」「http://www.sc.fujitsu.com/no/3.html」「http://www.sc.fujitsu.com/no/4.html」が記録されている。なお、価値が低い特典情報は、「不一致のウェブアドレス」に記載されているウェブアドレスに関連付けられ記録部52に記録されている。価値が低い特典情報は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツである。価値が低い特典情報は、価値が高い特典情報より価値が低い情報である。
次に、ステップS75で管理部62は決定した価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を生成して、該情報を第2の送信部65に送信する。次に、第2の送信部65は、放送端末1に価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を返信する。
ステップS76では、管理部62がステップS74で一部一致または全て一致していない場合に、利用者に提供する特典情報のうち全て一致したときより価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を生成して、該情報を第2の送信部65に送信する。次に、第2の送信部65は、放送端末1に価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を返信する。
本例では、価値が高い特典情報を所定のエリアにおいて決められた日時において配信された放送波を直接受信した放送端末1に返信し、放送波を直接受信していない放送端末1に価値が低い特典情報を返信している。しかし、放送波を直接受信していない放送端末1には、価値が低い特典情報を返信しなくてもよい。
実施形態1によれば、所定のエリアにおいて決められた日時において配信された放送波を直接受信した放送端末1を特定して、特定された放送端末1にのみ特典情報を提供できるという効果を奏する。
実施形態2について説明する。
例えば、同じイベント会場に複数の送信機4が設けられており、送信機4各々からは同じまたは異なるコンテンツを含む放送波が送信されているとする。また、該コンテンツ各々には同じまたは異なる特典情報が関連付けられているとする。そして、同じエリアに設置されている送信機Aと送信機Bから、同じ日時に送信された放送波各々を、放送端末Aは送信機Aから放送波を直接受信し、放送端末Bは送信機Bから放送波を直接受信したとする。このとき、送信機Aと送信機Bの送信機特定情報が異なるので、実施形態1で説明したように処理をすると、同じエリアで直接受信したにもかかわらず放送端末Aと放送端末Bでコンテンツを交換すると特典情報を提供されないことが想定される。
そこで、実施形態2では送信機特定情報に関連付けられているエリアを示す情報も加味し、エリアが同じか否かを判定し、判定結果に応じて特典情報を利用者に提供する。
図9は、配信サーバ2の動作の一実施例を示すフロー図である。
図9のステップS91では、放送端末1から送信された記録領域32に記録されている特典情報を提供するウェブアドレスと複写不可領域31に記録された送信機特定情報と受信日時情を、受信部64が受信する。
ステップS92では、管理部62が受信した特典情報を提供するウェブアドレスと一致する配信テーブルに記録されているウェブアドレスを検出する。次に、管理部62は受信した特典情報を提供するウェブアドレスに関連付けられた送信機特定情報と受信期間情報が、検出された配信テーブルに記録されているウェブアドレスに関連付けられた送信機情報と配信期間情報と比較する。
ステップS93では、管理部62が配信テーブルの送信機情報と受信した送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているか否かを判定する。送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合はステップS95(Yes)に移行し、一部一致または全て一致していない場合はステップS94(No)に移行する。送信機情報と送信機特定情報が一致し、かつ受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合(全て一致)は、放送端末1が所定のエリアにおいて決められた日時において配信されたコンテンツを含む放送波を直接受信したことになる。
ステップS94では、管理部62が受信した受信期間情報と配信テーブルの配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているか否かを判定する。受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合は、配信テーブルの送信機情報と送信機特定情報が一致しているか否かを判定する。受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有していない場合は、ステップS96(No)に移行する。送信機情報と送信機特定情報が一致していないが、送信機情報と送信機特定情報に関連付けられる配信テーブルの配信エリアが同じであれば、ステップS97(Yes)に移行する。
例えば、同じ配信エリアAに設置されている送信機SC−A1と送信機SC−A2から、同じ日時に送信された放送波各々を、放送端末Aは送信機SC−A1から放送波を直接受信し、放送端末Bは送信機SC−A2から放送波を直接受信したとする。同じ配信エリアAで直接受信した放送端末Aと放送端末Bでコンテンツを交換する。放送端末Aから送信機特定情報と受信期間情報と特典情報を提供するウェブアドレスを配信サーバ2が受信する。送信機特定情報として「SC−A1」、受信期間情報として受信開始日時「2010/9/26 9:00」と受信終了日時「2010/9/26 20:00」を受信する。また、特典情報を提供するウェブアドレスとして「http://www.sc.fujitsu.com/2.html」を受信する。受信期間情報と配信テーブル81の特典情報を提供するウェブアドレスとして「http://www.sc.fujitsu.com/2.html」に関連付けられている配信期間情報は一致または予め決められた期間を共有している。次に、送信機情報と送信機特定情報に関連付けられる配信テーブル81の配信エリアが同じであるか否かを判定する。送信機特定情報は「SC−A1」であるので配信エリアは「A」であり、ウェブアドレス「http://www.sc.fujitsu.com/2.html」に関連付けられている送信機情報「SC−A2」の配信エリアは「A」である。その結果、送信機情報と送信機特定情報に関連付けられる配信テーブルの配信エリアが同じであるので、ステップS97(Yes)に移行する。
ステップS95では、管理部62がステップS74で全て一致している場合に利用者に提供する特典情報のうち最も価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスを、実施形態2の特典情報テーブルを参照して決定する。図10は、実施形態2の特典情報テーブルのデータ構造の一実施例を示す図である。特典情報テーブル82は、「ウェブアドレス」「一致のウェブアドレス」「不一致のウェブアドレス」「エリア一致のウェブアドレス」を有している。「ウェブアドレス」は、放送端末1から送信された特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/1.htm2」「http://www.sc.fujitsu.com/1.htm3」が記録されている。「一致のウェブアドレス」には、全て一致している場合に、「ウェブアドレス」に関連付けられ、利用者に提供する特典情報のうち最も価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/yes/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/yes/2.html」「http://www.sc.fujitsu.com/yes/3.html」「http://www.sc.fujitsu.com/yes/4.html」が記録されている。なお、最も価値が高い特典情報は、「一致のウェブアドレス」に記載されているウェブアドレスに関連付けられ記録部52に記録されている。最も価値が高い特典情報は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツである。
「不一致のウェブアドレス」には、一部一致または全て一致していない場合に、「ウェブアドレス」に関連付けられ、利用者に提供する特典情報のうち最も価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/no/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/no/2.html」「http://www.sc.fujitsu.com/no/3.html」「http://www.sc.fujitsu.com/no/4.html」が記録されている。なお、最も価値が低い特典情報は、「不一致のウェブアドレス」に記載されているウェブアドレスに関連付けられ記録部52に記録されている。最も価値が低い特典情報は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツである。
「エリア一致のウェブアドレス」には、エリアが一致している場合に、「ウェブアドレス」に関連付けられ、最も価値が高い特典情報の次に価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスが記録されている。本例では、「http://www.sc.fujitsu.com/and/1.html」「http://www.sc.fujitsu.com/and/2.html」「http://www.sc.fujitsu.com/and/3.html」「http://www.sc.fujitsu.com/and/4.html」が記録されている。なお、該特典情報は、「エリア一致のウェブアドレス」に記載されているウェブアドレスに関連付けられ記録部52に記録されている。該特典情報は、例えば、動画、静止画、ウェブアドレスなどのコンテンツである。
なお、最も価値が高い特典情報の次に価値が高い特典情報は、最も価値が高い特典情報であってもよい。
次に、ステップS95で管理部62は決定した最も価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を生成して、該情報を第2の送信部65に送信する。次に、第2の送信部65は、放送端末1に最も価値が高い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を返信する。
ステップS96では、管理部62がステップS94で受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有していない場合に、最も価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を生成して、該情報を第2の送信部65に送信する。また、管理部62は受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているが、送信機情報と送信機特定情報が一致せず、配信エリアも一致しない場合に、最も価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を生成する。その後、管理部62は該情報を第2の送信部65に送信する。次に、第2の送信部65は、放送端末1に最も価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を返信する。
ステップS97では、管理部62は受信期間情報と配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有し、送信機情報と送信機特定情報が一致しないが、配信エリアが一致する場合に、価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を生成する。その後、管理部62は該情報を第2の送信部65に送信する。次に、第2の送信部65は、放送端末1に価値が低い特典情報を提供するウェブアドレスを含む情報を返信する。
実施形態2によれば、所定のエリアにおいて決められた日時において配信された放送波を直接受信した放送端末1を特定して、特定された放送端末1にのみ特典情報を提供できるという効果を奏する。また、同じエリアにおいて決められた日時において配信されたコンテンツを含む放送波を直接受信した放送端末1の間であれば、同じまたは異なる特典情報を取得することができる。
なお、実施形態1、2において受信期間情報や送信機特定情報などの受信証跡を放送端末本体内の複写不可領域に格納可能であれば、ワンセグ放送対応の放送端末および配信サーバに限らず、他受信方式の放送端末および配信サーバに用いることができる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。各実施形態は処理に矛盾の無い限りにおいて、互いに組み合わせても構わない。
1 放送端末
2 配信サーバ
3 配信端末
4 送信機
5 ネットワーク
21 処理部
22 記録部
23 記録媒体読取装置
24 入出力インタフェース
25 通信部
26 バス
27 記録媒体
28 入出力部
29 受信部
31 複写不可領域
32 記録領域
51 処理部
52 記録部
53 記録媒体読取装置
54 入出力インタフェース
55 通信部
56 バス
57 記録媒体
58 入出力部
61 配信部
62 管理部
63 第1の送信部
64 受信部
65 第2の送信部

Claims (8)

  1. 放送波を受信する第1の受信部と、
    放送波に含まれる送信元の送信機を特定する送信機特定情報と、前記放送波の受信開始日時と受信終了日時とのいずれか又は両方を示す受信期間情報とを記録部の複写不可領域に記録し、特典情報を提供するサーバの提供先アドレスを含んだコンテンツを前記記録部の前記複写不可領域と異なる領域に記録する処理部と、
    前記提供先アドレスに対するアクセスの指示が入力されると、前記複写不可領域に記録した前記送信機特定情報と前記受信期間情報とを、該提供先アドレスへ送信する送信部と、
    前記サーバから特典情報を取得する第2の受信部と、
    を備えることを特徴とする端末。
  2. 放送波を直接受信した端末の複写不可領域に記録されている前記放送波に含まれる送信元の送信機を特定する送信機特定情報と、前記放送波の受信開始日時と受信終了日時とのいずれか又は両方を示す前記複写不可領域に記録されている受信期間情報と、前記複写不可領域と異なる記録領域に記録されている第1の特典情報を提供する提供先アドレスを含んだデータと、を前記端末から受信する受信部と、
    前記提供先アドレスに関連付けられている前記送信機を識別する送信機情報と前記送信機特定情報が一致し、かつ前記提供先アドレスに関連付けられている前記放送波の配信開始と配信終了日時を示す配信期間情報と前記受信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合、前記提供先アドレスに関連付けられている第1の特典情報を記録部から取得する処理部と、
    取得した前記第1の特典情報を前記端末へ送信する送信部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  3. 前記処理部は、
    前記提供先アドレスに関連付けられている前記配信期間情報と前記受信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合であって、前記提供先アドレスに関連付けられている前記送信機情報と前記送信機特定情報が異なる場合に、前記送信機情報と前記送信機特定情報に関連付けられている放送波の配信エリアが同じであるとき、前記提供先アドレスに関連付けられている前記第1の特典情報または前記第1の特典情報より価値の低い第2の特典情報を記録部から取得する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ。
  4. コンピュータに、
    放送波に含まれる送信元の送信機を特定する送信機特定情報と、前記放送波の受信開始日時と受信終了日時とのいずれか又は両方を示す受信期間情報とを記録部の複写不可領域に記録させる処理と、
    特典情報を提供するサーバの提供先アドレスを含んだコンテンツを前記記録部の前記複写不可領域と異なる領域に記録させる処理と、
    前記提供先アドレスに対するアクセスの指示が入力されると、前記提供先アドレスへ前記複写不可領域に記録した前記送信元情報と前記受信期間情報とを、送信部から前記提供先アドレスへ送信させる処理と、
    前記サーバから特典情報を取得させる処理と、
    を実行させることを特徴とする端末のプログラム。
  5. コンピュータに、
    放送波を直接受信した端末の複写不可領域に記録されている送信元の送信機を特定する送信機特定情報と第1の特典情報を提供する提供先アドレスに関連付けられている前記送信機を識別する送信機情報が一致し、かつ前記端末から受信した前記放送波の受信開始日時または受信終了日時のいずれか又は両方を示す前記複写不可領域に記録されている受信期間情報と前記提供先アドレスに関連付けられている前記放送波の配信開始と配信終了日時を示す配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているかを判定させる処理と、
    前記送信機特定情報と前記送信機情報が一致し、かつ前記受信期間情報と前記配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合、前記提供先アドレスに関連付けられている第1の特典情報を記録部から取得させる処理と、
    送信部に、取得した前記第1の特典情報を前記端末へ送信させる処理と、
    を実行させることを特徴とするサーバのプログラム。
  6. 前記提供先アドレスに関連付けられている前記配信期間情報と前記受信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合であって、前記提供先アドレスに関連付けられている前記送信機情報と前記送信機特定情報が異なる場合に、前記送信機情報と前記送信機特定情報に関連付けられている放送波の配信エリアが同じであるとき、前記提供先アドレスに関連付けられている前記第1の特典情報または前記第1の特典情報より価値の低い第2の特典情報を記録部から取得させる処理と、
    取得した前記第1の特典情報または前記第2の特典情報を前記送信部から前記端末へ送信させる処理と、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項5に記載のサーバのプログラム。
  7. コンピュータが、
    放送波を直接受信した端末の複写不可領域に記録されている送信元の送信機を特定する送信機特定情報と第1の特典情報を提供する提供先アドレスに関連付けられている前記送信機を識別する送信機情報が一致し、かつ前記端末から受信した前記放送波の受信開始日時または受信終了日時のいずれか又は両方を示す前記複写不可領域に記録されている受信期間情報と前記提供先アドレスに関連付けられている前記放送波の配信開始と配信終了日時を示す配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有しているかを判定し、
    前記送信機特定情報と前記送信機情報が一致し、かつ前記受信期間情報と前記配信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合、前記提供先アドレスに関連付けられている第1の特典情報を記録部から取得し、
    取得した前記第1の特典情報を送信部から前記端末へ送信する、
    処理を実行することを特徴とするサーバの方法。
  8. 前記提供先アドレスに関連付けられている前記配信期間情報と前記受信期間情報が一致または予め決められた期間を共有している場合であって、前記提供先アドレスに関連付けられている前記送信機情報と前記送信機特定情報が異なる場合に、前記送信機情報と前記送信機特定情報に関連付けられている放送波の配信エリアが同じであるとき、前記提供先アドレスに関連付けられている前記第1の特典情報または前記第1の特典情報より価値の低い第2の特典情報を記録部から取得し、
    取得した前記第1の特典情報または前記第2の特典情報を前記送信部から前記端末へ送信する、
    処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項7に記載のサーバの方法。
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