JP2009271497A - カラーフィルタ基板の欠陥検査装置および欠陥検査方法 - Google Patents

カラーフィルタ基板の欠陥検査装置および欠陥検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位相差膜を有するカラーフィルタ基板の、位相差中の欠陥、位相差上の異物を検出する検査装置および方法を提供する。
【解決手段】位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差中の欠陥、位相差上の異物を検出する検査装置であって、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタと、
前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源と、前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像データに対して画像処理部で所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理手段と、を有することを特徴とする位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、位相差膜を有するカラーフィルタにおける位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検査する検査装置および検査方法に関する。
近年、パーソナルコンピューターの発達、液晶テレビの大型化、携帯電話の普及などに伴い、カラー液晶ディスプレイの需要が増加する傾向にある。基板サイズが大型になり、その設備投資額や必要スペースは莫大なものとなってきている反面、各ディスプレイ部材へのコスト低減要求は大きい。如何に低コストで高付加価値の部材が供給できるかと言う課題は、液晶周辺部材関連各メーカーの生存に関わる問題となってきていると言える。
そこで、液晶ディスプレイの視野角補償用や半透過表示実現のために使用される位相差膜を、液晶ディスプレイを構成するカラーフィルタにインセル化形成する技術が開発された(特許文献1参照)。これにより、パネルの薄型化とコスト低減につなげることができた。
位相差膜はその形成過程において、物理的な原因や露光時のマスク影が原因で、位相差膜にピンホールのような欠陥が現れることがある。しかし、位相差膜は透明であるため、通常のカラーフィルタ欠陥検査方法では位相差膜を可視化できない。すなわち、位相差膜に欠陥部が存在しても、画像上では輝度値などの異常として現れないため、欠陥が検出できない。
しかしながら製品の歩留まりを向上させるためには、カラーフィルタへの位相差膜の形成直後すぐに位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出し、不良箇所のあるカラーフィルタ基板が下流工程に流れることを防止可能な検査方法が必要不可欠である。
特開2007−332260号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、位相差膜を有するカラーフィルタにおける位相差膜欠陥を検出する方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の請求項1においては、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査装置であって、
前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタと、
前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源と、
前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段と、
前記撮像手段が取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理手段と、
を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置としたものである。
また、本発明の請求項2においては、前記第1および第2の偏光フィルタのうち、片方は固定し、もう片方に面内回転機構を取り付けることにより、前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタの間の偏光光軸方向の調節を可能としたことを特徴とする請求項1記載の位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置としたものである。
また、本発明の請求項3においては、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査装置であって、
前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタと、
前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源と、
前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段と、
前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタおよび第4の偏光フィルタと、
前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源と、
前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段と、
前記第1の撮像手段および第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理手段とを有し、
前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置としたものである。
また、本発明の請求項4においては、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査方法であって、
前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタを配置し、
前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源から前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射段階と、
前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段により前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
前記撮像段階で取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階と、
を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法としたものである。
また、本発明の請求項5においては、請求項4記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法において、
前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第1の撮像段階と、
前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第2の撮像段階と、
前記第1および第2の撮像段階で取得した画像データそれぞれに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階と、
を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法としたものである。
また、本発明の請求項6においては、請求項5記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理段階において、
前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および無位相差領域上の異物を検出し、
前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および位相差膜上の異物を検出することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法としたものである。
また、本発明の請求項7においては、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査方法であって、
前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタを配置し、
前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射段階と、
前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタおよび第4の偏光フィルタを配置し、
前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射段階と、
前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
前記第1の撮像手段および第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階とを有し、
前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法としたものである。
また、本発明の請求項8においては、請求項7記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理段階において、
偏光光軸方向が互いに平行な状態である前記第1および第2の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および無位相差領域上の異物を検出し、
偏光光軸方向が互いに垂直な状態である前記第3および第4の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および位相差膜上の異物を検出することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基盤の検査方法としたものである。
また、本発明の請求項9においては、請求項4記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法において、
前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに35°〜55°の角度をなす状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
前記撮像段階で取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階と、
を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法としたものである。
本発明の請求項1〜3のいずれかの装置を利用し、請求項4〜9のいずれかの方法による検査を実施することよって、カラーフィルタへの位相差膜の形成のすぐ後に、位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出することができ、不良な基板が下流工程に流されることを防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の実施形態である位相差膜を有するカラーフィルタの位相差膜欠陥検査装置の概略構成を示したものである。
検査対象である位相差膜を有するカラーフィルタ基板3の両側に、基板3と平行にそれぞれ直線偏光の偏光フィルタ2、4を互いに対向するように配置する。偏光フィルタ4の外側には透過照明5を配置し、偏光フィルタ2の外側にはイメージセンサ1を配置する。イメージセンサ1と画像処理部6は信号線で結ぶ。
透過照明5から照射された照明光は偏光フィルタ4によって直線偏光になり、その後、カラーフィルタ基板3のインセル位相差膜内にある位相差領域では楕円偏光に変換し、カラーフィルタ基板3を透過する。カラーフィルタ基板3を透過した照明光は、偏光フィルタ2によって再び直線偏光になり、イメージセンサ1により受光される。
このようにして、偏光フィルタ2、カラーフィルタ基板3、偏光フィルタ4を透過してきた光を、イメージセンサ1は画像データとして取得する。イメージセンサ1で取得した画像データは信号線を通して画像処理部6に送り、所定の画像処理を行い、欠陥を検出する。
検査対象である位相差膜を有するカラーフィルタ基板3の構造は、図6に示したようなもので、図6の〔a〕は上面図、〔b〕は断面図である。透明なガラス基板306の上にブラックマトリクス301が形成され、その上に透明な配向膜302が塗布されている。さらにその上に透明な位相差膜303が塗布されているが、位相差の異なる2つの領域304と305に分かれて塗布されている。
位相差領域304は直線偏光を、楕円偏光に変換するが、領域305は無位相差領域なので、直線偏光を楕円偏光に変換しない。
位相差領域304にはピンホール7と異物8、領域305には異物9が存在すると仮定する。なお、領域305は無位相差領域であるため、ピンホール欠陥が存在しても、カラーフィルタの品質に影響がない。従って、無位相差領域にあるピンホール欠陥は、ここでは検査の対象にしない。
イメージセンサ1としては、CCDやCMOSなどの素子を使用したカメラを用いることが可能である。またエリアセンサカメラとラインセンサカメラのどちらを使用するかは適宜選択可能であるが、透過照明5や図示せぬ搬送手段との組み合わせの考慮が必要である。
透過照明5は、一様な明るさの平行光を、偏光フィルタ4を介してカラーフィルタ基板3のイメージセンサ1の撮像領域に照射する照明光源で、例えば伝送ライトが用いられる。照射する光は白色光が好ましいが、可視域にスペクトルを有する光であればよい。
イメージセンサ1がエリアセンサである場合、搬送手段はカラーフィルタ基板3の搬送と停止を繰り返す。すなわち、エリアセンサがカラーフィルタ基板3停止時に所定の撮像領域を撮像したら、搬送手段はその次の撮像対象領域がエリアセンサの撮像位置に来るように搬送を行なう。このような動作が適宜回数繰り返される。後述のように同じ撮像領域を偏光フィルタの偏光方向を変えて2回撮像する場合は、カラーフィルタ基板3停止時に偏光フィルタ2または4の偏光方向を調整した上で2回撮像するようにすればよい。
イメージセンサ1がラインセンサである場合、ラインセンサの1ライン分の撮像に同期して搬送手段がカラーフィルタ基板3の搬送を行なうという動作を繰り返して2次元的な画像を得るようにすれば良い。また、同じ撮像領域を偏光フィルタの偏光方向を変えて2回撮像する場合は、1回目の撮像後にカラーフィルタ基板3をいったん撮像開始位置まで戻して偏光フィルタ2または4の偏光方向を調整した上で2回目の撮像を行うようにすればよい。
イメージセンサ1と透過照明5は基板3を挟んで対向するように配置されているが、基板3の各面はどちら向きであってもよい。すなわち、イメージセンサ1が位相差膜303のある側で透過照明5がガラス基板306の側に配置されていてもよいし、その逆でイメージセンサ1がガラス基板306の側で透過照明5が位相差膜303のある側に配置されていてもよいし、どちらでもかまわない。
なお、本発明の欠陥検査装置および欠陥検査方法が検査対象とするカラーフィルタ基板は、位相差膜303の上に着色層(RGBの各画素が形成されている層)を形成する構成となっているもので、検査を行なうのは位相差膜303の形成後で着色層の形成前である。
画像データを取得するときの手順について、以下で説明する。図2に模式的に示したように、まず、2枚の偏光フィルタ2および4を、その偏光光軸方向が互いに平行になるような向きに配置して、イメージセンサ1により画像を取得する。このとき、偏光フィルタ4を通ってくる直線偏光は、位相差膜303の位相差領域304においては、楕円偏光に変換されるため、偏光フィルタ2を通過できないが、領域305においては、直線偏光のままであるため、偏光フィルタ2を通過することができる。
カラーフィルタ基板3の位相差膜303の位相差領域304にピンホール7欠陥、異物8、領域305に異物9がある場合、位相差領域304においては、ピンホール7欠陥のない部分を透過する直線偏光は楕円偏光に変換されるが、ピンホール7欠陥部分を透過する直線偏光は、直線偏光のまま通過する。また、異物8のある部分は、異物8によって遮光される。領域305は、無位相差領域であるため、異物のない部分を透過する直線偏光をそのまま通すが、異物9がある部分は遮光される。
従って、イメージセンサ1で受光して得られる画像データにおいて、欠陥と異物がある部分は正常な部分の輝度値は異なり、ピンホール7欠陥部分は周囲より明るく見え、異物9部分は周囲より暗く見えてくることになる。このような画像データに対して、画像処理部6で適当な閾値で2値化し所定のカラーフィルタ欠陥検査方法の比較処理を用いて処理を行えば、図7のように位相差膜中のピンホール7、位相差膜上の異物9が可視化でき、検出できる。一方、異物8の部分は、位相差領域304の欠陥のない部分と同様に遮光状態で、周囲と区別がつかないためこのときは検出されない。
ここで、画像処理部6で行なう2値化の際の閾値は、位相差領域304と無位相差領域305で異なる値を設定しておく必要がある。また、比較処理とは、カラーフィルタのようなパターン付きの基板の欠陥検査において、パターンピッチの整数倍の距離を移動したところにある正常箇所における画像データと輝度値を比較するというもので、周知の処理方法である。
次に、図3に模式的に示したように、2枚の偏光フィルタ2および4を、その偏光光軸方向が互いに垂直になるような向きに配置して、イメージセンサ1により画像を取得する。このとき、偏光フィルタ4を通ってくる直線偏光は、位相差膜303の位相差領域304においては、楕円偏光に変換されるため、偏光フィルタ2を通過できるが、領域305においては、直線偏光そのままであるため、偏光フィルタ2を通過することができない。
カラーフィルタ基板3の位相差膜303の位相差領域304にピンホール7欠陥、異物8、領域305に異物9がある場合、同じく位相差領域304においては、欠陥のない部分を透過する直線偏光は楕円偏光に変換されるが、ピンホール7欠陥部分を透過する直線偏光は直線偏光のまま通過する。また、異物8のある部分は、異物8によって遮光される。領域305は、無位相差領域であるため、直線偏光をそのまま通すが、異物9がある場所は遮光される。
従って、イメージセンサ1で受光して得られる画像データにおいて、欠陥や異物がある部分と正常な部分の輝度値は異なり、ピンホール7欠陥部分は周囲より暗く見え、異物8部分も周囲より暗く見えてくることになる。このような画像データに対して、画像処理部6で適当な閾値で2値化し所定のカラーフィルタ欠陥検査方法の比較処理を用いて処理を行えば、図8のように位相差膜中のピンホール7、位相差膜上の異物8を検出することが出来る。一方、異物9の部分は、領域305の異物のない部分と同様に遮光状態で、周囲との区別がつかないためこのときは検出されない。
このように2枚の偏光フィルタ2および4の偏光光軸方向を、互いに平行または垂直になるように配置して、カラーフィルタ基板3の画像データを2回取得すれば、位相差膜303のピンホール7、異物8、異物9が検出できる。
あるいは、図4のように2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の成す角度を35°〜55°程度とした状態で、画像データを取得しても良い。このとき、位相差領域304および無位相差領域305はともに、正常部においては、透過する光の一部分が偏光フィルタ2で遮光され、残りの一部分は偏光フィルタ2を通過する、半遮光状態となる。ここで、位相差領域304および無位相差領域305の正常部における遮光量が異なるように、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の成す角度を調節しておく。例えば図9には、位相差領域304の正常部が無位相差領域305の正常部よりも暗く見えるように調節した場合の画像の例を示す。
このとき、位相差領域304中のピンホール7欠陥は、周囲の正常部よりも多く光を通すので、周囲より明るく見え、また異物8部分は遮光されるので、周囲の正常部より暗く見え、可視化された状態となる。一方で、無位相差領域305にある異物9部分は遮光されるので、周囲の正常部よりも暗く見えて、可視化された状態となる。
この図9のような画像データに対して、画像処理部6で適当な閾値で2値化し所定のカラーフィルタ欠陥検査方法の比較処理を用いて処理を行えば、ピンホール7、異物8、異物9を全て検出することが出来る。この方法では、位相差の異なる2種類の領域304、305を同時に検査可能な図9のような画像を取得することが出来るという利点がある。
なお、位相差領域304の正常部が無位相差領域305の正常部よりも明るく見えるように、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の成す角度を調節して撮像した画像の場合でも、同様の処理によりピンホール7、異物8、異物9を検出することが可能である。
以上、図2および図3を用いて説明した画像データの取得手順においては、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の配置の順序は、どちらが先であってもかまわない。すなわち、先に、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が垂直な配置での画像データを取得し、後に偏光光軸方向が平行な配置での画像データを取得してもよい。
2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の調整は、片方の偏光フィルタは固定し、もう一方の偏光フィルタに面内回転機構を取り付け、偏光光軸方向が互いに平行、または垂直になるように配置することによって行なう。このとき、面内回転機構を取り付けるのは、どちらの偏光フィルタであってもよい。
あるいは、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の調整は、次のような方法でも可能である。すなわち、片方の偏光フィルタは前述の方法同様に固定しておくが、もう一方の偏光フィルタとして偏光光軸方向が平行のものと垂直なものを2枚用意しておき、取り替えてから撮像するというものである。偏光フィルタを取り替える機構としては、ターレット機構などを使用することが可能である。
また図5のように、あらかじめ2つの撮像光学系(1、2、4、5、および1’、2’、4’、5’)を用意し、それぞれの2枚の偏光フィルタの偏光光軸が互いに平行、および垂直になるように配置してもよい。すなわち図5において、例えば、偏光フィルタ2、4の偏光光軸を互いに平行な配置とし、偏光フィルタ2’、4’の偏光光軸が互いに垂直な配置とするなどすればよい。
なお、図5のように2つの撮像光学系を有する装置の場合、撮像手段1および1’は撮像対象領域の画像をそれぞれ取得する必要がある。しかし、2つの撮像光学系の配置の都合上、同じ領域を同時に撮像することは一般的にはできないので、検査対象であるカラーフィルタ3を搬送手段などにより移動するか、2つの撮像光学系を移動させる移動手段を用いるかして、それぞれの撮像光学系がともに撮像対象領域の画像を取得できるようにする必要がある。
このように2つの撮像光学系を有する検査装置の場合も、第1の撮像手段1および第2の撮像手段1’がそれぞれ撮像した画像データは、画像処理部6に送られる。画像処理部6は、これら送られてきた画像データそれぞれについて画像処理を行って欠陥の有無を調べ、検査対象のカラーフィルタ基板が良品か不良品かを判定し、判定結果を表示したり他の装置などに送信したりする。
以上のようにして、本発明の検査装置および検査方法は、カラーフィルタへの位相差膜形成のすぐ後に、位相差膜中の欠陥、位相差膜上の異物を検出することができ、不良な基板が下流工程に流されることを防ぐことができる。
本発明の実施形態である、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置の概略構成図。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行である場合を示した模式図。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直である場合を示した模式図。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が45°を成す場合を示した模式図。 本発明の別の実施形態で、撮像光学系を2つ有する検査装置の概略構成図。 位相差膜を有するカラーフィルタ基板の構造で(a)上面図、(b)断面図。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行時、得られる2値化後の画像の模式図。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直時、得られる2値化後の画像の模式図。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が所定角度を成す時、得られる画像の模式図。
符号の説明
1、1’…イメージセンサ
2、2’…イメージセンサ側の直線偏光フィルタ
3…位相差膜を有するカラーフィルタ
4、4’…透過照明側の直線偏光フィルタ
5、5’…透過照明
6…画像処理部
7…位相差領域304上のピンホール
8…位相差領域304上の異物
9…領域305上の異物
301…ブラックマトリクス
302…配向膜
303…位相差膜
304…直線偏光を、楕円偏光に変換する位相差領域
305…直線偏光の偏光状態を変えない無位相差領域
306…ガラス基板

Claims (9)

  1. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差上の異物を検出する検査装置であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタと、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源と、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段と、
    前記撮像手段が取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理手段と、
    を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置。
  2. 前記第1および第2の偏光フィルタのうち、片方は固定し、もう片方に面内回転機構を取り付けることにより、前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタの間の偏光光軸方向の調節を可能としたことを特徴とする請求項1記載の位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置。
  3. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査装置であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタと、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源と、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段と、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタおよび第4の偏光フィルタと、
    前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源と、
    前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段および第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理手段とを有し、
    前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査装置。
  4. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査方法であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタを配置し、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源から前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射段階と、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段により前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
    前記撮像段階で取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階と、
    を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法。
  5. 請求項4記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法において、
    前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第1の撮像段階と、
    前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第2の撮像段階と、
    前記第1および第2の撮像段階で取得した画像データそれぞれに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階と、
    を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法。
  6. 請求項5記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理段階において、
    前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥および無位相差領域上の異物を検出し、
    前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および位相差膜上の異物を検出することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法。
  7. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜中の欠陥と位相差膜上の異物を検出する検査方法であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタおよび第2の偏光フィルタを配置し、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射段階と、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタおよび第4の偏光フィルタを配置し、
    前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射段階と、
    前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
    前記第1の撮像手段および第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階とを有し、
    前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法。
  8. 請求項7記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理段階において、
    偏光光軸方向が互いに平行な状態である前記第1および第2の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および無位相差領域上の異物を検出し、
    偏光光軸方向が互いに垂直な状態である前記第3および第4の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域中のピンホール欠陥および位相差膜上の異物を検出することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基盤の検査方法。
  9. 請求項4記載の、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法において、
    前記第1および第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに35°〜55°の角度をなす状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像段階と、
    前記撮像段階で取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥と異物を検出する画像処理段階と、
    を有することを特徴とする、位相差膜を有するカラーフィルタ基板の検査方法。
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